説明

たばこ物品のパッケージ、たばこ物品のパッケージ用のブランク、及びブランクを折曲してたばこ物品のパッケージを形成する方法

たばこ物品のパッケージ(1)であって、開放した上端部(5)、開放した上端部(5)の反対側の底部壁(6)、互いに反対側であると共に平行である前部壁(7)及び後部壁(8)、及び2つの反対側の平行な側壁(9)を有する平行六面体形状の箱(2)と、箱(2)内に収容される一群のたばこ物品(3)と、蓋(4)であって、ヒンジ(14)によって箱(2)にヒンジ結合され、且つ、蓋(4)が閉鎖された際に箱(2)の底部壁(6)の反対側であると共にこれに対して平行である上部壁(10)、蓋(4)が閉鎖された際に箱(2)の対応する前部及び後部壁(7、8)に対して平行であると共にこれらの上部に重畳する前部壁(11)及び後部壁(12)、及び蓋(4)が閉鎖された際に箱(2)の対応する側壁(9)に対して平行であると共にこれらの上部に重畳する2つの側壁(13)を有する蓋(4)と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たばこ物品のパッケージ、たばこ物品のパッケージ用のブランク、及びブランクを折曲してたばこ物品のパッケージを形成する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
通常は重畳した2つの層に配列された一群の紙巻きたばこを収容する平たくて上端が開放した箱と、箱及び蓋に糊付けされるステッカによって箱に対してヒンジ結合された蓋と、を有する紙巻きたばこの所謂「ショルダボックス」パッケージが知られている。箱の内部のカラーが、開閉に伴って蓋をガイド及び支持するために、且つ、蓋の自由な運動をわずかに妨げることにより、閉じた蓋を箱との接触状態に保持するために、箱の側壁から蓋に向かって突出している。
【0003】
紙巻きたばこの「ショルダボックス」パッケージは、現在、箱を形成するために糊付け及び折曲される第1ブランクと、第1のものとは別個であり、且つ、蓋を形成するために糊付け及び折曲される第2ブランクと、第1及び第2のものとは別個であり、且つ、箱の内部に挿入されると共にその側壁に糊付けされるカラーを形成するために折曲される第3ブランクと、蓋を箱に対してヒンジ結合するために箱及び蓋の周りに糊付けされるステッカと、を使用して製造されている。
【0004】
これらの3つの別個のブランクを伴う作業は、3つの別個の独立した包装材料と、それぞれが対応するブランクを折曲する3つの独立した包装ユニットと、を伴う作業の実行を要することから、紙巻きたばこの「ショルダボックス」パッケージの製造は複雑である。又、3つの独立した包装ユニットを使用していることから、「ショルダボックス」製造システムは、極めて嵩張り、且つ、包装ユニットのいずれか1つに問題(例えば、ジャム)が発生した場合には完全にシャットダウンしなければならないことから、全体的な効率も低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の欠点を除去するように設計されると共に製造が安価且つ容易であるタバコ物品のパッケージ、たばこ物品のパッケージ用のブランク、及びブランクを折曲してたばこ物品のパッケージを形成する方法を提供することが本発明の目的である。たばこ物品は、好ましくは、紙巻きたばこである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、添付の請求項において特許請求されているように、たばこ物品のパッケージ、たばこ物品のパッケージ用のブランク、及びブランクを折曲してたばこ物品のパッケージを形成する方法が提供される。
【0007】
一例として添付図面を参照し、本発明のいくつかの非限定的な実施形態について説明することとする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】閉鎖構成における本発明によるたばこ物品のパッケージの斜視図を示す。
【図2】開放構成における図1のたばこ物品のパッケージの斜視図を示す。
【図3】一群のたばこ物品が取り除かれた状態における開放構成における図1のたばこ物品のパッケージの斜視図を示す。
【図4】開放構成における図1のたばこ物品のパッケージの斜視図を示す。
【図5】閉鎖構成における図1のたばこ物品のパッケージの後部部分の断面を示す。
【図6】図1のたばこ物品のパッケージを形成するためのブランクの平面図を示す。
【図7】糊が塗布された領域を示す図6のブランクの2つのそれぞれ正面図を示す。
【図8】糊が塗布された領域を示す図6のブランクの2つのそれぞれ背面図を示す。
【図9】図1のパッケージを形成するために、一群のたばこ物品と組み合わせられる前に図6のブランクを折曲する方法の斜視図を示す。
