説明

キーボード接続装置

【課題】パーソナルコンピュータなどの電源部を備えた高機能の情報処理装置を用いることなく、キーボード操作によって携帯電話機に対してコード入力しながら、携帯電話機に対して電源供給できるようにする。
【解決手段】キーボード接続装置10は、キーボード12を接続するためのキーボードコネクタ28と、携帯電話機14を電力供給が可能となるように接続するためのUSBコネクタ27と、キーボード12から入力された第1のコードを携帯電話機14に応じた第2のコードに変換するキーコード変換部20bと、第2のコードを携帯電話機14に出力するUSBコントローラ24と、外部電源16からの電力を蓄積するバッテリ25aを有した電源部25と、USBコネクタ27に接続された携帯電話機14に対して、USBコネクタ27を介して電源部25から電力を供給させる電源制御部20dとを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キーボードを接続して、キーボードからのコードを出力するキーボード接続装置に関する。
【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータのUSB(Universal Serial Bus)ポートに接続された携帯電話機などの充電式のバッテリを有する外部装置に対して、データの転送と充電を同時に行うことができるUSBケーブルが特許文献1に記載されている。
【0003】
特許文献1に記載されたUSBケーブルは、パーソナルコンピュータのUSBポートに接続されるUSB接続端子と、外部装置である携帯電話機の接続ポートに接続される接続コネクタとを有している。USBケーブルは、パーソナルコンピュータのUSBポートから供給される電源により、携帯電話機のバッテリを充電すると共に、パーソナルコンピュータと携帯電話機との間でデータの送受信を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−339067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように従来技術では、パーソナルコンピュータのUSBポートから供給される電源により、携帯電話機のバッテリを充電すると共に、PCと携帯電話機との間でデータの送受信を行うことができるが、パーソナルコンピュータなどの電源部を備えた高機能の情報処理装置を用いることが必須となっている。
【0006】
また、携帯電話機に対して長い文章を入力する場合に、入力操作に慣れているキーボードを利用したいという要望がある。特許文献1では、USBケーブルを用いて携帯電話機とパーソナルコンピュータとを接続して、データの送受信を行うことが記載されているが、パーソナルコンピュータのキーボードに対する入力操作により、携帯電話機に対して文字を入力することは想定されていない。
【0007】
また、パーソナルコンピュータのキーボードを利用して携帯電話機に文字を入力できるようにしたとしても、簡単に携帯電話機に対して文章を入力したいにも関わらず、パーソナルコンピュータを起動させるためにある程度の時間を要してしまう。従って、作業全体に要する時間は、キーボードを用いて効率的に文字入力できたとしても起動に要する時間のため、直接、携帯電話機に対するボタン操作によって文字入力する場合と変わらない、あるいは余計に時間を要してしまう状況が発生する。
【0008】
本発明は前述した事情に考慮してなされたもので、その目的は、パーソナルコンピュータなどの電源部を備えた高機能の情報処理装置を用いることなく、キーボード操作によって携帯電話機に対してコード入力しながら、携帯電話機に対して電源供給することが可能なキーボード接続装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明は、キーボードを接続するための第1の接続端子と、携帯電話機を電力供給が可能となるように接続するための第2の接続端子と、前記第1の接続端子に接続されたキーボードから入力された第1のコードを、前記第2の接続端子に接続された前記携帯電話機に応じた第2のコードに変換する変換手段と、前記変換手段により変換された前記第2のコードを前記携帯電話機に出力する出力手段と、外部電源からの電力を蓄積するバッテリを有した電源手段と、前記第2の接続端子に接続された前記携帯電話機に対して、前記第2の接続端子を介して前記電源手段から電力を供給させる電源制御手段とを具備したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、パーソナルコンピュータなどの電源部を備えた高機能の情報処理装置を用いることなく、キーボード操作によって携帯電話機に対してコード入力しながら、携帯電話機に対して電源供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態におけるキーボード接続装置10の使用状態を示す図。
【図2】本実施形態におけるキーボード接続装置10のシステム構成を示すブロック図。
【図3】キーボード接続装置10(メモリ21)に記録される機種別変換テーブル21aのデータ構成の一例を示す図。
