説明

イベント事例選択情報作成システム

【課題】本発明は、コンピュータネットワークに接続された複数の端末からサーバーに接続して、教育レベルに対応した教育資料ファイルをダウンロードすることができる教育資料用のイベント事例選択情報作成システムに関する。
【解決手段】教育資料作成情報に、イベント事例が類型毎に分類されて選択可能なイベント事例選択情報を有しており、教育資料作成手段が、イベント事例が類型毎に分類されて選択可能なイベント事例選択画面から、任意の類型を選択してその中から具体的なイベント事例選択情報を作成するイベント事例選択ステップを有しており、前記端末でイベント事例選択ステップを処理して、イベント事例選択情報を作成し、該イベント事例選択情報を含む教育資料ファイルを作成することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータネットワークに接続された複数の端末からサーバーに接続して、作成者が作成したデータを自由ページ作成情報として教育レベルに対応した教育資料ファイルとしてダウンロードすることができる教育資料用のイベント事例選択情報作成システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、建設機械の販売店の営業担当者は、顧客向の安全教育を実施するにあたり、配布資料やプレゼンテーション資料の作成は手作業でコピーしたり、OHPを作成するなどが殆どであった。
これによりノウハウの蓄積は個人の範疇から出ることがなく、情報の共有化が図られていないことにより、限られたベテランセールスマンでなければ実施できないのが現状であった。
経験の乏しいセールスマンにとって安全教育を実施することは、その準備に時間と手間がかかり、煩雑な作業となっていた。
また、このことは教育資料の作成一般に共通した問題点であった。
【0003】
一方、例えば特開2001−167120号の会議資料作成支援用システムでは、記憶手段に格納され、かつ過去に開催された会議の課題データと前記課題データに対する結論データとを少なくとも蓄積する会議情報データベースから、開催しようとする新たな会議の課題データに含まれている少なくとも1のキーワードを含むキーワード含有課題データに対する結論データを抽出する結論データ抽出処理手段を少なくとも有する構成が開示されている。
この構成では、イベント事例を類型毎に分類して選択しうるような構成とはなっておらず、多数のイベント事例の中から最適な事例を選択することはできなかった。
また、特開2002−230051号の資料作成支援システムでは、作成すべき資料の素材に関する複数の資料素材情報を記憶する資料素材情報記憶手段と、前記資料素材情報記憶手段に記憶された複数の資料素材情報から、前記資料が作成される作成者側端末の要求に応じて、所望の資料素材情報を選択する資料素材情報選択手段と、この資料素材情報選択手段によって選択された資料素材情報を、前記作成者側端末に送信する送信手段と、この送信手段によって、前記作成者側端末に送信された前記資料素材情報を利用して、該作成者側端末で作成された資料の資料情報を受信する受信手段と、この受信手段によって受信された資料情報を記憶する資料情報記憶手段とを含む構成からなっている。
しかし、この場合もイベント事例を類型毎に分類して選択しうるような構成とはなっておらず、多数のイベント事例の中から最適な事例を選択することはできなかった。
【特許文献1】特開2001−167120号 図2、図3参照
【特許文献2】特開2002−230051号 図2、図3参照
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、災害事例などのイベント事例が類型毎に分類されており、作成者が説明に最適なイベント事例を選択して具体的なイベント事例選択情報を作成し、教育資料ファイルを作成することができる教育資料用のイベント事例選択情報作成システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、上記課題を解決するために、請求項1の発明では、
コンピュータネットワークに接続された複数の端末から接続可能なサーバーに教育資料作成情報を記録した記録部と、記憶部に記録された教育資料作成情報を基に教育資料ファイルを作成する教育資料作成手段とが設けられており、
前記教育資料作成情報に、イベント事例が類型毎に分類されて選択可能なイベント事例選択情報を有しており、
教育資料作成手段が、イベント事例が類型毎に分類されて選択可能なイベント事例選択画面から、任意の類型を選択してその中から具体的なイベント事例選択情報を作成するイベント事例選択ステップを有しており、
前記端末でイベント事例選択ステップを処理して、イベント事例選択情報を作成し、該イベント事例選択情報を含む教育資料ファイルを作成して前記端末にダウンロードしうることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、
前記イベント事例選択情報が、イベントの原因と結果を1または複数の静止画、または動画で表現するイベント画面情報と、該イベント画面情報に対応して、原因または結果についてのコメントを表示したコメント情報とからなっていることを特徴とする。
請求項3の発明では、
前記イベント事例選択情報が、建設機械の災害事例選択情報からなっていることを特徴とする。
更に、請求項4の発明では、
