説明

アルミ建材

【課題】 アルミ押出材の表面にラッピングしたラッピングフィルム面を独特の趣きのある良好な外観を呈するようにしたアルミ建材を提供する。
【解決手段】 ホロー材としたアルミ押出材1の表面を、短手方向に幅及び深さを不規則に変化した微細緩傾斜乃至水平面12を並列配置して、細幅帯状極浅の屈曲凹凸表面11とし、これに天然木、天然石等を表出したラッピングフィルム2をラッピングしてアルミ建材Aを形成する。微細緩傾斜乃至水平面12は、幅1〜3cm程度、深さ3mm程度以下とし、またこれらの間を半径5〜30mm程度の微小曲面14で連結する。これによってラッピングフィルム2の多面的な光の反射乃至拡散により、アルミ建材Aを淡い陰影感を有して独特の趣きのあるものとすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラッピングフィルムをラッピングして形成したアルミ建材に関する。
【背景技術】
【0002】
この種のアルミ建材として、アルミ押出材の表面にラッピングフィルムをラッピングして、アルミ建材の外観を良好にすることが行われており、本出願人は、下記特許文献1によって、エクステリア分野で使用するように、例えば、玄関入口の支柱フェンスの、断面方形、矩形、円形等の支柱に、木材の柾目、板目等の木質模様のラッピングフィルムをラッピングしたものを提案済みであり、該特許文献1にあっては、該支柱が中空であることから、その上端の開口を閉塞する閉塞プレートを配置するに際して、該閉塞プレートを、例えば、支柱と同一模様のラッピングフィルムでラッピングするとともに該ラッピングフィルムを、閉塞プレートの表面から側面を介して裏面外周端部に至るようにラッピングすることによって、閉塞プレートの材質、例えば、合成樹脂が支柱上端に露出するのを防止して、支柱と閉塞プレートの一体感を確保したものとされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2010−4288号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アルミ押出材は、上記支柱の他、エクステリア分野に限っても、門扉、フェンス、バルコニー等の構造材や仕切材として多用されるが、これらにラッピングフィルムをラッピングして商品外観を更に良好にすることを意図すると、一般にアルミ押出材は、その表面をフラットな曲面や平面とすることが多いところ、該表面を凹凸面として、これにラッピングフィルムをラッピングすれば、上記曲面や平面にラッピングしたものに比して、ラッピングフィルム面に、光の反射乃至拡散による陰影感を付与して、ラッピングフィルムの模様、色調と相俟って、独特な趣きを呈することが可能となり、従って、ラッピングフィルムをラッピングすることでアルミ押出材の利用可能性を更に拡大することができるものと見られる。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、その解決課題とするところは、アルミ押出材の表面にラッピングしたラッピングフィルム面に対して、光の反射乃至拡散による陰影感を付与することによって、独特の趣きのある良好な外観を呈するようにしたアルミ建材を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に沿って本発明は、アルミ押出材の表面にラッピングしたラッピングフィルム面における光の反射乃至拡散を可及的多面的に行って、該反射乃至拡散による光の比較的淡い陰影感を付与するとともにこれを面内で多様に変化して独特の趣きを呈するものとするように、アルミ押出材の表面を、特定の微小な範囲とした幅及び/又は最大深さを不規則に変化して配列した微細緩傾斜乃至水平面よりなる細幅帯状極浅の屈曲凹凸表面としたものであって、即ち、請求項1に記載の発明を、アルミ押出材の表面にラッピングフィルムをラッピングして該ラッピングフィルム面に光の反射拡散による陰影感を醸成するようにしたアルミ建材であって、上記アルミ押出材の表面を、幅1〜3cm程度、深さ3mm程度以下にして短手方向に幅及び/又は最大深さを不規則に変化した微細緩傾斜乃至水平面を並列配置して形成した細幅帯状極浅の屈曲凹凸表面としてなることを特徴とするアルミ建材としたものである。
【0007】
請求項2に記載の発明は、上記に加えて、上記アルミ押出材の屈曲凹凸表面に対するラッピングフィルムのラッピングが、微細緩傾斜乃至水平面の連結部位を含めて、表面に確実に密着することによって、ラッピング不良乃至これによる膨れや気泡の残存のないものとするように、これを、上記屈曲凹凸表面における細幅帯状極浅の微細緩傾斜乃至水平面を、その隣接相互の内角又は外角に半径5〜20mm程度の微小曲面を配置して連結してなることを特徴とする請求項1に記載のアルミ建材としたものである。
【0008】
