説明

アイドルストップ制御装置

【課題】エンジンの再始動性が不安定なアイドルストップが実行されるのを防止するアイドルストップ制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】アイドルストップ条件が成立したらエンジンを停止するアイドルストップ実行部を備える。さらに前記エンジンが始動するときにコントローラーがリセットしたか否かを判定するコントローラーリセット判定部を備える。そして前記コントローラーがリセットしたと判定された場合は、アイドルストップを禁止するアイドルストップ禁止部を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、アイドルストップ制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、バッテリーが劣化した状態でエンジンを始動すると、バッテリーの電圧が大きく降下して、ECM(Engine Control Module)が瞬間停止(ECM瞬停)してリセットすることがある。そこで特許文献1のエンジン自動停止始動制御装置は、ECMがリセットする可能性のある電圧レベル(リセットレベル)を予め設定しておく。そしてバッテリー電圧がリセットレベルを下回ったら、ECMがリセットする可能性があるとして、それ以降のアイドルストップを禁止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−13953号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、バッテリー電圧がリセットレベルを下回らない場合でも、ECMが瞬停してリセットしてしまう場合がある。またECMが実際にリセットすると、エンジンの始動時に不具合が起こる虞がある。これではそれ以降にアイドルストップを実行してもエンジンの再始動性が不安定である。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、エンジンの再始動性が不安定なアイドルストップが実行されるのを防止するアイドルストップ制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
【0007】
本発明は、アイドルストップ条件が成立したらエンジンを停止するアイドルストップ実行部を備える。さらに前記エンジンが始動するときにコントローラーがリセットしたか否かを判定するコントローラーリセット判定部を備える。そして前記コントローラーがリセットしたと判定された場合は、アイドルストップを禁止するアイドルストップ禁止部を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、エンジンが始動するときにコントローラーがリセットしたらアイドルストップを禁止するので、それ以降にエンジンの再始動性が不安定なアイドルストップが実行されるのを防止できる。よってエンジンの再始動性に問題がない場合にアイドルストップが実行されるので、良好なアイドルストップ制御を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明によるアイドルストップ制御装置を使用するシステムの一例を示す図である。
【図2】本発明によるアイドルストップ制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明によるアイドルストップ制御装置の作動について説明するタイムチャートで、ECM瞬停が実際には起こらなかった場合の作動である。
【図4】本発明によるアイドルストップ制御装置の作動について説明するタイムチャートで、ECM瞬停が実際に起こった場合の作動である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では図面等を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
【0011】
図1は、本発明によるアイドルストップ制御装置を使用するシステムの一例を示す図である。
【0012】
アイドルストップ制御装置1を適用できるエンジン4は、エンジンコントロールモジュール(ECM)2と、バッテリー3と、スターター5と、オルタネーター6と、を備える。
【0013】
ECM2は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピューターで構成される。そしてECM2は、図示しない各種センサーからの信号を受けて、エンジン4の運転状態を制御する。
【0014】
バッテリー3は、エンジン4を始動させるときにECM2やスターター5に電力を供給する。バッテリー3は、オルタネーター6が発電した電気の一部を充電する。
【0015】
エンジン4は、直列4気筒エンジンである。エンジン4はどのような気筒列でもよい。エンジン4のクランク軸41は片端にクランクプーリー41aが取り付けられる。クランクプーリー41a及びオルタネーター6にベルト42が架けられる。これによりクランク軸41の駆動力がベルト42を介してオルタネーター6に伝達される。
【0016】