【図4】本実施形態におけるキーボード接続装置10の携帯電話機14に対する動作について示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるキーボード接続装置10の使用状態を示す図である。キーボード接続装置10は、キーボード12に対する操作によって、携帯電話機14に対して文字コードなどのデータを入力することができる機能を有している。
【0013】
キーボード接続装置10には、ケーブル11を介してキーボード12を接続することができる。キーボード12は、パーソナルコンピュータ(デスクトップ型)において使用される一般的なものを使用することができる。また、キーボード接続装置10には、ケーブル13を介して携帯電話機14を接続することができる。
【0014】
キーボード接続装置10は、外部電源16に電源コード18により接続することで、外部電源16からの電力を携帯電話機14に供給して充電させることができる。また、キーボード接続装置10には、バッテリが搭載されており、外部電源16に接続されている間に充電を行い、外部電源16と接続されていない場合であっても携帯電話機14に対して電力を供給することができる。
【0015】
図2は、本実施形態におけるキーボード接続装置10のシステム構成を示すブロック図である。
図2に示すように、キーボード接続装置10では、CPU20、メモリ21、記憶装置22、USBコントローラ24、電源部25、及びキーボードコントローラ26が内部バスを介して接続されている。
【0016】
CPU20は、各種プログラムを実行して各種機能を実現する。CPU20は、キーボード接続装置10としての専用の機能を実現するためのプログラムのみを実行するので、パーソナルコンピュータなどと比較して起動時に要する時間が大幅に短くて済む。
【0017】
CPU20により実現される機能には、機種判別部20a、キーコード変換部20b、カスタマイズ部20c、電源制御部20dが含まれる。
【0018】
機種判別部20aは、キーボード接続装置10に接続された携帯電話機14の機種を判別するための処理を実行する。
【0019】
キーコード変換部20bは、キーボード接続装置10に接続されたキーボード12から入力されたコード(第1のコード)を、キーボード接続装置10に接続された携帯電話機14に応じたコード(第2のコード)に変換する。キーコード変換部20bは、コードの変換をする際、メモリ21に記憶された機種別変換テーブル21a(後述する)を参照して携帯電話機14の機種に応じた変換を実行する。
【0020】
カスタマイズ部20cは、機種別変換テーブル21aに設定されたデータを変更するためのもので、キーボード12から入力されるデータをもとに設定内容を変更する。カスタマイズ部20cは、例えばキーボード12から特定のキーコードが入力された場合(例えば、複数のキーコードの組合せによる)に起動される。カスタマイズ部20cは、起動されると携帯電話機14に予め記録されているキーボード接続装置10を管理するためのアプリケーションを起動し、このアプリケーションを通じて携帯電話機14のディスプレイを利用してユーザ操作を受け付ける。
【0021】
電源制御部20dは、電源部25からキーボード接続装置10を構成する各部への電力供給を制御する他、キーボード接続装置10に接続された携帯電話機14に対する電力供給を制御する。
【0022】
メモリ21は、CPU20が実行するプログラムやデータを一時的に記憶する。メモリ21に記憶されるデータには、機種別変換テーブル21aが含まれる。機種別変換テーブル21aには、携帯電話機14の機種別に、キーボードから入力されたコード(第1のコード)と、同コードに対応する携帯電話機14に出力すべきコード(第2のコード)との対応が設定されている(図3参照)。
【0023】
記憶装置22は、プログラムやデータを不揮発性の記憶媒体に記憶する。例えば、記憶装置22は、フラッシュメモリにより構成される。
【0024】
USBコントローラ24は、内部バス上のデータとシリアルのUSB信号とを相互に変換すると共に、電源部25に対するバス電力制御信号を生成する。USBコントローラ24は、USB信号をUSBコネクタ27に接続された携帯電話機14との間で送受信する。USBコネクタ27は、携帯電話機14を接続するためのもので、USBコントローラ24を介してUSB信号を送受信すると共に、電源部25からの電力を供給することができる。
【0025】
電源部25は、電源制御部20dの制御に応じて、キーボード接続装置10を構成する各部に対して電力を供給する他、キーボード接続装置10に接続された携帯電話機14に対して電力を供給する。電源部25は、充電可能なバッテリ25aを備えている。また、電源部25には、外部電源16への接続を検出するための電圧検出回路(図示せず)や、外部電源16の接続の有無に応じて各部に電力を供給する電源を外部電源16とバッテリ25aの何れかに切り換える他、外部電源16からの電力によりバッテリ25aを充電する充電/切換回路(図示せず)などが設けられている。
【0026】
キーボードコントローラ26は、キーボードコネクタ28を介して入力されるキーボード12からの信号を変換して、内部バスを介してCPU20に送信する。キーボードコネクタ28は、キーボード12を接続するためのもので、PS/2やUSBの規格に従う、一般のコンピュータにおいて使用されている一般的なキーボードを接続可能なコネクタであれば良い。
