説明

アドレス帳及び関連した通信装置における複数の連絡先の状態を同時に表示する方法

【課題】通信装置のアドレス帳における複数の連絡先の状態を同時に表示する方法を開示する。
【解決手段】上記方法は、アドレス帳にアクセスする工程と、上記アドレス帳インタフェースにおける上記連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェアの複数のアカウントを編集する工程と、ネットワークに接続する工程と、上記アカウントのオンライン状態を取得する工程と、上記アドレス帳における前記連絡先を表す画像を表示し、上記連絡先の上記複数のインターネット通信ソフトウェアの上記アカウントに対応する複数の状態アイコンを表示して、上記連絡先の上記アカウントの上記オンライン状態を表示する工程とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アドレス帳及び関連した通信装置における連絡先の状態を表示する方法に関し、特に、アドレス帳及び関連した通信装置における連絡先の状態を同時に表示する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
簡単であり、便利であり、かつ多くの動作機能により、インターネット通信ソフトウェアは、近年、人気のある通信手法となっている。多くのインターネット通信サービスは、ダウンロードされ、無料で使用される専用のインターネット通信ソフトウェアを提供する。インターネット通信ソフトウェアは、複数のインスタント・メッセンジャー・ソフトウェア(Skype、MSN messenger、Yahoo messenger、Google Talk、AIM等)及び種々の電子メールのメールボックス(Gmail、Yahoo mail、MSN mail等)を含む。種々の年齢及び種々の地域の消費者は、その種々の動作慣習が理由で、種々のインターネット通信ソフトウェアを利用している。大半の人々は、複数のインスタント・メッセンジャー・ソフトウェア及び複数の電子メールのメールボックスにおいてアカウントを有している。ユーザは、インターネット通信ソフトウェアを介して友人と通信する際に、多くの場合、複数のインスタント・メッセンジャー・ソフトウェアを起動させて、友人のアカウントをサーチするか、又はユーザは多くの場合、いくつかの電子メールのメールボックスを起動させて、前述のメールボックスが、未読メールを格納しているか否かを確認する。したがって、ユーザは、複数のインスタント・メッセンジャー・ソフトウェア及びいくつかの電子メール・メールボックスを同時に起動させなければならず、それにより、動作の不都合、及び時間の浪費が生じ、複数のインターネット通信ソフトウェアを同時に動作させると、コンピュータ・システムの負荷が増加する。友人が使用する特定のインターネット通信ソフトウェアにユーザがログインし忘れると、友人と接続し損ねしまいかねない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記欠点を解消するために、アドレス帳及び関連した通信装置において連絡先の状態を同時に表示する方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願の特許請求の範囲に記載の発明によれば、通信装置のアドレス帳における複数の連絡先の状態を同時に表示する方法は、アドレス帳にアクセスする工程と、前記アドレス帳における前記連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェアの複数のアカウントを編集する工程と、ネットワークに接続する工程と、前記アカウントのオンライン状態を取得する工程と、前記アドレス帳における前記連絡先を表す画像を表示し、前記オンライン状態に基づいて前記画像上に前記複数のインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントに対応する複数の状態アイコンを表示して、前記連絡先の前記複数のアカウントの前記オンライン状態を表示する工程とを含む。
【0005】
本願の特許請求の範囲に記載の発明によれば、通信装置は、複数のインターネット通信ソフトウェアを記憶し、アドレス帳のプログラムを記憶するメモリ・モジュールであって、前記アドレス帳は、連絡先のアカウントのオンライン状態を表示するように連絡先の前記複数のインターネット通信ソフトウェアのアカウントに対応する複数の状態アイコン及び連絡先を表す画像を含むメモリ・モジュールと、前記複数のインターネット通信ソフトウェアの複数のサーバに接続するためのインターネット通信モジュールと、前記アドレス帳を表示するための表示モジュールと、前記アドレス帳を編集するように編集コマンドを入力するための入力モジュールと、前記複数のインターネット通信ソフトウェアの前記複数のサーバに接続するよう前記インターネット通信ソフトウェアを制御し、前記アドレス帳における前記複数の状態アイコン及び前記連絡先に対応する前記画像を同時に表示するよう前記表示モジュールを制御する制御装置とを含む。
本発明の前述及び他の目的は、種々の図に示された好ましい実施例の以下の詳細な説明を読むと当業者に明らかになることに疑いはなかろう。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の好ましい実施例により、アドレス帳における連絡先の、複数のインターネット通信ソフトウェアの状態を同時に表示する通信装置を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の好ましい実施例によるサインイン・ページを示すフレーム図である。
【図3】本発明の好ましい実施例によるアドレス帳を示すフレーム図である。
【図4】本発明の好ましい実施例による、アドレス帳における連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェアの状態を同時に表示する方法を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0007】
