説明

アタッチメント装着装置、アタッチメント装着システム、及びアタッチメント装着方法

【課題】アタッチメントを外した状態での装置の外観性を良好にする。
【解決手段】アタッチメント装着装置1は、磁性体を内蔵するアタッチメントを装着する装着孔13と、その装着孔13に装着されるアタッチメントを固定する磁性体からなる或いは磁性体が内蔵され、アタッチメントの装着方向と交差する方向に可動なフック14と、そのフック14を装着孔13の外側に吸着する吸着材15と、を備える。そして、アタッチメントが装着孔13に装着されていない状態では、吸着材15によりフック14が装着孔13の外側に吸着される一方、アタッチメントが装着孔13に装着された状態では、アタッチメントに内蔵された磁性体にフック14が吸着されて、アタッチメントに形成された溝部にフック14が係合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アタッチメントを装着する装置と、その装着装置に対応するアタッチメントを含む装着システムと、そのアタッチメントの装着方法に関する。
【背景技術】
【0002】
例えばカメラ本体にレンズ鏡筒やコンバージョンレンズなどの光学部品を着脱可能な構造として、ネジ式マウント、バヨネット式マウント、スピゴット式等が一般的に用いられている。
一方、デジタルカメラ等の撮像装置におけるレンズの焦点距離を変更するためのアタッチメントとして、ワイドコンバージョンレンズやテレコンバージョンレンズが知られており、また、追加機能として魚眼レンズや3Dレンズがある。
これらのコンバージョンレンズを撮像装置に装着した場合、フォーカス制御や画像処理等を変更しなければならない場合がある。このため、コンバージョンレンズが装着されたか否かを検出する機構がしばしば撮像装置に備えられる。
コンバージョンレンズの装着を検出する方法には、機械的方法と電気的方法がある。
機械的方法には、撮像装置にコンバージョンレンズが装着された時に、撮像装置に備えられた検出爪が押下されるようにする方法がある。
また、電気的方法には、撮像画面の四隅における画素の輝度に基づいて、ケラレの発生を検出することで、テレコンの装着を自動的に検出する方法がある。
【0003】
そして、カメラにおいて、交換レンズをマグネットにより装着する方式が特許文献1に提案されている。
また、携帯電話用カメラにおいて、交換レンズ、各種フィルタ等のアタッチメントをマグネットにより装着する方式が特許文献2に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−227096号公報
【特許文献2】特開2007−206137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の技術は、どれもカメラ本体から光学部(レンズ)を丸ごと取り替えることを前提にしており、光学部を外した状態での本体構造は外観的に考慮されていないものであった。
【0006】
本発明の課題は、アタッチメントを外した状態での装置の外観性を良好にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上の課題を解決するため、本発明は、磁性体を内蔵するアタッチメントを装着する装着孔と、前記装着孔に装着される前記アタッチメントを固定する磁性体からなる或いは磁性体が内蔵され、前記アタッチメントの装着方向と交差する方向に可動なフックと、前記フックを前記装着孔の外側に吸着する吸着材と、を備え、前記アタッチメントが前記装着孔に装着されていない状態では、前記吸着材により前記フックが前記装着孔の外側に吸着される一方、前記アタッチメントが前記装着孔に装着された状態では、前記アタッチメントに内蔵された磁性体に前記フックが吸着されて、前記アタッチメントに形成された溝部に前記フックが係合するアタッチメント装着装置を特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、アタッチメントを外した状態での装置の外観性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明を適用したアタッチメント装着装置の一実施形態の構成を示す斜視図である。
【図2】図1のアタッチメント装着装置に対するアタッチメントの装着を示す図である。
【図3】アタッチメント装着装置にアタッチメントを装着した状態を示すもので、平面図(a)及び側面図(b)(c)である。
【図4】アタッチメント装着装置に備えるアタッチメント脱着部品を示すもので、フロントケースにより内蔵部品が隠れた状態の平面図(a)、そのフロントケースを透かして内蔵部品が見える状態の拡大図(b)及び斜視図(c)である。
【図5】アタッチメントの外観構造を示すもので、斜視図(a)、側面図(b)及び底面図(c)である。
【図6】図5の溝部及び磁石の部分を拡大して示すもので、底面図(a)及び断面図(b)である。
【図7】アタッチメントをアタッチメント装着装置に実装する際のロック方法を説明するもので、回転方向を示す要部平面図(a)、回転過程を示す図(b)、ロック状態の図(c)である。