【0027】
なお、図2に示す構成では、USBコネクタ27を介して携帯電話機14が接続される構成としているが、他の規格に従うコネクタにより接続される構成としても良い。すなわち、CPU20との間でデータ用の信号を送受信することができると共に、電源部25からの電力を供給することができる単一のコネクタで構成されたインタフェースであれば良い。
【0028】
図3は、キーボード接続装置10(メモリ21)に記録される機種別変換テーブル21aのデータ構成の一例を示す図である。
図3に示すように、機種別変換テーブル21aでは、携帯電話機14の機種を識別するための機種データと対応付けて、変換テーブルが設定されている。
【0029】
携帯電話機14のある機種に対応する変換テーブルには、キーボードへのキー操作によって入力されるキーコード(第1のコード)と、入力されたキーコードに応じて携帯電話機14に対して出力すべき出力コード(第2のコード)とが対応付けて設定されている。
【0030】
一般に、携帯電話機14に設けられた文字キー(ボタン)については、キーボード12に対応する文字キーが存在しているため、携帯電話機14の機種が異なっていても同様のキーコードと出力コードとの対応が設定されている。これに対して、携帯電話機14に設けられる各種の機能キーについては、携帯電話機14の機種によって固有のものがあるため、機種別の変換テーブルには、機種に固有のキーコードと出力コードの対応関係が設定される。
【0031】
なお、機種別変換テーブル21aは、予め複数の既存の携帯電話機14の機種についてのデータが設定されて、キーボード接続装置10に予め記録された状態でユーザに提供されるものとする。また、携帯電話機14を通じてダウンロードされた新規データを機種別変換テーブル21aに追加できるようにしたり、カスタマイズ部20cによる機能によりキーボード12から入力されたデータをもとに機種別変換テーブル21aの設定内容を変更(追加)するようにしても良い。
【0032】
次に、本実施形態におけるキーボード接続装置10の動作について説明する。
キーボード接続装置10に外部電源16が接続されている場合には、電源部25は、バッテリ25aに充電を行う。ただし、バッテリ25aが既に十分に充電されている場合には、過充電防止のためにバッテリ25aに対する充電は行わない。外部電源16の接続の有無は、例えば電圧検出回路によって検出される電圧が所定の閾値を超えたか否かで判断される。外部電源16の接続がある場合は、外部電源16からの電力が優先的に各部に出力される。一方、外部電源16が接続されていない場合には、バッテリ25aの電力が出力される。
【0033】
キーボード接続装置10は、ユーザにより図示せぬ電源スイッチが押下されることにより起動される。電源スイッチが押下されたことは、電源部25に通知される。
【0034】
電源部25は、電源スイッチ10の押下による通知を受信すると、キーボード接続装置10を構成する各構成品への電力を供給する。各構成品に電源が供給されると、CPU20は、メモリ21に記憶されているプログラムを起動して、各機能部を実行可能にする。
【0035】
電源制御部20dは、キーボード接続装置10の各構成品に対する電力供給の制御やUSBコネクタ27を介した電力の供給制御、また電源部25の電圧検出回路からの情報をもとに外部電源16の接続の有無をモニタする。
また、CPU20は、USBコントローラ24からの情報をもとに、携帯電話機14の接続の有無をモニタする。
【0036】
次に、本実施形態におけるキーボード接続装置10の携帯電話機14に対する動作について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
CPU20は、USBコントローラ24からの情報をもとに、USBコネクタ27に携帯電話機14が接続されたことを検知すると(ステップA1、Yes)、携帯電話機14に対する電力供給を開始する(ステップA2)。
【0037】
電源制御部20dは、外部電源16が接続されている場合には、外部電源16からの電力を携帯電話機14に供給するように電源部25を制御する。また、外部電源16が接続されていない場合には、バッテリ25aに蓄積された電力を携帯電話機14に供給するように電源部25を制御する。
【0038】
次に、機種判別部20aは、USBコントローラ24を通じて、携帯電話機14に対して機種通知機能の起動を要求する。携帯電話機14は、機種判別部20aからの機種通知機能の起動要求に応じて、予め登録されている機種通知と文字入力の機能を有するアプリケーションを起動する。携帯電話機14は、このアプリケーションによって、機種を識別することができる識別情報(機種データ)をキーボード接続装置10に出力する。機種判別部20aは、携帯電話機14からの機種データを受信して、キーコード変換部20bに通知する(ステップA4)。
【0039】
