説明

カーブベルトコンベヤ

本発明は、ローラガイド式のコンベヤベルト(1)を備えたカーブベルトコンベヤであって、カーブの外側曲率半径を形成する縁部領域に係合部材(2)を有しており、該係合部材(2)が、ローラホルダ(3)に回転可能に支承された少なくとも1つのガイドローラ(4)によって、コンベヤベルト(1)をガイドしながらコンベヤベルト(1)に係合するようになっている形式のものに関する。本発明によれば、前記ガイドローラ(4)及び/又は前記ローラホルダ(3)の一部又は該ローラホルダ(3)自体が、コンベヤベルト(1)から離れる方向及びコンベヤベルト(1)に向かう方向に可動であって、前記ローラホルダ(3)が一体的に構成されており、少なくとも1つのガイドローラ(4)が、前記ローラホルダ(3)に旋回可能に配置された旋回エレメントに偏心的に支承されていることを特徴としている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カーブベルトコンベヤ、ベルト搬送するための方法並びにカーブベルトコンベヤの使用法に関する。
【0002】
DE69515605T2(ヨーロッパ特許明細書の翻訳文)によれば、特にカーブを描くエンドレスなコンベヤベルトを備えたコンベヤについて開示されており、このコンベヤベルトは、その両端部付近でローラを介してガイドされていて、これらのローラはフレーム内に支承されていて、運転中に駆動されるようになっており、この場合、フランジがガイドローラと係合しており、これらのガイドローラはグループ毎にそれぞれ2つのガイドローラ(互いに上下に位置している)に配置されていて、前記フランジを介して、互いに上下に位置しているベルト部分に作用し、この際に2つのガイドローラより成る各グループが1つの支持体によって支持されており、この支持体は、ベルト部分に対して並行な運動を実施するようになっていて、ばね手段が前記支持体に作用して、支持体を次のように移動させるようになっている。つまり、支持体によって支持された複数のガイドローラが前記フランジに押し付けられ、この際にフランジがベルトの外側に配置されていて、支持体に固定された支持ローラを、前記ガイドローラがフランジに作用する作用点近傍で、ベルト部分の内側に係合するように、ばね手段が支持体を移動させるようになっている。
【0003】
DE69515605T2によれば、特にフレームと、曲線を描くエンドレスコンベヤベルトとを有するコンベヤ装置について開示されており、この場合、コンベヤベルトはその両端部近傍で、複数の変向ローラを介してガイドされており、これらの変向ローラはフレーム内に支承されていて、互いに所定の角度を成す2つの回転軸線を中心にして回転可能となっており、この場合、エンドレスコンベヤベルトは、曲線の外側に突出する付加部を備えており、この付加部にガイドローラが接触し、この場合、ベルトの下に存在するガイドローラ及び、ベルトの上に存在するガイドローラは保持部材に結合されており、該保持部材が、コンベヤベルトのための保持ローラを自由に回転可能に保持している。前記保持ローラは、コンベヤベルトの上側の部分と下側の部分との間に配置されており、複数のばね手段が設けられていて、これらのばね手段は、保持部材に作用して、保持部材に結合されたガイドローラが、曲線の内側から離れる方向でベルトに向けられた力を伝達するようになっている。この場合、2つのガイドローラが1つの共通の保持部によって保持されており、この保持部は、旋回ピンを中心とした保持部材の旋回運動に関連して、保持ローラの回転軸線をほぼ直角に交差する位置にある。
【0004】
ドイツ連邦共和国特許出願第29502064.4号明細書によれば、支持ローラを介して変向されたエンドレスなコンベヤベルトを備えたコンベヤベルト装置のカーブベルトコンベヤが開示されており、前記エンドレスなコンベヤベルトは外側で縁部条片を備えており、該縁部条片は、曲線に沿って1対形式で配置されたローラ間でガイドされていて、前記ローラは、ベルト走行フレーム内に個別に配置されている。この場合、前記ローラ対のそれぞれ1つのローラが縁部条片から離れる方向に旋回可能に構成されている。このような構成では、大規模な修理の際に(場合によって必要であるコンベヤベルト交換とは無関係に)、複数の構成部分を分解する必要があり、これは時間もかかり費用もかかる、という欠点がある。
