説明

キャリアアグリゲーションおよびクラスタードDFTを用いたアップリンクMIMOのためのデータおよび制御多重化

無線送受信ユニット(WTRU)における信号処理のための方法および装置は、複数のデータビットおよび複数の制御ビットを生成すること、データビットおよび制御ビットを1つまたは複数のコードワードにマッピングすること、データビットおよび制御ビットを多重化すること、ビットをレイヤに分けること、各コードワードのチャネル品質および各レイヤのチャネル品質に基づいて、制御ビットを各レイヤに割り当てること、ならびに1つまたは複数のアンテナへの出力のために、各レイヤをチャネルインタリーブすることを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、無線通信に関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信システムは、多くの技法を使用して、スループットおよびユーザサービスを向上させることができる。そのような技法の1つには、キャリアアグリゲーションがある。別の技法としては、柔軟な帯域幅をサポートすることができる。また別の技法としては、アップリンクデータチャネルおよびアップリンク制御チャネルの両方を同時に送信することができる。例えば、ロングタームエボリューションアドバンスト(LTE−A)準拠のシステムでは、物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)および物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)などのアップリンク(UL)チャネルは、同時に送信することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
他の技法としては、UL通信において、例えば送信ダイバーシティおよび空間ダイバーシティなどの、多入力多出力(MIMO)方式を使用することがある。UL通信においてMIMOを使用した場合、データビットおよび制御ビットの処理が複雑になる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
無線送受信ユニット(WTRU)における信号処理のための方法および装置が開示す。これは、複数のデータビットおよび複数の制御ビットを生成することを含むことができる。データビットおよび制御ビットは、1つまたは複数のコードワードにマッピングすることができる。データビットおよび制御ビットは、多重化することができる。データビットおよび制御ビットは、レイヤに分けることができる。制御ビットは、各コードワードのチャネル品質および各レイヤのチャネル品質に基づいて、レイヤに割り当てることができる。各レイヤは、チャネルインタリーブを施して、1つまたは複数のアンテナに出力することができる。
【0005】
より詳細な理解は、添付の図面に関連した例として与えられる以下の説明から得ることができよう。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】進化型ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)の概要を示す図である。
【図2】複数の無線送受信ユニット(WTRU)と、eノードB(eNB)とを含む、無線通信システムを示す図である。
【図3】図2の無線通信システムのWTRUおよびeNBの機能ブロック図である。
【図4】一実施形態による、連続的な搬送波を用いるキャリアアグリゲーションを使用する無線通信システムの概要を示す図である。
【図5】別の実施形態による、非連続搬送波を用いるキャリアアグリゲーションを使用する無線通信システムの概要を示す図である。
【図6】一実施形態による、トランスポートブロック処理の方法のブロック図である。
【図7】一実施形態による、送信機のブロック図である。
【図8】別の実施形態による、トランスポートブロック処理の方法のブロック図である。
【図9】別の実施形態による、送信機のブロック図である。
【図10】また別の実施形態による、トランスポートブロック処理の方法のブロック図である。
【図11】代替実施形態による、トランスポートブロック処理の方法のブロック図である。
【図12】一実施形態による、複数のレイヤおよびコードワードのための制御およびデータ多重化を示すブロック図である。
【図13】一実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図14】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図15】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図16】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図17】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図18】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図19】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図20】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図21】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図22】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図23】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図24】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図25】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図26】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図27】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【図28】また別の実施形態による、UCIビットマッピングの方法のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以降で言及する場合、「無線送受信ユニット(WTRU)」という用語は、ユーザ機器(UE)、移動局、固定もしくは移動加入者ユニット、ページャ、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、コンピュータ、または無線環境で動作可能な他の任意のタイプのデバイスを含むが、これに限定されない。以降で言及する場合、「基地局」という用語は、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、または無線環境で動作可能な他の任意のタイプのインタフェースデバイスを含むが、これに限定されない。
【0008】
図1は、従来技術の進化型ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)100の概要を示している。図1は、E−UTRAN 100は、3つのeノードB(eNB)102を備えるように示しているが、E−UTRAN 100は任意の数のeNBを備えることができる。eNB 102は、X2インタフェース108によって相互に接続する。eNB 102は、S1インタフェース106によって、進化型パケットコア(EPC)104にも接続する。EPC 104は、モビリティ管理エンティティ(MME)112と、サービングゲートウェイ(S−GW)110とを備える。さらに他のネットワーク構成を使用することもでき、本明細書にきさいしているものはいずれも、いずれか1つの特定のネットワーク構成またはアーキテクチャに限定されない。
【0009】
無線通信システムでは、無線送受信ユニット(WTRU)は、eノードB(eNB)と通信することができる。図2は、複数のWTRU 210と、eNB 220とを含む、無線通信システム200を示している。図2に示すように、WTRU 210は、eNB 220と通信する。図2には、3つのWTRU 210と1つのeNB 220を示しているが、無線通信システム200には、無線デバイスと有線デバイスの任意の組み合わせを含めることができることに留意されたい。
【0010】
図3は、図2の無線通信システム200のWTRU 210およびeNB 220の機能ブロック図300である。図2に示すように、WTRU 210は、eNB 220と通信する。WTRU 210は、単一の搬送波または複数の搬送波上で、送信および受信を行うように構成される。搬送波は、連続的または非連続的とすることができる。
【0011】
通常のWTRU内にあるコンポーネントに加えて、WTRU 210は、プロセッサ315と、受信機316と、送信機317と、アンテナモジュール318とを備える。WTRU 210は、ユーザインタフェース321も有することができ、ユーザインタフェース321は、LCDもしくはLED画面、タッチスクリーン、キーボード、スタイラス、または他の任意の通常のユーザインタフェースデバイスを含むことができるが、これに限定されない。WTRU 310は、揮発性および不揮発性のメモリ319も有することができる他、USBポートおよびシリアルポートなど、他のWTRUとの入力/出力インタフェース320も有することができる。受信機316および送信機317は、プロセッサ315と通信する。アンテナモジュール318は、受信機316および送信機317の両方と通信して、無線データの送信および受信を支援する。アンテナモジュール318は、1つまたは複数のアンテナを有することができる。WTRU 210は、プロセッサ315および送信機317と通信する電力増幅器モジュール322も有することができる。電力増幅器モジュール322は、単一または複数の電力増幅器を有することができる。また、これに代えて、電力増幅器モジュール322は、送信機317内に配置することもできる。
【0012】
通常のeNB内にあるコンポーネントに加え、eNB 220は、プロセッサ325と、受信機326と、送信機327と、アンテナモジュール328とを備える。受信機326および送信機327は、プロセッサ325と通信する。アンテナモジュール328は、受信機326および送信機327の両方と通信して、無線データの送信および受信を支援する。アンテナモジュール328は、1つまたは複数のアンテナを有することができる。
【0013】
図4は、一実施形態の連続的な搬送波400を用いるキャリアアグリゲーションの概要を示している。個々の搬送波(402、404、406)は、利用可能な帯域幅を拡大させるために、一まとめにすることができる。各搬送波(402、404、406)内の変調データは、単一のWTRU 420内で、離散フーリエ変換(DFT)ユニット408、逆高速フーリエ変換(IFFT)ユニット410、デジタルアナログ(D/A)変換器ユニット412、および電力増幅器(PA)ユニット414によって処理することができる。
【0014】
図5は、一実施形態のキャリアアグリゲーションを用いるアップリンクMIMO 500の概要を示している。図5に示すように、第1の搬送波502は、第2の搬送波504および第3の搬送波506から周波数的に離れている。第1の搬送波502上で送信されるデータは、離散フーリエ変換(DFT)ペア508によって処理され、コードワード−レイヤマッピングユニット510によって処理される。マッピングされたデータは、プリコーディングユニット512においてプリコードされ、逆高速フーリエ変換(IFFT)ペア514において処理され、複数のアンテナ516を介して送信される。第2の搬送波504および第3の搬送波506は、互いに接近しているので、DFTペア518を共用することができる。第2の搬送波504および第3の搬送波506にマッピングされる情報は、最初にDFTペア518によって処理され、コードワード−レイヤマッピングユニット520において処理される。マッピングされた情報は、プリコーディングユニット522においてプリコードされ、IFFTペア524によって処理された後、複数のアンテナ526において送信される。
【0015】
複数の送信アンテナおよび複数のコードワードを使用するUL通信では、データビットおよび制御ビットは、最適な性能を得るために多重化することができる。ハイブリッド自動再送要求(HARQ)送達確認/非送達確認(ACK/NACK)ビットは、時間的に復調参照信号の周辺にマッピングすることができるが、制御情報およびデータ情報は、異なる変調シンボルにマッピングすることができる。複数の送信アンテナを用いるWTRUは、例えば、MIMOプリコーディングまたは送信ダイバーシティ方式など、いくつかのMIMOの技法を使用することができる。
【0016】
図5に示すように、各コードワードは、別個のDFT演算を使用することができる。WTRUが複数のコードワードおよび複数のアンテナとともに、2つ以上のDFT演算を使用する場合、符号化された制御情報および符号化されたデータ情報は、N個のレイヤに対応するN個のビット群のグループに分けることができ、N個のレイヤの各々は、制御情報を送信するために使用され、1≦N≦(データ送信のために使用されるレイヤの数)である。N=1である場合、制御ビットはすべて、1つのレイヤ上に存在する。
【0017】