図1乃至図3を参照されたい。図1は、本発明の好ましい実施例により、アドレス帳における連絡先の、複数のインターネット通信ソフトウェアの状態を同時に表示する通信装置10の機能ブロック図である。図2は、本発明の好ましい実施例によるサインイン・ページ24のフレーム図である。図3は、本発明の好ましい実施例によるアドレス帳30のフレーム図である。通信装置10は、デスクトップ・コンピュータ、ノートブック・コンピュータ、携帯電話機、携帯情報端末等などの、インターネット通信機能を備えた携帯型電子装置、又はインターネット通信機能を備えたコンピュータ・システムであり得る。通信装置10は、複数のインターネット通信ソフトウェア13、サインイン・ページ・プログラム24、及びアドレス帳プログラム30を記憶するメモリ・モジュール12を含む。通信装置10は更に、インターネット上の複数のインターネット通信ソフトウェア13の複数のサーバ16に接続するためのインターネット通信モジュール14と、サインイン・ページ24及びアドレス帳30を表示する表示モジュール18と、編集コマンドを入力してサインイン・ページ24及びアドレス帳30を編集するための入力モジュール20と、インターネット上の複数のインターネット通信ソフトウェア13の複数のサーバ16に接続するようインターネット通信モジュール14を制御し、サインイン・ページ24及びアドレス帳30を表示するよう表示モジュール18を制御するための制御装置22とを含む。
入力モジュール20は、サインイン・ページ24において複数のインターネット通信ソフトウェア13の複数のパスワード及びアカウントを入力するために利用することが可能であり、更に、制御装置22は、アドレス帳30にアクセスする前に、複数のインターネット通信ソフトウェア13の複数のパスワード及びアカウントに応じてインターネット上の複数のインターネット通信ソフトウェア13の複数のパスワード及びアカウントに応じて、インターネット上の複数のインターネット通信ソフトウェア13の複数のサーバ16にログインするようインターネット通信モジュール14を制御することが可能である。サインイン・ページ24は、選択されたインターネット通信ソフトウェア13、及び選択されたインターネット通信ソフトウェア13のアカウント及びパスワードを記憶し、インストールすることが可能である。インターネット通信ソフトウェア13は、Skype、MSN Messenger、Yahoo Messenger、Google Talk、AIM、ICQなどのインスタント・メッセンジャー・ソフトウェアであり得る。インターネット通信ソフトウェア13は更に、Gmail、Yahoo mail、MSN mail等などの電子メール・メールボックス・ソフトウェアであり得る。
【0008】
図2に示すように、サインイン・ページ24は、インターネット通信ソフトウェア13を選択し、対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウント及びパスワードを入力して、選択的に複数のインターネット通信ソフトウェア13に自動的にログインするための選択ウィンドウ26を含む。サインイン・ページ24は、時間情報、データ情報、ボリューム情報等などの外部情報を表示するツール・バー28を更に含み得る。
【0009】
図3に示すように、アドレス帳30は少なくとも1つの連絡先を表す少なくとも1つの画像32を含み、画像32は、連絡先の複数のアカウントのオンライン状態を表示するように、連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェア13のアカウントに対応する複数のステータス・アイコンを有する。画像32及び状態アイコン34以外に、状態アイコン34のうちの1つが選択されると、連絡先の対応するアカウントにデータを送信する(入力ウィンドウ36を介して連絡先の対応するアカウントにテキスト・メッセージ又は映画を、入力ウィンドウ36を介して連絡先の対応するアカウントに送信するなど)ための入力ウィンドウ36を更に含み得る。アドレス帳30は、時間情報、日付情報、ボリューム情報等などの、情報を表示するためのツール・バー38を更に含み得る。アドレス帳30は、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントの未読メッセージの数を表す少なくとも1つの数字40を更に含み得る。例えば、数字40は、連絡先のインターネット通信ソフトウェア13の対応するアカウントの未読メッセージの数を表す状態アイコン34に重ねることが可能である。
図4を参照されたい。図4は、本発明の好ましい実施例による、アドレス帳における連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェア13の状態を同時に表示する方法のフロー図である。上記方法は以下の工程を含む。
【0010】
工程100:入力モジュール20を利用して、サインイン・ページ24に、複数のインターネット通信ソフトウェア13の対応するパスワード及び対応するアカウントの情報を記憶する。
【0011】
工程102:制御装置22は、工程100における複数のインターネット通信ソフトウェア13に対応するサーバ16に接続するようインターネット通信モジュール14を制御する。
【0012】
工程104:アドレス帳30にアクセスする
工程106:アドレス帳30における連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェア13の複数の対応するアカウントを編集するよう入力モジュール20を利用する。例えば、連絡先を表す画像32を選択し、連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェア13のアカウント、及びそのコメントをアドレス帳に記録する。