【図10】一群のたばこ物品と組み合わせられる前の部分的に折曲された図6のブランクの2つのそれぞれ正面図を示す。
【図11】一群のたばこ物品と組み合わせられる前の部分的に折曲された図6のブランクの2つのそれぞれ背面図を示す。
【図12】図1のパッケージを形成するために、一群のたばこ物品の周りにおいて、図10及び図11の部分的に折曲されたブランクを折曲する方法の概略斜視図を示す。
【図13】図1のパッケージを形成するために、一群のたばこ物品の周りにおいて、図10及び図11の部分的に折曲されたブランクを折曲する方法の概略斜視図を示す。
【図14】図1のパッケージを形成するために、一群のたばこ物品の周りにおいて、図10及び図11の部分的に折曲されたブランクを折曲する方法の概略斜視図を示す。
【図15】図1のパッケージを形成するために、一群のたばこ物品の周りにおいて、図10及び図11の部分的に折曲されたブランクを折曲する方法の概略斜視図を示す。
【図16】図1のパッケージを形成するために、一群のたばこ物品の周りにおいて、図10及び図11の部分的に折曲されたブランクを折曲する方法の概略斜視図を示す。
【図17】図1のパッケージを形成するために、一群のたばこ物品の周りにおいて、図10及び図11の部分的に折曲されたブランクを折曲する方法の概略斜視図を示す。
【図18】一群のたばこ物品が取り除かれた状態における開放構成における図1のたばこ物品のパッケージの代替実施形態の斜視図を示す。
【図19】図18のたばこ物品のパッケージを形成するためのブランクの平面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1〜図4の参照符号1は、紙巻きたばこの所謂「ショルダボックス」パッケージの全体を示している。
【0010】
紙巻きたばこのパッケージ1は、包装された一群の紙巻きたばこ(タバコ物品)3を、即ち、フォイル包装材のシートによって包まれた一群の紙巻きたばこ(図示されてはいない)を、収容する平たくて上端が開放した箱2と、蓋4が箱2の開放した上端部5を閉鎖する閉鎖位置(図1)と箱2の開放した上端部5を通じて一群の紙巻きたばこ3にアクセスするために蓋4が箱2から上昇している開放位置(図2〜図4)の間において回転するように箱2に対してヒンジ結合された蓋4と、を有する。
【0011】
図3に示されているように、箱2は、平行六面体形状であり、且つ、開放した上端部5と反対側の底部壁6と、互いに反対側であると共に平行である前部壁7及び後部壁8と、壁7及び8の間に介在している2つの平行な側壁9と、を有する。蓋4は、カップ形状の平行六面体の形態を有し、且つ、蓋4が閉鎖された際に箱2の底部壁6の反対側であると共にこれに対して平行である上部壁10と、互いに反対側であると共に平行であり、且つ、蓋4が閉鎖された際に箱2の対応する前部及び後部壁7及び8に対して平行であると共にこれらの上に重畳する前部壁11及び後部壁12と、蓋4が閉鎖された際に箱2の対応する側壁9に対して平行であると共にこれらの上に重畳する2つの平行な側壁13と、を有する。
【0012】
図4に示されているように、蓋4は、蓋4の後部壁12を箱2の後部壁8と一体である外側接続壁15に対して接続するヒンジ14により、箱2に対してヒンジ結合されている。図5に示されているように、外側接続壁15(即ち、外側から可視状態にあるもの)は、上端部において、蓋4のヒンジ14に沿って蓋4の後部壁12に対して接続されており、且つ、内側接続壁16(即ち、一側における箱2の後部壁8と他側における蓋4の後部壁12及び外側接続壁15の間に挿入されることによって可視状態にはないもの)は、下端部において、横断方向折曲線17aに沿って外側接続壁15の下端部に対して接続され、上端部において、横断方向折曲線17bに沿って箱2の後部壁8の上端部に対して接続され、且つ、糊18及び19により、一側において外側接続壁15に(但し、蓋4の後部壁12にではない)、且つ、他側において箱2の後部壁8に、糊付けされている。
【0013】
図1に示されているように、蓋4の上部壁10は、蓋4が閉鎖された際に、蓋4の前部壁11が箱2の前部壁7上に重畳すると共にこれを完全にカバーし、且つ、蓋4の側壁13が箱2の側壁9上に重畳すると共にこれらを完全にカバーするように、蓋2の底部壁6よりも大きい(即ち、長く且つ幅広である)。蓋4の上部壁10は、蓋4が閉鎖された際に、蓋4の前部壁11が箱2の前部壁7上にぴったりとフィットし、且つ、蓋4の側壁13が箱の側壁9上にぴったりとフィットするように、箱2の底部壁6よりもわずかに大きいだけであることに留意することが重要である。この結果、この特徴により、箱2は、蓋の開閉に伴って蓋をガイド及び支持し、且つ、蓋4の自由な運動をわずかに妨げることにより、箱自体と閉鎖された蓋の間の接触を維持する。換言すれば、箱2は、このタイプの従来のパッケージにおいて通常はカラーによって実行されていた機能を実行しており、これにより、カラーを紙巻きたばこのパッケージ1から除去することを可能にしている。
