【課題】荷重検出装置に対する被測定物の力の作用状態にかかわらず、安定した荷重検出が可能となる、圧電効果を利用した荷重検出装置を提供する。
【解決手段】電圧を印加することにより変形すると共に外部からの荷重により電荷を生じる圧電体ユニット１と、圧電体ユニット１に電圧を印加して圧電体ユニット１を振動させる駆動部３と、圧電体ユニット１に生じた電荷を検出する検出部４とを備え、圧電体ユニット１は少なくとも一つの圧力感知面１１を有し、該圧力感知面に作用する圧力を調整して圧電体ユニット１の振動を抑制する調整体２が設けられている荷重検出装置。 （もっと読む）

【課題】可撓性感圧体の分極を確実し、生産性や信頼性を向上することを目的とする。
【解決手段】芯電極１に周設された可撓性感圧体２と、前記可撓性感圧体２の全周に接触するように配置され、かつ導電材料からなる複数の玉鎖により構成された分極電極３と、前記芯電極１と分極電極３に接続された直流電圧発生手段７と、前記可撓性感圧体２を通路で移動させる移動手段５と、前記分極電極３を加熱する加熱手段４と、前記可撓性感圧体２に帯電した電荷を除去する帯電除去手段１３と、前記可撓性感圧体２に物理的応力を印加する応力印加手段８と、前記応力印加手段８の動作時に可撓性感圧体２から発生する出力を検出する出力検出手段９とからなる。これによって、可撓性感圧体２に均一に玉鎖を接触させることができるので全周囲から均一に満遍なく分極することが可能となる。 （もっと読む）

【課題】低温下での感度変化を抑制して、低温環境で使用されても安定した感度を確保し、複雑な回路やアルゴリズムを必要としない圧電素子を提供することを目的とする。
【解決手段】可撓性を有する有機高分子として、熱可塑性エラストマである塩素化ポリエチレン（ガラス転移点−２０〜−３０℃）に、さらに、前記熱可塑性エラストマよりも低いガラス転移点を有する有機高分子としてエチレンプロピレンゴム（ガラス転移点−５２℃）を加えた混合物を用い、これとチタン酸ビスマス・ナトリウムとチタン酸バリウムの固溶体である（Ｂｉ１／２Ｎａ１／２）０．８５Ｂａ０．１５ＴｉＯ３を加えて混練し、シート状の圧電素子を作製することにより、低温での発生電圧変化の小さい圧電素子をえることができた。 （もっと読む）

【課題】微小ドメインを有する圧電セラミックス粉末を、有機高分子と混練して圧電組成物感圧体を製造する場合、撓み感度を高く安定した特性を得ることを目的とする。
【解決手段】平均粒子径が２μmより大きく５０ｎｍ以下の微細ドメインを有する圧電セラミックス粉末３と、平均粒子径が２μm以下で被覆層を有する圧電セラミックス粉末粒子４とを併用して、可撓性を有する有機高分子５と混合してなる圧電組成物感圧体１で構成することにより圧電素子を構成する。その結果、特に撓み感度が高く特性バラツキが小さく、優れた信頼性を実現することができる。 （もっと読む）

【課題】外部から加わる圧力の微細な変動の検出が可能な検出回路、検出方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、トランスデューサに駆動信号を間欠的に供給して振動させて電圧信号を出力させ、駆動信号が供給されていない期間にトランスデューサから出力される電圧信号の減衰の度合いを検出し、この電気信号の減衰の度合いに基づき外部から供給されるトランスデューサ与えられた圧力の変化を検出する。 （もっと読む）

【課題】圧電ケーブルにかかる加圧状態、例えば衝撃による加圧や手で押す加圧の状態に拘わらず検知手段の出力を同じにできるようにして検知の信頼性を高めることを目的とする。
【解決手段】電荷を発生する圧電体層の内側に中心電極３を、外側に外側電極４をそれぞれ配置して構成した圧電ケーブルと、前記圧電ケーブルの中心電極３と外側電極４間に接続されて電荷を増幅する電荷増幅手段１０とを具備し、前記電荷増幅手段１０の出力側にハイカットフィルター手段１４を接続したことにより、圧電ケーブルと電荷増幅手段１０で構成されるローカットフィルター１４の周波数特性で加圧による発生電圧が減衰される周波数領域をハイカットフィルター手段１４で増加させ、衝撃力や手で軽く押す等の圧電ケーブルの加圧のかかり方にかかわらず、圧電ケーブルの検知手段の出力を一定にする事ができる。 （もっと読む）

【課題】圧電ケーブルの長さに関係なく確実な検知を行うことを目的とする。
【解決手段】電荷を発生する圧電体層の内側に中心電極３を、外側に外側電極４をそれぞれ配置して構成した圧電ケーブル１，１２と、前記圧電ケーブル１，１２の中心電極３と外側電極４との間に接続されて電荷を増幅する電荷増幅手段６とを具備し、前記圧電ケーブル１，１２にはケーブル延長接続手段７，１３を設け、電荷増幅手段６を介して圧電ケーブル１，１２の長さが長くなっても検知できるようにし、しかも接続手段７，１３で簡単に圧電ケーブル１，１２を延長することが出来る。 （もっと読む）

【課題】設置スペースを小さくして使い勝手の向上を図った感圧装置を提供することを目的とする。
【解決手段】可撓性をもつ感圧手段１と、この感圧手段１の被覆層５とを有し、前記被覆層５には屈曲作用の支点となる凸部６を設けた。感圧手段１は、例えば、内側電極２、感圧部材３、これら内側電極２、感圧部材３を囲う外側電極４、前記外側電極４の周囲を覆う被覆層５により構成され、この被覆層５に凸部６を螺旋状に設ける。これによって、感度を向上させるための部材を別途設置する必要がなく、設置性のよいものが得られ、加えて、可撓性をもつため自在に屈曲させて所望の場所に設置することができる。 （もっと読む）

【課題】可撓性感圧体の移動スピードを向上し、生産性を向上できるとともに、摩擦による可撓性感圧体のこすれで生じる欠陥を防止して安定して分極することを目的とする。
【解決手段】芯電極１に周設された可撓性感圧体２と、前記可撓性感圧体２の通路を有するコイル形状の分極電極３と、前記分極電極３に接続された直流電圧発生手段７と、前記可撓性感圧体２を前記通路で移動させる移動手段５と、前記分極電極５を加熱する加熱手段と、前記可撓性感圧体２に帯電した電荷を除去する耐電除去手段１３と、前記可撓性感圧体２に物理的応力を印加する応力印加手段８と、前記応力印加手段８動作時に可撓性感圧体２から発生する出力を検出する出力検出手段とから構成したものである。 （もっと読む）

【課題】歩留まりが高く、機械的な負荷に対する耐久性が高い圧電センサを実現する。
【解決手段】本発明の圧電センサ１０は、基板１上に下部電極２、圧電体薄膜３および上部電極４を設ける構造において、圧電体薄膜３と上部電極４との間に空隙層６をさらに設けた構成である。空隙層６を設けることにより、圧電体薄膜３の製造時に欠損があったり疲労亀裂が発生した場合にも、下部電極２と上部電極４とが短絡しにくくなる。したがって、圧電センサの歩留まりおよび耐久性が向上する。 （もっと読む）