説明

オーディオ情報検索装置

【課題】オーディオ装置に接続した他のオーディオ装置のデータを利用して楽曲等を聴く時、他のオーディオ装置内に多数存在するオーディオデータの中から、所望の項目を容易に、且つ素早く検索を行うことができる「オーディオ情報検索装置」とする。
【解決手段】オーディオ装置と外部オーディオ装置を接続して、外部オーディオ装置の大量のオーディオデータを利用して聴く時、例えば大量のアーティストから所望のアーティストを選択する際、オーディオ装置側に例えばアルファベット順に複数のタブを用意する。例えば順方向の検索に際しては、タブ選択部において現在表示している項目が存在するタブから順にタブを選択する。選択したタブについて、外部オーディオ装置からそのタブに属する項目を取り込む処理を行い、項目が存在しないことを検出した時には、次のタブを選択して検索を行う。存在する時にはタブと共に項目をリスト表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は例えば車両のオーディオ装置に携帯型オーディオ装置を有線または無線で接続し、携帯型オーディオ装置の音楽等を聴く時、車両のオーディオ装置で携帯型オーディオ装置のオーディオ情報を容易に検索することができるようにしたオーディオ情報検索装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年の携帯型オーディオ装置はデータ記憶媒体の大容量化、オーディオコンテンツの取り込みの容易性、処理速度の高速化等によって、数千曲のオーディオを記録した装置を常に持ち運んで利用することができるようになっている。また、携帯電話の機能向上により、従来の携帯型オーディオ装置が備えた機能をも備えるようになってきている。また、単に音楽を聴くだけでなく、映像付の音楽、更には映画等の映像を中心としたコンテンツも記録し、持ち運ぶことも多くなってきている。
【0003】
そのため、車を運転する人、或いは同乗者はこれらの携帯型オーディオ装置を車両に持ち込むことが多くなる一方、車両には高性能のオーディオ装置を備えていることも多く、したがって通常はイヤホンによって聴いているオーディオを、車両のオーディオ装置を利用して車内のスピーカから聴きたいと思うことが多くなる。
【0004】
車両のオーディオ装置ではその要望に容易に応えるように、携帯型オーディオ装置を有線または無線によって接続して、車両のオーディオ装置の操作部や表示部で、接続した利用者が慣れている携帯型オーディオ装置の操作と同様の操作によって任意の音楽を選択して聴くことができるようにすることが望まれる。
【0005】
特に携帯型オーディオ装置は数千曲のオーディオデータを記録している場合もあり、それらの曲の中から任意の曲を選択して聴くため、携帯型オーディオ装置での曲の検索機能も種々の機能を用意しており、アーティスト、アルバム、トラック、ジャンルを初め、最近取り込んだ曲、最近聴いた曲、更には利用者の好みと思われる曲等、各種の手法によって検索を行い、所望の曲を聴くことができるようになっている。
【0006】
なお、例えば楽曲名やアルバム名、アーティスト名等の、それぞれの属性のイニシャル毎に、リストを作成し、表示の時には各イニシャルのリストを十字左右キーの入力によって切り換える技術は特許文献1に開示されている。また、イニシャルと属性が選択されると、属性とイニシャルが一致する名前データを管理テーブルから検討する技術は特許文献2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2007−323664号公報
【特許文献2】特開2006−323802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前記のような携帯型オーディオ装置を車両のオーディオ装置に接続して利用する時、携帯型オーディオ装置のデータ記録媒体に存在する多数のオーディオデータの中から任意の曲を聴こうとする時、アーティストやアルバム、トラック等の属性を指定して、楽曲のリストを取得することができる。
【0009】
したがって、例えばアーティスト名の属性を指定してリストを取得すると、車両のオーディオ装置の表示部には、図11(a)に示すようなアルファベット順のアーティスト名リストが表示される。なお、図示の例ではアーティスト名のリストをアルファベット順に最初から表示し、「BBB」のアーティストにカーソルが移動して表示している状態を示している。
【0010】
利用者はこの表示を見て、車両のオーディオ装置に設けてあるジョグダイアル、またはジョグスティック、或いはリモコンに設けているジョグダイアル等(以下、「ジョグ(JOG)」と総称する)の操作を行い、所望のアーティスト名を表示してカーソルを移動して合わせ、選択指示を行う。以降は必要に応じて指定したアーティストのアルバムを表示させ、更に曲名を表示させてその中から任意の曲を選択する等によって、利用者は所望の曲を聴くことができるようになっている。
【0011】