請求項3に記載の発明は、同じく上記に加えて、アルミ押出材をホロー材としてその全面又は部分的にラッピングフィルムをラッピングすることによって、各種のアルミ建材に適用したものとするように、これを、上記アルミ押出材をホロー材とするともにその外周面の全部又は一部に上記屈曲凹凸表面を形成し且つ該屈曲凹凸表面に上記ラッピングフィルムをラッピングしてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のアルミ建材としたものである。
【0009】
請求項4に記載の発明は、同じく上記に加えて、ラッピングフィルムを屈曲凹凸表面とすることによって、肉視し難いネジ固定箇所等の特定部位を手触によって判別することによって、組立や設置工事を容易になし得るものとするように、これを、上記アルミ押出材の屈曲凹凸表面の短手方向中間に、手触により特定部位を表示自在とした手触溝又は手触突条を配置してなることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のアルミ建材としたものである。
【0010】
請求項5に記載の発明は、同じく上記に加えて、ラッピングフィルムを、天然木、天然石、風景等の適宜の有色模様を表出したものとすることによって、各種のアルミ建材に適用したものとするように、これを、上記ラッピングフィルムを、模様表出有色のラッピングフィルムとしてなることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のアルミ建材としたものである。
【0011】
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明は以上のとおりに構成したから、請求項1に記載の発明は、アルミ押出材の表面を、特定の微小な範囲とした幅及び/又は最大深さを不規則に変化して配列した微細緩傾斜乃至水平面よりなる細幅帯状極浅の屈曲凹凸表面として、アルミ押出材の表面にラッピングしたラッピングフィルム面が、光の方向や角度に応じてその反射乃至拡散を可及的多面的に行って光の比較的淡い陰影感を付与するとともにこれを面内で多様に変化して独特の趣きのある良好な外観を呈するようにしたアルミ建材を提供することができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、上記に加えて、上記アルミ押出材の屈曲凹凸表面に対するラッピングフィルムのラッピングが、微細緩傾斜乃至水平面の連結部位を含めて、表面に確実に密着することによって、ラッピング不良乃至これによる膨れや気泡の残存のないものとすることができる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、同じく上記に加えて、アルミ押出材をホロー材としてその全面又は部分的にラッピングフィルムをラッピングすることによって、各種のアルミ建材に適用したものとすることができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、同じく上記に加えて、ラッピングフィルムを屈曲凹凸表面とすることによって、肉視し難いネジ固定箇所等の特定部位を手触によって判別することによって、組立や設置工事を容易になし得るものとすることができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、同じく上記に加えて、ラッピングフィルムを、天然木、天然石、風景等の適宜の有色模様を表出したものとすることによって、各種のアルミ建材に適用したものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】アルミ建材の横断面図である。
【図2】アルミ押出材へのラッピングの状態を示す説明用の横断面である。
【図3】アルミ押出材表面の微細緩傾斜乃至水平面の幅及び深さを示す説明用の表面図である。
【図4】図3の部分拡大図である。
【図5】アルミ押出材表面の微細緩傾斜乃至水平面とこれらを連結する微小曲面を示す説明用の表面図である。
【図6】図5の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下図面の例に従って本発明を更に説明すれば、Aは、例えば、エクステリア分野の門扉、フェンス等の仕切体に縦桟又は横桟として使用するように構成したアルミ建材であり、該アルミ建材Aは、アルミ押出材1と、該アルミ押出材1の表面にラッピングしたラッピングフィルム2を備え、そのラッピングフィルム2面に光の反射拡散による陰影感、特に淡い陰影感を醸成するようにしたものとしてある。
【0019】
