説明

インクジェット記録用インク組成物、それを用いた平版印刷版の作製方法、及び平版印刷版

【課題】インク受容体に対する定着性に優れ、且つ、高い機械的強度を有する画像を形成しうるインクジェット記録用インク組成物を提供すること。また、本発明のインクジェット記録用インク組成物を用い、耐刷性に優れた平版印刷版の作製方法、及びこれにより得られた平版印刷版を提供すること。
【解決手段】(A)ガラス転移温度(Tg)が60℃以上である着色有機微粒子、(B)ガラス転移温度(Tg)が55℃以下である着色有機微粒子、及び(C)分散媒を含有することを特徴とするインクジェット記録用インク組成物、該インクジェット記録用インク組成物を用いた平版印刷版の作製方法、並びに平版印刷版。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)ガラス転移温度(Tg)が60℃以上である着色有機微粒子、(B)ガラス転移温度(Tg)が55℃以下である着色有機微粒子、及び(C)分散媒を含有することを特徴とするインクジェット記録用インク組成物。
【請求項2】
前記(A)ガラス転移温度(Tg)が60℃以上である着色有機微粒子と、前記(B)ガラス転移温度(Tg)が55℃以下である着色有機微粒子と、の質量比が、(A):(B)=2:8〜8:2であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録用インク組成物。
【請求項3】
前記(A)ガラス転移温度(Tg)が60℃以上である着色有機微粒子、及び、前記(B)ガラス転移温度(Tg)が55℃以下である着色有機微粒子のうち少なくとも1種が、可視領域に吸収を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録用インク組成物。
【請求項4】
静電方式のインクジェット記録方法に用いられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク組成物。
【請求項5】
(a)請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のインクジェット記録用インク組成物を、インク受容体上に吐出する工程と、
(b)吐出されたインク組成物を定着させる工程と、
を含むことを特徴とする平版印刷版の作製方法。
【請求項6】
請求項5の記載の平版印刷版の製造方法によって製造された平版印刷版。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−270086(P2007−270086A)
【公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−100894(P2006−100894)
【出願日】平成18年3月31日(2006.3.31)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】