しかしながら、携帯型オーディオ装置に数千曲の楽曲が存在する時、アーティスト名も莫大な量となり、前記のようなジョグの操作等では、順方向の移動でも、逆方向の移動でも、所望のアーティストに到達するまで多くの時間がかかることとなる。その対策として、近年の携帯型オーディオ装置には、例えば図11(b)に示すような10(%)、20、30・・・100%のようなスライダーバーを表示し、全体の項目数の割合を指定することができるようにしたものも存在する。
【0012】
それにより、利用者が望むアーティストの最初が「M」から始まることにより、たぶん全体の3分の1程度の位置に存在すると考えた時、「30%」を選択する。その時には、全体の項目数の30%以上、40%未満の項目が抽出され、その抽出した項目について最初の項目からリスト表示を行うこととなる。
【0013】
利用者はこのリスト表示に従い、所望のアーティストを捜すこととなるが、例えば利用者が探そうとしているアーティスト名の最初の文字が前記のように「M」であるとき、実際には45%の位置に存在する際には、利用者はジョグの操作を行って40%未満の範囲には存在せず、「40%」の範囲にありそうであることがわかり、したがってそれを指示して同様の操作を行うこととなる。
【0014】
このように、所望の項目が全体の項目中でどの程度の割合の位置に存在するかを勘に頼って指定し、その範囲の項目のリストによって選択するにはある程度の熟練を必要とする。更に、アーティストのように極めて多数の項目が存在する場合には、前記のような「%」の指定を行っても、この方式で探すには多くの手間がかかる問題がある。
【0015】
その対策として、一定の文字範囲毎にタブリスト化すると検索しやすくなるが、多くの携帯型オーディオ装置では、取得したリストを並び替える必要があり、多くの時間がかかるため、利用者にとって使用しにくい検索手法となり、実際の製品としては好ましくないものとならざるを得ない。このような問題点は、携帯型オーディオ装置と車両のオーディオ装置とを接続したとき以外にも、各種オーディオ装置を互いに接続して利用する時には、同様の問題を生じる。
【0016】
したがって本発明は、オーディオ装置と他のオーディオ装置を接続して、他のオーディオ装置のデータを利用して楽曲等を聴く時、他のオーディオ装置内に多数存在するオーディオデータの中から、例えばアーティスト名等の所望の項目を容易に、且つ素早く検索を行うことができるようにしたオーディオ情報検索装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明に係るオーディオ情報検索装置は、前記課題を解決するため、外部オーディオ装置と接続する外部オーディオ装置接続部と、前記外部オーディオ装置のオーディオデータの情報である項目を複数に分割するタブの内、任意のタブを選択するタブ選択部と、前記タブ選択部で選択したタブに含まれる項目を、前記外部オーディオ装置から取り込む選択タブ内項目取込部と、前記選択タブ内項目取込部で、選択したタブに取り込む項目が存在するか否かを判別する選択タブ内項目存否判別部と、前記選択タブ内項目取込部で取り込んだ項目を、当該項目が含まれるタブと共に表示する表示処理部と、前記表示処理部で処理した項目及びタブを表示する表示部と、利用者が検索方式を指示する検索方式指示部とを備え、前記タブ選択部では、前記検索方式指示部で指示した検索方式に従って、現在項目を表示しているタブ以外のタブを順に選択し、前記選択タブ内項目取込部では、前記選択したタブに属する項目を外部オーディオ装置から取り込む処理を、前記選択タブ内項目存否判別部で、選択したタブ内に取り込む項目が存在することを検出する迄継続して行い、前記取り込む項目が存在する時には、前記表示処理部で、前記選択タブ内項目取込部で取り込んだ項目のリストを、当該項目の属するタブと共に表示することを特徴とする。
【0018】
本発明に係る他のオーディオ情報検索装置は、前記オーディオ情報検索装置において、前記検索方式指示部では、順方向、逆方向、タブ直接指示のいずれかを選択して行うことを特徴とする。
【0019】
本発明に係る他のオーディオ情報検索装置は、前記オーディオ情報検索装置において、前記検索方式指示部で逆方向検索を指示したとき、前記タブ選択部では現在表示しているタブから逆方向のタブを選択し、前記タブ内項目取込部では、当該選択したタブについて、前記選択タブ内項目存否判別部において、選択したタブ内に取り込む項目が存在すると判別する迄継続し、前記選択したタブ内に取り込む項目が存在すると判別した時、更にその前のタブについて、前記選択タブ内項目存否判別部で項目が存在すると判別する迄順に選択し、前記選択タブ内項目存否判別部で項目が存在すると判別した時、当該項目の属するタブから順方向に項目を検索し、最初に検索した項目を先頭とするリストを作成して表示することを特徴とする。
【0020】
本発明に係る他のオーディオ情報検索装置は、前記オーディオ情報検索装置において、前記表示処理部が、前記表示部に複数のタブを表示すると共に、表示部に表示している項目が存在するタブを他のタブと比較して明瞭に表示する処理を行うことを特徴とする。
【0021】
