説明

ガスからの二酸化炭素の除去方法

本発明は(a)ガスを吸収性液体と接触させてCOに富む吸収性液体及び生成ガスを得ることにより、該ガスからCOを除去する工程、(b)C0に富む吸収性液体を加熱する工程、(c)加熱したCOに富む吸収性液体を再生器中、高温でストリッピングガスと接触させて再生吸収性液体、及びCOに富む熱ガス流を得る工程を含み、前記COに富む吸収性液体が前記COに富む熱ガス流と外部熱交換される、ガスからのCOの除去方法を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はガスから二酸化炭素を除去する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
過去数十年間、大気中へのCO放出量はほぼ地球全体で増大してきた。大気中へのCOの放出は、地球温暖化に寄与する“温室効果ガス”特性のため、有害であると考えられている。京都議定書に従って、望ましくない気候の変動を防止又は減殺するため、COの放出を減少させなければならない。COの最大放出源は、発電のため、化石燃料、例えば石炭又は天然ガスを燃焼させること、並びに輸送用及び暖房用燃料として石油製品を使用することによる。これらの方法ではCO含有ガスが生成する。したがって、このようなガスが大気中に放出される前に、ガス中のCOを除去することが望ましい。
【0003】
ガスからのCOの除去方法は当該技術分野で知られている。例えばEP 0,744,987にはCOの大気中への放出を除去し防止する方法が記載されている。EP 0,744,987に記載の方法では、ガスタービンの排気ガスからCOを吸収性液体に移し、次いで、高温再生を行って吸収性液体から吸収されたCOを開放している。EP 0,744,987に記載の方法の重大な欠点は、エネルギー消費が多く、全体のエネルギー出力を低下させることである。この効率を向上するため、ガスタービンの排気ガスを熱回収水蒸気発生器に通して高圧水蒸気及び低圧水蒸気を生成させる。低圧水蒸気は吸収性液体の再生に必要な高温を得るのに使用される。その結果、全体の効率は向上するが、追加の設備を必要とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、ガスからCOを、簡単に、かつエネルギー効率的に除去する方法が依然として必要である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的のため、本発明は
(a)ガスを吸収性液体と接触させてCOに富む吸収性液体及び生成ガスを得ることにより、該ガスからCOを除去する工程、
(b)COに富む吸収性液体を加熱する工程、
(c)加熱したCOに富む吸収性液体を再生器中、高温でストリッピングガスと接触させて再生吸収性液体、及びCOに富む熱ガス流を得る工程、
を含み、前記COに富む吸収性液体が前記COに富む熱ガス流と外部熱交換される、ガスからのCOの除去方法を提供する。
【0006】
ここで使用される外部熱交換とは、COに富む熱ガス流が再生器から少なくとも1つの熱交換器に案内され、COに富む熱ガス流から熱が回収され、こうして回収された熱が再生工程で使用されることを言う。
【発明の効果】
【0007】
本発明ではCOに富む吸収性液体の加温に必要な熱の一部がCOに富む熱ガス流により供給されるので、吸収性液体を用いてCOを簡単かつ熱効率的に除去することが可能である。このような熱要件は、COに富む熱ガス流中に存在する水蒸気を少なくとも一部凝縮することにより果たされる(delivered)ものと考えられる。本発明は全体のエネルギー効率を、好適には5〜25%、好ましくは10〜25%改善できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施態様を例示により添付の非限定的図面を参照して説明する。
【0009】
【図1】本発明の一実施態様によるガスからのCOの除去方法の概略図である。 この説明の目的で、単一の参照番号がライン及びこのラインで運ばれる流れに割り当てられる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
工程(a)において、ガスを好適には吸収器中、高温で吸収性液体と接触させることにより除去される。図中、ガスはライン1経由で吸収器2に案内される。好適には、ガスが煙道ガスの場合、吸収は比較的低温かつ比較的低圧で起こる。好適には、ガスは吸収器に入れる前に冷却される。
【0011】
本方法はCOを含有するいかなるガスにも好適である。例えば処理すべきガスは、天然ガス、例えば炭化水素、例えばメタン、天然又は随伴ガス、ナフサ、ディーゼル及び液体残留フラクション、石炭のガス化で生じるガス、コークス炉ガス、製油所ガス、水素及び水素含有ガス、並びに煙道ガスの(接触)部分酸化及び/又は水蒸気メタン改質により得られる合成ガスであってよい。ガスはCOを好適には0.25〜70%(v/v)、好ましくは1〜45%(v/v)含有する。
【0012】