スターター5は、バッテリー3の電力によってエンジン始動時にクランク軸41をクランキングする。
【0017】
オルタネーター6は、エンジン運転中にクランク軸41の駆動力によって発電する。オルタネーター6は、電装負荷に電力供給する。そしてオルタネーター6の発電余剰分はバッテリー3に充電する。オルタネーター6の発電量が不足するときは、バッテリー3が電力供給を補う。
【0018】
以下では具体的なアイドルストップ制御ロジックについてフローチャートに沿って説明する。
【0019】
図2は、本発明によるアイドルストップ制御装置の動作を説明するフローチャートである。なおアイドルストップ制御装置1は、この処理を微少時間(たとえば10msec)サイクルで繰り返し実行する。ECM2が停止した場合は、この処理は初期状態に戻される。
【0020】
ステップS1において、ECM2がOFFからONに切り換わったか否かを判定する。ECM2がOFFからONに切り換わった、すなわち起動状態になった場合は、ステップS2に処理を移行する。ECM2がOFFからONに切り換わっていない、すなわちECM2が連続してON状態である場合は、ECM2はステップS3に処理を移行する。ここでECM2のON状態とは、ECM2のハードウェアが起動するだけでなく、例えば演算といった内部プログラムも実行可能な状態をいう。
【0021】
ステップS2において、ECM2は、バッテリー3の電圧がECM起動時瞬停判定値VAよりも小さいか否かを判定する。バッテリー電圧がECM起動時瞬停判定値VAよりも小さい場合は、ECM2はステップS4に処理を移行する。バッテリー電圧がECM起動時瞬停判定値VA以上である場合は、ECM2はステップS6に処理を移行する。
【0022】
ここでECM起動時瞬停判定値VAとは、バッテリー電圧の低下によってECM瞬停が起こった後のECM起動か否かを判定するバッテリー電圧値である。エンジン4が始動した場合にバッテリー電圧の低下によるECM瞬停が起こってECM2が再起動したときは、スターター5は駆動中である。さらにバッテリー電圧がリセットレベルよりも下がってECM瞬停が起こる。このためECM2が再起動したときのバッテリー電圧は、通常の電圧値Vまでは回復せずECM起動時瞬停判定値VAよりも小さくなる。ECM起動時瞬停判定値VAは、実験により事前に求められる。
【0023】
ステップS3において、ECM2は、バッテリー3の電圧がバッテリー出力低下判定値VBよりも小さいか否かを判定する。バッテリー電圧がバッテリー出力低下判定値VBよりも小さい場合は、ECM2はステップS5に処理を移行する。バッテリー電圧がバッテリー出力低下判定値VB以上である場合は、ECM2はステップS6に処理を移行する。
【0024】
ここでバッテリー出力低下判定値VBとは、バッテリー3の負荷や劣化を考慮してもECM瞬停が起こる心配のないバッテリー電圧の下限値である。バッテリー電圧がバッテリー出力低下判定値VBよりも小さい場合は、ECM瞬停が起こる可能性がある。
【0025】
ステップS4において、ECM2は、ECM2が瞬停から再起動したと判定してアイドルストップ禁止フラグを1にセットする。
【0026】
ステップS5において、ECM2は、ECM2が瞬停する可能性があると判定してアイドルストップ禁止フラグを1にセットする。
【0027】
ステップS6において、ECM2は、スターター5の始動が要求されるか否かを判定する。スターター5の始動は、イグニッションキーがONの状態で一定時間が経過したとき、アイドルストップ中にドライバーがブレーキペダルを離したとき、などに要求される。スターター5の始動が要求される場合は、ECM2はステップS7に処理を移行する。スターター5の始動が要求されない場合は、ECM2はステップS8に処理を移行する。
【0028】
ステップS7において、ECM2は、スターター5を始動する。スターター5にバッテリー3から電力が供給されて、スターター5が駆動する。
【0029】
ステップS8において、ECM2は、スターター5の停止が要求されるか否かを判定する。スターター5の停止は、エンジン4のクランキングが完了したときに要求される。スターター5の停止が要求される場合は、ECM2はステップS9に処理を移行する。スターター5の停止が要求されない場合は、ECM2はステップS10に処理を移行する。
【0030】
ステップS9において、ECM2は、スターター5を停止する。ECM2はスターター5への電力供給を停止する。
【0031】
ステップS10において、ECM2は、アイドルストップ条件が成立しているか否かを判定する。アイドルストップ条件は、エンジン4の回転速度がアイドリング回転速度のまま一定時間経過したとき、エンジン4の冷却水温度やバッテリー3の状態が所定状態であるとき、ドライバーがアクセルペダルをOFFしているとき、などに成立する。アイドルストップ条件が成立する場合は、ECM2はステップS11に処理を移行する。アイドルストップ条件が成立しない場合は、ECM2は処理を抜ける。
【0032】
ステップS11において、ECM2は、アイドルストップ禁止中であるか否かを判定する。アイドルストップ禁止フラグが1であればアイドルストップ禁止中である。アイドルストップ禁止中である場合は、ECM2は処理を抜ける。アイドルストップ禁止中でない場合は、ECM2はステップS12に処理を移行する。