前記教育資料作成手段が、自由ページ作成ステップの他に、表紙作成画面にデータを端末から外部入力して表紙作成情報を作成する表紙作成ステップと、目次作成画面にデータを端末から外部入力して目次作成情報を作成する目次作成ステップと、代表者挨拶作成画面にデータを端末から外部入力して代表者挨拶作成情報を作成する代表者挨拶作成ステップと、自己紹介作成画面にデータを端末から外部入力して自己紹介作成情報を作成する自己紹介作成ステップと、複数のイントロダクションが選択可能なイントロダクション選択画面から使用するイントロダクション選択情報を選択するイントロダクション選択ステップと、イベントの実状表示画面から所定の災害の実状表示情報を確認する災害の実状表示ステップと、イベント事例の進め方表示画面から所定のイベント事例の進め方情報を確認するイベント事例の進め方表示ステップと、イベント事例が類型毎に分類されて選択可能なイベント事例選択画面から、任意の類型を選択してその中から具体的なイベント事例情報を作成するイベント事例選択ステップと、まとめ表示画面から所定のまとめ表示情報を確認するまとめ表示ステップと、安全唱和表示画面から所定の安全唱和表示情報を確認する安全唱和表示ステップとからなるステップの全部または選ばれた複数のステップからなる資料作成用ステップ群を有しており、
該資料作成用ステップ群の全部または選ばれた複数のステップを抽出して作成するレベルに対応したコースの種類に応じて抽出し、各コース毎にコース別ステップ群を形成し、
各コース別ステップ群は、前記端末で該コース別ステップ群に含まれたステップの全部または一部を選択して処理し、教育資料ファイルが作成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
この発明の教育資料用のイベント事例選択情報作成システムでは、教育資料作成情報に、イベント事例が類型毎に分類されて選択可能なイベント事例選択情報を有しており、イベント事例選択ステップで前記イベント事例選択画面から、作成者にとって最適の事例を選択してイベント事例選択情報を作成することができる。
また、イベント事例選択情報では、イベントの原因と結果を静止画や動画で表現し、その原因または結果についてコメントを表示することができるので、教育資料としての理解度を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
この発明は、予め記録した教育資料作成情報をもとに、作成者の教育レベルに応じて使用する教育資料作成情報の組合せを変えることで、作成者の教育レベルにあった教育資料ファイルを作成するという目的を、実現した。
以下に、この発明の教育資料作成システムを建設機械の安全教育資料作成システムに適用した好適実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例1】
【0008】
[機能概要]
本実施例の安全教育資料作成支援システムは、営業マンが顧客安全教育に用いる説明用資料を容易に作成できるように支援するものであり、図1に示すように、コンピュータネットワークNを介してサーバー1と多数のパーソナルコンピュータなどからなる端末10とが接続されている。
サーバー1は、教育資料作成情報を記録したメモリなどの記録部2を有しており、該記憶部2に記録された教育資料作成情報を基に教育資料ファイルを作成するプログラムからなる安全教育資料作成手段3が設けられている。
【0009】
[教育資料作成情報]
前記教育資料作成情報は、端末10のキーボードなどから外部入力されたデータを組み合わせて資料を作成する差し込み資料作成情報と、分類化された多数の情報から選択して資料を作成する選択資料作成情報と、予め決められた内容の資料からなる固定資料作成情報と、情報ファイルを自由に指定して資料とする自由資料作成情報とからなっている。
【0010】
本実施例で、差し込み資料作成情報は、表紙作成情報と、目次作成情報と、社長挨拶作成情報と、自己紹介作成情報とからなっている。
選択資料作成情報は、イントロダクション選択情報と、災害事例選択情報とからなっている。
固定資料作成情報は、災害の実状表示情報と、災害事例の進め方表示情報と、まとめ表示情報と、安全唱和表示情報とからなっている。
自由資料作成情報は、作成者が自由に選択することができる自由ページ作成情報からなっている(図25参照)。
【0011】
[教育資料作成手段]
次に、安全教育資料作成手段3は、サーバー1で実行される教育資料作成支援プログラムからなっている。
このプログラムでは、サーバー1にアクセスした端末10の外部表示部(図示省略)にメニュー画面として、教育レベルに相当する複数のコースが選択可能に表示される。
そして、端末10からの外部入力によって任意のコースが指定されると、指定されたコースに対応して、ベースとなる資料作成用ステップ群から、コースに対応したステップが抽出されてコース別ステップ群が形成される。
【0012】
前記教育資料作成手段では、資料作成の用途および教育レベルに対応するコースとして、教育紹介コース、教育コース、大会コースのそれぞれの用途に応じた資料を作成することができる。
教育紹介コースは、営業マンが顧客に安全教育の必要性を説明するときに用いる教育紹介用資料ファイルを作成する。
教育コースは、教育レベル(実施例では初心者とベテランに分ける)に応じて実際の教育を行うときに用いる教育資料ファイルを作成する。
大会コースは、営業マンが安全大会の時に用いる安全大会用教育資料ファイルを作成する。
【0013】
[資料作成用ステップ群]
本実施例で資料作成用ステップ群は、図25に示すように下記の構成からなっている。
(1)表紙作成画面にデータを端末から外部入力して表紙作成情報を作成する表紙作成ステップ
(2)目次作成画面にデータを端末から外部入力して目次作成情報を作成する目次作成ステップ
(3)代表者挨拶作成画面にデータを端末から外部入力して代表者挨拶作成情報を作成する代表者挨拶作成ステップ
