説明

曲面形状の模型

【課題】2変数関数による曲面に関して、曲面形状の模型を提案する。
【解決手段】第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、……及び3a、3b、3c、……を格子状に組み合わせるようにして、それぞれ2変数関数に係る座標平面に垂直な対応する平面を2変数関数による曲面で切り取った形状で第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、……及び3a、3b、3c、……を作成し、この切り取った側の端面形状により2変数関数による曲面形状を表現する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、教材等として使用する2変数関数による曲面形状の模型に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特開2000−009448号公報等には、2変数関数により表現される曲面形状を表示する方法が提案されている。これらに開示の方法は、コンピュータを使用してワイヤフレームモデル等により曲面形状を表現し、このワイヤフレームモデルに対して視点等を設定してディスプレイで表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7−334704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところでこの種の曲面形状の模型があれば、例えば教材として使用して、一段と曲面の理解を深めることができ、便利であると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、2変数関数による曲面に関して、曲面形状の模型を提案することを目的とする。このため、本発明は、以下の技術的事項から構成される。
【0006】
(1) 2変数関数の曲面形状を表現する曲面形状の模型であって、
1方向に延長する複数の第1の板状部材と、前記1方向と直交する方向に延長する複数の第2の板状部材とを格子状に組み合わせて作成され、
前記第1及び第2の板状部材が、前記2変数関数に係る第1及び第2の変数の座標軸を含む座標平面に対して垂直な、それぞれ対応する平面を前記2変数関数による曲面で切り取った形状で作成され、
前記第1及び第2の板状部材の前記切り取った側の端面形状により、前記2変数関数による曲面形状が表現された
曲面形状の模型。
【0007】
(1)の構成によれば、2変数関数の曲面形状の模型を提供することができる。
【0008】
(2) (1)において、前記2変数関数は、
前記第1及び第2の変数の偶関数であり、
前記曲面形状の模型は、
前記座標平面の原点を中心とした所定範囲で前記曲面形状を表現し、
前記1方向は、
前記座標軸に対して斜め45度の方向であり、
前記第1及び第2の板状部材の交差する箇所が、前記座標平面における座標軸上に対応する箇所である。
【0009】
(2)の構成によれば、第1及び第2の板状部材で、それぞれ対応する部材の形状を同一とすることができる。
【0010】
(3) またそれぞれ複数の第1及び第2の板状部材を格子状に組み合わせて、前記板状部材の上端面により2変数関数の曲面形状を表現する曲面形状の模型であって、
前記2変数関数による曲面を、一定の間隔で、順次スライスして現れる曲線又は直線をそれぞれ前記上端面に設定して前記第1の板状部材を順次作成し、
前記2変数関数による曲面を、一定の間隔で、前記第1の板状部材と直交する方向で順次スライスして現れる曲線又は直線をそれぞれ前記上端面に設定して前記第2の前記板状部材を順次作成し、
前記複数の第1及び第2の板状部材を格子状に組み合わせて作成された
曲面形状の模型。
【0011】
(3)の構成によれば、2変数関数による曲面の模型を提供することができる。
【0012】
(4) (1)、(2)、又は(3)において、前記2変数関数が、双曲放物面を表す関数である。
【0013】
(4)によれば、双曲放物面の模型を得ることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、2変数関数の曲面形状の模型を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る模型の説明に供する図である。
【図2】図1の模型の斜視図である。
【図3】図2の模型の平面図である。
【図4】図2の模型の部品である第1の板状部材の平面図である。
【図5】他の第1の板状部材の平面図である。
【図6】図2の模型の部品である第2の板状部材の平面図である。
【図7】他の第2の板状部材の平面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る模型の説明に供する図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態について詳述する。
【0017】
(1)実施の形態の構成
図2は、本発明の実施の形態に係る模型を示す斜視図である。この模型1は、3次元空間における2変数関数による曲面形状を表現する模型であり、この実施の形態では、この2変数関数に双曲放物面を表す関数が適用される。なお双曲放物面を表す関数は、z=ax−byで表され、第1の変数xの偶関数であり、また第2の変数yの偶関数である。この模型1は、図2との対比により図1に示すように、1方向に延長する複数の第1の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……と、この1方向と直交する方向に延長する複数の第2の板状部材3a、3b、3c、3d、3e、……とを格子状に組み合わせて作成される。
