説明

国際特許分類[G21C15/16]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 炉心を有する圧力容器内の冷却系;特定の冷却材の選択 (522) | 気液分離手段を含むもの (55)

国際特許分類[G21C15/16]に分類される特許

31 - 40 / 55


【課題】高い気水分離性能を維持しつつ圧力損失の低減を可能とする気水分離器を提供すること、この気水分離器を備え、原子炉出力及び経済性を向上させた沸騰水型原子炉の提供すること。
【解決手段】第1段気水分離部3の上方に少なくとも第2段気水分離部4を接続して多段構成とした気水分離器において、ディヒューザ6又は第1段内筒7に備えられるスワラー12として、棒状に形成され、第1段内筒7の中心に配置されるハブ9と、第1段内筒7の内部を流れる気液混合流の外周部分に遠心力を与える第1旋回羽根8と、内周部分に遠心力を与える第2旋回羽根10とを備え、第2旋回羽根10は、第1旋回羽根8が気液混合流に与える遠心力よりも大きな遠心力を気液混合流に与えるように構成されたものを用いた。 (もっと読む)


【課題】波板とこれに取り付けられる補助板とからなる液膜排出流路の開口部製作精度が高く、設計要求値の出口湿分を確保可能な蒸気乾燥器を提供する。
【解決手段】蒸気乾燥器内に、幅方向に複数段の屈曲部が形成された複数枚の波板6と、各波板6の表裏両面に取り付けられた複数枚の補助板21とからなる液膜排出流路を備える。補助板21は、その長辺側の面に開口22が設けられており、その開口22を蒸気流の上流側に向けて、幅方向の両端部が波板6の屈曲部に固定される。これにより、波板6と補助板21との間に、開口22と連通する液膜排出流路7を形成する。
【効果】蒸気乾燥器に求められるブレークスルー特性を確保できる。組立時の作業効率を改善できる。 (もっと読む)


【課題】キャリーアンダー性能を広範囲な運転条件下で改善可能な気水分離器を提供する。
【解決手段】第1ピックオフリング5aの内径を従来よりも大きくし、第2内筒3bの入口部にラッパー管20を設ける。第1ピックオフリング径を大きくすることで第1排水流路8aに流れ込む排水量を減らすことができ、第1排水流路8aから排出される蒸気量も抑制される。また、第2内筒3bの入口部に設けたラッパー管により、第1ピックオフリング5aをオーバーフローした液膜は第2内筒3b内壁に誘導され、管中央を流れる気液二相流(主に蒸気)は流路が狭まることにより旋回の度合いが大きくなることが期待できる。本発明での気水分離器構造により、第1排水流路8aからの排水量を減らし、第2排水流路8bからの排水量を増やすことができ、キャリーオーバー性能を悪化させること無く、キャリーアンダーを改善することができる。 (もっと読む)


【課題】原子炉の出力レベルを増加させると蒸気の流量が増加することにより、蒸気の速度が突破速度を超えることが起こり得る。突破速度を超えた領域では、乾燥器が湿り水滴を蒸気から除去しなくなる。したがって蒸気流量が増加しても、湿り水滴が除去される乾燥器を提供する。
【解決手段】蒸気乾燥器2は、複数の蒸気乾燥器バンク6を備える。各蒸気乾燥器バンク6は、フード16と、分離ベーンと、フード16に連結されて蒸気の流れを受けるように構成された空間を形成する穿孔板14とを備える。各乾燥器バンク6は閉ループを形成する。 (もっと読む)


【課題】キャリーアンダーをさらに低減することができる気水分離器を提供する。
【解決手段】気水分離器6は、スタンドパイプ7、ディフューザ8、スワラ9、三段の気水分離部10a〜10cを有する。ディフューザ8はスタンドパイプ7の上端に、スワラ9がディフューザ8内に設置される。内筒11aがディフューザ8の上端に、ピックオフリング13aが内筒11aの上端にそれぞれ取り付けられる。内筒11aとの間に排水通路15aを形成する外筒12aは、ピックオフリング13aに設置される。排水通路15aの下端部に形成された気泡回収室22が区画部材21と外筒12aの間に形成される。外筒12aより下方に位置する環状プレート20が管路22の外面に取り付けられる。排出口18aは環状プレート20と外筒12aの下端の間に形成される。曲がり部25を流れる水から分離された気泡は気泡回収室22に回収される。 (もっと読む)


