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国際特許分類[G01N29/38]の内容

国際特許分類[G01N29/38]に分類される特許

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【課題】被探傷材の端部の未探傷領域を容易に少なくすることができる超音波斜角探傷方法を提供する。
【解決手段】超音波斜角探傷方法は、探傷ゲートを予め設定する探傷ゲート設定ステップと、超音波探触子から鋼管の端面までの距離を計測する端面距離計測ステップと、超音波探触子2が送信した超音波が、鋼管の厚み方向の内面、外面、端面、内面の順である第1伝搬経路等の順に反射した後、超音波探触子に受信されるか否かを判断する第1判断ステップと、第1判断ステップにおいて超音波が超音波探触子に受信されると判断したときは、超音波が第1伝搬経路等の順に反射した後に超音波探触子に受信されるまでの時間である端面反射伝搬時間を算出し、探傷ゲート設定ステップで設定された探傷ゲートの終了時点を、超音波の送信時点を起点として端面反射伝搬時間が経過する時点に変更する探傷ゲート変更ステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】超音波検査システムにおいて、表板部材と裏板部材とこれらの間に配置される接合部とを含む複合部材について、表板部材側からのみしか超音波探触子を取り付けられなくても検査を行うことを可能とすることである。
【解決手段】超音波検査システム10は、レーザ駆動装置12、表板部材62の表面にレーザ光を走査させるガルバノミラー14、表板部材62から見て裏板部材64が露出している箇所に配置される超音波探触子16,18、制御装置30等を含んで構成される。制御装置30は、レーザ光走査タイミングと各超音波探触子16,18が受信した検出信号とを対応付け、被試験部材60における超音波振動分布を2次元面に画像化する個別画像化処理部36と、同一位置における複数の画像データを和演算または積演算してその位置の強調処理データとする強調画像化処理部38を含む。 (もっと読む)


【課題】振動波のピークの誤検出を補正し高い信頼性をもって高精度に損傷長を測定する。
【解決手段】振動子3で発振され部材1,2からなる被測定物を伝播する振動を3つのセンサ4,5,6でそれぞれ検出する。計測装置7でその振動波を解析し、最大ピークの到達時間を測定する。予め測定した損傷の無い被測定物についての最大ピークの到達時間を記録しておき、これとの差分(最大ピークの遅延時間)に基づき損傷長を算出する。本発明においては、距離の決まっている2つの振動検知センサ間を波が伝播する時間は一定であることを利用して、2つのセンサ間の到達時間差が2つの振動検知センサ間の振動伝播時間を含めて定められる基準範囲に入るか否かにより正誤判断する。誤りと判断した場合、誤った波が本来捉えるべき波に比較して遅れることを利用して、最大ピークより先に到達した所定振幅以上のピークを検出してこれに置き換えて損傷長を計算する。 (もっと読む)


【課題】軸受の異常の検出精度を向上させる。
【解決手段】軸受の異常検出装置200は、アコースティックエミッションを検出する。
AE検出部210と、AE検出部210によって検出された信号に対して窓関数を設定する窓関数設定部220と、窓関数設定部220によって設定された窓関数によって規定される窓に含まれる信号波形のエネルギを算出するエネルギー算出部230と、エネルギーの積算値の最大値を特定する最大値決定部240と、窓関数を時間軸方向に移動させる窓移動部250と、軸受の異常を検出するために予め設定された基準値記憶部260と、当該最大値と当該基準値とを比較することにより、軸受に異常が発生しているか否かを判定する判定部270と、判定結果を出力する出力部280とを備える。 (もっと読む)