【0013】
工程108:アドレス帳30における連絡先を表す画像32を利用し、連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェア13のアカウントに対応する複数の数字40及び複数の状態アイコン34を表示して、連絡先のアカウントのオンライン状態を表示する。
【0014】
工程110:アドレス帳30において入力ウィンドウ36を生成するために状態アイコン34のうちの1つを選択するよう入力モジュール20を利用して、連絡先の対応するアカウントにデータを送信するよう入力ウィンドウ36を利用する。
【0015】
工程112:終了
上記方法の詳細な説明を以下に記載する。まず、ユーザは、サインイン・ページ24に、複数の選択されたインターネット通信ソフトウェア13のアカウント及びパスワードを入力するよう入力モジュール20を利用することが可能であるので、制御装置22は、アドレス帳30にアクセスする前に複数のインターネット通信ソフトウェア13のサーバ16にログインするようインターネット通信モジュール14を制御する。例えば、毎度、アドレス帳30にアクセスする前に、サインイン・ページ24に、複数の選択されたインターネット通信ソフトウェア13のアカウント及びパスワードを入力するよう入力モジュール20を利用することが可能である。ユーザは、インターネット通信ソフトウェア13、並びに、設定されたインターネット通信ソフトウェア13のアカウント及びパスワードを更に選択的に記憶し、インストールすることが可能であるので、制御装置22は、アドレス帳30にアクセスする前に自動的に、所定のインターネット通信ソフトウェア13のサーバ16にログインするようインターネット通信ソフトウェア13を制御する。次いで、制御装置22は、アドレス帳30のプログラムを実行し、アドレス帳30を表示するよう表示モジュール18を制御する。したがって、ユーザは、連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェア13のアカウントを編集するよう入力モジュール20を利用することが可能である。例えば、ユーザは、連絡先を表す画像32を選択し、連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェア13のアカウント、及びそのコメントを記録するよう入力モジュール20を利用することが可能である。
【0016】
アドレス帳30は、状態アイコン34、数字40、及び画像32のモデリング・バリエーション、状態バリエーション(表示する/隠す)、色バリエーションを介して連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェア13の対応するアカウントの状態を同時に表示することが可能である。例えば、画像32の色は、連絡先のオンライン状態を表すように変えられる。画像32は、連絡先のオンライン状態を表すように色画像になるか、又は、画像32は、連絡先のオフライン状態を表すように灰色画像になる。画像32の色は、連絡先の対応する電子メール・アカウントのオンライン状態とともに変わるものでない。更に、連絡先の対応するアカウントが、実際にオンライン状態にある場合、連絡先は、オフライン状態における対応するアカウントを設定するようインターネット通信ソフトウェア13の機能を利用することが可能である。この理由で、本発明は、オンライン状態又はオフライン状態における連絡先の対応するアカウントを示す場合、ユーザの利用可能な通信、及び連絡先の対応するアカウントを設計することが可能である。すなわち、連絡先の画像32がオフライン状態を示す場合、ユーザはなお、オフライン・メッセージ又は電子メールを連絡先の対応するアカウントに送出することが可能である。連絡先のオンライン状態及びオフライン状態を表す画像32の方法は、前述の実施例に限定されず、実際の需要に依存する。例えば、画像32は、オンライン状態を表すよう輝くか、又は回転し得る。
【0017】
連絡先は多くの場合、複数のインターネット通信ソフトウェア13上のアカウントを有するので、連絡先を表す画像32は、連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェア13のアカウントに対応する複数の状態アイコン24を表示することが可能である。例えば、連絡先が、Skype上にアカウントを有している場合、画像32はマイクロフォンの形状の状態アイコン34を表示することが可能である。連絡先がMSNメッセンジャー上にアカウントを有する場合、画像32は、人間に似た形状の状態アイコン34を表示することが可能である。連絡先がYahoo mail上のアカウントを有する場合、画像32は、Yマークを備えた、封筒の形状の状態アイコン34を表示することが可能である。インターネット通信ソフトウェア13に対応する状態アイコン34を示す方法は、上述の実施例に限定されるものでない。例えば、ユーザは、状態アイコンを設計するか、又はインターネットから状態アイコンをダウンロードすることが可能である(実際の需要に依存する)。
【0018】