キーボード接続装置10のキーコード変換部20bは、携帯電話機14から受信した機種データに応じた変換テーブルを、メモリ21に記憶されている機種別変換テーブル21aを参照して設定する。すなわち、機種別変換テーブル21aにおいて設定されている機種データから、携帯電話機14の機種データと該当するものを検索し、該当する機種データに対応する変換テーブルを設定する。
【0040】
キーコード変換部20bは、ユーザのキーボード12に対する操作によって、キーボードコントローラ26を介してキーコードが入力されると(ステップA6、Yes)、変換コードを参照して、入力されたキーコードを携帯電話機14に対する出力コードに変換し(ステップA7)、USBコントローラ24を介して携帯電話機14に出力する(ステップA8)。
【0041】
携帯電話機14は、キーボード接続装置10により起動されたアプリケーションによりキーボード接続装置10からの出力コードを受信し、例えば電子メール機能におけるメール本文作成画面中に表示させる。
【0042】
以下、同様にして、キーボード12に対するキー操作があった場合には、キーコード変換部20bは、変換テーブルを参照して、入力されたキーコードを、USBコネクタ27に接続された携帯電話機14の機種に応じた出力コードに変換して出力する(ステップA6〜A8)。
【0043】
キーボード接続装置10は、文字コードだけでなく、携帯電話機14に設けられた特定の機能を実行させるための機能キーに相当するコードを出力することができるので、キーボード12に対する操作により携帯電話機14の動作を制御することも可能である。
【0044】
CPU20は、USBコントローラ24からの情報をもとに、USBコネクタ27から携帯電話機14が外されたことを検知すると(ステップA9、Yes)、携帯電話機14に対する電力供給を停止させる(ステップA10)。
【0045】
なお、キーボード接続装置10の稼働が停止された場合でも、USBコネクタ27に携帯電話機14が接続されている間は、電源部25から電力を供給して、携帯電話機14に充電させることができる。電源部25は、外部電源16が接続されている場合には、外部電源16からの電力を、携帯電話機14に対して供給する。
【0046】
このようにして、本実施形態におけるキーボード接続装置10を用いることにより、キーボード12のみで携帯電話機14に対して文字などを入力することができる。キーボード接続装置10は、パーソナルコンピュータ等の汎用の装置ではないため、起動に長い時間を要することもなく簡単に使用することができる。また、携帯電話機14をUSBコネクタ27に接続することで、キーボード12を用いた操作をしている間にも電力を供給して、携帯電話機14を充電することができる。また、キーボード接続装置10の電源部25にはバッテリ25aが搭載されているため、外部電源16が接続されている場合だけでなく、外部電源16が接続されていなくてもバッテリ25aに蓄積された電力を供給して、携帯電話機14を充電させることができる。さらに、複数の機種に応じた機種別変換テーブル21aが用意されているため、1台のキーボード接続装置10により複数機種の携帯電話機14に対応することが可能である。
【0047】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0048】
10…キーボード接続装置、11,13…ケーブル、12…キーボード、14…携帯電話機、16…外部電源16、18…電源コード、20…CPU、20a…機種判別部、20b…キーコード変換部、20c…カスタマイズ部、20d…電源制御部、21…メモリ、21a…機種別変換テーブル、22…記憶装置、24…USBコントローラ、25…電源部、25a…バッテリ、26…キーボードコントローラ、27…USBコネクタ、28…キーボードコネクタ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キーボードを接続するための第1の接続端子と、
携帯電話機を電力供給が可能となるように接続するための第2の接続端子と、
前記第1の接続端子に接続されたキーボードから入力された第1のコードを、前記第2の接続端子に接続された前記携帯電話機に応じた第2のコードに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された前記第2のコードを前記携帯電話機に出力する出力手段と、
外部電源からの電力を蓄積するバッテリを有した電源手段と、
前記第2の接続端子に接続された前記携帯電話機に対して、前記第2の接続端子を介して前記電源手段から電力を供給させる電源制御手段と
を具備したことを特徴とするキーボード接続装置。
【請求項2】
前記携帯電話機の機種別に、前記第1のコードと前記第2のコードとの対応が設定された機種別変換テーブルを記憶する記憶手段と、
前記第2の接続端子により接続された前記携帯電話機の機種を判別する機種判別手段とをさらに具備し、
前記変換手段は、前記機種判別手段により判別された機種に対応する前記機種別変換テーブルを参照して、前記第1のコードを前記第2のコードに変換することを特徴とする請求項1記載のキーボード接続装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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