【0014】
図1〜図5の箱2及び蓋4は、図6に示されている単一のブランク20から形成されており、且つ、このブランク20は、箱2及び蓋4の対応する壁について上付き文字を有する同一の参照符号を使用して示されているいくつかのパネルを有する。
【0015】
図6を参照すれば、ブランク20は、2つの内側長手方向折曲線21aと、いくつかの横断方向折曲線17と、を有し、横断方向折曲線17は、2つの内側長手方向折曲線21aの間に、蓋4の前部壁11を形成するパネル11′と、蓋4の上部壁10を形成するパネル10′と、蓋4のヒンジ14によって分離された蓋4の後部壁12と外側接続壁15を形成するパネル12′+15′と、内側接続壁16を形成するパネル16′と、箱2の後部壁8を形成するパネル8′と、箱2の底部壁6を形成するパネル6′と、箱2の前部壁7を形成するパネル7′と、を規定している。
【0016】
ブランク20は、パネル10′の両側に配置され、2つの内側長手方向折曲線21aに沿ってパネル10′に接続され、且つ、蓋4の2つの側壁13を形成する2つのパネル13′と、パネル13′の両側に配置され、2つの外側長手方向折曲線21bに沿ってパネル13′に接続され、且つ、蓋4の側壁13を内部において強化するために対応するパネル13′上に重畳すると共にこれに対して糊付けされる2つの補強ウィング13″と、を有する。
【0017】
ブランク20は、横断方向折曲線17に沿ってパネル11′に接続され、且つ、蓋4の前部壁11を内部において強化するためにパネル11′上に重畳すると共にこれに対して糊付けされる補強フラップ11″を有する。ブランク20は、好ましくは、パネル11′と補強フラップ11″の間において対称的に形成され、且つ、蓋4を把持すると共に開放するための窓22(図1)を蓋4の前部壁11内に規定する貫通孔22′を有する。蓋4の前部壁11内の窓22の代替肢として、蓋2の前部壁11内の窓22と同一の2つの窓を、蓋の側壁13内に対称的に形成してもよく、且つ、パネル13′と補強ウィング13″の間に対称的に形成される対応する貫通孔によって規定してもよい。
【0018】
パネル11′は、パネル11′の両側に配置され、2つの内側長手方向折曲線21aに沿ってパネル11′に接続され、且つ、パネル13′に糊付けされる2つのタブ23を有する。パネル12′+15′は、パネル12′+15′の両側に配置され、且つ、2つの内側長手方向折曲線21aに沿ってパネル12′+15′に接続され、且つ、パネル13′に対して糊付けされる2つのタブ24を有する。2つの補強ウィング13″の外側縁部は、好ましくは、(図11に明瞭に示されているように)、パネル13′の内側表面を実質的に完全にカバーしつつ、同時に、タブ23及び24と決してオーバーラップしないように、タブ23及び24の形状と相補的な形状を生成するように(to negatively reproduce)形成されている。
【0019】
一実施形態においては、それぞれのタブ24は、蓋4のそれぞれの側壁13が、まず、蓋4を開封した際に断裂する断裂線に沿って箱2の後部壁8に接続されるように、内側長手方向折曲線21aの非断裂可能部分に沿って蓋4の後部壁12に接続され、且つ、内側長手方向折曲線21aの断裂部分に沿って外側接続壁15に接続される。この特徴は、パッケージ1を製造する包装装置から透明な上包をパッケージ1に施すセロハン(登録商標)装置にパッケージ1を転送する際に閉鎖位置において蓋4を維持することによって紙巻きたばこのパッケージ1を製造する際に特に有用である。
【0020】
ブランク20は、パネル6′の両側に配置され、2つの内側長手方向折曲線21aに沿ってパネル6′に接続され、且つ、箱2の2つの側壁9を形成する2つのパネル9′を有する。それぞれのパネル9′は、横断方向折曲線17に沿ってパネル9′に接続され、且つ、パネル8′に糊付けされるタブ25と、タブ25とは反対の端部において横断方向折曲線17に沿ってパネル9′に接続され、且つ、パネル7′に糊付けされるタブ26と、を有する。
【0021】
ブランク20の1つの可能な糊の塗布レイアウトが図7及び図8に示されており、これらは、糊18が塗布されたブランク20の前面領域(図7)と、糊19が塗布されたブランク20の後面領域(図8)と、を示している。例えば、糊19が塗布されたブランク20の後面領域を増大させ、且つ、相応して、糊18が塗布されたブランク20の前面領域を低減させることにより、図7及び図8に示されているブランク20の糊塗布レイアウトを変化させてもよいことは明らかである。
【0022】
以下、図9〜図17を参照し、ブランク20を折曲して紙巻きたばこのパッケージ1を形成する好適な(但し、非限定的な)方法について説明することとする。
【0023】