変数Nは、制御ビットがコードワードの1つと同じレイヤにマッピングされるように、設定することができる。例えば、データビットのために3つのレイヤを使用することができるとする。2つのコードワードを使用する場合、1つのコードワードは、3つのレイヤのうちの第1のレイヤにマッピングすることができ、第2のコードワードは、3つのレイヤのうちの第2および第3のレイヤにマッピングすることができる。制御ビットは、第2のコードワードが使用する両方のレイヤにマッピングすることができる。
【0018】
データビットと制御ビットの多重化は、レイヤ毎に実行することができる。制御ビットは、1つのレイヤにマッピングすることができ、または複数のレイヤ上に拡散させることができる。階数インジケータ(RI)ビットおよびHARQ ACK/NACKビットを処理して、レイヤを形成することもできる。データビットおよび/または制御ビットを含む各レイヤは、レイヤ毎にチャネルインタリーバによって処理することができる。
【0019】
図6は、一実施形態のトランスポートブロック処理の方法のブロック図である。レイヤがレイヤ毎に多重化されるのに先立って、レイヤマッピング機能において、符号化されたデータビットが、符号化された制御ビットとともに処理される。制御ビットは、すべてのレイヤにマッピングすることができ、または複数のコードワードを使用する場合は、コードワードによって区別することができる。
【0020】
図6に示すように、第1のコードワードの1組の符号化されたデータビットを含む第1のトランスポートブロック(TB1)602が、巡回冗長検査(CRC)付加ユニット604に入力される。CRC付加ユニット604の出力は、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加ユニット606に入力される。信号は、チャネル符号化ユニット608においてチャネル符号化され、レートマッチングユニット610に入力される。レートマッチングユニットからの信号は、符号ブロック連結ユニット612において連結される。
【0021】
第2のコードワードの1組の符号化されたデータビットを含む第2のトランスポートブロック614は、TB1 602と同様に処理される。データは、CRC付加ユニット616、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加ユニット618、チャネル符号化ユニット620、レートマッチングユニット622、および符号ブロック連結ユニット624によって処理される。
【0022】
CQIおよびPMIビット626は、チャネル符号化ユニット628において別途符号化される。RIビット630は、別のチャネル符号化ユニット632において別途符号化される。HARQ ACK/NACKビット634は、また別のチャネル符号化ユニット636において符号化される。符号化されたデータビットおよび符号化された制御ビットは、論理レイヤマッピング機能638によって処理される。論理レイヤマッピング機能は、例えばより高いMCSまたはSINRなど、特定のルールまたは基準に従って、入力ストリーム(すなわち、データビットおよび/または制御ビット)を、1つまたは複数のレイヤにマッピングする。符号化されたデータビットおよび符号化された制御ビットは、N個のグループに分けられ、グループ毎にコードワードおよびレイヤにマッピングされる。ここで、Nは整数値である。N個のビットのグループは、N個のレイヤに対応する。
【0023】
データおよび制御多重化が、データおよび制御多重化ユニット640において、データビットおよび制御ビットからなるグループまたはレイヤ毎に実行される。この処理は、レイヤ毎に実行される。データおよび制御多重化機能は、レイヤ固有として、レイヤ毎に異なる数の制御ビットおよびデータビットを処理することができる。
【0024】
同様に、符号化されたRIビットも、論理レイヤマッピング機能642によって処理される。また、符号化されたHARQビットも、論理レイヤマッピング機能644によって処理される。
【0025】
各レイヤのすべてのビットは、チャネルインタリービング機能646によって処理される。図6に示すように、論理レイヤマッピング機能は、すべてのビットを、3つのレイヤのうちの1つにマッピングしている。インタリーブされた各レイヤが、個々に出力される(648)。
【0026】
図7は、一実施形態の送信機700のブロック図を示している。図7に示すように、TB1 702からのデータは、CRC付加ユニット706に入力され、第1のチャネル符号化ユニット704に入力される。符号化されたデータは、第1のレートマッチングユニット708によって処理される。
【0027】
TB2 710は、第2のCRC付加ユニットに入力され、その後第2のチャネル符号化ユニット712に入力される。符号化されたデータは、第2のレートマッチングユニット716によって処理される。
【0028】
例えば、PMIおよびCQIなど、制御情報718は、チャネル符号化ユニット720によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット722においてレートマッチングされる。処理された制御情報、TB1からの処理されたデータ、およびTB2からの処理されたデータは、レイヤマッピングユニット724において、レイヤへと処理される。
【0029】
第1のデータおよび制御マルチプレクサ726ならびに第2のデータおよび制御マルチプレクサ728は各々、処理された制御およびデータ情報からなるレイヤを多重化する。例えば、RIおよびHARQ ACK/NACKなど、第2の制御情報の組730は、第2のレイヤマッピングユニット732において、レイヤにマッピングされる。第1のチャネルインタリーバ734および第2のチャネルインタリーバ736は各々、レイヤ化され、処理されたデータおよび制御情報をインタリーブする。第1の変調ユニット738および第2の変調ユニット740は各々、インタリーブされたデータおよび制御情報を変調する。変調されたデータおよび制御情報は、第1のFFTユニット742および送信FFTユニット744によって処理される。パイロット信号746が、別のマルチプレクサ748およびさらに別のマルチプレクサ750において、変換されたデータおよび制御信号とともに多重化される。
【0030】
プリコーディングユニット752は、多重化されたデータを処理し、符号化する。プリコーディングされたデータは、副搬送波マッピングユニット754において、eノードBによって指定された副搬送波にマッピングされる。副搬送波マッピングユニットは、アンテナマッピングのために、マッピングされた副搬送波を出力する。各出力は、逆FFTユニット756、758およびサイクリックプレフィックスユニット760、762によって処理され、各アンテナにおいて送信される。
【0031】
図8は、別の実施形態による、トランスポートブロック処理800の方法のブロック図である。レイヤ処理ユニットにおいて処理されるのに先立って、制御ビットおよびデータビットが多重化される。制御ビットは、1つまたは複数のコードワードのデータビットとともに多重化することができる。制御ビットおよびデータビットは、1つまたは複数のレイヤにマッピングされ、レイヤの各々は、制御ビットおよびデータビットの両方を有する。
【0032】
図8に示すように、TB1 802が、CRC付加ユニット804に入力される。CRC付加ユニット804の出力は、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加ユニット806に入力される。データビットは、チャネル符号化ユニット808においてチャネル符号化され、レートマッチングユニット810に入力される。レートマッチングユニット810からの符号化されたビットは、符号ブロック連結ユニット812において連結される。
【0033】
TB2 814は、第2のコードワードの第2の符号化されたビットの組を有し、TB1 802と同様に処理される。TB2 814は、CRC付加ユニット816、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加ユニット818、チャネル符号化ユニット820、レートマッチングユニット822、および符号ブロック連結ユニット824によって処理される。
【0034】
CQI/PMIビット826は、チャネル符号化ユニット828において別途符号化される。RIビット830は、別のチャネル符号化ユニット832において別途符号化される。HARQ ACK/NACKビット834は、また別のチャネル符号化ユニット836において符号化される。符号化されたRIビットおよび符号化されたHARQ ACK/NACKビットは各々、それぞれの論理マッピング機能(838、840)によって処理される。
【0035】
論理マッピングに先立って、処理されたCQI/PMIビットおよび処理されたデータビットは、データおよび制御多重化ユニット842において多重化される。多重化されたデータビットおよびCQI/PMIビットは、論理レイヤマッピング機能844によって処理される。論理レイヤマッピング機能844は、符号化されたデータビットおよび符号化された制御ビットをN個のグループに分ける。ここで、Nは整数値である。N個のビット群のグループは、N個のレイヤに対応する。この処理は、レイヤ毎に実行される。すべてのレイヤのすべてのビットは、チャネルインタリービング機能846によって処理される。図8に示すように、論理レイヤマッピング機能(838、840、844)は、それぞれ、すべてのビットを適切なレイヤにマッピングしている。インタリーブされた各レイヤが、個々に出力される(848)。
【0036】
図9は、別の実施形態による、送信機900のブロック図を示している。TB1 902は、CRC付加ユニット906に入力され、第1のチャネル符号化ユニット904に入力される。符号化されたデータが、第1のレートマッチングユニット908によって処理される。
【0037】
TB2 910は、第2のCRC付加ユニット914に入力され、第2のチャネル符号化ユニット912に入力される。符号化されたデータが、第2のレートマッチングユニット916によって処理される。
【0038】
例えば、PMIおよびCQIなど、制御データ916は、チャネル符号化ユニット918によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット920においてレートマッチングされる。第1のデータおよび制御マルチプレクサ920ならびに第2のデータおよび制御マルチプレクサ922は各々、処理された制御およびデータ情報を多重化する。多重化された情報は、レイヤマッピングユニット924において、レイヤへと処理される。例えば、RIおよびHARQ ACK/NACKなど、第2の1組の制御情報926は、レイヤマッピングユニット928において、レイヤにマッピングされる。第1のチャネルインタリーバ930および第2のチャネルインタリーバ932は各々、レイヤ化され、処理されたデータおよび制御情報をインタリーブする。第1の変調ユニット934および第2の変調ユニット936は各々、インタリーブされたデータおよび制御情報を変調する。変調されたデータおよび制御情報は、第1のFFTユニット938および第2のFFTユニット940によって処理される。パイロット信号942、944が、第1のマルチプレクサ946および第2のマルチプレクサ948において、変換されたデータおよび制御信号とともに多重化される。
【0039】
プリコーディングユニット950は、多重化されたデータを処理し、符号化する。プリコーディングされたデータは、副搬送波マッピングユニット952において、eノードBによって指定された副搬送波にマッピングされる。副搬送波マッピングユニットは、アンテナマッピング954のために、マッピングされた副搬送波を出力する。各出力は、IFFTユニット956および(CP)ユニット958によって処理され、各アンテナにおいて送信される。
【0040】
図10は、また別の実施形態による、トランスポートブロック処理1000の方法のブロック図である。2つのコードワードを使用し、CQI/PMIビットは、レイヤマッピングに先立って、コードワードにマッピングされ、データビットとともに多重化される。論理レイヤ機能は、各コードワードの符号化されたデータビットおよび制御ビットを、コードワード当たり少なくとも1つのレイヤに割り当てる。制御ビットを含む各レイヤに対して、チャネルインタリーバは、レイヤ毎にビットを処理する。
【0041】
図10に示すように、第1のコードワードについての1組の符号化されたビットを含む第1のトランスポートブロック(TB1)1002が、CRC付加ユニット1004に入力される。CRC付加ユニットの出力は、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加ユニット1006に入力される。信号は、チャネル符号化ユニット1008においてチャネル符号化され、レートマッチングユニット1010に入力される。レートマッチングユニットからの信号は、符号ブロック連結ユニット1012において連結される。
【0042】
第2のコードワードの1組の符号化されたビットを含む第2のトランスポートブロック(TB2)1014は、TB1 1002と同様に処理される。このデータは、CRC付加ユニット1016、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加ユニット1018、チャネル符号化ユニット1020、レートマッチングユニット1022、および符号ブロック連結ユニット1024によって処理される。
【0043】
CQI/PMIビット1026は、チャネル符号化ユニット1028において別途符号化され、2つのコードワード上にマッピングされる。RIビット1028は、別のチャネル符号化ユニット1032において別途符号化され、2つのコードワードにマッピングされる。HARQ ACK/NACKビット1030は、また別のチャネル符号化ユニット1034において符号化され、2つのコードワードにマッピングされる。
