説明

ガイドロール用治具

【課題】搬送速度を加減速した場合であっても、被搬送体にキズを発生させず、コストも抑えられ、メンテナンスが簡単なガイドロール用治具を提供する。
【解決手段】ガイドロール用治具10は、光学フィルム30を搬送する搬送装置のガイドロール20に使用するものであり、硬質クロムメッキによって覆われたガイドロール20の表面であって、光学フィルム30の両端と接触する部分に2つ巻きつけられ、搬送速度の加減速時の慣性によって光学フィルム30がガイドロール20上ですべることを、光学フィルム30との摩擦によって防止する塩化ビニルシートと、塩化ビニルシートの下層に接着固定され、搬送速度の加減速時の慣性によって塩化ビニルシートがガイドロール20上ですべることを、ガイドロール20との摩擦によって防止するPETフィルムと、このガイドロール用治具10をガイドロール20に着脱可能に固定する面ファスナー等とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被搬送体を搬送する搬送装置のガイドロールに使用するのに好適なガイドロール用治具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、搬送装置のガイドロールには、被搬送体がガイドロール上ですべり、それによるキズの発生が起きないように、様々な工夫がなされており、以下のようなものがある。
(1)アルミ製ガイドロール表面に硬質クロムメッキを施し、耐摩耗性及び表面粗さを向上させたもの。
(2)アルミ製ガイドロール表面をアルマイト加工し、かつ、周方向に溝を彫り、ホールド力を強化したもの。
【0003】
(3)ガイドロール面に、5μm以上50μm以下の凹部を形成し、凹部以外の平坦部の面積占有率を50%以上70%以下にし、ウェブの表面に対するホールド力を維持して、擦りキズを防止するウェブ案内ローラ及びその製造方法(例えば、特許文献1)。
(4)ガイドロール表面に流体噴出孔を備え、流体を噴出することによりガイドロールとフィルムとが接しないようにして、両者の擦れキズを防止するフィルム搬送ロール(例えば、特許文献2)。
【0004】
(5)ガイドロールを繊維強化型樹脂として慣性モーメントを低減し、搬送速度の加減速時におけるキズの発生を低減させ、また、強化繊維樹脂から露出する繊維がシートにキズを与えることがあるため、表面をゴム、樹脂、金属等で被覆するシートロール体の製造装置(例えば、特許文献3)。
(6)ガイドロールに伸縮可能な網状のロールカバーを取り付け、ロールカバーとフィルムとの間ではすべりを発生させず、ロールカバーとガイドロールとの間ですべりを発生させる長尺プラスチックフィルムの搬送方法及びこれを用いた長尺プラスチックフィルムの表面処理方法(例えば、特許文献4)。
【0005】
(7)摩擦係数の高い溶剤蒸発型エラストマー塗料又はアクリル樹脂系エマルション塗料を噴霧塗布し、ガイドロール面に凹凸を形成させ、キズを防止するウェブ送り用ロールの製造方法及び凹凸表面層を有するウェブ送り用ロール(例えば、特許文献5)。
【0006】
しかし、ディスプレイ用の反射防止フィルム、防眩フィルム等の光学フィルムは、ガイドロールとの擦れによってキズがついてしまうと、光学特性等が変わる可能性があり、良品として扱えなくなるので、より慎重に搬送する必要がある。
通常は、耐摩耗性が抜群であり、かつ、表面粗さが小さい硬質クロムメッキのガイドロール等を使用するので、定速運転時は、キズの発生もなく良好であるが、給排紙ロール切替時等の搬送速度の加減速を行う場合には、光学フィルムがガイドロールの慣性に追従できず、キズが発生してしまう場合がある。
【0007】
また、上述した従来のものは、摩擦係数の高いゴム系ロールや表面に凹凸のあるもの、又は、メッシュのもの等が使用されていたが、コストが高い、メンテナンスに時間を要する、摩耗による定期的交換が必要等の問題があった。
【0008】
さらに、ガイドロール自体の材質に、強化繊維樹脂を使用して軽量化を図り、慣性モーメントを低減させてキズを防止する方法もあるが、やはりコストが高くなってしまう。
【0009】
一方、ゴム系、樹脂系ガイドロールは、硬質クロムでメッキされた金属製のガイドロールに比べ、ゴミ等が付着しやすいので、ガイドロール全体をゴム系、樹脂系で覆ってしまうと、フィルムの印刷面にゴミが付着し不良品となることもありうる。
【0010】
【特許文献1】特開2003−146505号公報
【特許文献2】特開2000−86032号公報
【特許文献3】特開2001−63887号公報
【特許文献4】特開2004−26364号公報
