説明

キャンペーン用ボトルホルダー

【課題】飲料や調味料等の液体商品をボトル状液体包装容器に充填包装した数本の液体包装容器入り商品を、そのボトルや瓶容器の首部の注出口部にて纏めて結束するボトルホルダーを、商品販売促進用のキャンペーンツールとして使用できるようにする。
【解決手段】天面部4と両側面部1、3と底面部2とからなる断面四角形筒状体の底面部2に、複数のボトル状容器上部の首部を嵌入係止するための係止用の各々孔設部8を備えるボトルホルダーAにおいて、天面部4または両側面部1、3のうちいずれか一面の長手方向の両端部間に、筒状体を開封する開封用の帯状ファスナー部10を設け、前記底面部の各々孔設部間に形成される底面部内面のうちいずれかの内面又は全内面にキャンペーン用の抽選用表示部9を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料や調味料等の液体商品をペットボトルや瓶などのボトル状液体包装容器に充填包装した数本の液体包装容器入り商品の販売促進用のキャンペーンツールとして使用できるようにしたキャンペーン用ボトルホルダーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、飲料や調味料等の液体商品を、プラスチック製やガラス製のペットボトルや瓶などの液体包装容器に充填包装した数本の液体包装容器入り商品を、その容器の注出口部にて結束して纏め、片手にて数本を一度に持ち運びできるようにしたボトルキャリングホルダーとして、例えば特許文献1、2、3、4がある。
【0003】
一般に、このようなペットボトル状の液体包装容器入り商品は、その商品を数本毎に纏めてボトルホルダーにより結束固定して、スーパーや店頭などに陳列して販売されるが、これら商品の販売促進や商品のキャンペーン期間中には、その商品を購入した顧客に対して、製造販売者側によって、サービス券や景品の当たる抽選券や応募券を配布するなどの企画が実施される。
【0004】
そして商品を購入した顧客が、このようなキャンペーンに参加する場合は、顧客が貰った抽選券や応募券を返信用の葉書等に貼付して、製造販売者側に郵送することにより参加することができる。
【0005】
しかしながら近年は、顧客が貰った抽選券や応募券に記載表示されている情報を基に、携帯電話或いはパソコンからインターネットを介して製造販売者側のキャンペーン用ウエブサイトにアクセスすることによりキャンペーンに参加できるようになってきており、サービス券や抽選券や応募券を返信用の葉書等に貼付し郵送するキャンペーン参加システムでは、時間と手間が掛かっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特公昭44−11450号
【特許文献2】実開平3−17063号
【特許文献3】特開2007−314195号
【特許文献4】特開2008−30820号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、飲料や調味料等の液体商品をペットボトルや瓶などのボトル状液体包装容器に充填包装した数本の液体包装容器入り商品を、そのボトルや瓶容器の首部の注出口部にて纏めて結束するボトルホルダーを、商品販売促進用のキャンペーンツールとして使用できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の請求項1に係る発明は、天面部と両側面部と底面部とからなる断面四角形筒状体の底部に、複数のボトル状容器上部の首部を嵌入係止するための係止用の孔設部を備えるボトルホルダーにおいて、天面部または両側面部のうちいずれか一面の長手方向の両端部間に、筒状体を開封する開封用の帯状ファスナー部を設けたことを特徴とするキャンペーン用ボトルホルダーである。
【0009】
本発明の請求項2に係る発明は、天面部と両側面部と底面部とからなる断面四角形筒状体の底面部に、複数のボトル状容器上部の首部を嵌入係止するための係止用の各々孔設部を備えるボトルホルダーにおいて、天面部または両側面部のうちいずれか一面の長手方向の両端部間に、筒状体を開封する開封用の帯状ファスナー部を設け、前記底面部の各々孔設部間に形成される底面部内面のうちいずれかの内面又は全内面に、キャンペーン用の抽選用表示部を設けたことを特徴とするキャンペーン用ボトルホルダーである。
【0010】
