説明

アルミ溶解炉の炉体構造

【課題】アルミ溶湯による炉体ライニングの局部的損耗を抑制して、アルミ溶解処理の効率性と溶湯浄化の確実性とに優れたアルミ溶解炉の炉体構造を提供すること。
【解決手段】アルミ溶解原料を溶解する溶解室21と、溶解室と第1連通部22aを介して連通して溶解アルミ溶湯を加熱及び保持する保持室22と、保持室と第2連通部22bを介して連通してアルミ溶湯に不活性ガスを吹き込み脱ガス処理を行なう脱ガス室23と、脱ガス室と第3連通部24bを介して連通してアルミ溶湯を清浄化するろ過室24と、が一体的に接続されて、ろ過室には、第3連通部のろ過室側に第3連通部から流入するアルミ溶湯を清浄化するセラミックフィルタ25が立設され、ろ過室の底部の位置は、脱ガス室の底部23dの位置よりも上方に位置するように段差Dが設けられ、第3連通部の底部には、脱ガス室の底部からろ過室の底部に向かって上昇するように傾斜床部26が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルミニウムやアルミニウム合金製の部材を機械加工する際に発生するアルミ屑をアルミ溶解原料として溶解するアルミ溶解炉の炉体構造に関する。
【背景技術】
【0002】
アルミニウムやアルミニウム合金などの非鉄金属材料の切削屑、ダライ粉を溶解炉で溶解してインゴットに再生利用する技術として、例えば、特許文献1(特開平6−207230号公報)には、溶湯を循環しながら投入されたアルミ切粉を溶解炉で溶解するのに際して、アルミ切粉投入口に循環する溶湯の渦室を設け、該渦室の出口に溶解炉の底に向かって溶湯を流出する導入樋を設けることによって、アルミ切粉と循環溶湯とを短時間に混合して溶融するようにしたアルミ切粉溶解装置が開示されている。
さらに、金属スクラップを再生する際に混入した介在物を除去する溶解装置として、特許文献2(特開平6−346162号公報)には、スクラップ溶解室の下流に複数個の濾過室を持つように区画壁を配し、その底部や側壁部に不活性ガス噴出手段を設けた金属スクラップの溶解装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平6−207230号公報
【特許文献1】特開平6−346162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述したアルミ溶解装置では、外部から供給される切削屑が溶解室や保持室で溶解処理される際に、回転羽根や底吹きガスにより激しく攪拌されるアルミ溶湯の渦流れによってセラミックろ過材などの内張り材の局部的な消耗が大きなる。このため、炉体のメンテナンス頻度が増大したり、溶湯のスムーズな流れや供給バランスが乱されアルミ溶湯の均一化や浄化処理が妨げられたりすることがあり、アルミ溶解処理の効率性と溶湯浄化の確実性に欠けるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するためになされたもので、アルミ溶湯による炉体ライニングの局部的損耗を抑制して、アルミ溶解処理の効率性と溶湯浄化の確実性とに優れたアルミ溶解炉の炉体構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本発明のアルミ溶解炉の炉体構造は、
アルミ溶解原料を溶解する溶解室と、
前記溶解室と第1連通部を介して連通して溶解したアルミ溶湯を加熱及び保持する保持室と、
前記保持室と第2連通部を介して連通してアルミ溶湯に不活性ガスを吹き込んで脱ガス処理を行なう脱ガス室と、
前記脱ガス室と第3連通部を介して連通してアルミ溶湯を清浄化するろ過室と、が一体的に接続されており、
前記ろ過室には、第3連通部のろ過室側に第3連通部から流入するアルミ溶湯を清浄化するセラミックフィルタが立設されており、
前記ろ過室の底部の位置は、
脱ガス室の底部の位置よりも上方に位置するように段差が設けられており、
第3連通部の底部には、脱ガス室の底部からろ過室の底部に向かって上昇するように傾斜床部が形成されていることを特徴とする。
(2)本発明のアルミ溶解炉の炉体構造は、前記(1)において、前記傾斜床部は、その傾斜角度αが、45〜75度であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、セラミックフィルタを介して隣接する脱ガス室とろ過室の各底床面間に段差を形成させる傾斜床部を設けるとともにその傾斜床部上方にアルミ溶湯の湯面を分割してその下端と傾斜床部との間に開口部を形成する上部堰を設けるので、脱ガス室に配置された溶湯撹拌用の回転子によるアルミ溶湯の渦流がセラミックフィルタに直接当たることがなく、局部通過およびセラミックフィルタの消耗を効果的に防ぐことができる。こうしてアルミ切削屑を溶解処理するに際してアルミ溶解処理の効率性と溶湯浄化の確実性とに優れたアルミ溶解炉の炉体構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】実施形態のアルミ溶解炉の炉体構造を含むアルミ溶解システムの平面配置図である。