【特許文献5】特開平8−38995号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明の課題は、搬送速度を加減速した場合であっても、被搬送体にキズを発生させず、コストも抑えられ、しかも、メンテナンスが簡単なガイドロール用治具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、被搬送体(30)を搬送する搬送装置のガイドロール(20)に使用するガイドロール用治具であって、前記ガイドロール(20)に巻きつけられ、搬送速度の加減速時の慣性によって前記被搬送体(30)が前記ガイドロール(20)上ですべることを、前記被搬送体(30)との摩擦によって防止する第1のすべり防止手段(11)と、前記第1のすべり防止手段(11)を前記ガイドロール(20)に着脱可能に固定する着脱固定手段(13)と、を備えるガイドロール用治具である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のガイドロール用治具において、前記第1のすべり防止手段(11)は、前記被搬送体(30)の両端と接触する部分に配置されること、を特徴とするガイドロール用治具である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のガイドロール用治具において、前記第1のすべり防止手段(11)の下層に設けられ、搬送速度の加減速時の慣性によって前記第1のすべり防止手段(11)が前記ガイドロール(20)上ですべることを、前記ガイドロール(20)との摩擦によって防止する第2のすべり防止手段(12)を備えること、を特徴とするガイドロール用治具である。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項3までのいずれか1項に記載のガイドロール用治具において、前記第1のすべり防止手段(11)は、前記被搬送体(30)が接触する接触領域(11A)と、前記被搬送体(30)が接触しない非接触領域(11B)とを備え、前記着脱固定手段(13)は、前記非接触領域(11B)に設けられていること、を特徴とするガイドロール用治具である。
請求項5の発明は、請求項1又は請求項4までのいずれか1項に記載のガイドロール用治具において、前記被搬送体(30)は、光学フィルムであり、前記第1のすべり防止手段(11)は、樹脂系又はゴム系の層であること、を特徴とするガイドロール用治具である。
請求項6の発明は、請求項1又は請求項5までのいずれか1項に記載のガイドロール用治具において、前記ガイドロール(20)は、少なくともその表面が金属系であり、前記第2のすべり防止手段(12)は、樹脂系又は金属系の層であること、を特徴とするガイドロール用治具である。
請求項7の発明は、請求項1又は請求項6までのいずれか1項に記載のガイドロール用治具において、前記着脱固定手段(13)は、面ファスナーであること、を特徴とするガイドロール用治具である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、以下のような効果がある。
(1)被搬送体との摩擦によって、被搬送体のすべりを防止する第1のすべり防止手段を備えるので、搬送速度を加減速した場合であっても、被搬送体が第1のすべり防止手段に追従し、被搬送体にキズが発生せず、歩留まりも向上する。
(2)第1のすべり防止手段は、被搬送体の両端と接触する部分に配置されるので、ガイドロールを部分的に覆うこととなり、ガイドロール全体を覆う従来の方式と比較して、ゴミやホコリの付着を抑えることができる。
(3)ガイドロール用治具は、第1のすべり防止手段や着脱固定手段で構成されるので、非常に構造が簡単でかつコスト的にも安く製作できる。
(4)ガイドロールに着脱可能な着脱固定手段を備えるので、ガイドロール本体の材質や形状を変更する必要はなく、また、メンテナンスは、ガイドロール用治具のみでよくなり、時間を要さず、メンテナンス時間を短縮できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明は、搬送速度を加減速した場合であっても、被搬送体にキズを発生させず、コストも抑えられ、しかも、メンテナンスが簡単なガイドロール用治具を提供するという目的を、ガイドロールの光学フィルム通過部の両端に、塩化ビニルシート及びPETフィルムからなる2層のフィルム部を巻きつけ、面ファスナーで固定することにより実現する。
【実施例】
【0015】
以下、図面等を参照して、本発明の実施例について、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明によるガイドロール用治具の実施例を示す図である。
本実施例のガイドロール用治具10は、ロールトゥロール方式で光学フィルム30を搬送し、その光学フィルム30に印刷を行う装置のガイドロール20に使用するものであり、ガイドロール20の表面の光学フィルム通過部であって、光学フィルム30の両端と接触する部分に、2つ巻きつけられている。
【0016】
ガイドロール20は、光学フィルム30を搬送するものであり、その表面が硬質クロムメッキ(金属系)によって覆われている。
【0017】
光学フィルム30は、本実施例では、ディスプレイ用の反射防止フィルム、防眩フィルム等のウェブ状の被搬送体であり、具体的には、TACフィルム(三酢酸セルロースフィルム)である。
