説明

コイン精米装置

【課題】
料金を投入して少量の穀粒量を精米処理する場合においても、合理的に課金処理制御を行なうことができる精米設備にする。
【解決手段】
搬送手段9や精米装置9が駆動を開始したときに前記穀粒有無検出センサ8が穀粒を検出した場合には、穀粒有無検出センサ8が前記投入ホッパ4内の穀粒を検出しなくなってから課金手段は料金の課金を停止し、次いで設定時間経過後に前記搬送手段9と前記精米装置5とを停止するよう制御する構成とし、
搬送手段9や前記精米装置5が駆動を開始したときに穀粒有無検出センサ8が穀粒を検出しなかった場合には、課金手段は一単価分の料金を課金して課金を停止し、次いで設定時間後に搬送手段9と精米装置5とを停止するよう制御する構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、利用者が料金を投入すると料金に対応する時間分精米装置が駆動する精米設備に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、利用者が料金を投入して精米処理する精米施設において、投入ホッパに穀粒の有無を検出するセンサを設け、穀粒有りを検出すると料金を課金する技術が記載されている。
【特許文献1】特開2001−29815号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1の技術においては、穀粒の有無を検出するセンサは搬送ラセンの上方に設ける必要があるため、穀粒の有無を検出するためには所定以上の穀粒量を必要とし、それ以下の穀粒量においては穀粒が穀粒の有無を検出するセンサが穀粒を検出し難く課金等の制御が難しい。
【0004】
本発明は、少量の穀粒量を精米処理する場合においても、合理的に課金処理制御を行なうことができる精米設備にすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するために以下のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、穀粒を投入する投入ホッパ(4)と、投入ホッパ(4)に投入した穀粒を所定量ずつ搬送する搬送手段(9)と、該搬送手段(9)で搬送された穀粒を精米する精米装置(5)と、前記投入ホッパ(4)に穀粒が投入されているか否かを検出する穀粒有無検出センサ(8)と、前記搬送手段(9)や精米装置(5)の駆動開始を操作する操作手段(23)と、料金を投入する料金投入口(22)と、設定時間毎に料金を課金する課金手段とを備えた精米設備において、
前記操作手段(23)を操作して前記搬送手段(9)や前記精米装置(9)が駆動を開始したときに前記穀粒有無検出センサ(8)が穀粒を検出した場合には、前記穀粒有無検出センサ(8)が前記投入ホッパ(4)内の穀粒を検出しなくなった後に前記課金手段による料金の課金を停止すると共に、前記搬送手段(9)と前記精米装置(5)とを停止するよう制御する構成とし、
前記操作手段(23)を操作して前記搬送手段(9)や前記精米装置(5)が駆動を開始したときに前記穀粒有無検出センサ(8)が穀粒を検出しなかった場合には、前記課金手段は一単価分の料金を課金して課金を停止すると共に前記搬送手段(9)と前記精米装置(5)は一単価分の時間を駆動してから停止するよう制御する構成としたことを特徴とする精米設備とする。
【0006】
また、請求項2記載の発明は、操作手段(23)を操作して搬送手段(9)や精米装置(5)が駆動を開始したときに穀粒有無検出センサ(8)が穀粒を検出しなかった場合において、前記搬送手段(9)や前記精米装置(5)の駆動開始後に穀粒有無検出センサ(8)が穀粒無しから穀粒有りを検出すると、前記課金手段は一単価分の料金を課金して課金を停止する制御から前記投入ホッパ(4)内の穀粒を検出しなくなってから料金の課金を停止する制御に切り換えることを特徴とする請求項1記載の精米設備とする。
【発明の効果】
【0007】
