説明

カーペットのズレ防止構造

【課題】カーペット、マットの硬さや厚みにはまったく無関係に、ズレを確実に防止することができるカーペットのズレ防止構造を提案すること。
【解決手段】上面に多数の係止突起21aを設けた下側遮音層21と、下面に多数の係止突起26aを設けたバッキング層26で裏打ちされた上側繊維層22とが被係止層23を介して積層されており、前記下側層21上面の係止突起21aと上側繊維層22下面のバッキング層26の係止突起26aとが被係止層23内に入り込んで該被係止層23を係止し、前記下側層21と上側繊維層22の相互の位置ズレを防止するようにしたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車や列車、航空機などの乗り物の床面に敷設されるカーペットやマット、建物の室内や廊下の床面に敷設されるカーペットやマット、コンピュータのオペレーション用チェアマット、部屋の出入口に敷設される床面用マット、エレベータ内やエレベータホールの開閉扉前に敷設される床面用マット、玄関マットなどに適用されるカーペットのズレ防止構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、マットのズレ防止手段としては、様々なものが提案されている。その一つに、図4に示すような自動車用マットに適用したズレ防止手段がある。そのズレ防止手段は、マット1裏面に形成したズレ防止用の突起2である。ところが、自動車床面3は、鉄板4上にアスファルト系シートからなる遮音層5を設け、この上にさらにエアークッションシート、グラスウール、フェルトなどからなる吸音層6を積層一体化してなる防音構造によって構成されているので、自動車用マット1裏面に形成したズレ防止用の突起2だけでは、十分なズレ防止が出来なかった。
【0003】
また一般住宅の床に置くマットについても、床面にはカーペットが敷かれている場合が多く、このカーペット上にマットを載せたときも、マット裏面のズレ防止用突起だけでは確実なズレ防止はできなかった。
【0004】
特に自動車用のマットの場合、そのズレは、単にマット上の塵や埃、ゴミなどが自動車床面に飛散してしまうといった問題が生じるだけではなく、ズレたマットが例えば運転席のブレーキペダルの下に入り込み、緊急時にブレーキペダルの操作ができないという自体を招く恐れがあり、交通安全の面からも、その防止は大変に重要視されている。
【0005】
このような事情から、マットのズレ防止、特に自動車用マットのズレ防止には、マット裏面の突起だけに頼るのではなく、以下に示すようなズレ防止手段が併用されていた。すなわち図4に示すズレ防止手段は、自動車用マット1の縁部に形成したハトメ孔9と、自動車床面3の鉄板4上にボルト8で固定したフック7とからなり、自動車用マット1縁部のハトメ孔9に自動車床面3のフック7の先端を嵌め込んで引っかけることで、そのズレを防止していた。
【0006】
また別の従来例としては、自動車床面または座席の脚部に固定した、先端にホックヒメールの雌を取り付けた紐と、自動車用マットの縁部にも同じくホックヒメールの雄を取り付けておき、前記床面または座席の脚部に固定した紐先端のホックヒメールの雌とマット縁部のホックヒメールの雄とを嵌合させることで、マットのズレを防止するようにしたものもあった。
【0007】
ところが、上述したハトメ孔とフック、ホックヒメールの雄雌といったズレ防止手段では、大きな力がマットに加わったとき、あるいは取り外すときに、ハトメ孔やホックヒメールが破損したり、先端にホックヒメールの雌を取り付けた紐がちぎれたり、さらにはマットのハトメ孔の部分やホックヒメールの雄を取り付けた部分から、マット自体が破損したりするなどの不具合が生じていた。
【0008】
また、マットやズレ防止手段の破損に至らないにしても、マットにズレ防止手段を取り付けるには、腰を屈めて行わなければならず、しかも自動車用のマットン場合、マットが所定の位置に載置されていないと、取付が出来ないことから、その取付作業は大変に煩雑であった。
【0009】
本発明者は、このような事情から、簡単でしかも確実にマットのズレを防止することができるマットのズレ防止構造を提供している(特許文献1参照)。
【0010】
図5に示すズレ防止構造は、カーペット11にマット10の外形に対応して成形してなるマット収納部12を設けたことを特徴とするものであり、前記マット収納部12にマット10を嵌め入れたとき、当該マット10が、カーペット11をマット10の外形に対応して成形してなるマット収納部12によって囲まれて捕捉されることになり、当該マット10のズレ方向に大きな外力が加わったとしても、容易にズレることがない。
【0011】
またこのズレ防止構造によれば、マット10をマット収納部12に嵌め入れるだけで良く、従来のズレ防止手段のように、腰を屈めてホックヒメールを嵌め合わせたり、マット周縁のハトメ孔にフックを嵌め込んだりするといった煩雑な手間は一切不要となる。
【0012】
さらにこのズレ防止構造によれば、マット10をマット収納部12から取り出す場合、マット10の縁(あるいは取出用のテープ13)を掴んでマット収納部12内から引き上げるだけでよいことから、カーペット11のマット収納部12にマット10を嵌め入れたり、マット収納部12から取り出したりする際にマット10が破損することもないといった効果がある。