本発明に係る他のオーディオ情報検索装置は、前記オーディオ情報検索装置において、前記表示部には、タブの存在に関わらず、全ての項目を順に表示する、全ての項目表示の選択部を表示したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
本発明は上記のように構成したので、オーディオ装置と他のオーディオ装置を接続して、他のオーディオ装置のデータを利用して楽曲等を聴く時、タブを利用した検索表示を行うことによって、他のオーディオ装置内に多数存在するオーディオデータの中から、例えばアーティスト名等の所望の項目を容易に、且つ素早く検索を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施例の機能ブロック図である。
【図2】同実施例の作動フロー図である。
【図3】同作動フロー図における、逆方向検索処理の作動フロー図である。
【図4】同作動フロー図における、タブ直接指示検索処理の作動フロー図である。
【図5】本発明の実施例の、順方向検索処理の作動による検索画面表示例を示す図である。
【図6】同、順方向検索処理の作動処理の例を示す図である。
【図7】本発明の実施例の、逆方向検索処理の作動による検索画面表示例を示す図である。
【図8】同、逆方向検索処理の作動処理の例を示す図である。
【図9】本発明の実施例の、タブ直接指示検索処理の作動による検索画面表示例を示す図である。
【図10】同、タブ直接指示検索処理の作動処理の例を示す図である。
【図11】従来の検索画面表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0024】
本発明の実施例を図面に沿って説明する。図1は本発明を実施するオーディオ装置1について、携帯型オーディオ装置としての外部オーディオ装置27と、外部オーディオ装置接続部2でデータ通信可能に接続し、外部オーディオ装置27が備えているオーディオデータ記録媒体に記録された、各種のオーディオデータを取り込んで利用できるようにし、また、オーディオ装置1が外部オーディオ装置27に対して各種の指示信号を出力し、携帯型オーディオ装置が備えている機能の範囲内で各種の操作を行うことができるようにしている。したがって、以下にはこのオーディオ装置1に接続する外部オーディオ装置27の種類や機種によって、オーディオ装置1が行うことができる検索機能も種々異なるが、現在広く用いられている一般的な携帯型オーディオ装置の例によって説明する。
【0025】
図1に示すオーディオ装置の例においては、選択タブ内項目取込部3を備え、後述するように本発明の検索で用いる為に表示する、例えば「A〜E」「F〜J」「K〜O」「P〜T」「U〜Z」「Other」のように適宜に分割したタブについて、利用者が直接選択指示を行い、或いは検索時に自動的に、例えば「F〜J」のようなタブが選択指定される時、その選択されたタブ内に存在する項目の取り込みを行う。ここで取り込んだ項目は、後述する項目リスト作成部6でリスト化し、検索画面表示処理部21で適宜表示処理されることとなる。
【0026】
選択タブ内項目存否判別部4では、前記のように選択したタブ内に、項目が存在するか否かを判別し、存在しない時、更には特定の条件では存在する時でも、タブ選択部15で次のタブを選択する指示信号として出力する。この作動は選択タブ内項目取込部3で項目の取り込み処理を行った時、取り込むべき項目が存在しないことを検出した時には、選択タブ内項目存否判別部で選択タブ内には項目が存在しないと判別する。逆に選択タブ内に項目が存在することを選択タブ内項目取込部3が検出し、選択タブ内項目存否判別部でその旨の判別を行った時は、タブ選択部15でそれ以上のタブの選択を行う必要がない、等の信号として用いる。
【0027】
また、選択タブ内項目存否判別部4で、選択したタブには項目が存在しないと判別した時は、タブ選択部15に自動的に次のタブを選択するように指示することができ、利用者が選択指示したタブである時には、選択したタブには項目が存在しないことの出力を行うとともに、必要に応じてその旨の表示を行う。
【0028】
項目存在タブ記憶部5では、前記のように選択タブ内項目存否判別部4で、選択したタブには項目が存在することを検出した時には、後述する特定の条件においてこのデータを用いることとなるため、ここに記憶しておき、その後記憶しているタブを出力して、選択タブ内項目取込部3からタブ内に含まれる項目の取り込みを行い、検索画面表示処理部21で表示処理を行う。
【0029】
表示用項目リスト作成部6では、前記のように選択タブ内項目取込部3において、選択したタブに含まれる項目を適宜の量だけ取り込んだ時、これを表示部26に表示するためリスト化して保存しておく。このリストに基づいて、検索画面表示処理部21の項目表示処理部24では、タブ表示処理部22で表示しているタブに属する項目を、表示部26に順に表示させることができる。ここでリスト化する項目は、外部オーディオ装置27の通常の機能により、所定量しか取り込むことができない時には、取り込むことができた分の項目について表示、及び必要に応じて検索補助のためにリスト化する。
