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国際特許分類[G01M1/22]の内容

国際特許分類[G01M1/22]に分類される特許

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【課題】
回転体の回転が変化しても、常に、その回転の一次周波数成分のスペクトルを従来より高精度に求めることができる、回転体のアンバランス量測定装置を提供する。
【解決手段】
回転体30の回転振動を検出して得た振動信号を、A/D変換してデジタル振動信号を生成する。回転体30の回転数信号の周波数fに同期した基準信号を、A/D変換してデジタル基準信号を生成する。回転数信号の周波数fを逓倍比mで逓倍して逓倍回転数信号を生成し、所望の標本化周波数fsが得られるように分周比dを適切に設定し、逓倍回転数信号を分周する。デジタル・トラッキング・フィルタにより、標本化周波数fsを用いてデジタル振動信号とデジタル基準信号に対して、回転数信号の周波数fとその近傍の成分を選択的に透過させ、デジタル・トラッキング・フィルタを透過した成分のデータに対してFFT演算を行う。 (もっと読む)


【課題】高速回転状態での振れまわり測定を行うことなく、波形振幅値を用いて振れまわりを容易に推定することができる振れまわり推定方法の提供。
【解決手段】磁気浮上式真空ポンプの振れまわり推定方法は、ロータ30を目標浮上位置に磁気浮上させる磁気浮上工程と、目標浮上位置に磁気浮上しているロータ30を複数の回転位置に順に停止させ、各停止時における2対の電磁石の電流をそれぞれ計測する電流計測工程と、2対の電磁石の少なくとも一方の対に関して、対を成す電磁石の電流の差分を複数の回転位置の各々について算出する差分算出工程と、ロータ30が一回転する間の差分の変化の振幅値を算出する振幅値算出工程と、予め得られている振れまわり量と振幅値との相関関係および振幅値算出工程で算出された振幅値に基づいて、ロータ30の振れまわり量を推定する推定工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】振動特性を計測する前に回転機械ごとの固有値(固有周期または固有振動数)を自動で計測することができる回転機械の振動特性計測装置を提供する。
【解決手段】回転機械の振動特性計測装置1は、マウント4に取り付けられた回転機械6を打撃しその打撃による回転機械6の振動から回転機械6の固有値を計測する固有値計測装置14を備える。 (もっと読む)


【課題】アンバランス量を精度良く算出することができる回転体のアンバランス算出方法及び装置を提供する。
【解決手段】所定範囲の回転数領域で回転数毎に影響係数F(N)を求め、回転する回転体7の回転角度及び振動を検出して回転数毎の振動データV(N)を算出し、回転数毎の振動データV(N)と、それぞれの回転数に対応した影響係数F(N)とに基づいて、回転数毎のアンバランス量U(N)を算出し、得られた回転数毎のアンバランス量U(N)を平均化して、回転体7のアンバランス量Uを算出する。 (もっと読む)


【課題】歯科用ハンドピースのデンタルタービンなどの小型回転体の質量アンバランスの測定を校正おもり等を使うことなく高精度に測定する。
【解決手段】質量アンバランスによる遠心力を柔構造のたわみ量に変換して、その大きさと位相を算出する。回転体1の回転中における弾性はり4の振動を変位センサ5により、また回転位置を回転センサ6により非接触で検出し、それぞれの検出値を特定の手段により演算して、アンバランスの大きさと位相を算出する。 (もっと読む)


【課題】回転体のロータの振動位相計測を効率良く行うことができる振動計測システムを提供することである。
【解決手段】ロータの回転振動変位を振動波形信号として検出する振動センサと、ロータの回転を回転パルス信号として検出する回転検出器と、前記振動センサで検出された振動波形信号及び回転検出器で検出された回転パルス信号に基づいてロータのアンバランス成分を検出する振動位相検出装置と、前記回転検出器で検出した回転パルス信号を無線で前記振動位相検出装置に伝送する無線伝送ユニットとを備え、振動位相検出装置は回転検出器からの回転パルス信号の伝送遅れを補正して振動位相を求める。 (もっと読む)


【課題】水平モーメントである静アンバランスに、回転モーメントである偶アンバランスを組み合わせた回転体の振動検出方法を提供する。
【解決手段】装置に内蔵される回転体の回転時の振動量を、バランシングマシンとこれに接続する制御装置によって検出する方法であって、バランシングマシンから、回転体の静アンバランスと偶アンバランスのデータを読み取り、回転体を組み込む装置における固有の、静アンバランスに対する第1の振動伝達係数と、偶アンバランスに対する第2の振動伝達係数をそれぞれ算出し、回転体の装置への振動伝達部における、静アンバランスに第1の振動伝達係数を乗算した値に、偶アンバランスに第2の振動伝達係数を乗算した値を加算した値の絶対値を算出し、これを回転体の装置への伝達振動量として検出することを特徴とする回転体の振動検出方法である。 (もっと読む)


【課題】エンジンアッシのアンバランス測定に際し、簡易な構成により、エンジンアッシの内部の温度状況や測定中における温度変化にかかわらず、精度良く正確な測定を行うことができ、エンジンアッシの状態や環境に応じたアンバランスの測定を行うことができるエンジンアッシのアンバランス測定方法を提供すること。
【解決手段】振動架台2上に載置したエンジンアッシ1を所定の回転数で回転させることによりエンジンアッシ1に生じる振動を振動ピックアップ3によって検出し、検出した振動を用いて、予め導出され設定されるアンバランスと振動との関係式に基づいてアンバランスを測定する方法において、前記関係式を、エンジンアッシ1のオイル温度毎に導出し、これら関係式を各オイル温度に対応させて設定する一方、前記振動の検出にともない、エンジンアッシ1のオイル温度を検出し、検出したオイル温度に対応する関係式に基づいてアンバランスを測定する。 (もっと読む)


【課題】効率的かつ安価に、測定されるエンジンアッシのアンバランスについて、各エンジンにおける位相を基準として履歴化すること。
【解決手段】設備の位相と基準位相を一致させた位相差算出用エンジンアッシを回転させ、このエンジンアッシの位相を検出するとともに、設備の位相に対して所定の位相差を有するエンコーダ40の位相を検出し、各検出した位相から前記所定の位相差を導出する一方、任意のエンジンアッシ1のアンバランス測定にともない検出されるエンコーダ40の位相とエンジンアッシ1の位相とから、エンコーダ40とエンジンアッシ1との位相差である第一の位相差を算出し、第一の位相差と前記所定の位相差とから、設備の位相とエンジンアッシ1の位相との位相差である第二の位相差を算出し、第二の位相差を用いて設備の位相を基準として測定したエンジンアッシ1のアンバランスをエンジンアッシ1の位相を基準とするものに変換する。 (もっと読む)


本発明は、部材軸受系に生じる不平衡の検出及び定量評価方法に関し、ころがり軸受(1)に設けられて圧縮力に関係して電気抵抗を変化する測定ブリッジ(6,7,8,9)のセンサにより、軸受(1)に作用する静的及び動的な力(Fs,Fu)が検出され、両方の力に共通な周期的測定信号の形で、分析のためコンピュータへ供給される。測定信号を分析するため、この測定信号から、不平衡により生じる変調周波数の得られる平均値、及び得られるその平均分散が求められる。続いてこの分散が所定の分散閾値と比較され、この閾値の超過が軸受における重大な不平衡として評価される。
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