説明

ウォッシャノズルの取付構造

【課題】正確に位置決めできると共に、強固にボンネットに取り付けることができるウォッシャノズルの取付構造を提供する。
【解決手段】車両のボンネット4に取り付けられるウォッシャノズル11の取付構造であって、ボンネット4の後端縁の裏面に取付孔12を形成し、取付孔12を前後方向に沿って形成される主開口部14と主開口部14から車幅方向に沿って形成される副開口部15とで構成し、ウォッシャノズル11を主開口部14に装着可能に形成すると共に、ウォッシャノズル11に副開口部15に係合する係合部16を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ボンネットに設けられフロントウインドウガラス面に洗浄液を噴射するウォッシャノズルの取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
車両のボンネットにはフロントウインドウガラスに洗浄液を噴射するウォッシャノズルが設けられている。このウォッシャノズルの取付構造としては。ボンネットの後端部上面に設けたものの他にボンネットの後端縁の裏面に設けるようにしたものがある(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−59651号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ボンネットの後端縁の裏面にウォッシャノズルを設けることで、ボンネットの上面にウォッシャノズルを設けた場合に比較して外部に露出しない分商品性を高めることができる点で優れているが、ボンネットの後端部及びワイパーアームと洗浄液の噴出方向とが干渉しないようにウォッシャノズルを位置決めし、かつ、ボンネットの開閉時の衝撃に耐えられるようにしなければならない等、寸法精度確保や取付強度の確保が困難である問題がある。
【0004】
そこで、この発明は、正確に位置決めできると共に、強固にボンネットに取り付けることができるウォッシャノズルの取付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車両のボンネット(例えば、実施形態におけるボンネット4)に取り付けられるウォッシャノズル(例えば、実施形態におけるウォッシャノズル11)の取付構造であって、前記ボンネットの後端縁の裏面に取付孔(例えば、実施形態における取付孔12)を形成し、前記取付孔を前後方向に沿って形成される主開口部(例えば、実施形態における主開口部14)と前記主開口部から車幅方向に沿って形成される副開口部(例えば、実施形態における副開口部15)とで構成し、前記ウォッシャノズルを前記主開口部に装着可能に形成すると共に、前記ウォッシャノズルに前記副開口部に係合する係合部(例えば、実施形態における係合部16)を設けた。
このように構成することで、前後方向に形成された主開口部にウォッシャノズルを装着した状態で、副開口部に係合部を係合するため、前後方向における位置決めを主開口部により正確かつ強固に行い、幅方向の位置決めを係合部が系合される副開口部により正確に行うことができる。
【0006】
請求項2に記載した発明は、前記副開口部の前後方向の幅と前記係合部の前後方向の幅とをほぼ同寸法(例えば、実施形態における寸法HW)に形成したことを特徴とする。
このように構成することで、前後方向の位置決めを正確に行うことができる。
【0007】
請求項3に記載した発明は、前記係合部を車幅方向に弾性変形可能な係合片(例えば、実施形態における係合爪27)で形成すると共に、前記ウォッシャノズルに前記主開口部と前後方向に位置決めされる補助係合部(例えば、実施形態における補助係合爪37)とを設けた。
このように構成することで、補助係合部によって前後方向の位置決めを更に確実に行うことができる。
【0008】
請求項4に記載した発明は、前記補助係合部を前記係合部よりも前記ウォッシャノズルの先端側に設けたことを特徴とする。
このように構成することで、主として係合部により固定されているため簡単な構成とできる補助係合部を先端側に設けることでウォッシャノズル先端を極力ボンネット後端部に近づけることができる。
【0009】
請求項5に記載した発明は、前記ウォッシャノズルは、車幅方向に前記主開口部とほぼ同寸法(例えば、実施形態における寸法SW)に形成された位置決めリブ(例えば、実施形態における位置決めリブ36)を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、位置決めリブによって車幅方向の位置決めを更に確実に行うことができる。
【0010】