図9に示されているように、まず、横断方向折曲線17aを中心として、パネル16′との関係において、且つ、この上部に、180°だけ、パネル12′+15′を折曲することにより、且つ、横断方向折曲線17bを中心として、パネル8′との関係において、且つ、この上部に、180°だけ、パネル16′を折曲することにより、ブランク20をそれ自体上において(即ち、一群の紙巻きたばこ3がパネル6′上に配置される前に)折曲する。パネル12′+15′及び16′は、好ましくは、例えば、Z字形状の折曲を形成するように、且つ、明らかに、まず、図7及び図8に示されているように、糊18及び19をパネル15′、16′、及び8′に塗布した後に、パネル16′及び8′との関係において、同時に、180°だけ、折曲される。
【0024】
好ましくは、横断方向折曲線17を中心として、パネル11′との関係において、且つ、この上部に、180°だけ、補強フラップ11″を折曲することにより、且つ、対応する外側長手方向折曲線21bを中心として、対応するパネル13′との関係において、且つ、この上部に、180°だけ、それぞれの補強ウィング13″を折曲することにより、ブランク20をそれ自体上において(即ち、一群の紙巻きたばこ3がパネル6′上に配置される前に)折曲する。補強フラップ11″及び補強ウィング13″が、パネル11′及びパネル13′との関係において、180°だけ、折曲される前に、例えば、図7に示されているように、補強フラップ11″、補強ウィング13″、及びパネル11′及び13′に糊18が塗布されることは明らかである。
【0025】
上述のように折曲された際に、ブランク20は、図10及び図11に示されているような外観を有することになる。この時点において、一群の紙巻きたばこ3を、ブランク20上に、具体的には、ブランク20のパネル6′上に、配置し、且つ、一群の紙巻きたばこ3の周りに箱2及び蓋4を形成するために、ブランク20を一群の紙巻きたばこ3の周りにおいて折曲する。
【0026】
図12に示されているように、一群の紙巻きたばこ3がパネル6′上に配置されたら(即ち、パネル12′+15′及び16′、補強フラップ11″、及び補強ウィング13″が折曲されたら)、内側長手方向折曲線21aを中心として、パネル6′との関係において、且つ、一群の紙巻きたばこ3上に、90°だけ、箱2の側壁9を形成するそれぞれのパネル9′を折曲する。この後に、図13に示されているように、横断方向折曲線17を中心として、対応するパネル9′との関係において、且つ、一群の紙巻きたばこ3上に、90°だけ、それぞれのタブ25を折曲し、且つ、横断方向折曲線17を中心として、対応するパネル9′との関係において、且つ、一群の紙巻きたばこ3上に、90°だけ、それぞれのタブ26を折曲する。
【0027】
図14に示されているように、2つのパネル9′、2つのタブ25、及び2つのタブ26が、90°だけ、折曲されたら、横断方向折曲線17を中心として、パネル6′との関係において、且つ、一群の紙巻きたばこ3上に、90°だけ、パネル12′+15′、パネル16′、及びパネル8′を一緒に折曲し、この後に、図15に示されているように、横断方向折曲線17を中心として、パネル12′+15′との関係において、且つ、一群の紙巻きたばこ3上に、90°だけ、パネル10′を折曲する。
【0028】
この時点において、図16に示されているように、横断方向折曲線17を中心として、パネル10′との関係において、且つ、一群の紙巻きたばこ3上に、パネル11′(並びに、パネル11′上に重畳すると共に予めこれに対して糊付けされている補強フラップ11″)を折曲する。図17に示されているように、パネル11′、パネル10′、パネル12′+15′、パネル16′、及びパネル8′が、90°だけ、折曲されたら、内側長手方向折曲線21上を中心として、パネル11′との関係において、且つ、一群の紙巻きたばこ3上に、90°だけ、それぞれのタブ23を折曲し、且つ、内側長手方向折曲線21aを中心として、パネル12′+15′との関係において、且つ、一群の紙巻きたばこ3上に、90°だけ、それぞれのタブ24を折曲する。
【0029】
最後に、内側長手方向折曲線21aを中心として、パネル10′との関係において、且つ、一群の紙巻きたばこ3上に、90°だけ、それぞれのパネル13′(並びに、パネル13′上に重畳されると共に予めこれに対して糊付けされている対応する補強ウィング13″)を折曲することにより、紙巻きたばこのパッケージ1が完成する。
【0030】
好適な(明らかに、非限定的な)実施形態においては、一群の紙巻きたばこ3をブランク20上に配置する前に折曲されるパネル12′+15′及び16′、補強フラップ11″、及び補強ウィング13″は、包装装置外において(例えば、ブランク20を製造する工場において、或いは、包装装置上流の専用の折曲装置上において)折曲され、且つ、一群の紙巻きたばこ3の周りにおけるブランク20の後続の折曲は、包装装置(例えば、GD Societa per Azioni社が製造する「X6」)上において実行される。