【特許文献1】特開2001−224484号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
ところが、上記ズレ防止構造の場合、カーペット11のマット収納部12でマット10を捕捉することで、当該マット10のズレを防止するようにしているため、マット収納部12が一定の捕捉力を発揮させるために、ある程度の硬さと深さとを必要とし、さらにマット10が床面に敷設するカーペットのように大きな面積を持つ場合には、マット自体にもある程度の硬さ、剛性が必要であった。
【0014】
本発明は、このような技術的課題に鑑みなされたものであり、カーペット、マットの硬さや厚みにはまったく無関係に、ズレを確実に防止することができるカーペットのズレ防止構造を提案することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、「床面に設置されるカーペットのズレ防止構造であって、上面に多数の係止突起を設けた下側層と、下面に多数の係止突起を設けたバッキング層で裏打ちされた上側繊維層とが被係止層を介して積層されており、前記下側層上面の係止突起と上側繊維層下面のバッキング層の係止突起とが被係止層内に入り込んで該被係止層を係止し、前記下側層と上側繊維層の相互の位置ズレを防止するようにしたことを特徴とするカーペットのズレ防止構造」をその要旨とした。
【0016】
請求項2記載の発明は、下側層と上側繊維層とを被係止層を介して積層したときに、下側層上面の係止突起と上側繊維層下面の係止突起の位置がズレて交互に配置されていることを特徴とする請求項1記載のカーペットのズレ防止構造をその要旨とした。
【0017】
請求項3記載の発明は、下側層と上側繊維層とが分離可能であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のカーペットのズレ防止構造をその要旨とした。
【0018】
請求項4記載の発明は、上側繊維層が、パイル糸を打ち込んだ繊維基材と、前記繊維機材裏面を裏打ちするバッキング層とからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーペットのズレ防止構造をその要旨とした。
【0019】
請求項5記載の発明は、バッキング層が発泡樹脂層からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のカーペットのズレ防止構造をその要旨とした。
【0020】
請求項6記載の発明は、下側層が発泡樹脂層からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーペットのズレ防止構造をその要旨とした。
【0021】
請求項7記載の発明は、被係止層が不織布、織物、編物、紙、フェルト、発泡樹脂層、及びネットから選ばれる1種若しくはこれらの複合物からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーペットのズレ防止構造をその要旨とした。
【0022】
請求項8記載の発明は、被係止層が不織布からなることを特徴とする請求項7に記載のカーペットのズレ防止構造をその要旨とした。
【発明の効果】
【0023】
本発明のカーペットのズレ防止構造によれば、上面に多数の係止突起を設けた下側層に、下面に多数の係止突起を設けたバッキング層で裏打ちされた上側繊維層を被係止層を介して積層したとき、前記下側層上面の係止突起と上側繊維層下面のバッキング層の係止突起とが被係止層内に入り込んで該被係止層を係止し、前記下側層と上側繊維層の相互の位置ズレを確実に防止することができる。また、のカーペットのズレ防止構造によれば、カーペット、マットの硬さや厚みにはまったく無関係に、カーペットのズレを確実に防止することができる。
【0024】
また、本発明のカーペットのズレ防止構造を自動車に適用する場合、下側遮音層は自動車床面に敷設するカーペットとして、また上側繊維層はその上に載置する自動車用マットとして用いることになる。この場合、上側繊維層は、下側遮音層及び上側繊維層の多数の係止突起が下側遮音層と上側繊維層との間に配される被係止層内に入り込んで該被係止層を係止し、上側繊維層とのズレを確実に防止できるという利点がある。
【0025】
一方、本発明のカーペットのズレ防止構造を建物の室内や廊下の床面に敷設されるカーペットに適用する場合、本発明のカーペット全体構成を床面に敷設されるカーペットとして用いる場合の他、下側遮音層を床面に敷設するカーペットとして、また上側繊維層をその上に載置する床マットとして用いることができる。この場合も、下側遮音層と上側繊維層は、それぞれの下面または上面に設けた多数の係止突起が下側遮音層と上側繊維層との間に配される被係止層を係止し、下側遮音層と上側繊維層の相互の位置ズレを確実に防止できるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以上のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態に従って説明する。図1には、請求項1記載に係るカーペットの一例が示してある。このカーペットは、家屋の室内や自動車の車室内の床面上に敷設するものであり、上記のズレ防止性能に加えて、優れた防音性能、人体に帯電した静電気を吸収除去できる機能並びに消臭、抗アレルゲン作用をも有するものである。