【0033】
ステップS12において、ECM2は、エンジン4のアイドルストップを実行する。
【0034】
次に本発明によるアイドルストップ制御装置の実際の作動について説明する。図3は、エンジンが始動するときにバッテリー電圧の瞬時低下が起こっても実際にECM瞬停が起こらなかった場合のタイムチャートである。図4は、実際にECM瞬停が起こった場合のタイムチャートである。なおフローチャートとの対応を分かりやすくするために、冒頭にSを付したステップ番号を併記する。
【0035】
まず図3を参照して実際にはECM瞬停が起こらなかった場合について説明する。
【0036】
時刻t1でドライバーがイグニッションキーをOFFからONにすると(図3(A))、ECM2もOFFからONとなって起動する(S1でYes,図3(D))。このときのバッテリー電圧VはECM起動時瞬停判定値VAよりも高く(S2でNo,図3(C))、スターター5の始動も停止も要求されておらず、またアイドルストップ条件も成立していないので、ステップS6→S8→S10が処理される。
【0037】
次のサイクルではECM2はON状態を継続しているが(図3(D))、スターター5の始動も停止も要求されておらず、アイドルストップ条件も成立していない。そこでステップS1→S3→S6→S8→S10が繰り返し処理される。そして時刻t2でスターター5の始動が要求されるとスターター5が始動する(S6でYes→S7,図3(B))。
【0038】
スターター5にはバッテリー3から電力が供給されるので、バッテリー電圧が一気に低下する。このときのバッテリー電圧はバッテリー出力低下判定値VBよりも小さくなる(図3(C))。そこで次サイクルでは、ステップS1→S3→S5→S6→S8→S10が処理される。このときECM2は、アイドルストップ禁止フラグを0から1にセットして、以後のアイドルストップを禁止する(S5,図3(E))。アイドルストップ禁止フラグが0から1にセットされると、その情報はECM2が停止するまで維持される。
【0039】
この場合は、時刻t2でバッテリー電圧がバッテリー出力低下判定値VBよりも小さくなっても実際にECM瞬停が起こらない。そしてバッテリー電圧はスターター5が駆動し始めると徐々に回復する(図3(C))。そしてバッテリー電圧の回復にしたがって、サイクルはS1→S3→S5→S6→S8→S10からS1→S3→S6→S8→S10と処理される。
【0040】
時刻t4でスターター5の停止が要求されるとスターター5が停止する(S8でYes→S9,図3(B))。このときバッテリー電圧は電圧Vに戻る(図3(C))。
【0041】
時刻t4から時刻t5の間にアイドルストップ条件が成立しても、アイドルストップを禁止しているので、エンジン4がアイドルストップを実行することがない。すなわちエンジン4が再始動することはない。このときサイクルはステップS1→S3→S6→S8→S10→S11と処理される。
【0042】
時刻t5でドライバーがイグニッションキーをONからOFFにする(図3(A))。そしてECM2が停止する(図3(D))。ECM2が停止するので、アイドルストップ禁止フラグが1から0にセットされて初期状態に戻る(図3(E))。
【0043】
次に図4を参照して実際にECM瞬停が起こった場合について説明する。なお以下では前述した内容と同様の部分は説明を適宜省略する。ここでは前述と大きく作動が異なる、時刻t2から時刻t3におけるアイドルストップ制御装置1の作動について説明する。
【0044】
この場合は、時刻t2でバッテリー電圧がバッテリー出力低下判定値VBよりも小さくなって、さらに実際にECM瞬停が起こる。ECM2が停止するので(図3(D))、アイドルストップ禁止フラグは初期状態(0)に戻る(図3(E))。すなわちECM2はリセットする。
【0045】
時刻t2から時刻t3の間に、ECM2が再起動できる環境が整う。時刻t3においてバッテリー電圧は電圧VBと電圧VAとの間まで回復する(図3(C))。本来バッテリー電圧はバッテリー出力低下判定値VB以上となればECM起動条件を満たす。しかしバッテリー電圧の他にECM2の状態も考慮するので、ECM瞬停が起こってからECM2が再起動するには、時刻t2から時刻t3までの時間を要する。ECM2のECM起動条件は、内部のプログラム(ROM)を起こすまでの時間や、ハードウェアが起動してから演算が開始されるまでの応答遅れ時間などを考慮する。
【0046】
時刻t3でECM2がOFFからONとなって再起動する(S1でYes,図3(D))。このときのバッテリー電圧はECM起動時瞬停判定値VAよりも小さくなる(S2でYes,図3(C))。よってECM2は、実際にECM瞬停が起こったと判定してアイドルストップを禁止して、アイドルストップ禁止フラグを0から1にセットする(S4,図3(E))。そしてスターター5の始動も停止も要求されておらず、またアイドルストップ条件も成立していないので、ステップS6→S8→S10が処理される。
【0047】
