説明

ガス遮断器

【課題】キャパシタを備えることで近距離線路故障遮断特性を高いレベルで維持すると同時に、消弧室から引き出される外部接続導体の接続方向に対する制約を無くして、ガス遮断器をガス絶縁開閉装置に用いた場合でも接続母線を不要とし、据付スペースのコンパクト化と経済性の向上に寄与できるガス遮断器を提供する。
【解決手段】過渡回復電圧の上昇率を抑制するキャパシタ3は、消弧室2に並列に、第2の密閉容器18内に収納されている。また、キャパシタ3は、一対の導体19,20により、可動接触部4及び対向接触部5に導通接続されている。さらに外部接続導体16は消弧室2から引き出され、外部接続導体21はキャパシタ3から引き出されている。

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】
【0001】
本発明は、線路の地絡故障などによる電流を遮断して系統を保護するガス遮断器に係わり、特に、近距離線路故障遮断特性の向上と据付スペースの縮小化の両立を図ったガス遮断器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に送電線路には送電系統や配電系統を保護するために、ガス遮断器が設けられている。ガス遮断器が、電源から比較的短い距離で発生した短絡事故電流を遮断する、いわゆる近距離線路故障遮断を実施する場合、過渡回復電圧が発生する。過渡回復電圧の大きさは遮断電流と線路のサージインピーダンスで決定される。
【0003】
したがって、ガス遮断器における定格遮断電流が増加すると、過渡回復電圧の上昇率が大きくなり、遮断直後の絶縁を脅かすことになる。そこで、過渡回復電圧の上昇率を抑えるために、消弧室の極間に並列にキャパシタを設け、過渡回復電圧を抑制するようにしたガス遮断器が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特に、キャパシタの静電容量を大きくすれば、遮断性能向上に有効である。
【0004】
ここで、図5、6を用いて、静電容量の大きなキャパシタを有するガス遮断器の従来例について、具体的に説明する。図5はガス遮断器の内部構造を示している。この図5に示すように、ガス遮断器30には消弧性ガスが充填された第1の密閉容器1が設置されており、第1の密閉容器1内には消弧室2が設けられている。消弧室2の上部には導体16、17が設置されており、二つのブッシング301、302が外部接続されている。また、消弧室2の下部には導体19、20が設置されている。
【0005】
さらに、第1の密閉容器1の下側には別体の第2の密閉容器18が着脱自在に取り付けられている。この第2の密閉容器18内には前記消弧室2に並列に、静電容量の大きなキャパシタ3が設置されている。キャパシタ3は絶縁筒25により密閉容器18内に支持されると共に、前記導体19、20により前記消弧室2に接続されている。このようなガス遮断器によれば、消弧室2の極間に並列にキャパシタ3を設けることができ、過渡回復電圧を抑制して、近距離線路故障遮断特性を高めることが可能である。
【0006】
図6は、上記のような従来のガス遮断器30をガス絶縁開閉装置の機器101、102に接続した場合を示している。図6に示したガス遮断器30は、図5のガス遮断器を縦置きにしたものであり、導体16、17は共に、図6の左方向に延びている。また、ガス絶縁開閉装置の機器101はガス遮断器30の左側に配置され、ガス絶縁開閉装置の機器102はガス遮断器30の右側に配置されている。
【0007】
そのため、導体17にはコの字状の接続母線202が取り付けられており、この接続母線202を介してガス絶縁開閉装置の機器102が接続されている。さらに、導体16にはガス絶縁開閉装置の機器101とコの字状の接続母線202がぶつかることのないように接続母線201が取り付けられており、この接続母線201を介してガス絶縁開閉装置の機器101が接続されている。
【特許文献1】特開平10―155216号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上述した従来技術には、次のような問題点が指摘されていた。すなわち、静電容量の大きなキャパシタ3を消弧室2に並列に接続する場合、消弧室2を有する第1の密閉容器1とは別体である第2の密閉容器18に設けて、そこにキャパシタ3を収納している。そのため、消弧室2に設置される導体16、17は、外部接続方向を制約され、消弧室2から同一方向に引き出されることになる。
【0009】
つまり、前記図6に示したように、導体16、17は共に図6の左方向に延びており、ガス遮断器30の左右にガス絶縁開閉装置の機器101、102が配置したとき、導体17側にはガス遮断器30を跨ぐようにしてコの字状の接続母線202を取り付ける必要があった。また、導体16側にも、ガス絶縁開閉装置の機器101と接続母線202とがぶつからないように接続母線201を取り付けていた。これら接続母線201、202は、構成部材数を増大させるだけではなく、接続母線201、202用のスペースが必要となる。その結果、ガス絶縁開閉装置の据付スペースは拡張せざるを得ず、建設用地の増大を招いて、経済的に不利であった。
