説明

あいまいなキャラクタの明確化

【課題】 あいまいなキャラクタの明確化を提供すること。
【解決手段】 1つの全般的な意味では、少なくとも2つの明確化されたキャラクタの1つに分解解析される可能性がある1つ又は複数のあいまいなキャラクタを受信する工程、あいまいなキャラクタの少なくとも1つをホストと交換する工程、ホストと交換したあいまいなキャラクタに関連する明確化された用語を反映する結果をホストから受信する工程、明確化された用語のどれが、その結果の一側面をユーザが選択したとき使用されるかをユーザが認識できるような形で、結果をレンダリングする工程、及び、明確化された用語のうち対応する1つが使用されるようにその結果の一側面をユーザが選択できるようにする工程により、情報をユーザに提示することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(技術分野)
本文書はコンテンツの検索及び提示に関する。
【背景技術】
【0002】
(背景)
インターネットは、ユーザが大量の情報にアクセスすることを可能にする。ウェブブラウザ、メッセージ用アプリケーション、又は、他の専用アプリケーションを有するユーザは、大規模なライブラリから情報を検索し、大量の情報にアクセスすることができる。しかし、大量の情報の中をナビゲートすることは、一部のユーザにとって挑戦となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
あいまいなキャラクタの明確化方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(要旨)
1つの全般的な意味では、少なくとも2つの明確化されたキャラクタの1つにまで分解解析される可能性がある1つ又は複数のあいまいなキャラクタを受信する工程、あいまいなキャラクタの少なくとも1つをホストと交換する工程、ホストと交換したあいまいなキャラクタに関する明確化された用語を反映するものからの結果をホストから受信する工程、明確化された用語のどれが、その結果の一側面をユーザが選択したとき使用されるかをユーザが認識できるような形で、結果をレンダリングする工程、及び、明確化された用語のうち対応する1つが使用されるようにその結果の一側面をユーザが選択できるようにする工程により、ユーザに情報を提示できるようになる。
【0005】
実施態様は以下の特徴の1つ又は複数を含むことができる。例えば、省入力キーパッド(reduced-entry keypad)を備えた無線電話機は、1つ又は複数のあいまいなキャラクタを入力するために使用することができる。あいまいなキャラクタの少なくともいくつかは、無線ネットワークを介してホストに送信することができ、その結果は、無線電話機上のディスプレイ内でレンダリングすることができる。ユーザに無線電話機の省入力キーパッドを操作させて、選択された、明確化された用語として明確化された用語の1つの使用をもたらす結果の一側面を選択することができる。
【0006】
ユーザに特殊文字を入力させることができる。特殊文字は、結果内からのサブセットを選択するために使用することができ、そのサブセットをレンダリングすることができる。ユーザが特殊文字を入力することを可能にする工程は、ユーザが、サブセットの選択を達成するための機構としての「#」キー、「*」キー、又は、矢印ボタンを選択することを可能にする工程を含むことができる。
【0007】
1つ又は複数のあいまいなキャラクタは、ホストとシーケンスを交換する前に解析することができる。シーケンスを解析したことに応答して結果をレンダリングさせることが可能であり、ユーザは結果と相互作用することができる。結果とのユーザの相互作用の結果として、あいまいなキャラクタの少なくともいくつかを、結果を更新するためにホストと交換することができる。
【0008】
あいまいなキャラクタの閾値数が受信されたかどうか判定することができ、あいまいなキャラクタの閾値数を受信したとき、あいまいなキャラクタを交換することができる。更新されたあいまいなキャラクタの更新された閾値が受信されたかどうか判定することができ、あいまいなキャラクタの更新された閾値を受信したとき、この更新されたあいまいなキャラクタを交換することができる。更新された結果はホストから受信することができ、且つ、レンダリングすることができる。
【0009】
ホストとの通信を確立する工程は、休止中の通信チャンネルを作動させる工程又は作動中の通信チャンネルにアクセスする工程を含むことができる。ホストとの通信は、あいまいなキャラクタの閾値数を受信したとき確立することができ、このあいまいなキャラクタは、通信が確立されたとき交換することができる。
ホストとの通信は、あいまいなキャラクタ及びあいまいでないキャラクタの閾値数を受信したとき確立することができ、あいまいなキャラクタ及びあいまいでないキャラクタは、通信が確立されたとき交換することができる。
【0010】
あいまいでないキャラクタを受信することができ、ホストと交換することができる。あいまいなキャラクタを受信する工程は、あいまいなキャラクタのみを受信する工程を含むことができる。あいまいなキャラクタを受信する工程は、手書き文字認識システムによる手書き入力を受信する工程を含むことができる。
あいまいなキャラクタを受信する工程は、表意言語における手書き文字のストロークの指示を受信する工程を含むことができる。
【0011】
他の全般的な意味では、少なくとも2つの明確化されたキャラクタの1つにまで分解解析される可能性がある1つ又は複数のあいまいなキャラクタを受信する工程、あいまいなキャラクタを解析する工程、あいまいなキャラクタの解析に基づいて、あいまいなキャラクタに関連するいくつかのユーザアプリケーションを特定する結果を生成する工程、いくつかのユーザアプリケーションのどれが、結果の対応する一側面をユーザが選択したことに応答して起動されるかをユーザが認識することを可能にするような形で、結果をレンダリングする工程、及び、結果の選択された側面に対応するユーザアプリケーションの起動を実施するために、結果の一側面をユーザが選択することを可能にする工程により、情報がユーザに提示されることが可能となる。
【0012】
実施態様は以下の特徴の1つ又は複数を含むことができる。例えば、1つ以上のあいまいなキャラクタを入力するために、省入力キーパッドを備えた無線電話機を使用することができる。あいまいなキャラクタは明確化された用語に関連付けることができ、この明確化された用語に基づいていくつかのユーザアプリケーションを特定することができる。結果は、ユーザアプリケーションに対応する結果の一側面をユーザが選択したとき起動されるアプリケーションの表示と共に、無線電話機上のディスプレイ内でレンダリングさせることが可能であり、ユーザが無線電話機の削減されたキーパッドを使用して、いくつかのユーザアプリケーションの1つに対応する結果の一側面を選択することが可能である。
【0013】
1つ以上の受信されたあいまいなキャラクタに基づいて、ブラウザアプリケーションの呼出しを通じて入手可能である第1の対応する明確化された結果を特定することができ、電話帳サービスアプリケーションの呼出しを通じて入手可能である第2の対応する明確化された結果を特定することができる。第1の対応する明確化された結果及び第2の対応する明確化された結果をレンダリングすることができ、ユーザが第1の対応する結果又は第2の対応する結果を選択することが可能である。
【0014】
ブラウザアプリケーションの呼出しを通じて入手可能である第1の対応する明確化された結果を特定する工程は、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)以外のマークアップ言語を使用してコンテンツをレンダリングするように構成されたブラウザアプリケーションの呼出しを通じて入手可能である第1の対応する明確化された結果を特定する工程を含むことができる。ブラウザアプリケーションの呼出しを通じて入手可能である第1の対応する明確化された結果を特定する工程は、ブラウザアプリケーションを通じて異なるアプリケーションにユーザがアクセスすることを可能にする工程を含むことができる。ブラウザアプリケーションを通じて異なるアプリケーションにユーザがアクセスすることを可能にする工程は、マッピングサービス、ウェブブラウジングサービス、広告サービス、インスタントメッセージサービス、及び、電子メールサービスの少なくとも1つにユーザがアクセスすることを可能にする工程を含むことができる。
【0015】
アプリケーションの表示と共に、無線電話機上のディスプレイ内で結果をレンダリングする工程は、アプリケーションを表すアイコンと共に結果をレンダリングする工程を含むことができる。あいまいなキャラクタは明確化された用語に関連付けることができ、いくつかのユーザアプリケーションは明確化された用語に基づいて特定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
(詳細な説明)
インターネット及びその大量のコンテンツの蓄積にアクセスするユーザに改善された体験を提供する上での主な課題は、結果を検索するのに最小の努力でユーザの興味に最も関連性のある情報にユーザがアクセスすることを可能にすることである。この課題は、ユーザが、省入力キーパッドを有する無線電話機などの一群のあいまいなキャラクタを有するデバイスを使用する時にはっきりする。例えば、省入力キーパッド(例えば、「2」のボタンが「A」、「B」、「C」も表す12文字タッチパッド)を備えた無線電話機に依拠しているユーザは、1つ又は複数のキャラクタの入力に基づくアプリケーションにアクセスすることが困難であることを見出すことがある。
【0017】
あいまいな入力内容を入力するユーザを支援するために、あいまいな入力内容をいくつかの有力な明確化された候補にまで分解解析すること、及び、それらの候補の中でユーザが選択することを可能にすることが可能である。さらに、ユーザに明確化された候補の表示を提供することのほか、明確化された候補を提示することに加えて、又は、それの代わりに、アプリケーション及び/又は関連処理を提供することが可能である。
【0018】
より詳細には、例えば、ユーザは、無線電話機などのデバイスに1つ又は複数のあいまいなキャラクタからなるシーケンスを入力することができる。あいまいなキャラクタは解析することができ、これに応答して結果を生成することができる。結果はいくつかの明確化された用語に関連付けることができ、且つ、2つ以上のユーザアプリケーションにも関連付けることができる。例えば、無線電話機上の12キーの英数字キーパッド上での「733」というユーザ入力を解析することができ、且つ、「RED」に関連するか、又は、これを含む用語にまで分解解析することができる。用語「RED」は、今度は、Redondo Beachに関連するマッピングアプリケーション、Washington Redskinsに関連するスポーツアプリケーション、及び/又は、Red Lobsterに関連する電話帳サービスアプリケーションなどの様々なアプリケーションに関連付けることができる。結果は、いくつかのユーザアプリケーションのどれがユーザによる選択/起動のために利用可能であるかをユーザが認識できるような形でレンダリングされる。例えば、無線電話機は、第1の結果の選択がマッピングアプリケーションを起動し、第2の結果の選択が電話帳サービスアプリケーションを起動することを示すことができる。最後に、ユーザは、選択された結果に関連するユーザアプリケーションの1つを起動するために、明確化された用語の1つを選択することが可能となる。例えば、無線電話機を使用中のユーザはRedondo Beachへの自動車運転経路を提供するマッピングアプリケーションを起動するために、矢印キー及び選択ボタンを使用することができる。
【0019】
他の実施例において、無線電話機を使用中のユーザはあいまいなキャラクタのシーケンスとして「23212」を入力することができる。無線電話機は、解析のためにホストに結果を提供することができる。ホストは、「23212」に関連する各地図及び電話帳サービス情報を検索することができる。この実施例において、ユーザは、郵便番号23212に対する結果を検索してくるために、マッピングラベル及びダイヤル情報を特定せず、且つ、単語「郵便番号」を含めてはいなかった。むしろ、あいまいなキャラクタのシーケンスを解析かつ使用して、シーケンスの内容又は形態の入力内容がこの形態又はタイプの入力内容に対応する可能性があり、且つ、従って、考慮を誘発するために使用することができるか、又は、潜在的なマッピング結果の表示を考慮し、且つ/又は、表示することができるということを決定することに注意されたい。
【0020】
あいまいなキャラクタのシーケンスが様々なアプリケーションに関連する可能性があり、且つ/又は、多数の明確化された用語に分解解析することができても、結果は、選択された項目に関連するアプリケーション又はコードセグメントを起動するためにユーザが結果の1つを選択することができるような形で表示することができる。例えば、もし表示された結果がユーザを支援するために利用可能な配管工のリストを含んでいれば、登録項目の1つを選択することは、特定の配管工により運営されているウェブページを起動することができる。他の実施例において、登録項目が結果から選択された配管工に電話の呼び出し、電子メールメッセージ、又は、インスタントメッセージを送信することができる。さらに他の実施例において、ユーザはメッセージにオブジェクト(例えば、添付ファイル、リンク、又は、単語)として結果を挿入することができる。
【0021】
ユーザは1つ以上のあいまいなキャラクタを入力し続けることができ、結果は、最近受信されたあいまいなキャラクタに基づいて修正されることが可能である。例えば、1つの実施態様において、「spring」を入力した後にキャラクタストリームが最初に解析され、springの季節に関連する結果及び用語「spring」を使用した製品を返信することができる。ユーザが「f」の文字(又は、「3DEF」キー)を打鍵すると、この追加の入力内容をホストに送信することができ、この内容が、今度は、「springf」に関連する結果を生成する。1つの実施例において、「springf」に関連するコンテンツのみを含む新しいリストを生成するために、「springf」に関連する以前の結果が選抜される。他の実施例において、新しいクエリが実行され、「springf」に関連する用語を特定する。