【0030】
図1における利用者選択指示入力部7では、このオーディオ装置における本発明に関連する種々の処理を行わせるため、利用者が適宜選択指示信号を入力する為に用いる。この中の検索機能利用指示部8では、利用者がこのオーディオ装置1で、現在接続している外部オーディオ装置のデータに関して検索を行う、と判断した時にその旨の入力を行う。この入力に際しては表示部26に表示される機能選択画面、或いはリモコン等に設ける特定機能指示スイッチ等の操作によって行うことができる。
【0031】
利用者選択指示入力部7のタブ選択指示部9では、後述する検索画面表示処理部21におけるタブ表示処理部22でタブを表示する時、その中の任意のタブを選択して指示することにより行う。また、検索方式指示部10では、本発明において種々の態様でリスト化された項目の中から所望の項目を選択するために、各種のタブの選択手法を備えているタブ選択部15において、いずれの選択手法を採用するかを利用者が指示するための入力を行う。
【0032】
この検索方式指示部10では、実際にタブの選択作動を行うタブ選択部15において、種々の選択方式に対応して、順方向指示部11と、逆方向指示部12と、タブ直接指示部13とを備え、これらの指示により、タブ選択部15の順方向タブ選択16、逆方向タブ選択17、指示タブ選択18のいずれかの選択を行うようにしている。
【0033】
ビープ音出力部14では、例えば利用者選択指示入力部7のタブ直接指示部13において特定のタブを選択しようとして指示を行った時、現在項目を表示しているタブと同じタブであった時のように、本来あるべきではない選択指示を行った時、ビープ音を出力して利用者に注意を促す。
【0034】
タブ選択部15では、例えばアーティストについて検索を行っている時、大量のアーティストの中から所望のアーティストを選択するには、前記従来技術で述べたように、極めて多くの手数を要するので、本発明では、一般的な携帯型オーディオ装置が備えている、ある程度細分化したデータの検索機能を利用し、アルファベットを例えば「A〜E」「F〜J」「K〜O」「P〜T」「U〜Z」のように適宜の範囲に分割したタブを作成し、その範囲内の検索を行うものとする。そのため、このタブ選択部15では、上記のように分割したタブについて、利用者がタブ選択指示部9で選択したタブについて、或いは後述するような検索作動時には自動的にタブを選択し、そのタブの範囲内に含まれる項目を取り込み、また検索を行うことができるようにしている。
【0035】
図1に示すタブ選択部15においては、特に後述するように自動的に検索作動を行う際に、順にタブを選択していくための作動を行うものであり、図示の例では順方向に選択する順方向タブ選択16と、逆方向に選択する逆方向タブ選択17と、利用者が直接タブの選択指示を行う指示タブ選択18とを備えている。これらの内いずれの選択方式を採用するかは、前記のように利用者選択指示入力部7における、検索方式指示部10のいずれの指示を行ったかによって決められる。
【0036】
したがって、利用者が車両オーディオ装置自体、或いはリモコンのジョグの右側を押した時、順方向に検索を行うものとし、左側を押した時は逆方向に検索を行うものとし、更に例えばカーソルを特定のタブに移動することによって指示したタブについてのみ検索を行うものとする、等の指示を行う。また、このような指示を行った後は、実際の検索作動時には、例えば特定のタブを選択してそのタブの範囲内の項目を検索した時、項目が存在しない時には自動的に同方向のタブを選択する、という作動を行うことができる。
【0037】
検索画面表示処理部21では、前記のような種々の検索作動を行うに際して、表示部26に項目を初め種々の情報を表示する処理を行う。この検索画面表示処理部21には、タブ表示処理部22を備え、予め設定しているタブを表示する。この時表示するタブは、必ずしも全てを表示する必要はなく、それぞれの場合において必要となるタブのみを表示させても良い。但し、利用者が直接タブの選択を行う時のために、タブ表示領域で利用者の指示により、順にタブを表示させるようにする。
【0038】
タブ表示処理部22における項目表示タブ明瞭表示処理部23では、表示部26に表示している複数のタブの内、現在表示部26に項目を表示しているタブについては、一見してわかるように各種の手法で明瞭表示する。その際には例えば特定のタブを他のタブより明るく表示し、或いは大きく表示し、或いは濃く表示する等の種々の手法を採用することができる。図1の表示部26には、後述する図5(a)の表示状態を縮小して示しているが、同図には「A〜E」のタブを明瞭表示している例を示している。
【0039】
検索画面表示処理部21の項目表示処理部24では、前記のように明瞭表示しているタブに含まれる項目を表示するものであり、表示項目リスト作成部6で作成したリストを用いて表示することができる。ここには特定のタブに含まれる範囲の項目を表示するものであるが、それでも極めて多くの項目が存在することがあり得るので、この状態でジョグを回転する等の操作により、表示されていない項目を順に表示させることができる。その際には表示用項目リスト作成部6には一部の項目しか存在しない時には、ジョグの操作にしたがって、選択タブ内項目取込部3が外部オーディオ装置27からデータを取り込んでリスト化し表示することとなる。
