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国際特許分類[H01B12/08]の内容

国際特許分類[H01B12/08]に分類される特許

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【課題】NbAl超電導多芯線材の製造工程において、高いJc特性(輸送臨界電流密度特性)を損なわずに伸線加工時の断線を抑制して長尺化することにある。
【解決手段】NbAl化合物超電導多芯線材の中心には、1本又は複数本の中心金属線材としての中心ダミー材9が配置され、中心ダミー材9の外周は中心ダミー材9とは異なる材料で構成された金属緩衝層10によって被覆されおり。中心ダミー材9の外周には、NbとAl又はこれらの合金からなる複数本の超電導線材としてのシングル線材6が配置され、複数本のシングル線材6の外周が金属被覆層としての金属シース材12によって被覆されることで構成される。 (もっと読む)


【課題】断熱管の端部を切断しても断熱管全長に亘って真空状態が破壊されることがなく、長さ調整が可能な超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル101は、ケーブルコア1と、このケーブルコア1を収納する断熱管2とを備える。断熱管2は、内管21bと外管22bとを有する二重管構造の基部2bと、基部2bの端部に延設され、延長内管21aと延長外管22aとの二重管からなる長さ調整部2aとを備える。基部2bと長さ調整部2aとは隔壁23により分離され、内管21bと外管22bとの間に形成される空間が密閉されている。 (もっと読む)


【課題】超電導特性の局所的な劣化を検出することができる超電導ケーブルの健全性検査方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ3oを内蔵した超電導ケーブル1を検査対象とし、ケーブル1の全長における臨界電流Icallを測定する。測定した臨界電流Icall以下で、一定の大きさの直流電流Inを決定し、直流電流Inを超電導ケーブル1に一定時間流すと共に、この通電中のケーブル1の長手方向の温度分布Tnを光ファイバ3oにより測定する。測定した温度分布Tnの全ての温度が閾値以下である場合、直流電流の電流値を増加させた直流電流In+1を決定し、直流電流In+1を超電導ケーブル1に改めて一定時間流して、温度分布Tn+1を測定する。測定した温度分布Tnのうち、閾値超である温度が存在する場合、この箇所を光ファイバ3oにより検出し、この箇所を劣化箇所として評価する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、大きな強度を有し、熱はけ性の良好な酸化物超電導バルク体の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、REBaCu7−X(REはYを含む希土類元素(La、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luの1種または2種以上)を示す。)なる組成の酸化物超電導バルク体3を製造するに際し、酸化物超電導バルク体3を構成する元素の原料粉末を加圧成形して圧密する際、原料混合粉末中に、溶融凝固法に伴う加熱温度において溶融しない貴金属を主成分とし、且つ、直径が0.1〜1.0mm、長さが1〜20mmの短尺線状の補強体4を複数本混合して圧密し、目的の形状の前駆体1を得た後、この前駆体1に対し、溶融凝固法を適用して結晶成長させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ケーブルの温度を監視するための光ファイバを備えていても太径化しない超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】光ファイバFと、フォーマ11と、フォーマ11の外周に配置される超電導導体層とを備える超電導ケーブルである。フォーマ11は、複数の素線1,2を撚り合わせて形成される撚り線構造である。光ファイバFは、超電導導体層よりも内側で超電導ケーブルの温度をその全長にわたって測定できるようにフォーマ11に組み合わされている。光ファイバFを超電導導体層よりも内側に配置することで、光ファイバFを配置するための新たな層が超電導ケーブルに追加されることがなく、ケーブルの太径化を避けることができる。 (もっと読む)


【課題】交流損失を低減することのできる超電導ケーブルの製造方法、超電導ケーブル、および薄膜超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの製造方法は、以下の工程を備えている。超電導線材116を準備する。フォーマの外周に対応した形状となるように、超電導線材116を成形して超電導線材110とする。好ましくは、超電導線材116にスパイラル状の歪を与えるように成形する。超電導線材110をフォーマの外周に巻付ける。製造された超電導ケーブルは、フォーマと、フォーマの外周にスパイラル状に巻付けられた複数の超電導線材110とを備えており、複数の超電導線材のパッキング率は93%以上である。また、製造された超電導線材は、円弧状の断面形状を有しており、かつスパイラル形状を有している。 (もっと読む)


【課題】高臨界電流密度を有する酸化物超電導線材の前駆体線とその製造方法および酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】全体を断面正六角形の中心部を取り囲む複数の断面正六角形の外周セグメントを用いてハニカム状に構成し、外周セグメントを複数のリボン状のフィラメントの集合体とし、各フィラメントの幅広面が中心部を囲むように配置させた酸化物超電導線材の前駆体線。全体を正六角形の中心部を取り囲む複数の外周セグメントを用いてハニカム状に構成し、外周セグメントを、前記外周セグメントを構成する複数のリボン状の各フィラメントの幅広面が前記中心部を囲むように配置する酸化物超電導線材の前駆体線の製造方法。前記前駆体線を用いて作製された酸化物超電導線材。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性を劣化させることなく交流損失が低減され、機械特性の向上した超電導ワイヤーおよび超電導導体を提供することを目的とする。
【解決手段】 外径1.3〜5mmの心線の周囲に、8本以上の薄膜系超電導線材を重ならないようにスパイラル状に巻き付けてなることを特徴とする超電導ワイヤー。この超電導ワイヤーの複数本を心線の周囲に重ならないようにスパイラル状に巻き付けてなることを特徴とする超電導導体。 (もっと読む)


【課題】機械的な強度特性の異なる超電導線材を適切に使い分けるようにした多心一括型の超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導導体層2の外側に絶縁層3を介して超電導シールド層4が形成されるケーブルコア9を複数本撚り合わせてなる多心一括型の超電導ケーブルにあって、超電導シールド層4は、EI値によって特定される曲げ剛性の優れた超電導線材21が螺旋状に巻回されて形成され、超電導シールド層4に用いられる超電導線材21は、ビスマス系酸化物超電導体を金属安定化材で覆って形成される。 (もっと読む)


【課題】高い臨界電流密度を有するBi−2223線材、すなわちBi−2223相を主相とするビスマス系酸化物超電導材の製造方法を提供する。
【解決手段】Bi、Pb、Sr、CaおよびCuをそれぞれ含有する原料を粉末化および混合し、得られた原料粉末混合物を金属管に充填した後、該金属管を塑性加工して線材化する工程、および得られた線材を熱処理する工程を有し、該原料粉末混合物中のPb/Bi(モル比)が、0.061以上、0.15以下であり、かつ該熱処理が該原料粉末混合物を部分的に溶融し、その後徐冷によって凝固させる条件で行われることを特徴とするビスマス系酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


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