【0022】
クエリがどのような構造になっているかに関係なく、ホストは、Springfieldという名の都市及び町に関連する1つ又は複数の選択物を含むことができる「springf」に関連する結果を特定する。多数の町に対する結果は、ユーザがアクセスしているアプリケーションの一部に提示することができる。1つの実施例において、選択されたSpringfieldに関連する地図を生成するために、結果の1つをユーザが選択できるようにすることができる。他の実施例において、ユーザは、「Springfield、MA」及び「Springfield、IL」に対する登録項目を提示することができる。ユーザはキャラクタストリーム内に文字を打鍵し続けることができる。「Springfield」が特定された後、ユーザが「I」の文字を1つ打鍵すると、「Springfield、MA」の登録項目は削除されることが可能である。続いて、ユーザは、イリノイ州Springfieldの地図を検索してくるために、「Springfield、IL」の登録項目を選択することができる。
【0023】
図1はキャラクタストリームに関連する結果の知的な提示を可能にする通信システム100を示す。一般に、クライアント110は、ネットワーク120を使用してホスト130と未完了キャラクタのキャラクタストリームに関連する通信を交換する。ホスト130は、例えばデータベース140(例えば、職業別電話帳又はマッピングシステム)を使用してキャラクタストリームに関連する結果を生成するためにキャラクタストリームを解析する。ホスト130は1つ又は複数の結果をクライアント110に提供し、クライアント110は今度はその結果を表示する。
【0024】
一般に、クライアント110は、ユーザが通信ネットワークを介して情報を交換することを可能にする演算デバイスを含む。クライアント110は、ホスト130上のコンテンツにアクセスできる1つ又は複数のデバイスを含むことができる。クライアント110は、クライアント110の動作を独立に、又は、まとめて指揮するソフトウェアアプリケーション、プログラム、符号の1つ、デバイス、コンピュータ、コンピュータシステム、又は、それらの組合せから受信されるか、又は、これらにより生成される命令を処理する(図示しない)制御装置を含むことができる。命令は、クライアント110に送られることが可能であるか、又は、クライアント110において制御装置と共に常駐できるいかなるタイプの装置、構成部分、設備、記憶媒体、又は、伝播信号において恒久的又は一時的に実行されることが可能である。クライアント110は、命令に応答でき、且つ、規定された形で命令を実行できる汎用コンピュータ(例えば、パソコン(PC))、命令に応答でき、且つ、命令を実行できるワークステーション、ノート型コンピュータ、PDA(「携帯情報端末」)、無線電話機、構成部分、他の設備、又は、これらの品目の組合せを含むことができる。
【0025】
1つの実施態様において、クライアント110は1つ又は複数のデータ単位を受信できる1つ又は複数の情報検索ソフトウェアアプリケーション(例えば、ブラウザ、メールアプリケーション、インスタントメッセージクライアント、インターネットサービスプロバイダクライアント、若しくは、AOL TV、又は、他の集積クライアント)を含むことができる。この情報検索アプリケーションは汎用オペレーティングシステム上、且つ、汎用プロセッサ、並びに、グラフィック、通信、及び/又は、他の機能に対する特化ハードウェアを含むハードウェアプラットフォーム上で実行することができる。他の実施態様において、クライアント110は、モバイル環境で動作可能な汎用且つ特化したハードウェアを持つ縮小されたオペレーティングシステム上でマイクロブラウザアプリケーションを実行する無線電話機を含むことができる。
【0026】
クライアント110は情報検索アプリケーションへのキャラクタストリーム入力を解析する1つ又は複数のキャラクタストリームコードセグメントを含む。キャラクタストリームコードセグメントは、この列を受信し、且つ、クライアント110及び/又はホスト130上の他のソフトウェアアプリケーションとのこのキャラクタストリームの交換を構築する。例えば、キャラクタストリームコードセグメントは、ホスト130に通信を送信する前にX個の初期文字が受信されるまで、最初に待つことができる。続いて、キャラクタストリームコードセグメントは、後続するY個の文字ごとにホストに更新を送信することができる。あるいは、ユーザがZ秒間にわたり活動していない場合、キャラクタストリームコードセグメントは、キャラクタストリームに対する更新を送信する遅延特徴のセットを含むことができる。従って、Xが5個(「5つ」)の文字であり、Yが2個(「2つ」)の文字であり、Zが1(「1」)秒であると、「DULLES GAS STAT.」を打ち込んだユーザに対するキャラクタストリームコードセグメントは、1)「DULLE」の後の結果、2)「DULLES」、「DULLES GA」、「DULLES GAS」、「DULLES GAS ST」、及び、「DULLES GAS STAT」の結果を要求する。同じ実施例において、ユーザが「DULLES GAS S」と打鍵し、且つ、1秒間を超えて休止した場合(Z=1秒、且つ、遅延特徴セットが使用されている時)、キャラクタストリームコードセグメントは、解析のためにホストに「DULLES GAS S」の列を送信する。
【0027】
あるいは、又は、加えて、ホストと文字を交換する前に異なる条件が満足されるまで、クライアントは待つことができる。例えば、適合する用語のリストをユーザが閾値回数を超えて調べ回ったかどうか判定するために、又は、ユーザが手動で「もっと見る」ボタンを選択したかどうか判定するために、クライアントはユーザの活動をモニタすることができる。さらに他の実施例において、クライアントは、選択された単語を解析の基礎として使用して追加の結果を検索してくるために、選択された単語を交換することができる。そのため、省入力キーパッド上でユーザが「733」を入力し、続いて、「Redskins」を選択すると、クライアントは「Redskins」に関連する追加の結果を要求する。
【0028】
クライアント110はキャラクタストリームを解析するための予備解析コードセグメントを含むこと、及び、周期的な更新を送信することができる。予備解析コードセグメントは、キャラクタストリームに対して生成された結果の効力を強化するためにキャラクタストリームを選抜にかける。1つの実施例において、予備解析コードセグメントは、消費者の予測される興味と関連する可能性の高い1つ又は複数のデータベース又はセグメントを特定する。従って、「20005」が入力されたとき、予備解析コードセグメントは、郵便番号20005に関連する地理情報をポーリングするようホスト130への送信で命令を発することができる。他の実施例は、ユーザにより捜し求められている結果に関連するとして、サービス産業(例えば、配管工)、セグメント(例えば、オンライン音楽)、又は、要因の組合せ(例えば、郵便番号20005の配管工)を特定する予備解析コードセグメントを含むことができる。特定された予備要因を使用して、適切なデータベースに通信が送信されるか、又は、予備解析を行った結果としてクエリを修正することができる。
【0029】
他の実施例において、予備解析コードセグメントは、ユーザについて学習された情報をキャラクタストリームに相関させることもできる。クライアントが特定の地域(例えば、GPSデータ、無線電波塔の情報、及び/又は、ユーザに対する料金請求情報に基づく地域)で動作していると信じられている場合、キャラクタストリームを修正して、結果がユーザの相対的又は絶対的な所在地に対応するようホスト130に命令することができる。同様に、予備解析コードセグメントは、ユーザついての結果をより良好に特定するために、キャッシュ又はユーザ履歴とインターフェースをとることができる。従って、もしユーザがNational Football Leagueのスポーツ行事に関心のあることをユーザ活動の履歴が示していれば、予備解析コードセグメントは、International Football(サッカー)よりもむしろAmerican Footballとの結果の関係に基づいて結果を調整することができる。予備解析コードセグメントは、ホスト130がアクセスされる前に、ローカルに保存されている結果を検索及び表示することもできる。
【0030】
クライアント110は、クライアントのネットワーク環境を反映させるために、キャラクタストリームの結果を修正するための情報検索コードセグメント(例えば、ブラウザ又はキーワードツール)とインターフェースをとる通信コードセグメントを含むことができる。例えば、クライアント110が限られた帯域幅を持つ無線電話機を含む時、通信コードセグメントは、ネットワーク120を圧倒しないように、返信される結果内のデータ量を制限するために通信の交換を構築することができる。この工程は、特定の数を超えない結果が返信されるように、結果を選抜する工程を含む。同様に、結果のフォーマットは結果の帯域幅を低減するように修正することができる。例えば、クライアント110に送信された結果は、グラフィック又は画像をアプリケーションから除去させることができる。
【0031】
クライアントは表示デバイス(例えば、モニタ又はLCD(「液晶ディスプレイ」))への結果を調整する表示コードセグメントを含むことができる。表示コードセグメントは、最も可能性の高い結果のみが提示されるように、結果の提示を管理することができる。表示コードセグメントは、結果の数がクライアントのメモリ又は表示の能力を圧倒しないように、ホスト130とインターフェースをとることができる。1つの実施例において、表示コードセグメントは指定された数を超えない結果を送信するようにホスト130に命令することができる。他の実施例において、表示コードセグメントは指定されたサイズより大きないずれの結果項目も返信しないようにホスト130に命令することができる。
【0032】
クライアント110は1つ又は複数の媒体アプリケーションを含むことができる。例えば、クライアント110は、クライアント110が音声又はビデオのデータストリームを受信及び表示することを可能にするソフトウェアアプリケーションを含むことができる。媒体アプリケーションは、ユーザがユーザの媒体環境を構成することを可能にする制御装置を含むことができる。例えば、媒体アプリケーションがインターネットラジオ局を受信していれば、媒体アプリケーションは、例えば局のジャンル(例えば、カントリー音楽)又はお気に入りを示す「プリセット」されたアイコンの使用を介して、インターネットラジオ局をユーザが選択することを可能にする制御装置を含むことができる。
【0033】
ネットワーク120はクライアント110とホスト130の間の直接的又は間接的な通信を可能にすることができるハードウェア及び/又はソフトウェアを含むことができる。このように、ネットワーク120はクライアント110とホスト130の間の直接リンクを含むことができるか、又は、(図示しない)両者の間の1つ又は複数のネットワーク又はサブネットワークを含むことができる。各ネットワーク又はサブネットワークは、例えば、データを搬送及び受信することができる有線又は無線のデータ経路を含むことができる。ネットワークの例はインターネット、World Wide Web、WAN(「広域ネットワーク」)、LAN(「ローカルエリアネットワーク」)、アナログ又はデジタルの有線又は無線の電話網、ラジオ、テレビ、ケーブル、衛星、及び/又は、データを搬送するための任意の他の送達機構を含む。
【0034】
ホスト130は、一般に、(図示しない)ホスト制御装置の指揮下で命令を実行することができる。ホスト130は1つ又は複数のハードウェア構成部分及び/又はソフトウェア構成部分を含むことができる。ホスト130の例は規定された形で命令に応答し、且つ、命令を実行することができる汎用コンピュータ(例えば、サーバ又はメインフレームコンピュータ)である。他の例は、命令に応答し、且つ、命令を実行することができる専用コンピュータ、ワークステーション、PC、デバイス、構成要素、他の物理的若しくは仮想の設備、又は、それらの何らかの組合せを含む。
【0035】
制御装置は、クライアント110と交換される通信を指揮、且つ、監督するためにホスト130上にローディングされたソフトウェアアプリケーションである。他の実施例は、述べたように相互作用及び動作するようにクライアント110又はホスト130を独立して、又は、まとまって命令するためのプログラム、符号の1つ、命令、デバイス、コンピュータ、コンピュータシステム、又は、これらの組合せを含む。ホスト130は、クライアント110又はホスト130に命令を供給できるあらゆるタイプの装置、構成部分、物理的な若しくは仮想の設備、記憶媒体、又は、伝播信号において恒久的又は一時的に実施することができる。
【0036】
制御装置はクライアント110から送信された情報検索要求を支援するための1つ又は複数の情報提供アプリケーションを含むことができる。情報提供アプリケーションは、クライアント110からキャラクタストリームを受信し、且つ、個別のユーザごとの予測された興味に応じた結果を生成する結果コードセグメントを含むことができる。従って、結果コードセグメントは、クライアント110から受信したキャラクタストリームの交換に基づいて1つ又は複数の結果を生成することができる。
【0037】
結果コードセグメントは、予備解析コードセグメントから受信されたキャラクタストリーム修飾因子、通信コードセグメント、表示コードセグメント、及び/又は、クライアントからのキャラクタストリーム送信を修正する他のコードセグメントを受信することができる。ホスト130は、予備解析コードセグメント、通信コードセグメント、及び、表示コードセグメントにおける特徴のセットに類似した動作を行うコードセグメントを動作させることができる。これらのホスト指向版のこれらのコードセグメントは、行われた解析及び/又は返信された結果を修正するために結果コードセグメントとインターフェースをとることができる。例えば、ホスト130はユーザにより以前に要求されたコンテンツのキャッシュに最初にアクセスすることができる。以前に返信された結果は、追加の解析が行われるか、又は、追加のシステムがポーリングされる前に、関連性について解析することができる。