【0018】
次に、図2を参照しながら、ガイドロール用治具10について説明する。
図2は、本実施例によるガイドロール用治具10の側面図及び平面図である。
ガイドロール用治具10は、塩化ビニルシート11と、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム12と、面ファスナー(例えば、マジックテープ:株式会社クラレの登録商標)13等とを備える。
【0019】
塩化ビニルシート11は、光学フィルム30と接触し、搬送速度の加減速時の慣性によって光学フィルム30がガイドロール20上ですべることを、光学フィルム30との摩擦によって防止する第1のすべり防止手段であり、具体的には、幅方向の長さx11=50mm、長手方向の長さy11=ガイドロール20の円周の長さの1.2倍程度、厚み=20μmの樹脂系のシートである。
【0020】
また、塩化ビニルシート11は、略中央の中心線を境界として、光学フィルム30が接触する左側の接触領域11Aと、光学フィルム30が接触しない右側の非接触領域11Bとに区画されている。
なお、図中のガイドロール用治具10は、図1の右側のガイドロール用治具を示しており、図1の左側のガイドロール用治具は、接触領域11Aと非接触領域11Bとが左右反対になる。
【0021】
PETフィルム12は、塩化ビニルシート11の下層に接着固定され、搬送速度の加減速時の慣性によって塩化ビニルシート11がガイドロール20上ですべることを、ガイドロール20との摩擦によって防止する第2のすべり防止手段であり、具体的には、塩化ビニルシート11と略同寸であって、厚み=50μmの樹脂系のシートである。
【0022】
面ファスナー13は、このガイドロール用治具10をガイドロール20に着脱可能に固定する着脱固定手段であり、非接触領域11Bの中央付近に、メス側の面ファスナーが、非接触領域11Bの下端付近にオス側の面ファスナーが接着固定され、両者の具体的な寸法は、幅方向の長さx13=20mm、長手方向の長さy13=40mmである。
【0023】
次に、本実施例によるガイドロール用治具10の使用方法を説明する。
図3は、本実施例によるガイドロール用治具10の使用方法を示す図である。
まず、図3(A)に示すように、面ファスナー13が外側になるように、ガイドロール20にガイドロール用治具10を巻きつける。
ついで、図3(B)に示すように、面ファスナー13で、ガイドロール用治具10を固定する。
このとき、図3(C)に示すように、光学フィルム30の両端が接触領域11Aにxc=20mm程度重なるように、ガイドロール用治具10を巻きつける。
そして、この状態で、光学フィルム30を搬送すると、接触領域11Aは、この部分の摩擦でグリップ力が増し、光学フィルム30がガイドロール20に追従するようになる。
【0024】
このような方法で、ガイドロール用治具10を、直径150mmのアルミ製(表面硬質クロムメッキ)のガイドロールにセットし、ウェブ速度40m/分、テンション200N、ウェブ抱角度160度にて、厚み=80μmのTACフィルムを搬送し、搬送速度の加減速を行ったところ、TACフィルムとガイドロールのすべりが解消され、キズの発生は確認されなかった。
また、同条件で、厚み=50μmのPETフィルムを搬送しても、すべりや、キズの発生は見られなかった。
【0025】
このように、本実施例によれば、以下のような効果がある。
(1)光学フィルム30との摩擦によって、光学フィルム30のすべりを防止する塩化ビニルシート11を備えるので、搬送速度を加減速した場合(例えば、給排紙ロール切替時)であっても、光学フィルム30が塩化ビニルシート11に追従し、光学フィルム30に擦れキズが発生せず、それによって、歩留まりも向上する。
(2)塩化ビニルシート11は、光学フィルム30の両端と接触する部分に配置されるので、ガイドロール20を部分的に覆うこととなり、光学フィルム30の印刷面(中央部分)は、ガイドロール20の硬質クロムメッキによってゴミの非付着性、耐磨耗性を維持し、光学フィルム30の非印刷面(両端部分)は、光学フィルム30の擦れキズの発生を防止しながら良好に搬送可能となるので、ゴミやホコリの付着を最小限に抑えることができ、クリーンルームでの利用に好適である。
【0026】
(3)ガイドロール20との摩擦によって、塩化ビニルシート11のすべりを防止するPETフィルム12を備えるので、PETフィルム12がガイドロール20に密着して共に回転し、その上層にある塩化ビニルシート11が空回りせず、また、光学フィルム30の幅方向の長さが変わった場合には、面ファスナー13を緩めて簡単にスライドさせることができる。
(4)ガイドロール用治具10は、塩化ビニルシート11、PETフィルム12及び面ファスナー13で構成されるので、非常に構造が簡単でかつコスト的にも安く製作できる。
【0027】