【0040】
検索画面表示処理部21のカーソル移動表示処理部25では、表示部26に表示した項目について、利用者が選択した項目をわかりやすく表示するため、各種の手法によりカーソル表示を行う。その際には例えば選択した項目表示を赤枠で囲む等の手法を採用することができる。
【0041】
前記のような機能ブロックからなる本発明においては、例えば図2〜図4に示すような作動フローにより、各種の手法で実施することができる。以下に図1及び図5〜図10の各種表示例及び作動例を参照しつつ説明する。図2に示すタブ利用検索処理においては、最初利用者により検索機能利用指示がなされ(ステップS1)、次いで全体を複数に分割したタブを表示する(ステップS2)。ここで表示するタブとしては種々の方式で、且つ種々の属性に応じて設定することができるが、図5(a)に示す例では、アーティストの検索に際して、アーティスト名を「A〜E」「F〜J」「K〜O」「P〜T」「U〜Z」「Other」のように分割して、画面右上にこれを表示している。図5(a)の例においては、これらのタブを全て表示するには狭いため、「A〜E」「F〜J」「K〜O」のみを表示し、それ以降は更にタブが存在することを示し、その後カーソル移動によりそれらを順に表示させる。
【0042】
その後特定のタブを選択し、選択したタブの範囲の項目を表示して、任意の項目にカーソル表示を行う。図5(a)に示す例では、「A〜E」のタブに含まれる項目を表示していることを示すため、このタブを他より明瞭にわかるように表示しており、例えば選択したタブの文字を他より大きく、また他とは異なった明るい色で表示する等の処理を行う。更に、表示部にアルファベット順に表示している項目について、利用者が指示する項目、或いは自動的に選択した項目に、例えば赤枠表示を行う等、他とは異なったわかりやすい表示を行う。これらのタブ表示及び項目表示、更には項目に対するカーソル表示は、図1の検索画面表示処理部21で行っている。
【0043】
図1に示す例ではその後順方向の検索したか否かを判別している(ステップS4)。ここでは図1の利用者選択指示入力部7の検索方式指示部10で、利用者がいずれの指示を行ったかによって判別し、例えばジョグの右側を押した、等の検出によって順方向の検索を指示したことを検出する。その際にはステップS5に進み、以降は順方向検索処理を行うこととなる。
【0044】
それに対してステップS4で順方向の検索指示ではないと判別した時には、ステップS11に進んで逆方向検索し時価否かを判別する。ここで、利用者がジョグの左側を押す等により、逆方向検索を行う指示があったと判別した時には、ステップS12に進んで、図3に示すような逆方向検索処理を行う。それに対して、ステップS11において逆方向検索指示を行っていないと判別した時には、図示の例ではステップS13に進み、図42に示すようなタブ直接指示検索処理を行う。
【0045】
但し、利用者が図1の検索方式指示部10で、タブ直接指示を行う旨の指示が存在する時には、前記のようなステップS4、S11のような判別を行うことなく、直ちにステップS13の処理を行うことができる。このような利用者の直接指示を検出する時にはステップS11においても同様である。
【0046】
図2のステップS5において順方向の検索処理が行われることになった時には、現在表示しているタブの次のタブを選択して、そのタブに属する項目の検索を行う。この処理は図1のタブ選択部15において、前記のように順方向タブ選択部16での選択処理を行うこととなった時、現在表示しているタブの次のタブを選択し、選択タブ内項目取込部3により外部オーディオ装置27からそのタブの範囲に属する項目を取り込むことにより行っている。
【0047】
ここで、選択したタブの範囲に項目が存在すると判別した時には、ステップS10において、項目の存在したタブについてそのタブに属する項目のリストを作成して表示し、先頭の項目にカーソルを移動表示すると共に、表示中の項目に該当するタブを、明瞭表示する。この状態は図5(b)に例示しており、同図では現在「F〜J」のタブを選択し、そのタブの範囲内の項目をアルファベット順で先頭から順に表示し、特に先頭の項目にはカーソルを移動表示している。
【0048】
ステップS7において、選択したタブの範囲に項目は存在しないと判別した時には、図1の例では全てのタブを選択したか否かを判別し(ステップS8)、未だ全てのタブを選択していないと判別した時にはステップS6に戻り、次のタブを選択して検索を行い、以降同様の作動を繰り返す。その過程でステップS8で全てのタブを選択したと判別した時には、図示の例では検索開始時の画面表示を行う(ステップS9)。それにより図5の例においては同図(c)のように、同図(a)と同じ画面を表示することとなる。
【0049】