更に、状態アイコン34は、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントのメール状態、着信コール状態、メッセージ状態、オンライン状態を表し得る。状態アイコン34の色を変えて、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントのオンライン状態又はオフライン状態を表すことが可能である。例えば、状態アイコン34は、色画像になって、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントのオンライン状態を表すか、又は状態アイコン34は、灰色画像になって、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントのオフライン状態を表す。状態アイコン34は、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントの複数のオンライン状態を表すように複数の色画像を含み得る。例えば、状態アイコン34は、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントの留守(away)状態を表すオレンジ色画像になり得、状態アイコン34は更に、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントのビジー(busy)状態を表す赤色画像になり得、状態アイコン34は、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントの利用可能状態を表す緑色画像になり得る。インターネット通信ソフトウェア13は更に、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントのオンライン状態を表す状態アイコン34を表示することが可能であるか、又は、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントのオフライン状態を表す状態アイコン34を隠すことが可能である。オンライン状態を表す状態アイコン34、又は連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントのオフライン状態の手法は、上述の実施例に限定されず、実際の需要に依存する。例えば、状態アイコン34は、オンライン状態を表すよう輝くか、又は回転し得る。
更に、状態アイコン34は、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントの未読メッセージの数を表す数字40を表示することが可能であり、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントの、既読のメッセージ全てを表す数字40を隠すことが可能である。数字40は、連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントの未読インスタント・メッセージを表すために、輝き得る。連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェア13のアカウントのメッセージ状態を表す数字40の方法は、上述の実施例に限定されず、実際の需要に依存する。
【0019】
更に、ユーザは、入力モジュール20を利用して、入力ウィンドウ36を選択的に生成するよう状態アイコン34を選択して、テキスト・メッセージ、映画、ビデオ等などの、連絡先の対応するアカウントに対するデータの送信を行うことが可能である。したがって、動作の複雑度が減少し、動作時間が効果的に節約される。
従来技術と比較するに、本発明の、アドレス帳及び関連した通信装置における連絡先の状態を表示する方法は、アドレス帳における連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェアの状態を動作インタフェース上に同時に表示し、連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェアのアカウントを画像に効果的に一体化し、連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェアの対応するアカウントの種々の状態を表すよう状態アイコン及び数字を利用することが可能である。ユーザは、単一のアドレス帳のみを介して複数のインターネット通信ソフトウェアの複数のサーバにログインすることが可能である。アドレス帳は、連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェアのアカウントの状態を同時に表示することが可能である。ユーザは、対応する連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェアのアカウントにデータを送信するよう、アドレス帳上の入力ウィンドウを更に利用することが可能であるので、本発明は、動作上の利便性を増進するために種々のインターネット通信ソフトウェアの機能を効果的に一体化することが可能である。
当業者は、本発明の教示を維持しながら、上記装置及び方法の数多くの修正及び改変を行うことができるということを当業者は容易に認識するであろう。
【符号の説明】
【0020】
10 通信装置
12 メモリ・モジュール
13 インターネット通信モジュール14
18 表示モジュール
20 入力モジュール
22 制御装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信装置のアドレス帳における複数の連絡先の状態を同時に表示する方法であって、
アドレス帳にアクセスする工程と、
前記アドレス帳における前記連絡先の複数のインターネット通信ソフトウェアの複数のアカウントを編集する工程と、
ネットワークに接続する工程と、
前記アカウントのオンライン状態を取得する工程と、
前記アドレス帳における前記連絡先を表す画像を表示し、前記オンライン状態に基づいて前記画像上に前記複数のインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントに対応する複数の状態アイコンを表示して、前記連絡先の前記複数のアカウントの前記オンライン状態を表示する工程とを含む方法。
【請求項2】
請求項1記載の方法であって、
サインイン・ページに、前記複数のインターネット通信ソフトウェアに対応する前記通信装置のユーザの前記複数のアカウント及び複数のパスワードの情報を記憶する工程を更に含む方法。
【請求項3】
請求項2記載の方法であって、