【0038】
ホスト130はキャラクタストリームを解析するためにデータベース140とインターフェースをとることができる。一般に、データベース140は、一定の容量のデータのための保存装置、及び、そのデータが保存され、検索され、且つ、解析されることを可能にする処理エンジンを含む。データベースは機能上の基準に従って編成することができる。例えば、マッピングデータベースは地理的な地域別に編成できる一方、職業別電話帳のデータベースは地理的な基準だけでなく、事業別に編成できる。1つの実施例において、データベースはホスト130により提供されたキャラクタストリームに関して詳細な解析を行うように構築することができる。例えば、ホスト130はクライアントからキャラクタストリームを受信でき、且つ、1つ又は複数のデータベース140にクエリをリダイレクトすることができる。リダイレクトされたクエリの各々は、リダイレクトされたクエリをさらに洗練するように修正することができる。例えば、職業別電話帳にリダイレクトされたクエリは、選択用の用語として追加された郵便番号を有することができる。同様に、株式相場を提供しているデータベースに誘導されたクエリは、どの株式にユーザが興味を持っているか(例えば、ユーザにより所有されている株式)を記述している参照を含むことができる。
【0039】
図2を参照すると、フローチャート200は、未完了キャラクタのキャラクタストリームに関連する結果を知的に提示するために、クライアント110がホストをどのように使用できるかを示す。全般に、フローチャート200のシステムは図1で説明したシステムに関連している。フローチャート200は、クライアント110がどのようにしてキャラクタストリームを受信し(工程210)、且つ、キャラクタストリームをホストと交換しているか(工程220)を示す。ホスト130はキャラクタストリームを受信し(工程230)、キャラクタストリームを解析し(工程240)、且つ、クライアント110と結果を交換する(工程250)。クライアント110は結果を受信し(工程260)、結果を表示し(工程270)、ユーザの選択を受信し(工程280)、且つ、選択された結果に関連するコードセグメントを起動する(工程290)。
【0040】
最初、クライアント110は1つ又は複数の未完了キャラクタのキャラクタストリームを受信する(工程210)。一般に、1つ又は複数の未完了キャラクタのキャラクタストリームを受信する工程は、ユーザアプリケーションに入力されたユーザの打鍵を受信し、且つ、体系付ける工程を含む。例えば、ユーザは入力内容を、ウェブブラウザのアドレスの書式に、又はキーワードユティリティのキーワード入力フィールドに打鍵することができる。キャラクタストリームを受信する工程は、キャラクタストリームをホスト130と交換される送信に構築する工程を含むことができる。例えば、クライアントアプリケーションは、所定数のキャラクタが入力された後に、送信を第1のメッセージに編成することができる。クライアントアプリケーションは、所定数の追加文字が入力された後、又は、ユーザが入力した文字間で所定の時間が経過した後で作成される追加のメッセージを構築することができる。未完了ラベルは、キャラクタ入力処理が完了したことをユーザが示していないことを示している。言い換えれば、未完了キャラクタを持つキャラクタストリームは、追加のキャラクタを受信して、ユーザの予測された興味に応じて表示される検索結果を修正することができることを示している。対照的に、キャリッジリターン又は「Enter」キーは、ユーザが、完了されたキャラクタストリームに基づいて結果を明示的に生成することを可能にする完了キャラクタとして典型的に使用されている。加えて、キャリッジリターンは、結果が修正される原因に追加のキャラクタがならないことにおいて完了キャラクタである。モバイル電話機などの省入力キーパッドを有するデバイスでは、特別なキー(例えば、「下向き矢印」)があいまいなキャラクタのシーケンスにおける用語の完了を示すために使用することができる。
【0041】
クライアント110とホスト130の間の送信がどのようにして構築されるかに関係なく、クライアント110はホストにキャラクタストリームを送信し(工程220)、ホストはキャラクタストリームを受信する(工程230)。続いて、ホスト130はキャラクタストリームを解析する(工程240)。典型的に、キャラクタストリームを解析する工程は、ユーザにより予測された興味に応じた1つ又は複数の結果に受信されたキャラクタストリームを関連付ける工程を含む。1つの実施例において、キャラクタストリームは、ホスト130にアクセス可能なコンテンツを記述するために使用されるメタデータラベルと比較することができる。例えば、キャラクタストリームが「Nashvill」を含んでいると、ホスト130は、「Nashvill」が最終的に「Nashville、TN」に完了されることを予想でき、且つ、ウェブページ内でNashville、TNを特集する、及び/又は、「Nashville、TN」を有するメタデータラベルにより要約されているウェブページを特定することができる。しかし、ホスト130は同一の文字適合を見出す必要はない。例えば、ホスト130は、「Nashvill」を入力しているユーザがカントリー音楽への興味の前兆であることを予測することができる。従って、ホスト130が結果を解析すると、例え結果がNashville、TN(テネシー州)に関連していなくても、ホスト130はカントリー音楽に関連する結果も特定することができる。補足的な情報を使用してどのようにしてキャラクタストリームを解析できるかを示す他の実施例において、ユーザがテネシー州出身ではないことをホストが判定した場合のみに、結果はカントリー音楽を含むように解釈することができる。
【0042】
キャラクタストリームを解析する工程は、結果の相対的な関連性を等級付けする工程を含むことができる。例えば、広範に閲覧されているNashvilleのウェブサイト(例えば、Nashville観光局)は、Nashville居住者の個人的ウェブログ(「ブログ」)を含むウェブサイトよりも、非Nashville居住者により関連すると評価することができる。結果は、より関連のある結果がより関連の少ない結果の前に返信される形で生成することができる。
【0043】
解析されたキャラクタストリーム及び特定された結果を使用して、ホスト130は結果をクライアント110と交換する。結果は、ネットワーク又はクライアントの表示の制約に従うように制御することができる。例えば、ネットワークの帯域幅が限られているか、又は、クライアントの表示機能が限られている場合、ホスト130はネットワークの輻輳を回避するように送信を構築することができるか、又は、(例えば、返信された結果から画像を除去することにより)より適した結果を提供するように結果を修正することができる。
【0044】
クライアント110は結果を受信する(工程260)。クライアント110は、表示の効力を高めるために結果を検討する追加処理を行うことができる。例えば、クライアント110は返信された結果をユーザのプロファイルに関連付けることができ、且つ、それに従って表示されるように結果を調整できる。他の実施例において、クライアントは、後続するキャラクタストリームの動作の効力を高めるためにユーザのプロファイル及び興味をより良く展開するために結果を解析することができる。結果が中間処理を受けたか否かに関係なく、クライアント110は結果を表示する(工程270)。結果は、結果が意図した文字のシーケンスを完了する代わりに、結果の1つをユーザが選択することを可能にするような形で提示される。例えば、ユーザがキーワード検索アプリケーションの入力欄に打鍵すると、ドロップダウンウィンドウが1つ又は複数の可能性の高い結果と共にキーワード検索アプリケーション内に現れることが可能となる。ユーザが打鍵を続けると、ドロップダウンウィンドウ内に現れている結果は、キャラクタストリームの最新の解析を反映させるために調整することができる。ユーザは、興味のある結果を見ると、その結果を選択することができる(工程280)。結果の選択は、アプリケーションが、選択された結果に関連するコードセグメントを起動することをもたらす(工程290)。例えば、ユーザが1つの地域の地図を記述している結果を選択すると、入力されたキャラクタストリームに関連する地図を表示するために、マッピングウェブサイトにアクセスしているウェブブラウザを起動することができる。
【0045】
図3は、データベース140に常駐するマッピング情報を検索するためにクライアント110がどのようにしてキャラクタストリームをホスト130と交換するかを示すフローチャート300を示す。全般に、図3に説明されているシステム及び動作は、図1及び2に関して既に説明したシステム及び動作に関連している。しかし、図3は、クライアント110に対して結果を検索するために、ホスト130がどのようにしてデータベース140とインターフェースをとることができるかを示す。クライアント110はホスト130とキャラクタストリームを交換する。今度は、ホストが、結果を作成するためにキャラクタストリームの自身の解析においてデータベース140を使用する。ホストがクライアント110に結果を提供し、次にクライアント110が結果を提示し、且つ、ユーザが興味のある結果を選択すると、適切なコードセグメントを起動する。
【0046】
最初、クライアント110のユーザはキャラクタストリーム「Dulles」を入力する(工程305)。クライアントはホスト130とキャラクタストリームを交換し(工程310)、ホスト130はキャラクタストリーム「Dulles」を受信する(工程315)。ホスト130はキャラクタストリーム「Dulles」を解析する(工程320)。ホスト130は、キャラクタストリームをホスト130のキャッシュに保存されている人気のある結果と比較するためにキャラクタストリームのローカルでの解析を行うことができる一方、より大きな関連性を持つ結果を特定するために、専用データベースに、カスタム化されたクエリを配信する。例えば、フローチャート300において、キャラクタストリームを解析する工程は「Dulles」に関連するマッピングデータベースにポーリングする工程(工程325)を含む。フローチャート300はアクセスされている1つのデータベース140を描いているが、多数のデータベースにポーリングすることができる。ポーリングできる他のデータベースの例は、メッセージデータベース、電話帳サービス、職業別電話帳、及び、財務データベースを含むが、これらに限定されない。
【0047】
データベース140は「Dulles」についてのポーリングを受信する(工程330)。続いて、「Dulles」が解析され(工程335)、結果が検索される。例えば、バージニア州Dullesに関連する多数の地図が特定及び/又は検索される。この工程は、Dullesの市街地、Dulles国際空港への道筋、及び、バージニア州Dullesに所在する様々な企業の事務所への道筋の地図を含むことができる。続いて、結果がホスト130に返信される(工程340)。
【0048】
結果を受信した(工程345)時点で、ホスト130はDullesの結果をクライアントと交換する(工程350)。結果をクライアントと交換する工程は、多数のデータベースから受信した結果を同期させる工程、及び、最大の関連性を持つ結果を特定する工程を含むことができる。例えば、キャラクタストリームを解析するために多数のデータベースにポーリングすることができる。クライアント110から返信された結果の全体数は、クライアント110が処理及び/又は表示するには大きすぎることがある。従って、ホスト130はホストに妥当な結果のみを選抜及び表示することができる。1つの実施例において、最も妥当な結果がクライアント110に返信される一方、結果のストックは、キャラクタストリーム内のその後に受信される文字に照らした解析に対して利用可能のままとなる。他の実施例において、データベースからの各結果は異なる時刻に受信される。例えば、正確に展開し、且つ、ユーザの人口統計に適合するクエリは、結果を最も一般的に検索される結果と比較するクエリよりも時間がかかることが可能である。結果を交換する工程は、最も一般的に検索される結果を最初に提示する工程、及び、続いて、その時間がかかるクエリの結果が利用可能となった時にその時間がかかるクエリの結果を提示する工程を含むことができる。
【0049】
クライアントは「Dulles」の結果を受信し(工程355)、且つ、それらの結果を表示する(工程360)。示されたように、クライアント110が、「Dulles」に関連するマッピングアプリケーションを起動するというユーザの選択を受信すると(工程365)、クライアント110は選択された「Dulles」の結果に対するマッピングアプリケーションを起動する(工程370)。
【0050】
図4は、キャラクタストリームへの更新に基づいてクライアントの表示がどのようにして修正できるかを示すフローチャート400を示す。全般に、図4に示したシステム及び動作は、図1から3に関して既に説明されたシステム及び動作に関連している。しかし、フローチャート400は、キャラクタストリームへの更新が、ユーザが相互作用できる異なる結果をどのようにして生成できるかを示す。特に、キャラクタストリームにおいてその後に受信された文字は、クライアントによる表示のための異なるセットの結果を生成できる。このようにして、ユーザはキャラクタストリームを修正でき、且つ、その修正に基づいて新しい結果をリアルタイムで観察することができる。
【0051】
最初に、クライアントはキャラクタストリーム「Spring」を受信し(工程405)、且つ、キャラクタストリーム410をホスト130と交換する(工程410)。ホスト130はキャラクタストリーム「Spring」を受信し(工程415)、且つ、キャラクタストリーム「Spring」を解析する(工程420)。ホスト130及び/又はデータベース140は、キャラクタストリーム「Spring」に対するマッピング結果を特定し(工程425)、且つ、これらの結果をクライアント110に返信する(工程430)。クライアントは「Spring」に関連する結果を受信し(工程435)、且つ、それらの結果を表示する(工程440)。
【0052】