(4)自己紹介作成画面にデータを端末から外部入力して自己紹介作成情報を作成する自己紹介作成ステップ
(5)複数のイントロダクションが選択可能なイントロダクション選択画面から使用するイントロダクション選択情報を選択するイントロダクション選択ステップ
(6)災害の実状表示画面から所定の災害の実状表示情報を確認する災害の実状表示ステップ
(7)災害事例の進め方表示画面から所定の災害事例の進め方情報を確認する災害事例の進め方表示ステップ
(8)災害事例が類型毎に分類されて選択可能な災害事例選択画面から、任意の類型を選択してその中から具体的な災害事例情報を作成する災害事例選択ステップ
(9)まとめ表示画面から所定のまとめ表示情報を確認するまとめ表示ステップ(10)安全唱和表示画面から所定の安全唱和表示情報を確認する安全唱和表示ステップ
(11)自由ページ作成画面に、作成者によってデータが入力されて自由ページ作成情報を作成する自由ページ作成ステップ
【0014】
[コース別ステップ群]
また、コース別ステップ群として、教育紹介コースでは、表紙作成ステップと、イントロダクション選択ステップと、災害の実状表示ステップと、災害事例選択ステップとからなっている。
初心者コースでは、表紙作成ステップと、目次作成ステップと、代表者挨拶作成ステップと、自己紹介作成ステップと、イントロダクション選択ステップと、災害の実状表示ステップと、災害事例の進め方表示ステップと、災害事例選択ステップと、まとめ表示ステップと、安全唱和表示ステップとからなっている。
【0015】
ベテランコースでは、表紙作成ステップと、目次作成ステップと、代表者挨拶作成ステップと、自己紹介作成ステップと、イントロダクション選択ステップと、自由ページ作成ステップと、災害の実状表示ステップと、災害事例の進め方表示ステップと、災害事例選択ステップと、まとめ表示ステップと、安全唱和表示ステップとからなっている
大会コースでは、表紙作成ステップと、目次作成ステップと、代表者挨拶作成ステップと、自己紹介作成ステップと、イントロダクション選択ステップと、自由ページ作成ステップと、災害の実状表示ステップと、災害事例選択ステップと、安全唱和表示ステップとからなっている。
【0016】
そして、端末には、コース別ステップ群の各ステップが所定の順番で表示され端末10からの外部入力によって各ステップを処理して、安全教育資料ファイルを作成する。
この安全教育資料ファイルは、コース別ステップ群のステップにより資料作成情報の全部または一部を使用するか否かの選択と、差し込み資料作成情報への差し込みデータの入力と、選択資料作成情報の選択とにより、各ステップで作成される資料作成情報が組み合わされて1つのファイルが作成される。
【0017】
また、前記資料作成情報には、これらに対応した説明文からなる説明ポイントデータが関連づけてある。
そして、作成者が端末10から使用する教育資料作成情報を選択することで、これら選択された各教育資料作成情報に対応した説明ポイントデータが集められて前記教育資料ファイルに対応した1つの説明ポイントファイルが作成される。
また、作成者が前記教育資料ファイルおよび説明ポイントファイルを作成すると、サーバー1では、作成者に関する属性データとして、氏名、所属、作成した教育資料ファイルの教育レベル、教育資料ファイルの作成日のデータが記録部2に記録されるようになっている。
【0018】
この安全教育資料作成支援システムでは、端末10のディスプレイの画面上で必要事項を入力することにより、前記各教育資料ファイルが自動生成され、その資料ファイルを自分が操作する端末10のメモリにダウンロードすることができる。
【0019】
このとき、教育資料ファイルに対応して説明のポイントが記載された説明ポイントファイルも一緒にダウンロードされるので、作成者はそれを参照しながら説明内容を決めていくことができる。
このようにダウンロードした教育資料ファイルは、インターネットのブラウザー上に表示することができる。
【0020】
[資料作成機能 起動]
端末10からサーバーにアクセスすると、端末10のディスプレイ上に図示省略のメニュー画面が表示され、該メニュー画面から「安全資料作成」の項目を選択するとコース選択画面D1が表示される(図2参照)。
該コース選択画面D1には、本実施例の場合、「教育紹介コース」C1と、「初心者コース」C2と、「ベテランコース」C3と、「大会コース」C4の4つのコースが表示されており、それらの何れかを選択することにより、それぞれの該当する画面に遷移する。
【0021】
また、コース選択画面D1上に表示された「戻る」ボタンB1を選択すると、上記コース選択画面D1が消去され、メニュー画面に戻る。
また、コース選択画面D1上に表示された「初めてご使用の方へ」ボタンB2を選択すると、本システムの手順を図解した画面(図示省略)が表示される。
この解説画面にて、本システムの「目的」と「何ができるか」が理解できるようになっている。
【0022】
次に、コース選択画面D1上の「読み込み」ボタンB3を選択することにより、過去の作成履歴の画面が表示される(図3参照)。
本実施例では、過去3回分の安全教育資料ファイルの作成履歴が記録部2に記録されており、作成日付で表示される作成履歴のいずれかを選択し「実行」ボタンB5をクリックすると、前記選択された安全教育資料ファイルの保存データを記録部2から呼び出すことができる。
【0023】
[資料作成画面−教育紹介コース]
「教育紹介コース」C1は、営業マンが顧客に安全教育の必要性を説明するときに用いる。
図4に教育紹介コースC1におけるコース別ステップ群のフローチャートを示す。