【図2】実施形態のアルミ溶解炉の炉体構造の平面説明図である。
【図3】実施形態のアルミ溶解炉の炉体構造の断面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本実施形態のアルミ溶解炉の炉体構造20を含むアルミ溶解システム10は、図1の平面配置図に示すように、切削加工機械から発生するアルミ切削屑などのアルミ屑を受け入れる原料ホッパ11と、原料ホッパ11からスクリューコンベアなどのアルミ屑供給フィーダ12を介して投入されるアルミ屑を、回転ドラム、冷風ファンなどを有して脱水処理する予備処理部13と、予備処理部13で脱水されたアルミ溶解原料が上部から供給され溶解してアルミ溶湯とする溶解室21と、溶解室21と第1連通部22aを介して連通して溶解したアルミ溶湯をガスバーナなどの加熱装置により加熱及び保持する保持室22と、保持室22と第2連通部22bを介して連通してアルミ溶湯に不活性ガスを吹き込んで回転子23aにより撹拌して脱ガス処理を行なう脱ガス室23と、脱ガス処理された脱ガス室23内のアルミ溶湯を、第3連通部24bを介して連通してセラミックフィルタ25を通してろ過して清浄化する溶湯レベルセンサ23bを備えたろ過室24と、溶湯レベルセンサ23bによって取得される脱ガス室23内の溶湯レベル情報に基づいてアルミ屑供給フィーダ12のアルミ屑の供給量を制御する供給制御装置と、を有するように構成される。
これによって、アルミ溶解炉の炉体構造20におけるアルミ溶湯の流れを適正かつ確実に制御することができ、アルミ溶湯の浄化処理を効率的に行なうことができる。
【0009】
アルミ溶解炉の炉体構造20は、図2の平面説明図に示すように、アルミ溶解原料を溶解する溶解室21、保持室22、脱ガス室23、ろ過室24により構成されるアルミ溶解装置である。
特に、溶解室21、保持室22、脱ガス室23、ろ過室24におけるアルミ溶湯の流路や貯留部が耐火材でライニングされ、各室を接続する連通部を介してアルミ溶湯が流動するように全体が一体的に構成された鋼鉄製の枠体からなる構造体である。
すなわち、各室を仕切る仕切壁の下端と底部との間にはアルミ溶湯の流路となる連通部が形成されており、各連通部を介して、溶解室21、保持室22、脱ガス室23及びろ過室24は一体的に構成され、これらの連通部を介して各室のアルミ溶湯が流動して均一化させることができるようになっている。
また、ろ過室24内に設けられたセラミックフィルタ25により、第3連通部24bから流入するアルミ溶湯中の酸化物等の不純物を除去してろ過室24に貯留されるアルミ溶湯の清浄度を高めることができるようになっている。
【0010】
原料ホッパ11は、アルミ溶解原料となるアルミ屑を受け入れるための容器体であり、じょうご形の底部に貯留されたアルミ屑をスクリューコンベアなどのアルミ屑供給フィーダ12を介して取り出すようになっている。そのアルミ屑の種類や形態、挿入量などの条件によっては、原料ホッパ11内のブリッジやラットホールなどによりシステム自体の性能が左右されることがある。
なお、スクリューコンベア12は円筒体内で回転するスクリューによりアルミ屑を押し出しながら搬送する装置であり、定量性に優れているので、自動システムの構築に際してその制御性や安定性を高めることができる。
【0011】
予備処理部13は、原料ホッパ11からアルミ屑供給フィーダ12を介して投入されるアルミ屑を回転ドラム、冷風ファンにより不純物の分離や脱水処理を行なう部分であり、回転ドラムの遠心力によりアルミ屑に付着した異物や水分などを分離するとともに、冷風ファンを介してドラム内に冷風を吹き込んで残余の水分を乾燥させることができる。
また、必要に応じて、予備処理部13においてアルミ屑を回転ドラム内に投入して脱水処理した後、熱交換ジャケット13bにより予備加熱しアルミ溶解原料を所定温度に予熱することでシステム全体の熱効率性を高めることもできる。熱交換ジャケット13bは、溶解室21からの廃熱をアルミ溶解原料供給コンベアの外側のジャケットに導入する公知の設備である。
【0012】
溶解室21は、耐火材で内張りされた溶解炉体部分であり、仕切壁K及び第1連通部22aを介して保持室22と一体的に構成されている。