続いて、クライアントはキャラクタストリーム内の追加のキャラクタを受信及び交換する(工程445)。例えば、列「Spring」がSpringfieldが付くいくつかの都市に関連する情報を特定する可能性がおそらくあるが、ユーザは、Springfieldがユーザが考えていることであり、且つ、ユーザにとって興味のあるSpringfieldを特定することを確認するために追加の情報を入力することができる。従って、ユーザは、Springfield,Illinoisへの興味を表すために次の文字としてフィールド「I」を入力することができる。ホスト130及び/又はデータベース140は追加のキャラクタを受信及び解析する(工程450)。ホスト130及び/又はデータベース140は更新に関連する新しいセットの結果を生成し、このセットはクライアント110と交換される(工程455)。Springfield,Illinoisを使用した実施例においては、Springfield,Illinoisという町に関連するマッピング及び職業別電話帳の情報を交換することができる。
【0053】
クライアント110は更新を受信し(工程460)、且つ、その更新に基づいてユーザとの相互作用を可能にする(工程465)。例えば、Springfield,Illinoisに関連する地図、サービス、及び、他の情報のリストを表示することができる。
【0054】
図5を参照すると、未完了キャラクタを持つキャラクタストリームに関連する例示的な結果がGUI500に示されている。一般に、GUI500は、図2から4に関して説明された動作を使用して、図1に関して主に説明されたクライアント110上に表示することができる。GUI500は、ウェブブラウザなどのユーザアプリケーション内にキャラクタストリームが入力されたとき結果のページに呼び出すことができるコードセグメントを示す。特に、テキストエントリフィールド510は、カーソル「|」により示されているように、キャリッジリターンなしにキャラクタストリーム「aol」を受信している。GUI500は、検索が列「aol」に対して起動されることを可能にする結果520、コードセグメントがAOLキーワード「aol」に対して起動されることを可能にする結果530、及び、株式取引市場で15.32米ドルで取引されていることを示す「AOL」に対する株式相場を検索してくるコードセグメントを可能にする結果540を含む。
【0055】
図6を参照すると、キャラクタストリーム「Arlington、VA22209」に対する例示的な結果がGUI600に示されている。全般に、GUI600は図1から5に関して既に説明したシステム、動作、及び、表示に関連している。しかし、GUI600は、ユーザアプリケーションからアクセスできる異なるデータベース及び/又はアプリケーションを示している。例えば、「Arlington、VA22209」がテキストエントリフィールド610に挿入されたとき、結果620を使用して検索コードセグメントを起動することができ、マッピングコードセグメントは結果630を使用して起動することができる。
【0056】
1つの実施例において、結果620及び630に関連する表示はクライアント110により既に検索されてきている。あるいは、結果620及び630に関連する表示内のコンテンツを(例えば、ホスト130及び/又はデータベース140から)ダウンロードすることを必要とすることができる。
図7はキャラクタストリーム「dentist(歯科医)」に関連するGUI700を示す。全般に、GUI700は図1から6に関して既に説明したシステム、動作、及び、表示に関連している。しかし、GUI700は、キャラクタストリームに関連する職業別電話帳の登録項目を特定するために、キャラクタストリームをどのようにして解析できるかを示している。
【0057】
GUI700は、ユーザが、キャラクタストリーム「dentist」に関して検索するためのコードセグメントを起動することを可能にする結果710を含む。GUI700において、キャラクタストリームはdentistに対する完了テキストを含むが、「dentis」又は「denti」などのより短い列も、文字列「denti」又は「dentist」に関する検索を開始する結果を生成するために解析でき、且つ、使用することができることに注意されたい。結果720は、クライアントがAOLキーワード「Dentist」に「進む」ことができるように、ユーザがコードセグメントを起動することを可能にする。
【0058】
結果730は、ユーザが、「Dentist」についてAOL Yellow Pageを検索するためのコードセグメントを起動することを可能にする。結果730は「dentist」に対する該職業別電話帳の検索を起動するための結果を特徴とするが、他のGUIは利用可能な歯科医のリストを含むことができることに注意されたい。例えば、もしユーザの所在地が知られていれば、ユーザの郵便番号の歯科医のリストを提示することができ、歯科医は専門別に区分され、且つ、提示される。GUIからの結果は、歯科医のウェブページを起動するため、歯科医と通信を交換するためのメッセージアプリケーションを起動するため、又は、歯科医と面会の約束項目を作成するためのカレンダアプリケーションを起動するために選択することができる。
【0059】
図8及び9を参照すると、GUI800及び900は、キャラクタストリーム内の追加のキャラクタが受信されている間に、表示された結果がどのようにして変更できるかを示している。全般に、GUI800及び900は図1から7に関して既に説明したシステム、動作、及び、表示に関連している。しかし、GUI800及び900は、それらの結果が図5から7に現れたドロップダウンウィンドウ内に表示されないという点で上記の表示とは異なっている。同様に、GUI800及び800は、意図されたキャラクタストリームの一部を使用して結果をどのようにして生成及び表示することができるか、及び、同様に、興味のある列を精密に形成するために、キャラクタストリームへの更新がどのようにして先行するキャラクタストリームに追従する必要がなくなるかを示している。GUI800は、「Spring」がテキストエントリフィールド810に入力された後に利用可能となる複数の結果820を示している。GUI900は、「I」がその後にテキストエントリフィールド910に入力された後に、結果920「Springfield,Illinois」のみが表示されるように結果を選抜することができることを示している。間をつなぐ文字(例えば、Springfield,Illinoisの「field,」)のどれも、キャラクタストリームには含まれていないことに注意されたい。
【0060】
GUI800及び900は、マッピングリソースがアクセスされていることを示しているが、図8及び9に対して説明された動作は他のアプリケーション及び環境にも適用可能である。ユーザがマッピングアプリケーション内でにキャラクタストリームを入力したため、地図の結果を求めるために結果を調整することができる。このことは、マッピングデータベースを検索する工程により、又は、マッピングの結果が検索されることを示す修飾因子を使用してホスト130にポーリングする工程により行うことができる。GUI800及び900は、ユーザがマッピングの要件又は制約を指定することを必要又は可能としないが、他のGUIは、キャラクタストリームを解析するために使用されるデータベースをユーザが指定することを可能にすることができる(図示しない)。
【0061】
図10を参照すると、GUI1000は、ユーザがメッセージ通信を交換することを可能にする例示的なメッセージ通信ディスプレイである。全般に、GUI1000は図1から9に関して既に説明したシステム及びプロファイルに関連している。しかし、GUI1000は、キャラクタストリームがメッセージ通信情報に関連している時に表示できるメッセージ通信の結果を示す。例えば、ユーザがテキストエントリフィールドに「chattingchunk」を打鍵すると(図示しない)、GUI1000を表示することができ、ユーザがメールを送信すること、インスタントメッセージを送信すること、アドレス帳に「chattingchunk」を追加すること、「chattingchunk」からのメール及びインスタントメッセージを遮断すること、並びに/又は、「chattingchunk」の状態又は興味を閲覧することを可能にする。図10は「chattingchunk」という名の一人のユーザに関連するメッセージ通信アプリケーション又は動作を示しているが、二人以上のユーザに関した結果を表示することもできる。同様に、ユーザが「@」キャラクタ(インターネットのメールシステムに関連するATの文字)を入力すると、電子メールメッセージ通信に関連していない選択肢を除去することができる。
【0062】
他の実施態様は特許請求の範囲の範囲内である。例えば、動作はキャラクタストリームに関連する結果を検索する例を説明したが、結果は、コードセグメントを起動する際に最終的に表示される情報を含む必要はない。むしろ、結果は、もし許容されるなら、その後に検索してくることができる結果を記述するラベルを含むことができる。
【0063】
同様に、クライアント及びホストのアプリケーションは、検索されてきた結果の効力を高めるために補助機能及び綴り訂正エージェントを含むことができる。補助機能は、予測されるキャラクタストリームの意味に関連する類似の結果を検索してくる工程によりユーザを手助けすることができる。例えば、もしキャラクタストリームが「German automobiles(ドイツ製自動車)」を含んでいれば、Mercedes、BMW、及び、Audiを含むドイツ製自動車の著名な製造業者を含む結果を検索してくることができる。綴り訂正エージェントは、ユーザがキー入力上の誤りを入力した可能性が高いことを認識することができる。これに応じて、綴り訂正エージェントは、入力されたキャラクタストリームをデスクトップ上で変更する工程、及び/又は、予測された入力内容に関連する結果を検索してくる工程によりキャラクタストリームを訂正することができる。
【0064】
綴り訂正エージェントと同様に、システムは、キャラクタストリームに入力されたURL(「Uniform Resource Locator」)を確認するために使用できる確認エージェントも含むことができる。例えば、ユーザがウェブサイトのアドレスを入力すると、そのウェブサイトアドレスを、デバイス及びファイル情報が実際に存在するか否か、及び/又は、それらが正しいかどうか判定するために解析することができる。URL情報が正しくないと、システムは、正しい、又は関連するURLアドレスを特定するためにキャラクタストリームを分解解析することができる。
【0065】
クライアント110は、ストリーミング音声及びビデオ通信などの媒体通信に関連する結果を知的に提示するために使用することができる。例えば、コンテンツプロバイダ又はサービスプロバイダは、多数の独立した提示の「チャンネル」又は帯域を配信することができる。ユーザはユーザの興味に最も関連性のある情報を提示しているチャンネルを見出すためにそれらのチャンネルを調べることを希望することができる。従って、ユーザはユーザが興味を持っていると見出したコンテンツに関連するキャラクタストリームを入力することができる。音声コンテンツについては、キャラクタストリームがアーティスト、アルバム、又は、選択肢(例えば、歌)の名称に関連していることが可能である。ビデオコンテンツについては、キャラクタストリームが特定のニュース提携先(例えば、TIME又はCNN)、ショー、出来事(episode)、又は、主題に関連していることが可能である。いずれにせよ、基礎となるコンテンツに関係なく、キャラクタストリームは、キャラクタストリームに表されたユーザの興味に関連する結果を検索してくるために使用することができる。この工程は、入力されたキャラクタストリームを特定の媒体選択に伴うメタデータ又は副表題と比較する工程により行うことができる。1つの例において、キャラクタストリームは、あるユーザのための結果を特定するために利用可能な番組編成の副表題と比較することができる。従って、ユーザが、ニュースになった人の名称をキャラクタストリームに入力すると、(オンデマンド及び放送のストリームを含めて)すべての利用可能な番組編成の副表題を、そのニュースになった人を特集している媒体ストリームを特定するために検索することができる。
【0066】
結果として得られた媒体ストリームは様々なフォーマットで提示することができる。1つの実施例において、検索されてきた結果に関連する媒体アプリケーションをユーザが起動することを可能にするために、ドロップダウンメニューが現れる。他の実施例において、媒体ストリームがビデオストリームを含んでいると、図8のタイル整列に類似したビデオストリームのタイルを表示することができる。ビデオストリームのタイルは、利用可能なビデオコンテンツの簡略表示をユーザに提供するために低ビットレートの提示物を含むことができる。ユーザがビデオタイルの1つを選択すると、より高ビットレートでのビデオ選択物の例を表示することができる。
【0067】
インターネット又は委託された環境で動作するために、システム及び動作は修正することができる。例えば、公共のデータベースを検索するよりも、むしろ、システムは、委託された環境に伴う安全性の手続き及び慣行を組み込むように構成することができる。従って、営業担当従業員は、キャラクタストリームを解析する上で顧客及び市場開拓用のデータベースにアクセスできることが可能となっている。技術担当職員は、自身の任務に役立てるために技術及び動作の支援データベースを検討できることが可能となっているが、販売データベースを使用してキャラクタストリームを解析することは防止されている。経営陣及び/又は調査担当職員はキャラクタストリームを解析する上でほとんど又はすべてのデータベースにアクセスできることが可能となっている。
【0068】
結果はクライアント110及び/又はホスト130に保存することができる。例えば、ホスト130は、後続するキャラクタストリームを解析する際に使用することができる以前に返信されてきた結果をキャッシュに保存することができる。他の例において、以前に選択された結果はクライアントに保存することができ、後続するキャラクタストリームは以前に保存された結果を使用して最初にアクセスすることができる。
【0069】