【0031】
図18に示されている代替実施形態においては、箱の後部壁12及び内側接続壁16は、一群の紙巻きたばこ3からの紙巻きたばこの引出しを簡単にするための、即ち、一群の紙巻きたばこ3の上部壁のみならず、その後部壁の部分に対するユーザーのアクセスをも可能にするための、窓27を有する。図19は、図18の紙巻きたばこのパッケージ1を形成するためのブランク20を示している。観察することができるように、窓27を規定する貫通孔27′がパネル8′及び16′を貫通して形成されており、且つ、これは、横断方向折曲線17bを中心として鏡面対称である。
【0032】
一実施形態においては、蓋4を開放するために克服することを要する所与の力によって閉鎖された蓋4を箱2との接触状態に保持するために、保持装置を設けてもよい。例えば、保持装置は、蓋4の前部壁11から突出すると共に弾性的に曲がって箱2の前部壁7内に形成された対応する座部に係合する弾性変形可能な付属物(又は、蓋4の側壁13から突出すると共に箱2の側壁9内に形成された対応する座部に係合する2つの付属物)を有してもよい。
【0033】
一実施形態においては、紙巻きたばこのパッケージ1は、実質的に審美性を目的として箱2及び蓋4の外側表面をカバーするために箱2及び蓋4の外側に糊付けされる外側ステッカを有してもよいが、これは、箱2と蓋4の間の、且つ、ヒンジ14の外側に配置されると共にヒンジ14と並行して動作する、更なるヒンジを形成するという構造的な機能を有してもよい。
【0034】
図示されてはいない別の実施形態においては、補強フラップ11″及び/又は補強ウィング13″が除去されている。補強フラップ11″及び補強ウィング13″は、それぞれ、蓋4の前部壁11及び側壁13の厚紙縁部を隠蔽すると共に蓋4の前部壁11及び側壁13を補強するように機能している。有用ではあるが、これらの機能は、紙巻きたばこのパッケージ1にとって不可欠なものではなく、従って、包装材を節約し、且つ、ブランク20の折曲を簡単にするために、補強フラップ11″及び/又は補強ウィング13″を除去してもよい。
【0035】
図面に示されている実施形態においては、箱2及び蓋4のすべての縁部は直角である。図示されてはいない変形においては、長手方向及び/又は横断方向の縁部の少なくともいくつかは、傾斜しているか又は丸くなっている。
【0036】
上述の紙巻きたばこのパッケージ1は、多数の利点を有する。
【0037】
具体的には、その設計に起因して標準的な包装装置上において容易に処理可能である単一のブランク20から箱2及び蓋4が製造されることにより、このたばこのパッケージは、安価であり、且つ、製造が極めて迅速である。
【0038】
更には、上述の紙巻きたばこのパッケージ1においては、箱2と蓋4の間の接続は、(従来の「ショルダボックス」パッケージにおける単純な外側ステッカとは対照的に)ブランク20上に直接的に形成されたヒンジ14によって主に規定されていることにより、極めて強力且つ正確である。蓋4による箱2の正確な閉鎖は、ほんのわずかなずれによっても妨げられる(即ち、蓋4と箱2の摩擦が過剰になり、これにより、開閉が困難になる)という点において、箱2と蓋4の間のヒンジの正確な位置決めは特に重要である。
【0039】
ヒンジ14の領域における紙巻きたばこのパッケージ1の3倍の厚さ(図5に明瞭に示されているように、蓋4の後部壁12、外側接続壁15、内側接続壁16、及び箱の後部壁8を重畳させたことによるもの)に起因し、ヒンジ領域は、特に強力であり且つ剛性を有しており、これにより、箱2との関係における蓋4の正確且つ一貫性を有する回転が保証されている(即ち、損耗の影響を受けない)。
【0040】
最後に、上述の紙巻きたばこのパッケージ1は、箱2及び蓋4の周りに糊付けされる外側ステッカを必ずしも必要としてはいない。製造に費用を所要し、且つ、正確に適用することが困難であるため、外側ステッカを除去することにより、費用を大幅に節約することができる。更には、箱2及び蓋4の周りに糊付けされる外側ステッカを選択した場合にも、それは、小さなものであってよく、従って、材料の消費量が低減され、且つ、対応する折曲作業が簡単になる。この理由は、ブランク20上に直接的に形成されたヒンジ14によって箱2及び蓋4が接続されているということにあり、これは、外側ステッカは、構造的な機能を有してはおらず、純粋に審美的なものであるということを意味している。
【0041】
又、その多数の利点に鑑み、紙巻きたばこのパッケージ1の設計は、その他のたばこ物品(例えば、葉巻)のパッケージの製造に対して、或いは、一群の紙巻きたばこ3とは対照的に紙巻きたばこの小包の群を収容しているという点を除いて上述の紙巻きたばこのパッケージ1と実質的に同一である紙巻きたばこのカートンの製造に対して、適用してもよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