【0010】
以上のように、消弧室を有する密閉容器とは別体の密閉容器にキャパシタを収納したガス遮断器においては、キャパシタによって、優れた近距離線路故障遮断特性は得られるものの、キャパシタ収納用の密閉容器が設置されているため、消弧室から引き出される導体の外部接続方向が制約を受ける。したがって、このようなガス遮断器をガス絶縁開閉装置に用いた場合に、接続母線は不可欠となり、構成部材数が増えると共に、据付スペースが拡張して、経済性が低下していた。
【0011】
本発明は、上記の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、キャパシタを備えることで近距離線路故障遮断特性を高いレベルで維持すると同時に、消弧室から引き出される外部接続導体の接続方向に対する制約を無くして、ガス遮断器をガス絶縁開閉装置に用いた場合でも接続母線を不要とし、据付スペースのコンパクト化と経済性の向上に寄与できるガス遮断器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために、本発明は、消弧性ガスが充填された第1の密閉容器内に、夫々接離可能な可動接触部と対向接触部からなる消弧室を設け、前記対向接触部には対向側アーク接点および対向側通電接点を設置し、前記可動接触部には前記対向側アーク接点および前記対向側通電接点と同心軸上に向かい合うようにして可動側アーク接点および可動側通電接点を可動自在に設置すると共に前記可動側アーク接点を囲むようにしてノズルを取り付け、閉極状態においては前記対向側通電接点および前記可動側通電接点が互いに接触状態にあって電流通電を行い、前記対向側通電接点および前記可動側通電接点の解離時において前記可動側アーク接点と前記対向側アーク接点の間にアーク放電が発生した際、前記アーク放電に対し前記ノズルにより前記消弧性ガスを整流し消弧性ガスを吹付けて消弧するように前記消弧室を構成し、さらに、前記第1の密閉容器とは別体の第2の密閉容器を取り付け、該第2の密閉容器内に前記消弧室に並列にキャパシタを備え、外部と接続するための外部接続導体を二つ有したガス遮断器において、前記外部接続導体のうちの一方を前記消弧室から引き出し、他方を前記キャパシタから引き出したことを特徴としている。
【0013】
以上のような本発明では、消弧室に並列にキャパシタを設けたことで、電流遮断後の過渡回復電圧の上昇率を抑制でき、近距離線路故障遮断性能を向上させることが可能である。しかも、ガス遮断器をガス絶縁開閉装置へ適用した場合、外部接続導体の一方を消弧室から引き出し、他方をキャパシタから引き出すため、消弧室から二つの外部接続導体を同一方向に引き出すことがない。つまり、外部接続導体の接続方向に対する制約を無くなり、ガス遮断器をガス絶縁開閉装置に接続するための接続母線を省くことが可能となる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、外部接続導体の一方を消弧室から引き出し、他方をキャパシタから引き出すことにより、ガス遮断器をガス絶縁開閉装置に接続するための接続母線を省くことが可能となり、キャパシタを有することで優れた近距離線路故障遮断特性を発揮できるガス遮断器において、据付スペースのコンパクト化と経済性の向上を図ることができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明に係るガス遮断器の実施形態について、図1〜図4を参照して具体的に説明する。なお、図5および図6に示した従来例と同一部材に関しては同一符号を付して説明は省略する。
【0016】
(1)第1の実施形態
[構成]
第1の実施形態について図1および図2を用いて説明する。図1は第1の実施形態におけるガス遮断器の内部構造を示している。なお、図1においては中心線より右側が閉極状態で、左側が開極状態を示している。図2はガス遮断器を適用したガス絶縁開閉装置を示している。
【0017】
図1に示すように、ガス遮断器30にはSF6ガスなどの消弧性ガスを充填した第1の密閉容器1が設置されており、この密閉容器1内に消弧室2が収納されている。消弧室2は夫々接離可能な可動接触部4および対向接触部5から構成されている。可動接触部4は、操作ロッド6にパッファシリンダ7、可動側通電接点8、可動側アーク接点9およびノズル10が固定されている。ノズル10は可動側アーク接点9を囲むようにして配置されている。また、パッファシリンダ7内にはパッファピストン11が設けられている。
【0018】