【0005】
同様の欠点は、ドイツ連邦共和国特許第19547893号明細書に開示された構成においても見られる。この公知の明細書によれば、複数の変向ローラを介してガイドされた、モータ駆動されるエンドレスコンベヤベルトを備えたカーブベルトコンベヤが開示されており、このエンドレスコンベヤベルトは、カーブの外側曲率半径を形成する縁部に沿って延在し、かつベルト平面を越えて突き出す縁部隆起部を有しており、カーブの曲線形状に基づいて発生する長手方向力及び横方向力の補償が、自由に回転可能に支承された複数の支持ローラによって行われる。これらの支持ローラは、外側曲率半径に対応配置された、ベルトカーブの側壁において、搬送方向で互いに間隔を保って配置されていて、カーブの内側曲率半径に向いた側で、コンベヤベルトに堅固に結合され、かつこのコンベヤベルトと共に循環運動する縁部隆起部に作用するようになっている。この場合、支持ローラは、コンベヤベルトの縁部隆起に作用する支持位置から縁部隆起に、及びひいてはコンベヤベルトを解放する位置に操作可能となっている。カーブの内側曲率半径に対応配置された側壁は、ベルトカーブを受容する支持フレームから解除可能であって、並びに長手方向延長部及び幅方向延長部を有していて、コンベヤベルトは、内側の側壁を取り外すことなしに、この内側の側壁を介して、カーブ中心に向かって変向ローラから取り外すことができるか、若しくは逆方向で組み付けることができるようになっている。
【0006】
本発明の課題は、前記欠点を少なくとも部分的に取り除くことである。本発明の課題は特に、一方では迅速なコンベヤベルト交換が可能であって、他方では大規模修理の際にできるだけ少ない構成部分を取り外すだけで済み、それによって素早い修理が可能となるような、カーブベルトコンベヤを提供することである。
【0007】
この課題を解決した本発明のカーブベルトコンベヤは、請求項1に記載されている。この課題を解決した、本発明のベルト搬送するための方法は請求項13に記載されている。またカーブベルトコンベヤの使用法は、請求項14に記載されている。
【0008】
本発明によるカーブベルトコンベヤは、ローラガイド式のコンベヤベルトを有しており、このコンベヤベルトは、カーブの外側曲率半径を形成する縁部領域に、例えば特にゴム隆起部として構成された係合部材を有しており、該係合部材が、ローラホルダに固定された少なくとも1つのガイドローラによって、コンベヤベルトをガイドしながらコンベヤベルトに係合するようになっている。例えば特に複数の係合部材が、カーブの外側曲率半径に向かって作用して、ベルトを外方に引っ張り、その対角線位置によって隆起部に沿ってベルトを走行させ、コンベヤベルトをカーブ内で相応にガイドするようになっている。この場合、複数のガイドローラ及び/又はローラホルダが、コンベヤベルトから離れる方向に向かって、及びコンベヤベルトに向かう方向に移動可能に構成されていて、例えば特に摺動可能かつ/または旋回可能に構成されていて、この場合、ローラホルダは一体的に構成されている。
【0009】
ローラホルダの一体性とは、本発明の実施例によれば、ローラホルダが古典的な意味で一体的であるというのではなく、複数の部分から成っていてもよく、しかしながらこれらの複数の部分は互いに堅固に結合されていて、それによってほぼ一体的である、ということを意味している。
【0010】
このような構成によって、ベルトの種々異なる厚さ及びガイド隆起部の種々異なる厚みに柔軟に適合することができ、それと同時にベルトの迅速な交換が可能である。構成部分の多様性は減少され、これはベルト交換の際、及び大規模修理の際に有利である。それと同時に、ローラホルダの構成部分が堅固に結合されていて、分離しないようになっているので、時間及び費用を著しく低減することができる。
【0011】