本発明の請求項3に係る発明は、天面部と両側面部と底面部とからなる断面四角形筒状体の底面部に、複数のボトル状容器上部の首部を嵌入係止するための係止用の各々孔設部を備えるボトルホルダーにおいて、天面部または両側面部のうちいずれか複数面の長手方向の両端部間に、筒状体を開封する開封用の帯状ファスナー部を設け、前記底面部の各々孔設部間に形成される底面部内面のうちいずれかの内面又は全内面に、キャンペーン用の抽選用表示部を設けたことを特徴とするキャンペーン用ボトルホルダーである。
【0011】
本発明の請求項4に係る発明は、天面部と両側面部と底面部とからなる断面四角形筒状体の底面部に、複数のボトル状容器上部の首部を嵌入係止するための係止用の各々孔設部を備えるボトルホルダーにおいて、天面部の長手方向の両端部間に筒状体を開封する開封用の帯状ファスナー部を設け、前記底面部の各々孔設部間に形成される底面部内面のうちいずれかの内面又は全内面に、キャンペーン用の抽選用表示部を設けたことを特徴とするキャンペーン用ボトルホルダーである。
【0012】
本発明の請求項5に係る発明は、上記請求項2乃至4のいずれか1項に係るキャンペーン用ボトルホルダーにおいて、前記底面部の各々孔設部間に形成される底面部内面のうち該底面部の長手方向中央部の内面又はその中央部近傍寄りの内面に、キャンペーン用の抽選用表示部を設けたことを特徴とするキャンペーン用ボトルホルダーである。
【発明の効果】
【0013】
本発明のキャンペーン用ボトルホルダーは、複数本のボトル状容器を嵌入係止した状態にて店頭販売したり、筒状体のホルダーを把持して複数本のボトル状容器を一括して持ち運ぶことができる。
【0014】
また本発明のキャンペーン用ボトルホルダーは、天面部、側面部などの面部に形成されている帯状ファスナー部を切り離すことにより、その面部をホルダー長手方向に分離させて、筒状体のホルダーを開封することができ、ホルダー内に嵌入係止されている首部を外側に露呈させることができる。そのため、開封したホルダーの外側から、ホルダー内にてボトル状容器の首部を係止している内側に傾斜している係止部を外側に傾斜させて係止動作を容易に解除させることができる。
【0015】
また、従来のような購買者がボトル容器に貼付されているサービス券や抽選券や応募券を返信用の葉書等に貼付して製造販売者に郵送するキャンペーン参加システムでは、時間と手間が掛かっていたものを、購買者が店頭にて筒状体のボトルホルダーを開封することにより、ホルダーの底面部内面に、該ホルダーの外側からは目視では見えない状態(隠蔽状態)で表示されているキャンペーン用の抽選用表示部(キャンペーン参加の可否情報表示部など)を、購買者と製造販売者とにより、開封されたホルダーの外側から目視にて容易に確認することが可能になる。
【0016】
そのため携帯電話或いはパソコンなどからインターネットを介して製造販売者側のキャンペーン用ウエブサイトにアクセスしてキャンペーンに参加できるシステムと同様に、手間が掛からず迅速に、キャンペーン用の抽選用表示部を確認してキャンペーンに参加する
ことが可能になる。
【0017】
このように本発明のボトルホルダーは、飲料や調味料等の液体商品をペットボトルや瓶などのボトル状液体包装容器に充填包装した数本のボトル状容器入り液体商品を、そのボトル状容器の首部の注出口部にて纏めて結束して、商品販売促進用のキャンペーンツールとして使用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】(a)は本発明のキャンペーン用ボトルホルダーの一実施例におけるブランクシート、(b)は本発明のキャンペーン用ホルダーの一実施例における全体斜視図。
【図2】(a)は本発明のキャンペーン用ボトルホルダーの他の実施例におけるブランクシート、(b)は本発明のキャンペーン用ボトルホルダーの他の実施例における全体斜視図。
【図3】(a)〜(b)は本発明のキャンペーン用ボトルホルダーにボトル状容器を嵌入係止する形態を説明する側面図。
【図4】本発明のキャンペーン用ボトルホルダーに複数本(二本)のボトル状容器を嵌入係止した状態を説明する正面図。