上述したように本実施形態では、ECM2がOFFからONになって起動したときのバッテリー電圧に基づいて、ECM2はECM瞬停からの起動か否かを判定する。バッテリー電圧がECM起動時瞬停判定値VAよりも小さい場合に、ECM2はECM瞬停からの起動と判定する。そしてECM2は、アイドルストップを禁止する。アイドルストップが禁止されたら、ECM2が次に停止するまで、すなわちドライバーがイグニッションキーをONからOFFにするまでアイドルストップは禁止される。
【0048】
本実施形態によれば、エンジン4が始動するときにECM2(コントローラー)がリセットしたか否かを判定するコントローラーリセット判定部(S1,S2)が設けられるので、エンジン4が始動するときにECM瞬停が起こったか否かがわかる。そしてECM2の起動がECM瞬停からの再起動であるか否かがわかる。またECM2がリセットしたと判定された場合はアイドルストップを禁止するアイドルストップ禁止部(S4)が設けられるので、ECM2の起動がECM瞬停からの再起動であった場合は、それ以降のアイドルストップが禁止される。このため、バッテリー電圧がリセットレベルを下回らない場合でも、ECM2が瞬停してリセットしてしまう場合、エンジンの再始動性が不安定なアイドルストップが実行されるのを防止できる。また、アイドルストップを禁止した後に実際にECM瞬停が起こってアイドルストップ禁止情報が失われても、ECM2がECM瞬停から再起動するときにアイドルストップを禁止することができる。
【0049】
またコントローラーリセット判定部は、ECM2が起動したときのバッテリー電圧に基づいてECM瞬停が起こったか否かを判定する。ECM瞬停が起こってECM2が再起動した場合は、ECM2が起動したときのバッテリー電圧はECM起動時瞬停判定値VAよりも小さくなる。またドライバーがイグニッションキーをOFFからONにしたことでECM2が起動した場合は、ECM2が起動したときのバッテリー電圧はほぼ電圧値Vである。このためECM2が起動したときのバッテリー電圧に基づいて、ECM瞬停が起こったか否かを判定することができる。そしてECM2が起動するときのバッテリー電圧を測定するので、ECM瞬停が起こったか否かをリアルタイムに判定することができる。これによりECM2はアイドルストップを適時禁止することができる。また判定はバッテリー電圧のみで行われるので、別途複雑な構成が不要でコストがかからない。
【0050】
またECM瞬停が起こったか否かを判定するバッテリー電圧は、ECM2が起動して最初に測定するバッテリー電圧とする。測定可能な領域においてECM瞬停からの時間経過が最も短いタイミングで測定するので、ECM瞬停が起こってからECM2が起動するまでに回復したバッテリー電圧を正確に測定することができる。よって、ECM2の起動がECM瞬停によるものか否かを精度高く判定することができる。
【0051】
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれることが明白である。
【0052】
例えば実施形態では、エンジンが始動したときにECMがリセットしたか否かを判定するには、ECMが起動したときのバッテリー電圧を用いる。そしてECMがリセットしたと判定されたらECMはアイドルストップを禁止する。しかし、これに限らない。不揮発性メモリを用いてバッテリー劣化フラグにバッテリー電圧の状態を記憶しておいて、アイドルストップ禁止フラグを連動させてもよい。ECMが起動した場合に不揮発性メモリのバッテリー劣化フラグが1(バッテリー電圧がバッテリー出力低下判定値VBより小さい)であるときは、ECMはアイドルストップを禁止すればよい。
【符号の説明】
【0053】
1 アイドルストップ制御装置
2 エンジンコントロールモジュール(ECM)
3 バッテリー
4 エンジン
S12 アイドルストップ実行部
S1,2 コントローラーリセット判定部
S4 アイドルストップ禁止部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アイドルストップ条件が成立したらエンジンを停止するアイドルストップ実行部と、
前記エンジンが始動するときにコントローラーがリセットしたか否かを判定するコントローラーリセット判定部と、
前記コントローラーがリセットしたと判定された場合は、アイドルストップを禁止するアイドルストップ禁止部と、
を備えるアイドルストップ制御装置。
【請求項2】
請求項1に記載のアイドルストップ制御装置において、
前記コントローラーリセット判定部は、前記コントローラーが起動するときに測定されるバッテリー電圧が所定値より小さい場合に、前記コントローラーがリセットしたと判定する、
ことを特徴とするアイドルストップ制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載のアイドルストップ制御装置において、
前記バッテリー電圧は、前記コントローラーが起動して最初に測定されるバッテリー電圧である、
ことを特徴とするアイドルストップ制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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