さらにまた、本発明によれば、少なくとも1つのガイドローラが、ローラホルダの回転中心点若しくはローラホルダの部分の回転中心点に関連して偏心的に支承されているので、旋回エレメントにガイドローラが配置されている場合に、旋回エレメント(特に旋回レバー)を介して、制御された旋回可能性が得られる。このような構成において、旋回レバーは回転可能にローラホルダに結合されており、この場合、ガイドローラはガイドローラの回転可能性に関連して、自動調心式に(つまり固有の偏心性なしに)回転可能に結合されているので、旋回レバーの旋回可能性を介して、ローラホルダの回転中心点を基準にした偏心的な支承、つまりローラホルダにヒンジ接続された旋回レバーの回転中心点を基準にした偏心的な支承が得られる。大抵の場合、ガイドローラのガイドは、できるだけ静粛で一様な走行を保証するために、自動調心式に構成されている。コンベヤベルト自体は、例えば特に、ゴム又はその他のエラストマー材料例えばPVC(ポリ塩化ビニル)又はPU(ポリウレタン)より成るコーティングを備えた単層又は複層の繊維の製織品より成っている。
【0012】
ガイドローラ自体は、保護された精密ボールベアリングより成っている。
【0013】
ローラホルダは、アルミニウム又は相応のアルミニウム合金及び/又は異形成形された薄鋼板成形部分より成っている。
【0014】
ローラホルダは、支承部の受容部のために、一方側に舌片を有しているか、又はずらして配置された舌片を有しており、この場合、上側及び下側は互いに反対側に配置されている。特に運動平面に対して少なくともほぼ垂直な軸線を基準にして、コンベヤベルトの上行側(搬送側)及び下行側(リターン側)のガイドローラが、有利には交互に、つまり互い違いに配置されていることによって、保守及び修理におけるアクセス可能性(接近可能性)が付加的に改善される。
【0015】
実際に、例えば特にヒンジ若しくは長手方向孔(穿孔されたものであってもよい)を介して、ガイドローラが旋回可能かつ/または摺動可能であることが証明されているので、コンベヤベルトから離れる方向、及びコンベヤベルトに向かう方向の迅速かつ簡単な運動可能性が可能である。この場合、コンベヤベルトから離れる方向、及びコンベヤベルトに向かう方向の運動可能性において、コンベヤベルトが床に対して平行、ひいては水平に整列されている場合、ガイドローラがその運動時に少なくとも運動ベクトル線図で水平方向の運動ベクトルを有し、それによってガイドローラが上方若しくは下方に移動せしめられることが考えられるが、必ずしもそうでなくてもよい。これと同様のことは、ローラホルダのためにも、若しくはローラホルダの一部のためにも当てはまる。この場合、ガイドローラ及びローラホルダの可動性の場合、若しくはローラホルダの一部のための可動性の場合、種々異なるカーブベルトにおいて高度のフレキシブル性が得られ、コンベヤベルト及びローラホルダを相応に調節することによって種々異なるガイドローラ及びその応用のために、コンベヤベルトの迅速かつ安価な交換、若しくは所定の状態に合わせた相応の調節が実現できる。
【0016】
また、ガイドローラがボールベアリングを有していれば有利である。何故ならば、これによって運転中にガイドローラの静粛走行が保証されるからである。
【0017】
カーブベルトコンベヤのカーブ部でコンベヤベルトをより確実にガイドするために、コンベヤベルトの、前記ガイドローラが配置された側とは逆の側に、別のガイドローラが配置されていて、それによってガイドローラ対が形成されている。このガイドローラ対は、上方からも下方からも係合部材(特にゴム隆起部)を介してコンベヤベルトに作用するようになっている。
【0018】
旋回エレメントが係止エレメントによって、例えば特にローラホルダの孔内に導入可能なピンを介して、所定の位置に固定可能である。
【0019】
このような構成においてはさらに、旋回エレメント特に旋回レバーが、前もって規定された位置に可逆的に固定可能であれば、有利である。これは例えば、旋回レバーがローラホルダのガイド溝内を走行する際に、ガイド溝に線状の材料隆起部の形状の乗り上げ箇所が形成されていることによって実現される。旋回レバーはこの線状の材料隆起部に乗り上げるが、この材料隆起部は僅かな力で克服されて、この材料隆起部を越えて滑動できるようになっている。可逆的(リバーシブル)な固定を得るために、このような線状の材料隆起部は、1対形式で互いに密接して隣り合わせに配置することができ、それによって、2つの材料隆起部間に、旋回レバーの対応する材料隆起を配置することができる。また、単独の線状の材料隆起部をローラホルダの側に又は旋回レバーの側に設け、またこれに対応する係合のための材料切欠部を設けることも考えられる。このような形式で、ローラホルダにおける旋回レバーの比較的簡単な可逆的な固定可能性を保証することができる。
【0020】
またローラホルダがプラスチック例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルより成っていれば、有利である。何故ならば、これによって安価な製造可能性が提供され、金属製のものと比較して、特に軽量な実施例が得られるからである。
【0021】
また旋回レバー若しくは旋回エレメントにおける可能な回転部材に関連して、例えば特に継手ブシュ(この継手ブシュ;Gelenkbuchse内に回転継手ピン;Drehgelenkzapfenが導入され、かつ固定される)に関連して、旋回エレメント特に旋回レバーが一体的に構成されていれば、ローラホルダにおける旋回レバーの回転若しくは旋回が可能であるので有利である。何故ならば、旋回エレメントの一体性は、安価に製造に関連して、また確実性に関連して、大きな利点を提供するからである。
【0022】
また、カーブベルトコンベヤは有利な形式で、カーブベルトコンベヤの基本幾何学形状を規定するフレーム装置を有しており、それによって、カーブベルトコンベヤの基本幾何学形状は、個別の搬送ローラの調節とは無関係に一定に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明によるカーブベルトコンベヤのカーブ領域を断面した平面図である。
【図2】図1に示したカーブベルトコンベヤのカーブ区分の断面した概略的な側面図である。
【図3】図2に示した区分の詳細を示す部分図である。
【図4】図3の実施例に対する変化実施例の詳細を示す部分図である。
【図5】本発明の1実施例によるローラホルダの概略図である。
【図6】本発明の1実施例による旋回エレメントの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
図1は、本発明によるカーブベルトコンベヤの断面した概略的な平面図を示している。コンベヤベルト1は、ほぼ円錐台形を形成しながら、相応のローラホルダ3に回転可能に支承された複数のガイドローラ4を介してガイドされており、カーブを形成する縁部の外側曲率半径に配置された、ほぼゴム隆起部の形状の係合部材2がコンベヤベルトに作用して、コンベヤベルトを、そのエンドレス性が得られるように確実にガイドしている。
【0025】
図3に示された旋回レバー5のガイドローラ4の旋回可能性によって、変向ローラ6を介して緊張され、かつ固定されたコンベヤベルト1は、微細な調節可能性に基づいて確実にガイドされるようになっている。この場合、各ガイドローラ4は、図2に示されているように、コンベヤベルト1の外側縁部方向に隆起部状の係合部材2を介して、相応の箇所に1対形式でベクトル的な分力で作用し、この場合、コンベヤベルト1の上行区分(搬送側ベルト)においても、また下行区分(リターン側ベルト)においても、それぞれの位置において上側のガイドローラは、それぞれ旋回レバー5を介して、ローラホルダ3における旋回レバーの回転中心点に対して偏心的にされ、ひいては旋回可能(上方及び下方にむかって)である。本発明によれば、ローラホルダ3は一体的に構成されていて、別体の成形部を成しており、それによってこのローラホルダ3は、カーブベルトコンベヤのフレーム構造部に固定されている。
【0026】
図4に示した実施例では、1対のガイドローラ4は交互に、つまり互い違いに、堅固にリベット固定された付加的な保持部8を介して配置されているので、保守及び修理の際に特に便利なアクセス可能性(接近可能性)が得られる。
【0027】
モータとしての駆動ユニット7は駆動軸を介して、この特別なケースでは2つの変向及び駆動ローラ6のうちの一方でもある変向及び駆動ローラを駆動する。コンベヤベルト1の円錐台形の外周面に基づいて、コンベヤベルト1の下行区分は、図2に示した横断面で見て、カーブの外側縁部方向に向かってやや下方に傾斜しており、それによってベルト側をぴんと強く張るようにガイドして、材料が波形に変形するのを避けるようになっている。
【0028】
図5には、ローラホルダ3の実施例が示されており、このローラホルダ3は完全にプラスチックより成る射出成形部として形成されている。前もって取り付けられている部分的な旋回レバー5も示されている。この旋回レバー5は、一体的な射出成形部として形成されている(図6参照)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ローラガイド式のコンベヤベルト(1)を備えたカーブベルトコンベヤであって、カーブの外側曲率半径を形成する縁部領域に係合部材(2)を有しており、該係合部材(2)が、ローラホルダ(3)に回転可能に支承された少なくとも1つのガイドローラ(4)によって、コンベヤベルト(1)をガイドしながらコンベヤベルト(1)に係合するようになっている形式のものにおいて、
前記ガイドローラ(4)及び/又は前記ローラホルダ(3)の一部又は該ローラホルダ(3)自体が、コンベヤベルト(1)から離れる方向及びコンベヤベルト(1)に向かう方向に可動であって、前記ローラホルダ(3)が一体的に構成されており、少なくとも1つのガイドローラ(4)が、前記ローラホルダ(3)に旋回可能に配置された旋回エレメントに偏心的に支承されていることを特徴とする、カーブベルトコンベヤ。
【請求項2】
前記ガイドローラ(4)が旋回可能かつ/または摺動可能である、請求項1記載のカーブベルトコンベヤ。
【請求項3】
前記ローラホルダ(3)又は該ローラホルダ(3)の少なくとも一部が、旋回可能かつ/または摺動可能である、請求項1又は2記載のカーブベルトコンベヤ。
【請求項4】
前記ガイドローラ(4)がボールベアリングを有している、請求項1から3までのいずれか1項記載のカーブベルトコンベヤ。
【請求項5】
コンベヤベルトの、前記ガイドローラ(4)が配置された側とは逆の側に、別のガイドローラ(4′)が配置されていて、それによってガイドローラ対が形成されている、請求項4記載のカーブベルトコンベヤ。
【請求項6】
前記旋回エレメント(5)が係止エレメントによって所定の位置に固定可能である、請求項1から5までのいずれか1項記載のカーブベルトコンベヤ。
【請求項7】
前記旋回エレメント(5)が予め規定された位置に可逆的に固定可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載のカーブベルトコンベヤ。
【請求項8】
前記旋回エレメントが旋回レバー(5)である、請求項1から7までのいずれか1項記載のカーブベルトコンベヤ。
【請求項9】
カーブベルトコンベヤが、カーブベルトコンベヤの基本幾何学形状を規定するフレーム装置を有している、請求項1から8までのいずれか1項記載のカーブベルトコンベヤ。
【請求項10】
コンベヤベルトの上行区分側のガイドローラ(4)と下行区分側のガイドローラ(4)とが、交互にカーブベルトコンベヤの搬送側区分に配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のカーブベルトコンベヤ。
【請求項11】
ローラホルダ(3)がプラスチックより成っている、請求項1から10までのいずれか1項記載のカーブベルトコンベヤ。
【請求項12】
前記旋回エレメントが一体的に構成されている、請求項11記載のカーブ側ベルトコンベヤ。
【請求項13】
ベルトを搬送するための方法において、請求項1から12までのいずれか1項記載のカーブベルトコンベヤを使用することを特徴とする、ベルトを搬送するための方法。
【請求項14】
カーブベルトコンベヤの使用法において、請求項1から12までのいずれか1項記載のカーブベルトコンベヤを使用してベルトを搬送することを特徴とする、カーブベルトコンベヤの使用法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2009−537425(P2009−537425A)
【公表日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−511404(P2009−511404)
【出願日】平成19年5月23日(2007.5.23)
【国際出願番号】PCT/EP2007/004577
【国際公開番号】WO2007/134854
【国際公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【出願人】(508348521)
【氏名又は名称原語表記】Caljan Rite−Hite ApS
【住所又は居所原語表記】Ved Milepaelen 6−8, DK−8361 Hasselager, Denmark
【Fターム(参考)】