ガスが煙道ガスの場合、COの量は一般に少なく、好適には0.25〜20%(v/v)であり、またガスは通常、酸素を好ましくは0.25〜20%(v/v)、更に好ましくは0.5〜15%(v/v)、なお更に好ましくは1〜10%(v/v)含有する。
【0013】
吸収性液体は、ガス流からCOを除去できるいかなる吸収性液体であってもよい。このような吸収性液体としては、化学溶剤又は化学溶剤と物理溶剤との組合わせを含有してよい。
好適な化学溶剤はアンモニア及びアミン化合物を含有する。
【0014】
1つの好ましい吸収性液体は1種以上のアミンを含有する。アミンはガスからCOを除去するのに特に好適であることが見出された。
このようなアミンは、好ましくはエタノールアミンから誘導された、単一の第一、第二又は第三アミンであってもよいし、或いは第一又は第二アミン及び/又は第三アミンの混合物であってもよい。
【0015】
好ましくは1種以上のアミンは、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン(DEA)、ジグリコールアミン、(DGA)、メチルジエタノールアミン(MDEA)、トリエタノールアミン(TEA)、N,N’−ジ(ヒドロキシアルキル)ピペラジン、N,N,N’,N’−テトラキス(ヒドロキシアルキル)−1,6−ヘキサンジアミン及びt−アルキルアミンスルホン酸化合物の群から選択される。
【0016】
MEAは、COを比較的高い%割合(MEA 1容量当たりCO容量)で吸収する能力を有するため、特に好ましいアミンである。したがって、MEAを含む吸収性液体は、低濃度、通常、3〜10%(v/v)のCOを有するガスからCOを除去するのに好適である。
【0017】
N,N’−ジ(ヒドロキシアルキル)ピペラジンは、好ましくはN,N’−ジ(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン及び/又はN,N’−ジ(3−ヒドロキシプロピル)ピペラジンである。
テトラキス(ヒドロキシアルキル)−1,6−ヘキサンジアミンは、好ましくはN,N,N’N’−テトラキス(2−ヒドロキシエチル)−1,6−ヘキサンジアミン及び/又はN,N,N’N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)−1,6−ヘキサンジアミンである。
【0018】
t−アルキルアミンスルホン酸化合物は、好ましくは4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸、4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンプロパンスルホン酸、4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−(2−ヒドロキシプロパンスルホン酸)及び1,4−ピペラジンジ(スルホン酸)の群から選ばれる。
【0019】
特に好ましい吸収性液体としては、第一又は第二アミンと第三又は立体障害アミンとの混合物が含まれる。好適な第三又は立体障害アミンは前述した通りである。第一又は第二アミンのpKb(水中25℃で)5.5未満、好ましくは5未満、更に好ましくは4.5未満である。pKbが低いと、COの吸収が増大した状態で方法が改善される。特に好ましい第二アミンはピペラジンである。
【0020】
ガス流が酸素を若干量、好適には1〜20%(v/v)の範囲含有する場合は、吸収液に腐食防止剤を加えることが好ましい。好適な腐食防止剤は、例えば米国特許第6,036,888号に記載されている。
【0021】
工程(a)の吸収に使用される条件は、特に使用される吸収液体の種類に依存することは理解されよう。
吸収性液体がアミンを含む場合、工程(a)は好適には15〜90℃、好ましくは20℃以上、更に好ましくは25〜80℃、なお更に好ましくは40〜65℃、なお一層更に好ましくは約55℃の温度で行われる。
【0022】
吸収性液体がアンモニアを含む場合、吸収工程は好適には周囲温度未満、好ましくは0〜10℃、更に好ましくは2〜8℃の温度で行われる。
吸収性液体がアミンを含む場合、工程(a)は好適には10〜150バール、特に25〜90バールの圧力で行われる。
【0023】
工程(a)では精製ガス、及びCOに富む吸収性液体が得られる。好適にはCOの80%を超える量、好ましくは90%を超える量、更に好ましくは95%を超える量が除去される。精製ガスはCO濃度が低いので、大気中に排出するか、或いは他の所で使用してよい。
【0024】
工程(b)ではCOに富む吸収性液体は、好適には工程(c)の再生した吸収性液体を用いて加熱される。この加熱工程はCOに富む吸収性液体を、吸収性液体の再生が起こる温度付近又は温度範囲にする工程である。工程(b)は、COに富む吸収性液体と熱ガス又は熱液体との熱交換により行われる。以下に説明するように、工程(b)の熱要件の少なくとも一部は、再生工程で発生したCOを含有する熱ストリッピングガスの熱を用いて満たされる。
【0025】