クライアント110は、ユーザアプリケーションがメッセージ通信コードセグメントを起動することを可能にできる。あるいは、ユーザはメッセージ通信アプリケーションにキャラクタストリームを入力することができる。例えば、ユーザはインスタントメッセージ通信アプリケーションにキャラクタストリームを入力することができる。インスタントメッセージ通信アプリケーションは、解析のためにホスト130にキャラクタストリームを送信することができる。クライアント110は結果を受信することができ、且つ、特定されたユーザがオンラインしていることを結果が示しているとクライアントがインスタントメッセージを送信することを可能にする。
【0070】
更新を交換する工程は、キャラクタストリームが最後に交換されて以来変化したキャラクタストリームの部分のみを交換する工程を含むことができる。例えば、ユーザが第1のアプリケーションに情報を最初に打ち込むと、第1のアプリケーションは、ホスト130に最初に入力されたキャラクタストリーム(例えば、「Spring」)と共にメッセージを送信することができる。ユーザが(例えば、「Spring」の後に「field」を打鍵することにより)キャラクタストリームに更新を入力すると、クライアント110は古い情報を送信せずに新しい情報を送信することができる(例えば、クライアント110は後で「Springfield」の代わりに「field」を送信する)。あるいは、クライアント110は最新のキャラクタストリームを送信することができる。例えば、クライアント110は最初に「Spring」を送信し、続いて、後に「Springfield」を送信することができる。
【0071】
クライアント110及び/又はホスト130は関連する結果がないことを判断でき、且つ、追加の処理用リソースが使用されることを防止するように動作することができる。例えば、ユーザは、ホスト130が情報を持たず、且つ、結果も生成しないキャラクタストリームを入力することができる。情報がないことをホスト130が判断すると、ホスト130は、追加の更新が交換されることを防止するためにクライアント110とインターフェースをとることができる。このような状態は、ホスト130によりアクセス可能なコンテンツに関連していないキャラクタストリームをユーザが入力すると発生する。例えば、ホスト130は、CHARACTERSTREAM1が何の結果も産み出さず、CHARACTERSTREAM1の延長も何の結果も産み出さないことを判断することができる。もしユーザがCHARACTERSTREAM123などの追加の情報を入力したなら、第1のアプリケーションはホスト130に何の更新済み情報も送信しない。しかし、もしユーザが、CHARACTERSTREAM1がCHARACTERSTREAMに変更されるようにキャラクタストリームを修正するためにDELETE(削除)キーを使用したなら、キャラクタストリームを交換することができる。
【0072】
クライアント110は、ユーザの予測された興味に応じていない結果を共通のキャラクタストリームが生成する場合に、共通のキャラクタストリームが解析されることを防止するために予備解析を行うことができる。例えば、特にキャラクタストリームの最初の部分において、キャラクタストリームに「the」が現れると、キャラクタストリーム「the」を使用して結果を生成する工程は多すぎる結果を生成する可能性が高く、その結果のうち、もしあっても、少数がユーザの予測された興味に応じたものとなる。従って、キャラクタストリームを交換する工程は、キャラクタストリームが意味のあるものとなるまで遅らせることができる。従って、キャラクタストリーム「the」を交換する工程は、キャラクタストリームが意味のある結果を生成する可能性の高い「the Greek islands」又は他のキャラクタストリームと読めるまで遅らせることができる。同様に、キャラクタストリームは、(クライアント110又はホスト130のいずれにおいても)解析に役立たつ可能性の低いキャラクタストリームにおける列を除去するように再構築することができる。従って、「the」、「a」、及び、「this」などのキャラクタストリームに現れる列は、キャラクタストリームを交換する前にキャラクタストリームから除去することができる。
【0073】
結果を表示する工程は、結果に対するコードセグメントが起動されることを可能にする結果に対するラベルを表示する工程に加えて、結果を直接表示する工程を含むことができる。例えば、結果は、株式相場を生成するコードセグメントに対するラベルよりもむしろ実際の株式相場を含むことができる。表示された結果はニュース項目に対する小記事又は簡単な要約を含むことができる。小記事は、ユーザがそのニュース項目を選択するとそのニュース項目に関したより詳細な記事を検索してくるように構成することができる。
【0074】
動作の多くはパソコン上で受信されるキャラクタストリームに関して説明されたが、動作は、限られたディスプレイ及び/又は省入力キーパッド(例えば、無線の送受話器又は電話機)を備えたデバイスから1つ又は複数の文字(例えば、あいまいなキャラクタのシーケンス)を受信したことに応答して行うこともできる。例えば、図11はあいまいなキャラクタに関連する結果を返信するように構成することができるモバイルデバイス1100を示す。特に、モバイルデバイス1100は、省入力キーパッド上でユーザが1つ又は複数のあいまいなキャラクタのシーケンスを選択することを可能にするように構成されている。モバイルデバイス1100はあいまいなキャラクタのシーケンスをホストと交換し、且つ、予測された興味に応じた結果を提示する。詳細をより良く認識できるようにするため、モバイルデバイスのディスプレイ1110は、モバイルデバイスのディスプレイ1110をより大きくレンダリングするように投影されている。
【0075】
モバイルデバイスのディスプレイ1110は入力表示1120及び結果表示1130を含んでいる。入力表示1120は、ユーザが入力されたあいまいなキャラクタを認識することを可能にし、結果表示1130は、ユーザがユーザの予測された興味に応じた結果を認識することを可能にする。示したように、入力表示1120は、「7」及び「3」がモバイルデバイス1100上のキーパッドに現れるあいまいなキャラクタを示す場所に、あいまいなキャラクタ「733」が入力されたことを示している。文字「7」及び「3」は、数字「7」が、数「7」を表すのに加えて文字「P」、「Q」、「R」、又は、「S」を表すこともでき、数字「3」が、数「3」を表すのに加えて文字「D」、「E」、又は、「F」を表すこともできるという意味であいまいである。
【0076】
結果表示1130は、入力されたあいまいなキャラクタに関連する結果をレンダリングする。特に、モバイルデバイス1100は(図示しない)ホストに1つ又は複数のあいまいなキャラクタのシーケンスを提供することができる。今度は、ホストが、あいまいなキャラクタのシーケンスを解析でき、ユーザの予測された興味に応じた結果を特定でき、且つ、結果をモバイルデバイスに返信することができる。結果を使用して、モバイルデバイス1100は結果表示1130において結果をレンダリングするように構成されている。
【0077】
示したように、ホストは、「733」を入力したユーザがWashington Redskinsなどの用語「Red」に関連する情報を検索している可能性のあることを判断している。例えば、ホストは、あいまいなキャラクタ「7」が「R」を表し、あいまいなキャラクタ「3」が「E」を表し、且つ、あいまいなキャラクタ「3」が「D」を表すと決定すること判断するができる。
【0078】
結果1140から1144は、結果の1つ又は複数をユーザが選択したことに応答して起動することができる1つ又は複数のアプリケーションを表している。あいまいなキャラクタ「733」を入力したユーザは「RE」若しくは「RED」を含む、且つ/又は、これらで始まる用語に興味のある可能性が高いとホストが判断したことに応答して、モバイルデバイス1100は結果表示1130に結果1140から1144を表示する。第1の結果1140はWashington Redskinsのフットボールの試合の得点を示し、Redskinsの試合についての追加の情報を検索してくるためのリンクを含んでいる。第2の結果1141は電話帳サービスアプリケーションからの結果を含み、且つ、Red Lobsterに対する電話番号リストを含んでいる。ユーザはリストにある電話番号に電話をかけるために第2の結果1140を選択することができる。第3の結果1142は映画「Red Dragon」に対する映画情報を含んでいる。第3の結果1142は入場券の購入のために、又は、ユーザによる選択に応じた映画館リストを供給するために選択することができる。第4の結果1143は映画「The Ref」のDVDをユーザが購入することを可能にするように構築され、且つ、手配されたアクティベーションコードセグメントを含んでいる。第5の結果1144はカリフォルニア州のRedondo Beachの地図を検索及び提示するために選択することができるリンクを含む。
【0079】
モバイルデバイスのディスプレイ1110はスクロールバー1150も含んでいる。スクロールバー1150は、結果表示1130内でレンダリングできるものよりも多くの結果を示し、且つ、これらにアクセスするために使用することができる。
【0080】
1つの実施態様において、モバイルデバイス1100は、結果1140から1144があいまいなキャラクタ「733」のシーケンスに対して最も人気のある結果であると判断したことに応答して、結果1140から1144をレンダリングする。あるいは、又は、加えて、結果は特定のユーザに応じていることが可能である(例えば、ホストは特定のユーザがRedskinsのファンであると判断している)。さらに他の変形形態において、モバイルデバイス1100は、モバイルデバイスに関する位置に応答して結果をレンダリングする。より詳細には、あいまいなキャラクタのシーケンスは、モバイルデバイス1100の所在地情報を使用して解析することができる。例えば、ホストはモバイルデバイス1100の所在地情報を受信でき(例えば、Red Lobsterレストランを含むレストラン地区の近く)、且つ、あいまいなキャラクタのシーケンスに関連する近くのレストランに対する結果を返信することができる。
【0081】
示されたように、入力表示1130はカーソル1132を含んでいる。カーソル1132は、追加のあいまいなキャラクタがあいまいなキャラクタのシーケンス内で交換できることを示している。追加のあいまいなキャラクタは結果をさらに明確化するために使用することができる。
【0082】
例えば、図12は、あいまいなキャラクタに応じた結果を最初に提示した後に、あいまいなキャラクタの追加の入力に応答して結果を返信するように構成されたモバイルデバイス1200を示す。全般に、モバイルデバイス1200は、図11に関して説明したモバイルデバイス1100に関連している。しかし、モバイルデバイス1200は、結果表示1230に現れている結果が、追加のあいまいなキャラクタを受信したことに応答してどのようにして修正できるかを示している。ホストは結果をより精密に調整するために追加のあいまいなキャラクタを使用することができる。
【0083】
入力部分1220に示したように、モバイルデバイス1200は、図11に示す「733」に加えて「7」が入力されたことを示している。その結果、あいまいなキャラクタ1231のシーケンスは「7337」となる。あいまいなキャラクタのシーケンスとして「7337」を使用して、モバイルデバイス1200は、結果表示1230内で結果1240〜1244をレンダリングする。
【0084】
図12の第1の結果1240は、図11の第1の結果1140と同様であり(最新の得点で更新されている)一方、他の結果は他のあいまいなキャラクタの追加を反映させるために図11に示された結果1140〜1144とは異なっていることが可能である。例えば、キャラクタのシーケンス(例えば、Redskins)として「red」を含むにすぎない結果とは対照的に、結果表示1230は「Red Lobster」又は「Red Dragon」などの完了した単語「Red」を含む結果を最早含んでいない。あいまいなキャラクタのシーケンスへの「7」の追加を反映して、第2の結果1241はCincinnati Redsについての情報へのリンクを含んでいる。いくつかのキーパッドでは、「7」のキーが数字「7」に加えて文字「P」、「Q」、「R」、及び「S」も表せることに注意されたい。従って、「7337」は「REDS」を表す可能性がある。同様に、第2の結果1241は、結果が、あいまいなキャラクタのシーケンスで始まる結果に限られる必要がないことを示している。例えば、第2の結果1241は「Cincinnati」で始まる登録に関連している。
【0085】
第3の結果1242は、Washington Redskins通りへの運転経路を受信するために選択することができるアプリケーションを含む。第4の結果1243は、スポーツ行事のための入場券を購入するために選択することができるプログラムを含む。第5の結果1243は電話帳サービスアプリケーションからの結果を含み、且つ、「Reds Saloon」に対する電話番号リストを含んでいる。
【0086】
図11及び12は、レンダリングされる実際の結果を示しているが、語幹もレンダリングすることができる。語幹は用語又は結果の一部を示すことができる。語幹が多数の結果で使用されている程度までは、多数の結果、及び/又は、現在の語幹の後に、若しくは、これに基づいて現れる追加の語幹をレンダリングするために、語幹を選択する工程を使用することができる。
【0087】
