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国際特許分類[H01L41/107]の内容

国際特許分類[H01L41/107]に分類される特許

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【課題】高電圧電源用に定常的に高電圧を発生させることができる圧電トランスを提供する。
【解決手段】長手方向の一方に入力領域、他方に出力領域を有する矩形の圧電トランス100であって、nを3以上の自然数としたとき、圧電材料により形成され、出力領域120内で長手方向に連続して設けられる第1から第n−1の出力部141、142と、各出力部141、142のうち隣り合うもの同士の間に設けられる第1から第n−2の中間電極151と、出力領域120の長手方向端部に設けられる出力電極160と、を備え、入力領域110および各出力部141、142は、長手方向に全長をn等分した長さを有し、各出力部141、142は、長手方向に隣り合う出力部141、142の分極方向とは逆向きの分極方向を有する。これにより、圧電トランス100にn次の共振振動を発生させることで、定常的に高電圧を発生させることができる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】圧電素子の共振周波数の調整方法において、該素子は三つの空間方向に延びるトランスデューサを含み、共振周波数は前記三つの空間方向のうちの少なくとも一つの方向の延長、及び/または材料に依存する弾性係数に依存する。前記トランスデューサは、少なくとも二つの第一電極と、二つの第一電極の間に配置された少なくとも一つの第二電極を備えた層構造を含む。同方法において、直流電圧が、前記少なくとも二つの第一電極及び少なくとも一つの第二電極のうちの少なくとも一つに印加されて、前記の一つの空間方向の延長、及び弾性係数の変化によって共振周波数の変化が生じる。加振周波数をもつ制御電圧が印加されるが、該加振周波数は前記修正された共振周波数に実質的に一致する。こうして圧電素子の振動が生起される。 (もっと読む)


【課題】 低背かつ安価な、従来と同等な特性を有するλ/2モードで駆動する単板型圧電トランス素子(以下、単板型圧電トランス素子)を構成要素とした圧電トランスを提供する。
【解決手段】 形平板状の圧電板厚み方向表裏にそれぞれ入力電極3,4が備えられ厚み方向に分極された駆動部と、長さ方向に分極され長さ方向外側面に出力電極5を備えた発電部からなる、λ/2モードで駆動する単板型圧電トランス素子1であって、少なくとも入力電極が前記矩形平板状圧電板2の幅方向外側面にまで2ヶ所延長した構造を構成する。 (もっと読む)


【課題】 1次側領域と2次側領域の間において十分な耐電圧を有し、それにより汎用の用途に用いることのできる圧電トランスを提供する。
【解決手段】 圧電トランスの1次側領域12と2次側領域13のそれぞれの端子が互いに絶縁された構成とするとともに、圧電トランスの表面の入力電極14a,14bとグランド電極16aの間に絶縁部17を設け、両電極の間の直線距離が5mm以上となるように構成する。これにより、圧電トランスの入力側と出力側の間の耐電圧が10kV以上となり、圧電トランスを汎用の用途に用いるために十分な耐電圧を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】接着部材が入力側の電極と端子との導通を阻害しない圧電トランスを提供する。
【解決手段】外面に入力側の電極(106)が形成された圧電体(102)と、圧電体を収容するケース(104)と、電極に対向して配置された端子(110,112)と、ケース内で電極及び端子の双方に接触し、これらを相互に導通させる導電性を有した弾性部材(116)と、ケース内に形成されており、圧電体の振動の節近傍にて弾性部材を拘持し、弾性部材を電極と端子との間に圧入して配置させるフォルダ(104c,104d)と、この振動の節近傍にて圧電体をケースに固着する絶縁性を有した接着部材(124)と、接着部材とフォルダとの間に形成された緩衝域(104w)とを具備する。 (もっと読む)


【課題】圧電体の組み付け作業や検査作業の容易化を図る圧電トランスを提供する。
【解決手段】外面に電極(106,108)が形成された圧電体(102)と、圧電体を収容するケース(104)と、電極に対向して配置された端子(110,112,114)とを具備し、ケースは、圧電体を囲繞し、電極に対向して形成された内壁(104a)と、端子近傍を除いた内壁と圧電体との第1距離が端子近傍における内壁と圧電体との第2距離よりも大きく形成された圧電体の組み付け用或いは検査用のスペース(104s)とを有する。 (もっと読む)


【課題】 低背かつ、従来と同等な特性を有するλ/2の単板型圧電トランス素子を構成要素とした圧電トランスを提供する。
【解決手段】 矩形平板状の圧電板厚み方向表裏にそれぞれ入力電極3,4が備えられ厚み方向に分極された駆動部と、長さ方向に分極され長さ方向外周面に出力電極5を備えた発電部からなる、λ/2の単板型圧電トランス素子1であって、少なくとも入力電極が前記矩形平板状の圧電板2の幅方向外周面にまで延長した構造を構成する。 (もっと読む)


【課題】圧電トランスを実装する過程において有効な焦電対策を施すとともに、製造工程を複雑化しない構造の圧電トランスを提供する。
【解決手段】圧電トランス10は、外面の2箇所に極性の異なる一次側電極12aが形成された圧電セラミックス12をケース体14に収容した構造である。ケース体14には、2箇所の一次側電極12aにそれぞれ接続される2本の一次側端子18が設けられており、各一次側電極12aと各一次側端子18は、導電線16を介して接続される。2本の一次側端子18は導電性部材24によって互いに接続されているため、実装時の温度変化で焦電効果が発生しても、焦電による電荷は極性の異なる一次側電極12a間で消失する。 (もっと読む)


【課題】電極と端子との間で接続される弾性部材の位置を確実に維持する圧電トランスを提供する。
【解決手段】外面に電極(106,108)が形成された圧電体(102)と、圧電体を収容するケース(104)と、電極に対向して配置された端子(110,112,114)と、ケース内で電極及び端子の双方に接触し、これらを相互に導通させる導電性を有した弾性部材(116,120)と、ケース内に形成されており、弾性部材を拘持し、弾性部材を電極と端子との間に圧入して配置させるフォルダ(104c,104d,104e)とを具備する。 (もっと読む)


【課題】熱をかけて圧電トランスを実装する過程において有効な焦電対策を施した圧電トランスの実装方法及び圧電トランスを提供する。
【解決手段】圧電トランス10は、圧電セラミックス12をケース体14に収容した構造である。ケース体14の一次側端子18aには、圧電セラミックス12の一次側電極12aが接続されている。またケース体14には、外面から一端方向に突出する2つのショート用端子18bが設けられている。これらショート用端子18bを導電性治具22で接続しておき、一次側電極12a同士を短絡させた状態で半田フロー槽等を通すことで、焦電効果による電荷を消失させる。 (もっと読む)


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