【図8】アタッチメント装着装置のフック及び検出スイッチの関係を示す拡大斜視図である。
【図9】アタッチメントの溝部の種類の相違を示す要部平面図で、種類1を示す図(a)、種類2を示す図(b)、種類3を示す図(c)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
(実施形態)
図1はアタッチメント装着装置としてのカメラ1を示すもので、カメラ1のフロントケース11には、図示のように、レンズ12の周囲にアタッチメントを装着するための装着孔13が形成されている。
【0011】
図2はカメラ1に対するアタッチメントとしてのコンバージョンレンズ2の装着を示すもので、矢印で装着方向を示している。
【0012】
ここで、カメラ1は、コンバージョンレンズ無しでもカメラとしての機能を有しており、コンバージョンレンズ2を着けることにより、魚眼や3D等といった別の光学的機能を持つことを特徴とする。
よって、カメラ1は、コンバージョンレンズ2が着いていないときでも製品として成り立つ外観の仕上げ及び形状になっている。
【0013】
図3はカメラ1にコンバージョンレンズ2を装着した状態を示すもので、図3(a)は平面図、図3(b)及び(c)は側面図である。
【0014】
図示のように、コンバージョンレンズ2は、ケース21でレンズ22の周囲が覆われている。
【0015】
図4はカメラ1に備えるアタッチメント脱着部品を示したもので、図4(a)はフロントケース11により内蔵部品が隠れた状態を示し、図4(b)及び(c)はフロントケース11を透かして内蔵部品が見える状態を示す。
【0016】
図示のように、カメラ1の内部には、装着孔13の周囲に、一端を支点として回動するフック14が実装されている。このフック14は、その材質が磁石に吸着する磁性体(鉄やSUS等)で造られている。
さらに、カメラ1の内部には、フック14の外側に位置する吸着材としての磁性体である磁石15が実装されている。
これにより、フック14は、一端の軸部141を支点として、通常、外側の磁石15に吸着して引っ張られており、図4(a)に示すように、外観からは見えない状態になっている。
図示例では、フック14、磁石15ともに対を成すよう3個ずつ実装されている。
【0017】
図5はコンバージョンレンズ2の外観構造を示したもので、図5(a)は斜視図、図5(b)は側面図、図5(c)は底面図である。
【0018】
図示のように、コンバージョンレンズ2のケース21のレンズ22の周囲の基端部は、カメラ1の装着孔13に挿入される挿入部23となっている。この挿入部23の外周には、円周方向に等間隔で3箇所に溝部24が形成されており、その溝部24と内周側に対になるように磁性体である磁石25が実装されている。
【0019】
以上の溝部24及び磁石25の部分を図6に拡大して示し、図6(a)は底面図、図6(b)は断面図である。
【0020】
図7はコンバージョンレンズ2をカメラ1に実装する際のロック方法を説明する図である。
【0021】
ここで、カメラ1の磁石15とコンバージョンレンズ2の磁石25の吸着力の関係は、磁石15<磁石25になっている。
なお、吸着力を磁石の磁力だけでなく、フック14との距離で調整してもよい。
【0022】
従って、図7(a)に矢印で示すように、カメラ1の装着孔13にコンバージョンレンズ2の挿入部23を挿入し突き当てて反時計周りに回転させると、図7(b)に矢印で示すように、カメラ1のフック14がコンバージョンレンズ2の磁石25に引き付けられ、図7(c)に示すように、コンバージョンレンズ2のケース21の溝部24に係合するため、ロックされる。
【0023】
コンバージョンレンズ2を外す際には、同じく反時計周りに回転すると、溝部24からフック14が外れて、図7(a)の状態に戻るため、ロックが解除される。
【0024】
次に、図8に示すように、カメラ1に実装されている3個のフック14のうち1つには、軸部141と反対側端部に突起部142が形成されている。
この突起部142は、フック14の近傍に配置された検出スイッチ16を押し得る位置にある。
なお、検出スイッチ16は多段検出可能である。
【0025】
ここで、コンバージョンレンズ2のケース21の溝部24において、図9(a)(b)及び(c)に示すように、コンバージョンレンズ2の種類1・2・3によって溝部24a・24b・24cの深さが異なっている。
なお、コンバージョンレンズ2の種類として例えば、種類1:魚眼レンズ、種類2:3Dレンズ、種類3:マクロレンズが挙げられる。
【0026】
このように、コンバージョンレンズ2の種類1・2・3によって溝部24a・24b・24cの深さが異なるため、フック14の軸部141を支点とする回転量が変わり、突起部142による検出スイッチ16の押される角度も変化し、それに基づいてコンバージョンレンズ2の種類1・2・3を特定できる。
【0027】
また、カメラ1の内部には、フック14が係合する3種類の溝部24a・24b・24cの異なる溝形状に応じたフック14の移動状態を検出する検出スイッチ16の検出信号に基づいてコンバージョンレンズ2の種類1・2・3を判別する判別手段と、その判別手段により判別されたコンバージョンレンズ2の種類1・2・3に応じた制御を行う制御手段と、が備えられている。