対向接触部5は、対向側アーク接点12および対向側通電接点13が設けられている。これら対向側アーク接点12および対向側通電接点13と、可動接触部4側の可動側アーク接点9および可動側通電接点8とは、同心軸上に向かい合うようにして配置されており、閉極状態においては対向側通電接点13および可動側通電接点8が互いに接触状態にあって電流通電を行うようになっている。
【0019】
また、対向側通電接点13および可動側通電接点8の解離時においては可動側アーク接点9と対向側アーク接点12の間にアーク放電が発生するようになっており、その際にはノズル10が消弧性ガスを整流してこれをアーク放電に吹付けるように構成されている。
【0020】
さらに、可動接触子部4および対向接触子部5は共に絶縁筒14によって支持固定されており、消弧室2は絶縁筒15によって密閉容器1に支持固定されている。なお、過渡回復電圧の上昇率を抑制するキャパシタ3は、前記消弧室2に並列に、第2の密閉容器18内に収納されている。また、前記キャパシタ3は、一対の導体19,20により、前記可動接触部4及び前記対向接触部5に導通接続されている。
【0021】
第1の実施形態における構成上の特徴は次の点にある。すなわち、外部接続導体16は消弧室2から引き出され、外部接続導体21はキャパシタ3から引き出されている。
そして、可動接触部4およびキャパシタ3は、それぞれ導体16及び導体21によって、ガス絶縁開閉装置の機器101および機器102に導通接続されている(図2参照)。
【0022】
[作用効果]
以上のような第1の実施形態の作用効果は次の通りである。すなわち、消弧室2に対し並列にキャパシタ3を設けたので、電流遮断後の過渡回復電圧の上昇率を抑制でき、近距離線路故障遮断性能を向上させることが可能である。このようなガス遮断器30をガス絶縁開閉装置へ適用した場合、外部接続導体16を消弧室2から引き出し、外部接続導体21をキャパシタ3から引き出している。
【0023】
このため、従来技術のように消弧室2から二つの外部接続導体16、17を同一方向に引き出さなくて済む。つまり、外部接続導体の接続方向に対する制約を無くすことができ、ガス遮断器30をガス絶縁開閉装置の機器101、102に接続するための接続母線201,202を両方とも省くことが可能となる。したがって、構成部材数を減らすことができ、接続母線201、202用スペースも不要となる。したがって、ガス絶縁開閉装置の据付スペース拡張を防止することができ、建設用地の縮小化を図って、高い経済性を獲得することが可能である。
【0024】
以上のような第1の実施形態によれば、キャパシタ3を有することで優れた近距離線路故障遮断特性を発揮できるガス遮断器において、外部接続導体16を消弧室2から引き出し、外部接続導体21をキャパシタ3から引き出すといった、極めて簡単な構成により、ガス遮断器30をガス絶縁開閉装置に接続するための接続母線201、202を省いて、据付スペースのコンパクト化と経済性の向上を進めることができた。
【0025】
(2)第2の実施形態
[構成]
続いて、第2の実施形態について、図3を用いて具体的に説明する。第2の実施形態における基本的な構成は、図1で説明した第1の実施形態と同様であるが、次の点に特徴がある。すなわち、前記第2の密閉容器18に並列に第3の密閉容器18a が設けられ、第2のキャパシタ3a は前記密閉容器18a 内に収納されている。また、前記キャパシタ3a は、一対の導体19a,20a により、前記第1のキャパシタ3に導通接続されている。
【0026】
[作用効果]
以上の構成を有する第2の実施形態は、第1の実施形態の持つ作用効果に加えて、以下のような独自の作用効果が得られる。すなわち、ガス遮断器30の消弧室2に並列に、2つのキャパシタ3およびキャパシタ3a を設けることにより、静電容量の大容量化が可能である。また、大きな静電容量を複数に分割配置することができるため、キャパシタ3と密閉容器18の絶縁距離G、およびキャパシタ3a 記密閉容器18a の絶縁距離Ga を大きくすることが可能である。したがって、キャパシタ3およびキャパシタ3a の密閉容器18、18aに対する耐電圧性能が向上するといった利点がある。
【0027】
(3)第3の実施形態
[構成]
次に、第3の実施形態について、図4を用いて具体的に説明する。第3の実施形態におけるガス遮断器の基本的な構成も、図1で説明した第1の実施形態と同様であるが、第1の密閉容器1と第2の密閉容器18にガス隔壁22及びガス隔壁23を設ける構成となっている点に特徴がある。
【0028】
[作用効果]
上記構成を有する第3の実施形態は、第1の実施形態の持つ作用効果に加えて、以下のような独自の作用効果がある。すなわち、ガス遮断器30の消弧室2を収納している第1の密閉容器1とキャパシタ3を収納している第2の密閉容器18の間に、ガス隔壁22およびガス隔壁23を設けたことにより、ガス遮断器30が電流遮断をした際に分解ガスが生じた場合でも、この分解ガスは第1の密閉容器1内に留まることになる。つまり、第2の密閉容器18内へ拡散することがない。このため、分解ガスが第2の密閉容器18内のキャパシタ3に接触し侵食することがなく、キャパシタ3が電流遮断後の分解ガスによる絶縁性能低下を防止することができる。