【0044】
符号化されたデータビットおよび符号化されたCQI/PMIビットは、データおよび制御多重化ユニットにおいて多重化される。TB1 1002からの処理されたデータビットは、第1のコードワードにマッピングされ、処理されたCQI/PMIビットとともに、第1の制御およびデータマルチプレクサ1036において多重化され、第1の制御およびデータマルチプレクサ1036とは別の符号およびデータマルチプレクサ1038が、TB2 1014からの処理されたデータビットを、第2のコードワードにマッピングされ、処理されたCQI/PMIビットとともに多重化するために使用される。
【0045】
多重化された、TB1からのデータと第1のコードワードにマッピングされたCQI/PMIビットは、第1の論理レイヤマッピング機能1040において処理される。多重化された、TB2からのデータと第2のコードワードにマッピングされたCQI/PMIビットは、第2の論理レイヤマッピング機能1042において処理される。第1のコードワードにマッピングされた符号化されたRIビットおよび符号化されたHARQビットは、論理レイヤマッピング機能1044によって処理される。第2のコードワードにマッピングされた符号化されたRIビットおよび符号化されたHARQビットは、別の論理レイヤマッピング機能1046によって処理される。
【0046】
第1のコードワードにマッピングされたすべてのビットは、チャネルインタリーバ1048によって処理され、インタリーブされたデータは、レイヤ毎に出力される。第2のコードワードにマッピングされたビットは、第2のチャネルインタリーバ1050によって処理され、レイヤ毎に出力される。
【0047】
図11は、別の実施形態のトランスポートブロック処理1100の方法のブロック図である。符号化された制御ビットは、少なくとも2つのコードワードにマッピングされる。コードワード毎に、レイヤ機能は、ビットを論理レイヤに分ける。多重化は、レイヤ毎にプリフォームされ、レイヤの各々は、チャネルインタリーバ機能によって処理される。制御ビットは、データビットとともに多重化するのに先立って、レイヤ機能によって処理される。
【0048】
第1のコードワードの第1の1組の符号化されたビットを含む第1のトランスポートブロック(TB1)1102が、CRC付加ユニット1104に入力される。CRC付加ユニットの出力は、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加ユニット1106に入力される。信号は、チャネル符号化ユニット1108においてチャネル符号化され、レートマッチングユニット1110に入力される。レートマッチングユニットからの信号は、符号ブロック連結ユニット1112において連結される。
【0049】
第2のコードワードの第2の1組の符号化されたビットを含む第2のトランスポートブロック(TB2)1114は、TB1 1102と同様に処理される。データは、CRC付加ユニット1116、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加ユニット1118、チャネル符号化ユニット1120、レートマッチングユニット1122、および符号ブロック連結ユニット1124によって処理される。
【0050】
CQI/PMIビット1126は、チャネル符号化ユニット1128において別途符号化され、2つのコードワード上にマッピングされる。RIビット1130は、別のチャネル符号化ユニット1132において別途符号化され、2つのコードワードにマッピングされる。HARQ ACK/NACKビット1134は、また別のチャネル符号化ユニット1136において符号化され、2つのコードワードにマッピングされる。
【0051】
多重化される、TB1からのデータと第1のコードワードにマッピングされたCQI/PMIビットは、第1の論理レイヤマッピング機能1138において処理され、各レイヤは、データおよび制御多重化ユニット1140において多重化される。多重化される、TB2からのデータと第2のコードワードにマッピングされた制御ビットとは、第2の論理レイヤマッピング機能1142において処理され、各レイヤは、第2のデータおよび制御多重化ユニット1144において多重化される。第1のコードワードにマッピングされたRIビットおよび第1のコードワードにマッピングされたHARQビットは、論理レイヤマッピング機能1146によって処理される。第2のコードワードにマッピングされたRIビットおよび第2のコードワードにマッピングされたHARQビットは、別の論理レイヤマッピング機能1148によって処理される。
【0052】
第1のコードワードにマッピングされたすべてのビットは、チャネルインタリーバ1150によって処理され、インタリーブされたデータは、レイヤ毎に出力される。第2のコードワードにマッピングされたビットは、第2のチャネルインタリーバ1152によって処理され、レイヤ毎に出力される。
【0053】
サブフレームが、物理アップリンク共用チャネルリソースを使用して送信される場合、データビットおよび制御ビットは、同じULサブフレームにおいて送信することができる。データビットおよび制御ビットがDFTによって処理される場合、両方が同じDFTを使用しないことがある。一例では、データビットおよび制御ビットはともに、階数1プリコーディング(rank one precoding)を使用することができる。WTRUは、UL送信モードに関する情報に加えて、例えば、階数およびプリコーディング方式など、他のUL情報も受信することができる。
【0054】
データビットおよび制御ビットが別々のDFTプロセッサを使用する場合、WTRUは、データビットのために1つのUL送信方式を使用し、制御ビットのために第2のUL送信方式を使用することができる。例えば、制御ビットは、UL送信ダイバーシティを使用して送信することができ、ULデータビットは、例えば、空間多重化など、別の方式を使用することができる。
【0055】
図12は、一実施形態の複数のレイヤおよびコードワードのための制御およびデータ多重化1200を示すブロック図である。図12では、2つのトランスポートブロックおよび2つのレイヤが存在する。しかし、この方法は、任意の数のトランスポートブロックおよび任意の数のレイヤに適用可能である。制御ビットは、各リソースブロックにおいて繰り返すこと、リソースブロックの間で多重化すること、またはただ1つのリソースブロックとともに多重化することができる。本明細書で使用される場合、「リソースブロック」という用語は、同じ無線リソースの複数のレイヤにマッピングできる仮想リソースブロックを表す。
【0056】
図12に示すように、第1のコードワード1202にマッピングされたデータは、第1のリソースブロック1204にマッピングされる。第2のコードワード1206にマッピングされたデータは、第2のリソースブロック1208にマッピングされる。符号化された制御情報1210は、逆多重化され、または繰り返して、第1のリソースブロック1204および第2のリソースブロック1208の各々にマッピングされる。あるいは、符号化された制御情報は、リソースブロックの一方のみにマッピングすることができる(図示せず)。符号化されたHARQ ACK/NACK情報1214および符号化されたRI情報1216も、逆多重化または繰り返され(1218、1220)、第1のリソースブロック1204および第2のリソースブロック1208の各々にマッピングされる。あるいは、符号化されたHARQ ACK/NACK情報1214および符号化されたRI情報1216は、リソースブロックの一方のみにマッピングすることができる(図示せず)。各リソースブロック1204、1208内の情報は、第1のDFT 1222および第2のDFT 1224、ならびに第1の副搬送波マッピングブロック1226および第2の副搬送波マッピングブロック1228によって処理することができ、副搬送波マッピングブロックにおいて、データビット、制御ビット、HARQビット、およびRIビットは、1つまたは複数の副搬送波にマッピングされる。この情報は、プリコーディングされ(1230)、第1の逆DFT 1232および第2の逆DFT 1234において処理される。
【0057】
図12に示すように、レイヤ毎に、HARQ情報は、両方のリソースブロック1204、1208内に存在することができ、アップリンク復調参照信号1236、1238周辺のリソースにマッピングされる。制御およびデータ情報は、各リソースブロック1204、1208内において、異なる変調シンボルにマッピングされる。
【0058】
あるいは、アップリンク制御情報(UCI)ビットは、複数のコードワードおよびレイヤを使用するシステムの場合、コードワード間に分散させることができる。あるいは、UCIビットは、単一のコードワードにマッピングすることもできる。各制御ビットは、逆多重化または繰り返して、各コードワードにマッピングすることができ、レイヤ化プロセスが、制御ビットをレイヤ間に分散させることができる。あるいは、各レイヤは、各制御ビットを含むことができ、各制御ビットは、レイヤ毎に1回、同様にコードワード毎に1回、繰り返すことができる。図12は、2つのコードワードおよび2つのレイヤを使用する方法を示しているが、図12に示した方法は、3つ以上のレイヤに拡張可能である。例えば、この方法は、3つのレイヤを含むことができ、コードワードの1つは、レイヤのうちの2つに分けられる。この制御情報は、最大3つのリソースブロック上で、データとともに多重化され、同様に、ACK/NACKおよびRIも、1つ、2つ、または3つのリソースブロックにマッピングされる。
【0059】
図13は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法1300のブロック図である。図13は、2つ以上のアンテナのための2つのレイヤ、すなわち、階数2と、2つのコードワードと、すべてのレイヤにわたってマッピングされるUCIビットとを使用するシステムを示している。
【0060】
図13に示すように、TB1 1302は、CRC付加機能1304によって、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1306によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット1308によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1310においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1312において連結される。CQI/PMIビット1314は、チャネル符号化ユニット1316においてチャネル符号化され、2つのストリームにわたって繰り返される。処理されたTB1ビットは、CQI/PMIビットの(第1の)ストリームとともに、制御およびデータマルチプレクサ1360に入力される。多重化されたビットは、第1のレイヤマッピングユニット1362において、レイヤにマッピングされる。
【0061】
TB2 1320は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能1322によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1324によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット1326によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1328においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1330において連結される。処理されたTB2ビットは、CQI/PMIビットの他の(第2の)ストリームとともに、第2のデータおよび制御マルチプレクサ1332において多重化される。多重化されたビットは、第2のレイヤマッピングユニット1334においてマッピングされる。
【0062】
RIビット1336およびHARQ ACK/NACKビット1338は、チャネル符号化され(1340、1342)、2つのストリームにわたって繰り返され、第3および第4のレイヤマッピングユニット1344、1346において、それぞれ2つのレイヤにマッピングされる。マッピングされたTB1ビット、CQI/PMIビットの第1のストリーム、RIビットの第1のストリーム、およびHARQ ACK/NACKビットのストリームは、第1のチャネルインタリーバユニット1348においてインタリーブされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。アンテナマッピングユニットは、変調機能、副搬送波マッピング機能、プリコーディング機能、およびアンテナマッピング機能を含む。マッピングされたTB2ビット、CQI/PMIビットの第2のストリーム、RIビットの第2のストリーム、およびHARQ ACK/NACKビットの第2のストリームは、第2のチャネルインタリーバユニット1350においてインタリーブされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0063】