請求項6に記載した発明は、記ウォッシャノズルは、前記ボンネットの裏面形状に沿い、かつ前記主開口部より大きい形状に形成された入り込み防止リブ(例えば、実施形態における入り込み防止リブ21)を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、入り込み防止リブによってボンネット内への入り込みを防止することができる。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載した発明によれば、前後方向に形成された主開口部にウォッシャノズルを装着した状態で、副開口部に係合部を係合するため、前後方向における位置決めを主開口部により正確かつ強固に行い、幅方向の位置決めを係合部が係合される副開口部により正確に行うことができるので、ボンネットの開閉による衝撃や、ウォッシャ液噴射時における反力を受けた場合でも正確な位置を保持することができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、前後方向の位置決めを正確に行うことができるため、フロントウインドウガラスへの着液点を正確に維持することができる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、補助係合部によって前後方向の位置決めを更に確実に行うことができるため、ボンネット及びワイパーアーム等の障害物を避けるようにして正確に位置決めされたフロントウインドウガラスへの着液点の前後方向位置を正確に維持することができる効果がある。
請求項4に記載した発明によれば、主として係合部により固定されているため簡単な構成とできる補助係合部を先端側に設けることでウォッシャノズル先端を極力ボンネット後端部に近づけることができ、設定通りの噴射範囲を得るための取付スペースが限られている場合であっても、取付スペースが確保し易くなる効果がある。
請求項5に記載した発明によれば、位置決めリブによって車幅方向の位置決めを更に確実に行うことができるため、ボンネット及びワイパーアーム等の障害物を避けるようにして正確に位置決めされたフロントウインドウガラスへの着液点の車幅方向位置を正確に維持することができる効果がある。
請求項6に記載した発明によれば、入り込み防止リブによってボンネット内への入り込みを防止することができるため、ボンネット及びワイパーアーム等の障害物を避けるようにして正確に位置決めされたフロントウインドウガラスへの着液点のフロントウインドウガラス面方向位置を正確に維持することができる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、フロントウインドウガラス1の下辺には車幅方向にカウルトップガーニッシュ2が配置されている。カウルトップガーニッシュ2には車幅方向に縦壁3が形成され、この縦壁3にボンネット4の裏面のインナパネル5に密接するドリップシールDSが取り付けられている。
ボンネット4は外面を構成するアウタパネル6と裏面を構成するインナパネル5とを備え、アウタパネル6の周縁をインナパネル5の周縁に巻き締めにより接合して構成されている。
ボンネット4の後端縁において、裏面を構成するインナパネル5はアウタパネル6との接合面から斜め前方下側に僅かに延びる第1傾斜面7を備え、更に、第1傾斜面7よりもなだらかな斜め前方下側に僅かに延びる第2傾斜面8を備えている。更に、インナパネル5は第2傾斜面8から大きな角度で斜め前方下側に延びる第3傾斜面9を備え、この第3傾斜面9に屈曲してアウタパネル6に対して僅かに離れるように傾斜する第4傾斜面10を経て、その後アウタパネル6に接近するような形状となっている。
【0013】
インナパネル5の第2傾斜面8、第3傾斜面9及び第4傾斜面10に渡って、ウォッシャノズル11を取り付けるための取付孔12(図2参照)が形成されている。ここで、ウォッシャノズル11はフロントウインドウガラス1を払拭するワイパーのワイパーアーム13に干渉せず噴射範囲及びフロントウインドウガラス1への着液点が車幅方向、前後方向及びフロントウインドウガラス1の面方向に適正に設定されるように取付孔12が設定され、この取付孔12に固定されるものである。
【0014】
図2に示すように、取付孔12は前後方向に沿って形成される主開口部14とこの主開口部14から車幅方向に沿って形成される副開口部15とで構成され、主開口部14にウォッシャノズル11を装着し、副開口部15にはウォッシャノズル11の係合部16を係合している。具体的には、取付孔12はインナパネル5側を下側から視た場合に長方形に形成された主開口部14と、この主開口部14に対して横方向に広がるようにして一対の方形の副開口部15が切欠されたものであり、側方から視ると主開口部14は副開口部15よりも車両前後方向で延びており、インナパネル5の第3傾斜面9と第4傾斜面10との屈曲部23に対応して屈曲した形状となっている。
【0015】
図3〜図5はウォッシャノズル11を示している。尚、このウォッシャノズル11の説明では、ウォッシャ液の噴出方向を前(車両では後)として説明する。
図3〜図5に示すように、ウォッシャノズル11は樹脂によって形成された部材であって、筒状のノズル本体17を備えている。ノズル本体17は前端には噴出口18を後端にウォッシャ液タンクに接続されるホース19の接続口20が形成されている。ノズル本体17は前後方向略中央部に斜め後方下側に向かって下がる入り込み防止リブ21がノズル本体17を貫くような形状で設けられている。この入り込み防止リブ21よりも前側がボンネット4のインナパネル5の下に露出するノズル前部31となり、入り込み防止リブ21よりも後側がボンネット4のインナパネル5の内部に収まるノズル後部30となる。