図11及び12が、用語に対する構造(例えば、長さ)を指定せずにあいまいなキャラクタのシーケンスを分解解析できることを示している一方、ユーザは、あいまいなキャラクタストリームを分解解析するために「スペース」文字などの特殊文字を使用することができる。図13は、あいまいなキャラクタのシーケンスに応じた結果を最初に提示した後、スペースキャラクタの入力に応答して結果を返信するように構成されたモバイルデバイス1300を示す。「スペース」のキャラクタの入力は、単語「red」を含むにすぎない単語(例えば、Washington Redskins)よりもむしろ、完了された単語「red」に関連する結果にユーザが興味を持っているか否かを示すことなどのあいまいなキャラクタのシーケンスにおける用語の境界を区別するために使用することができる。結果表示1330はRed Eagleに関連する結果のみを示すために修正することができる。結果表示1330は、結果表示1341〜1345のすべてがRed Eagle関連の結果であるのに対して、結果表示1130は1つのRedskins関連の結果を含むだけである点で、図11の結果表示1130とは異なっている。結果表示1330は、すべての結果がRed Eagle関連であることをユーザが認識するのを助けるために、「Red Eable」という表題により表されるヘッダ1340を含んでいる。スペースは、レンダリングされた結果の許容の程度を示すために使用できるが、やはりスペースを有するあいまいなキャラクタのシーケンスによって支持されている他の結果もレンダリングすることができる。例えば、「SEE」に関連する結果も、「733」が入力された場合に返信されることが可能である。
【0088】
ユーザは、異なる語幹に進むために「次の単語」キーを使用することができる。例えば、「RED」は可能性の高い単語の段階を表すことができるが、ユーザは他の語幹に進むためにソフトキーを使用することができる。「733」の場合、語幹は「REF」及び「SEE」を含むことができる。ユーザが異なる語幹に進んだ結果、ユーザが進んだ語幹は、ユーザの予測された興味に応じる可能性が最も高い語幹であると判定することができ、従って、他の語幹の前にレンダリングされる。
【0089】
結果表示1330の第1の結果1341は図11で参照されたスポーツ行事の第1の結果1140と類似している。「Red Eagle」は「Red Eagle」を表すヘッダ1340の結果として選抜又は削減することができる。第2の結果1342はRed Eagleの試合の入場券を購入するために選択できるアプリケーションを含んでいる。第3の結果1343はRed Eagleについての最新の見出し及びニュース情報を示すために選択できるアプリケーションを含んでいる。第4の結果1344はRed Eagle Fieldへの運転経路を受信するために選択できるアプリケーションを含んでいる。第5の結果1345はRed Eagle Fieldの天候状態についての情報を受信するために選択できるアプリケーションを含んでいる。
【0090】
スペースの文字以外の入力を、あいまいなキャラクタのシーケンスを分解解析するために使用することができる。1つの実施態様において、あいまいなキャラクタのシーケンスは、例えば、記号のページから「−」若しくは「@」などの非英数字文字を入力することにより、又は、モバイルデバイス上の矢印ボタンを押すことにより分解解析することができる。
【0091】
結果表示1130、1230、及び、1330はユーザにより選択することができる。ユーザが1つの結果を選択すると、モバイルデバイスは選択された結果に応じた特定の動作を行うように典型的に構成されている。例えば、Red Eagleのフットボールの試合についてのより多くの情報を得るために、ユーザは図13の結果1341を選択することができる。
【0092】
1つの結果を選択したことに応答して表示することができる表示を例示すると、図14は、進行中のフットボールの試合について情報を表示するように構成されたモバイルデバイス1400を示す。試合の情報はRedskinsの得点1421、Giantsの得点1422、様々な試合の統計結果1423、及び、試合ごとの情報部分1424を含んでいる。
【0093】
図15はユーザの入力内容に伴う広告を表示するように構成されたモバイルデバイス1500を示す。モバイルデバイスのディスプレイ1510に示された広告1541〜1543は、Washington Redskinsに関連する製品及びサービスに対応している。第1の広告1541は分野別広告を表し、且つ、3枚のRedskinsの入場券の販売を提供している。第2の広告1542はRedskinsのジャージ販売を提供している。第3の広告1542は、Redskins用品を販売しているオンラインストアを訪問するための広告である。
【0094】
1つの実施態様において、モバイルデバイス1500は、ユーザが1つの結果を選択したことに応答して広告1541〜1543をレンダリングする。あるいは、又は、加えて、広告はあいまいなキャラクタのシーケンスに応じたものにすることが可能である。例えば、Redskinsの結果のみを返信するために検索を絞り込む前に、Red Lobsterの割引を提供する広告を表示することができる。広告は、例えば特定のユーザの買物の習慣が知られている場合に、その特定のユーザに応じたものにすることができる。
【0095】
図16はあいまいなキャラクタのシーケンスに関連する結果を返信するように構成されたモバイルデバイスのためのモバイルデバイスのディスプレイ1600を示す。結果1611はあいまいなキャラクタのシーケンスをレンダリングする。結果1611は、あいまいなキャラクタのシーケンス「777464」に応じた1つの結果を表すテキスト「Spring」を表示する。1つの実施態様において、結果1611内でレンダリングされた結果は1つ又は複数の結果に関連している。他の実施態様において、結果1611はユーザの嗜好及び/又はプロファイルに応じたものとなっている。例えば、図16に示したように、ユーザがあいまいなキャラクタのシーケンス「777464」を入力した場所に、ユーザの所在地がSpringfield,Illinoisに近いと判断されたとき、モバイルデバイスは「Spring」をレンダリングすることができる。
【0096】
図16は、特定の結果を選択したことに応答して呼び出されたアプリケーションの表示を提供するためのアイコンの使用も示す。アイコン1612〜1614は各結果との関連で表示されている。アイコン1612は、第1の結果の選択が旅行を計画及び手配するためのアプリケーションを起動することを示すように、第1の結果に関連して航空機のアイコンを表示している。アイコン1613は、第2の結果の選択がマッピングアプリケーションを起動することを示すように、第2の結果に関連して地球を表示している。アイコン1614は、第3の結果の選択がレストランアプリケーションを起動することを示すように、第3の結果に関連してテーブルのアイコンのアイコンを表示している。動作を起動されるアプリケーションに関して説明したが、結果はコンテンツ(例えば、着信音又はオーディオクリップ)などのオブジェクトに関連していることも可能である。
【0097】
モバイルデバイスのディスプレイ1600は、モバイルデバイス上のボタンに対応する特殊記号1616(例えば、下向き矢印記号)を含んでいる。特殊記号に関連するボタンを使用して、ユーザは結果に進むことができ、且つ、モバイルデバイスのディスプレイ1600上でレンダリングされているものを越えて追加の結果を閲覧することができる。また、モバイルデバイスのディスプレイ1600は、ユーザが特定の結果を選択するためのもう1つの「ショートカット」を含むことができる。示したように、列「Springfield」からの副列「field」は、モバイルデバイスのディスプレイ1600上に表示されている第2の結果内で下線が引かれている。下線を引かれたテキストは、文字「f」を入力することにより、又は、数字「3」などの「f」に対応するあいまいなキャラクタを入力することにより、ユーザが第2の結果を選択できることを示している。
【0098】
図17は、結果を絞り込むための各入力の後に結果がどのように変化するかを示す。例えば、「8TUV」キーが入力シーケンスに追加されたとき、「Fullerton,CA」はより可能性が高くなり、第2から第1の位置に移動する一方、「Dulles」は考慮から外される。現在1711のラベルが付けられている第2の表示内の第3の結果は、この場合にシーケンスが電話番号の前にある地域コードにも適合しなかったが、入力シーケンス「3855378」が合理的な結果を検索してこられることを示している。
【0099】
図16において、テキストの下線が引かれた部分は、あいまいなキャラクタのシーケンスに入力されていない後続の文字に関連している。図17は、明確化された用語の最初に現れる入力されていない文字に関連する結果を、解析がどのようにして返信できるかも示す。(図示しない)他の実施態様において、下線を引かれた文字を有する結果は、選択された結果を用語として使用するために選択することができる。さらに他の実施態様において、下線を引かれた文字は、選択することができる「キー」への「ショートカット」を表す。他の結果に関連する他の副列は他の結果へのショートカットを示すために下線を引くことができる。例えば、下線を引かれたテキストが選択可能なショートカットを表す場合、第3の結果は、555−(1711)が入力された後に、電話番号「555−385−5378」に関連するアプリケーションを選択するために「5」を入力できることを示している。
【0100】
1つの実施態様において、選択ショートカットは(図示しない)各結果次の数字として示されている。ユーザは、入力が完了したことを示すためにキーを押すこと、且つ選択モードを入力することができ、次いで、所望の結果の次の数字に対応するキーを押すことができる。他のデバイス上では、ユーザに、独立した選択モードを入力するよりもむしろ、一定時間(例えば、1秒以上)にわたり対応するキーを押し続けることを要求することができる。タッチスクリーンデバイス上では、ユーザがデフォルトの動作を呼び出すために、又は、選択したメニューを表示させるために所望の結果に直接触れることができる。
【0101】
ソフトキーなどの特殊な入力キーを、結果に迅速にナビゲートするために使用することができる。例えば、第1の特殊文字は、削除するために使用される連絡情報を表示するだけのために使用することができる(例えば、「#」を押すことは、結果をアドレス帳又は電話帳サービスアプリケーションから戻すだけである)一方、第2の特殊文字は他の結果をふるい落とすために使用することができる(例えば、「*」を押すことはアドレス帳アプリケーション又は電話帳サービスアプリケーションに関連する結果を除去する)。あるいは、又は、加えて、特殊キャラクタの入力は、結果を自動的に選択するために使用することができる(例えば、左矢印を押すことはマッピングアプリケーションを選択する)。
【0102】
追加のショートカットは、専用キー、モード固有キー、又は、結果の数とタイプを低減するように構成されたメニュー選択肢などの、結果を迅速にナビゲートするために利用可能とすることができる。例えば、結果が表示されている間に「Show Contacts(連絡先を表示)」とラベル付けされた「Options(選択枝)」のメニュー項目を選択することは、連絡先情報を提供しないいずれの項目もふるい落とすことができる。あるいは、検索の結果は、ユーザが呼び出すアプリケーションに引渡すことができる。例えば、もしユーザが専用の「Web」キーを押せば、選択のために準備されている関連ウェブアドレスを有するブラウザを起動することができる。
【0103】
図18は、テキストメッセージへ収容した結果として用語を生成するために、あいまいなキャラクタのシーケンスがどのようにして入力され、且つ、解析されることが可能になるかを示す4つの例示的なモバイルデバイスのディスプレイを含んでいる。第1のモバイルデバイスディスプレイ1810は、「3855378」が入力されたことを示している。第1のモバイルデバイスディスプレイ1810は結果も含んでいる。1つの実施態様において、結果を選択することで、モバイルデバイス上でアプリケーションを実行することができる。他の実施態様において、結果を選択する工程は、ホスト上でアプリケーションを最初に実行する工程、及び/又は、ホスト上でのアプリケーションの実行の結果として得られるデータを提示する工程を含むことができる。
【0104】
モバイルデバイスディスプレイ1820は、あいまいなキャラクタのシーケンスが「3855378」及び「fullest」に分解解析できることを示している。「もっと見る」のバナーが結果の下方に表示されている。ユーザは、テキストメッセージに列「fullest」を挿入するために、結果から「fullest」の結果を選択することができる。あるいは、及び、第2のモバイルデバイスディスプレイ1820に示されたように、ユーザは、追加の結果をレンダリングするために「もっと見る」バナーを選択することができる。これに続いて、第3のモバイルデバイスディスプレイ1830の「検索中」バナー及び対応する進行表示により示されているように、追加の結果がレンダリングされる。モバイルデバイスディスプレイ1840は追加の結果を表示している。例えば、第1の結果を提示し、且つ、ユーザの追加の結果要求に応答してホストからアクセスされた追加の結果を検索してくるために、モバイルデバイスはローカルでの処理能力を使用することができる。
【0105】
結果は、明確化を必要とする情報を手動又は自動で判定することにより、専門データベースから検索してくることができる。例えば、もしユーザが医学の専門家であり、且つ、ローカルには保存されていない多くの医学用語を典型的に使用するなら、ユーザは医学用語モードを選択することができるか、又は、医学用語が過去に使用されたこと、及び、医学用語リモートデータベースがあいまいなキャラクタのシーケンスを解析するために使用されることを予備解析コードセグメントが決定することができる。他の特化したデータベースは法律用語、個人アドレス帳、又は、AOLキーワードを含む。しかし、他のデータベースは、一般的な誤った綴り、又は、俗語及びニュースの見出しなどの最新の単語及び句を含むことができる。
【0106】
図18と同様に、図19は、あいまいなキャラクタのシーケンスを受信し、且つ、そのあいまいなキャラクタのシーケンスに応じた結果を検索してくるように構成されたモバイルデバイスに付随する4つの例示的なモバイルデバイスの表示を含む。モバイルデバイスディスプレイ1910は「2826483」があいまいなキャラクタのシーケンスとして入力されたことを示している。モバイルデバイスディスプレイ1910は文字シーケンス「2826483」及び「avangue」を伴う結果を含む。「もっと見る」バナーが結果の下方でレンダリングされる。モバイルデバイスディスプレイ1920及びモバイルデバイスディスプレイ1930は、ユーザが「もっと見る」バナーを選択し、ホストが追加の結果を検索した結果として、表示がどのようにして修正されるかを示している。
