説明

むき身にんにくの個売り販売方法

【目的】身体に良いにんにくを、丸ごと買わずに必要な時に一片ずつ購入でき、皮をむく手間や手を汚すこともなく、そのまま袋ごと電子レンジにて加熱調理が出来る、今までは調味料や薬味的存在であったが、ストレスの多い単身赴任者や調理を苦手とする若者でも、簡単に食べやすくなる事を目的とする。
【構成】にんにくの皮をむき、洗浄後水分を取り除き、酸化や劣化を防止する袋に1個ずつ個包装して販売するものであります。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生にんにくをバラバラにし、1欠片ずつ皮をむいた状態で個包装し、更に簡単な食べ方も紹介しながら販売する方法に関するものであります。
【背景技術】
【0002】
現在小売り店で販売されている生にんにくは、球売りで皮付が主でありそれを購入するしかありません。そして使う時に皮をむいてから料理に使うことが一般的です。日持ちさせる為には有効ですが、調理時に手間がかかります。
【0003】
業者向け、いわゆるレストランや焼肉屋さんの様に多量の購入をされる方には、むき身の500gや1kg入り等で扱っているものも有るが、保存性を考えて冷凍品であります。つまり生にんにくのむき身商品が店頭にて小売り販売されていないのが現状であります。
【0004】
また、身体に良い事は分かっていても、簡単に食べる方法が紹介されず、そのまま食べるには馴染みの薄い食材でも有りました。昨今は韓国食材の流入によりにんにくが再認識されて来た事と、アメリカにて行われたデザイナーフーズ計画によってにんにくの良さが紹介された事と、国内でも多くの専門家による著書等、にんにくの良さや、料理が各メディアで取り上げられている影響もあり、にんにくの消費量が増えて来ております。
【0005】
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
にんにくの皮むきは簡単そうに見えても意外と手間のかかる作業であります。その為に手間を省き手軽に使える様にむき身にし、更に日持ちも考えて、一個ずつの個包装にする事によって、使いたい時に簡単に一個ずつ使えるようにして販売をする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】
皮をむいたにんにくは傷みやすい、野菜全般に言える事ですが傷の付いた所や切り口等は特に傷みやすい、さらに鮮度を保持する為に個包装にする。しかし完全密閉では例え真空にしてもガスの発生で、袋自体パンパンにふくれてしまう。そこでガス抜き穴を付ける事により日持ちが格段に伸びる。また使用する袋には脱酸素剤の様なものを入れても良いが、無駄にゴミを増やしたりコストアップにつながるために、活性素材袋を使用する事で酸化防止、劣化防止に貢献し多少でも日持ち期間を延ばす事ができる。
【0009】
さらにその状態で低温保存すると、例えば4℃以下や、また0℃前後、さらに冷凍すれば格段に伸ばす事は可能だが、出来るだけ冷凍を避ける為に、皮をむく際に傷を付けた部分は中からの水分により傷みが早いので、それを防ぐために切り口部には、そのまま口にしても害にならない食品、例えばでんぷん質、片栗粉やコーンスターチ、また粘液質、寒天やゼリー、こんにゃく等々の様にゲル状の物質や塗膜性の物質により傷口を保護する事も、消費期限を延ばすために必要である。
【発明の効果】
【0009】
一球ごと買う必要が無くなる、必要な時に一片ずつ購入できる、皮をむく手間がいらない、そのまま袋ごと電子レンジにて加熱調理が出来るため、手を汚すこともない。今までは調味料や薬味的存在であったが、ストレスの多い単身赴任者や調理を苦手とする若者でも、身体に良いにんにくが、簡単に食べやすくなるのであります。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
にんにくのむき身を1個ずつ個包装で販売する、その際にそのまま電子レンジで調理できる事と保存性を考えて活性素材袋を使用する。
【請求項2】
更に消費期限を延ばす為には傷口やもしくは全体を、そのまま食べられる食材でコーティングをする。

【公開番号】特開2012−100643(P2012−100643A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−267611(P2010−267611)
【出願日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【出願人】(507390114)
【出願人】(507117278)
【Fターム(参考)】