【0028】
従って、コンバージョンレンズ2の装着時にカメラ1のフック14の回転量が変化するため、検出スイッチ16の押される角度も変わり、実装されたコンバージョンレンズ2の種類1・2・3を特定することができる。
【0029】
以上のとおり、カメラ1とコンバージョンレンズ2の脱着が簡単で、且つ高い精度で結合可能なカメラ1とコンバージョンレンズ2の結合構造を提供できる。
しかも、コンバージョンレンズ2を着けていない時でも、カメラ1には外観的ダメージがないため、カメラ1を単体で使用する際にも製品価値を損なわない。
【0030】
さらに、コンバージョンレンズ2をカメラ1に結合する構造自体の動きでコンバージョンレンズ2の種類1・2・3を判別するため、部品点数が少なく、コンバージョンレンズ2の未実装状態でのカメラ1の外観にダメージを与えることがない。
【0031】
(変形例)
また、実施形態では、フック14を磁石15で吸着したが、フック14は、磁石15に代えて、バネで吸着してもよい。
その場合、バネは、コンバージョンレンズ2に内蔵された磁石25よりフック14を吸着する吸着力を弱く設定する。
このように、吸着材をバネとすれば、カメラ1に内蔵された電子部品に対する磁力による悪影響を与えることがなく、コストも安く抑えられる。
【0032】
なお、実施形態では、磁性体からなるフック14としたが、フック14は磁性体が内蔵されたものでもよい。
また、磁石と磁性体の関係は、実施形態と逆にしてもよい。
さらに、コンバージョンレンズ2の種類を判別する必要がないのであれば、挿入後回転させなくてもよい。
【0033】
(他の変形例)
以上の実施形態においては、カメラとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラを備える携帯電話など他の電子機器であってもよい。
さらに、実施形態では、コンバージョンレンズとしたが、フィルタ等、他のアタッチメントであってもよい。
【0034】
また、実施形態では、アタッチメント装着装置にフック及び吸着材を設けて、アタッチメントに溝部を形成したが、逆に、アタッチメントにフック及び吸着材を設けて、アタッチメント装着装置に溝部を形成してもよい。
さらに、フック、吸着材、溝部の形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0035】
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
磁性体を内蔵するアタッチメントを装着する装着孔と、
前記装着孔に装着される前記アタッチメントを固定する磁性体からなる或いは磁性体が内蔵され、前記アタッチメントの装着方向と交差する方向に可動なフックと、
前記フックを前記装着孔の外側に吸着する吸着材と、を備え、
前記アタッチメントが前記装着孔に装着されていない状態では、前記吸着材により前記フックが前記装着孔の外側に吸着される一方、
前記アタッチメントが前記装着孔に装着された状態では、前記アタッチメントに内蔵された磁性体に前記フックが吸着されて、前記アタッチメントに形成された溝部に前記フックが係合することを特徴とするアタッチメント装着装置。
<請求項2>
前記吸着材は磁性体であることを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装着装置。
<請求項3>
前記吸着材の磁性体は、前記アタッチメントに内蔵された磁性体より前記フックを吸着する磁力が弱いことを特徴とする請求項2に記載のアタッチメント装着装置。
<請求項4>
前記吸着材はバネであることを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装着装置。
<請求項5>
前記バネは、前記アタッチメントに内蔵された磁性体より前記フックを吸着する吸着力が弱いことを特徴とする請求項4に記載のアタッチメント装着装置。
<請求項6>
前記アタッチメントを前記装着孔に挿入し、その挿入方向と交差する方向に前記アタッチメントを回転させると、前記溝部に前記フックが係合することを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装着装置。
<請求項7>
前記溝部に係合する前記フックの前記溝部の異なる溝形状に応じた移動状態に基づいて前記アタッチメントの種類を判別する判別手段と、
前記判別手段により判別された前記アタッチメントの種類に応じた制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする請求項6に記載のアタッチメント装着装置。
<請求項8>
当該アタッチメント装着装置は撮像手段を備えた筐体であって、
前記アタッチメントはコンバージョンレンズ或いはフィルタであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のアタッチメント装着装置。
<請求項9>
