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国際特許分類[H04R19/02]の内容

国際特許分類[H04R19/02]に分類される特許

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【課題】音圧を上げることが可能な静電型スピーカ、または、積層構造とした場合でも厚みによる高域の減衰を生じさせずに音圧を上げることが可能な静電型スピーカを提供することを目的とする。
【解決手段】導電層を有する振動膜110と、前記振動膜と複数の点あるいは複数の線で接触する金属線で構成された固定電極120と、を備え、前記振動膜の表面と前記固定電極の表面の少なくとも一方の接触位置が絶縁処理されており、前記振動膜の導電層と前記固定電極との間にバイアス電圧と交流信号とが印加される。 (もっと読む)


【課題】持ち運び及び保管が容易なスピーカを提供する。
【解決手段】中空部48に空気が自由に出入りすることができる状態においては、支持部材45を萎ませて支持部材45を自由に変形させることができる。また、導電布20U,20L、弾性部材30および振動体10も折り曲げなど自在に変形させることが可能となっているため、静電型スピーカ1を折り曲げることができる。また、導電布20U,20L、弾性部材30および振動体10は各々軽い素材で形成されており、支持部材45も薄い合成樹脂で形成されて軽いため、静電型スピーカ1は、ダイナミック型のスピーカユニットやバッフル板を使用するスピーカと比較すると全体として軽く持ち運びが容易である。 (もっと読む)


【課題】スピーカシステムを軽量化および薄型化する。
【解決手段】一枚の振動体10は、三つの電極のペア(電極20U−1と電極20L−1、電極20U−2と電極20L−2、電極20U−3と電極20L−3)で挟まれている。振動体10において各電極のペアの間にある部分は、入力部60−1〜60−3に入力される信号に応じて振動し、電極20U−1と電極20L−1および振動体10においてこれらの間にある部分で一つのスピーカユニットとして機能し、電極20U−2と電極20L−2および振動体10においてこれらの間にある部分で一つのスピーカユニットとして機能し、電極20U−3と電極20L−3および振動体10においてこれらの間にある部分で一つのスピーカユニットとして機能し、全体では複数のスピーカユニットが配列されたスピーカシステムとして機能する。 (もっと読む)


【課題】センサを用いなくともスピーカからの音声の発音を制御できるようにする。
【解決手段】静電型スピーカ1が平坦面100の上に置かれた場合、振動体10から見た音響放射インピーダンスは、振動体10から電極20Lまでの間にある空気と、貫通孔21にある空気だけとなり、低域の負荷が大きくなって入力部60に音響信号が入力されても振動体10が振動できずに音が放射されないこととなる。一方、静電型スピーカ1を撓ませて電極20Lの一部を平坦面100から離すと、平坦面100から離れた部分では、振動体10から見た音響放射インピーダンスは、振動体10から電極20Lまでの間にある空気、貫通孔21にある空気、および電極20Lと平坦面100との間の空気となる。手で捲られた部分においては、低域の負荷が小さくなり、振動体10が振動して音が放射される。 (もっと読む)


【課題】同一の外形寸法で平面な振動体より大きな音圧を生じ、製造が容易な静電型スピーカを提供する。
【解決手段】振動体10は、電極20Uの繊維層25Cの表面と電極20Lの繊維層25Cの表面とで挟まれ、電極20Uと電極20Lとの間の中間の位置に支持される。電極20の山・谷の位置と、繊維層25C表面の山・谷位置は一致しているため、張力を掛けられていない振動体10は、繊維層25Cの表面の山・谷に沿って変形し、繊維層25Cの山・谷に沿って(即ち、電極20の山・谷に沿って)支持される。振動体10は波形となっており、X方向とY方向のサイズが同じで振動体10が平面となっている場合と比較して振動体の表面積が広くなるため、振動体10が変位した時に移動させる空気の量が、振動体10が平面の場合より多くなり、同じ縦横のサイズであっても、より大きな音圧の音を出すことが可能となる。 (もっと読む)


発明は、その表面上に電極(4)をもった少なくとも一つの板状ステーター(2)と、少なくとも一つの動くダイアフラム(3)を含み、その中では信号が信号線(5)に沿って電極に送られる板状静電アクチュエーターに関する。発明の解決策では、アクチュエーターの音場を指向させる遅延がアクチュエーターの部品からなるRC回路で少なくとも部分的に形成される。
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【課題】低音の再生を可能としつつ、透明性を備えた静電型スピーカを提供する。
【解決手段】静電型スピーカ1においては、張力を掛けられていない透明な振動体10は、透明な電極20U,20Lに植毛された透明な繊維層25Cで支持されており、繊維層25Cの繊維25Dは、撓った状態で振動体10の表裏を支持している。電極20Uと電極20Lとの間に音響信号に応じた電位差が生じると、振動体10には静電力が働き、振動体10は音響信号に応じて変位する。振動体10に張力が掛けられていないため、最低共振周波数が高くなることがなく、振動体10に張力を掛ける構成と比較して低音域を再生することができる。また、各部材が透明性を有するものであるため、スピーカを視聴者に意識させることなく様々な場所に配置することができる。 (もっと読む)


【課題】電極と振動体との接触を防ぎつつ、振動体の変位を確保できる静電型スピーカを提供する。
【解決手段】複数の線材40はスペーサ30に設けられた溝31に嵌められており、スペーサ30のX方向に沿った枠の間に掛け渡され、所定距離をおいて互いに平行となってX方向へ並べられた状態となっている。また、振動体10は、X方向に並んだ複数の線材40の上側と下側を交互に通るようにして、スペーサ30のY方向に沿った枠の間に掛け渡されており、線材40で支持された状態となっている。振動体10は張力を掛けられていない、所謂テンションレスの状態でスペーサ30の枠の間に掛け渡されているが、複数の線材40が振動体10を支持しているため、振動体10をスペーサ30内の所定の位置に位置させることが可能となっている。 (もっと読む)


【課題】折り曲げても振動体の変位を揃えることが可能なスピーカを提供する。
【解決手段】
端子102Aと端子102Cが接続され、端子102Dと端子102Fとが接続された状態となると、導電布21Lと導電布26Uに印加される電圧が同じとなり、導電布21Uと導電布26Lに印加される電圧が同じとなる。すると、振動体10において導電布21Uと導電布21Lとの間にある部分と、導電布26Uと導電布26Lとの間にある部分とで静電力による変位の方向が同じとなり、両部分から発生する音が同相になるため、両部分で発生した音が打ち消されることがない。 (もっと読む)


【課題】未使用時には自在に形状を変更可能としつつ、使用時には所定の形状に変形する静電型スピーカを提供する。
【解決手段】
静電型スピーカ1においては、導電布20L、弾性部材30L、振動体10、弾性部材30U、導電布20Uの順番に部材が重ねられ、糸40が重ねられた部材を貫くようにして各部材が縫い合わされている。また、導電布20Uの縁部分には通電による発熱で所定形状に変形する形状記憶部材45A〜45Dが配置されている。形状記憶部材45A〜45Dに電流が流されると、形状記憶部材45A〜45Dが直線形状に変形して静電型スピーカ1が矩形に広げられる。一方、形状記憶部材45A〜45Dに電流が流れていない時には形状記憶部材45A〜45Dが柔らかくなって自在に変形可能となり、静電型スピーカ1を折り畳んだり縮めたりするなど自在に変形させることができる。 (もっと読む)


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