この溶解室21には、予備処理部13で前処理されたアルミ溶解原料が、溶解原料供給フィーダによって上部から所定の供給速度で供給されるとともに、後段の保持室22に連通する第1連通部22aを介してアルミ溶湯の一部が還流されることでアルミ溶解原料を溶解するようになっている。
【0013】
保持室22は、略箱型状に形成された耐火物構造体であって、その天井部や側壁部にガスバーナなどの加熱装置を備え、溶解室21に連通する第1連通部22aから供給されるアルミ溶湯を加熱して、このアルミ溶湯を後段の脱ガス室23に連通する第2連通部22bを通して流動させるようになっている。
保持室22に備えるガスバーナはガス燃料を空気中の酸素と混合して燃焼させる燃焼装置であり、温度センサからの信号を受けて溶湯温度を制御できるようになっている。
【0014】
脱ガス室23は、耐火材で内張りされた炉体部を備え、保持室22から供給されるアルミ溶湯を炭化珪素質やアルミナ質などのセラミックス製の回転子23aにより攪拌しながら脱ガス処理を行なう装置である。
なお、この回転子23aに備えられたパイプを通して、窒素やアルゴンなどの不活性ガスをアルミ溶湯に吹き込むことで、脱ガス処理をさらに促進させることができる。
アルミ屑にはSrやSb等の元素が添加されており、これらの酸化物は溶解後のアルミ溶湯中に多く分散し、溶湯の清浄度を低下させる要因となる。
また、機械加工の際に発生するアルミ切削屑は、その表面積が大きいため、酸化物の他にも酸化皮膜も多量に有している。
これら複合酸化物の比重はアルミ溶湯の比重より大きいため、炉底部に堆積しやすく、堆積した酸化物はフラックス処理や脱ガス処理により再びアルミ溶湯中に分散することになる。
よって、アルミ切削屑を原料として用いる場合は、アルミ溶湯の脱ガス処理が極めて重要となる。
【0015】
このような脱ガス処理を適正な条件のもとで行なうためには、炉体内に貯留されるアルミ溶湯の貯留量を確実に制御することが必要である。
保持室22に連通する第2連通部22bから供給されて脱ガス室23に貯留されるアルミ溶湯の貯留量は、ろ過室24に設けられた溶湯レベルセンサ23bにより常時検出することができるようになっている。
溶湯レベルセンサ23bとしては、例えば、ろ過室24上部からのレーザ照射などによりその反射位置を検出する反射型センサや、ろ過室側壁に設けた接点とアルミ溶湯との導通による電気信号を検出する浸漬型センサなどを適用することができる。
【0016】
ろ過室24は、略箱型状の耐火物製炉体を備えて脱ガス室23と第3連通部24bを介して一体的に構成されており、脱ガス処理された脱ガス室23内のアルミ溶湯を、第3連通部24bの出側に設けたセラミックフィルタ25を通してろ過してアルミ溶湯中の介在物を除去して貯留する。
ろ過室24では、溶湯成分が均一化されるとともに、セラミックフィルタ25で清浄化されたアルミ溶湯が、その出側に設けられた出湯部24aからインゴットケースなどに出湯されるようになっている。
【0017】
供給制御装置は、ろ過室24に設けられた溶湯レベルセンサ23bを介してろ過室24内の溶湯レベル情報を取得して、原料ホッパ11から予備処理部13にアルミ屑を供給するアルミ屑供給フィーダ12の回転速度などを制御するためのICデバイスやコンピュータなどからなる制御機器である。
これによって、溶解室21、保持室22、脱ガス室23、ろ過室24の四者を一体化したアルミ溶解炉の炉体構造20において、ろ過室24の溶湯レベルが基準値に対して増減した場合に、溶解原料となるアルミ屑の供給量を的確に制御して、ろ過室24からの出湯量を基準範囲内に自動制御させることができ、アルミ溶解処理の効率性と溶湯浄化の確実性とに優れるとともに、自動化に有利なアルミ溶解システムを構築することができる。
【0018】
なお、本実施形態のアルミ溶解炉の炉体構造20では、図3の断面説明図に示すように、不活性ガスを吹き込んで脱ガス処理を行う脱ガス室23と、脱ガス室23から流入するアルミ溶湯をろ過するろ過室24との間には、第3連通部24bが設けられているとともに、第3連通部24bの出側(ろ過室側)にはセラミックフィルタ25が備えられている。
そして、ろ過室24の底部24dの位置は、脱ガス室23の底部23dの位置よりも上方に位置するように段差Dが設けられており、第3連通部24bの底部には、脱ガス室23の底部23dからろ過室24の底部24dに向かって上昇するように傾斜床部26が形成されている。
すなわち、傾斜床部26の上方には、脱ガス室23とろ過室24とを区分する仕切壁Kとしての上部堰27が配設されており、上部堰27と傾斜床部26との間に溶湯を送出する第3連通部24bが形成されているので、脱ガス処理され脱ガス室23の底部23dに貯留するアルミ溶湯は、上方に位置するろ過室24方向に押し上げられるように、傾斜床部26に沿って緩やかに上昇して送出されるようになっている。