図14は、一実施形態による、UCIビットマッピングの方法1400のブロック図である。図14は、1つのコードワードおよび2つのレイヤを使用する方法を示している。方法は、2つ以上のアンテナのための階数2符号化を使用し、UCIビットは、1つのレイヤにマッピングされる。TB1 1402は、CRC付加機能1404によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1406によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット1408によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1410においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1412において連結される。符号ブロック連結ユニットの出力は、UCIビットとの多重化に合うように計算された長さを用いて、スプリッタ1411において2つのストリームに分けられる。第1のストリームは、長さがより長いストリームであり、レイヤマッピングユニット1414において、SINRが相対的により低い第1のレイヤにマッピングされる。第2のストリームは、チャネル符号化ユニット1420においてチャネル符号化されたCQI/PMIビット1418とともに、データおよび制御多重化ユニット1416において多重化される。RIビット1422およびHARQ ACK/NACKビット1424も、それぞれのチャネル符号化ユニット1426、1428においてチャネル符号化され、多重化された、CQI/PMIビットおよび処理されたTB1ビットとともに、第2のレイヤマッピングユニット1430において、SINRが相対的により高い第2のレイヤにマッピングされる。第1のレイヤマッピングユニットからのマッピングされたビットは、レイヤ毎に、チャネルインタリーバユニット1432によって処理され、第1のアンテナマッピングユニット1434に出力される。アンテナマッピングユニットは、変調機能、副搬送波マッピング機能、プリコーディング機能、およびアンテナマッピング機能を含む。第2のレイヤマッピングユニットからのマッピングされたビットは、第2のチャネルインタリーバユニット1436によって処理され、第2のアンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0064】
図15は、代替の実施形態のUCIビットマッピングの方法1500のブロック図である。図14では、少なくとも2つの送信アンテナを有する階数2のシステムに対応する2つのレイヤと、1つのコードワードが存在し、UCIビットは、2つのレイヤ間で分けられる。CQI/PMIビットは、信号および干渉対雑音比(SINR)が相対的により低いレイヤにおいて送信され、RIおよびACK/NACKビットは、SINRが相対的により高いレイヤにおいて送信される。
【0065】
TB1 1502は、CRC付加機能1504、ならびに符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1506によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット1508によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1510においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1512において連結される。符号ブロック連結ユニットの出力は、それぞれのチャネル符号化ユニット1520、1522においてチャネル符号化されたRIビット1516およびHARQ ACK/NACKビット1518とともに、レイヤマッピングユニット1514において、SINRが相対的により低いレイヤにマッピングされる。符号ブロック連結ユニット1512の出力はまた、チャネル符号化ユニット1528においてチャネル符号化されたCQI/PMIビット1526とともに、データおよび制御多重化ユニット1524において多重化される。多重化されたビットは、レイヤマッピングユニット1530において、SINRが相対的により高いレイヤにマッピングされる。第1のレイヤマッピングユニット1530からのマッピングされたビットは、レイヤ毎に、チャネルインタリーバユニット1532によって処理され、第1のアンテナマッピングユニット1534に出力される。第2のレイヤマッピングユニット1514からのマッピングされたビットは、第2のチャネルインタリーバユニット1536によって処理され、第2のアンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0066】
図16は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法1600のブロック図である。図16は、少なくとも2つの送信アンテナを含む階数2のシステムに対応する2つのレイヤと、コードワード当たり1つのレイヤとして構成される2つのコードワードと、1つのレイヤにマッピングされるUCIビットとを使用するシステムを示している。UCIビットは、より高いMCSインデックスを有するレイヤにマッピングされる。
【0067】
図16に示すように、TB1 1602は、CRC付加機能1604によって、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1606によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット1608によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1610においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1612において連結される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット1616においてチャネル符号化されたCQI/PMIビット1615とともに、制御およびデータマルチプレクサ1614に入力される。多重化されたビットは、第1のレイヤマッピングユニット1618において、SINRが相対的により高い、すなわち、MCSがより高いレイヤにマッピングされる。RIビット1620が、チャネル符号化され(1622)、HARQ ACK/NACKビット1624が、チャネル符号化される(1626)。符号化されたRIビットおよびHARQ ACK/NACKビットも、第2のレイヤマッピングユニット1628において、SINRが相対的により高い、すなわち、MCSがより高いレイヤにマッピングされる。マッピングされたTB1ビットおよびUCIビットは、マッピングされたRIビットおよびHARQ ACK/NACKビットとともに、チャネルインタリーバユニット1630においてインタリーブされ、単一のレイヤ出力が、第1のアンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0068】
TB2 1634は、第2のコードワードにマッピングされるデータを含み、CRC付加機能1636、ならびに符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1638によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット1640によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1642においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1644において連結される。処理されたTB2ビットは、レイヤマッピングユニット1646において、SINRが相対的により低い、すなわち、MCSがより低いレイヤにレイヤマッピングされ、チャネルインタリーバユニット1648においてインタリーブされる。処理されたTB2ビットは、第2のアンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0069】
図17は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法1700のブロック図である。図17は、少なくとも2つの送信アンテナを含む階数2のシステムに対応する2つのレイヤと、2つのコードワードとを使用するシステムを示している。CQI/PMIビットは、SINRが相対的により低い、すなわち、MCSがより低いレイヤにマッピングされ、RIビットおよびHARQ ACK/NACKビットは、SINRが相対的により高い、すなわち、MCSがより高いレイヤにマッピングされる。この方法を用いると、RIビットおよびHARQ ACK/NACKビットの信頼性を向上させることができる。
【0070】
図17に示すように、TB1 1702は、CRC付加機能1704、ならびに符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1706によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット1708によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1710においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1712において連結される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット1718においてチャネル符号化されたCQI/PMIビット1716とともに、制御およびデータマルチプレクサ1714に入力される。多重化されたビットは、第1のレイヤマッピングユニット1720において、SINRが相対的により低い、すなわち、MCSがより低いレイヤにマッピングされる。マッピングされたTB1ビットおよびCQI/PMIビットは、チャネルインタリーバユニット1725においてインタリーブされ、チャネルインタリーバ出力が、第1のアンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0071】
TB2 1732は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能1734によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1736によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット1738によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1740においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1742において連結される。処理されたTB2ビットは、レイヤマッピングユニット1744においてレイヤマッピングされる。チャネル符号化されたRIビット1722およびHARQ ACK/NACKビット1724は、処理されたTB2データビットとともに合成されるが、第2のレイヤマッピングユニット1727によって、SINRが相対的により高い、すなわち、MCSがより高いレイヤにマッピングされる。マッピングされたビットは、チャネルインタリーバユニット1746においてインタリーブされ、第2のアンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0072】
図17の代替の実施形態において、CQI/PMIビットは、SINRが相対的により高い、すなわち、MCSがより高いレイヤにマッピングされる。RIビットおよびACK/NACKビットは、SINRが相対的により低い、すなわち、MCSがより低いレイヤにマッピングされる。この方法を用いると、CQIビットの信頼性を向上させることができる。
【0073】
図18は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法のブロック図である。図18は、少なくとも3つの送信アンテナを有する階数3のシステムに対応する3つのレイヤと、2つのコードワードと、1つのレイヤにマッピングされるUCIビットとを使用するシステムを示している。UCIビットは、レイヤ当たり最高のMCSおよび最高のSINRを有するレイヤにおいて送信される。第1のコードワードは、2つのレイヤにマッピングされる。第1のコードワードによって使用される、やはり最高のSINRを有するレイヤが、UCIビットを含む。
【0074】
符号化されたTB1 1802は、CRC付加機能1804により、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1806によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット1808によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1810においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1812において連結される。処理されたTB1ビットは、2つのストリームに分けられ、一方のストリームは、チャネル符号化ユニット1816においてチャネル符号化されたUCIビット1818とともに、制御およびデータマルチプレクサ1814に入力される。多重化されたビットは、第1のレイヤマッピングユニット1826において、MCSが相対的により高く、SINRもより高いレイヤにマッピングされる。チャネル符号化された階数表示ビットおよびHARQ ACK/NACKビットも、第2のレイヤマッピングユニット1828において、MCSが相対的により高く、SINRもより高いレイヤにマッピングされる。マッピングされたTB1ビットおよびUCIビット(CQI/PMIビット、階数表示ビット、およびHARQ ACK/NACKビット)のグループは、チャネルインタリーバユニット1832においてインタリーブされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。アンテナマッピングユニットは、図7および図9に示したように、変調機能、副搬送波マッピング機能、プリコーディング機能、およびアンテナマッピング機能を備える。