【0029】
(4)他の実施形態
本発明は、実施形態に限定されるものではなく、各部材の構成や形状、材質、配置箇所や配置数などは適宜変更可能であり、次のような実施形態も包含する。例えば、消弧性ガスとして、SF6ガス(六弗化硫黄ガス)に代えて、少なくとも空気、窒素および二酸化炭素のいずれか一つを含むガスを使用しても良い。
【0030】
従来、消弧性ガスとしては、優れた消弧性能および電気絶縁性能を有するSF6ガスが使用されている。しかしながら、SF6ガスは二酸化炭素ガスの23、900倍の地球温暖化効果を有するといわれており、その使用を避け、SF6ガスよりも地球温暖化係数の小さい空気、窒素、二酸化炭素などを代替ガスとして使用することが望ましい。ただし、これらのガスは環境への影響は小さいが、消弧性能および電気絶縁性能はSF6ガスよりも劣るため、遮断性能が劣化することが懸念される。
【0031】
そこで、本発明にように、ガス絶縁開閉装置の据付スペースをコンパクトにしながら、大容量の静電容量を消弧室の極間に並列に設けるガス遮断器によれば、SF6ガスよりも地球温暖化係数の小さいガスを使用したとしても、近距離線路故障遮断性能の低下を防止でき、環境調和性を高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の第1の実施形態の構造図。
【図2】第1の実施形態を適用したガス絶縁開閉装置の配置図。
【図3】本発明の第2の実施形態の構造図。
【図4】本発明の第3の実施形態の構造図。
【図5】従来のガス遮断器の構造図。
【図6】従来のガス遮断器を適用したガス絶縁開閉装置の配置図。
【符号の説明】
【0033】
1…第1の密閉容器
2…消弧室
3、3a…キャパシタ
4…可動接触部
5…対向接触部
6…操作ロッド
7…パッファシリンダ
8…可動側通電接点
9…可動側アーク接点
10…ノズル
11…パッファピストン
12…対向側アーク接点
13…対向側通電接点
14、15…絶縁筒
16、17、19〜21…外部接続導体
18、18a…第2の密閉容器
22、23…ガス隔壁
30…ガス遮断器
101、102…ガス絶縁開閉装置の機器
201、202… 接続母線
301、302…… ブッシング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
消弧性ガスが充填された第1の密閉容器内に、夫々接離可能な可動接触部と対向接触部からなる消弧室を設け、前記対向接触部には対向側アーク接点および対向側通電接点を設置し、前記可動接触部には前記対向側アーク接点および前記対向側通電接点と同心軸上に向かい合うようにして可動側アーク接点および可動側通電接点を可動自在に設置すると共に前記可動側アーク接点を囲むようにしてノズルを取り付け、閉極状態においては前記対向側通電接点および前記可動側通電接点が互いに接触状態にあって電流通電を行い、前記対向側通電接点および前記可動側通電接点の解離時において前記可動側アーク接点と前記対向側アーク接点の間にアーク放電が発生した際、前記アーク放電に対し前記ノズルにより前記消弧性ガスを整流し消弧性ガスを吹付けて消弧するように前記消弧室を構成し、さらに、前記第1の密閉容器とは別体の第2の密閉容器を取り付け、該第2の密閉容器内に前記消弧室に並列にキャパシタを備え、外部と接続するための外部接続導体を二つ有したガス遮断器において、
前記外部接続導体のうちの一方を前記消弧室から引き出し、他方を前記キャパシタから引き出したことを特徴とするガス遮断器。
【請求項2】
前記第2の密閉容器内に前記キャパシタを複数収納し、複数の前記キャパシタと前記消弧室を全て並列に接続したことを特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。
【請求項3】
前記第2の密閉容器は前記キャパシタごとに容器を分割して設けたことを特徴とする請求項2に記載のガス遮断器。
【請求項4】
前記第1の密閉容器と前記第2の密閉容器との間にガス隔壁を設置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス遮断器。
【請求項5】
前記消弧性ガスとして、少なくとも空気、窒素および二酸化炭素のいずれか一つを含むガスを使用したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス遮断器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−199900(P2009−199900A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−40544(P2008−40544)
【出願日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】