本例にあってアルミ押出材1は、これを、ホロー材としてあり、このとき該アルミ押出材1は、上記縦桟又は横桟として使用するに適したものとするように、幅方向中央に補強リブ15を配置して中空部を幅方向に2分し、図上の上下に位置する表裏面の横幅を15cm程度以下、例えば12〜13cm程度、図上の左右に位置する側面の縦幅を2cm程度以下、例えば1.5cm程度として成形した押出成形材に切断等の加工を施して、所定長さの長尺に形成したものとしてある。このとき、該アルミ押出材1は、その上記2区分した中空部の中央から幾分幅方向端部側に変位した位置を、横枠や支柱乃至縦枠の基枠に対する固定箇所とするように、該位置の中空部の内面に部分的に隆起したネジ受部16を対向配置し、該ネジ受部16を対向配置することにより、設置に際して表裏をなくして、表裏面のいずれをも正面又は背面として使用して正背面を同一デザインとした仕切体を形成し得るようにしてある。
【0020】
アルミ押出材1は、その表面を、幅1〜3cm程度、深さ3mm程度以下にして短手方向に幅及び/又は最大深さを不規則に変化した微細緩傾斜乃至水平面12を並列配置して形成した細幅帯状極浅の屈曲凹凸表面11としてあり、上記ホロー材とした本例にあって、その外周面の全部又は一部、例えば、側面を除いた表裏面にそれぞれ上記屈曲凹凸表面11を形成し且つ該屈曲凹凸表面11に上記ラッピングフィルム2をラッピングしたものとしてあり、このとき上記屈曲凹凸表面11における細幅帯状極浅の微細緩傾斜乃至水平面12は、これを、その隣接相互の内角又は外角に半径5〜30mm程度の微小曲面13を配置して連結したものとしてあり、また、本例にあって、上記アルミ押出材の屈曲凹凸表面11の短手方向中間に、手触により特定部位、本例にあっては上記基枠に対するネジ受部16表面に固定部位を表示自在とした手触溝又は手触突条、例えば手触溝14を配置したものとしてある。
【0021】
即ち、アルミ押出材の上記屈曲凹凸表面11は、並列配置した微細緩傾斜乃至水平面12によって幅及び/又は最大深さを不規則変化した細幅帯状極浅のものとしてあり、これを、図面に従って例示すると、図3、図4に示すように、該屈曲凹凸表面11は、図上の左側一方の平坦端部から右側他方の平坦端部までの間に、例えば、その上記左側一方の平坦端部に隣接して2.5mmの下方緩傾斜、2.5mmの水平、2mmの上方緩傾斜、2mmの水平、2mmの下方緩傾斜、4.5mmの水平、3.5mmの上方緩傾斜、1.5mmの下方緩傾斜、2mmの下方緩傾斜、2mmの水平、1.5mmの上方緩傾斜、2mmの水平、2.5mmの下方緩傾斜、3mmの水平、更に上記手触溝14をなすように3.5mmの下方緩傾斜、2mmの水平、2mmの上方緩傾斜、該手触溝を越えて、更に4mmの水平、2.5mmの上方緩傾斜・・・とする如くに、幅1〜3cm程度、特に1cm以下の好ましい幅の微細緩傾斜乃至水平面12を配置し、更に右側他方に向けてそれぞれ適宜に設定した幅の微細緩傾斜乃至水平面12を配置したものとしてある。
【0022】
このとき、これら本例の微細緩傾斜乃至水平面12は、その凹凸深さを0mm、即ち、本例にあっては上記平坦端部と同一面位置から、下方緩傾斜の緩傾斜面の下端位置で最大でも3mm程度以下とするようにしてあり、本例の下方緩傾斜は、0.2mm、0.3mm又は0.4mmをなすように、特に0.5mm以下の好ましい深さをなすものとしてある。
【0023】
また、上記屈曲凹凸表面11における細幅帯状極浅の微細緩傾斜乃至水平面12の連結を行った微小曲面13を図面に従って例示すると、図5、図6に示すように、該微小曲面13は、同じく図上の左側一方の平坦端部から右側他方の平坦端部までの間の上記緩傾斜乃至水平面12間で、例えば、その左側一方の平坦端部とこれに隣接する下方傾斜面においてその半径Rを6mm、次いで該下方傾斜面と水平面においてR20mm、以下R10mm、R10mm、R10mm、R10mm、R20mm、R5mm、R10mm、R10mm、R6mm、R10mm、R10mm、R20mm、R10mm、R10mm、R10mm、R15mm・・・とする如くに、隣接相互の内角又は外角をR5〜30mm、特にR10mmを主としてR5mm〜R20mmをなす好ましい半径の微小曲面13によって連結したものとしてある。
【0024】
該アルミ押出材1の表面には、これにラッピングフィルム2をラッピングしてあり、このとき該ラッピングは、例えば、表裏用2面のラッピングフィルム2を用い、その幅方向両端をアルミ押出材1の両側面でそれぞれ部分的に重合し、アルミ押出材1の表裏を各ラッピングフィルム2で被覆するように行ってある。ラッピングフィルム2は、これを、模様表出有色、本例にあっては、例えば天然木の色調と木目乃至柾目を表出した、非塩ビ系の100乃至200μm程度の薄肉の高耐候性樹脂フィルムを用いて、アルミ押出材1の表裏の屈曲凹凸表面11と側面の平坦面に対してローラーによって同時又は個別に密着するように行ってあり、これによって、アルミ押出材1の表裏にあって、該ラッピングフィルム2を、上記微細緩傾斜乃至水平面12を並列配置した屈曲凹凸表面11に沿う微細表面形状をなすようにしてある。
【0025】