上記順方向検索時の作動は、例えば図6のような作動を行うことにより、前記のような表示がなされる。即ち図6に示す例では、同図(a)(1)に示すような項目が存在する時、最初の「A〜E」のタブではアルファベット順の更に先頭に存在する、全てのアーティスト名を選択するための「All」から「CCC」迄が表示されている状態から、ジョグの右側を押す等により順方向検索を行う指示がなされる。その結果同図(a)(2)のような検索方向で、次のタブ「F〜J」の範囲の項目を検索する。
【0050】
その結果同図の例では「FFF」「GGG」「HHH」が存在することにより、少なくとも1つの項目が存在するので、「F〜J」のタブの表示と、その範囲に含まれる項目の表示を行うこととなる。これは図1のステップS10での表示処理であり、図5(b)の処理に相当する。
【0051】
また、図6(b)(1)に示すような項目が存在する例では、最初はタブ「A〜E」の範囲の項目「All」「AAA」「BBB」「CCC」の表示が行われている時、順方向検索の指示により次のタブ「F〜J」を選択すると、同図(b)(2)のような検索を行い、そのタブの範囲内の項目の検索を行う。しかしながらこの例ではそのタブの範囲内の項目が存在しないので、図2のステップS7からステップS8(N)、ステップS6で更にその次のタブの検索を行う。それにより「KKK」が存在することを検出して、「K〜O」のタブを明瞭表示し、そのタブの範囲内の項目「KKK」「LLL」「MMM}「NNN」を表示することとなる。
【0052】
更に図6(c)(1)に示すようなデータの時には、最初「A〜E」のタブの選択により全ての項目がこのタブの範囲内に含まれる。そのため前記と同様に順方向検索を行う時、同図(c)(2)に示すような検索がなされ、次の「F〜J」のタブの範囲には項目が存在せず、更に同様に全てのタブについて検索を行っても項目が存在しないこととなるので、検索開始時の画面表示を行うこととなる。この作動は最終的に図1のステップS9で行っており、図5の例では同図(c)のような表示がなされることとなる。なお、この時には「All」にカーソルを移動表示しても良い。
【0053】
図2のステップS12における逆方向検索処理は図3に示すように、最初は、現在選択しているタブの前のタブを選択して検索を行う(ステップS21)。この処理は図1の利用者選択指示入力部7の検索方式指示部10の逆方向指示部12において、利用者が現在の表示からは逆方向に検索した方が早く所望のアーティストを選択できると思った時、逆方向指示部12でその旨の指示入力を行う。このときタブ選択部15では逆方向タブ選択部18が作動を行い、現在表示しているタブの逆方向のタブを選択することによって行っている。
【0054】
次いで、選択したタブの範囲に項目は存在するか否かを判別する(ステップS22)。ここで存在すると判別した時には、図3に示す例では、項目が存在したタブを記憶し(ステップS23)、次いで選択したタブの更にその前のタブを選択して検索し(ステップS24)、続いて選択したタブの範囲に項目は存在するか否かを判別する(ステップS25)。ここで選択したタブの範囲に項目は存在すると判別した時にはステップS30、に進み、先に選択して項目が存在したタブの項目リストを表示し、先頭の項目にカーソルを移動して、表示の項目が属するタブを明瞭表示する。
【0055】
即ち、ステップS25で選択したタブに項目が存在すると判別した時には、直ちにそのタブを明瞭表示して、そこに含まれる項目のリストを作成し、そのリストの先頭から表示部に表示することによっても実施することはできるが、実際には一つのタブに極めて多くの項目が存在するため、逆方向検索をそのまま実行すると、そのタブの先頭まで検索して表示部に順にリスト表示するには多くの時間がかかることが予想される。
【0056】
したがって、選択したタブの逆側から検索していく時には、一つの項目が見つかったときは一応このタブを記憶しておき、直ちに更にその前のタブを選択して逆方向から検索を行う。そのタブで項目が見つかった時にはその項目の1つ前の項目が先に項目が見つかって記憶しておいたタブに含まれる先頭の項目であるので、これを先頭にして表示部にリスト表示すると、効率の良い検索と表示処理を行うことができる。
【0057】
この時、先に項目が見つかったタブの1つ前のタブには項目が存在しないと判別した時には、ステップS26に進み、更にその前のタブを選択して検索を行う。ここでも選択したタブに項目は存在するか否かを判別し、ここで選択したタブに項目が存在すると判別した時にはステップS30に進み、先と同様の表示処理を行う。
【0058】
ステップS27で再び選択したタブに項目は存在しないと判別した時には、ステップS28で全てのタブを選択したか否かを判別し、未だ全てのタブを選択していないと判別した時には、ステップS26に戻って前記作動を繰り返す。それに対してステップS28で全てのタブを選択したと判別した時には、図示の例ではステップS29に進む。ステップS29では、先に選択して項目が存在したタブの項目リストを、「全ての項目表示」の項目の後に表示し、カーソルを「全ての項目表示」に移動し、タブは「全ての項目表示」が属する「A〜E」を明瞭表示する。
