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国際特許分類[H01J47/06]の内容

国際特許分類[H01J47/06]に分類される特許

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【解決手段】本発明は、2つの平行電極が誘電体スペーサ要素によって間隔を置いて配置された、なだれ粒子検出器の増倍ギャップを製作するための改良された方法に関する。2つの互いに平行な金属電極に挟まれた誘電材料からなるバルク層を含む箔が用意され、金属層の1つにフォトリソグラフィによって孔が形成される。次いで、金属層の1つに形成された孔を通して、バルク材料の注意深く制御されたエッチングにより、バルク層内に増倍ギャップが形成される。本発明は簡単化された製作プロセスを提供するだけでなく、空間分解能およびエネルギー分解能が向上された検出器をもたらす。
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本発明は、放射線画像化においてX線またはγ線イオン化放射線を検出し位置特定するためのガスアバランシェ検出器に関する。この検出器は、入射X線光子のビーム(FX)を入れるための進入ウィンドウ(FE)を有するガスエンクロージャ(10)と、そのガスエンクロージャ(10)において2つの端部平面電極(11、13)間に配置され、2つの端部平面電極(11、13)に平行に保持された中間平面電極(12)であって、端部平面電極(11、13)および中間平面電極(12)の構成が増幅空間(20)を形成し、増幅空間(20)が入射X線光子(FX)を電荷に変換することができる変換空間をさらに構成し、電荷が一次電子および対応するイオンから構成される、中間平面電極(12)とを備える。中間電極(12)は、電界を発生させるのに好適な端部電極(11、13)の電位に関連する電位で動作可能であり、それにより、一次電子が中間電極(12)の近傍の増幅空間(20)でアバランシェ現象によって増倍され、端部電極の1つ(13)が、イオンによって誘起された電気信号を捕捉するためのコレクタ電極として構成され、前記進入ウィンドウ(FE)が、中間平面電極(12)と前記コレクタ電極(13)との間に前記光子ビームを入れるために中間平面電極(12)と前記コレクタ電極(13)との間の増幅空間(20)と同じ高さに配置される。本発明は、さらに、そのようなガス検出器を含む放射線画像化デバイスに関する。
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【課題】構造が簡単で、組み立てが容易なオープンカウンタを提供すること。
【解決手段】断面略コの字状で、内面の底面3aとなる側が半円形に形成され、底面3aに対向する側が開口3bした第一クエンチング電極構成部材3と、第一クエンチング電極構成部材3の対象軸c−cとなる中心を通り、かつ第一クエンチング電極構成部材3の底面に偏した位置には線状の陽極4が配置され、また第一クエンチング電極構成部材3の開口3bには網状の平板の第二クエンチング電極構成部材7が配置されている。 (もっと読む)


【課題】エネルギー分解能の経時劣化が十分に抑制され、しかも安価なガス封入型比例計数管を提供する。
【解決手段】X線を入射させる窓2が設けられたケース1内に、芯線3が絶縁されて収納され、検出ガスが封入されたガス封入型比例計数管であって、ケース1内に、活性炭、活性アルミナ、ゼオライト、シリカゲルおよび酸化カルシウムの一群から選ばれた少なくとも1つからなる吸着剤5を備えている。本発明のガス封入型比例計数管によれば、従来のような対策を行わなくても、ケース1内に吸着剤5を備えるという簡単な構成により、ケース1の内面1aから放出される不純ガス等を吸着し、検出ガスには影響を及ぼさないので、エネルギー分解能の経時劣化が十分に抑制され、しかもコスト高にならない。 (もっと読む)


【課題】十分高い検出感度を有する新規なピクセル型の放射線検出器、及びその製造方法を提供する。
【解決方法】絶縁部材の第1の面上に形成されるとともに、円形状の複数の開口部を有する第1の電極パターンと、前記絶縁部材の前記第1の面と相対向する第2の面上に形成されるとともに、前記絶縁部材を貫通し、前記第1の電極パターンの前記開口部の略中心部に先端が露出してなる凸状部を有する第2の電極パターンとを具え、前記第1の電極パターンと前記第2の電極パターンとは所定の電位差を有するように設定され、前記第1の電極パターンの前記開口部に露出した端部は、第1のはんだ材が被覆されて連続した第1の曲面を呈するようにして放射線検出器を構成する。 (もっと読む)


【課題】ガスによる電子増倍作用を利用した場合に検出感度及び検出精度を高めること。
【解決手段】この放射線検出器1は、ガスによる電子増倍作用を利用した放射線検出器において、両面間に電位差を与えることで前記両面間を貫通する貫通孔9内に電界を形成することができる無機材料からなる基板7と、基板7の両面上に形成された2つの金属薄膜8とを有する電子増倍部3a,3bを備えており、基板7には、2つの金属薄膜8を形成後に2つの金属薄膜8間を貫通するように形成された貫通孔9が設けられている。これにより、検出器の筐体2内のガス濃度の安定化が可能になる結果、入射光の検出精度を高められるとともに、増倍電子E,Eが金属によってトラップされてしまうことも少なくなる結果、検出感度を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】十分高い検出感度を有する新規なピクセル型の放射線検出器、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ガス増幅を利用する放射線検出器のピクセルは、絶縁部材211の第1の面上に形成されるとともに、円形状の複数の開口部を有する第1の電極パターン212と、前記絶縁部材の前記第1の面と相対向する第2の面上に形成されるとともに、前記絶縁部材を貫通し、前記第1の電極パターンの前記開口部の略中心部に先端が露出してなる凸状部214を有する第2の電極パターン213とを具える。前記第2の電極パターンの前記凸状部の先端を狭窄する。 (もっと読む)


【課題】放射線の検出効率を向上することができる電子増幅器及びこれを使用した放射線検出器を提供する。
【解決手段】入射電極101と検出部102との間に、板状絶縁層12とこの板状絶縁層12の両面に形成された平面状の導体層14,16とで構成された電子増幅板10が配置されている。この電子増幅板10には、電場を集束させるための貫通孔18が複数形成されている。また、入射電極101には、電子増幅板10に対向する面から上記貫通孔18に向けて伸長する柱状突起24が形成されている。さらに、これらの構成要素を収容するチャンバ104内には検出用ガスが充填されている。電極101に入射した放射線は、柱状突起24から一次電子を発生させ、発生した一次電子は、当該一次電子を発生させた放射線の入射位置に対応する位置に配置された貫通孔18に進入し、増幅される。 (もっと読む)


【課題】従来の比例計数管は印加電圧が高く、また放射線入射位置の2次元検出を可能とするには、装置の大型化・高電圧化または装置の複雑化が必要であった。
【解決手段】陰極5と対向配置された基板6上に先鋭な突起2を有する陽極1、絶縁体3、ゲート電極4を積層する。陽極2、ゲート電極4に電圧を印加すると、突起2の先端近傍に高強度の電界が発生する。これにより、従来の比例計数管よりも低い電圧でも電子なだれが発生し得る強度の電界を得ることができ、装置を簡素化・低電圧化することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】検出器が振動しても検出感度が変更せず、しかも、空間電荷による収集率の向上を図り安定した検出感度を確保できる放射線検出器を提供する。
【解決手段】放射線検出器は、陰極1を兼ね内部にガスが封入された容器10と、この容器10内部に軸方向に設けられた陽極を備えた放射線検出器において、陽極は、前記容器10内部に軸方向に配置されたセラミックス(絶縁物又は半導体)3の外表面に少なくとも1ヶ所設けた導電材料であるメタライズ陽極2aであることを特徴とする放射線検出器。 (もっと読む)


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