コース選択画面D1にて「教育紹介コース」C1を選択すると教育紹介画面D2(図5参照)が表示される。
この画面D2には、表示作成ステップからなる「1.表紙作成」、イントロダクション選択ステップからなる「2.イントロダクション選択」、災害の実状表示ステップからなる「3.災害の実状表示」、災害事例選択ステップからなる「4.災害事例選択」の各項目が表示されており、表紙、イントロダクション、災害の実状、災害事例の各資料情報の作成の有無を選択するようになっている。
【0024】
そして、教育紹介画面D2のそれぞれの項目の右側に表示されている、「作成画面へ」、「表示画面へ」、または「選択画面へ」のいずれかを選択(図示例では左側のラジオボタンをチェック)することにより資料作成の対象とすることが選択され、対応するそれぞれの画面に遷移する。
また、「作成しない」を選択(同様に左側のラジオボタンをチェック)することにより資料作成の対象外となる。
【0025】
前記画面D2下段の「プレビュー」ボタンB6を選択することにより、作成した教育紹介用の資料ファイルのプレビュー画面が表示される。もし全ての項目で「作成しない」を選択していた場合は、エラーが表示される。
また、「ダウンロード」ボタンB7を選択することにより、作成した資料ファイルのダウンロード先を指定する画面が表示される。
「キャンセル」ボタンB8を選択することにより、コース選択画面D1に戻る。
「ヘルプ」ボタンB9を選択することにより、使い方を説明したヘルプ画面(図示省略)が表示される。
このヘルプ画面は、教育紹介コースC1、初心者コースC2、ベテランコースC3、大会コースC4で全て共通の画面となっている。
【0026】
[初心者コース]
次に、初心者コースC2は、教育に不慣れな営業マンなどの教育レベルが初心者レベルに相当する者が指定するコースである。
図6に初心者コースC2におけるコース別ステップ群のフローチャートを示す。
前記コース選択画面D1にて「初心者コース」C2を指定すると、初心者コース画面D3が表示される(図7参照)。
【0027】
この画面D3には、表紙作成ステップからなる「1.表紙作成」、目次作成ステップからなる「2.目次作成」、社長挨拶作成ステップからなる「3.社長挨拶作成」、自己紹介作成ステップからなる「4.自己紹介作成」、イントロダクション選択ステップからなる「5.イントロダクション選択」、災害の実状表示ステップからなる「6.災害の実状表示」、災害事例の進め方ステップからなる「7.災害事例の進め方表示」、災害事例選択ステップからなる「8.災害事例選択」、まとめ表示ステップからなる「9.まとめ表示」、安全唱和表示ステップからなる「10.安全唱和表示」の各項目が表示されており、表紙、目次、社長挨拶、自己紹介、イントロダクション、災害の実状、災害事例の進め方、災害事例、まとめ、安全唱和のページの作成の有無を選択するようになっている。
【0028】
この場合も、それぞれの項目の右側に表示されている、「作成画面へ」、「表示画面へ」、「選択画面へ」のいずれかを選択(図示例では左側のラジオボタンをチェック)することにより資料作成の対象とすることが選択され、対応するそれぞれの画面に遷移する。
また、「作成しない」を選択(同様に左側のラジオボタンをチェック)することにより資料作成の対象外となる。
また、「プレビュー」ボタン、「ダウンロード」ボタン、「キャンセル」ボタンの機能は、前記「教育紹介」コースC1の場合と同じである。
【0029】
[ベテランコース]
ベテランコースC3初心者コースC2は、教育に慣れた営業マンなどの教育レベルがベテランレベルに相当する者が指定するコースである。
図8にベテランコースC3におけるコース別ステップ群のフローチャートを示す。
前記コース選択画面D1にて、「ベテランコース」C3を選択するとベテランコース画面D4が表示される(図9参照)。
【0030】
この画面D4には、表紙作成ステップからなる「1.表紙作成」、目次作成ステップからなる「2.目次作成」、社長挨拶作成ステップからなる「3.社長挨拶作成」、自己紹介作成ステップからなる「4.自己紹介作成」、イントロダクション選択ステップからなる「5.イントロダクション選択」、自由ページ作成ステップからなる「6.自由ページ作成」、災害の実状表示ステップからなる「7.災害の実状表示」、災害事例の進め方表示ステップからなる「8.災害事例の進め方表示」、災害事例選択ステップからなる「9.災害事例選択」、まとめ表示ステップからなる「10.まとめ表示」、安全唱和表示ステップからなる「11.安全唱和表示」の各項目が表示されており、表紙、目次、社長挨拶、自己紹介、イントロダクション、自由ページ、災害の実状、災害事例の進め方、災害事例、まとめ、安全唱和のページの作成の有無を選択するようになっている。
【0031】
この場合も、それぞれの項目の右側に表示されている、「作成画面へ」、「表示画面へ」、「選択画面へ」のいずれかを選択(図示例では左側のラジオボタンをチェック)することにより資料作成の対象とすることが選択され、対応するそれぞれの画面に遷移する。
また、「作成しない」を選択(同様に左側のラジオボタンをチェック)することにより資料作成の対象外となる。
また、「プレビュー」ボタンB6、「ダウンロード」ボタンB7、「キャンセル」ボタンB8の機能は、前記「教育紹介コース」C1の場合と同じである(図5参照)。
【0032】
[大会コース]
大会コースC4は、種々の安全大会を行うときに指定するコースである。
図10に大会コースC4におけるコース別ステップ群のフローチャートを示す。
コース選択画面D1にて「大会コース」C4を選択すると、大会コース画面D5が表示される(図11参照)。
【0033】
