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国際特許分類[H04L9/12]の内容

電気 (1,674,590) | 電気通信技術 (544,871) | デジタル情報の伝送,例.電信通信 (61,356) | 秘密または安全な通信のための配置 (13,382) | 特殊な方法で同期化または初期化される送信および受信暗号化装置 (247)

国際特許分類[H04L9/12]に分類される特許

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【課題】分岐盗聴に対しては頑健であるが完全遮断盗聴に関しては脆弱であった量子相関鍵配送システムに対して完全遮断盗聴の検出を実現にする。
【解決手段】送られてくる光子に対し干渉計無しで同時検出計数をモニターする手段を新たに設け、このモニター出力に基づく新たな条件を持ち込むことにより、完全遮断盗聴の検知を行なう。具体的には、光子受信後、光子検出器A0.B0、及び干渉計出力段での光子検出時刻を比較し合い、A0−B0光子同時検出計数、及び光干渉計出力同時検出計数を算出し比較することで、全遮断盗聴の有無を判断する。光子を両受信機が同時検出する確率と干渉計出力において同時に検出する確率との組が、光子が量子相関を有する場合(真の鍵情報)と光子が量子相関を有しない場合(盗聴者により生成された偽の鍵情報)とにおいて異なることとを上記条件の原理とする。 (もっと読む)


【課題】量子信号波長が古典信号波長帯域内にあるか、古典信号波長の1つに非常に近接する量子信号および古典信号を光ネットワーク上で送信するシステムおよび方法を開示する。
【解決手段】本システムは、古典信号波長を含まず量子信号波長を含むブロッキング帯域幅を有するディープノッチ光学フィルタを備える。古典信号は、量子信号と多重化される前に、ディープノッチ光学フィルタリングがかけられ、伝送光ファイバで古典信号から生成されたノイズが伝送される量子信号に悪影響を及ぼすことを防止する。伝送光ファイバで非線形効果から生じるスプリアス非量子信号波長を大幅に排除するため、量子信号は検出前に狭帯域フィルタリングがかけられる。量子信号および古典信号が、互いにわずか数ナノメータ内に波長を有することができ、共通伝送光ファイバ上での古典信号および量子信号の両方の伝送に効果がある。 (もっと読む)


【課題】乱数の品質レベルを迅速に制御することができる乱数品質管理装置を提供する。
【解決手段】乱数信号を“0”および“1”出力部1、2で受信して乱数を生成する際、“0”および“1”の個数の偏りを乱数品質モニタ4で監視し、所望の割合からの逸脱があれば、それを補償するように駆動制御部6が“0”および“1”出力部1、2のそれぞれの受信特性を個別に制御する。共有乱数のマーク率を50%に保持することで送信機と受信機の間で盗聴される情報量を低減できる。 (もっと読む)


【課題】正規利用者が保持すべき装置の構成が簡易であって、装置運用のための負担とコストが小さい量子暗号装置を提供する。
【解決手段】正規利用者の保持する装置21は、量子ビットの情報担体となる光子を発生する微弱コヒーレント光源1と、量子ビットにBB84状態を準備するための変調器4と、第三者装置22から通知された変数値(協同変数)と自己の保有する変数値のパリティを計算する古典計算機9とを備え、量子通信路5を介して量子ビットを第三者装置22に送付し、古典通信路10を介して他の正規利用者と古典的な通信を行う。第三者装置22は、正規利用者の装置21から送付された微弱光から多光子成分をフィルタして単一光子に変換する単一光子フィルタ6と、2量子ビットの協同変数を計算する量子計算機7とを備え、計算された協同変数は、古典通信路8を介して正規利用者の装置21に通知される。 (もっと読む)


【課題】意味のあるメッセージを直接伝送できる量子暗号通信システムを得る。
【解決手段】量子暗号送信装置Aは、偏光状態のEPR対を発生する偏光状態EPR対発生源1、光子対の一方の光子の偏光状態を位相状態に変換する偏波/位相変調変換器2、光子対の他方の光子の量子状態を測定してEPR対の忠実度を判定する忠実度検定手段3A、単一光子源4により発生された光子を送信したいデータに従い偏光状態に変調する偏光変調器5、忠実度検定手段3Aで合格した光子と変調された光子のBell状態を測定するBell状態測定手段6を有し、量子暗号受信装置Bは、EPR対を偏光状態に変換する位相/偏波変調変換器7、光子の量子状態を測定してEPR対の忠実度を判定する忠実度検定手段3B、忠実度検定手段3Bで合格した光子の量子状態を測定しBell状態測定結果との排他的論理和をとり送信データを復号する量子状態測定手段8を有する。 (もっと読む)


【課題】
データを光物理レベルで秘匿化する。
【解決手段】
レーザダイオード12及び光強度変調器14により、データD1を搬送する光信号を生成する。非線形群遅延エンコーダ16が光信号の波形を変形する。光受信装置30の非線形群遅延デコーダ32が、光ファイバ伝送路28からの光信号の、エンコーダ16による波形劣化を復元する。フォトダイオード40はデコーダ32の出力信号光を電気信号に変換し、データ復調回路42がデータを復調する。同じ共振器長LのN個のリング共振器と、共振器長N×Lのリング共振器を用意し、その内の1以上を、エンコーダ16に配置し、残りをデコーダ32に配置する。 (もっと読む)


【課題】 光の場の連続量を用いた量子状態の高効率転送。
【解決手段】 配布装置2で、第1ないし第4のスクィーズド光ビームを出射し、送信側装置3で、配布装置からの第1と第3のスクィーズド光ビームを入射し、転送対象となる入力光を、第1の偏光入力光と第2の偏光入力光とに分離し、第1の偏光入力光と第1のスクィーズド光ビームとに基づいて第1のホモダイン測定を行い、第2の偏光入力光と第3のスクィーズド光ビームとに基づいて第2のホモダイン測定を行う。古典通信路12を通じて第1および第2のホモダイン測定の結果を受信側装置4に送信し、受信側装置4にて、配布装置2からの第2と第4のスクィーズド光ビームを入射し、送信側装置3から第1および第2のホモダイン測定の結果を受信し、第1および第2のホモダイン測定の結果に基づいて変調された光ビームを、第2(1b)および第4(2b)のスクィーズド光ビームに合波して出力光を得る。 (もっと読む)


【課題】ループ許容誤差範囲が緩和された光ファイバ干渉計(10)、およびそれを用いる量子キー分配(QKD)システム(200)を開示する。
【解決手段】干渉計は、2つの光ファイバループ(LP1,LP2)を備える。ループは、ループ間の光路長(OPL)差を有する。長さ(L60)であり、光学速軸および光学遅軸(A,A)を有する偏光保持(PM)光ファイバセクション(60)が、2つのループを連結する。長さおよび速軸および遅軸の向きは、偏光保持(PM)光ファイバセクション(60)を通って進行する直交的に偏光した光学パルス間の時間遅延(ΔT1−2)がOPL差を補償するように選択される。これにより、ループの作成時の許容誤差範囲を抜本的に緩和すること、光ファイバベースのQKDシステムなどの関連する装置の製造と同様に干渉計の製造もより容易にし、かつよりコスト効率を高めることを可能にする。 (もっと読む)


【課題】量子力学の原理に基づいた従来の暗号通信では量子力学的性質を顕在化させるために、信号当たりの光子数を1個未満、あるいはメゾスコピックな個数にする必要があった。量子力学的暗号通信を実用的なものにするために巨視的な光子数においても量子力学的性質を発揮する通信法を提供することが課題である。
【解決手段】アンチスクイーズした光を、送信基底をランダムにして伝送する。受信者はランダムな送信基底を秘密鍵により知るものとし、それによりアンチスクイジングの影響を受けることなく正確に受信できる。一方、送信基底を知らない盗聴者はでたらめな基底で受信するしかなく、アンチスクイジングの影響を大きく受けて信号検出誤り確率が大きくなる。その結果、意味のあるデータを盗聴できなくなって、正規の送受信者間で安全な通信が確保される。 (もっと読む)


【課題】光ファイバ伝送路等で接続された装置間において、複屈折性に影響されずに動作し、及び送受信された光子全てが鍵ビットの生成に寄与する、量子秘密鍵を共有するシステム及び量子秘密鍵を生成する方法を提供すること。
【解決手段】一定間隔の光パルス列を発生する手段と、発生された光パルス列の各パルスの位相を0またはπで変調して送信する手段とを有する送信装置と、送信される光信号の光パルス列の各パルスの位相を0またはπで変調して送信する手段を有する中継装置と、送信される光信号の光パルス列を2分岐して分岐した経路間に光パルス列のパルス間隔に等しい時間遅延を付加する手段と、2分岐された光パルス列を合波する手段と、合波された光パルス列の光パルスを検出する手段とを有する受信装置とを備える。 (もっと読む)


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