【0059】
即ち、前記ステップS22で項目が存在するタブを1つだけ見つけた時、現在表示しているタブと今回見つけたタブの2つしか存在しないので、全てのアーティストを表示した方が検索が容易であると判断し、全てのアーティストを表示する「All」を選択するようにしている。特に、他のタブに属さない「Other」のタブが存在し、最初にこれを表示している時には、このタブには多くのデータが存在することは考えられないので、「All」を選択する方が好ましいことが考えられ、前記の例では「全ての項目表示」を意味する「All」にカーソルを移動している。但し、ここでは先に見つかって記憶している唯一のタブの項目のみを表示するようにしても良い。
【0060】
前記処理の結果、最初図7(a)に示す表示、即ち「Other」のタブが選択され、本来はほとんどのデータがアルファベットの範囲内であるはずであるところ、入力ミスを含め各種記号等から始まる項目を表示している時、前記ステップS30の最も標準的な例では、同図(b)に示すように、「Other」のタブの前のタブである「U〜Z」のタブが明瞭表示され、そのタブに含まれる項目がリスト表示される。
【0061】
それに対してステップS29のように、他の1つのタブだけに項目が存在することがわかった時には、図7(c)に示すように、「All」を表示した後に、このたび見つかった他のタブである「U〜Z」の範囲内の項目を表示し、タブはどこのタブにも属さない「All」の次の項目が属する「U〜Z」を明瞭表示すると共に、カーソルは「All」に移動している。
【0062】
図3のステップS22において、選択したタブの範囲に項目は存在しないと判別した時はステップS31に進み、全てのタブを選択したか否かを判別し、未だ全てのタブを選択していないと判別した時には、更にその前のタブを選択して検索を行い(ステップS32)、ステップS22に戻る。ここで再び選択したタブの範囲に項目は存在するか否かを判別し、存在する時にはステップS23に進んで前記作動を繰り返す。また、存在しないと判別した時には、ステップS31に進んで前記作動を繰り返し、その過程でステップS31において全てのタブを選択したと判別した時には、ステップS33において、検索開始時の画面を表示する。
【0063】
その結果、図7の例においては同図(d)に示すような、最初の画面がそのまま表示されることとなる。但し、ここでも「All」を表示し、その後に「Other」に属する項目をリスト表示し、カーソルを「All」に移動し、タブは「Other」を明瞭表示するようにしても良い。
【0064】
これらの検索作動は、図8のように行われる。即ち図8に示す例においては、最初同図(a)(1)のようなデータにおいて、「Other」のタブに属する「++」が選択されている時、ジョグの左側を押すことによって逆方向検索が行われ、「ZZZ」の項目が最初に見つかることにより、この項目が属するタブ「U〜Z」の前のタブである「P〜T」のタブを検索した結果「TTT」が見つかったため、その「TTT」の前の項目である「UUU」を直ちに見つけることができ、最終的にこの「UUU」を筆頭とする項目のリストを表示することとなる。この表示処理は図3のステップS30で行っており、また図7(b)のような表示がなされる。
【0065】
図8(b)には最初(1)の前記(a)(1)と同様の表示がなされている時、逆方向に検索を行った結果前記と同様に、同図(2)のように「U〜Z」のタブの範囲の「ZZZ」が見つかったものの、その前のタブを検索した結果、最終的にそれ以外見つからなかった時、筆頭のタブの「All」から全てを表示する例を示している。この表示処理は図3のステップS29で行っている。
【0066】
図8(c)には、最初「1234」にカーソルを移動表示している時、逆方向検索の指示によって検索を行った結果、他のタブには項目が存在しないことがわかった時、最初の表示画面を維持することを示している。この処理は図3のステップS33で行っており、図7(d)の表示がなされる。
【0067】
図2のステップS13で行うタブ直接指示検索処理は図4に示すように、最初利用者が任意のタブを指示することから開始する(ステップS41)。その後指示したタブは現在表示中のタブか否かを判別し、現在表示中のタブを選択指示している時には、利用者にその操作は間違いであることを示すビープ音を出力する(ステップS46)。この作動は図1のビープ音出力部14において、利用者選択指示入力部7のタブ直接指示部3で指示したタブが、現在表示しているタブと一致する時、ビープ音を出力することにより行っている。
【0068】
ステップS42において指示したタブは現在表示中のタブではないと判別した時には、図示の例では指示したタブを順方向に検索する(ステップS43)。次いで指示したタブに項目が存在するか否かを判別し(ステップS44)、存在する時には指示したタブの範囲の項目リストを表示し、先頭の項目にカーソルを移動し、指示したタブを明瞭表示する(ステップS45)。それに対してステップS44で、指示したタブに項目が存在しないと判別した時には、検索開始時の画面を表示したままとする(ステップS47)。