この画面D5には、表紙作成ステップからなる「1.表紙作成」、目次作成ステップからなる「2.目次作成」、社長挨拶作成ステップからなる「3.社長挨拶作成」、イントロダクション選択ステップからなる「4.イントロダクション選択」、自由ページ作成情報作成する「5.自由ページ作成」、災害の実状表示ステップからなる「6.災害の実状表示」、災害事例選択ステップからなる「7.災害事例選択」、安全唱和表示ステップからなる「8.安全唱和表示」の各項目が表示されており、表紙、目次、社長挨拶、イントロダクション、自由ページ、災害の実状、災害事例、安全唱和のページの作成の有無を選択するようになっている。
【0034】
この場合も、それぞれの項目の右側に表示されている、「作成画面へ」、「表示画面へ」、「選択画面へ」のいずれかを選択(図示例では左側のラジオボタンをチェック)することにより資料作成の対象とすることが選択され、対応するそれぞれの画面に遷移する。
また、「作成しない」を選択(同様に左側のラジオボタンをチェック)することにより資料作成の対象外となる。
また、「プレビュー」ボタンB6、「ダウンロード」ボタンB7、「キャンセル」ボタンB8の機能は、前記「教育紹介コース」C1の場合と同じである(図5参照)。
【0035】
「表紙作成]
次に各種設定画面について説明する。
表紙は差し込み資料作成情報からなっている。
各コース画面にて、「表紙作成」を選択すると、表紙作成情報を作成する表紙作成画面D6が端末10のディスプレイ上に表示される(図12参照)。
表紙作成画面D6には、「お客様名称」の記入欄、「タイトル」の記入欄、「販売店1」、「販売店2」のそれぞれの記入欄が表示されており、作成者によってそれぞれのデータが端末を介して入力される。
そして、画面D6中の「実行」ボタンB10を選択することにより、入力したデータが表紙作成情報の所定の個所に差し込まれて表紙作成情報が完成し、内容が保存されて、前画面に戻る。
また画面中の「キャンセル」ボタンB11を選択することにより、入力した内容は破棄され、前画面に戻る。
【0036】
[目次作成]
目次は、差し込み資料作成情報からなっている。
各コース画面にて、「目次作成」を選択すると、目次作成情報を作成する目次作成画面D7が端末10のディスプレイ上に表示される(図13参照)。
この目次作成画面D7には、「開催日時」の記入欄、「場所」の記入欄、「主催者」の記入欄、「協賛」の記入欄、「協力」の記入欄、「講師」の記入欄、「内容」の記入欄が表示されており、作成者によってそれぞれのデータが端末を介して入力される。
【0037】
そして、画面D7中の「実行」ボタンB10を選択することにより、入力したデータが目次作成情報の所定の個所に差し込まれて目次作成情報が完成し、内容が保存されて、前画面に戻る。
また画面中の「キャンセル」ボタンB11を選択することにより、入力した内容は破棄され、前画面に戻る。
【0038】
[社長挨拶作成]
社長挨拶は差し込み資料作成情報からなっている。
各コース画面にて、「社長挨拶作成」を選択すると、社長挨拶作成情報を作成する社長挨拶作成画面D8が端末10のディスプレイ上に表示される(図14参照)。
【0039】
社長挨拶作成画面D8には、「社長名称」の記入欄が表示されており、作成者によってデータが端末を介して入力される。
そして、画面D8中の「実行」ボタンB10を選択することにより、入力したデータが社長挨拶作成情報の所定の個所に差し込まれて社長挨拶作成情報が完成し、内容が保存されて、前画面に戻る。
また画面中の「キャンセル」ボタンB11を選択することにより、入力した内容は破棄され、前画面に戻る。
【0040】
[自己紹介作成]
自己紹介は、差し込み資料作成情報からなっている。
各コース画面にて、「自己紹介作成」を選択すると自己紹介作成情報を作成する自己紹介作成画面D9が端末10のディスプレイ上に表示される(図15参照)。
【0041】
この自己紹介作成画面D9には、「氏名」の記入欄、「生年月日」の記入欄、「出身」の記入欄、「家族」の記入欄、「趣味」の記入欄、「マイブーム」の記入欄、「その他」の記入欄、「ファイル名」の記入欄が表示されており、作成者によってそれぞれデータが端末を介して入力される。
上記入力欄が空欄(何も入力しない)の場合には、作成資料にはその項目は表示されず、その分、上に詰まって表示される。
【0042】
また、作成者の端末10に保存されているgifファイルやHTMLファイル等を「ファイル名」欄に指定すると、そのファイルを自己紹介画面として使用することができる(本実施例では、この場合、氏名などの入力した内容は無視されるが、両方表示されるようにしてもよい)。
【0043】
そして、画面D9中の「実行」ボタンB10を選択することにより、入力したデータが自己紹介作成情報の所定の個所に差し込まれて自己紹介作成情報が完成し、内容が記録部2に保存されて、前画面に戻る。
また画面D9中の「キャンセル」ボタンB11を選択することにより、入力した内容は破棄され、前画面に戻る。
【0044】
[イントロダクション選択]
イントロダクションは選択資料作成情報からなっている。
各コース画面にて、「イントロダクション選択」を選択すると、イントロダクション選択情報を作成するイントロダクション選択画面D10が端末10のディスプレイ上に表示される(図16参照)。
このイントロダクション選択画面D10には、本題に入る前のエピソードとして「黒四ダム(default値)」、「女子アナ」、「骨折箇所」、「魔の11分」、「青葉マークの色は・交通標識は」の5つのエピソードの表題が選択可能に表示されている。
【0045】
そして、1つのエピソードを選択し、画面D10中の「実行」ボタンB10をクリックすることにより、選択したエピソードの内容がイントロダクション選択情報として記録部2に保存され、前画面に戻る。