工程(c)ではCOに富む加熱吸収性液体(図のライン8経由で移される)は、再生器(図の9)中、高温でストリッピングガスと接触し、再生吸収性液体及び二酸化炭素に富むガス流が得られる。図中、COに富むガス流は、再生器からライン10経由で熱交換器11に案内される。
【0026】
再生に使用される条件は、特に吸収性液体の種類及び吸収工程に使用される条件に依存することは理解されよう。好適には再生は、吸収とは異なる温度及び/又は異なる圧力で起こる。再生工程は、好適には吸収工程で使用される温度よりも高温で行われる。
【0027】
吸収性液体がアミンを含む場合、好ましい再生温度は100〜200℃の範囲である。吸収性液体が水性アミンを含む場合、再生は好ましくは1〜5バール(絶対圧)の範囲の圧力で起こる。
【0028】
アンモニアを含む吸収性液体を使用した場合、再生器を出るCOに富むガス流は高圧である。COに富むガス流の圧力は好適には5〜30バール(絶対圧)、好ましくは8〜30バール(絶対圧)の範囲である。COに富むガス流が高圧の必要がある利用法、例えば地下地層への注入に使用する場合、COに富むガス流は既に高圧であるという利点がある。好ましい実施態様では、好適にはこのCOに富む加圧ガス流を油層に注入して、石油の回収を増進するのに使用される。COに富む加圧ガス流を油層に注入すると、COに富む加圧ガス流は適当な所で石油に溶解し易くなり、これにより石油の粘度が低下し、生産坑井への移動に向けて石油は一層動き易くなる。通常、COに富むガス流を所望の高圧に加圧するには一連の圧縮器を必要とする。既に高圧に加圧されたCOに富むガス流を更に加圧するのは一層容易である。
【0029】
本方法ではCOに富む吸収性液体の少なくとも一部は、COに富む熱ガス流との熱交換により加熱される。この加熱は種々の方法で達成できる。好ましい実施態様を詳細に説明する。しかし、本発明はこの好ましい実施態様に限定されるものではなく、多くの変化が可能でありこれらも本発明に含まれることは理解されよう。
【0030】
好ましい実施態様ではCOに富む吸収性液体は、図に示すように2つの画分に分割される。ここで、2つの流れは分割器5からライン6及び12経由で案内される。COに富む吸収性液体の第一画分は図1の第一熱交換器7に案内され、これによりCOに富む吸収性液体の前記第一部分を、再生吸収性液体を用いて加熱する。COに富む吸収性液体の第二画分は図1の第二熱交換器11に案内され、これによりCOに富む吸収性液体の前記第二部分を加熱する。COに富む熱ガス流は第二熱交換器に案内され、吸収性液体の前記第二部分を熱交換により加熱するのに使用される。第一画分は第二画分よりも大きいことが好ましい。第一画分と第二画分との比は、異なる吸収性液体は異なる熱要件を有することから、特に使用される吸収性液体に依存する。COに富む吸収性液体の第一画分と第二画分との比は、好ましくは1:1〜9:1、更に好ましくは1:1〜4:1の範囲、なお更に好ましくは約7:3である。
【0031】
図において、CO含有ガスは、ライン1経由で吸収器2に案内される。吸収器2において、このガスは吸収性液体と接触し、これによりCOをガスから吸収性液体に移行させ、精製ガス及びCOに富む吸収性液体が得られる。精製ガスは吸収器からライン3経由で案内される。COに富む吸収性液体は吸収器からライン4経由で分割器5に案内され、ここで2つの流れに分割される。
【0032】
第一流はライン6経由で第一熱交換器7に案内され、ここで加熱される。得られたCOに富む加熱吸収性液体は、ライン8経由で再生器9に案内される。再生器9ではCOに富む加熱吸収性液体はストリッピングガスと高温で接触し、これにより吸収性液体からCOをストリッピングガスに移行させ、再生吸収性液体及びCOに富む熱ストリッピングガスが得られる。このCOに富む熱ストリッピングガスは、ライン10経由で熱交換器11に案内される。
【0033】
COに富む吸収性液体の第二流は、分割器5からライン12経由で熱交換器11に案内される。熱交換器11ではCOに富む吸収性液体は、COに富む熱ストリッピングガスで加熱される。得られたCOに富む加熱吸収性液体は熱交換器11からライン13経由で再生器9に案内される。
【0034】
熱交換器11からはCOに富む冷却ストリッピングガスがライン14経由で凝縮器15に案内され、ここで水が凝縮される。この冷却流はライン16経由で分離器17に案内され、ここで凝縮水が分離され、ライン18経由で再生器9に案内される。水の欠乏したCOに富むガス流は、ライン19経由で圧縮器20に案内され、ここで加圧される。加圧されたCO流は、圧縮器からライン21経由で、どこか他の所で使用するために案内される。
【0035】
再生器9の底部からライン22経由で再生吸収性液体が取出され、再沸器23に案内され、ここで加熱されて、ストリッピング流及び再生吸収性液体を生成する。このストリッピング流はライン24経由で再生器に案内される。熱再生吸収性液体は、ライン25経由で熱交換器7に案内され、ここでCO含有吸収性液体で冷却される。冷却された再生吸収性液体はライン26経由で吸収器2に案内される。
【実施例】
【0036】
以下の非限定的実施例を用いて本発明を説明する。
例1(本発明による)