【0075】
TB2 1838は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能1840により、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1842によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット1844によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1846においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1848において連結される。処理されたTB2ビットは、レイヤマッピングユニット1850において、MCSが相対的により低いレイヤにレイヤマッピングされ、チャネルインタリーバユニット1852においてインタリーブされる。処理されたTB2ビットは、第2のコードワードにマッピングされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0076】
図19は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法1900のブロック図である。図19では、システムは、2つのコードワードと、3つのレイヤ(すなわち、3つ以上の送信アンテナのための階数3)とを使用する。第1のコードワードは、より高いMCSを有するので、TB1ビットとともに多重化されるUCIビットは、第1のコードワードにマッピングされる。CQI/PMIビットは、第1のコードワードの1つのレイヤにマッピングされ、第1のコードワードにはただ1つのレイヤが割り当てられるので、RIビットおよびACK/NACKビットも、第1のコードワードの同じレイヤにマッピングされる。
【0077】
図19に示すように、TB1 1902は、CRC付加機能1904により、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1906によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット1908によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1910においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1912において連結される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット1930においてチャネル符号化されたUCIビット1928とともに、制御およびデータマルチプレクサ1914に入力される。多重化されたビットは、第1のレイヤマッピングユニット1916において、MCSが相対的により高いレイヤにマッピングされる。RIビット1926およびHARQ ACK/NACKビット1924は各々、それぞれのチャネル符号化ユニット1920、1922によって符号化される。チャネル符号化された階数表示ビットおよびHARQ ACK/NACKビットも、第2のレイヤマッピングユニット1918において、MCSが相対的により高いレイヤにマッピングされる。マッピングされたTB1ビットならびにUCIビット(CQI/PMIビット、階数表示ビット、およびHARQ ACK/NACKビット)は、チャネルインタリーバユニット1932においてインタリーブされ、単一のレイヤ出力がアンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0078】
TB2 1936は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能1938により、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能1940によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット1942によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット1944においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット1946において連結される。処理されたTB2ビットは、スプリッタ1947において、2つのストリームに分けられ、それぞれレイヤマッピングユニット1948、1950においてレイヤマッピングされる。マッピングされたビットは、それぞれのチャネルインタリーバユニット1952、1954においてインタリーブされる。処理されたTB2ビットは、2つのレイヤを有する第2のコードワードにマッピングされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0079】
図20は、別の実施形態による、UCI(CQI/PMI、RI、およびHARQ A/N)ビットを送信する方法2000のブロック図である。図20は、3つ以上のアンテナのための3つのレイヤと、2つのコードワードと、第1のコードワードの2つのレイヤにマッピングされるUCIビットとを使用するシステムを示している。UCIビットは、第1のコードワードの両方のレイヤにわたって繰り返される。または、UCIビットは、2つのグループに分けられ、各グループのビットが、MCSが相対的により高いコードワードのレイヤにそれぞれ分配される。各グループのビットサイズは、等しくすることができ、またはこれに代えて、レイヤのSINRに基づいて決定することができる。
【0080】
TB1 2002は、CRC付加機能2004により、その後、符号ブロックシーケンスおよび符号ブロックCRC付加機能2006によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット2008によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2010においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2012において連結され、2つのグループに分けられる。処理されたTB1ビットの各グループ、およびチャネル符号化ユニット2014においてチャネル符号化された繰り返されたCQI/PMIビット2013(または2つのグループに分けられたCQI/PMIビット)は、第1のデータおよび制御マルチプレクサ2020ならびに第2のデータおよび制御マルチプレクサ2022に入力される。多重化されたビットは、第3のチャネル符号化ユニット2016においてチャネル符号化された繰り返されたRIビット2024、および第4のチャネル符号化ユニット2018において符号化された繰り返されたHARQ ACK/NACKビット2026(または2つのグループに分けられたチャネル符号化されたRIビットおよびHARQ ACK/NACKビット)とともに、第1のレイヤマッピングユニット2030および第2のレイヤマッピングユニット2032において、MCSが相対的により高いレイヤにマッピングされる。
【0081】
マッピングされたTB1ビット、CQI/PMIビット、RIビット、およびHARQ ACK/NACKビットは、第1および第2のチャネルインタリーバユニット2033、2034においてインタリーブされ、各レイヤ出力は、アンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0082】
TB2 2040は、ただ1つのレイヤを有する第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能2042により、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2044によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット2046によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2048においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2050において連結される。処理されたTB2ビットは、レイヤマッピングユニット2052において、MCSが相対的により低いレイヤにマッピングされ、チャネルインタリーバユニット2054においてインタリーブされる。処理されたTB2ビットは、第2のコードワードにマッピングされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0083】
図21は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法2100のブロック図である。図21は、3つ以上のアンテナのための3つのレイヤと、2つのコードワードと、MCSがより高いコードワードにマッピングされるUCIビットとを使用するシステムを示している。MCSがより高いコードワードは、2つのレイヤにマッピングされる。CQI/PMIビットは、MCSがより高いコードワード内のSINRがより低いレイヤにマッピングされる。RIビットおよびACK/NACKビットは、MCSがより高いコードワード内のSINRがより高いレイヤにマッピングされる。RIビットおよびACK/NACKビットの、(MCSがより高いコードワード内の)SINRがより高いレイヤ上へのマッピングは、RIビットおよびACK/NACKビットの受信信頼性を高める。
【0084】
図20に示すように、TB1は、CRC付加機能2104により、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2106によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット2108によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2110においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2112において連結される。処理されたTB1ビットは、2つのストリームに分けられ、一方のストリームは、チャネル符号化ユニット2118においてチャネル符号化されたCQI/PMIビット2116とともに、制御およびデータマルチプレクサ2114に入力される。多重化されたビットは、第1のレイヤマッピングユニット2120において、MCSが相対的により高いコードワード内のSINRが相対的により低いレイヤにマッピングされる。RIビット2124は、第2のチャネル符号化ユニット2126においてチャネル符号化される。HARQ ACK/NACKビット2128は、第3のチャネル符号化ユニット2130においてチャネル符号化される。チャネル符号化されたRIビットおよびHARQ ACK/NACKビット、ならびに処理されたTB1の他のストリームは、第2のレイヤマッピングユニット2132において、MCSが相対的により高いコードワード内のSINRが相対的により高いレイヤにマッピングされる。第1のグループのマッピングされたTB1ビット、およびCQI/PMIビットは、第1のチャネルインタリーバユニット2134においてインタリーブされ、単一のレイヤ出力が、第1のアンテナマッピングユニット2136に送信される。第2のグループのマッピングされたTB1ビット、ならびにRIビットおよびHARQ ACK/NACKビットは、第2のチャネルインタリーバユニット2138においてインタリーブされ、単一のレイヤ出力が、アンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0085】
TB2 2142は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能2144により、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2146によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット2148によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2150においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2152おいて連結される。処理されたTB2ビットは、レイヤマッピングユニット2154において、MCSが相対的により低い第2のコードワードのレイヤにマッピングされ、チャネルインタリーバユニット2156においてインタリーブされる。処理されたTB2ビットは、第2のコードワードにマッピングされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0086】
図22は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法2200のブロック図である。図22は、4つ以上のアンテナのための4つのレイヤ、すなわち、階数4と、2つのコードワードと、MCSおよびSINRがより高いレイヤにマッピングされるUCIビットとを使用するシステムを示している。
