クリップ
【課題】従来のクリップはグリップが収納出来ないか、収納したグリップの凹凸が嵩張る、或いはクリップを留めるための道具が必要な点である。
【解決手段】スライドカバー展開時には、スライドカバーが板バネを開閉するためのグリップになり平坦部にあけた穴をフック等にかけることも可能でスライドカバー格納時には挟持物からのはみ出しを極力排し、薄く表面の凹凸を最小限にした単体で開閉可能なクリップである。
【解決手段】スライドカバー展開時には、スライドカバーが板バネを開閉するためのグリップになり平坦部にあけた穴をフック等にかけることも可能でスライドカバー格納時には挟持物からのはみ出しを極力排し、薄く表面の凹凸を最小限にした単体で開閉可能なクリップである。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【発明が属する技術分野】
【0001】
本発明は、グリップをスライドさせ格納可能にすると共に表面を滑らかな面により構成されたクリップの発明に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の技術には、板バネの先端外面部に回転自在に取り付けたツマミによってクリップの開閉を行なう物(たとえば特許文献1参照)物。クリップ開閉装置によって開閉を行なう物(例えば特許文献2参照)がある。
以下、図13、図14、により従来の技術について説明する。
【特許文献1】特開2002−029189号公報(第2頁、図2)
【特許文献2】特開平08−191545号広報(第1頁、図1)
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
解決しようとする問題点は、従来のクリップはグリップが収納出来ないか収納したグリップの凹凸が嵩張る、或いはクリップの開閉に専用の器具が必要である点である
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、クリップにスライド可能なスライドカバー兼グリップを設け格納時には挟持物からのはみ出しを極力排し、薄く表面の凹凸を最小限にした単体で開閉可能とする事を最も主要な特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
対象物を挟む時はスライドカバーを最後端まで後退させ(板バネ先端部格納型クリップはスライドレール先端側をスライドカバー先端部の折り返しとスライドカバー本体の間にはめ込み)その後スライドカバー後端部のグリップを押すことで、板バネを開き対象物を挟む。
その後スライドカバーを前進させスライドカバーが対象物からはみ出さないようにする。
【実施例】
【0006】
本発明は書類をクリップで挟みスライドカバーを前進させはみ出しを最小限にする。
【発明の効果】
【0007】
スライドカバーを前進させる事により対象物からのはみ出しを極力排することが出来。ラベルに書類名等を記入しておくことでスライドカバーに開けた穴及び板バネ湾曲部間より視認が可能となり書類の判別が容易になる。
また、クリップの使用にあたりほかの器具を必要とせず。
グリップ部が平面によって構成されており、接地圧が分散され指が痛くなり難い。
さらに、片方のスライドカバーを後退させる事で、ラベル視認用穴をフック等にひっかけ保持する事も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 板バネ先端部接触型クリップの板バネの展開図である。
【図2】 板バネ先端部接触型クリップの板バネの加工図である。
【図3】 板バネ先端部接触型クリップの板バネの完成図である。
【図4】 板バネ先端部格納型クリップの板バネの展開図である。
【図5】 板バネ先端部格納型クリップの板バネの加工図である。
【図6】 板バネ先端部格納型クリップの板バネの完成図である。
【図7】 スライドカバー兼グリップの展開図である。
【図8】 スライドカバー兼グリップの完成図である。
【図9】 板バネ先端部接触型クリップのスライドカバー兼グリップ後退時の三面図である。
【図10】 板バネ先端部接触型クリップのスライドカバー兼グリップ前進時の三面図である。
【図11】 板バネ先端部格納型クリップのスライドカバー兼グリップ後退時の三面図である。
【図12】 板バネ先端部格納型クリップのスライドカバー兼グリップ前進時の三面図である。
【図13】 クリップのスライドカバー兼グリップ後退時にスライドカバー後端部のグリップを押すことで、板バネを開き対象物を挟む側面図である。
【図14】 クリップのスライドカバー兼グリップ前進時に対象物からのはみ出しを極力排し対象物を保持する側面図である。
【図15】 特許文献1の図面である。
【図16】 特許文献2の図面である。
【符号の説明】
1 板バネ本体
2 スライドレール
3 湾曲部
4 先端部
5 スライドカバー本体
6 ラベル視認用穴
7 スライドレール用折り返し
8 先端部勘合用折り返し
9 ラベル保持用折り返し
10 グリップ
【発明の詳細な説明】
【発明が属する技術分野】
【0001】
本発明は、グリップをスライドさせ格納可能にすると共に表面を滑らかな面により構成されたクリップの発明に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の技術には、板バネの先端外面部に回転自在に取り付けたツマミによってクリップの開閉を行なう物(たとえば特許文献1参照)物。クリップ開閉装置によって開閉を行なう物(例えば特許文献2参照)がある。
以下、図13、図14、により従来の技術について説明する。
【特許文献1】特開2002−029189号公報(第2頁、図2)
【特許文献2】特開平08−191545号広報(第1頁、図1)
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
解決しようとする問題点は、従来のクリップはグリップが収納出来ないか収納したグリップの凹凸が嵩張る、或いはクリップの開閉に専用の器具が必要である点である
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、クリップにスライド可能なスライドカバー兼グリップを設け格納時には挟持物からのはみ出しを極力排し、薄く表面の凹凸を最小限にした単体で開閉可能とする事を最も主要な特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
対象物を挟む時はスライドカバーを最後端まで後退させ(板バネ先端部格納型クリップはスライドレール先端側をスライドカバー先端部の折り返しとスライドカバー本体の間にはめ込み)その後スライドカバー後端部のグリップを押すことで、板バネを開き対象物を挟む。
その後スライドカバーを前進させスライドカバーが対象物からはみ出さないようにする。
【実施例】
【0006】
本発明は書類をクリップで挟みスライドカバーを前進させはみ出しを最小限にする。
【発明の効果】
【0007】
スライドカバーを前進させる事により対象物からのはみ出しを極力排することが出来。ラベルに書類名等を記入しておくことでスライドカバーに開けた穴及び板バネ湾曲部間より視認が可能となり書類の判別が容易になる。
また、クリップの使用にあたりほかの器具を必要とせず。
グリップ部が平面によって構成されており、接地圧が分散され指が痛くなり難い。
さらに、片方のスライドカバーを後退させる事で、ラベル視認用穴をフック等にひっかけ保持する事も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 板バネ先端部接触型クリップの板バネの展開図である。
【図2】 板バネ先端部接触型クリップの板バネの加工図である。
【図3】 板バネ先端部接触型クリップの板バネの完成図である。
【図4】 板バネ先端部格納型クリップの板バネの展開図である。
【図5】 板バネ先端部格納型クリップの板バネの加工図である。
【図6】 板バネ先端部格納型クリップの板バネの完成図である。
【図7】 スライドカバー兼グリップの展開図である。
【図8】 スライドカバー兼グリップの完成図である。
【図9】 板バネ先端部接触型クリップのスライドカバー兼グリップ後退時の三面図である。
【図10】 板バネ先端部接触型クリップのスライドカバー兼グリップ前進時の三面図である。
【図11】 板バネ先端部格納型クリップのスライドカバー兼グリップ後退時の三面図である。
【図12】 板バネ先端部格納型クリップのスライドカバー兼グリップ前進時の三面図である。
【図13】 クリップのスライドカバー兼グリップ後退時にスライドカバー後端部のグリップを押すことで、板バネを開き対象物を挟む側面図である。
【図14】 クリップのスライドカバー兼グリップ前進時に対象物からのはみ出しを極力排し対象物を保持する側面図である。
【図15】 特許文献1の図面である。
【図16】 特許文献2の図面である。
【符号の説明】
1 板バネ本体
2 スライドレール
3 湾曲部
4 先端部
5 スライドカバー本体
6 ラベル視認用穴
7 スライドレール用折り返し
8 先端部勘合用折り返し
9 ラベル保持用折り返し
10 グリップ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
板バネの左右両辺2ヶ所に板バネ本体よりスライドカバーの板厚分以上高くなるように折り曲げたスライドレールの張り出しを持ち、更に先端部もスライドレールと同一の高さに折り返すかスライドカバーを避け各板バネ先端部が完成時に接するように内側に折り曲げて、板バネの背板の両側2ヶ所で湾曲させクリップ状にした本体と。
板ばねに形成されたスライドレールに勘合するように両端に折り返しを設けその折り返し部の先端側1/4程度(板ばねを開閉させるのに十分な強度を持つ長さ)および後端部の隙間の間隔はスライドレールの板厚とほぼ等しく中間部は板厚以上に広く形成しスライドカバー格納時に先端部同士が接触しない程度の隙間を折り返し部に持たせ更に先端部も板ばね先端部に勘合するように或いは其のまま折り返しを設けてあり、平坦部に設けた穴を設けたスライドカバーにより構成されており。
板バネとスライドカバー間にラベルを挟み込む隙間が有る様にした上でラベルを挟み込みスライドカバー格納時に平坦部に設けた穴よりラベルを視認出来、穴の上辺に設けられた折り返しによりラベルを板バネと折り返しにより挟み保持することを可能なように形成されている。
又、スライドカバー展開時には、スライドカバーが板バネを開閉するためのグリップにもなり平坦部にあけた穴をフック等にかけることも可能でありスライドカバー格納時には挟持物からのはみ出しを極力排し、薄く表面の凹凸を最小限にした単体で開閉可能なクリップである。
【請求項1】
板バネの左右両辺2ヶ所に板バネ本体よりスライドカバーの板厚分以上高くなるように折り曲げたスライドレールの張り出しを持ち、更に先端部もスライドレールと同一の高さに折り返すかスライドカバーを避け各板バネ先端部が完成時に接するように内側に折り曲げて、板バネの背板の両側2ヶ所で湾曲させクリップ状にした本体と。
板ばねに形成されたスライドレールに勘合するように両端に折り返しを設けその折り返し部の先端側1/4程度(板ばねを開閉させるのに十分な強度を持つ長さ)および後端部の隙間の間隔はスライドレールの板厚とほぼ等しく中間部は板厚以上に広く形成しスライドカバー格納時に先端部同士が接触しない程度の隙間を折り返し部に持たせ更に先端部も板ばね先端部に勘合するように或いは其のまま折り返しを設けてあり、平坦部に設けた穴を設けたスライドカバーにより構成されており。
板バネとスライドカバー間にラベルを挟み込む隙間が有る様にした上でラベルを挟み込みスライドカバー格納時に平坦部に設けた穴よりラベルを視認出来、穴の上辺に設けられた折り返しによりラベルを板バネと折り返しにより挟み保持することを可能なように形成されている。
又、スライドカバー展開時には、スライドカバーが板バネを開閉するためのグリップにもなり平坦部にあけた穴をフック等にかけることも可能でありスライドカバー格納時には挟持物からのはみ出しを極力排し、薄く表面の凹凸を最小限にした単体で開閉可能なクリップである。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2009−220550(P2009−220550A)
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−105134(P2008−105134)
【出願日】平成20年3月17日(2008.3.17)
【出願人】(303002918)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年3月17日(2008.3.17)
【出願人】(303002918)
【Fターム(参考)】
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