説明

カバーテープ巻軸及びこれを用いたカバーテープ巻取製品

【課題】カバーテープ巻取製品が巻崩れしにくく、保管、運搬が簡便で、かつ、カバーテープが繰り出しやすいカバーテープ巻軸及びカバーテープ巻取製品を提供する。
【解決手段】中心にローラー軸挿入用の軸孔7を有し、外周面2に部品搬送用キャリアテープの封止に用いられるカバーテープ6が巻き取られるカバーテープ巻軸5であって、外周面2が、軸孔7の軸線P方向に、テーパー状に形成されていることを特徴とする。また、前記軸線P方向の両端面のいずれか一方または双方に保持凹部8を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば電子部品搬送用キャリアテープのカバー材等として用いられるカバーテープの巻軸、及び、本カバーテープの巻軸にカバーテープをトラバース巻きしたカバーテープ巻取製品に関する。
【背景技術】
【0002】
各種の半導体パッケージやコンデンサ、抵抗等の電子部品、電気部品、精密機器部品、通信回路モジュール部品、回路基板や回路部品あるいはスイッチ部品やコネクタ等の機構部品、その他の分野の小部品等の部品を搬送するために用いられるキャリアテープのフランジ部に、熱融着等により、上記した部品を収納する収納ポケットの開口や打ち抜き穴あるいはリブで囲まれた部分の一部または全域を被覆するカバーテープは、巻軸に巻き取られた状態で製品として提供されている。従来のカバーテープ巻取製品としては、ローラー軸挿入用の軸孔と、径を一定とする外周面と、巻軸の両端を成す上端面と下端面とを有する円筒状のカバーテープ巻軸に、カバーテープを巻軸の径方向に重ねて巻き取るようにした、いわゆるレコード巻きされたものや、カバーテープを巻軸の軸方向にトラバースさせながら巻き取るように(トラバース巻き)されたものが提供されている。
カバーテープ巻取製品は、作業効率の観点から、巻き取ったカバーテープの長尺化が要請されているが、上記レコード巻きによる対応では、径が大きくなり、巻崩れが生じやすくなることから、長尺化に限界がある(製品長さが1000m以上の長尺化は困難)。これに対し、トラバース巻きはレコード巻きよりもカバーテープの巻崩れが生じ難く、また、カバーテープをトラバースさせつつ巻き付けるので、レコード巻きよりも巻き付け長さを遥かに長尺化することができる。
このトラバース巻きされたカバーテープ巻取製品としては、例えば特許文献1に示されたものが存在する。
【0003】
図6に示すように、特許文献1に記載されたカバーテープ巻取製品20は、径を一定とする内周面21と、同じく径を一定とする外周面22と、軸線方向に対し垂直方向に形成され巻軸の両端面をなす上端面23及び下端面24とを有する円筒状のカバーテープ巻軸25に、カバーテープ26をトラバース巻きしたものである。
【特許文献1】特許第3502608号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来のカバーテープ巻取製品20においては、カバーテープ26を巻く際に、引張力を十分に掛けた上で、カバーテープを巻軸に巻きつけないと巻崩れが生じてしまうという問題がある。しかし、そうかといって、カバーテープ26の巻きつけの引張力が強すぎるとカバーテープ26を変形させてしまうという問題があった。
また、上記カバーテープ巻取製品20によると、図6のように、カバーテープ巻取製品20の上端面23又は下端面24が底部に位置するようにカバーテープ巻取製品20を置いた場合、外径が一定である巻軸25の外周面22にカバーテープ26が巻かれているため、保管又は運搬する際、巻崩れが生じやすくなるという問題があった。
【0005】
そこで、カバーテープ巻取製品20を保管又は運搬するにあたっては、外周面22が水平方向になるよう巻軸25を横向けに倒す必要があったが、そのように横向けに倒して保管、運搬したのでは、カバーテープ巻取製品20の底部に当たるカバーテープ26辺りから巻崩れが生じたり、当該部分が、カバーテープ巻取製品20全体の重みにより圧迫されて傷んでしまうという問題があった。そこで、カバーテープ巻取製品20は、専用の保管又は運搬用器具の上部から吊るした固定具に、カバーテープ巻軸25の両端の内径を引っ掛けて運搬するという方法を採用しなければならず、当該カバーテープ巻取製品20の保管、運搬効率が悪いという問題があった。
【0006】
また、カバーテープ巻取製品20によると、図7に示すように、カバーテープ巻取製品20の使用時において、カバーテープ26を引き出すテンションローラー27が定位置に固定されている場合には、テンションローラー27から最も離れた巻位置に巻かれているカバーテープ26に無理な引張力がかかり、カバーテープ26が変形してしまうという問題があった。また、このことから、テンションローラー27が固定式とされている装置には、カバーテープ巻軸製品20は適さないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、カバーテープ巻取製品が巻崩れしにくく、保管、運搬が簡便で、かつ、カバーテープが繰り出しやすいカバーテープ巻軸及びカバーテープ巻取製品の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供している。
第1の発明は、中心にローラー軸挿入用の軸孔を有し、外周面に部品搬送用キャリアテープのフランジ部に熱融着等により上記した部品を収納するエンボス部の開口や打ち抜き穴等を被覆するのに用いられるカバーテープが巻き取られるカバーテープ巻軸であって、前記外周面が、前記軸孔の軸線方向に、テーパー状に形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
第2の発明は、前記軸線方向の両端面のいずれか一方または双方に保持凹部を有することを特徴とするものである。
【0010】
第3の発明は、請求項1又は2に記載のカバーテープ巻軸において、前記外周面に、前記カバーテープをトラバース巻きしてなることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明のカバーテープ巻取製品によると、カバーテープ巻軸の外周面が、軸線方向の一端に向かって漸次広がるテーパー状をなしており、この巻軸の外周面にカバーテープがトラバース巻きされているため、カバーテープ巻取製品のテーパー形状の径が大きい側である下端面が底部に位置するようにカバーテープ巻取製品を置いても、巻き取られたカバーテープが、漸次下端面に向かってテーパー状に広がっている外周面に支えられるという、いわゆる巻崩防止構造により、巻崩れが起きにくいという利点を有する。
【0012】
また、本発明のカバーテープ巻取製品によると、上記の巻崩防止構造により、カバーテープ巻取製品の下端面が底部に位置するようにカバーテープ巻取製品を置くことができるため、カバーテープ巻取製品の保管又は運搬時においても、わざわざ固定器具により吊るす必要がなくなる。その結果、本発明のカバーテープを傷めることなく、スペースを有効利用しながら、保管、運搬を効率的に行うことができるという利点を有する。
【0013】
また、本発明のカバーテープ巻取製品によると、外周面の上端面側の径が小となる形状となっているため、当該カバーテープ巻取製品の使用時において、前記上端面側に位置させた固定式のガイドローラーによりカバーテープを引き出す場合にあっても、巻軸に巻かれたカバーテープの他の部分との引っ掛かりを回避し、カバーテープの引き出しが円滑になるので、カバーテープに無理な引張力がかかりにくく、カバーテープの変形を防止することが出来るという利点を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
【0015】
図1及び2は、本発明によるカバーテープ巻取製品の一実施形態を示す図である。図1に示すように、本発明によるカバーテープ巻軸製品10は、巻軸5と、巻軸5にトラバース巻きされたカバーテープ6とから構成されている。図2は、本発明によるカバーテープ巻取製品10を下端面4から斜視した状態を示す図である。
【0016】
巻軸5は、外観略截頭円錐形に形成されており、その中心に軸孔7を有するものである。すなわち、図1又は2に示すように、巻軸5は、外周面2と、軸線P方向の両端面に形成された平面視略円形の上端面3及び下端面4と、上端面3又は下端面4の中心部分から、後述する図3に示すキャリアテープ融着装置40のローラー軸9を通すための筒状の軸孔7と、下端面4において巻軸5の軸線P方向に向けて窪んだ保持凹部8を有するものである。この巻軸5は、ポリプロピレン、ABS、ナイロン、ポリエステル、ポリスチレン等より形成されている。
【0017】
巻軸5の外周面2は、軸線P方向で下端面4に向かって漸次広がるテーパー形状とされている。外周面2の傾斜角度は、その傾斜角度が大きすぎると、後述するカバーテープが巻きにくくなり、また、傾斜角度が小さすぎると、外周面2の傾斜による巻崩れ防止等を有効に図れなくなるため、後述するカバーテープ6の巻きやすさ、巻崩れ防止、及び、カバーテープ6の繰り出しやすさに適合する範囲とされる。具体的には、外周面2の傾斜角度は、5度〜25度が好ましく、約10度とするのがより望ましい。
また、外周面2の軸線P方向の幅となる軸幅は、50mm〜100mmが好ましく、60mm〜70mmがより望ましいと考えられる。これは、一般的に用いられる約5mm幅のカバーテープ6が約10周程度巻回された後に、軸線P方向にトラバース巻きの向きを逆向きに変える程度の軸幅であるが、そうすることで、カバーテープ6の繰り出し時においても、ガイドローラーの位置と繰り出されたカバーテープ6の角度がつきにくく、カバーテープの繰り出し時に巻崩れが生じにくくするためである。
【0018】
巻軸5の上端面3は、軸線P方向の一端側に形成される平面視略円形で平らな面により形成されており、その中心部に、下端面4まで貫通する軸孔7が形成されたものである。
また、巻軸5の下端面4は、軸線P方向の他端に形成される平面視略円形で平らな面とされている。
上端面3及び下端面4は、例えば上端面3の外径は175mm、下端面4の外径は約200mmとすることができる。
【0019】
軸孔7は、軸線P方向に内周面1の内径寸法が一定とされた孔であり、後述するキャリアテープ融着装置40のローラー軸9の形状及び大きさに応じて適宜形成される。
【0020】
保持凹部8は、カバーテープ巻取製品10を把持するために設けられたものである。該保持凹部8は、図1に示すように、下端面4において、内周面1と外周面2により形成される厚み部分に軸孔7を取り囲むように複数形成されたものである。
この保持凹部8は、巻軸5の下端面4から軸線P方向に軸幅中心部に向かって凹んでおり、同保持凹部8は、内周面1と外周面2とのそれぞれに沿う面8a、8cと、下端面に対して垂直な面上に形成される面8b及び面8dと、下端面4に平行な面8eに囲まれて形成されるものである。
図2に示すように、保持凹部8の開口部を形成する辺8f、8g、8h、8i及び、保持凹部8の奥行寸法(辺8j)は、カバーテープ巻取製品10を把持するのに適していれば、特に限定されないが、把持しやすい大きさとして、辺8f、8g、8h、8iをそれぞれ1.5cm以上とし、辺8jを2cm以上とするのが好ましい。
この保持凹部8を形成するためには、内周面1と外周面2により形成される厚みを40mm〜100mmとするのが好ましく、50mm程度がより望ましい。
【0021】
カバーテープ6は、プラスチックフィルムから、中でも、ポリエステル、ポリエチレンテフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアミド樹脂等からなる。通常は、これらの樹脂からなる基材層、接着剤層、導電層、中間層などを積層した積層体からなる。カバーテープ6のテープ幅は、使用されるキャリアテープの幅に適合するように適宜定められる。
【0022】
次に、このカバーテープ6を巻軸5に巻きつける方法について説明する。
外周面2にカバーテープ6を巻くには、図1又は2に示すように、上端面3及び下端面4の両端において、一定の軸幅を残すようにカバーテープ6を巻くように、すなわち、例えば外周面2の径の小とされた上端面3側から、一定寸法L1内方から巻き始め、順次外周面2上を軸線P方向(下端面4に向かって)巻き位置をずらせつつ巻回する。そして、カバーテープ6が下端面4の近傍に至ったら、下端面4から寸法L2内方に到達した時点でカバーテープ6の下端面4方向への巻回を中止し、今度は軸線P方向上端面3に向かって順次位置をずらせつつ同様にして巻いていく。このように、外周面2上において軸線P方向の一方向及びその逆方向に位置をずらせつつ巻くというトラバース巻きの方法でカバーテープ6を巻回していく。
【0023】
次に、本発明によるカバーテープ巻取製品10の使い方について説明する。
【0024】
カバーテープ巻取製品10の保管又は運搬時には、図1に示すように、巻軸5の外周のテーパー形状が広がっている側である下端面4が底になるように軸孔7の軸線Pが地面に対して垂直になるように置く。
そのように置くことで、巻軸5に巻きつけたカバーテープ6が下方にずれようとしたとしても、漸次広がっている外周面2に支えられ、巻き崩れるのが防止される。
【0025】
カバーテープ巻取製品10の使用時には、図3に示すように、カバーテープ巻取製品10をキャリアテープ融着装置40のローラー軸9に、また、キャリアテープ36が巻軸に巻き取られた製品30を別のローラー軸33に取り付け、カバーテープ6とキャリアテープ36のそれぞれの口取り部を引き出す。そして、それぞれのテープをガイドローラー34a又は34b、及び34cの間を通して加熱ローラー37と保持ローラー38の間に位置させる。この場合、加熱ローラー37は、キャリアテープ36とカバーテープ6とが融着可能となるよう加熱されている。
この際、図4に示すように、外周面2の上端面3側の位置辺りに巻かれたカバーテープ6がガイドローラー34aに向かって繰り出されたときに、当該繰り出されているカバーテープ6が、巻軸5の軸線Pに対して略垂直になるように、すなわち、上端面3側がガイドローラー34aにより近くなるようにカバーテープ巻軸製品10が位置するようになっている。このようにカバーテープ巻取製品10がセットされた状態においては、図5に示すように、ガイドローラー34aにより離れた位置にトラバース巻きされているカバーテープ6を繰り出す際にも、ガイドローラー34aにより近い位置に巻かれたカバーテープ6が、より離れた位置に巻かれたカバーテープ6の繰り出しの邪魔にならず、常にスムーズにカバーテープ6の繰り出しをすることができることになる。
このように各テープをセットしておき、キャリアテープ融着装置40を起動させると、加熱ローラー37及び保持ローラー38が回転し、繰り出されたカバーテープ6とキャリアテープ36が融着ポイント39において加熱融着され、部品をキャリアテープ36の収納ポケット35に収納した状態で、カバーテープ6により収納ポケット35を被覆することができる。
【0026】
以上のように、本発明によるカバーテープ巻取製品10によると、巻軸5の外周面2が、軸線P方向の下端面4に向かって漸次広がるテーパー状をなしており、この巻軸5の外周面2にカバーテープ6がトラバース巻きされているため、カバーテープ巻取製品10のテーパー形状の径が大きい側である下端面4が底部に位置するようにカバーテープ巻取製品10を置いても、巻き取られたカバーテープ6が、漸次下端面4に向かってテーパー状に広がる外周面2に支えられる、いわゆる巻崩防止構造により、巻崩れが起きにくいという利点を有する。
【0027】
また、本発明のカバーテープ巻取製品10によると、上記の巻崩防止構造により、カバーテープ巻取製品10の下端面4が底部に位置するようにカバーテープ巻取製品10を置くことができるので、カバーテープ巻取製品10の保管又は運搬時においても、わざわざ専用の固定器具により吊るす必要がなくなる。その結果、カバーテープ6を傷めることなく、スペースを有効利用しながら、保管、運搬を効率的に行うことができるという利点を有する。
【0028】
また、本発明のカバーテープ巻取製品10によると、外周面2の上端面3側の径が小となる形状となっているため、当該カバーテープ巻取製品10の使用時において、前記上端面3側に位置させた固定式のガイドローラー34aによりカバーテープ6を引き出す場合にあっても、巻軸5に巻かれたカバーテープ6の他の部分との引っ掛かりを回避し、カバーテープ6の引き出しが円滑になるので、カバーテープ6の変形を防止することが出来るという利点を有する。
【0029】
なお、本実施形態においては、保持凹部8を下端面4のみに設けたカバーテープ巻取製品10を示しているが、保持凹部8の形成位置は下端面4に限定されるものではなく、上端面3に設けることも可能であり、カバーテープ巻取製品10をハンドリングするときや、キャリアテープ融着装置40のローラー軸9に取り付ける際に把持しやすくなる少なくとも一方の端面に設けることができる。こうした保持凹部8は、例えば図8に示すように、上下両方の端面に設けておくことが望ましい。また、保持凹部8の形状は、カバーテープ巻取製品の把持に適していれば、上記実施形態に示した形状に限定されるものではなく、複数の保持凹部に各々指を挿入してカバーテープ巻取製品を把持できるようにしても良いし、複数本の指を挿入してカバーテープ巻取製品を把持できるような大きさとしても良く、更に、保持凹部8が面8eを有することなく、上端面3まで突き抜けていても良い。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の一実施形態として示したカバーテープ巻取製品の上方から斜視した図である。
【図2】本発明の一実施形態として示したカバーテープ巻取製品の下方から斜視した図である。
【図3】本発明のカバーテープ巻取製品をキャリアテープ融着装置に取り付けて使用する例を示す概略説明図である。
【図4】本発明のカバーテープ巻取製品のカバーテープの繰り出し方を例示した説明図である。
【図5】本発明のカバーテープ巻取製品のカバーテープの繰り出し方を例示した説明図である。
【図6】従来のカバーテープ巻軸にカバーテープを巻きつけた状態を示す説明図である。
【図7】従来のカバーテープ巻取製品のカバーテープの繰り出し方を例示した説明図である。
【図8】本発明の一実施形態として示したカバーテープ巻取製品の上方から斜視した図である。
【符号の説明】
【0031】
1 内周面
2 外周面
3 上端面
4 下端面
5 巻軸
6 カバーテープ
7 軸孔
8 保持凹部
10 カバーテープ巻取製品
36 キャリアテープ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中心にローラー軸挿入用の軸孔を有し、外周面に部品搬送用キャリアテープの被覆に用いられるカバーテープが巻き取られるカバーテープ巻軸であって、前記外周面が、前記軸孔の軸線方向に、テーパー状に形成されていることを特徴とするカバーテープの巻軸。
【請求項2】
前記軸線方向の両端面のいずれか一方または双方に保持凹部を有することを特徴とする請求項1に記載のカバーテープの巻軸。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のカバーテープ巻軸において、前記外周面に、前記カバーテープをトラバース巻きしてなることを特徴とするカバーテープ巻取製品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−13177(P2010−13177A)
【公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−177202(P2008−177202)
【出願日】平成20年7月7日(2008.7.7)
【出願人】(000190116)信越ポリマー株式会社 (1,394)
【Fターム(参考)】