【0087】
図22に示すように、TB1は、CRC付加機能2204によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2206によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット2208によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2210においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2212において連結される。処理されたTB1ビットは、2つのストリームに分けられ、一方のストリームは、チャネル符号化ユニット2216においてチャネル符号化されたCQI/PMIビット2214とともに、制御およびデータマルチプレクサ2213に入力される。多重化されたビットは、第1のレイヤマッピングユニット2218において、MCSが相対的により高く、SINRがより高いレイヤにマッピングされる。RIビット2219は、別のチャネル符号化ユニット2220においてチャネル符号化され、HARQ ACK/NACKビット2222は、また別のチャネル符号化ユニット2224においてチャネル符号化される。チャネル符号化されたRIビットおよびHARQ ACK/NACKビットも、第1のレイヤマッピングユニット2218において、MCSが相対的により高く、SINRがより高い同じレイヤにマッピングされる。マッピングされたTB1ビット、CQI/PMIビット、RIビット、およびHARQ ACK/NACKビットは、チャネルインタリーバユニット2226においてインタリーブされ、単一のレイヤ出力が、アンテナマッピングユニット2228に送信される。処理されたTB1の他のストリームのビットも、第2のレイヤマッピングユニット2230において、MCSがより高く、SINRが相対的により低いレイヤにマッピングされる。マッピングされたビットは、チャネルインタリーバユニットにおいてインタリーブされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0088】
TB2 2234は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能2236により、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2238によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット2240によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2242においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2244において連結される。処理されたTB2ビットは、2つのグループに分けられる。両方のグループのビットは、それぞれのレイヤマッピングユニット2246、2248において、MCSがより低い2つのレイヤにそれぞれマッピングされ、チャネルインタリーバユニット2250、2252においてインタリーブされる。処理されたTB2ビットは、第2のコードワードにマッピングされ、その後、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0089】
図23は、別の実施形態による、UCI(CQI/PMI、RI、およびHARQ A/N)ビットを送信する方法2300のブロック図である。図23は、2つのコードワードと、4つ以上のアンテナのための4つのレイヤ、すなわち、階数4と、1つのコードワードおよび2つのレイヤにマッピングされるUCIビットとを使用するシステムを示している。UCIビットは、繰り返され、MCSが相対的により高いコードワードの両方のレイヤにマッピングされる。または、UCIビットは、2つのストリームに分けられ、各ストリームのビットは、MCSがより高いコードワードのレイヤにそれぞれ分配される。ストリームは、等しい長さとすることができ、または代替として、それらの長さは、レイヤのSINRに基づいて、決定される。
【0090】
図23に示すように、TB1 2302は、CRC付加機能2304によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2306によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット2308によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2310においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2312において連結され、その後、2つのグループに分けられる。その後、処理されたTB1ビットの各グループ、およびチャネル符号化ユニット2316においてチャネル符号化された繰り返されたCQI/PMIビット2314(または2つのグループに分けられたCQI/PMIビット)は、第1の制御およびデータマルチプレクサ2318ならびに第2の制御およびデータマルチプレクサ2320に入力される。その後、多重化されたビットは、第1のレイヤマッピングユニット2322および第2のレイヤマッピングユニット2324において、MCSが相対的により高い2つのレイヤにマッピングされる。RIビット2326は、別のチャネル符号化ユニット2328においてチャネル符号化され、HARQ ACK/NACKビット2330は、また別のチャネルコーダ2332においてチャネル符号化される。チャネル符号化されたRIビットおよびHARQ ACK/NACKビットも、第1および第2のレイヤマッピングユニット2322、2324において、MCSが相対的により高い各レイヤにマッピングされる。マッピングされたTB1ビット、UCIビット、RIビット、およびHARQ ACK/NACKビットは、第1のインタリービングユニット2334および第2のチャネルインタリーバユニット2336においてインタリーブされ、各チャネルインタリーバユニットの出力は、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0091】
TB2 2342は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能2344によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2346によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット2348によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2350においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2352において連結される。処理されたTB2ビットは、2つのグループに分けられ、その後、第1および第2のレイヤマッピングユニット2354、2356それぞれにおいて、MCSが相対的により低いレイヤにマッピングされ、第1および第2のチャネルインタリーバユニット2358、2360においてインタリーブされる。処理されたTB2ビットは、第2のコードワードにマッピングされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0092】
図24は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法のブロック図である。図24は、4つ以上のアンテナのための4つのレイヤと、2つのコードワードと、最高のMCSを有するコードワードの2つのレイヤの間で分けられるUCIビットとを使用するシステムを示している。CQI/PMIビットは、SINRがより低い第1のレイヤにマッピングされる。RIビットおよびACK/NACKビットは、SINRがより高い第2のレイヤにマッピングされる。TBのデータビットは、2つのグループに分けられ、両方のレイヤにマッピングされる。データビット、ならびに制御ビットのRIおよびHARQ A/Nは、異なるプリコーディング方式を用いて処理することができる。
【0093】
図24に示すように、TB1 2402は、CRC付加機能2404によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2406によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット2408によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2410においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2412において連結される。処理されたTB1ビットは、2つのグループに分けられ、グループのビットは、チャネル符号化ユニット2416においてチャネル符号化されたCQI/PMIビット2414とともに、制御およびデータマルチプレクサ2413に入力される。その後、多重化されたビットは、第1のレイヤマッピングユニット2418において、相対的にMCSがより高く、SINRがより低いレイヤにマッピングされる。他のチャネルコーダ2430、2432においてチャネル符号化されたRIビット2426およびHARQ ACK/NACKビット2428も、他のグループの処理されたTB1ビットとともに、第2のレイヤマッピングユニット2420において、相対的にMCSがより高く、SINRがより高いレイヤにマッピングされる。第1のグループのマッピングされたTB1ビット、およびCQI/PMIビットは、第1のチャネルインタリーバユニット2422においてインタリーブされる。第2のグループのマッピングされたTB1ビットは、RIビットおよびHARQ ACK/NACKビットとともに、第2のチャネルインタリーバユニット2424においてインタリーブされる。各チャネルインタリーバ2422、2424の出力は、アンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0094】
TB2 2450は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能2452によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2454によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット2456によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2458においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2460において連結される。処理されたTB2ビットは、2つのグループに分けられ、第1のレイヤマッピングユニット2462および第2のレイヤマッピングユニット2464において、MCSがより低い2つのレイヤにレイヤマッピングされ、第1のチャネルインタリービングユニット2466および第2のチャネルインタリーバユニット2468においてインタリーブされる。インタリーブされたTB2ビットは、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0095】
図25は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法2500のブロック図である。図25は、2つ以上のアンテナのための2つのレイヤ、すなわち、階数2と、1つのコードワードと、2つのレイヤにわたってマッピングされるUCIビットとを使用するシステムを示している。UCIビットは、すべてのレイヤおよびすべてのコードワードにわたって繰り返され、または分配される。分配方式は、コードワード当たりもしくはレイヤ当たり等しい量の制御ビットを使用することができ、または例えば、MCS、トランスポートブロックサイズ、もしくはSINRなど、パラメータに基づいた数の制御ビットを各レイヤもしくはコードワードに割り当てることができる。
【0096】
図25に示すように、TB1 2502は、CRC付加機能2504によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2506によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット2508によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2510においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2512において連結される。UCIビット2514、2516、2518は、チャネル符号化ユニット2520、2522、2524においてそれぞれチャネル符号化される。処理されたTB1ビットは、2つのストリームに分けられる。UCIビットは、それぞれ2つのストリームに繰り返され、または分けられる。TB1のストリームのビットは、繰り返されたまたは分けられたCQI/PMIビットのストリームとともに、第1および第2の制御およびデータマルチプレクサ2526、2528に入力される。その後、多重化されたビットは、繰り返されたまたは分けられた、符号化されたRIビットおよび符号化されたHARQ ACK/NACKビットとともに、第1および第2のレイヤマッピングユニット2530、2532において、2つのレイヤにマッピングされる。マッピングされたTB1ビット、CQI/PMIビット、RIビット、およびHARQ ACK/NACKビットは、第1および第2のチャネルインタリーバユニット2534、2536において処理され、その後、アンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0097】