たばこ物品のパッケージ(1)であって、
開放した上端部(5)と、開放した上端部(5)とは反対側の底部壁(6)と、互いに反対側であると共に平行である前部壁(7)及び後部壁(8)と、2つの反対側の平行な側壁(9)と、を有する平行六面体形状の箱(2)と、
箱(2)内に収容される一群のたばこ物品(3)と、
蓋(4)であって、ヒンジ(14)によって箱(2)にヒンジ結合され、且つ、蓋(4)が閉鎖された際に箱(2)の底部壁(6)の反対側であると共にこれに対して平行である上部壁(10)と、蓋(4)が閉鎖された際に箱(2)の対応する前部及び後部壁(7、8)に対して平行である前部壁(11)及び後部壁(12)と、蓋(4)が閉鎖された際に箱(2)の対応する側壁(9)に対して平行である2つの側壁(13)と、を有する蓋(4)と、
を有し、
蓋(4)のヒンジ(14)に沿って蓋(4)の後部壁(12)に対して上端部において接続された第1接続壁(15)と、
第1横断方向折曲線(17a)に沿って第1接続壁(15)の下端部に対して下端部において接続し、第2横断方向折曲線(17b)に沿って箱(2)の後部壁(8)の上端部に対して上端部において接続し、且つ、一側において第1接続壁(15)に、且つ、他側において箱(2)の後部壁(8)に、糊付けされる第2接続壁(16)と、
を有することを特徴とするパッケージ(1)。
【請求項2】
蓋(4)のそれぞれの側壁(13)は、はじめに、蓋(4)を開封した際に断裂する断裂線に沿って箱(2)の後部壁(8)に対して接続する請求項1に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項3】
パッケージ(1)は、一群のたばこ物品(3)の周りにおいて折曲される単一のブランク(20)から製造され、ブランク(20)は、2つの内側長手方向折曲線(21a)と、いくつかの横断方向折曲線(17)と、を有し、
横断方向折曲線(17)は、2つの内側長手方向折曲線(21a)の間に、
蓋(4)の前部壁(11)を形成する第1パネル(11′)と、
蓋(4)の上部壁(10)を形成する第2パネル(10′)と、
蓋(4)のヒンジ(14)によって互いに分離された蓋(4)の後部壁(12)と第1接続壁(15)を形成する第3パネル(12′+15′)と、
第2接続壁(16)を形成する第4パネル(16′)と、
箱(2)の後部壁(8)を形成する第5パネル(8′)と、
箱(2)の底部壁(6)を形成する第6パネル(6′)と、
箱(2)の前部壁(7)を形成する第7パネル(7′)と、
を規定する請求項1又は2に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項4】
ブランク(20)は、横断方向折曲線(17)に沿って第1パネル(11′)に接続し、且つ、蓋(4)の前部壁(11)を内部において補強するために第1パネル(11′)上に重畳すると共にこれに対して糊付けされる補強フラップ(11″)を有する請求項3に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項5】
ブランク(20)は、第1パネル(11′)と補強フラップ(11″)の間に対称的に形成され、且つ、蓋(4)を把持及び開放するための窓(22)を蓋(4)の前部壁(11)内に規定する第1貫通孔(22′)を有する請求項4に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項6】
ブランク(20)は、
第2パネル(10′)の両側に配置され、2つの内側長手方向折曲線(21a)に沿って第2パネル(10′)に接続し、且つ、蓋(4)の2つの側壁(13)を形成する2つの第8パネル(13′)と、
第8パネル(13′)の両側に配置され、2つの外側長手方向折曲線(21b)に沿って第8パネル(13′)に接続し、且つ、蓋(4)の側壁(13)を内部において補強するために対応する第8パネル(13′)上に重畳すると共にこれに対して糊付けされる2つの補強ウィング(13″)と、
を有する請求項3〜5のいずれか一項に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項7】
第1パネル(11′)は、第1パネル(11′)の両側に配置され、2つの内側長手方向折曲線(21a)に沿って第1パネル(11′)に接続し、且つ、2つの第8パネル(13′)に対して糊付けされる2つの第1タブ(23)を有し、且つ、
第3パネル(12′+15′)は、第3パネル(12′+15′)の両側に配置され、且つ、2つの内側長手方向折曲線(21a)に沿って第3パネル(12′+15′)に接続し、且つ、2つの第8パネル(13′)に糊付けされる2つの第2タブ(24)を有する請求項6に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項8】