【課題】表面基準を設定する際の表面エコー信号に対するレベル設定の作業を不要とし、作業性を向上させる。
【解決手段】水11に浸漬された被検体12との間で水を介して超音波を送受信する複数の超音波振動子14を列状に配列してなるアレイプローブ16と、複数の超音波振動子のそれぞれの受波信号に遅延処理を行った反射エコー信号のうち、被検体のアレイプローブ側表面で反射した表面エコー信号に基づいて表面基準を設定するインターフェース設定手段32,34,36と、波形合成回路28で加算した合成信号のうち、表面基準から所定時間遅れた位置に評価ゲート設定回路30により設定された評価ゲートの検出信号に基づく画像を生成するPC24とを備え、インターフェース設定手段は、複数の超音波振動子のうち、列の中央部の超音波振動子の表面エコー信号に基づいて表面基準を設定する。 (もっと読む)


【課題】超音波探触子の走査平面に被検体表面が平行でなく、かつ微小な凸凹があっても、ゲート位置を設定するトリガ区間の設定方法により高品質なCスコープ像を得る。
【解決手段】被検体5表面に超音波探触子4の原点(z0)から焦点を結ぶ超音波探触子4の高さz1に合わせる(ステップ1)。この高さz1にて、Aスコープ像の表面エコーにトリガ位置,幅,レベル、および走査エリア,ピッチを設定し走査する。走査ピッチごとに超音波を送受信し、トリガ区間内で表面エコーがトリガレベルを超えた時刻を表面エコー発生時刻保存メモリに記録(ステップ2)。被検体5内部に超音波探触子4の焦点を合わせ、トリガ位置,幅,レベルと、ゲート位置,幅を設定(ステップ3)。表面エコーの発生時刻は、記録した表面エコー発生時刻と、超音波探触子4と被検体5表面までの距離の変化量から予測し、トリガ位置を変更、走査してCスコープ像を得る(ステップ4)。 (もっと読む)


【課題】内面フィン付き管の内面形状が管周方向に不均一な場合であっても、管内面谷底部の管軸方向の微小な欠陥を確実に検出可能な超音波探傷方法及び装置を提供する。
【解決手段】超音波探傷装置10の超音波探傷器2は、超音波探触子1から出力される探傷信号に対して、反射エコーを検出するための第1の探傷ゲート及び第2の探傷ゲートをそれぞれ位置調整可能に設定する探傷ゲート設定部21と、各探傷ゲート内の反射エコーをそれぞれ所定のしきい値と比較し、双方の探傷ゲート内でしきい値以上の高さを有する反射エコーを検出した場合にのみ、第2の探傷ゲート内で検出した反射エコーを欠陥エコーであると判定する欠陥判定部22とを備える。そして、欠陥Kからの欠陥エコーの高さがほぼ最大となる探傷位置で、第1の探傷ゲート内で管の形状エコーを検出し、第2の探傷ゲート内で欠陥エコーを検出し得るように、各探傷ゲートの位置を調整する。 (もっと読む)


【課題】 走行する鋼板の内部欠陥を正確にかつ迅速に、しかも内部欠陥が板厚中心面に対してどちら側に存在するのかも検出することが可能な超音波探傷装置を提供する。
【解決手段】 欠陥に基づく反射波信号を検出する際に、2種類の欠陥検出ゲートを設け、しきい値を超える前記欠陥に基づく反射波信号を検出したゲート数を求め、欠陥が板厚中心面に対してどちら側の鋼板内に存在するのかの判別を可能にした。 (もっと読む)


【課題】超音波探傷装置において欠陥エコー波の受信増幅器の個数が制御要素の数により規定されずに済む利得制御技術を提供する。
【解決手段】
ゲイン分配出力回路52は、メインゲインを最大ゲインまで可変ゲインアンプ51A側に割り振る。足りない分は可変ゲインアンプ51Bに割り振る。BEAモードの場合、BEAレジスタ55からBEAゲインを読み出す。BEA制御電圧発生回路56はゲート期間について制御電圧56−1を発生する。加算器54Aが52Bに56−1を加算する。TGCモードの場合、TGCレジスタ57から各種データを読み出す。TGC制御電圧発生回路58は制御電圧58−1を演算生成する。加算器54Bが54A−1に58−1を加算する。制御電圧52A,54B−1により可変ゲインアンプ51A,51Bのゲインが制御される。 (もっと読む)


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