また画面中の「キャンセル」ボタンB11を選択することにより、選択した内容は破棄され、前画面に戻る。
【0046】
[災害の実状表示]
災害の実情は、固定資料作成情報からなっている。
各コース画面にて、「災害の実状表示」を選択すると、災害の実状表示情報を作成する災害の実状表示画面D11が端末10のディスプレイ上に表示される(図17参照)。
【0047】
災害の実状表示画面D11は、入力や選択をする画面ではなく、予め決められた内容の資料からなって表示のみを行う画面からなっており、作成者は画面の確認をする。
例えば、画面D11の右側に「建設業の死亡災害の現状」が表示され、画面左側に「種類別」、「型・現場別」、「機種別」、「機種・型別」のそれぞれの画面が用意されており、画面左側のボタンを指定することにより切り替るようになっている。
【0048】
[災害事例の進め方表示]
災害事例の進め方は、固定資料作成情報からなっている。
各コース画面にて、「災害事例の進め方表示」を選択すると災害事例の進め方表示情報を作成する災害事例の進め方表示画面D12が端末10のディスプレイ上に表示される(図18参照)。
この災害事例の進め方表示画面D12も入力や選択をする画面ではなく、予め決められた内容の表示のみを行う固定の画面からなっており、作成者は画面の確認をする。
【0049】
[災害事例選択]
災害事例は、選択資料作成情報からなっている。
各コース画面にて、「災害事例選択」を選択すると、災害事例選択情報を作成する災害事例選択画面D13が端末10のディスプレイ上に表示される(図19参照)。
この災害事例選択画面D13は、災害事例が、「機種別」、「事故別」、「原因別」、「現場別」という上位概念で分類されており、それぞれの各類型の中で、更に詳細に下位分類の事例にまとめられている。
【0050】
例えば、「機種別」では、「油圧ショベル」、「ホイールローダ・ブルドーザ」、「その他」が含まれており、「事故別」では「墜落・転落」、「転倒」、「激突」、「飛来・落下」、「倒壊」、「激突され」、「挟まれ・巻き込まれ」が含まれており、「原因別」には、「危険な場所」、「油圧ロック」、「前後左右未確認」、「荷の吊り」、「放置」、「運転視界」が含まれており、「現場別」では、「トンネル」、「道路」、「河川」、「土地整理」、「上下水道」、「その他」が含まれている。
【0051】
そして、下位分類のいずれかを選択すると、その分類に属する災害事例一覧が表示された災害事例選択画面D14(図20参照)が表示される。
図示の災害事例選択画面D14は、作成者が、「機種別−ホイールローダ・ブルドーザ」を選択した場合に表示される画面であり、災害の具体例を示す災害事例選択情報が複数例示されている。
この災害事例選択情報は、災害の原因と結果を1または複数の静止画、または動画で表現する災害画面情報と、該災害画面情報に対応して、原因または結果についてのコメントを表示したコメント情報とからなっているので、理解しやすい構成となっている(図19参照)。
【0052】
具体例の事例タイトルの先頭にチェックボックスがあり、それをチェックすることによりその事例を選択したことになる。
そして、画面D14中の「実行」ボタンB10を選択することにより、入力した内容が保存され、前画面に戻る。
また画面中の「キャンセル」ボタンB11を選択することにより、入力した内容は破棄され、前画面に戻る。
【0053】
[まとめ表示]
まとめは、固定資料作成情報からなっている。
各コース画面にて、「まとめ表示」を選択すると、まとめ表示情報を作成するまとめ表示画面D15が端末のディスプレイ上に表示される(図21参照)。
このまとめ表示画面D15は、入力や選択する画面ではなく、予め決められた内容の表示のみを行う固定の画面からなっており、作成者は画面の確認をする。
【0054】
[安全唱和表示]
安全唱和は、固定資料作成情報からなっている。
各コース画面にて、「安全唱和表示」を選択すると、安全唱和表示情報を作成する安全唱和表示画面D16が端末10のディスプレイ上に表示される(図22参照)。
この安全唱和表示画面D16も、入力や選択をする画面ではなく、予め決められた内容の表示のみを行う固定の画面からなっており、作成者は画面の確認をする。
【0055】
[自由ページ作成]
自由ページは、自由資料作成情報からなっている。
「ベテランコース」もしくは「大会コース」にて「自由ページ作成」を選択すると、自由ページ作成情報を作成するための自由ページ作成画面D17が端末10のディスプレイ上に表示される(図23参照)。
この自由ページ作成画面D17は、「タイトル」の記入欄と、「ファイル名」の記入欄が表示されており、作成者によってそれぞれデータが入力される。
入力されたタイトルは、表示時に画面中央に表示される。
【0056】
「ファイル名」の記入欄には、作成者の端末10に保存されている画像ファイル(例えばgifファイルやHTMLファイル)やワープロファイルなどの保存先を指定することにより、そのファイルを自由ページ画面とすることができる。
そして、画面D17中の「実行」ボタンB10を選択することにより、入力した内容が保存され、前画面に戻る。
また画面D17中の「キャンセル」ボタンB11を選択することにより、入力した内容は破棄され、前画面に戻る。
前記保存先が端末10の場合には、作成された教育資料ファイルの自由ページの個所はファイルの指定先が記述されているだけであり、後述のようにプレビュー画面に自由ページは表示されない。
そこで、サーバー1から端末10に教育資料ファイルをダウンロードすることで、教育資料ファイルと自由ページのデータの保存先が同一の端末となり、前記教育資料ファイルに前記自由ページのデータが組み込まれて、安全教育資料ファイルが完成するようになっている。