【図5】本発明のキャンペーン用ボトルホルダーにおけるボトル状容器の嵌入係止構造を説明する側面図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明のキャンペーン用ボトルホルダーの実施の形態を、図面に基づいて以下に詳細に説明すれば、図1(a)は本発明のホルダーAを作成するためのブランクシートであり、上記ブランクシートは、平行な折目a、b、c、dを介して、長方形状の側面部1、底面部2、側面部3、天面部4と、前記側面部1に貼着される貼着面部5が順に連設されている。なおブランクシートの素材は、特に限定されないが、例えば厚紙、ダンボール、プラスチックシートなどである。
【0020】
図1(a)に示すように、前記底面部2には、複数本のボトル状容器(例えば2本のボトル容器)の各々首部を嵌入係止するためのそれぞれ孔設部8(8、8)を備え、前記天面部4(又は両側面部1、3のうちいずれか一面)の長手方向の両端部間には、その長手方向に開封用の帯状ファスナー部10が設けられている。前記帯状ファスナー部10は、前記天面部4(又は両側面部1、3のうちいずれか一面)の長手方向の両端部を結ぶ、図示するような屈曲線が断続するパターン状線、直線が断続する破断線、ミシン目など、二本の刻切線10a、10aにより形成される。なお、前記帯状ファスナー部10は、両側面部1、3のうちいずれか一面の長手方向の両端部間に設けられていてもよいし、天面部4または両側面部1、3のうちいずれか複数面の長手方向の両端部間に設けられていてもよい。そして帯状ファスナー部10の長手方向の形状は、図示するように直線状でもよいし、曲線状、屈曲線状、ジグザグ状でもよい。
【0021】
図1(a)において、前記貼着面部5の面に、折目dに沿う網点にて示す領域は、貼着面部5が側面部1に貼着される貼着領域11(接着領域)を示すものである。なお、容器の首部とは、例えば、容器注出口に施蓋したキャップ、及び該キャップを施蓋した注出口下部のフランジ部を意味する。
【0022】
図1(b)は、本発明のボトルホルダーAの全体斜視図であり、上記ブランクシートを
折目a、b,c、dを介して同一方向に折り、側面部1、底面部2、側面部3、天面部4、貼着面部5を、各々直角に折り曲げて、前記側面部1を貼着面部5に重ね合わせ、その側面部1と貼着面部5とを貼着領域11にて貼着することにより、長方形や正方形の四角形状の開口部12、13を、両端部に備える筒状体である本発明のボトルホルダーAが作成される。
【0023】
帯状ファスナー部10は、前述したように、両側面部1、3のうち、いずれか一面の長手方向の両端部間に設けられていてもよいし、天面部4または両側面部1、3のうちいずれか複数面の長手方向の両端部間に設けられていてもよいが、必要に応じて、ボトルホルダーAの筒状体の長手方向の両端部を結ぶように、天面部4と側面部1、又は天面部4と側面部3、又は天面部4と両側面部1、3に、跨がるように該筒状体の外周を螺旋状に設け、ホルダーAの筒状体が螺旋状に開封されるようにしてもよい。
【0024】
図1(b)において、前記天面部4に形成される各々孔設部8は、天面部4にボトル状容器の首部を嵌入可能なサイズ(嵌入可能な最小サイズが適当)であって、天面部4の各々折目a、bに、幅wの繋ぎ部gを残して、該首部の水平断面形状に近似する部分円形状等のパターン状に、対向する切込線e、eと、該切込線e、eに連続して、その対向間に各々折目a、bに対して等距離に平行に対向するそれぞれ直線形状の切込線f、fとを刻切することにより形成されている。なお、切込線f、fの対向間は切抜部7となる。
【0025】
このようにして前記底面部2には、幅wの繋ぎ部gを残して形成された各々切込線e、eと、切込線f、fとにより、各々折目a、bに連設された対向する一対の係止板6、6を備えた各々孔設部8が形成されている。
【0026】
本発明のボトルホルダーAは、図1(a)又は(b)に示すように、前記底面部2に形成された複数の各々孔設部8間に挟まれて形成される該底面部2の各々内面のうち、いずれかの内面、又は各々孔設部8間に挟まれて形成される該底面部2の全内面には、キャンペーン用の抽選用表示部9(例えば当たり、はずれ等の抽選情報表示部)が形成されている。
【0027】
図2(a)は、本発明のキャンペーン用ボトルホルダーAを作成するためのブランクシートの他の実施の形態を示し、平行な折目a、b、cを介して、長方形状の側面部1、底面部2、側面部3、天面部4が順に連設され、前記側面部1には、前記折目a、b、cに平行な折目dを介して天面部4に貼着される貼着面部5が連設されているものである。
【0028】