2つの補強ウィング(13″)は、第1タブ(23)及び第2タブ(24)と決してオーバーラップしないように、第1タブ(23)及び第2タブ(24)の形状と相補的な形状を生成するように、外側縁部に沿って成形される請求項7に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項9】
それぞれの第2タブ(24)は、内側長手方向折曲線(21a)の非断裂可能部分に沿って蓋(4)の後部壁(12)に接続し、且つ、内側長手方向折曲線(21a)の断裂部分に沿って第1接続壁(15)に接続する請求項7又は8に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項10】
ブランク(20)は、第6パネル(6′)の両側に配置され、2つの内側長手方向折曲線(21a)に沿って第6パネル(6′)に接続し、且つ、箱(2)の2つの側壁(9)を形成する2つの第9パネル(9′)を有し、且つ、
それぞれの第9パネル(9′)は、横断方向折曲線(17)に沿って第9パネル(9′)に接続し、且つ、第5パネル(8′)に糊付けされる第3タブ(25)と、第3タブ(25)の反対側の端部において横断方向折曲線(17)に沿って第9パネル(9′)に接続し、且つ、第7パネル(7′)に糊付けされる第4タブ(26)と、を有する請求項3〜9のいずれか一項に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項11】
ブランク(20)は、第4パネル(16′)と第5パネル(8′)の間に対称的に形成され、且つ、蓋(4)の後部壁(12)内に窓(27)を規定する第2貫通孔(27′)を有する請求項3〜9のいずれか一項に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項12】
蓋(4)の上部壁(10)は、蓋(4)が閉鎖された際に、蓋(4)の前部壁(11)が箱(2)の前部壁(7)上に重畳すると共にこれを完全にカバーし、且つ、蓋(4)の側壁(13)が箱(2)の側壁(9)上に重畳すると共にこれらを完全にカバーするように、箱(2)の底部壁(6)よりも大きい請求項1〜11のいずれか一項に記載のたばこ物品のパッケージ。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれか一項に記載のたばこ物品のパッケージ用のブランクであって、
ブランク(20)は、2つの内側長手方向折曲線(21a)と、いくつかの横断方向折曲線(17)と、を有し、
横断方向折曲線(17)は、2つの内側長手方向折曲線(21a)の間に、
蓋(4)の前部壁(11)を形成する第1パネル(11′)と、
蓋(4)の上部壁(10)を形成する第2パネル(10′)と、
蓋(4)のヒンジ(14)によって互いに分離された蓋(4)の後部壁(12)と第1接続壁(15)を形成する第3パネル(12′+15′)と、
第2接続壁(16)を形成する第4パネル(16′)と、
箱(2)の後部壁(8)を形成する第5パネル(8′)と、
箱(2)の底部壁(6)を形成する第6パネル(6′)と、
箱(2)の前部壁(7)を形成する第7パネル(7′)と、
を規定するブランク。
【請求項14】
ブランクを折曲して請求項1〜12のいずれか一項に記載のたばこ物品のパッケージを形成する方法であって、
ブランク(20)は、2つの内部長手方向折曲線(21a)と、いくつかの横断方向折曲線(17)と、を有し、
横断方向折曲線(17)は、2つの内側長手方向折曲線(21a)の間に、
蓋(4)の前部壁(11)を形成する第1パネル(11′)と、
蓋(4)の上部壁(10)を形成する第2パネル(10′)と、
蓋(4)のヒンジ(14)によって互いに分離された蓋(4)の後部壁(12)と第1接続壁(15)を形成する第3パネル(12′+15′)と、
第2接続壁(16)を形成する第4パネル(16′)と、
箱(2)の後部壁(8)を形成する第5パネル(8′)と、
箱(2)の底部壁(6)を形成する第6パネル(6′)と、
箱(2)の前部壁(7)を形成する第7パネル(7′)と、
を規定する、方法であって、
第4パネル(16′)との関係において、且つ、第1横断方向折曲線(17a)を中心として、180°だけ、第3パネル(12′+15′)を折曲し、第4パネル(16′)上に第2パネル(12′+15′)を重畳させるステップと、
第5パネル(8′)との関係において、且つ、第2横断方向折曲線(17b)を中心として、180°だけ、第4パネル(16′)を折曲し、第5パネル(8′)上に第4パネル(16′)を重畳させるステップと、