【0057】
[プレビュー]
各コース画面D2、D3、D4、D5で、最下段に配された「プレビュー」ボタンB6を指定すると、前記手順で作成した教育資料ファイルの画面イメージをプレビュー表示することができる。
但し、自己紹介作成画面D9や自由ページ作成画面D17で端末10に記録されているファイルを指定した場合は、プレビュー画面上には表示されない。
また、コース画面D2、D3、D4、D5の各項目で「作成しない」を選択しているものに関しては、表示はされない。
【0058】
[ダウンロード]
各コース画面D2、D3、D4、D5で、前記「プレビュー」ボタンB6の横に並んで配された[ダウンロード]ボタンB7を指定すると、図示しないダウンロード確認画面が表示され、「保存」ボタンをクリックすると教育資料ファイルおよび説明ポイントファイルのダウンロード先を指定する画面(図示省略)が表示される。
【0059】
そこで保存先を端末10の記録部に指定して、「保存」ボタンをクリックすると圧縮ファイル(lzh)がダウンロードされる。
この圧縮ファイルを解凍すると、(1)安全教育資料ファイル(HTMLファイル、GIFファイル、Flashファイル群)、(2)説明ポイントファイル(Excel(商標)ファイル)が生成される。
【0060】
[作成資料 画面表示用資料]
前記ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると、解凍先に以下のフォルダ構成でファイルが生成される。
(1)Root(解凍先として指定を行ったフォルダ)
(1−1)index.htmlをはじめとするhtmlファイル群
(1−2)jirei(災害事例を格納するフォルダ)
(1−2−1)災害事例のhtmlファイル群
(1−2−2)img(イメージファイルを格納するフォルダ)
(1−2−2−1)gif、Flashファイル群
(1−3)説明ポイントが記されたExcel(商標)などの表計算ファイル
【0061】
[表紙画面]
表紙画面では、画面の下中央には「NEXT」ボタン(リンク)があり、それを選択すると次のページに進む。
2ページ目以降は「BACK」、「NEXT」と表示され、それぞれを選択することにより、前のページや次のページに進むことができる。(最終ページは「BACK」と「TOP」になる)
【0062】
災害事例のページでは、メニュー画面が表示される。
この画面には、災害事例選択画面にて選択した事例が一覧表示される。
たとえば、「自動車で人が通り抜けをしている。」「ベンチの端によりすぎている。」「運転席から身を乗り出している。」の各事例(タイトル)が表示される。
それぞれの事例(タイトル)は、いずれかを選択することにより災害事例の詳細画面がリンクされて表示されるようになっている。
【0063】
[説明ポイントファイル]
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると、解凍先に説明ポイントを記したテキストファイルとしての説明ポイントファイルが生成される。
説明ポイント情報は、コースごとに説明のレベルを変えた情報を用意しておいてもよい。
【0064】
[管理機能]
「管理機能」では、安全教育用資料の作成者リストを一覧表示することができる。
前記サーバー1に端末10を接続して教育資料ファイルを作成した作成者の属性データ、例えば作成日、氏名、所属、作成した教育資料ファイルの教育レベルについて、サーバー1の記録部2に記録される。
これは、作成者がログインした際のパスワードやID、あるいは直接に外部入力することで、従業員の氏名、従業員番号、所属(販社名、支店名)などのデータが得られる。
【0065】
また、作成した安全教育資料ファイルなどをダウンロードすると、作成者が選択した内容(コース名)、日時(ダウンロード日時)などが得られる。
これらのデータが、作成者属性ファイルとしてサーバーの記録部に記録され、これらがまとめられて管理用データベースとなる。
そして、管理者やインストラクタは、自己の端末から、作成者の全部または一部について上記属性データを用いて一覧表を作成したり、抽出や検索を行うことができる。
【0066】
コンピュータネットワークNに、管理者もしくはインストラクタがログインした場合、コース選択画面D1と同様の安全教育用資料作成画面D18が表示されるが、「管理機能」メニューB12が追加表示される(図24参照)。
この画面D18から、「管理者機能」を選択すると管理者用リスト作成画面(図示せず)が表示される。
この画面は、「期間」の記入欄と、「販売店選択」の記入欄が表示されている。
期間は、プルダウンメニュー(年は2000〜2099まで、月は1〜12まで、日は1〜31まで選択可能)から選択する。
【0067】
販売店選択は、管理者がログインした場合にはパスワードまたはIDから管理者と判定されるので、「全て」と各販社名を指定することができる。
インストラクタがログインした場合は、パスワードまたはIDからインストラクタと判定されるので、表示範囲が限定される。即ち、表示範囲が「販売店選択」ではなく、「販売店名」となり、ログインしたインストラクタが所属する販社名のみが表示される。
【0068】
そして、[表示]ボタンを指定することにより、安全教育用資料作成者リストが表示される。
前記安全教育用資料作成者リストは、販社名、支店名、従業員番号、従業員名、日付、内容(教育紹介、初心者コース、ベテランコース、大会コースのいずれか)の各データからなっている。
[出力]ボタンを指定することによりCSVファイルに出力することができる。
【0069】