図26は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法2600のブロック図である。図26は、2つ以上のアンテナのための2つのレイヤ、すなわち、階数2と、2つのコードワードと、すべてのレイヤにわたってマッピングされるUCIビットとを使用するシステムを示している。
【0098】
図26に示すように、TB1 2602は、CRC付加機能2604によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2606によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット2608によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2610においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2612において連結される。CQI/PMIビット2614は、チャネル符号化ユニット2616においてチャネル符号化され、2つのストリームにわたって分けられる。その後、処理されたTB1ビットは、CQI/PMIビットの(第1の)ストリームとともに、制御およびデータマルチプレクサ2660に入力される。その後、多重化されたビットは、第1のレイヤマッピングユニット2662において、レイヤにマッピングされる。
【0099】
TB2 2620は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能2622によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2624によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット2626によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2628においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2630において連結される。処理されたTB2ビットは、第2のデータおよび制御マルチプレクサ2632において、CQI/PMIビットの他の(第2の)ストリームとともに多重化される。多重化されたビットは、第2のレイヤマッピングユニット2634においてマッピングされる。
【0100】
RIビット2636およびHARQ ACK/NACKビット2638は、チャネル符号化され(2640、2642)、2つのストリームにわたって分けられ、第3および第4のレイヤマッピングユニット2644、2646において、それぞれ2つのレイヤにマッピングされる。マッピングされたTB1ビット、第1のストリームのCQI/PMIビット、第1のストリームのRIビット、および第1のストリームのHARQ ACK/NACKビットは、第1のチャネルインタリーバユニット2648においてインタリーブされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。マッピングされたTB2ビット、第2のストリームのCQI/PMIビット、第2のストリームのRIビット、および第2のストリームのHARQ ACK/NACKビットは、第2のチャネルインタリーバユニット2650においてインタリーブされ、アンテナマッピングユニット(図示せず)に出力される。
【0101】
図27は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法2700のブロック図である。図26は、3つ以上のアンテナのための3つのレイヤ、すなわち、階数3と、2つのコードワードと、3つのレイヤにわたってマッピングされるUCIビットとを用いるシステムを示している。
【0102】
図27に示すように、TB1 2702は、CRC付加機能2704によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2706によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット2708によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2710においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2712において連結される。処理されたTB1ビットは、2つのストリームに分けられる。UCIビット2714、2716、2718は、それぞれチャネル符号化ユニット2720、2722、2724においてチャネル符号化され、それぞれ3つのストリームに繰り返され、または分けられる。TB1の2つのグループのビットは、CQI/PMIビットの2つのグループとともに、第1および第2の制御およびデータマルチプレクサ2726、2728に入力される。その後、多重化されたビットは、符号化されたRIビットおよび符号化されたHARQ ACK/NACKビットの2つのストリームとともに、第1および第2のレイヤマッピングユニット2730、2732において、2つのレイヤにマッピングされる。各レイヤマッピングユニットの出力は、チャネルインタリービングユニット2734、2736によって処理され、その後、アンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0103】
TB2 2740は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能2742によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2744によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット2746によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2748においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2750において連結される。処理されたTB2ビットは、第3のデータおよび制御マルチプレクサ2752において、符号化されたCQI/PMIビットの残りの/第3のストリームとともに多重化される。多重化されたTB2ビットおよびCQI/PMIビットは、符号化されたRIビットおよびHARQ ACK/NACKビットの残りの/第3のストリームとともに、レイヤマッピングユニット2754においてマッピングされる。各レイヤマッピングユニットの出力は、チャネルインタリービングユニット2756によって処理され、その後、アンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0104】
図28は、別の実施形態による、UCIビットを送信する方法2800のブロック図である。図28は、4つ以上のアンテナのための4つのレイヤ、すなわち、階数4と、2つのコードワードと、4つのレイヤにわたってマッピングされるUCIビットとを用いるシステムを示している。
【0105】
図28に示すように、TB1 2802は、CRC付加機能2804によって、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2806によって処理される。処理されたTB1ビットは、チャネル符号化ユニット2808によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2810においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2812において連結される。処理されたTB1ビットは、2つのストリームに分けられる。UCIビット2814、2816、2818は、それぞれチャネル符号化ユニット2820、2822、2818においてチャネル符号化され、それぞれ4つのストリームに繰り返され、または分けられる。TB1の2つのストリームのビットは、CQI/PMIビットの2つのストリームとともに、第1および第2の制御およびデータマルチプレクサ2826、2828に入力される。多重化された各ビットストリームは、符号化されたRIビットの1つのストリームおよび符号化されたHARQ ACK/NACKビットの1つのストリームとともに、レイヤマッピングユニット2830、2832において、第1および第2のレイヤの一方にマッピングされる。第1および第2のレイヤマッピングユニット2830、2832の各々の出力は、それぞれのチャネルインタリービングユニット2834、2836によって処理され、アンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0106】
TB2 2840は、第2のコードワードにマッピングされ、CRC付加機能2842により、その後、符号ブロック分割および符号ブロックCRC付加機能2844によって処理される。処理されたTB2ビットは、チャネル符号化ユニット2846によってチャネル符号化され、レートマッチングユニット2848においてレートマッチングされ、符号ブロック連結ユニット2850において連結される。処理されたTB2ビットは、2つのストリームに分けられる。その後、処理されたTB2ビットは、CQI/PMIビットの2つの残りのストリームとともに、第3および第4の制御およびデータマルチプレクサ2854、2856に入力される。多重化された各ビットストリームは、符号化されたRIビットの1つのストリームおよび符号化されたHARQ ACK/NACKビットの1つのストリームとともに、第3および第4のレイヤマッピングユニット2858、2860において、レイヤにマッピングされる。各レイヤマッピングユニットの出力は、第3および第4のチャネルインタリービングユニット2862、2864によって処理され、アンテナマッピングユニット(図示せず)に送信される。
【0107】
制御ビットがデータビットとともに多重化される場合、制御ビットは、データビットとは異なるMIMOモードを使用して送信することができる。これは、ビットが1つのサブフレーム内で送信される場合であっても行うことができる。例えば、制御ビットは、送信ダイバーシティを使用して送信することができ、データビットのためには、プリコーディングMIMOモードを使用する。WTRUは、どのタイプのビットのためにどのMIMOモードを使用すべきかについての情報を、例えば、レイヤ1(L1)またはレイヤ(2)メッセージにおいて、eノードBから受信することができる。
【0108】
上では機能および要素を特別な組み合わせで説明したが、各機能または要素は、他の機能および要素を伴わずに単独で、または他の機能および要素を伴ってもしくは伴わずに様々な組み合わせで使用することができる。本明細書で提供された方法またはフローチャートは、汎用コンピュータまたはプロセッサによって実行するための、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に含まれるコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ読取可能な記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび着脱可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含む。
【0109】
適切なプロセッサは、例えば、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、および/または状態機械を含む。
【0110】
ソフトウェアと連携するプロセッサは、無線送受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、端末、基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)、または任意のホストコンピュータで使用するための、無線周波数トランシーバを実施するために使用することができる。WTRUは、カメラ、ビデオカメラモジュール、テレビ電話、スピーカフォン、バイブレーションデバイス、スピーカ、マイクロフォン、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、キーボード、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、液晶表示(LCD)ディスプレイユニット、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および/または任意の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)もしくは超広帯域(UWB)モジュールなど、ハードウェアおよび/またはソフトウェアで実施されるモジュールと併せて使用することができる。
【0111】
実施形態。
【0112】
