説明

キー切り替えスイッチ付きキーボード

【課題】本発明は、コンピュータ・キーボードに切り替えスイッチをつけることにより、MacintoshとWindowsのキー配列の4つの違いを補正し1つのキーボードで両プラットフォームの共用性を向上させる。
【解決手段】キーボードにキーの切り替えスイッチをつけることにより、MacintoshとWindowsのキー配列の位置と機能の違いを統一できるスイッチを持ったキーボードである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、コンピュータの入力用キーボードに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、コンピュータのMacintoshとWindowsのキーボードにはキーの配列に違いがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
コンピュータのMacintoshとWindowsの両プラットフォームでソフトウェアが動作する場合、ショートカット・キーの位置が違うために、両プラットフォームを使うユーザーに混乱を招く欠点がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
Macintosh用キーボードの左下の配列(図1)Command、Option、Control、CapsLockの位置とWindows用キーボードの左下の配列(図2)Windowsキー(MacintoshのCommandと同じキーコード)、Alt(MacintoshのOptionと同じキーコード)、Control、CapsLockの位置を、切り替えスイッチ(図3)によりキーの変更を可能にしたキーボードである。
特に両プラットフォームで動作するソフトウェアのショートカットのキーの組み合わせが、Macintoshの場合はCommandとアルファベットで、Windowsの場合はControlとアルファベットであり、キーの種類とその位置が違う。このCommandとControlの位置の違いを補正するために、ショートカット用キー(Macintoshの場合はCommand、Windowsの場合はControl)の位置を統一できるスイッチを持ったキーボードである。
本発明は、以上の構成によりMacintoshとWindowsのキーボードの一部のキーの配列の違いを補正するものである。
【発明の効果】
【0005】
切り替えスイッチ(図3)でキーボードのキーの位置を変更して、機能を統一できるため、混乱を招かずMacintoshとWindows両プラットフォームでキー操作することができる。
【発明の実施するための最良の形態】
【0006】
図4は本発明の実施例である。
切り替えスイッチ(図3)をつけることにより、Macintosh用キーボードの左下の配列(図1)Command、Option、Control、CapsLockの位置とWindows用キーボードの左下の配列(図2)Windowsキー(MacintoshのCommandと同じキーコード)、Alt(MacintoshのOptionと同じキーコード)、Control、CapsLockの位置の違いを、ユーザーが慣れた位置に切り替えられるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】Macintosh用キーボードの左下のキー配列
【図2】Windows用キーボードの左下のキー配列
【図3】切り替えスイッチによって位置を替えられるキー
【図4】本発明の実施例

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キーボードに切り替えスイッチをつけることにより、MacintoshとWindowsのキー配列の違いを補正する機能を持ったキーボード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−5889(P2006−5889A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−202446(P2004−202446)
【出願日】平成16年6月14日(2004.6.14)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Macintosh
2.WINDOWS
【出願人】(596076654)
【Fターム(参考)】