前記底面部2には、例えば2本のボトル容器の各々首部を嵌入係止するためのそれぞれ孔設部8、8を備え、前記天面部4(又は両側面部1、3のうちいずれか一面)の長手方向の両端部間には、その長手方向に開封用の帯状ファスナー部10が設けられている。なお、前記帯状ファスナー部10は、両側面部1、3のうちいずれか一面の長手方向の両端部間に設けられていてもよいし、天面部4または両側面部1、3のうちいずれか複数面の長手方向の両端部間に設けられていてもよい。
【0029】
上記図2(a)に示す他の実施の形態においては、天面部4が貼着面部5の表側(面上側)に貼着される場合に、天面部4に形成された帯状ファスナー部10による筒状体の開封機能が達成されるように天面部4と貼着面部5との貼着領域を設定する必要がある。
【0030】
そのため、貼着面部5の面に網点にて示す領域は、貼着面部5が天面部4に貼着される貼着領域11(接着領域)を示すものであるが、この貼着領域11の幅w2 は、天面部4の折目dに平行な外端部から帯状ファスナー部10までの幅w2 に等しく設定することが適当である。
【0031】
図2(b)は本発明のボトルホルダーAの全体斜視図であり、上記ブランクシートを折目a、b,c、dを介して同一方向に折り、側面部1、底面部2、側面部3、天面部4、貼着面部5を、各々直角に折り曲げて、前記天面部4を貼着面部5面上に重ね合わせ、その天面部4と貼着面部5とを貼着領域11にて貼着して作成される。天面部4と貼着面部5は、貼着領域11以外では貼着されずに互いに離反するため、図2(b)に示す本発明のボトルホルダーAは、天面部4に形成された帯状ファスナー部10を切り離すことにより、天面部4は分離して貼着面部5から互いに離反する。
【0032】
本発明のキャンペーン用ボトルホルダーAを用いて、その底面部2に孔設された孔設部8に、ボトル状容器の注出口部である首部を嵌入係止する方法を説明すれば、図3(a)〜(b)は、本発明のキャンペーン用ボトルホルダーAと、ボトル状容器Bと、その注出口部である首部Cと、そのホルダーAの底面部2に孔設された孔設部8にボトル状容器Bの首部Cを嵌入係止する方法を説明する側面図である。
【0033】
図3(a)に示すように、ボトル状容器Bの注出口部である首部Cは、その注出口先端部に施蓋されたキャップC1 (例えば、図示するように注出口先端部の外周に設けた螺設部に螺着されたキャップ、あるいは凹凸嵌合により施蓋されたキャップなど)と、該注出口の螺設部の下部に張り出し形成されたフランジ部C2 と、フランジ部C2 の下部の筒部C3 とを備えている。キャップC1 とフランジ部C2 とは、その上面視において円形状など同形状であり、また孔設部8の孔径よりも僅かに小径であって、各々略同径であり、筒部C3 はキャップC1 を螺着した螺設部を備える注出口と同径である。
【0034】
図3(a)において、まず、本発明のキャンペーン用ボトルホルダーAの底面部2に孔設された孔設部8の真下に、ボトル状容器Bの首部CのキャップC1 を位置決めして、首部CのキャップC1 の上面を底面部2の下面から孔設部8に接近させる。
【0035】
さらに、図3(b)に示すように、首部CのキャップC1 上面部分にて孔設部8の対向する係止板6、6を、下方から上方に向かって押し分けるようにして押し拡げて、ボトルホルダーAの筒状体内に押し入れながら、首部CのキャップC1 とフランジ部C2 と筒部C3 とをボトルホルダーAの筒状体内に嵌入する。
【0036】
図3(b)に示すように首部Cの嵌入が完了した時点で、押し拡げられて対向する各係止板6、6の先端部は、互いに対向側に接近するように傾斜した状態で、首部Cのフランジ部C2 の張り出し部の下面に嵌入して、筒部C3 の外周面に当接する。これにより傾斜して対向する係止板6、6は、その先端部が、フランジ部C2 (首部C)のホルダーA内における下方への移動、及び孔設部8内からの離脱を阻止させ、ボトル状容器Bの首部Cは孔設部8内に係止されるものである。
【0037】
また、首部Cの嵌入が完了した時点で、ホルダーAの天面部4内面と首部CのキャップC1 上面とは、互いに当接するか、僅かなクリアランス(1mm以内)を備えていることが適当である。
【0038】
図4は、本発明のボトルホルダーAの複数の各々孔設部8内に複数本のボトル状容器Bの首部Cを嵌入し、それぞれの孔設部8に備える対向する一対の係止板6、6にて首部Cを係止して、ホルダーAに複数本のボトル状容器Bを係止した状態を示す正面図であり、この状態にて店頭販売したり、筒状体のホルダーAを把持して複数本のボトル状容器Bを一括して持ち運ぶことができる。
【0039】
本発明のキャンペーン用ボトルホルダーAは、天面部4、側面部1、3のいずれかの面
部に形成されている帯状ファスナー部10を切り離す、例えば、図5(a)に示すように天面部4に形成されている帯状ファスナー部10を切り離すことにより、その面部をホルダー長手方向に分離させて、図5(b)に示すように、筒状体のホルダーAを開封することができ、ホルダーA内にて傾斜して対向する係止部6、6の先端部をフランジ部C2 下面から外方に回避させることにより、首部Cに対する係止部6、6の係止動作を解除させることができる。
【0040】
また、筒状体のホルダーAを開封することにより、図5(b)に示すように、ホルダーA内の底面部2にホルダーAの外側からは見えない状態で表示されているキャンペーン用の抽選用表示部9をホルダーAの外側から目視にて確認することが可能になる。
【符号の説明】
【0041】
A…ボトルホルダー
B…ボトル状容器
C…首部(注出口部)
C1 …キャップ
C2 …フランジ部
C3 …注出筒部
1…側面部
2…底面部
3…側面部
4…天面部
5…貼着面部
6…係止部
7…切抜部
8…孔設部
9…抽選用表示部
10…帯状ファスナー部
10a…切込線部
11…貼着領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天面部と両側面部と底面部とからなる断面四角形筒状体の底部に、複数のボトル状容器上部の首部を嵌入係止するための係止用の孔設部を備えるボトルホルダーにおいて、天面部または両側面部のうちいずれか一面の長手方向の両端部間に、筒状体を開封する開封用の帯状ファスナー部を設けたことを特徴とするキャンペーン用ボトルホルダー。
【請求項2】
天面部と両側面部と底面部とからなる断面四角形筒状体の底面部に複数のボトル状容器上部の首部を嵌入係止するための係止用の各々孔設部を備えるボトルホルダーにおいて、天面部または両側面部のうちいずれか一面の長手方向の両端部間に、筒状体を開封する開封用の帯状ファスナー部を設け、前記底面部の各々孔設部間に形成される底面部内面のうちいずれかの内面又は全内面に、キャンペーン用の抽選用表示部を設けたことを特徴とするキャンペーン用ボトルホルダー。
【請求項3】
天面部と両側面部と底面部とからなる断面四角形筒状体の底面部に、複数のボトル状容器上部の首部を嵌入係止するための係止用の各々孔設部を備えるボトルホルダーにおいて、天面部または両側面部のうちいずれか複数面の長手方向の両端部間に、筒状体を開封する開封用の帯状ファスナー部を設け、前記底面部の各々孔設部間に形成される底面部内面のうちいずれかの内面又は全内面に、キャンペーン用の抽選用表示部を設けたことを特徴とするキャンペーン用ボトルホルダー。
【請求項4】
天面部と両側面部と底面部とからなる断面四角形筒状体の底面部に、複数のボトル状容器上部の首部を嵌入係止するための係止用の各々孔設部を備えるボトルホルダーにおいて、天面部の長手方向の両端部間に筒状体を開封する開封用の帯状ファスナー部を設け、前記底面部の各々孔設部間に形成される底面部内面のうちいずれかの内面又は全内面に、キャンペーン用の抽選用表示部を設けたことを特徴とするキャンペーン用ボトルホルダー。
【請求項5】
前記底面部の各々孔設部間に形成される底面部内面のうち該底面部の長手方向中央部の内面又はその中央部近傍寄りの内面に、キャンペーン用の抽選用表示部を設けたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に係るキャンペーン用ボトルホルダー。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2010−274959(P2010−274959A)
【公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−128864(P2009−128864)
【出願日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【出願人】(000003193)凸版印刷株式会社 (10,630)
【Fターム(参考)】