(5)ガイドロール用治具10は、面ファスナー13によって着脱可能であるので、ガイドロール20本体の材質や形状を変更する必要はなく、メンテナンスは、ガイドロール用治具10のみでよくなり、時間を要さず、メンテナンス時間を短縮できる。
(6)面ファスナー13を用いているので、簡易的にガイドロール20に巻きつけたり、外したりすることができ、作業性にも優れる。
【0028】
(7)面ファスナー13は、非接触領域11Bに接着固定されているので、光学フィルム30との接触面に段差ができず、キズの発生もない。
【0029】
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)第1のすべり防止手段は、塩化ビニルシート11の例で説明したが、ゴム系の層であってもよい。また、被搬送体と第1のすべり防止手段との間の摩擦係数が0.1以上〜1.0未満(好ましくは、0.5以上〜1.0未満)の範囲にあり、高摩擦でスベリが発生しないようなものであれば、材料は問わない。
【0030】
(2)第2のすべり防止手段は、PETフィルム12の例で説明したが、塩化ビニルシートであってもよい。このようにすれば、塩化ビニルシート1層で、第1及び第2のすべり防止手段を兼用することができ、構成の簡素化及び低コスト化が図れる。また、第2のすべり防止手段は、金属蒸着層等の金属系の層であってもよい。さらに、第2のすべり防止手段とガイドロールとの間の摩擦係数が0.1以上〜1.0未満(好ましくは、0.5以上〜1.0未満)の範囲にあり、取付位置の変更が容易にできるものであれば、材料は問わない。
【0031】
(3)被搬送体は、光学フィルム30の例で説明したが、これらに限られず、キズが発生することを防止したいすべてのものを対象とする。
(4)着脱固定手段は、面ファスナー13の例で説明したが、シリコン粘着シート等の固定できるものであれば、材料は問わない。
(5)ガイドロール用治具10のサイズや厚みは、上述した実施例のものに限らず、対象フィルムに応じたものを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明によるガイドロール用治具の実施例を示す図である。
【図2】本実施例によるガイドロール用治具10の側面図及び平面図である。
【図3】本実施例によるガイドロール用治具10の使用方法を示す図である。
【符号の説明】
【0033】
10 ガイドロール用治具
11 塩化ビニルシート(第1のすべり防止手段)
11A 接触領域
11B 非接触領域
12 PETフィルム(第2のすべり防止手段)
13 面ファスナー
20 ガイドロール
30 光学フィルム(被搬送体)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被搬送体を搬送する搬送装置のガイドロールに使用するガイドロール用治具であって、
前記ガイドロールに巻きつけられ、搬送速度の加減速時の慣性によって前記被搬送体が前記ガイドロール上ですべることを、前記被搬送体との摩擦によって防止する第1のすべり防止手段と、
前記第1のすべり防止手段を前記ガイドロールに着脱可能に固定する着脱固定手段と、
を備えるガイドロール用治具。
【請求項2】
請求項1に記載のガイドロール用治具において、
前記第1のすべり防止手段は、前記被搬送体の両端と接触する部分に配置されること、
を特徴とするガイドロール用治具。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のガイドロール用治具において、
前記第1のすべり防止手段の下層に設けられ、搬送速度の加減速時の慣性によって前記第1のすべり防止手段が前記ガイドロール上ですべることを、前記ガイドロールとの摩擦によって防止する第2のすべり防止手段を備えること、
を特徴とするガイドロール用治具。
【請求項4】
請求項1又は請求項3までのいずれか1項に記載のガイドロール用治具において、
前記第1のすべり防止手段は、
前記被搬送体が接触する接触領域と、
前記被搬送体が接触しない非接触領域とを備え、
前記着脱固定手段は、前記非接触領域に設けられていること、
を特徴とするガイドロール用治具。
【請求項5】
請求項1又は請求項4までのいずれか1項に記載のガイドロール用治具において、
前記被搬送体は、光学フィルムであり、
前記第1のすべり防止手段は、樹脂系又はゴム系の層であること、
を特徴とするガイドロール用治具。
【請求項6】
請求項1又は請求項5までのいずれか1項に記載のガイドロール用治具において、
前記ガイドロールは、少なくともその表面が金属系であり、
前記第2のすべり防止手段は、樹脂系又は金属系の層であること、
を特徴とするガイドロール用治具。
【請求項7】
請求項1又は請求項6までのいずれか1項に記載のガイドロール用治具において、
前記着脱固定手段は、面ファスナーであること、
を特徴とするガイドロール用治具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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