説明

コイルバネを利用した簡易マッスル・トレーニング器具

【課題】 大型で高価な各種マシーン等に代わって、安価で簡易的な器具一つによって、筋肉部位に適した主だった各種の筋肉トレーニングが行えるものとする。
【解決手段】 安全カバーパッド内の強力コイルバネの両端より、伸縮自在の左アームと右アームを伸ばし、その両端に取っ手を設ける。その本発明の筋肉運動器具によって、上半身7箇所、約23種ほどのエクササイズを行うことが出来、中央部コイルバネを交換式にするなら、負荷を高くすることも出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各筋肉部位をトレーニング出来る簡易的運動器具に関するものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
本発明は、大型且つ高価なマシーンに代わって、上半身の主だった筋肉部位数カ所を、安価な一本の器具で、マッスル・トレーニングが出来るようにする。
【課題を解決する手段】
【0003】
図1に示すよう、皮膚や衣類を挟み込まないいための安全カバーパッド(2)内のコイルバネ(1)の両端より、使用する人の腕の長さに対応するための、伸縮自在な左アーム(3)と、右アーム(4)を伸ばし、その両端に左取っ手(5)と右取っ手(6)を設ける。
【発明の効果】
【0004】
上述の本発明の効果を各図によって説明する。
図2−左右伸縮自在アーム長さを、使用する個人の腕長さの都合によって具合良く調節し、次にバネ内蔵の安全カバーパッド部を首後部下方にあて、取っ手双方を胸の前方で近づけ合うことによって、バネ反発を負荷とするチェスト・バタフライを繰り返し、<大胸筋>のエクササイズ効果を得る。
【0005】
図3−安全カバーパッド部を首後部に置き、両ひじを下方位置にキープしながら、左右アームの取っ手を腹部前まで引くことによって、バネ反発を負荷とするラット・プルを繰り返えし、<広背筋>のエクササイズ効果を得る。
【0006】
図4−安全カバーパッド部をあご下にあて、そのまま取っ手双方を肩の上方に上げることによって、バネ反発を負荷とするショルダー・プレスを繰り返えし、<肩部三角筋>のエクササイズ効果を得る。
【0007】
図5−安全カバーパッドを片足大腿部ひざ寄り裏にあて、ひじを下げたまま前腕のみで取っ手双方を引き上げることによって、バネ反発を負荷とするバイセップス・カールを繰り返えし、<上腕二頭筋>のエクササイズ効果を得る。
【0008】
図6−伸縮自在アームを調整し、やや短めにした本発明を両足の間に立てるよう、片方の手で安全カバーパッド部下方を握り、一方の腕のひじを90度ほどに曲げたまま、その手のひらを上方の取っ手上部にあて、そのまま上部アームを前方に倒しながらひじを伸ばしきることによって、バネ反発を負荷とするトライセップス・エクステンションを繰り返えし、<上腕三頭筋>のエクササイズ効果を得る。
【0009】
図7−安全カバーパッド部を首後部下方に置き、腹部を内側に回しながら、取っ手片方のみを胸の前方下に押し下げることによって、バネ反発を負荷とするアブドミナル・ツイスティングを繰り返えし、<斜腹筋>のエクササイズ効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】中央部を一部断面で示す本発明の正面図
【図2】〜
【図7】本発明の効果を示す使用実施図
【符号の説明】
【0011】
1 コイルバネ
2 安全カバーパッド
3 伸縮自在左アーム
4 伸縮自在右アーム
5 左取っ手
6 右取っ手

【特許請求の範囲】
安全カバーパット内の負荷用コイルバネの両端に、伸縮自在の左アームと右アームを設け、その双方両端に取っ手を設けた筋肉運動の器具。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate