説明

まいたけこんにゃくソーセージ

【課題】本発明はこんにゃくが従来ような副食だけ、あるいは和食だけにになりがちなこんにゃくの用途の幅を広げ、子供や若い人たちがファーストフードを食べるようにおやつ感覚で手軽に食べられる食品を提供する。
【解決手段】加熱後どろどろにしたまいたけと上新粉にこんにゃく原料を混ぜ合わせ成型加熱し固めたものを冷ました後、凍結解凍その後みじん切りにし卵白を混和し、後でこんにゃく粉と水酸化カルシウムを混合、香辛料、調味料を混ぜ合わせソーセージ型に成型する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、こんにゃく及びまいたけを主体としたソーセージに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、こんにゃくにおからを混和して加工食品を製造することによって低カロリーを実現し、健康食品、ダイエット食品として利用されていることは知られている。(特許文献1参)
【特許文献1】特許公開2002−272401
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、従来のこんにゃくまたはおからこんにゃくはダイエット効果のことも考えつつも副食、多くは和食としての食材として利用されることが多かったことに着目し、視点を変えてファーストフードのように街角で子供たちや若い人たちが気軽にほおばったり、パンにはさんで簡単に軽食にできるローカロリーのこんにゃくソーセージを作ることを課題とし解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
まいたけに熱を加えてどろどろにしたものに上新粉、こんにゃく粉、水酸化カルシウムを混和し、熱し固めたものを冷ました後、凍結解凍し、ひき肉状にしたものに卵白、こんにゃく原料その他の香辛料、調味料を加えてソーセージ状に成型してもう一度ゆでたものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明はソーセージの形にすることによって子供たちがこんにゃくに対して少しでも親しみを覚えてくれることや、家の中だけでなくお祭り、イベント会場などでもいろいろな人が気軽に口にできるようになるのではないか。また、食物繊維が豊富でローカロリーなこんにゃくとやはり食物繊維が豊富でローカロリーな原材料同士をミックスさせて作るダイエットにぴったりのヘルシーなおやつになることが期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)250gの軽くゆでたまいたけと水とでカップの目盛り400cc▲1▼とする。
(ロ)フードカッターに▲1▼を入れ、上新粉20gも入れる。スイッチを入れ、どろどろ▲2▼にする。
(ハ)その▲2▼の中に20gの手作りこんにゃくの素(こんにゃく粉+水酸化カルシウム)を入れよくかき混ぜ成型▲3▼する。
(ニ)▲3▼を1〜2時間放置後30分程ゆで、自然にさます▲4▼。
(ホ)さめた▲4▼を冷凍し凍結後解凍する▲5▼。
(ヘ)解凍後の▲5▼三分の一をひき肉状にみじん切りにしたものに卵白2個分、こんにゃく粉20g、水酸化カルシウム、香辛料、調味料を加えてソーセージ状に成型してもう一度30分程ゆでる。
本発明は以上の構成よりなっている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
まいたけ、上新粉、こんにゃく粉を所定の配合比率で混合し、凝固させることを特徴とするまいたけこんにゃくの加工食品の加工方法。
【請求項2】
前述のできたこんにゃくは凍結させ解凍することを特徴とする加工食品の加工方法。
【請求項3】
前記の解凍したまいたけこんにゃくは、そぼろのようにみじん切りにすることを特徴とするまいたけこんにゃくの加工食品の加工方法
【請求項4】
前記のみじん切りのまいたけこんにゃくに生の卵白を混合したことを特徴とするまいたけこんにゃくの加工食品の加工方法。
【請求項5】
前記の卵白を混合したみじん切りのまいたけこんにゃくにこんにゃく粉と水酸化カルシウムを混合することを特徴とするまいたけこんにゃくの加工食品の加工方法
【請求項6】
前記のこんにゃく粉と混合したのり状のまいたけこんにゃくに香辛料、調味料を混合し、ソーセージ状に成型し凝固させることを特徴とするまいたけこんにゃくソーセージの加工方法。