【0027】
尚、図1に示すカーペットのズレ防止構造を、自動車に適用する場合、下側遮音層は自動車床面に敷設するカーペットとして、また上側繊維層はその上に載置する自動車用マットとして用いることになり、建物の室内や廊下の床面に敷設されるカーペットに適用する場合には、本発明のカーペット全体構成を床面に敷設されるカーペットとして用いる場合の他、下側遮音層を床面に敷設するカーペットとして、また上側繊維層をその上に載置する床マットとして用いることになる。
【0028】
図1に示すカーペット20は、下側遮音層21と被係止層23を介して積層された上側繊維層22とからなる。下側遮音層21は、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体(SBS)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの樹脂を発泡成形してなる発泡シートからなる。該シートには、マイカフレーク、炭酸カルシウムなどの無機充填剤が充填されていて、優れた制振性と遮音性とを有している。図示の例では、SBSにマイカフレーク及び炭酸カルシウムを充填し、発泡剤によって独立気泡型に発泡成形してなる発泡シートを下側遮音層211として用いた。この下側遮音層21の上面には、多数の係止突起21aが設けられている。
【0029】
一方、図1に示す上側繊維層22は、パイル糸25を打ち込んだ繊維基材24と、前記繊維基材24裏面を裏打ちするバッキング層26とからなる。繊維基材24には、不織布、織物、編物、紙、或いはフェルトを用いることができるが、好ましくは取り扱い性、価格などの点から不織布である。不織布としては、例えばチタン、セリウム、亜鉛、銅といった光触媒粒子表面をフッ素系多孔質層で被覆した抗菌性防臭粒子を繊維表面に付着させた抗菌性防臭繊維を含む不織布、あるいは従来公知の抗菌剤をバインダーと共に塗布または散布させて構成繊維表面に付着させた不織布などの抗菌性を有する不織布を用いると、室内の悪臭を効率よく吸収し、これを分解または吸着除去することから好ましい。
【0030】
また繊維基材24には、例えば図2及び図3に示すように、多数のフタロシアニン繊維を含む糸28と導電性繊維を含む糸29とによって芯部を構成し、前記芯部の周りに天然繊維 、合成繊維 、半合成繊維 または再生繊維からなる糸30によって鞘部を構成した複合糸31を含ませることもできる。これにより抗菌、抗アレルゲン効果と、導電効果とを得ることができる。
【0031】
尚、複合糸31に含まれる導電性繊維としては、特に限定されず、例えば炭素繊維、金属繊維、導電性セラミック繊維などの無機繊維、合成繊維を主材とし、この繊維表面に銅や銀、アルミニウムなどの金属をメッキしたメッキ繊維、繊維表面に銅や銀、アルミニウムなどの金属を練り込んだもの、あるいは繊維成分中に導電性を有する樹脂を含ませた繊維などを挙げることができる。
【0032】
またパイル糸25についても同様に、図2及び図3に示す複合糸31を含ませることができ、上記繊維基材24とパイル糸25の双方に複合糸31を含ませたならば、より効果的に抗菌、抗アレルゲン、並びに導電の各効果を得ることができる。
【0033】
パイル糸25は、不織布からなる繊維基材24の表側から略U字状となるように打ち込まれ、繊維基材24の裏側にはSBRよりなる発泡樹脂層27(連続気泡型)を設けて前記パイル糸25の抜けを止めがなされている。この発泡樹脂層27の裏側に吸音性を有する不織布層28を介してバッキング層26が設けられている。
【0034】
繊維基材24裏面を裏打ちするバッキング層26は、SBS、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの樹脂を発泡成形してなる発泡シートからなる。該シートには、マイカフレーク、炭酸カルシウムなどの無機充填剤が充填されていて、優れた制振性と吸音性を有している。図示の例では、SBSにマイカフレーク及び炭酸カルシウムを充填し、発泡剤によって連続気泡型に発泡成形してなる発泡シートをバッキング層26として用いた。このバッキング層26の下面には、多数の係止突起26aが設けられている。
【0035】
またバッキング層26には、表裏を貫通する多数の貫通孔26bが穿設されている。このため、各貫通孔26bの内面には無数の吸音穴(図示しない)が形成されている。つまりバッキング層26は、樹脂を発泡させた連続気泡構造を有するものであるから、各発泡部分が貫通孔と連通し、貫通孔26bには、無数の吸音穴(図示しない)が開口することになり、該バッキング層26に伝播した音は、貫通孔26bを通して、また貫通孔26bの内壁を通して、さらに貫通孔26bに開口する無数の吸音穴(図示しない)を通して、吸音がなされるようになり、優れた吸音効果が発揮されることになる。
【0036】