【0107】
モバイルデバイスディスプレイ1940はホストから検索されてきた追加の結果を含んでいる。結果は「俗語」の用語である「cu2nite」を含んでいる。モバイルデバイスディスプレイ1940は、25セントで「TXT俗語」辞典をダウンロードするためのプロンプト1941も含んでいる。辞書をダウンロードすることを選択するユーザは「はい」入力1942を選択することができる一方、辞書をダウンロードすることを選択しないユーザは「いいえ」入力1943を選択することができる。
【0108】
1つの実施態様において、結果は、既に起動されている「テキストのみ」アプリケーション(例えば、生成されているテキストメッセージ)に返信することができる。あるいは、又は、加えて、アプリケーションはあいまいなキャラクタのシーケンスの入力項目に応じて起動することができる。さらに、結果を選択することは、マルチメディアアプリケーション又は地理的位置サービスなどの豊富な一連のアプリケーションを起動することができる。例えば、図20は結果として現れたアプリケーションを選択したことに応答して起動することができるJavaアプレットを示す。
【0109】
検索してくることができる結果の他の実施例は、電話番号及び/又はキーワードを含むことができるか、これらに限定されない。電話番号を伴う結果をクリックすることは、電話通話を可能にできる。電話通話は電話網に渡すことができるか、又は、IP電話(例えば、ダイヤルされたユーザのパソコンに常駐する仮想電話アプリケーション)に接続することができる。
【0110】
結果、及び、既に返信又は選択された結果を表す追加情報は、クライアント110及び/又はホスト130上に保存することができる。例えば、最も最近アクセスされた結果はクライアント110のキャッシュに保存することができる一方、結果のより広範な履歴はホスト130のキャッシュに保存することができる。保存された結果は、ユーザの予測的な興味に応じた結果を解析及び生成するためにアクセス及び使用することができる。
【0111】
保存されている結果がどのようにして使用して後続するキャラクタストリームを解析するかを示すために、National Football League(NFL)に関連する以前の検索は、一連のメタデータタグを生成することができる。これらのメタデータタグはユーザに伴うプロファイルに保存することができる。例えば、NFL関連の情報を検索しているユーザは、NFLのユーザプロファイルに追加されたメタデータタグ「NFL」及び「Football」を有することができる。メタデータタグはその後の解析を行う際に使用することができる。従って、ユーザが「Falcons」を打ち込むと、「Falcons」のふくすうの意味に関連する追加のメタデータタグを、以前に生成されたメタデータタグを使用して生成及び解析することができる。Falconsに関連するメタデータタグの例は、「NFL」、「Audubon Society」、及び、「Sport of Kings」などの用語を含むことができる。NFLに関する以前の検索からのメタデータタグは、「Falcons」を入力することにより生成されるメタデータタグと比較することができる。以前の検索からの結果を、興味のある用語に対する既知のメタデータタグと相関させることにより、ユーザの予測された興味により応じている可能性の高い結果が返信される。この場合、以前の検索の結果を現在の検索と相関させることはNFLのAtlanta Falconsに関連する結果を生成する。
【0112】
多数のユーザからの結果は、異なるユーザの予測的な興味により応じている結果を決定するために使用することができる。例えば、もしキャラクタストリームとして「Falcons」を入力するユーザのほとんどがNFLに興味があると判定されれば、「Falcons」に応じてNFLのスポーツ用語に関連する結果を返信するデフォルトの規則を作成及び採用することができる。ユーザがプロファイルを有するか、又は、「Falcons」の他の非スポーツの側面に興味を示したか、又は、「birds」、「Audubon Society」、若しくは、「kestrels」などの修飾因子を使用した場合には、デフォルトの規則を保留することにより、より緻密な解析を行うことができる。
【0113】
動作の多くが英数字キーパッドに関して説明されたが、動作は、表意文字、マウス手書き入力、及び、手書き文字認識指向システムを含めた他の入力内容入力システムへの対応においても使用することができる。例えば、手書きストローク又はストロークの分類は、ユーザが特定の順序で所望の文字に対する筆跡を入力できるように、利用可能なキーに配置することができる。他の実施例において、音標文字は、ユーザが所望のキャラクタの音声にから類推される綴りを入力できるようにキーに配置することができる。続いて、ユーザは、入力シーケンスに関連する可能性のあるいくつかの文字の中から所望の文字を見出し、且つ、選択することができる。
【0114】
あいまいなキャラクタのシーケンスを解析する工程には、その前の解析からの結果を組み込むことができる。例えば、ホストは、2つ以上の表意文字が用語、単語、又は、句を定義するためにしばしば必要であると判断することができる。ホストは、あいまいなキャラクタのシーケンスが句の一部を表す可能性が高いと認識することができる。あいまいなキャラクタのシーケンスが句の一部を表していることを認識する際に、ホストは、後続の文字、表意文字、又は、単語を個別に解析及び/又は選択するための要件を削減することができる。
【0115】
1つの実施態様において、ローカルでの解析は、あいまいなキャラクタのシーケンスがホストと交換される前に行われる。例えば、もしユーザが「Dulles」を入力し、クライアントがクライアントの語彙又は辞書に所望の用語を有していなければ、クライアントは「Dulles」をホストと交換することができる。他の実施態様において、ホストから検索されてきた結果をクライアントのローカル辞書に選択的又は自動的にローディングすることができる。例えば、クライアントは、最も最近に検索されてきた結果及び/又は最も人気のある結果について指定された量の記憶を保存することができる。
【0116】
手書き文字認識が使用されている1つの実施態様において、クライアントは、ユーザの入力内容を最初に文字に分解解析することができる。続いて、1つ又は複数の文字からなるシーケンスをホストと交換することができる。ホストは、ユーザの入力内容が不正確に認識された箇所でさえ、結果を返信することができるように、受信された文字に関連する文字に対する解析を行うように構成することができる。例えば、手書き文字認識を使用するタッチスクリーンを備えたクライアントは、最初の手書き文字「e」の文字を「c」の文字として不正確に認識することがある。クライアントはホストと「c」を交換することができる。ホストは、クライアントが手書き文字認識を使用していることが手書き文字の予備認識中のエラーの入力の原因であるという指摘を受信することに応答して、解析結果を修正することができる。その結果、ホストは「c」及び「e」に対するあいまいなキャラクタとして表された最初の手書き文字に応じた結果を返信することができる。
【0117】
ユーザの予測された興味に応じている可能性のより高い結果をホストが提供できるように、クライアントは、示された属性及び/又は修飾因子を提出することができる。1つの実施態様において、クライアントは省入力キーパッド及び限られたディスプレイを備えた無線電話機であることを、クライアントは示している。その結果、ホストは、限られたディスプレイに対して調整され、且つ/又は、モバイルでの使用に関連する結果を提供するように構成することができる。1つの実施態様において、ホストはモバイルユーザにより最も一般的にアクセスされているアプリケーション(例えば、電話帳サービス及びマッピングのアプリケーション)に関連する結果を提供することができる。他の実施例において、結果にマッピングコンテンツを含むように構成されたホストは、ユーザの所在地に近い結果を「好む」ように構成することができる。
【0118】
結果は、異なる言語からのデータベースを含めた複数のデータベースから検索してくることができる。ホストは、異なる言語からの用語が選択されたことを検出でき、その結果、検出された異なる言語に応じた結果を返信することができる。例えば、ホストはあいまいなキャラクタのシーケンスに関連するドイツ語の適合項目を提供することができる。ドイツ語の用語をユーザが選択したことの検出に応じて、ホストは、ドイツの自動車製造業者などのドイツ語の用語に対するあいまいなキャラクタのシーケンスにおける関連する後続の入力を行うように構成することができる。
【0119】
綴り訂正エージェントは、ユーザがキー入力上の誤りを入力した可能性が高いことを認識することができる。これに応じて、綴り訂正エージェントは、クライアント上で入力シーケンスを変更する工程、及び/又は、訂正された結果を検索してくる工程により、デフォルトの解釈を訂正することができる。例えば、自動訂正タッチスクリーンキーボードから「入力された」シーケンスは解析でき、且つ、クライアント上に表示することができるが、あいまいなキャラクタのシーケンスがホストと交換される時は「綴り訂正済み」の解釈を使用することができる。
【0120】
コンテンツプロバイダは、結果が最初に返信されてくる「好ましい」領域のコンテンツを確立することができる。例えば、無線通信事業者は、無線電話機にコンテンツを供給するように構成された特化ホスト上のコンテンツへのアクセスを可能にすることができる。特化ホストは、契約の状況に基づいてコンテンツへのアクセスを選択的に可能でき、且つ/又は、無線電話機上のより良い表示のためにどこか他でホスト管理されているコンテンツを再構成することができる。
【0121】
クライアントは非視覚的な入力及び表示のシステムを含むことができる。1つの実施態様において、無線電話機は各結果に関連する音声信号を生成する文章音声変換エンジンを含むことができる。他の実施態様において、無線電話機は、返信された結果の中を迅速にナビゲートするための音声入力を使用する無線電話機を含むことができる。例えば、無線電話機の音声認識エンジンは大量の語彙及び/又は特定の方言を分解解析する上での困難を経験することがある。ユーザは使用すべき用語を最初に入力するために省入力キーパッドに依拠することができる。結果におけるいくつかの用語をレンダリングした後、音声認識システムを起動し、且つ、レンダリングされた結果の中から選択するために使用することができる。
【0122】
1つの実施態様において、キャラクタの閾値数を受信したことに応答して、又は、あいまいなキャラクタの閾値数を受信したことに応答して、クライアントは無線ネットワークへの通信インターフェースを選択的に起動する。他の実施態様において、クライアントは「通常オン」の通信インターフェースにアクセスする。さらに他の実施態様において、クライアントは、あいまいなキャラクタのシーケンス及び/又は低帯域の結果を交換するために低帯域通信インターフェースにアクセスする。もしユーザが着信音のサンプルなどのよりリソース集約的な結果にアクセスしているのであれば、より高い帯域の通信インターフェースを確立することができる。
【0123】
多数のレベルの明確化を行うことができる。例えば、ホストはあいまいなキャラクタストリームを解析でき、且つ、そのあいまいなキャラクタストリームを1つ又は複数の用語に分解解析することができる。例えば、「24737」は「BIRDS」に分解解析することができる。続いて、この用語は、用語に対するあいまいな意味を反映させるために、さらに分解解析することができる。例えば、「24737」は、Greater Baltimore地区における野球ファンであると判定されたユーザに対して「Baltimore Orioles」に分解解析することができる。実施態様において、追加の明確化は「24737」を直接「BIRDS」に分解解析した後に行われる。他の実施態様において、ホストデータベースがより詳細なレベルのユーザプロファイル作成及びスポーツ語彙に対応している場合には、「24737」を直接「Baltimore Orioles」に分解解析することができる。
【図面の簡単な説明】
【0124】
【図1】ホストにより解析されたキャラクタストリームに関連する結果を知的に提示するために使用することができる通信システムを示す図である。
【図2】キャラクタストリームに関連する結果を知的に提示するために、クライアントがどのようにしてホストを使用するかを示すフローチャートである。
【図3】クライアントがどのようにしてホストとキャラクタストリームを交換し、且つ、そのキャラクタストリームに関連するマッピング情報を受信するかを示すフローチャートである。
【図4】キャラクタストリームへの更新に基づいて、クライアントディスプレイがどのようにして修正されることが可能であるかを示すフローチャートである。
【図5】キャラクタストリームに関連するリアルタイムの結果がどのようにして提示されるかを示す例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
【図6】キャラクタストリームに関連するリアルタイムの結果がどのようにして提示されるかを示す例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
【図7】キャラクタストリームに関連するリアルタイムの結果がどのようにして提示されるかを示す例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
【図8】キャラクタストリームに関連するリアルタイムの結果がどのようにして提示されるかを示す例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
【図9】キャラクタストリームに関連するリアルタイムの結果がどのようにして提示されるかを示す例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
【図10】キャラクタストリームに関連するリアルタイムの結果がどのようにして提示されるかを示す例示的なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。