このため、ろ過室24内に設けられたセラミックフィルタ25に、脱ガス室23内で回転子23aで撹拌された渦流は、傾斜床部26に当接してその勢いを緩和され、速度を緩和された溶湯をセラミックフィルタ25を通過させるようになるので、セラミックフィルタ25の局所的な通過および損耗を減少させることができる。
こうして、アルミ溶湯の攪拌に伴って発生したアルミ溶湯中の浮遊酸化物などの介在物は、ろ過室24内のセラミックフィルタ25にアルミ溶湯を透過させることで除去される。
【0019】
なお、傾斜床部26の傾斜角度αとしては、10〜85度であることが望ましく、さらに45〜75度とすることが好ましい。
傾斜角度αが10度以下では、渦流が傾斜床部26を上昇する間にその勢いが弱まらず、また、傾斜床部26の距離が長くなり、炉体構造が大きくなり好ましくない。
一方、傾斜角度αが85度を超える場合は、溶湯の流れに乱流を発生し易く、アルミ溶湯中の浮遊酸化物などの介在物を巻き込み易くなり好ましくない。
また、傾斜角度αを45〜75度の範囲にすると、傾斜床部26に沿って上昇した溶湯がセラミックフィルタ25全面を使って透過させることができるのでセラミックフィルタ25の部分的な通過および損耗を減少させることができ好ましい。
【0020】
なお、脱ガス室23内の渦流が直接当たらないようにするには、傾斜床部26を、脱ガス室23の床面からろ過室24の床面に向かって下降するように形成させることもできるが、この場合は、ろ過室を深くする必要があり、その深さに応じてセラミックフィルタ25も大きくなり、セラミックフィルタ25の表面積の増加に伴う浸食によってアルミ溶湯が汚れる可能性、および深さが深くなることによるセラミックフィルタの交換時のシール性の低下リスクが増して好ましくない。
【産業上の利用可能性】
【0021】
以上説明したように本発明のアルミ溶解炉の炉体構造は、脱ガス室の底部とろ過室の底部との間の段差を接続する傾斜床部を設けるとともに、その傾斜床部上方に、アルミ溶湯を仕切る仕切壁の下端と傾斜床部との間に開口された第3連通部を設けるので、脱ガス室に配置された溶湯撹拌用の回転子の回転によって引き起こされるアルミ溶湯の渦流がセラミックフィルタに直接当たることなく、セラミックフィルタの局所的な通過および消耗を効果的に防ぐことができる。
このように、本発明のアルミ溶解炉の炉体構造は、アルミ溶解処理の効率性と溶湯浄化の確実性とに優れ、産業上の利用可能性が極めて高い。
【符号の説明】
【0022】
10 アルミ溶解システム
11 原料ホッパ
12 アルミ屑供給フィーダ(スクリューコンベア)
13 予備処理部
13a 原料供給フィーダ
13b 熱交換ジャケット
20 アルミ溶解炉の炉体構造
21 溶解室
22 保持室
22a 第1連通部
22b 第2連通部
22c 仕切壁
23 脱ガス室
23a 回転子
23b 溶湯レベルセンサ
23d 脱ガス室の底部
24 ろ過室
24a 出湯部
24b 第3連通部
24d ろ過室の底部
25 セラミックフィルタ
26 傾斜床部
27 上部堰
D 段差
K 仕切壁
α 傾斜角度

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルミ溶解原料を溶解する溶解室と、
前記溶解室と第1連通部を介して連通して溶解したアルミ溶湯を加熱及び保持する保持室と、
前記保持室と第2連通部を介して連通してアルミ溶湯に不活性ガスを吹き込んで脱ガス処理を行なう脱ガス室と、
前記脱ガス室と第3連通部を介して連通してアルミ溶湯を清浄化するろ過室と、が一体的に接続されており、
前記ろ過室には、第3連通部のろ過室側に第3連通部から流入するアルミ溶湯を清浄化するセラミックフィルタが立設されており、
前記ろ過室の底部の位置は、
脱ガス室の底部の位置よりも上方に位置するように段差が設けられており、
第3連通部の底部には、脱ガス室の底部からろ過室の底部に向かって上昇するように傾斜床部が形成されていることを特徴とするアルミ溶解炉の炉体構造。
【請求項2】
前記傾斜床部の傾斜角度αが、45〜75度であることを特徴とする請求項1に記載のアルミ溶解炉の炉体構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−233241(P2012−233241A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−103849(P2011−103849)
【出願日】平成23年5月6日(2011.5.6)
【出願人】(592040882)浜松ヒートテック株式会社 (7)
【Fターム(参考)】