上記実施例では、建設機械の安全教育資料作成支援に適用した場合を例示したが、その他の商品や製品の各種教育資料作成支援に用いることもできる。
また、企業に限らず教育機関における教育担当者の教育資料作成支援としても利用することができる。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】安全教育資料作成支援システムのブロック図である。
【図2】コース選択画面である。
【図3】過去の作成履歴の画面である。
【図4】教育紹介コースのフローチャートである。
【図5】教育紹介画面である。
【図6】初心者コースのフローチャートである。
【図7】初心者コース画面である。
【図8】ベテランコースのフローチャートである。
【図9】ベテランコース画面である。
【図10】大会コースのフローチャートである。
【図11】大会コース画面である。
【図12】表紙作成画面である。
【図13】目次作成画面である。
【図14】社長挨拶作成画面である。
【図15】自己紹介作成画面である。
【図16】イントロダクション選択画面である。
【図17】災害の実状表示画面である。
【図18】災害事例の進め方表示画面である。
【図19】災害事例選択画面である。
【図20】災害事例一覧が表示された災害事例選択画面である。
【図21】まとめ表示画面である。
【図22】安全唱和表示画面である。
【図23】自由ページ作成画面である。
【図24】安全教育用資料作成画面である。
【図25】資料作成用ステップ群とコースとの関係を示す図である。
【符号の説明】
【0071】
1 サーバー
2 記録部
3 教育資料作成手段
10 端末
D1 コース選択画面
D2 教育紹介画面
D3 初心者コース画面
D4 ベテランコース画面
D5 大会コース画面
D6 表紙作成画面
D7 目次作成画面
D8 社長挨拶作成画面
D9 自己紹介作成画面
D10 イントロダクション選択画面
D11 災害の実状表示画面
D12 災害事例の進め方表示画面
D13 災害事例選択画面
D14 災害事例選択画面
D15 まとめ表示画面
D16 安全唱和表示画面
D17 自由ページ作成画面
D18 安全教育用資料作成画面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータネットワークに接続された複数の端末から接続可能なサーバーに教育資料作成情報を記録した記録部と、記憶部に記録された教育資料作成情報を基に教育資料ファイルを作成する教育資料作成手段とが設けられており、
前記教育資料作成情報に、イベント事例が類型毎に分類されて選択可能なイベント事例選択情報を有しており、
教育資料作成手段が、イベント事例が類型毎に分類されて選択可能なイベント事例選択画面から、任意の類型を選択してその中から具体的なイベント事例選択情報を作成するイベント事例選択ステップを有しており、
前記端末でイベント事例選択ステップを処理して、イベント事例選択情報を作成し、該イベント事例選択情報を含む教育資料ファイルを作成して前記端末にダウンロードしうることを特徴とする教育資料用のイベント事例選択情報作成システム。
【請求項2】
イベント事例選択情報が、イベントの原因と結果を1または複数の静止画、または動画で表現するイベント画面情報と、該イベント画面情報に対応して、原因または結果についてのコメントを表示したコメント情報とからなっていることを特徴とする請求項1に記載の教育資料用のイベント事例選択情報作成システム。
【請求項3】
イベント事例選択情報が、建設機械の災害事例選択情報からなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の教育資料用のイベント事例選択情報作成システム。
【請求項4】
教育資料作成手段が、自由ページ作成ステップの他に、表紙作成画面にデータを端末から外部入力して表紙作成情報を作成する表紙作成ステップと、目次作成画面にデータを端末から外部入力して目次作成情報を作成する目次作成ステップと、代表者挨拶作成画面にデータを端末から外部入力して代表者挨拶作成情報を作成する代表者挨拶作成ステップと、自己紹介作成画面にデータを端末から外部入力して自己紹介作成情報を作成する自己紹介作成ステップと、複数のイントロダクションが選択可能なイントロダクション選択画面から使用するイントロダクション選択情報を選択するイントロダクション選択ステップと、イベントの実状表示画面から所定の災害の実状表示情報を確認する災害の実状表示ステップと、イベント事例の進め方表示画面から所定のイベント事例の進め方情報を確認するイベント事例の進め方表示ステップと、イベント事例が類型毎に分類されて選択可能なイベント事例選択画面から、任意の類型を選択してその中から具体的なイベント事例情報を作成するイベント事例選択ステップと、まとめ表示画面から所定のまとめ表示情報を確認するまとめ表示ステップと、安全唱和表示画面から所定の安全唱和表示情報を確認する安全唱和表示ステップとからなるステップの全部または選ばれた複数のステップからなる資料作成用ステップ群を有しており、
該資料作成用ステップ群の全部または選ばれた複数のステップを抽出して作成するレベルに対応したコースの種類に応じて抽出し、各コース毎にコース別ステップ群を形成し、
各コース別ステップ群は、前記端末で該コース別ステップ群に含まれたステップの全部または一部を選択して処理し、教育資料ファイルが作成されることを特徴とするイベント事例選択情報作成システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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