【0016】
ここで、入り込み防止リブ21の傾斜角度はインナパネル5の裏面形状である第3傾斜面9に整合し、入り込み防止リブ21の幅(最も狭い部分の幅)は主開口部14の幅寸法SWよりも大きく設定され、ボンネット4のインナパネル5の取付孔12からそれ以上内部に入り込むのを防止している。また、入り込み防止リブ21は図5に示すように正面から見て下側に行くほど幅寸法が徐々に狭くなるように形成されている。
【0017】
入り込み防止リブ21の下縁にはフラットプレート22が連設されている。このフラットプレート22は入り込み防止リブ21の下部と同幅で入り込み防止リブ21に連続して後方に向かい一体形成され、入り込み防止リブ21とフラットプレート22との境に形成された屈曲部23のやや後方には、フラットプレート22の両側縁に立ち上がる縦壁24が設けられている。
縦壁24の前側はやや高さが高くなり、ここから斜め下側方に向かって張出部25が形成され、張出部25の下側には突出部を経て下方に延びる鉛直部26が設けられている。これら張出部25と鉛直部26とでインナパネル5の副開口部15に係合する車幅方向に弾性変形可能な係合爪27(係合部16)が構成されている。尚、鉛直部26の外面が副開口部15の側縁に弾接する。ここで、係合爪27の前後方向の幅とインナパネル5の副開口部15の前後方向の幅は、係合爪27が前後方向でガタツキなく収まるようにほぼ同寸法HWに設定されている。また、係合爪27に副開口部15が係止している状態では縦壁24の上面28がインナパネル5に当接するように、縦壁24の高さが設定されている。
【0018】
ここで、フラットプレート22の傾斜角度はインナパネル5の裏面形状である第4傾斜面10に整合し、フラットプレート22の幅は主開口部14の幅寸法SWよりも大きく設定されインナパネル5の取付孔12から内部に入り込むのを防止している。
具体的には、フラットプレート22の車幅方向の寸法は主開口部14の幅寸法SWよりも大きく設定され、かつ縦壁24は主開口部14の外側のインナパネル5裏面に位置するので、縦壁24の上面28が主開口部14の外側でインナパネル5裏面に当接するようになっている。
【0019】
ここで、入り込み防止リブ21の後面側はノズル本体17のノズル後部30に連なりこのノズル後部30よりも直径が小さいホース19の接続口20が形成され、入り込み防止リブ21の前面側にはノズル前部31の前端部には噴出口18を囲むノズル頭部32が形成されている。
【0020】
ノズル後部30の下部にはフラットプレート22の上面に接合される補強リブ33が入り込み防止リブ21の後面に至る部分に設けられている。また、ノズル前部31には左右両側に水平リブ34が入り込み防止リブ21の前端からノズル頭部32に至る範囲に形成されている。更に、ノズル前部31の下部には垂直リブ35が入り込み防止リブ21の前面からノズル頭部32に至る範囲に形成されている。
入り込み防止リブ21の後面の上部には車幅方向に後方に向かって水平に位置決めリブ36が形成されている。この位置決めリブ36は上面の高さがノズル後部30の外周部よりもやや高い位置に設定され、ウォッシャノズル11の装着時に主開口部14を斜めに交差するような部材で、この位置決めリブ36の左右方向の幅は主開口部14内に収まるように主開口部14の幅とほぼ同じ幅寸法SWに設定されている。
【0021】
ノズル前部31の上部には、入り込み防止リブ21の上部近傍に主開口部14と前後方向に位置決めされる補助係合爪37が形成されている。具体的には主開口部14の後縁部に補助係合爪37が係止して主開口部14と前後方向で位置決めを行うものである。
この補助係合爪37は弾性変形可能な縦壁38と縦壁38の上部に突出部を経て斜め前側に傾斜した張出部39とで構成されている。この縦壁38の前面が主開口部14の前縁に弾接する。
したがって、補助係合爪37は前記係合爪27よりもウォッシャノズル11の先端側に位置することとなる。そして、ノズル前部31には補助係合爪37の前側に、ストッパ部40が形成され、補助係合爪37が係止したインナパネル5の裏面を上面で支持するようになっている。
【0022】
上記実施形態によれば、ウォッシャノズル11をボンネット4のインナパネル5に装着するにあたっては、前後方向に形成された主開口部14にウォッシャノズル11を挿入すると共に副開口部15に係合部16を係合するため、前後方向における位置決めを主開口部14により正確かつ強固に行い、幅方向の位置決めを係合部16により正確に行うことができる。よって、ボンネット4の開閉による衝撃や、ウォッシャ液噴射時における反力を受けた場合でも正確な位置を保持することができる。
この場合に、副開口部15の前後方向の幅と係合部16の前後方向の幅とをほぼ同寸法HWに形成したため、前後方向の位置決めを正確に行うことができ、フロントウインドウガラス1への着液点を正確に維持することができる。