図に記載した方法において、COを4.1%含有する煙道ガスをライン1経由で499.1Nm/sの流量で吸収塔2に通した。吸収塔ではCOの85%が吸収された。ライン4経由で吸収塔2を離れるCOに富む溶剤流の18%を熱交換器11経由で塔9に案内した。ライン4経由で吸収器2を離れる流れの残部は熱交換器7に案内した。その結果、再沸器23の負荷(duty)は231.1MWであった。
例2(本発明による)
ライン4経由で吸収塔2を離れる溶剤の全部を熱交換器7経由で再生器9に通した他は前述の方法を繰り返した。その結果、再沸器23の負荷(duty)は253.3MWであった。
したがって、本方法は再沸器の負荷を約9%低下できる。
【符号の説明】
【0037】
2 吸収器
5 分割器
7 第一熱交換器
9 再生器
11 第二熱交換器
15 凝縮器
17 分離器
20 圧縮器
23 再沸器
【先行技術文献】
【特許文献】
【0038】
【特許文献1】EP 0,744,987
【特許文献2】米国特許第6,036,888号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)ガスを吸収性液体と接触させてCOに富む吸収性液体及び生成ガスを得ることにより、該ガスからCOを除去する工程、
(b)Cに富む吸収性液体を加熱する工程、
(c)加熱したCOに富む吸収性液体を再生器中、高温でストリッピングガスと接触させて再生吸収性液体、及びCOに富む熱ガス流を得る工程、
を含み、前記COに富む吸収性液体が前記COに富む熱ガス流と外部熱交換される、ガスからのCOの除去方法。
【請求項2】
前記COに富む吸収性液体が2つの画分に分割され、該COに富む吸収性液体の第一部分が第一熱交換器に案内され、これにより該COに富む吸収性液体の第一部分を加熱し;前記COに富む吸収性液体の第二部分が第二熱交換器に案内され、これにより該COに富む吸収性液体の第二部分を加熱し;更に前記COに富む熱ガス流が前記第二熱交換器に案内され、熱交換により前記COに富む吸収性液体の第二部分を加熱するのに使用される請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記COに富む吸収性液体の第一部分と第二部分との比が、1:1〜9:1の範囲、好ましくは1:1〜4:1の範囲、更に好ましくは約7:3である請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記吸収性液体が1種以上のアミンを含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記1種以上のアミンが、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン(DEA)、ジグリコールアミン、(DGA)、メチルジエタノールアミン(MDEA)、トリエタノールアミン(TEA)、N−エチルジエタノールアミン(EDEA)、N,N’−ジ(ヒドロキシアルキル)ピペラジン、N,N,N’,N’−テトラキス(ヒドロキシアルキル)−1,6−ヘキサンジアミン及びt−アルキルアミンスルホン酸化合物の群から選ばれる請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記吸収性液体が更に物理溶剤を含む請求項4又は5に記載の方法。
【請求項7】
前記吸収性液体がアンモニアを含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記COに富むガス流の圧力が、5〜30バール(絶対圧)、好ましくは8〜30バール(絶対圧)の範囲である請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記二酸化炭素に富むガス流が、二酸化炭素圧縮器を用いて加圧されて加圧二酸化炭素流を生成する請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記加圧二酸化炭素流が油回収を促進するのに使用される請求項9に記載の方法。




【図1】
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【公表番号】特表2011−517615(P2011−517615A)
【公表日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−550188(P2010−550188)
【出願日】平成21年3月11日(2009.3.11)
【国際出願番号】PCT/EP2009/052852
【国際公開番号】WO2009/112518
【国際公開日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【出願人】(390023685)シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ (411)
【氏名又は名称原語表記】SHELL INTERNATIONALE RESEARCH MAATSCHAPPIJ BESLOTEN VENNOOTSHAP
【Fターム(参考)】