前記選択されたインターネット通信ソフトウェアを記憶し、インストールし、前記選択されたインターネット通信ソフトウェアの前記アカウント及び前記パスワードを記憶し、インストールして、前記選択されたインターネット通信ソフトウェアに自動的にサインインする工程
を更に含む方法。
【請求項4】
請求項1記載の方法であって、前記アドレス帳における前記連絡先の前記複数のインターネット通信ソフトウェアの前記複数のアカウントを編集する工程は、前記連絡先を表す前記画像を選択する工程と、前記連絡先の前記複数のインターネット通信ソフトウェアの前記複数のアカウント、及びそのコメントを前記アドレス帳に記録する工程とを含む方法。
【請求項5】
請求項1記載の方法であって、状態アイコンはそれぞれ、前記連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントのメール状態、着信コール状態、メッセージ状態、又はオンライン状態を表す方法。
【請求項6】
請求項1記載の方法であって、
前記アドレス帳に入力ウィンドウを生成するために前記状態アイコンの少なくとも1つを選択して、前記連絡先の前記対応するアカウントにデータを送信するよう前記入力ウィンドウを利用する工程を更に含む方法。
【請求項7】
請求項1記載の方法は、前記画像の色は、前記連絡先のオンライン状態及びオフライン状態を表すように変えられる方法。
【請求項8】
請求項7記載の方法であって、前記画像は、前記連絡先の前記オンライン状態を表すように色画像になるか、又は、前記画像は、前記連絡先の前記オフライン状態を表すように灰色画像になる方法。
【請求項9】
請求項1記載の方法であって、状態アイコンそれぞれの色は、前記連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントのオンライン状態及びオフライン状態を表すように変えられる方法。
【請求項10】
請求項9記載の方法であって、前記状態アイコンは、前記連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントの前記オンライン状態を表すように色画像になるか、又は、前記状態アイコンは、前記連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントの前記オフライン状態を表すように灰色画像になる方法。
【請求項11】
請求項10記載の方法であって、状態アイコンはそれぞれ、前記連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントの複数のオンライン状態を表すように複数の色画像を含む方法。
【請求項12】
請求項1記載の方法であって、
前記連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントのオンライン状態を表すよう前記状態アイコンのうちの1つを表示するか、又は前記連絡先の前記インターネット通信ソフトウェアの前記アカウントのオフライン状態を表すよう前記状態アイコンを隠す工程
を更に含む方法。
【請求項13】
請求項1記載の方法であって、前記状態アイコンは、前記連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントの未読メッセージの数を表す数字を含む方法。
【請求項14】
請求項13記載の方法であって、前記数字は、前記連絡先の前記対応するインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントの未読インスタント・メッセージを表すために点滅する方法。
【請求項15】
請求項1記載の方法であって、
前記アドレス帳上のボリューム情報、日付情報、又は時間情報を含むツール・バーを表示する工程
を更に含む方法。
【請求項16】
請求項1記載の方法であって、前記インターネット通信ソフトウェアはインスタント・メッセンジャー(IM)ソフトウェアである方法。
【請求項17】
請求項1記載の方法であって、前記インターネット通信ソフトウェアはEメール・ボックス・ソフトウェアである方法。
【請求項18】
通信装置であって、
複数のインターネット通信ソフトウェアを記憶し、アドレス帳のプログラムを記憶するメモリ・モジュールであって、前記アドレス帳は、連絡先のアカウントのオンライン状態を表示するように連絡先の前記複数のインターネット通信ソフトウェアのアカウントに対応する複数の状態アイコン及び連絡先を表す画像を含むメモリ・モジュールと、
前記複数のインターネット通信ソフトウェアの複数のサーバに接続するためのインターネット通信モジュールと、
前記アドレス帳を表示するための表示モジュールと、
前記アドレス帳を編集するように編集コマンドを入力するための入力モジュールと、
前記複数のインターネット通信ソフトウェアの前記複数のサーバに接続するよう前記インターネット通信ソフトウェアを制御し、前記アドレス帳における前記複数の状態アイコン及び前記連絡先に対応する前記画像を同時に表示するよう前記表示モジュールを制御する制御装置と
を含む通信装置。
【請求項19】
請求項18記載の通信装置であって、状態アイコンはそれぞれ、前記連絡先の前記アカウントのメール状態、着信コール状態、メッセージ状態、又は前記オンライン状態を表す通信装置。
【請求項20】
請求項18記載の通信装置であって、前記制御装置は、前記連絡先の対応するインターネット通信ソフトウェアの前記アカウントの未読メッセージの数を表すように数字を表示するよう前記表示装置を制御する通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−97558(P2011−97558A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−111080(P2010−111080)
【出願日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【出願人】(510133126)神達電腦股▲ふん▼有限公司 (1)
【Fターム(参考)】