このときアルミ押出材1は、微細緩傾斜乃至水平面12を隣接相互に上記微小曲面13で連結したことによって、ラッピングフィルム2の屈曲部位が該微小曲面13に馴染んで、該ラッピングフィルム2にラッピング不良乃至これによる膨れや気泡が発生したりすることなく、美麗な表面形状を確保したものとすることができる。
【0026】
本例のアルミ建材Aは、アルミ建材Aの表裏において、その上記屈曲凹凸表面11に沿う表面形状を有するラッピングフィルム2面を備えたものとなるから、全体としてなだらかな凹凸をなすようにアルミ押出材1に配置した、上記幅、深さを有する微細緩傾斜乃至水平面12によって、ラッピングフィルム2の表面が、光の方向や角度に応じた反射乃至拡散を可及的多面的に行い、該反射乃至拡散によって面方向に変化する多様な淡い陰影感を付与したものとなり、上記ラッピングフィルム2の模様や色調と相俟って、独特の趣き、天然木の色調と木目又は柾目を表出した本例にあっては天然木の印象の良好な外観を呈するものとして、屋外に設置する門扉、フェンス等の仕切体に用いる上で好適なものとすることができる。
【0027】
上記アルミ押出材1の上記微細緩傾斜乃至水平面12は、その幅及び深さを、上記幅1〜3cm程度、深さ3mm程度以下、また、微小曲面13を、半径5〜30mm程度の範囲で適宜に設定することによって、これにラッピングしたラッピングフィルム表面に光の陰影感を付与するとともにラッピング不良のないものとすることができるが、幅及び深さによってはアルミ押出材1表面の凹凸印象が強まり違和感を招く可能性もあるので、ラッピングフィルム2の模様や色調に応じて、上記微細傾斜乃至水平面12の幅を1〜2cm程度、深さを1mm程度以下の細幅のものとすることが好ましいことがあり、また、微小曲面13の半径は、ラッピング不良を生じない程度にして該曲面13の存在を強調したりすることのないように、これを深さ5〜20mm程度以下とすることが好ましいことがある。
【0028】
図示した例は以上のとおりとしたが、アルミ建材として、幅広乃至幅狭の板材、円柱、角柱等のアルミ押出材を用いることによって各種用途のものとして形成すること、上記手触溝に代えて手触突条とすること等を含めて、アルミ押出材、ラッピングフィルム、微細緩傾斜乃至水平面、屈曲凹凸表面、必要に応じて用いる微小曲面、手触溝又は手触突条の各具体的形状、構造、材質、これらの関係、これらに対する付加等は、上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
【符号の説明】
【0029】
A アルミ建材
1 アルミ押出材
11 屈曲凹凸表面
12 微細傾斜乃至水平面
13 微小曲面
14 手触溝
15 補強リブ
16 ネジ受部
2 ラッピングフィルム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルミ押出材の表面にラッピングフィルムをラッピングして該ラッピングフィルム面に光の反射拡散による陰影感を醸成するようにしたアルミ建材であって、上記アルミ押出材の表面を、幅1〜3cm程度、深さ3mm程度以下にして短手方向に幅及び/又は最大深さを不規則に変化した微細緩傾斜乃至水平面を並列配置して形成した細幅帯状極浅の屈曲凹凸表面としてなることを特徴とするアルミ建材。
【請求項2】
上記屈曲凹凸表面における細幅帯状極浅の微細緩傾斜乃至水平面を、その隣接相互の内角又は外角に半径5〜20mm程度の微小曲面を配置して連結してなることを特徴とする請求項1に記載のアルミ建材。
【請求項3】
上記アルミ押出材をホロー材とするともにその外周面の全部又は一部に上記屈曲凹凸表面を形成し且つ該屈曲凹凸表面に上記ラッピングフィルムをラッピングしてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のアルミ建材。
【請求項4】
上記アルミ押出材の屈曲凹凸表面の短手方向中間に、手触により特定部位を表示自在とした手触溝又は手触突条を配置してなることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のアルミ建材。
【請求項5】
上記ラッピングフィルムを、模様表出有色のラッピングフィルムとしてなることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のアルミ建材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−97401(P2012−97401A)
【公開日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−243273(P2010−243273)
【出願日】平成22年10月29日(2010.10.29)
【出願人】(302045705)株式会社LIXIL (949)
【Fターム(参考)】