【課題】
耐震性を向上し、地震発生時にも機器と床面を損傷させない気水分離器の仮置き架台を提供する。
【解決手段】
気水分離器2の仮置き架台1は、気水分離器と一体で取り扱われるシュラウドヘッド25の耐震ピン用穴28に挿入する横ずれ防止ピン15と、シュラウドヘッド25に設けられたガイドブロック27の溝穴に嵌合する位置決めガイドピン141,142とを有し、また、前記位置決めガイドピン141,142は、シュラウドヘッド25に取り付けられたシュラウドヘッドボルト21がシュラウドヘッドフランジ26下端から突き出している長さよりも長くなっていうえ、前記位置決めガイドピン141,142のうち1本が、他の位置決めガイドピンより長くなっている。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型原子炉においては気水分離器と蒸気乾燥器によって湿り蒸気中の湿分除
去を行っているが、信頼性・メンテナンス性の要求から構造の簡素化が求められ、特に蒸
気乾燥器は振動によるトラブルが報告されている。
【解決手段】蒸気乾燥器を排除し、従来の気水分離器に延長バレル25を追加した気水分
離器21を設置する。従来の気水分離器21では、小さい液滴は遠心力が小さく気水分離
器21内壁に付着する前に気水分離器21を通過してしまったが、追加された延長バレル
25では上昇する間に上昇速度が低下するため、気水分離器21を通過するのに要する時
間が長くなり、小さい遠心力であっても延長バレル25内壁に付着し、ピックオフリング
26によって排出される。また、延長バレル25を上昇しきれずに途中で落下し、最終的
には延長バレル25内壁に付着する場合もある。 (もっと読む)


【課題】旋回機構により長いスペースをとることにより、低圧損化および高性能化を実現する。
【解決手段】スタンドパイプ25出口に旋回機構32をつけるとともに、入口部を伸ばしてそこに旋回機構33を設け旋回流を流し込むことにより低圧損化を図る。スタンドパイプ25に縦スリット25aをあけてここからも水を排出して分離容量の増加を図る。内蔵型CRDを採用した場合、複数体の燃料集合体の上部にチムニー15を設け、これと上記気水分離器16を直結し、内蔵型CRDはスタンドパイプの間に収納しFIVを避ける。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器の高さを低減することができる気水分離器を提供する。
【解決手段】気水分離器6は、スタンドパイプ7の上端部にスワラ11を内蔵するディフューザ10が取り付けられ、ディフューザ10に三段の気水分離部21a,21b,21cが順次設置される。各気水分離部は、内筒12の外側を外筒13で取り囲み、外筒13の上端にピックオフリング14を取り付けている。内筒12とピックオフリング14の間にギャップ15が形成されている。複数の液膜排出機構8がスタンドパイプ7に周方向に間隔を置いて設置される。液膜排出機構8は、スタンドパイプ7の内面よりも内側に突出している。スタンドパイプ7の内面に沿って上昇する液膜は、液膜排出機構8によって分離され、スタンドパイプ7に形成された開口9を通ってスタンドパイプ7の外部に排出される。 (もっと読む)


【課題】
原子力プラントの圧力容器の蒸気ドーム内の圧力脈動を高い精度で評価し、圧力容器内のドライヤの健全性確認を正確に行い、原子力プラントの安全性を向上させる。
【解決手段】
沸騰水型原子炉の圧力容器の上部に装備された蒸気ドーム1に接続した流れの無い配管5、例えば計測用配管に、圧力センサ7を配管5の長さ方向に距離を隔てて複数箇所設置して、それらの圧力センサ7からのセンサ結果を基に蒸気ドーム1内の圧力脈動をその配管5内を通じて蒸気の流れに影響されることなく精度良く評価し、その評価をドライヤの健全性を評価するベースに用いる。 (もっと読む)


31 - 40 / 55