1.LTE−A物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)のためのデータおよび制御多重化を実行するための方法であって、1つまたは複数のコードワードの少なくとも1つの符号化されたデータビットと、少なくとも1つの符号化された制御ビットとを処理するステップであって、符号化されたデータビットおよび符号化された制御ビットは、グループに分けられる、ステップを含む方法。
【0113】
2.符号化されたデータビットおよび符号化された制御ビットは、N個のレイヤに対応する、ビットからなるN個のグループに分けられる、実施形態1の方法。
【0114】
3.符号化されたデータビットおよび符号化された制御ビットをレイヤ毎に多重化するステップをさらに含む、実施形態1〜2のいずれか1つの方法。
【0115】
4.多重化は、レイヤ固有であり、異なる数の制御ビットおよびデータビットが、処理される、実施形態3の方法。
【0116】
5.論理レイヤマッピング機能を使用して、符号化されたルーティングインジケータ(RI)および符号化されたハイブリッド自動再送要求(HARQ)ACK/NACKを処理するステップをさらに含む、実施形態1〜4のいずれか1つの方法。
【0117】
6.レイヤのためのすべてのビットをインタリーブするステップをさらに含む、実施形態1〜5のいずれか1つの方法。
【0118】
7.インタリーブは、レイヤ固有であり、異なる数の制御ビットおよびデータビットが、処理される、実施形態6の方法。
【0119】
8.ビットは、データビット、CQI/PMIビット、RIビット、およびACK/NACKビットを含む、実施形態6の方法。
【0120】
9.ビットを連結した後に、符号化されたデータビットおよび符号化された制御ビットを多重化するステップをさらに含む、実施形態1〜8のいずれか1つの方法。
【0121】
10.符号化された制御ビットは、2つのコードワードに分配される、実施形態1〜9のいずれか1つの方法。
【0122】
11.符号化されたデータビットおよび符号化された制御ビットの多重化は、2つのコードワードの各々について実行される、実施形態10の方法。
【0123】
12.2つのコードワードの少なくとも1つの符号化されたデータビットと、コードワード毎に少なくとも1つの符号化された制御ビットとを、ビットからなるN個のグループへと処理するステップであって、ビットからなるN個のグループは、N個のレイヤに対応する、ステップをさらに含む、実施形態10〜11のいずれか1つの方法。
【0124】
13.RIビットおよび符号化されたHARQ ACK/NACKビットは、2つのコードワードに分配される、実施形態10〜12のいずれか1つの方法。
【0125】
14.符号化された制御ビットは、論理レイヤマッピング機能を使用して、2つのコードワードに分配される、実施形態10〜13のいずれか1つの方法。
【0126】
15.多重化は、HARQ ACK/NACKが、レイヤ/ストリーム毎に両方のスロット上に存在することを保証する、実施形態1〜14のいずれか1つの方法。
【0127】
16.HARQ ACK/NACKは、少なくとも1つのアップリンク復調参照信号の周辺のリソースにマッピングされる、実施形態15の方法。
【0128】
17.多重化は、制御情報およびデータ情報が、異なる変調シンボルにマッピングされることを保証する、実施形態15〜16のいずれか1つの方法。
【0129】
18.制御ビットは、N回繰り返され、N個のコードワードにマッピングされる、実施形態1〜17のいずれか1つの方法。
【0130】
19.制御ビットは、同じコードワードのレイヤの間に等しく分配される、実施形態18の方法。
【0131】
20.制御ビットは、N回繰り返され、N個のレイヤ/ストリームにマッピングされる、実施形態1〜19のいずれか1つの方法。
【0132】
21.制御ビットは、1つのコードワード、ストリーム、またはレイヤにおいて送信される、実施形態20の方法。
【0133】
22.制御ビットは、すべてのコードワードまたはレイヤ/ストリームにわたって分配される、実施形態1〜21のいずれか1つの方法。
【0134】
23.コードワードまたはレイヤ/ストリーム当たり等しい量の制御ビットが存在する、実施形態22の方法。
【0135】
24.コードワードまたはレイヤ/ストリームにマッピングされる制御ビットの量は、コードワードまたはレイヤ/ストリームの変調および符号化方式(MCS)によって決定される、実施形態22〜23のいずれか1つの方法。
【0136】
25.コードワードまたはレイヤ/ストリームにマッピングされる制御ビットの量は、コードワードまたはレイヤ/ストリームのトランスポートブロックサイズによって決定される、実施形態22〜24のいずれか1つの方法。
【0137】
26.実施形態1〜25のいずれか1つに従って構成された無線送受信ユニット(WTRU)。
【0138】
27.実施形態1〜25のいずれか1つに従って構成されたノードB。
【0139】
28.実施形態1〜25のいずれか1つに従って構成された集積回路(IC)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線送受信ユニット(WTRU)における信号処理の方法であって、
複数のデータビットを生成するステップと、
複数の制御ビットを生成するステップと、
前記制御ビットを前記データビットとともに多重化して、複数の多重化されたビットを作成するステップと、
前記多重化されたビットを少なくとも1つの論理レイヤに割り当てるステップであって、少なくとも1つの論理レイヤは、制御ビットを含む、ステップと、
各論理レイヤをインタリーブして、複数のインタリーブされたレイヤを形成するステップであって、インタリーブされた各レイヤは、少なくとも1つのアンテナに対応する、ステップと、
インタリーブされた各レイヤをそれに対応するアンテナにおいて送信するステップと
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
チャネル品質パラメータに基づいて、前記複数の制御ビットを前記複数のレイヤの間に割り当てるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
複数の論理レイヤの各々が、前記複数の制御ビットのすべてを含むように、前記多重化されたビットを前記複数の論理レイヤに割り当てるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
複数のコードワードにマッピングされる複数のデータビットを生成して、複数のデータビット/コードワードマッピングを作成するステップと、
各データビット/コードワードマッピングについてのチャネル品質を決定するステップと、
前記チャネル品質に基づいて、制御ビットを各データビット/コードワードマッピングに割り当てるステップと
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
複数のコードワードにマッピングされる複数のデータビットを生成して、複数のデータビット/コードワードマッピングを作成するステップと、
すべての制御ビットを各データビット/コードワードマッピングに割り当てるステップと
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
各論理レイヤについてのチャネル品質を決定するステップと、
各論理レイヤの前記チャネル品質に基づいて、制御ビットを各論理レイヤに割り当てるステップと
をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項7】
無線送受信ユニット(WTRU)における信号処理の方法であって、
複数のコードワードにマッピングされる複数のデータビットを生成するステップと、
各コードワードについてのチャネル品質メトリックに基づいて、前記複数のコードワードにマッピングされる複数の制御ビットを生成するステップと、
各レイヤについてのチャネル品質メトリックに基づいて、前記複数のコードワードにマッピングされる前記制御ビットを複数の論理レイヤに割り当てるステップと、
各論理レイヤをインタリーブして、複数のインタリーブされたレイヤを形成するステップであって、インタリーブされた各レイヤは、少なくとも1つのアンテナに対応する、ステップと、
インタリーブされた各レイヤをそれに対応するアンテナにおいて送信するステップと
を含むことを特徴とする方法。
【請求項8】
前記チャネル品質メトリックは、変調および符号化方式(MCS)であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記チャネル品質メトリックは、信号および干渉対雑音比(SINR)であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記制御ビットを第1の多入力/多出力(MIMO)符号化方式に従って符号化し、前記データビットを第2のMIMO符号化方式に従って符号化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項11】
アップリンク(UL)信号を処理するように構成された無線送受信ユニット(WTRU)であって、
制御ビットをデータビットとともに多重化して、複数の多重化されたビットを作成するように構成されたデータおよび制御マルチプレクサと、
複数のデータビットおよび複数の制御ビットを生成し、多重化されたビットを少なくとも1つの論理レイヤに割り当てるように構成されたプロセッサであって、少なくとも1つの論理レイヤは、制御ビットを含む、プロセッサと、
少なくとも1つのアンテナと、
各論理レイヤをインタリーブして、複数のインタリーブされたレイヤを形成するように構成されたチャネルインタリーバであって、インタリーブされた各レイヤは、前記少なくとも1つのアンテナに対応する、チャネルインタリーバと、
インタリーブされた各レイヤをそれに対応するアンテナにおいて送信するように構成された送信機と
を備えることを特徴とする無線送受信ユニット(WTRU)。
【請求項12】
前記プロセッサは、チャネル品質パラメータに基づいて、前記複数の制御ビットを前記複数のレイヤの間に割り当てるようにさらに構成されることを特徴とする請求項11に記載のWTRU。
【請求項13】
前記プロセッサは、複数の論理レイヤの各々が、前記複数の制御ビットのすべてを含むように、前記多重化されたビットを前記複数の論理レイヤに割り当てるようにさらに構成されることを特徴とする請求項11に記載のWTRU。
【請求項14】
前記プロセッサは、
複数のコードワードにマッピングされる複数のデータビットを生成して、複数のデータビット/コードワードマッピングを作成し、
各データビット/コードワードマッピングについてのチャネル品質を決定し、
前記チャネル品質に基づいて、制御ビットを各データビット/コードワードマッピングに割り当てる
ようにさらに構成されることを特徴とする請求項11に記載のWTRU。
【請求項15】
前記プロセッサは、
複数のコードワードにマッピングされる複数のデータビットを生成して、複数のデータビット/コードワードマッピングを作成し、
すべての制御ビットを各データビット/コードワードマッピングに割り当てる
ようにさらに構成されることを特徴とする請求項11に記載のWTRU。
【請求項16】
前記プロセッサは、
各論理レイヤについてのチャネル品質を決定し、
各論理レイヤの前記チャネル品質に基づいて、制御ビットを各論理レイヤに割り当てる
ようにさらに構成されることを特徴とする請求項14に記載のWTRU。
【請求項17】
アップリンク(UL)信号の信号プロセッサを実行するように構成された無線送受信ユニット(WTRU)であって、
複数のコードワードにマッピングされる複数のデータビットを生成し、各コードワードについてのチャネル品質メトリックに基づいて、前記複数のコードワードにマッピングされる複数の制御ビットを生成し、各レイヤについてのチャネル品質メトリックに基づいて、前記複数のコードワードにマッピングされる前記制御ビットを複数の論理レイヤに割り当てるように構成されたプロセッサと、
少なくとも1つのアンテナと、
各論理レイヤをインタリーブして、複数のインタリーブされたレイヤを形成するチャネルインタリーバであって、インタリーブされた各レイヤは、少なくとも1つのアンテナに対応する、チャネルインタリーバと、
インタリーブされた各レイヤをそれに対応するアンテナにおいて送信するように構成された送信機と
を備えることを特徴とする無線送受信ユニット(WTRU)。
【請求項18】
前記チャネル品質メトリックは、変調および符号化方式(MCS)であることを特徴とする請求項17に記載のWTRU。
【請求項19】
前記チャネル品質メトリックは、信号および干渉対雑音比(SINR)であることを特徴とする請求項7に記載のWTRU。
【請求項20】
前記プロセッサは、前記制御ビットを第1の多入力/多出力(MIMO)符号化方式に従って符号化し、前記データビットを第2のMIMO符号化方式に従って符号化するようにさらに構成されることを特徴とする請求項17に記載のWTRU。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【公表番号】特表2012−521166(P2012−521166A)
【公表日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−500884(P2012−500884)
【出願日】平成22年3月16日(2010.3.16)
【国際出願番号】PCT/US2010/027461
【国際公開番号】WO2010/107779
【国際公開日】平成22年9月23日(2010.9.23)
【出願人】(510030995)インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド (229)
【Fターム(参考)】