【0069】
この時の画面表示例は図9に示すように、最初同図(a)のような、前記図5(a)と同様の表示を行っている時、利用者がタブ「F〜J」を直接指示した時、そこに項目が存在した時には同図(b)のような表示を行う。この作動は図4のステップS45で行っている。それに対して存在しない時には、同図(c)のように、最初の画面表示を維持することとなる。この作動は図4のステップS47で行っている。
【0070】
またその時の検索作動は図10に示すように、最初「A〜E」のタブの範囲の「BBB」にカーソルが移動している時、利用者が「F〜J」のタブを指定した際に、「FFF」を初めとする項目が検索されるので、その最初の項目である「FFF」にカーソルを移動して表示し、タブは「F〜J」を明瞭表示する。この作動は図4のステップS45で行い、図9(b)のような表示で行う。それに対して、選択指定した「F〜J」のタブに該当する項目が無い時には、同図(b)のように、最初の表示を維持する。この作動は図4のステップS47で行い、図9(c)のような表示を行う。
【符号の説明】
【0071】
1 オーディオ装置
2 外部オーディオ装置接続部
3 選択タブ内項目取込部
4 選択タブ内項目存否判別部
5 項目存在タブ記憶部
6 表示用項目リスト作成部
7 利用者選択指示入力部
8 検索機能利用指示部
9 タブ選択指示部
10 検索方式指示部
11 順方向指示部
12 逆方向指示部
13 タブ直接指示部
14 ビープ音出力部
15 タブ選択部
16 順方向タブ選択
17 逆方向タブ選択
18 指示タブ選択
21 検索画面表示処理部
22 タブ表示処理部
23 項目表示タブ明瞭表示処理部
24 項目表示処理部
25 カーソル移動表示処理部
26 表示部
27 外部オーディオ装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部オーディオ装置と接続する外部オーディオ装置接続部と、
前記外部オーディオ装置のオーディオデータの情報である項目を複数に分割するタブの内、任意のタブを選択するタブ選択部と、
前記タブ選択部で選択したタブに含まれる項目を、前記外部オーディオ装置から取り込む選択タブ内項目取込部と、
前記選択タブ内項目取込部で、選択したタブに取り込む項目が存在するか否かを判別する選択タブ内項目存否判別部と、
前記選択タブ内項目取込部で取り込んだ項目を、当該項目が含まれるタブと共に表示する表示処理部と、
前記表示処理部で処理した項目及びタブを表示する表示部と、
利用者が検索方式を指示する検索方式指示部とを備え、
前記タブ選択部では、前記検索方式指示部で指示した検索方式に従って、現在項目を表示しているタブ以外のタブを順に選択し、
前記選択タブ内項目取込部では、前記選択したタブに属する項目を外部オーディオ装置から取り込む処理を、前記選択タブ内項目存否判別部で、選択したタブ内に取り込む項目が存在することを検出する迄継続して行い、
前記取り込む項目が存在する時には、前記表示処理部で、前記選択タブ内項目取込部で取り込んだ項目のリストを、当該項目の属するタブと共に表示することを特徴とするオーディオ情報検索装置。
【請求項2】
前記検索方式指示部では、順方向、逆方向、タブ直接指示のいずれかを選択して行うことを特徴とする請求項1記載のオーディオ情報検索装置。
【請求項3】
前記検索方式指示部で逆方向検索を指示したとき、前記タブ選択部では現在表示しているタブから逆方向のタブを選択し、
前記タブ内項目取込部では、当該選択したタブについて、前記選択タブ内項目存否判別部において、選択したタブ内に取り込む項目が存在すると判別する迄継続し、
前記選択したタブ内に取り込む項目が存在すると判別した時、更にその前のタブについて、前記選択タブ内項目存否判別部で項目が存在すると判別する迄順に選択し、
前記選択タブ内項目存否判別部で項目が存在すると判別した時、当該項目の属するタブから順方向に項目を検索し、最初に検索した項目を先頭とするリストを作成して表示することを特徴とする請求項1記載のオーディ情報検索装置。
【請求項4】
前記表示処理部は、前記表示部に複数のタブを表示すると共に、表示部に表示している項目が存在するタブを他のタブと比較して明瞭に表示する処理を行うことを特徴とする請求項1記載のオーディオ情報検索装置。
【請求項5】
前記表示部には、タブの存在に関わらず、全ての項目を順に表示する、全ての項目表示の選択部を表示したことを特徴とする請求項1記載のオーディオ情報検索装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−159183(P2011−159183A)
【公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−21690(P2010−21690)
【出願日】平成22年2月3日(2010.2.3)
【出願人】(000101732)アルパイン株式会社 (2,424)
【Fターム(参考)】