【0018】
ここで第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……は、それぞれ一定のピッチで、下方及び上方よりスリットSが設けられる。模型1は、第1の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……のスリットSに、対応する第2の板状部材3a、3b、3c、3d、3e、……のスリットSを噛み合わせ、第1の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……のスリットSに第2の板状部材3a、3b、3c、3d、3e、……を挿入することにより格子状に組み合わされる。なおスリットSは、各板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……の高さの1/2の長さに設定される。
【0019】
なおこの実施の形態において、この第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……は、枚数がそれぞれ19枚に設定される。また第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……は、それぞれ弾性を有するステンレス等の金属板材で作成され、図1において符号Aにより部分的に拡大して示すように、スリットSが設けられた部位の変形を容易とする切込みが各スリットSに設けられる。この実施の形態において、この切り込みは、スリットSの根元に設けられた、スリットSと直交する方向にスリットSから延長する細溝Mにより形成される。模型1は、この切り込みにより、第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……が重なりあうように簡易に押しつぶして保存、搬送することができ、また必要に応じて元の形状に戻すことができる。
【0020】
模型1は、このように第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……を格子状に組み合わせて、第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……の下側端面が、XY基準平面、又はこのXY基準平面と平行な面を表現するように設定される。なおXY基準平面は、上述した第1及び第2の変数x及びyに対応する座標軸X及びYによる座標平面である。
【0021】
また模型1は、上側端面が3次元空間における曲面形状を表現するように設定される。このため第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……は、それぞれXY座標平面に垂直な対応する平面を2変数関数による曲面で切り取った形状で作成される。その結果、模型1は、板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……のこの切り取った側である上側の端面形状により2変数関数による曲面形状を表現する。
【0022】
見方を変えると、第1の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……は、2変数関数による曲面を、一定の間隔で、順次スライスして現れる曲線又は直線をそれぞれ上端面に設定して順次作成される。また第2の板状部材3a、3b、3c、3d、3e、……は、この2変数関数による曲面を、一定の間隔で、第1の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……と直交する方向で順次スライスして現れる曲線又は直線をそれぞれ上端面に設定して順次作成される。
【0023】
より具体的には、上方より見て図3により示すように、この実施の形態において、模型1は、XY基準平面の原点Oを中心とした所定範囲で曲面形状を表現する。この実施の形態では、この所定範囲が、X座標軸に各辺が平行又は直交する矩形形状の領域に設定される。またさらに第1の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び第2の板状部材3a、3b、3c、3d、3e、……は、座標軸に対して斜め45度の方向に延長する平面に対応するように設定される。また第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……の交差する箇所が、XY座標平面における座標軸X及びY上に対応する箇所に設定される。これにより第1の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……は、図4及び図5に最も外側及び原点Oから3番目の部材2a、2s及び2g、2mを示すように、それぞれ原点Oを中心にして対称形状に作成される。また図6及び図7により対応する第2の板状部材3a、3s及び3g、3mを示すように、同様に、第2の板状部材3a、3b、3c、3d、3e、……は、それぞれ原点Oを中心にして対称形状に作成される。またさらに図4及び図6、図5及び図7の対比により示されるように、第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……は、スリットSを設けた部位を除いて、対応する板状部材が同一形状に作成される。なおこれら図4〜図7において、対応する第1及び第2の板状部材2a、2g、2m、2s及び3a、3g、3m、3sは、裏表を逆にした関係となる。