【図11】あいまいなキャラクタに関連する結果を返信するように構成することができるモバイルデバイスを示す図である。
【図12】あいまいなキャラクタに応答した結果を最初に提示した後に、あいまいなキャラクタの追加の入力に応答した結果を返信するように構成されたモバイルデバイスを示す図である。
【図13】あいまいなキャラクタのシーケンスに応答した結果を最初に提示した後にスペースキャラクタの入力に応答した結果を返信するように構成されたモバイルデバイスを示す図である。
【図14】選択された結果に関連する情報を表示するように構成されたモバイルデバイスを示す図である。
【図15】ユーザの入力に連動して広告を表示するように構成されたモバイルデバイスを示す図である。
【図16】1つ又は複数のあいまいなキャラクタに関連する結果を返信するように構成されたモバイルデバイス用のモバイルデバイスの表示を示す図である。 また、特定の結果を選択したことに応答して呼び出されたアプリケーションを表示するためのアイコンの使用も示す図である。
【図17】明確化された用語の先頭に現れた文字に「ショートカット」がどのようにして関連付けられるかを示す図である。
【図18】テキストメッセージへの収容により用語を生成するために、あいまいなキャラクタのシーケンスがどのようにして入力、且つ解析され得るかを示す4つの例示的なモバイルデバイスの表示を含む図である。
【図19】1つ又は複数のあいまいなキャラクタを受信し、且つ、そのあいまいなキャラクタに応答した結果を検索してくるように構成されたモバイルデバイスに使用される4つの例示的なモバイルデバイスの表示を含む図である。
【図20】結果として現れたアプリケーションを選択したことに応答して起動することができるJavaアプレットを示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザに情報を提示する方法であって、
少なくとも2つの明確化されたキャラクタの1つに分解解析される可能性がある1つ以上のあいまいなキャラクタを受信する工程と、
前記あいまいなキャラクタの少なくとも1つをホストと交換する工程と、
前記ホストと交換された前記あいまいなキャラクタに関連する明確化された用語を反映する結果を前記ホストから受信する工程と、
前記明確化された用語のどれが前記結果の一側面を前記ユーザが選択したとき使用されるかを、前記ユーザが認識できるような形で、前記結果をレンダリングする工程と、
前記明確化された用語のうち対応する1つが使用されるように、前記結果の一側面を前記ユーザが選択できるようにする工程を含む、前記方法。
【請求項2】
前記1以上のあいまいなキャラクタを入力するために、省入力キーパッドを備えた無線電話機を使用する工程と、
無線ネットワークを介して前記ホストに前記あいまいなキャラクタの少なくともいくつかを送信する工程と、
前記結果を前記無線電話機上のディスプレイ内でレンダリングする工程と、
選択された、明確化された用語として前記明確化された用語の1つを使用させるようにする前記結果の一側面を選択するために、前記ユーザが、前記無線電話機の前記削減されたキーパッドを操作できるようにする工程とをさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記ユーザが特殊文字を入力することを可能にする工程と、
前記結果内からサブセットを選択するために前記特殊文字を使用する工程と、
前記サブセットをレンダリングする工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザが前記特殊文字を入力することを可能にする工程が、前記サブセットの選択を実施するための機構として「#」キー、「*」キー、又は、矢印ボタンを前記ユーザが選択することを可能にする工程を含む、請求項3記載の方法。
【請求項5】
前記ホストと前記シーケンスを交換する前に、前記1つ以上のあいまいなキャラクタを解析する工程と、
前記シーケンスを解析したことに応答して前記結果をレンダリングする工程と、
前記ユーザが前記結果と相互作用することを可能にする工程と、
前記結果とのユーザの相互作用の結果として、前記結果を更新するために前記あいまいなキャラクタの少なくともいくつかを前記ホストと交換する工程とをさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項6】
あいまいなキャラクタの閾値数が受信されたかどうか判定する工程と、
前記あいまいなキャラクタの閾値数を受信したとき、前記あいまいなキャラクタを交換する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項7】
更新されたあいまいなキャラクタの更新された閾値が受信されたかどうかを判定する工程と、
前記あいまいなキャラクタの更新された閾値を受信したとき、前記更新されたあいまいなキャラクタを交換する工程と
更新された結果を前記ホストから受信する工程と、
前記更新された結果をレンダリングする工程をさらに含む、請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記ホストとの通信を確立する工程が、休止中の通信チャンネルを作動させる工程を含む、請求項6記載の方法。
【請求項9】
前記ホストとの通信を確立する工程が、作動中の通信チャンネルにアクセスする工程を含む、請求項6記載の方法。
【請求項10】
前記あいまいなキャラクタの閾値数を受信したとき、前記ホストとの通信を確立する工程と、
通信が確立されたとき、前記あいまいなキャラクタを交換する工程をさらに含む、請求項6記載の方法。
【請求項11】
前記あいまいなキャラクタ及びあいまいでないキャラクタの閾値数を受信したとき、前記ホストとの通信を確立する工程と、
通信が確立されたとき、前記あいまいなキャラクタ及び前記あいまいでないキャラクタを交換する工程をさらに含む、請求項6記載の方法。
【請求項12】
あいまいでないキャラクタを受信する工程と、
あいまいでないキャラクタを前記ホストと交換する工程とをさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項13】
前記あいまいなキャラクタを受信する工程は、あいまいなキャラクタのみを受信する工程を含む、請求項1記載の方法。
【請求項14】
前記あいまいなキャラクタを受信する工程は、手書き文字認識システムによる手書き文字入力を受信する工程を含む、請求項1記載の方法。
【請求項15】
前記あいまいなキャラクタを受信する工程は、表意言語における手書き文字ストロークの指示を受信する工程を含む、請求項1記載の方法。
【請求項16】
ユーザに情報を提示する方法であって、
少なくとも2つの明確化されたキャラクタの1つに分解解析される可能性がある1つ以上のあいまいなキャラクタを受信する工程と、
前記あいまいなキャラクタを解析する工程と、
前記あいまいなキャラクタの解析に基づいて、前記あいまいなキャラクタに関連するいくつかのユーザアプリケーションを特定する結果を生成する工程と、
前記いくつかのユーザアプリケーションのどれが、前記結果の対応する一側面を前記ユーザが選択したことに応答して起動されるかを、前記ユーザが認識することを可能にするような形で、結果をレンダリングする工程と、
前記結果の前記選択された側面に対応するユーザアプリケーションを起動させるために、前記結果の一側面を前記ユーザが選択することを可能にする工程を含む、前記方法。
【請求項17】
前記1以上のあいまいなキャラクタを入力するために、省入力キーパッドを備えた無線電話機を使用する工程と、
前記あいまいなキャラクタを明確化された用語に関連付け、且つ、前記明確化された用語に基づいていくつかのユーザアプリケーションを特定する工程と、
前記ユーザアプリケーションに対応する前記結果の前記側面をユーザが選択したとき起動されるアプリケーションの表示と共に、前記無線電話機上のディスプレイ内で前記結果をレンダリングする工程と、
前記いくつかのユーザアプリケーションの1つに対応する前記結果の一側面を選択するために、前記無線電話機の省入力キーパッドを前記ユーザが使用できるようにする工程とをさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項18】
前記1つ以上の受信されたあいまいなキャラクタに基づいて、ブラウザアプリケーションの呼出しを通じて入手可能である第1の対応する明確化された結果を特定する工程と、
前記1つ又は複数の受信されたあいまいなキャラクタに基づいて、電話帳サービスアプリケーションの呼出しを通じて入手可能である第2の対応する明確化された結果を特定する工程と、
前記第1の対応する明確化された結果及び前記第2の対応する明確化された結果をレンダリングする工程と、
前記第1の対応する結果又は前記第2の対応する結果を前記ユーザが選択することを可能にする工程をさらに含む、請求項17記載の方法。
【請求項19】
前記ブラウザアプリケーションの呼出しを通じて入手可能である前記第1の対応する明確化された結果を特定する工程が、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)以外のマークアップ言語を使用してコンテンツをレンダリングするように構成されたブラウザアプリケーションの呼出しを通じて入手可能である前記第1の対応する明確化された結果を特定する工程を含む、請求項18記載の方法。
【請求項20】
前記ブラウザアプリケーションの呼出しを通じて入手可能である前記第1の対応する明確化された結果を特定する工程は、前記ブラウザアプリケーションを通じて異なるアプリケーションに前記ユーザがアクセスすることを可能にする工程を含む、請求項18記載の方法。
【請求項21】
前記ブラウザアプリケーションを通じて前記異なるアプリケーションに前記ユーザがアクセスすることを可能にする工程が、マッピングサービス、ウェブブラウジングサービス、広告サービス、インスタントメッセージサービス、及び、電子メールサービスの少なくとも1つに前記ユーザがアクセスすることを可能にする工程を含む、請求項20記載の方法。
【請求項22】
前記アプリケーションの前記表示と共に、前記無線電話機上のディスプレイ内で前記結果をレンダリングする工程が、前記アプリケーションを表すアイコンと共に前記結果をレンダリングする工程を含む、請求項17記載の方法。
【請求項23】
前記あいまいなキャラクタを明確化された用語に関連付ける工程、及び、前記明確化された用語に基づいて前記いくつかのユーザアプリケーションを特定する工程をさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項24】
ユーザに情報を提示するように構成されたコンピュータ可読媒体上のコンピュータプログラムであって、
少なくとも2つの明確化されたキャラクタの1つに分解解析される可能性がある1つ以上のあいまいなキャラクタを受信するように構築及び設定された入力コードセグメントと、
前記あいまいなキャラクタの少なくとも1つをホストと交換するように構築及び設定された交換コードセグメントと、
前記ホストと交換された前記あいまいなキャラクタに関連する明確化された用語を反映する結果を前記ホストから受信するように構築及び設定された受信コードセグメントと、
前記明確化された用語のどれが、前記結果の一側面を前記ユーザが選択したとき使用されるかを前記ユーザが認識できるような形で、前記結果をレンダリングするように構築及び設定されたレンダリングコードセグメントと、
前記明確化された用語のうち対応する1つが使用されるように、前記結果の一側面を前記ユーザが選択することを可能にするように構築及び設定された許可コードセグメントを含む、前記コンピュータプログラム。
【請求項25】
ユーザに情報を提示するように構成されたコンピュータ読取り可能な媒体上のコンピュータプログラムであって、
少なくとも2つの明確化されたキャラクタの1つに分解解析される可能性がある1つ以上のあいまいなキャラクタを受信するように構築及び設定された入力コードセグメントと、
前記あいまいなキャラクタを解析するように構築及び設定された解析コードセグメントと、
前記あいまいなキャラクタの解析に基づいて、前記あいまいなキャラクタに関連するいくつかのユーザアプリケーションを特定する結果を生成するように構築及び設定された結果コードセグメントと、
前記いくつかのユーザアプリケーションのどれが、前記結果の対応する一側面を前記ユーザが選択したことに応答して起動されるかを前記ユーザが認識することを可能にするような形で、結果をレンダリングするように構築及び設定されたレンダリングコードセグメントと、
前記結果の前記選択された側面に対応するユーザアプリケーションの起動をさせるために、前記結果の一側面を前記ユーザが選択することを可能にするように構築及び設定された選択コードセグメントを含む、前記コンピュータプログラム。
【請求項26】
前記レンダリングコードセグメントが、前記アプリケーションを表すアイコンと共に前記結果をレンダリングするように構築及び設定された、請求項25記載のコンピュータプログラム。
【請求項27】
前記あいまいなキャラクタを明確化された用語に関連付け、且つ、前記明確化された用語に基づいて前記いくつかのユーザアプリケーションを特定するように構築及び設定された関連付けコードセグメントをさらに含む、請求項25記載のコンピュータプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公表番号】特表2008−506200(P2008−506200A)
【公表日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−520586(P2007−520586)
【出願日】平成17年7月11日(2005.7.11)
【国際出願番号】PCT/US2005/024519
【国際公開番号】WO2006/010114
【国際公開日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
【出願人】(507348621)テジック コミュニケーションズ インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】