請求項1から8のいずれか一項に記載のアタッチメント装着装置と、
前記アタッチメント装着装置との装着面近傍に前記フックを吸着する磁性体を内蔵したアタッチメントと、からなるアタッチメント装着システム。
<請求項10>
請求項1から8のいずれか一項に記載のアタッチメント装着装置の前記装着孔にアタッチメントを挿入し、前記アタッチメントに内蔵された磁性体に前記フックを吸着させることにより、前記アタッチメントに形成された溝部に前記フックを係合させて、前記アタッチメント装着装置に前記アタッチメントを装着状態に保持することを特徴とするアタッチメント装着方法。
<請求項11>
前記アタッチメント装着装置に対する前記アタッチメントの装着状態において、
前記装着孔に対しアタッチメントを回転させることにより、前記溝部から前記フックが外れることを特徴とする請求項10に記載のアタッチメント装着方法。
【符号の説明】
【0036】
1 カメラ
13 装着孔
14 フック
141 軸部
142 突起部
15 磁石
16 検出スイッチ
2 コンバージョンレンズ
23 挿入部
24 溝部
25 磁石

【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁性体を内蔵するアタッチメントを装着する装着孔と、
前記装着孔に装着される前記アタッチメントを固定する磁性体からなる或いは磁性体が内蔵され、前記アタッチメントの装着方向と交差する方向に可動なフックと、
前記フックを前記装着孔の外側に吸着する吸着材と、を備え、
前記アタッチメントが前記装着孔に装着されていない状態では、前記吸着材により前記フックが前記装着孔の外側に吸着される一方、
前記アタッチメントが前記装着孔に装着された状態では、前記アタッチメントに内蔵された磁性体に前記フックが吸着されて、前記アタッチメントに形成された溝部に前記フックが係合することを特徴とするアタッチメント装着装置。
【請求項2】
前記吸着材は磁性体であることを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装着装置。
【請求項3】
前記吸着材の磁性体は、前記アタッチメントに内蔵された磁性体より前記フックを吸着する磁力が弱いことを特徴とする請求項2に記載のアタッチメント装着装置。
【請求項4】
前記吸着材はバネであることを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装着装置。
【請求項5】
前記バネは、前記アタッチメントに内蔵された磁性体より前記フックを吸着する吸着力が弱いことを特徴とする請求項4に記載のアタッチメント装着装置。
【請求項6】
前記アタッチメントを前記装着孔に挿入し、その挿入方向と交差する方向に前記アタッチメントを回転させると、前記溝部に前記フックが係合することを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント装着装置。
【請求項7】
前記溝部に係合する前記フックの前記溝部の異なる溝形状に応じた移動状態に基づいて前記アタッチメントの種類を判別する判別手段と、
前記判別手段により判別された前記アタッチメントの種類に応じた制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする請求項6に記載のアタッチメント装着装置。
【請求項8】
当該アタッチメント装着装置は撮像手段を備えた筐体であって、
前記アタッチメントはコンバージョンレンズ或いはフィルタであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のアタッチメント装着装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載のアタッチメント装着装置と、
前記アタッチメント装着装置との装着面近傍に前記フックを吸着する磁性体を内蔵したアタッチメントと、からなるアタッチメント装着システム。
【請求項10】
請求項1から8のいずれか一項に記載のアタッチメント装着装置の前記装着孔にアタッチメントを挿入し、前記アタッチメントに内蔵された磁性体に前記フックを吸着させることにより、前記アタッチメントに形成された溝部に前記フックを係合させて、前記アタッチメント装着装置に前記アタッチメントを装着状態に保持することを特徴とするアタッチメント装着方法。
【請求項11】
前記アタッチメント装着装置に対する前記アタッチメントの装着状態において、
前記装着孔に対しアタッチメントを回転させることにより、前記溝部から前記フックが外れることを特徴とする請求項10に記載のアタッチメント装着方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−29558(P2013−29558A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−163800(P2011−163800)
【出願日】平成23年7月27日(2011.7.27)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】