第4パネル(16′)との関係における180°だけの第3パネル(12′+15′)の、且つ、第5パネル(8′)との関係における180°だけの第4パネル(16′)の、折曲を完了させた後に、第6パネル(6′)上に一群のたばこ物品(3)を配置するステップと、
第6パネル(6′)上に載置された一群のたばこ物品(3)の周りにおいてブランク(20)の残りの部分を折曲するステップと、
を有する方法。
【請求項15】
Z字形の折曲を形成するように、第4パネル(16′)との関係において、180°だけ、第3パネル(12′+15′)を、且つ、第5パネル(8′)との関係において、180°だけ、第4パネル(16′)を、同時に折曲する更なるステップを有する請求項14に記載の方法。
【請求項16】
第6パネル(6′)上に一群のたばこ物品(3)を配置する前に、
横断方向折曲線(17)を中心として、且つ、第1パネル(11′)との関係において、180°だけ、補強フラップ(11″)を折曲し、第1パネル(11′)上に補強フラップ(11″)を重畳させるステップと、
外側長手方向折曲線(21b)を中心として、且つ、蓋(4)の側壁(13)を形成する対応する第8パネル(13′)との関係において、180°だけ、それぞれの補強ウィング(13″)を折曲し、第8パネル(13′)上に補強ウィング(13″)を重畳させるステップと、
を更に有する請求項14又は15に記載の方法。
【請求項17】
第6パネル(6′)上に一群のたばこ物品(3)を配置した後に、
内側長手方向折曲線(21a)を中心として、第6パネル(6′)との関係において、且つ、一群のたばこ物品(3)上に、90°だけ、箱(2)の側壁(9)を形成するそれぞれの第9パネル(9′)を折曲するステップと、
横断方向折曲線(17)を中心として、一群のたばこ物品(3)上に、且つ、箱(2)の側壁(9)を形成する対応する第9パネル(9′)との関係において、90°だけ、それぞれの第3タブ(25)を折曲するステップと、
横断方向折曲線(17)を中心として、一群のたばこ物品(3)上に、且つ、箱(2)の側壁(9)を形成する対応する第9パネル(9)との関係において、90°だけ、それぞれの第4タブ(26)を折曲するステップと、
を有する請求項14〜16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
2つの第9パネル(9′)、2つの第3タブ(25)、及び2つの第4タブ(26)を、90°だけ、折曲した後に、
横断方向折曲線(17)を中心として、一群のたばこ物品(3)上に、且つ、第6パネル(6′)との関係において、90°だけ、第3パネル(12′+15′)、第4パネル(16′)、及び第5パネル(8′)を一緒に折曲するステップと、
横断方向折曲線(17)を中心として、一群のたばこ物品(3)上に、且つ、第3パネル(12′+15′)との関係において、90°だけ、第2パネル(10′)を折曲するステップと、
横断方向折曲線(17)を中心として、一群のたばこ物品(3)上に、且つ、第2パネル(10′)との関係において、90°だけ、第1パネル(11′)を折曲するステップと、
を更に有する請求項17に記載の方法。
【請求項19】
第1パネル(11′)、第2パネル(10′)、第3パネル(12′+15′)、第4パネル(16′)、及び第5パネル(8′)を、90°だけ、折曲した後に、
内側長手方向折曲線(21a)を中心として、一群のたばこ物品(3)上に、且つ、第1パネル(11′)との関係において、90°だけ、それぞれの第1タブ(23)を折曲するステップと、
内側長手方向折曲線(21a)を中心として、一群のたばこ物品(3)上に、且つ、第3パネル(12′+15′)との関係において、90°だけ、それぞれの第2タブ(24)を折曲するステップと、
内側長手方向折曲線(21a)を中心として、一群のたばこ物品(3)上に、且つ、第2パネル(10′)との関係において、90°だけ、蓋(4)の側壁(13)を形成するそれぞれの第8パネル(13′)を折曲するステップと、
を更に有する請求項18に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公表番号】特表2013−519595(P2013−519595A)
【公表日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−552485(P2012−552485)
【出願日】平成23年2月15日(2011.2.15)
【国際出願番号】PCT/IB2011/000284
【国際公開番号】WO2011/098908
【国際公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【出願人】(392003937)ジー.デー ソチエタ ペル アツィオニ (102)
【氏名又は名称原語表記】G.D SOCIETA PER AZIONI
【Fターム(参考)】