【0024】
従って第1の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……は、枚数が19枚であることから、そのうちの18枚については、それぞれ2枚づつ同一形状の板状部材が存在することになり、全体として見た場合には、10種類の形状が存在することになる。また第2の板状部材3a、3b、3c、3d、3e、……も同様に、全体として見た場合には、10種類の形状が存在することになる。これにより模型1は、20種類の板材を組み合わせて作成される。
【0025】
また模型1では、最初に第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……の外形形状による中間板状部材を作成した後、この中間板状部材にスリットSを設けて第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……が作成される。ここでスリットを除いて、第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……で対応する板材の形状が同一であることから、模型1は、10種類の中間板状部材を用意して作成することができる。
【0026】
具体的にこの実施の形態では、第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……の延長する方向が座標軸に対して斜め45度の方向であることから、X軸方向及びY軸方向のピッチをPと置いて(図3参照)、y=±x+nPを2変数関数に代入することにより、第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……の上側端面の形状を、横方向に1/21/2に縮小した変数xの関数として求めることができる。従ってこの形状を横方向に21/2倍に拡大して、第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……の上側端面の形状とすることができる。
【0027】
なおここで関数y=±x+nPは、第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……に対応する各平面を示す関数である。またnは、原点Oから数えた第1及び第2の板状部材の順番を示す数値であり、正又は負の整数である。
【0028】
この実施の形態において、2変数関数z=ax−byの係数a及びbは、a=bに設定される。これにより関数y=±x+nPを代入した場合、z=±2bxnP+(nP)が求められる。従ってa=bの場合に限って、第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……の上端面の形状は、各図で示すように直線形状とすることができ、a≠bの場合、第1及び第2の板状部材2a、2b、2c、2d、2e、……及び3a、3b、3c、3d、3e、……の上端面の形状は、曲線形状となる。
【0029】
(2)実施の形態の効果
以上の構成によれば、第1及び第2の板状部材を格子状に組み合わせるようにして、それぞれ2変数関数に係る座標平面に垂直な対応する平面を2変数関数による曲面で切り取った形状で第1及び第2の板状部材を作成し、この切り取った側の端面形状により2変数関数による曲面形状を表現することにより、2変数関数による曲面に関する曲面形状の模型を得ることができる。
【0030】
またこのときこの2変数関数が第1及び第2の変数の偶関数である場合に、第1及び第2の板状部材の延長する方向を座標軸に対して斜め45度の方向とし、第1及び第2の板状部材の交差する箇所をXY座標平面における座標軸上に対応する箇所とすることにより、少ない種類の板状部材により模型を作成することができ、模型作成工程を簡略化することができる。
【0031】
また2変数関数による曲面を、一定の間隔で、順次スライスして現れる曲線をそれぞれ上端面に設定して第1及び第2の板状部材を順次作成し、この第1及び第2の板状部材を格子状に組み合わせて作成することにより、2変数関数による曲面に関する曲面形状の模型を得ることができる。
【0032】
(3)他の実施の形態
なお上述の実施の形態では、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明にあっては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施の形態の構成を種々に変更等することができる。
【0033】
すなわち上述の実施の形態においては、第1及び第2の板状部材の延長する方向を座標軸に対して斜め45度の方向とする場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図8に示すように、第1及び第2の板状部材の延長する方向をX座標軸及びY座標軸方向としてもよく、45度以外の角度で第1及び第2の板状部材の延長する方向を座標軸に対して斜めに傾いた方向としてもよい。
【0034】
また上述の実施の形態においては、スリットの付け根に、スリットから横方向に延長する細溝により切込みを設ける場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これに代えて、又はこれに加えて、スリットの途中に細溝による切込みを1個又は複数個設けてもよく、さらにはスリットを省略してもよい。また切り込みの形状にあっても種々の形状を広く適用することができる。さらに1方の板状部材にのみ切込みを設けてもよく、さらには一部のスリットにのみ切込みを設けてもよい。
【0035】
また上述の実施の形態においては、第1及び第2の板状部材の双方を弾性を有する金属板材により作成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、実用上十分な場合には、第1及び第2の板状部材の1方のみを弾性を有する金属板材としてもよく、さらには双方に他の板材を適用してもよい。
【0036】
また上述の実施の形態においては、スリットの長さを各板状部材の高さの1/2とし、各板状部材の中央で、第1及び第2の板状部材によるスリットの根元がぶつかり合うように設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、このぶつかり合う部位をいずれかの側に偏らせるようにスリットの長さを設定してもよい。
【0037】
またさらに上述の実施の形態においては、単にスリットに板状部材を差し込んで保持する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばスリットに沿った部位に凸部、切り起し等を設け、この凸部、切り起こし等により板状部材の脱落防止機構を設けるようにしてもよい。なおこの場合に、図1におけるスリットと細溝とで作成される角部を曲げ加工して切り起しの部位とし、脱落防止機構としてもよい。
【0038】
またさらに上述の実施の形態においては、第1及び第2の変数の偶関数である双曲放物面について曲面形状を表現する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1又は第2の変数にのみ偶関数である2変数関数による曲面形状を表現する場合、さらに第1及び第2の変数の双方について偶関数ではない2変数関数による曲面形状を表現する場合等に広く適用することができる。なおこのように第1及び第2の変数の双方について偶関数ではない2変数関数とは、例えば上述の第1の実施の形態に係る2変数関数による曲面形状をX軸及びY軸の双方に平行移動させた場合、第1及び第2の変数の奇関数である場合等である。
【0039】
またさらに上述の実施の形態においては、双曲放物面の模型に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各種曲面形状の模型に広く適用することができる。
【0040】
また上述の実施の形態においては、上側端面で双曲放物面を表現し、下側端面で基準平面又は基準平面と平行な面を表現する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、下側端面で第2の2変数関数の曲面形状を表現してもよく、さらには下側端面で座標平面以外の各種平面等を表現してもよい。
【符号の説明】
【0041】
1 模型
2a〜2s 第1の板状部材
3a〜3s 第2の板状部材
S スリット
M 細溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2変数関数の曲面形状を表現する曲面形状の模型であって、
1方向に延長する複数の第1の板状部材と、前記1方向と直交する方向に延長する複数の第2の板状部材とを格子状に組み合わせて作成され、
前記第1及び第2の板状部材が、前記2変数関数に係る第1及び第2の変数の座標軸を含む座標平面に対して垂直な、それぞれ対応する平面を前記2変数関数による曲面で切り取った形状で作成され、
前記第1及び第2の板状部材の前記切り取った側の端面形状により、前記2変数関数による曲面形状が表現された
曲面形状の模型。
【請求項2】
前記2変数関数は、
前記第1及び第2の変数の偶関数であり、
前記曲面形状の模型は、
前記座標平面の原点を中心とした所定範囲で前記曲面形状を表現し、
前記1方向は、
前記座標軸に対して斜め45度の方向であり、
前記第1及び第2の板状部材の交差する箇所が、前記座標平面における座標軸上に対応する箇所である
請求項1に記載の曲面形状の模型。
【請求項3】
それぞれ複数の第1及び第2の板状部材を格子状に組み合わせて、前記板状部材の上端面により2変数関数の曲面形状を表現する曲面形状の模型であって、
前記2変数関数による曲面を、一定の間隔で、順次スライスして現れる曲線又は直線をそれぞれ前記上端面に設定して前記第1の板状部材を順次作成し、
前記2変数関数による曲面を、一定の間隔で、前記第1の板状部材と直交する方向で順次スライスして現れる曲線又は直線をそれぞれ前記上端面に設定して前記第2の前記板状部材を順次作成し、
前記複数の第1及び第2の板状部材を格子状に組み合わせて作成された
曲面形状の模型。
【請求項4】
前記2変数関数が、双曲放物面を表す関数である
請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の曲面形状の模型。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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