【0023】
また、上述した係合部16を車幅方向に弾性変形可能な係合爪27で形成すると共に、ウォッシャノズル11に主開口部14の後端部に係合して前後方向に位置決めされた補助係合爪37を設けたため、この補助係合爪37によって前後方向の位置決めを更に確実に行うことができる。よって、ワイパーアーム13等の障害物を避けるようにして正確に位置決めされたフロントウインドウガラス1への着液点の前後方向位置を正確に維持することができる。
【0024】
更に、この補助係合爪37を係合部16、つまり係合爪27よりもウォッシャノズル11の先端側に設けたため、このように簡単な構成とできる補助係合爪37を先端側に設けることでウォッシャノズル11先端を極力ボンネット4の後端部に近づけることができる。その結果、設定通りの噴射範囲を得るための取付スペースが限られている場合であっても、取付スペースが確保し易くなる。
【0025】
そして、ウォッシャノズル11は、車幅方向に主開口部14とほぼ同寸法SWに形成された位置決めリブ36を備え、位置決めリブ36によって車幅方向の位置決めを更に確実に行うことができるため、ワイパーアーム13等の障害物を避けるようにして正確に位置決めされたフロントウインドウガラス1への着液点の車幅方向位置を正確に維持することができる。
【0026】
更に、ウォッシャノズル11が、ボンネット4の裏面形状に沿い、かつ主開口部14より大きい形状に形成された入り込み防止機能を持つ入り込み防止リブ21、フラットプレート22を備えているため、ワイパーアーム13等の障害物を避けるようにして正確に位置決めされたフロントウインドウガラス1への着液点のフロントウインドウガラス1の面方向位置を正確に維持することができる。
【0027】
そして、ウォッシャノズル11は、後側ではフラットプレート22の両側部に設けた左右両縦壁24がボンネット4のインナパネル5に当接し、前側ではストッパ部40によりボンネット4のインナパネル5の裏面に当接するため、組み付けの際には前側の補助係合爪37の張出部39を取付孔12の前縁にストッパ部40が当たるまで押し込み、後側の係合爪27の張出部25を副開口部15の両側縁に両縦壁24が当たるまで押し込めばよく、したがって、組み付けが容易となり、組み付けられた状態で安定してボンネット4に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】この発明の実施形態の取付状態を示す断面図である。
【図2】図1を下側から視たボンネットのインナパネルの下面図である。
【図3】図2の要部拡大断面図である。
【図4】ウォッシャノズルの斜視図である。
【図5】ウォッシャノズルの正面図である。
【符号の説明】
【0029】
4 ボンネット
11 ウォッシャノズル
12 取付孔
14 主開口部
15 副開口部
16 係合部
21 入り込み防止リブ
27 係合爪
36 位置決めリブ
37 補助係合爪(補助係合部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のボンネットに取り付けられるウォッシャノズルの取付構造であって、前記ボンネットの後端縁の裏面に取付孔を形成し、前記取付孔を前後方向に沿って形成される主開口部と前記主開口部から車幅方向に沿って形成される副開口部とで構成し、前記ウォッシャノズルを前記主開口部に装着可能に形成すると共に、前記ウォッシャノズルに前記副開口部に係合する係合部を設けたことを特徴とするウォッシャノズルの取付構造。
【請求項2】
前記副開口部の前後方向の幅と前記係合部の前後方向の幅とをほぼ同寸法に形成したことを特徴とする請求項1記載のウォッシャノズルの取付構造。
【請求項3】
前記係合部を車幅方向に弾性変形可能な係合片で形成すると共に、前記ウォッシャノズルに前記主開口部と前後方向に位置決めされる補助係合部とを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のウォッシャノズルの取付構造。
【請求項4】
前記補助係合部を前記係合部よりも前記ウォッシャノズルの先端側に設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のウォッシャノズルの取付構造。
【請求項5】
前記ウォッシャノズルは、車幅方向に前記主開口部とほぼ同寸法に形成された位置決めリブを備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のウォッシャノズルの取付構造。
【請求項6】
前記ウォッシャノズルは、前記ボンネットの裏面形状に沿い、かつ前記主開口部より大きい形状に形成された入り込み防止リブを備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のウォッシャノズルの取付構造。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate