説明

カンファレンス・ブリッジを制御する方法および装置

カンファレンス・ブリッジを制御する方法は、a)電話会議の状況情報を確立し、状況情報をストレージ・デバイスに格納するステップであって、状況情報は、ユーザ・デバイスの参加者状況を維持するためのものである、ステップと、b)電話会議に参加するユーザ・デバイスが接続されることを示すために、状況情報をセットするステップと、c)各ユーザ・デバイスに帯域内信号を介して一意識別子を送信するステップと、d)少なくとも1つのユーザ・デバイスから回線保留中信号および対応する一意識別子を受信するステップであって、回線保留中信号は、帯域内信号である、ステップと、e)対応するユーザ・デバイスが電話会議を保留中にしたことを示すために、受信された各回線保留中信号に応答して状況情報を更新するステップとを含むことができる。ための装置は、状況情報を格納するストレージ・デバイスと、プロセッサと、一意識別子を送信する送信デバイスと、回線保留中信号を受信する受信デバイスとを含むことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、保留状況特徴を提供することによって、電話会議が接続されている間にカンファレンス・ブリッジ(conference bridge)を制御する方法および装置に関する。本開示は、帯域内シグナリングを使用する保留状況特徴の例示的実施形態を説明し、したがって、これを具体的に参照して説明されるが、開示される概念が、呼中に電話会議の参加者に関連する他のタイプの状況情報を収集し、1つまたは複数の参加者に提供する際に有用性を有する可能性があることを了解されたい。
【背景技術】
【0002】
背景として、カンファレンス・ブリッジは、異なるユーザ・デバイス上の複数の当事者が単一の呼に参加することを可能にする複数当事者電話会議サービスを提供する。電話会議を開始し、当事者に接続する、さまざまな形がある。当事者を電話会議に追加するさまざまな形もある。電話会議に接続された後に、ユーザ・デバイスは、電話会議が終了されるまでその呼に接続されたままになり、電話会議を保留中にし、保留を非アクティブ化することによって電話会議に戻り、あるいは電話会議を終了することができる。
【0003】
保留機能を、ユーザが保留コントロールを押すことによるなど、手動でアクティブ化し、非アクティブ化することができる。さらに、着呼に応答するために回線を切り替えることまたは発呼を行うために回線を切り替えることなど、ユーザ・デバイス上の他の特徴の使用が、保留機能を自動的にアクティブ化し、非アクティブ化することができる。
【0004】
他の当事者が、ユーザ・デバイスが保留中であることを通知されず、保留中の当事者がまだ参加しているかのように他の当事者の間で会話が続く可能性があるので、あるユーザ・デバイスが電話会議を保留中にする時に、問題が生じる。他の当事者は、質問に対する反応がない場合または応答もしくコメントが期待される時に当事者からの応答もしくはコメントがない場合に、その当事者が保留中であることを知る可能性がある。
【0005】
たとえば、ユーザ・デバイスは、当事者が別の回線で電話をかける(たとえば、通話中着信トーンに答える)ことができるようにするために、電話会議を保留中にすることができる。保留中になる当事者は、その保留について他の当事者に通知する時間を有しない場合がある。さらに、他方の回線上の呼がベルを鳴らすのを止める前に他の当事者に通知するために電話会議中に会話をさえぎることが、無作法である場合がある。
【0006】
ある当事者が電話会議を保留中にすることが必要になる可能性がある、電話会議中の多数の他の状況がある。たとえば、当事者が、別の回線で電話をかける必要がある場合があり、または、即座の注意を要求する別の問題に気を配る必要がある場合がある。その代わりに、当事者が、電話会議からの別の問題のプライバシを保証するために保留機能をアクティブ化することを単純に望む場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述に基づいて、電話会議中に電話会議に参加するユーザ・デバイスの保留状況情報を収集し、1つまたは複数の参加者にその状況情報を提供する解決策が、望ましい。さらに、既存の無線ネットワーク、有線ネットワーク、およびvoice over internet protocol(VoIP)ネットワークならびに既存のユーザ・デバイスと互換である保留状況特徴を提供する解決策が、望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一態様では、カンファレンス・ブリッジを制御する方法が提供される。一実施形態では、この方法は、a)電話会議の状況情報を確立し、状況情報をストレージ・デバイスに格納するステップであって、複数のユーザ・デバイスが通信ネットワークを介して電話会議に接続され、状況情報は、電話会議に参加する1つまたは複数のユーザ・デバイスの参加者状況を維持するためのものである、ステップと、b)電話会議に参加する各ユーザ・デバイスが接続されることを示すために、状況情報を当初にセットするステップと、c)電話会議に参加する各ユーザ・デバイスに一意識別子を送信するステップであって、一意識別子は、電話会議に関して帯域内信号を介して送信される、ステップと、d)電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイスから回線保留中信号および対応する一意識別子を受信するステップであって、回線保留中信号は、電話会議に関して帯域内信号である、ステップと、e)対応する回線保留中信号がそれから受信された対応するユーザ・デバイスが電話会議を保留中にしたことを示すために各回線保留中信号の受信に応答して状況情報を更新するステップとを含む。
【0009】
もう1つの態様では、カンファレンス・ブリッジを制御する装置が提供される。一実施形態では、この装置は、電話会議の状況情報を格納するストレージ・デバイスであって、複数のユーザ・デバイスが通信ネットワークを介して電話会議に接続され、状況情報は、電話会議に参加する1つまたは複数のユーザ・デバイスの参加者状況を維持するためのものである、ストレージ・デバイスと、電話会議を制御し、ストレージ・デバイスと動作可能に通信して、電話会議に参加する各ユーザ・デバイスが接続されることを示すために状況情報を確立し、状況情報を当初にセットするプロセッサと、電話会議に参加する各ユーザ・デバイスに一意識別子を送信するためにプロセッサと動作可能に通信する送信デバイスであって、一意識別子は、電話会議に関して帯域内信号を介して送信される、送信デバイスと、電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイスから回線保留中信号および対応する一意識別子を受信するためにプロセッサと動作可能に通信する受信デバイスであって、回線保留中信号は、電話会議に関して帯域内信号である、受信デバイスとを含む。この実施形態では、プロセッサは、対応する回線保留中信号がそれから受信された対応するユーザ・デバイスが電話会議を保留中にしたことを示すために、各回線保留中信号の受信に応答して状況情報を更新する。
【0010】
もう1つの態様では、カンファレンス・ブリッジを制御する方法が提供される。一実施形態では、この方法は、a)通信ネットワークを介してブリッジ・コントローラから電話会議に参加するユーザ・デバイスで一意識別子を受信するステップであって、一意識別子は、電話会議に関して帯域内信号を介して受信され、一意識別子は、電話会議に参加する他のユーザ・デバイスに関して電話会議の参加者としてユーザ・デバイスを一意に識別する、ステップと、b)ユーザ・デバイスが電話会議に関して保留機能をアクティブ化しようとしていることを判定するステップと、c)b)での判定に応答してユーザ・デバイスからブリッジ・コントローラに回線保留中信号および一意識別子を送信するステップであって、回線保留中信号は、電話会議に関して帯域内信号である、ステップと、d)回線保留中信号が送信された後にユーザ・デバイスで電話会議を保留中にするステップとを含む。
【0011】
本発明の適用可能性のさらなる範囲は、下で提供される詳細な説明から明白になる。しかし、本発明の趣旨および範囲に含まれるさまざまな変更および修正が当業者に明白になるので、詳細な説明および特定の例が、本発明の好ましい実施形態を示すが、例としてのみ与えられることを理解されたい。
【0012】
本発明は、デバイスのさまざまな部分の構成、配置、および組合せと、方法のステップとに存在し、これによって、企図された目的が、本明細書の後でより十分に説明され、特許請求の範囲で具体的に指摘され、添付図面に示されているように達成される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】カンファレンス・ブリッジを制御するプロセスの例示的実施形態を示す流れ図である。
【図2】カンファレンス・ブリッジを制御するシステムの例示的実施形態を示すブロック図である。
【図3】カンファレンス・ブリッジを制御するプロセスのもう1つの例示的実施形態を示す流れ図である。
【図4】カンファレンス・ブリッジを制御するシステムのもう1つの例示的実施形態を示すブロック図である。
【図5】図1〜4のいずれかに関連してカンファレンス・ブリッジを制御するシグナリングの例示的実施形態を示すコール・フロー図である。
【図6】図1〜4のいずれかに関連してカンファレンス・ブリッジを制御する際に収集されまたは提供される状況情報の例示的実施形態を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
カンファレンス・ブリッジを制御する方法およびシステムのさまざまな実施形態を、本明細書で説明する。たとえば、既存の無線ネットワーク、有線ネットワーク、およびvoice over internet protocol(VoIP)ネットワークとの互換性を維持しながらカンファレンス・ブリッジを制御する技法を実施するように、ブリッジ・コントローラを適合させることができる。さらに、既存の無線ネットワーク、有線ネットワーク、およびVoIPネットワークとの互換性を維持しながらカンファレンス・ブリッジを制御する技法を実施するように、ユーザ・デバイスを適合させることができる。同様に、既存のインターネット・プロトコル(IP)ネットワークとの互換性を維持しながらカンファレンス・ブリッジを制御する技法を実施するように、コンピュータ・デバイスを適合させることができる。さまざまな例示的なブリッジ・コントローラ、ユーザ・デバイス、およびコンピュータ・デバイスが、本明細書で識別されるが、カンファレンス・ブリッジを制御する技法を、既存の通信ネットワーク、データ・ネットワーク、ユーザ・デバイス、およびコンピュータ・デバイスとの互換性を妨害せずに、任意の対応するブリッジ・コントローラ、ユーザ・デバイス、およびコンピュータ・デバイスに適用することができる。
【0015】
一実施形態では、ブリッジ・コントローラは、複数のユーザ・デバイスの間でカンファレンス・ブリッジを介して電話会議を接続する。各ユーザ・デバイスが、参加者として受け入れられ、カンファレンス・ブリッジを介して電話会議に接続された後に、ブリッジ・コントローラは、電話会議に関する一意の値を対応するユーザ・デバイスに送信する。この一意の値は、たとえば、対応するユーザ・デバイスがそれを介して接続されるカンファレンス・ブリッジのポート番号を示すことができる。この値は、第1の参加者について1、次の参加者について2などとすることができる。この一意の値は、ブリッジ・コントローラが保留状況特徴を電話会議のためにアクティブ化させることをもユーザ・デバイスに通知する。電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させたユーザ・デバイスは、呼中の使用のために一意の値を格納することができる。電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させないユーザ・デバイスは、一意の値を単純に無視し、電話会議に普通に参加し続けることができる。
【0016】
保留状況特徴をアクティブ化させた電話会議に参加しているユーザ・デバイスが、保留を呼び出し始める時に、対応するユーザ・デバイスが、ブリッジ・コントローラからポート番号を受信済みである(すなわち、それがブリッジに接続され、そのブリッジがこの機能を有することを示す)場合には、ユーザ・デバイスは、それが電話会議の保留を開始したことを示す短い帯域内トーン・メッセージをポート番号と共に送信する。ブリッジ・コントローラは、保留メッセージを検出し、ユーザ・デバイスが電話会議を保留中にしたことを知る。ユーザ・デバイスが電話会議を非保留にした後に、ユーザ・デバイスは、保留メッセージをもう一度送信するか、ユーザ・デバイスが電話会議に戻ったことを示す異なる帯域内トーン・メッセージをブリッジ・コントローラに送信する。
【0017】
ブリッジ・コントローラは、電話会議に接続され、帯域内メッセージについて呼を監視する。保留状況特徴は、帯域内メッセージを検出し、対応する保留状況変化に基づいて電話会議の状況情報を維持する。状況情報は、保留状況特徴をアクティブ化させた呼に参加する各ユーザ・デバイスの保留状況を含む。たとえば、電話会議の状況情報は、電話会議に参加する当事者(すなわち、ユーザ・デバイス)を識別するために、セット・アップおよび呼受入時にブリッジ・コントローラによって受信された発呼者ID名および発呼者番号を使用することができる。後方互換性が提供される。というのは、保留状況特徴をアクティブ化させないユーザ・デバイスが、その保留状況に関する帯域内信号を提供しないが、カンファレンス・ブリッジを介して電話会議に完全に参加することができるからである。保留状況特徴を、ブリッジ・コントローラからまたは現在の当事者のユーザ・デバイスからのアウトコール(outcall)を介して電話会議に加えられる追加のユーザ・デバイスに拡張することができる。
【0018】
ここで図面を参照するが、図面では、図示が、例示的実施形態を示すためのみのものであって、請求される主題を限定するためのものではなく、図1には、102で始まるカンファレンス・ブリッジを制御するプロセス100の例示的実施形態が示され、102では、電話会議の状況情報を確立し、ストレージ・デバイスに格納することができる。複数のユーザ・デバイスを、通信ネットワークを介して電話会議に接続することができる。状況情報は、電話会議に参加する1つまたは複数のユーザ・デバイスの参加者状況を維持することができる。
【0019】
104では、電話会議に参加する各ユーザ・デバイスが接続されることを示すために当初に状況情報をセットすることができる。次に、電話会議に参加する各ユーザ・デバイスに一意識別子を送信することができる(106)。一意識別子を、電話会議に関して帯域内信号を介して送信することができる。
【0020】
108では、電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイスから回線保留中信号および対応する一意識別子を受信することができる。回線保留中信号は、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。次に、対応する回線保留中信号がそれから受信された対応するユーザ・デバイスが電話会議を保留中にしたことを示すために、各回線保留中信号の受信に応答して状況情報を更新することができる(110)。
【0021】
もう1つの実施形態では、プロセス100は、回線保留中信号がそれから受信された電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイスから回線非保留(line−off−hold)信号および対応する一意識別子を受信することを含むこともできる。回線非保留信号は、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。この実施形態では、対応する回線非保留信号がそれから受信された対応するユーザ・デバイスが電話会議に戻ったことを示すために、各回線非保留信号の受信に応答して状況情報を更新することができる。
【0022】
説明されつつある実施形態では、プロセス100は、さらに、対応する回線非保留信号が受信されたことを肯定応答するために、回線非保留信号がそれから受信された各ユーザ・デバイスに回線非保留肯定応答および対応する一意識別子を送信することを含むことができる。回線非保留肯定応答を、電話会議に関して帯域内信号を介して送信することができる。
【0023】
もう1つの実施形態では、プロセス100は、データ・ネットワークを介してコンピュータ・デバイスからログイン要求を受信することを含むこともできる。この実施形態では、状況情報を、ディスプレイ・デバイス上でユーザに表示するためにデータ・ネットワークを介してコンピュータ・デバイスに提供することができる。ログイン要求が処理された後に、状況情報を、コンピュータ・デバイスに送信し、またはコンピュータ・デバイスによって取り出すことができる。ディスプレイ・デバイス上の初期の状況情報を、手動で(たとえば、アクティブ化されたユーザ・リフレッシュ)または自動的にのいずれかで周期的にリフレッシュしまたは更新することができる。ディスプレイ・デバイス上の状況情報に対する自動更新は、リフレッシュ・レート(たとえば、時間)または状況情報に対する変更(たとえば、保留状況変化)に基づくものとすることができる。
【0024】
説明されつつある実施形態では、ユーザが、電話会議に参加しているものとすることができる。そのユーザの対応するユーザ・デバイスおよびコンピュータ・デバイスを、対応するユーザ・デバイスを介して電話会議に参加している間にユーザがコンピュータ・デバイスのディスプレイ・デバイス上で参加者状況を監視できるように配置することができる。ユーザを、電話会議の開始者とすることができる。その代わりに、ユーザを、電話会議の任意の参加者とすることができる。さらに、複数の参加者に、複数の対応するコンピュータ・デバイスを介して状況情報を提供することができる。状況情報を、ウェブ・ページを介してコンピュータ・デバイスに提供することができる。その代わりに、状況情報を、任意の適切な手段を介してコンピュータ・デバイスに提供することができる。
【0025】
説明されつつある実施形態では、プロセス100は、コンピュータ・デバイスが電話会議の状況情報を受信することを認可されることを確認するために、コンピュータ・デバイスからのログイン情報を認証することを含むこともできる。認証は、パスワード検査、加入者特権検査、および他のセキュリティ検査を含むことができる。この実施形態では、認証が成功して完了した後に、ログイン肯定応答を、データ・ネットワークを介してコンピュータ・デバイスに送信することができる。ログイン肯定応答は、ログイン要求が受信されたことと、コンピュータ・デバイスが状況情報へのアクセスを認可されることとを示すことができる。
【0026】
説明されつつある実施形態では、データ・ネットワークは、インターネットなどのIPネットワークを含むことができる。コンピュータ・デバイスおよび対応するユーザ・デバイスを、スマート・ホンまたはIP電話などの通信デバイス内で組み合わせることができる。コンピュータ・デバイスを、状況情報が格納されるストレージ・デバイスに関してリモートとすることができる。
【0027】
もう1つの実施形態では、プロセス100は、電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイスから肯定応答信号および対応する一意識別子を受信することを含むこともできる。肯定応答信号は、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。肯定応答信号は、対応するユーザ・デバイスが電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させることを示すことができる。この実施形態では、対応する肯定応答信号がそれから受信された対応するユーザ・デバイスが電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させることを示すために、各肯定応答信号の受信に応答して状況情報を更新することができる。
【0028】
もう1つの実施形態では、プロセス100は、対応する回線保留中信号が受信されたことを肯定応答するために、回線保留中信号がそれから受信された各ユーザ・デバイスに回線保留中肯定応答および対応する一意識別子を送信することを含むこともできる。回線保留中肯定応答を、電話会議に関して帯域内信号を介して送信することができる。
【0029】
通信ネットワークは、無線通信ネットワーク、有線通信ネットワーク、VoIPネットワーク、またはそのようなネットワークの任意の適切な組合せを含むことができる。一意識別子は、電話会議のために対応するユーザ・デバイスに割り当てられるポート番号に関係するものとすることができる。
【0030】
図1に関して説明される各帯域内信号は、パルス・トーン、周波数トーン、多重周波数トーン、またはそのようなトーンの任意の適切な組合せを含むことができる。上で説明したプロセス100のさまざまな実施形態を、ブリッジ・コントローラまたは通信ネットワークの任意の適切なコンポーネント内で実施することができる。
【0031】
図2を参照すると、カンファレンス・ブリッジ201を制御するシステム内のブリッジ・コントローラ200の例示的実施形態は、ストレージ・デバイス202、プロセッサ204、送信デバイス206、および受信デバイス208を含むことができる。ストレージ・デバイス202は、電話会議の状況情報210を格納することができる。複数のユーザ・デバイス212を、通信ネットワーク214を介して電話会議に接続することができる。状況情報210は、電話会議に参加する1つまたは複数のユーザ・デバイス212の参加者状況を維持することができる。プロセッサ204は、電話会議を制御することができる。プロセッサ204は、ストレージ・デバイス202と動作可能に通信しているが、状況情報210を確立することができ、電話会議に参加する各ユーザ・デバイス212が接続されることを示すために状況情報210を当初にセットすることができる。
【0032】
送信デバイス206は、プロセッサと動作可能に通信しているが、電話会議に参加する各ユーザ・デバイス212に一意識別子を送信することができる。一意識別子を、電話会議に関して帯域内信号を介して送信することができる。受信デバイス208は、プロセッサと動作可能に通信しているが、電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイス212から回線保留中信号および対応する一意識別子を受信することができる。回線保留中信号を、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。プロセッサ204は、対応する回線保留中信号がそれから受信された対応するユーザ・デバイス212が電話会議を保留中にしたことを示すために、各回線保留中信号の受信に応答して状況情報を更新することができる。
【0033】
もう1つの実施形態では、受信デバイス208は、回線保留中信号がそれから受信された電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイス212から回線非保留信号および対応する一意識別子を受信することができる。回線非保留信号を、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。この実施形態では、プロセッサ204は、対応する回線非保留信号がそれから受信された対応するユーザ・デバイス212が電話会議に戻ったことを示すために、各回線非保留信号の受信に応答して状況情報210を更新することができる。
【0034】
説明されつつある実施形態では、送信デバイス206は、回線非保留信号が受信されたことを肯定応答するために、回線非保留信号がそれから受信された各ユーザ・デバイス212に回線非保留肯定応答および対応する一意識別子を送信することができる。回線非保留肯定応答を、電話会議に関して帯域内信号を介して送信することができる。
【0035】
もう1つの実施形態では、受信デバイス208は、データ・ネットワーク218を介してコンピュータ・デバイス216からログイン要求を受信することができる。この実施形態では、プロセッサ204は、ディスプレイ・デバイス220上でユーザに表示するために、データ・ネットワーク218を介してコンピュータ・デバイス216に状況情報210を提供することができる。ログイン要求が処理された後に、状況情報210を、コンピュータ・デバイス216に送信し、またはコンピュータ・デバイス216によって取り出すことができる。ディスプレイ・デバイス220上の初期の状況情報210を、手動で(たとえば、アクティブ化されたユーザ・リフレッシュ)または自動的にのいずれかで周期的にリフレッシュしまたは更新することができる。ディスプレイ・デバイス220上の状況情報210に対する自動更新は、リフレッシュ・レート(たとえば、時間)または状況情報210に対する変更(たとえば、保留状況変化)に基づくものとすることができる。
【0036】
説明されつつある実施形態では、ユーザが、電話会議に参加しているものとすることができる。そのユーザの対応するユーザ・デバイス212およびコンピュータ・デバイス216を、対応するユーザ・デバイス212を介して電話会議に参加している間にユーザがコンピュータ・デバイス216のディスプレイ・デバイス220上で参加者状況を監視できるように配置することができる。ユーザを、電話会議の開始者とすることができる。その代わりに、ユーザを、電話会議の任意の参加者とすることができる。さらに、複数の参加者に、複数の対応するコンピュータ・デバイス216を介して状況情報210を提供することができる。状況情報210を、ウェブ・ページを介してコンピュータ・デバイス216に提供することができる。その代わりに、状況情報210を、任意の適切な手段を介してコンピュータ・デバイス216に提供することができる。
【0037】
説明されつつある実施形態では、プロセッサ204は、コンピュータ・デバイス216が電話会議の状況情報210を受信することを認可されることを確認するために、コンピュータ・デバイス216からのログイン情報を認証ことができる。認証は、パスワード検査、加入者特権検査、および他のセキュリティ検査を含むことができる。送信デバイス206は、認証が成功して完了した後に、ログイン肯定応答を、データ・ネットワーク218を介してコンピュータ・デバイス216に送信することができる。ログイン肯定応答は、ログイン要求が受信されたことと、コンピュータ・デバイス216が状況情報210へのアクセスを認可されることとを示すことができる。
【0038】
説明されつつある実施形態では、データ・ネットワーク218は、インターネットなどのIPネットワークを含むことができる。コンピュータ・デバイス216および対応するユーザ・デバイス212を、スマート・ホンまたはIP電話などの通信デバイス222内で組み合わせることができる。コンピュータ・デバイス216を、状況情報210が格納されるストレージ・デバイス202に関してリモートとすることができる。
【0039】
もう1つの実施形態では、受信デバイス208は、電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイス212から肯定応答信号および対応する一意識別子を受信することができる。肯定応答信号は、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。肯定応答信号は、対応するユーザ・デバイスが電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させることを示すことができる。この実施形態では、プロセッサ204は、対応する肯定応答信号がそれから受信された対応するユーザ・デバイス212が電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させることを示すために、各肯定応答信号の受信に応答して状況情報210を更新することができる。
【0040】
もう1つの実施形態では、送信デバイス206は、対応する回線保留中信号が受信されたことを肯定応答するために、回線保留中信号がそれから受信された各ユーザ・デバイス212に回線保留中肯定応答および対応する一意識別子を送信することができる。回線保留中肯定応答を、電話会議に関して帯域内信号を介して送信することができる。
【0041】
通信ネットワーク214は、無線通信ネットワーク、有線通信ネットワーク、VoIPネットワーク、またはそのようなネットワークの任意の適切な組合せを含むことができる。一意識別子は、電話会議のために対応するユーザ・デバイス212に割り当てられるポート番号に関係するものとすることができる。
【0042】
図2に関して説明される各帯域内信号は、パルス・トーン、周波数トーン、多重周波数トーン、またはそのようなトーンの任意の適切な組合せを含むことができる。ブリッジ・コントローラ200は、通信ネットワーク214の外部に図示されているが、通信ネットワーク214のコンポーネントとすることができる。上で説明したブリッジ・コントローラ200のさまざまな実施形態を、通信ネットワーク214の任意の他の適切なコンポーネント内で実施することもできる。
【0043】
図3を参照すると、カンファレンス・ブリッジを制御するプロセス300の例示的実施形態は、302で始まり、302では、電話会議に参加するユーザ・デバイスで、ブリッジ・コントローラから通信ネットワークを介して一意識別子を受信することができる。一意識別子を、電話会議に関して帯域内信号を介して受信することができる。一意識別子は、電話会議に参加する他のユーザ・デバイスに関して電話会議の参加者としてユーザ・デバイスを一意に識別することができる。
【0044】
304では、ユーザ・デバイスが電話会議に関して保留機能をアクティブ化しようとしていることを判定することができる。次に、304での判定に応答して、回線保留中信号および一意識別子をユーザ・デバイスからブリッジ・コントローラに送信することができる(306)。回線保留中信号を、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。308では、回線保留中信号を送信した後に、ユーザ・デバイスで電話会議を保留中にすることができる。
【0045】
もう1つの実施形態では、プロセス300は、ユーザ・デバイスが保留機能を非アクティブ化し、ユーザ・デバイスを電話会議に戻すことに応答して、ユーザ・デバイスからブリッジ・コントローラに回線非保留信号および一意識別子を送信することを含むこともできる。回線非保留信号を、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。
【0046】
説明されつつある実施形態では、プロセス300は、さらに、回線非保留肯定応答および一意識別子をブリッジ・コントローラから受信することを含むことができる。回線非保留固定応答を、電話会議に関して帯域内信号を介して受信することができる。
【0047】
もう1つの実施形態では、プロセス300は、コンピュータ・デバイスからデータ・ネットワークを介してブリッジ・コントローラへログイン要求を送信することを含むこともできる。この実施形態では、プロセス300は、ディスプレイ・デバイス上でユーザに表示するためにデータ・ネットワークを介してブリッジ・コントローラから電話会議の状況情報を受信し続ける。状況情報は、電話会議に参加する1つまたは複数のユーザ・デバイスの参加者状況を維持することができる。ログイン要求がブリッジ・コントローラによって処理された後に、状況情報を、コンピュータ・デバイスに送信し、またはコンピュータ・デバイスによって取り出すことができる。ディスプレイ・デバイス上の初期の状況情報を、手動で(たとえば、アクティブ化されたユーザ・リフレッシュ)または自動的にのいずれかで周期的にリフレッシュしまたは更新することができる。ディスプレイ・デバイス上の状況情報に対する自動更新は、リフレッシュ・レート(たとえば、時間)または状況情報に対する変更(たとえば、保留状況変化)に基づくものとすることができる。
【0048】
説明されつつある実施形態では、ユーザが、ユーザ・デバイスを介して電話会議に参加しているものとすることができる。ユーザ・デバイスおよびコンピュータ・デバイスを、ユーザ・デバイスを介して電話会議に参加している間にユーザがコンピュータ・デバイスのディスプレイ・デバイス上で参加者状況を監視できるように配置することができる。ユーザを、電話会議の開始者とすることができる。その代わりに、ユーザを、電話会議の任意の参加者とすることができる。状況情報を、ウェブ・ページを介してコンピュータ・デバイスで受信することができる。その代わりに、状況情報を、任意の適切な手段を介してコンピュータ・デバイスで受信することができる。
【0049】
説明されつつある実施形態では、プロセスは、データ・ネットワークを介してブリッジ・コントローラからログイン肯定応答を受信することを含むこともできる。ログイン肯定応答は、ログイン要求がブリッジ・コントローラによって認証されたことと、コンピュータ・デバイスが状況情報にアクセスすることを認可されることとを示すことができる。認証は、パスワード検査、加入者特権検査、および他のセキュリティ検査を含むことができる。
【0050】
説明されつつある実施形態では、データ・ネットワークは、インターネットなどのIPネットワークを含むことができる。コンピュータ・デバイスおよびユーザ・デバイスを、スマート・ホンまたはIP電話などの通信デバイス内で組み合わせることができる。コンピュータ・デバイスを、ブリッジ・コントローラに関してリモートとすることができる。
【0051】
もう1つの実施形態では、プロセス300は、一意識別子の受信に応答してユーザ・デバイスからブリッジ・コントローラへ肯定応答信号および一意識別子を送信することを含むこともできる。肯定応答信号は、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。肯定応答信号は、ユーザ・デバイスが電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させることを示すことができる。
【0052】
通信ネットワークは、無線通信ネットワーク、有線通信ネットワーク、VoIPネットワーク、またはそのようなネットワークの任意の適切な組合せを含むことができる。一意識別子は、電話会議のためにユーザ・デバイスに割り当てられるポート番号に関係するものとすることができる。
【0053】
一実施形態では、プロセス300は、保留状況特徴に関連するさまざまな帯域内信号の送信および受信に関連する電話会議中のユーザ・デバイスによる参照のために一意識別子をストレージ・デバイスに格納することを含むこともできる。もう1つの実施形態では、304での判定を、保留コントロールのユーザ・アクティブ化が発生したことの判定、電話会議が接続される第1回線から別の回線へアクティブ回線を切り替えるためのスイッチング・コントロールのユーザ・アクティブ化の判定、または電話会議を保留中にさせるユーザ・デバイスの別の機能のアクティブ化が発生したことの判定に基づくものとすることができる。
【0054】
図3に関して説明される各帯域内信号は、パルス・トーン、周波数トーン、多重周波数トーン、またはそのようなトーンの任意の適切な組合せを含むことができる。上で説明したプロセス300のさまざまな実施形態を、移動局、有線電話機、VoIPデバイス、または任意の他の適切な通信デバイスなどのユーザ・デバイス内で実施することができる。同様に、上で説明したブリッジ・コントローラのさまざまな実施形態を、通信ネットワークの任意の他の適切なコンポーネント内で実施することができる。
【0055】
図4を参照すると、カンファレンス・ブリッジ401を制御するシステム400の例示的実施形態は、電話会議への参加のためのユーザ・デバイス402を含むことができる。ユーザ・デバイス402の例示的実施形態は、受信デバイス404、呼プロセッサ406、および送信デバイス408を含むことができる。受信デバイス404は、通信ネットワーク412を介してブリッジ・コントローラ410から一意識別子を受信することができる。一意識別子を、電話会議に関して帯域内信号を介して受信することができる。一意識別子は、電話会議に参加する他のユーザ・デバイス414に関して電話会議の参加者としてユーザ・デバイス402を一意に識別することができる。
【0056】
呼プロセッサ406は、受信デバイスと動作可能に通信しているが、ユーザ・デバイス402が電話会議に関して保留機能をアクティブ化しようとしていることを判定することを含めて、ユーザ・デバイス402を制御することができる。送信デバイス408は、呼プロセッサと動作可能に通信しているが、ユーザ・デバイス402が保留機能をアクティブ化しようとしていることを呼プロセッサ406が判定することに応答して、ブリッジ・コントローラ410に回線保留中信号および一意識別子を送信することができる。回線保留中信号を、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。呼プロセッサ406は、回線保留中信号が送信された後に、電話会議を保留中にすることができる。
【0057】
もう1つの実施形態では、送信デバイス408は、呼プロセッサ406が保留機能を非アクティブ化し、ユーザ・デバイス402を電話会議に戻すことに応答して、ブリッジ・コントローラ410に回線非保留信号および一意識別子を送信することができる。回線非保留信号を、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。
【0058】
説明されつつある実施形態では、受信デバイス404は、さらに、回線非保留肯定応答および一意識別子をブリッジ・コントローラ410から受信することを含むことができる。回線非保留固定応答を、電話会議に関して帯域内信号を介して受信することができる。
【0059】
もう1つの実施形態では、システム400は、コンピュータ・デバイス416を含むこともできる。コンピュータ・デバイス416の例示的実施形態は、ディスプレイ・デバイス418、コンピュータ・プロセッサ420、送信論理回路422、および受信論理回路424を含むことができる。コンピュータ・プロセッサ420は、ディスプレイ・デバイス418、送信論理回路422、および受信論理回路424と動作可能に通信しているが、コンピュータ・デバイス416を制御することができる。送信論理回路422は、データ・ネットワーク426を介してブリッジ・コントローラ410へログイン要求を送信することができる。受信論理回路424は、ディスプレイ・デバイス418上でユーザに表示するためにデータ・ネットワーク426を介してブリッジ・コントローラ410から電話会議の状況情報428を受信することができる。状況情報は、電話会議に参加する1つまたは複数のユーザ・デバイス402、414の参加者状況を維持することができる。ログイン要求がブリッジ・コントローラによって処理された後に、状況情報を、コンピュータ・デバイスに送信し、またはコンピュータ・デバイスによって取り出すことができる。ディスプレイ・デバイス上の初期の状況情報を、手動で(たとえば、アクティブ化されたユーザ・リフレッシュ)または自動的にのいずれかで周期的にリフレッシュしまたは更新することができる。ディスプレイ・デバイス上の状況情報に対する自動更新は、リフレッシュ・レート(たとえば、時間)または状況情報に対する変更(たとえば、保留状況変化)に基づくものとすることができる。
【0060】
説明されつつある実施形態では、ユーザが、ユーザ・デバイス402を介して電話会議に参加しているものとすることができる。ユーザ・デバイス402およびコンピュータ・デバイス416を、ユーザ・デバイス402を介して電話会議に参加している間にユーザがディスプレイ・デバイス418上で参加者状況を監視できるように配置することができる。ユーザを、電話会議の開始者とすることができる。その代わりに、ユーザを、電話会議の任意の参加者とすることができる。状況情報428を、ウェブ・ページを介してコンピュータ・デバイス416で受信することができる。その代わりに、状況情報428を、任意の適切な手段を介してコンピュータ・デバイス416で受信することができる。
【0061】
説明されつつある実施形態では、受信論理回路424は、データ・ネットワーク426を介してブリッジ・コントローラ410からログイン肯定応答を受信することができる。ログイン肯定応答は、ログイン要求がブリッジ・コントローラ410によって認証されたことと、コンピュータ・デバイス416が状況情報428にアクセスすることを認可されることとを示すことができる。認証は、パスワード検査、加入者特権検査、および他のセキュリティ検査を含むことができる。
【0062】
説明されつつある実施形態では、データ・ネットワーク426は、インターネットなどのIPネットワークを含むことができる。コンピュータ・デバイス416およびユーザ・デバイス402を、スマート・ホンまたはIP電話などの通信デバイス430内で組み合わせることができる。コンピュータ・デバイス416を、ブリッジ・コントローラ410に関してリモートとすることができる。
【0063】
もう1つの実施形態では、送信デバイス408は、一意識別子の受信に応答してブリッジ・コントローラ410へ肯定応答信号および一意識別子を送信することができる。肯定応答信号は、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。肯定応答信号は、ユーザ・デバイス402が電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させることを示すことができる。
【0064】
通信ネットワーク412は、無線通信ネットワーク、有線通信ネットワーク、VoIPネットワーク、またはそのようなネットワークの任意の適切な組合せを含むことができる。一意識別子は、電話会議のためにユーザ・デバイス402に割り当てられるポート番号に関係するものとすることができる。
【0065】
一実施形態では、ユーザ・デバイス402は、保留状況特徴に関連するさまざまな帯域内信号の送信および受信に関連する電話会議中の呼プロセッサ406による参照のために一意識別子を格納する、呼プロセッサ406と通信しているストレージ・デバイス432を含むこともできる。もう1つの実施形態では、呼プロセッサ406は、保留コントロールのユーザ・アクティブ化が発生したことの判定、電話会議が接続される第1回線から別の回線へアクティブ回線を切り替えるためのスイッチング・コントロールのユーザ・アクティブ化の判定、または電話会議を保留中にさせるユーザ・デバイスの別の機能のアクティブ化が発生したことの判定に基づいて、ユーザ・デバイス402が保留機能をアクティブ化しようとしていることを判定することができる。
【0066】
図4に関して説明される各帯域内信号は、パルス・トーン、周波数トーン、多重周波数トーン、またはそのようなトーンの任意の適切な組合せを含むことができる。上で説明したユーザ・デバイス402のさまざまな実施形態を、移動局、有線電話機、VoIPデバイス、または任意の他の適切な通信デバイスなどのユーザ・デバイス内で実施することができる。ブリッジ・コントローラ410は、通信ネットワーク412の外部に図示されているが、通信ネットワーク412のコンポーネントとすることができる。上で説明したブリッジ・コントローラ410のさまざまな実施形態を、通信ネットワーク412の任意の他の適切なコンポーネント内で実施することができる。
【0067】
図5を参照すると、カンファレンス・ブリッジを有する通信システムの例示的実施形態は、ブリッジ・コントローラ(BC)、第1ユーザ・デバイス(UD1)、第2ユーザ・デバイス(UD2)、第3ユーザ・デバイス(UD3)、および第1コンピュータ・デバイス(CD1)を含むことができる。第1コンピュータ・デバイス(CD1)を、ユーザ・デバイスを介して電話会議に参加している間にユーザがコンピュータ・デバイス上で参加者状況を監視できるように配置されたデバイスに関して上で説明したように、第1ユーザ・デバイス(UD1)に関連付けることができる。この図は、ブリッジ・コントローラ(BC)が、第1、第2、および第3のユーザ・デバイス(UD1〜3)の間で通信ネットワークのカンファレンス・ブリッジを介して電話会議を接続したことを示す。ブリッジ・コントローラ(BC)は、電話会議にも接続されて図示されている。このコール・フロー図は、カンファレンス・ブリッジを制御するシグナリングの例示的実施形態を示す。破線は、オプションであるシグナリングを反映する。
【0068】
電話会議が接続された後に、ブリッジ・コントローラ(BC)は、第1、第2、および第3のユーザ・デバイス(UD1〜3)のそれぞれに一意識別子(UNIQUE ID)を送信することができる。一意識別子を、電話会議に関して帯域内信号を介して送信することができる。ブリッジ・コントローラ(BC)は、電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイスから肯定応答信号(ACK SIG)および対応する一意識別子(UNIQUE ID)を受信することができる。肯定応答信号を、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。肯定応答信号は、対応するユーザ・デバイスが電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させることを示す。説明されつつある実施形態では、第1、第2、および第3のユーザ・デバイス(UD1〜3)のすべてが、保留状況特徴をアクティブ化させ、3つすべてのユーザ・デバイスからのACK SIGが、図示されている。
【0069】
次に、ブリッジ・コントローラ(BC)は、電話会議の状況情報(STATUS INFO)を要求するログイン要求(LOGIN RQST)をデータ・ネットワークを介して第1コンピュータ・デバイス(CD1)から受信することができる。状況情報は、電話会議に参加する1つまたは複数のユーザ・デバイスの参加者状況を維持することができる。説明されつつある実施形態では、第1、第2、および第3のユーザ・デバイス(UD1〜3)のすべてが、保留状況特徴をアクティブ化させ、状況情報は、3つすべてのユーザ・デバイスの参加者状況を含む。ブリッジ・コントローラ(BC)は、第1コンピュータ・デバイス(CD1)が電話会議の状況情報を受信することを認可されることを確認するために第1コンピュータ・デバイス(CD1)からのログイン要求を認証することができる。認証は、パスワード検査、加入者特権検査、および他のセキュリティ検査を含むことができる。ブリッジ・コントローラ(BC)は、認証の後に、データ・ネットワークを介してコンピュータ・デバイスにログイン肯定応答(LOGIN ACK)を送信することができる。ログイン肯定応答は、ログイン要求が受信されたことと、第1コンピュータ・デバイス(CD1)が状況情報にアクセスすることを認可されることとを示すことができる。
【0070】
この点で、状況情報(STATUS INFO)を、第1コンピュータ・デバイス(CD1)に関連するディスプレイ・デバイス上でユーザに表示するためにブリッジ・コントローラ(BC)からデータ・ネットワークを介して第1コンピュータ・デバイス(CD1)に提供することができる。状況情報を、ブリッジ・コントローラ(BC)から第1コンピュータ・デバイス(CD1)への送信を介して受信することができ、あるいは、ブリッジ・コントローラ(BC)から第1コンピュータ・デバイス(CD1)によって取り出すことができる。ディスプレイ・デバイス上の初期の状況情報を、手動で(たとえば、アクティブ化されたユーザ・リフレッシュ)または自動的にのいずれかで周期的にリフレッシュしまたは更新することができる。ディスプレイ・デバイス上の状況情報に対する自動更新は、リフレッシュ・レート(たとえば、時間)または状況情報に対する変更(たとえば、保留状況変化)に基づくものとすることができる。
【0071】
次に、ブリッジ・コントローラ(BC)は、第3ユーザ・デバイス(UD3)から回線保留中信号(LINE−ON−HOLD)および対応する一意識別子(UNIQUE ID)を受信することができる。回線保留中信号を、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。ブリッジ・コントローラ(BC)は、第3ユーザ・デバイス(UD3)が電話会議を保留中にしたことを示すために、回線保留中信号の受信に応答して状況情報を更新することができる。ブリッジ・コントローラ(BC)は、回線保留中信号が受信されたことを肯定応答するために、第3ユーザ・デバイス(UD3)に回線保留中肯定応答(L−ON−H ACK)および対応する一意識別子(UNIQUE ID)を送信することができる。回線保留中肯定応答を、電話会議に関して帯域内信号を介して送信することができる。
【0072】
次に、ブリッジ・コントローラ(BC)は、第3ユーザ・デバイス(UD3)から回線非保留信号(LINE−OFF−HOLD)および対応する一意識別子(UNIQUE ID)を受信することができる。回線非保留信号を、電話会議に関して帯域内信号とすることができる。ブリッジ・コントローラ(BC)は、第3ユーザ・デバイス(UD3)が電話会議に戻ったことを示すために、回線非保留信号の受信に応答して状況情報を更新することができる。ブリッジ・コントローラ(BC)は、回線非保留信号が受信されたことを肯定応答するために、第3ユーザ・デバイス(UD3)に回線非保留肯定応答(L−OFF−H ACK)および対応する一意識別子(UNIQUE ID)を送信することができる。回線非保留肯定応答を、電話会議に関して帯域内信号を介して送信することができる。
【0073】
第2および第3のユーザ・デバイス(UD2、UD3)も、第1ユーザ・デバイス(UD1)のユーザによって参加者状況を第1コンピュータ・デバイス(CD1)上で監視できるのと同一の形でそれを用いて参加者状況を監視するコンピュータ・デバイスを有することができることを理解されたい。ログイン要求(LOGIN RQST)を、電話会議中にいつでもどのコンピュータ・デバイスからも受信できることをも理解されたい。同様に、回線保留中信号(LINE−ON−HOLD)を、対応するユーザ・デバイスが既に電話会議を保留中にしている時を除いて、電話会議中のいつでも、保留状況特徴がアクティブ化される任意のユーザ・デバイスから受信できることを理解されたい。回線非保留信号(LINE−OFF−HOLD)を、対応するユーザ・デバイスが電話会議を保留中にした後に、電話会議中のいつでも、保留状況特徴がアクティブ化される任意のユーザ・デバイスから受信できることをも理解されたい。さらに、ブリッジ・コントローラが対応するユーザ・デバイスの保留状況を保留中と非保留との間でトグルすることができるので、回線保留中信号(LINE−ON−HOLD)および回線非保留信号(LINE−OFF−HOLD)を、実際上は同一の信号とすることができることを理解されたい。
【0074】
図6を参照すると、カンファレンス・ブリッジを有する通信システムの例示的実施形態は、1つのブリッジ・コントローラおよび5つのユーザ・デバイスを含むことができる。ブリッジ・コントローラは、通信ネットワークのカンファレンス・ブリッジを介して5つのユーザ・デバイスの間で電話会議を接続することができる。ブリッジ・コントローラを、電話会議に接続することもできる。ブリッジ・コントローラは、5つのユーザ・デバイスに一意識別子を割り当て、電話会議の状況情報を確立し、状況情報をストレージ・デバイスに格納することができる。状況情報は、電話会議中に5つのユーザ・デバイスの参加者状況を維持することができる。
【0075】
この図は、状況情報の例示的実施形態を示す。例示的内容および例示的配置は、ユーザ・デバイスごとにユーザ・デバイス識別子列(ID)、呼状況列(CALL STAT)、特徴状況列(FEATURE)、および保留状況列(HOLD STATUS)を含む。代替の内容および内容の配置が企図されている。5つのユーザ・デバイスに割り当てられた一意識別子が、ID列に示されている(すなわち、それぞれP01、P02、P03、P04、およびP05)。図示されているように、一意識別子は、対応するユーザ・デバイスに割り当てられたポート番号に関係する。他の実施形態では、一意識別子は、任意の適切な組合せで、ポート番号、発呼者ID番号、発呼者ID名、および他の識別する情報を含むことができる。
【0076】
一意識別子列内の情報エントリが、電話会議に参加するユーザ・デバイスに基づく行を形成するように、状況情報を配置することができる。たとえば、CALL STATには、ユーザ・デバイスが受け入れられ、電話会議に接続された後に、CONNECTED(接続済み)または別の適切な用語をセットすることができる。ユーザ・デバイスが電話会議接続を終了した後に、CALL STATを空白にすることができ(図示のように)、CONNECTEDを灰色表示にすることができ、DISCONNECTED(切断)をセットすることができ、あるいは、別の適切な用語をセットすることができる。もう1つの実施形態では、電話会議接続を終了するユーザ・デバイスに関連する行を、状況情報から除去することができる。図示されているように、第1から第4までのユーザ・デバイス(P01〜P04)は、電話会議に接続され、第5ユーザ・デバイス(P05)は、電話会議接続を終了している。
【0077】
FEATUREには、たとえば、対応するユーザ・デバイスが電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させることを示す信号をブリッジ・コントローラが対応するユーザ・デバイスから受信する時に、ACTIVE(アクティブ)(図示のように)または別の適切な用語をセットすることができる。上で説明した回線保留中信号および肯定応答信号の受信は、ブリッジ・コントローラにACTIVE状態について知らせる。そうではない場合に、FEATUREに、UNKNOWN(不明)(図示のように)または別の適切な用語をセットすることができる。ユーザ・デバイスが電話会議接続を終了した後に、FEATUREを空白にする(図示のように)ことができる。図示のように、第1から第3までのユーザ・デバイス(P01〜P03)は、電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させ、ブリッジ・コントローラは、第4ユーザ・デバイス(P04)が保留状況特徴をアクティブ化させているかどうかを知らず、第5ユーザ・デバイス(P05)は、電話会議接続を終了している。
【0078】
HOLD STATUSには、たとえば、ユーザ・デバイスが電話会議を保留中にした時にON−HOLD(保留中)または別の適切な用語をセットすることができる。以前に電話会議を保留中にしたユーザ・デバイスが戻った時には、HOLD STATUSにOFF−HOLD(非保留)または別の適切な用語をセットすることができる。そうではない場合には、HOLD STATUSを空白にすることができる。図示されているように、第2ユーザ・デバイスは、電話会議を保留中にしており、第3ユーザ・デバイスは、電話会議を保留中にした後に電話会議に戻っており、他のユーザ・デバイスのHOLD STATUSは、空白である。
【0079】
上で説明したように、状況情報は、ブリッジ・コントローラまたは通信ネットワークの別の適切なコンポーネント内に格納され、対応するユーザ・デバイスを介して電話会議に参加している間にユーザが参加者状況を監視できるようにディスプレイ・デバイス上でユーザに表示するためにコンピュータ・デバイスに提供される。図6に示された状況情報は、ストレージ・デバイス202(図2)およびブリッジ・コントローラ200、410(図2、4)に格納され、コンピュータ・デバイス216、416(図2、4)のディスプレイ・デバイス220、418(図2、4)に表示される状況情報210、428(図2、4)の例示的実施形態である。
【0080】
上の説明は、単に、本発明の特定の実施形態の開示を提供するものであって、本発明をこれに限定するためのものであることは意図されていない。したがって、本発明は、上で説明された実施形態だけに限定されるのではない。そうではなく、当業者が本発明の範囲に含まれる代替実施形態を思い付くことができることを認められたい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)電話会議の状況情報を確立し、前記状況情報をストレージ・デバイスに格納するステップであって、複数のユーザ・デバイスが通信ネットワークを介して前記電話会議に接続され、前記状況情報は、前記電話会議に参加する1つまたは複数のユーザ・デバイスの参加者状況を維持するためのものである、ステップと、
b)前記電話会議に参加する各ユーザ・デバイスが接続されることを示すために、前記状況情報を当初にセットするステップと、
c)前記電話会議に参加する各ユーザ・デバイスに一意識別子を送信するステップであって、前記一意識別子は、前記電話会議に関して帯域内信号を介して送信される、ステップと、
d)前記電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイスから回線保留中信号および対応する前記一意識別子を受信するステップであって、前記回線保留中信号は、前記電話会議に関して帯域内信号である、ステップと、
e)対応する前記回線保留中信号がそれから受信された対応する前記ユーザ・デバイスが前記電話会議を保留中にしたことを示すために各回線保留中信号の受信に応答して前記状況情報を更新するステップと
を含む、カンファレンス・ブリッジを制御する方法。
【請求項2】
f)前記回線保留中信号がそれから受信された前記電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイスから回線非保留信号および対応する前記一意識別子を受信するステップであって、前記回線非保留信号は、前記電話会議に関して帯域内信号である、ステップと、
g)対応する前記回線非保留信号がそれから受信された対応する前記ユーザ・デバイスが前記電話会議に戻ったことを示すために各回線非保留信号の受信に応答して前記状況情報を更新するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
f)データ・ネットワークを介してコンピュータ・デバイスからログイン要求を受信するステップと、
g)ディスプレイ・デバイス上でユーザに表示するために前記データ・ネットワークを介して前記コンピュータ・デバイスに前記状況情報を提供するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
f)前記電話会議に参加する少なくとも1つのユーザ・デバイスから肯定応答信号および対応する前記一意識別子を受信するステップであって、前記肯定応答信号は、前記電話会議に関して帯域内信号であり、対応する前記ユーザ・デバイスが前記電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させることを示す、ステップと、
g)対応する前記肯定応答信号がそれから受信された対応する前記ユーザ・デバイスが前記電話会議のために保留状況特徴をアクティブ化させることを示すために各肯定応答信号の受信に応答して前記状況情報を更新するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
各帯域内信号は、パルス・トーン、周波数トーン、および多重周波数トーンのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
a)通信ネットワークを介してブリッジ・コントローラから電話会議に参加するユーザ・デバイスで一意識別子を受信するステップであって、前記一意識別子は、前記電話会議に関して帯域内信号を介して受信され、前記一意識別子は、前記電話会議に参加する他のユーザ・デバイスに関して前記電話会議の参加者として前記ユーザ・デバイスを一意に識別する、ステップと、
b)前記ユーザ・デバイスが前記電話会議に関して保留機能をアクティブ化しようとしていることを判定するステップと、
c)b)での判定に応答して前記ユーザ・デバイスから前記ブリッジ・コントローラに回線保留中信号および前記一意識別子を送信するステップであって、前記回線保留中信号は、前記電話会議に関して帯域内信号である、ステップと、
d)前記回線保留中信号が送信された後に前記ユーザ・デバイスで前記電話会議を保留中にするステップと
を含む、カンファレンス・ブリッジを制御する方法。
【請求項7】
e)前記ユーザ・デバイスが前記保留機能を非アクティブ化し、前記ユーザ・デバイスを前記電話会議に戻すことに応答して、前記ユーザ・デバイスから前記ブリッジ・コントローラに回線非保留信号および前記一意識別子を送信するステップであって、前記回線非保留信号は、前記電話会議に関して帯域内信号である、ステップ
をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
e)コンピュータ・デバイスからデータ・ネットワークを介して前記ブリッジ・コントローラにログイン要求を送信するステップと、
f)ディスプレイ・デバイス上でユーザに表示するために前記ブリッジ・コントローラから前記データ・ネットワークを介して前記電話会議の状況情報を受信するステップであって、前記状況情報は、前記電話会議に参加する1つまたは複数のユーザ・デバイスの参加者状況を維持する、ステップと
をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
e)保留状況特徴に関連するさまざまな帯域内信号の送信および受信に関連して前記電話会議中に前記ユーザ・デバイスによって参照するために前記一意識別子をストレージ・デバイス内に格納するステップ
をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
b)での判定する前記ステップは、保留コントロールの第1ユーザ・アクティブ化が発生したことを判定するステップと、前記電話会議が接続される第1回線から別の回線へアクティブ回線を切り替えるためのスイッチング・コントロールの第2ユーザ・アクティブ化を判定するステップとのうちの少なくとも1に基づいている、請求項6に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2013−507050(P2013−507050A)
【公表日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−532190(P2012−532190)
【出願日】平成22年9月22日(2010.9.22)
【国際出願番号】PCT/US2010/049731
【国際公開番号】WO2011/041177
【国際公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【出願人】(391030332)アルカテル−ルーセント (1,149)
【Fターム(参考)】