被係止層23は、不織布、織物、編物、紙、フェルト、発泡樹脂層、及びネットから選ばれる1種若しくはこれらの複合物からなり、前記下側層21と上側繊維層22の間にあって、これら下側遮音層21の上面と上側繊維層22の下面のそれぞれの係止突起21a、26aが該被係止層23内に入り込んでこれを係止し、これにより前記下側層21と上側繊維層22の相互の位置ズレを防止する働きを有するものである。図示の例では、不織布を被係止層23として用いた。
【0037】
本発明の防音カーペット10は、上述の下側遮音層21と上側繊維層22とを被係止層23を介して積層したときに、下側遮音層21上面の係止突起21aと上側繊維層22下面の係止突起26aの位置がズレて交互に配置されるようになっている。これにより、下側遮音層11上面と上側繊維層12の下面とからそれぞれ突出する各係止突起21a、26aによって被係止層23が確実に係止されることになる。このため、下側遮音層21と上側繊維層22と被係止層23の各相互間は、基本的に接着剤などで接合する必要はない。しかし、長期に渡る一体性が求められる場合には、各相互間を接着剤などで接合することもできる。
【0038】
また上述のように、下側遮音層21と上側繊維層22と被係止層23の各相互間は、基本的に接着剤などで接合する必要がなく、用途に応じて、或いは上側繊維層22のクリーニングを目的として、上側繊維層22を取り外す場合には、単に上側繊維層22を持ち上げるだけで分離が可能である。
【0039】
尚、本発明の範囲は、「請求の範囲」に定義されており、その範囲に含まれる全ての変更、形態を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明のカーペットを示す要部拡大断面図である。
【図2】本発明の上側繊維層に含まれる複合糸を示す要部拡大図である。
【図3】同じく複合糸の要部拡大断面図である。
【図4】従来のカーペットのズレ防止構造を示す要部拡大断面図である。
【図5】従来のカーペットのズレ防止構造を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
【0041】
20 ・・・カーペット
21 ・・・下側遮音層
21a ・・・係止突起
22 ・・・上側繊維層
23 ・・・被係止層
24 ・・・繊維基材
25 ・・・パイル糸
26 ・・・バッキング層
26a ・・・係止突起
26b ・・・貫通孔
27 ・・・発泡樹脂層
28 ・・・不織布

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床面に設置されるカーペットのズレ防止構造であって、
上面に多数の係止突起を設けた下側層と、下面に多数の係止突起を設けたバッキング層で裏打ちされた上側繊維層とが被係止層を介して積層されており、
前記下側層上面の係止突起と上側繊維層下面のバッキング層の係止突起とが被係止層内に入り込んで該被係止層を係止し、前記下側層と上側繊維層の相互の位置ズレを防止するようにしたことを特徴とするカーペットのズレ防止構造。
【請求項2】
下側層と上側繊維層とを被係止層を介して積層したときに、下側層上面の係止突起と上側繊維層下面の係止突起の位置がズレて交互に配置されていることを特徴とする請求項1記載のカーペットのズレ防止構造。
【請求項3】
下側層と上側繊維層とが分離可能であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のカーペットのズレ防止構造。
【請求項4】
上側繊維層が、パイル糸を打ち込んだ繊維基材と、前記繊維機材裏面を裏打ちするバッキング層とからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーペットのズレ防止構造。
【請求項5】
バッキング層が発泡樹脂層からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のカーペットのズレ防止構造。
【請求項6】
下側層が発泡樹脂層からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーペットのズレ防止構造。
【請求項7】
被係止層が不織布、織物、編物、紙、フェルト、発泡樹脂層、及びネットから選ばれる1種若しくはこれらの複合物からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーペットのズレ防止構造。
【請求項8】
被係止層が不織布からなることを特徴とする請求項7に記載のカーペットのズレ防止構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−167915(P2008−167915A)
【公開日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−3377(P2007−3377)
【出願日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【出願人】(000149664)株式会社大和 (35)
【出願人】(592083993)株式会社八千代 (34)
【出願人】(592084004)株式会社祥永 (34)
【Fターム(参考)】