請求項1記載の発明によると、利用者が投入ホッパ4に穀粒を投入し、料金を料金投入口22に投入して操作手段23を操作すると搬送手段9と精米装置5とが駆動を開始すると共に、投入ホッパ4内の穀粒有無検出センサ8が穀粒有りを検出すると課金手段が投入料金の課金を開始し、設定時間毎に一単価ずつ課金する。そして投入ホッパ4内の穀粒は搬送手段9で精米装置5に順次搬送されて精米処理される。そして、投入ホッパ4内の穀粒が処理され穀粒有無検知センサ8が穀粒無しを検出すると課金手段による料金の課金を停止すると共に搬送手段9と精米装置5とを停止する。また、利用者が投入ホッパ4に投入した穀粒量が少量で、穀粒有無検出センサ8が穀粒有りを検出できない場合には課金手段が一単価分の料金を課金して課金を停止すると共に搬送手段9と精米装置5は一単価分の時間駆動した後に停止する。
【0008】
請求項1記載の発明により、少量の穀粒量の処理の場合に精米処理に必要な一単価分の時間を駆動させてから自動的に課金手段による課金及び搬送手段9と精米装置5の駆動停止をすることができるため、精米設備の利用者に不要な課金をすることがなく、また搬送手段及び精米装置の不要な空運転を防止することができる。
【0009】
請求項2記載の発明によると、利用者が料金を投入して操作手段23を操作すると搬送手段9と精米装置5が駆動を開始するが、このとき穀粒有無検出センサ8が投入ホッパ4内に穀粒有りを検出できない場合には課金手段は一単価分のみ課金し搬送手段9と精米装置5は一単価分の時間駆動してから停止する制御を行なうが、搬送手段9と精米装置5が駆動開始後に穀粒有無検出センサ8が穀粒有りを検出すると、穀粒有無検出センサ8が穀粒無しを検出するまで課金手段は継続して一単価ずつ課金を行う制御に切り換わる。また、搬送手段9や精米装置5も穀粒有無検出センサ8が穀粒有りを検出できなくなるまで駆動を継続して行なう駆動制御に切り替わる。
【0010】
請求項2記載の発明により、搬送手段9と精米装置5の駆動開始後に利用者が投入ホッパ8に穀粒を遅れて投入した場合においても、課金及び駆動の制御を切り換えることで円滑に精米作業を継続して行なうことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
発明を実施するための最良の形態として建屋式のコイン精米装置に実施した場合について説明する。
建屋A内を仕切壁1で操作室2と機械室3とに区分けし、操作室2側には利用者が玄米を投入する投入ホッパ4と精米装置5で精白処理された精白米が排出される白米タンク6を臨ませる。そして、投入ホッパ4と白米タンク6との間には利用者用の操作盤7を設けている。投入ホッパ4内の下部には玄米の有無を検出する投入ホッパセンサ8を設け、下端位置には玄米を設定量ずつ繰り出すロータリバルブ9を設けている。
【0012】
機械室3側には投入ホッパ4内の玄米を揚穀搬送する第一昇降機10と、第一昇降機10で揚穀搬送された玄米を石抜処理する石抜装置11と、石抜装置11で石抜処理された玄米を揚穀搬送する第二昇降機12と、第二昇降機12で揚穀搬送された玄米を貯留する玄米タンク13と玄米タンク13の玄米を精白処理する精米装置5と、精米装置5でから排出した精白米を一時貯留する白米ホッパ18とを設けている。その他に機械室3内には石抜装置11で石抜処理された玄米からわら屑等の長尺異物を除去する異物除去装置14や精米装置5で精白処理されて発生した糠を吸引する糠吸引ファン15等を設けている。なお、本実施の形態の投入ホッパセンサ8と玄米タンク13の上限を検出する玄米タンク上限センサ16と玄米タンク13の下限を検出する玄米タンク下限センサ17はともに静電容量式のセンサを利用している。
【0013】
20は還元通路でその一端を第一昇降機10に連結し他端は仕切壁1を通過して投入ホッパ4の上方に位置している。そして、切替弁21で第一昇降機10で搬送された玄米を石抜装置11側に供給するか、投入ホッパ4側に供給するかを切替できる構成としている。
【0014】
玄米タンク13には透視窓19が取り付けられており、利用者が操作室2側から玄米の有無を確認できる構成としている。
次に操作盤7について説明する。
【0015】
操作盤7には利用者が料金を投入する料金投入口22と、五分・八分・上白・無洗米等の各種精白度を選択する複数の選択ボタン23を備えている。24は持ち帰りボタンで、このボタンを操作するとロータリバルブ9と第一昇降機10が駆動すると共に切替弁21が還元通路20側が開放するよう作動する構成である。25はコイン精米装置の使用法を利用者に知らせる音声出力口である。また、操作盤7内には図示しないがコイン精米装置の装置各部を駆動制御したり設定時間毎に投入料金から課金する制御部や料金投入口22投入したコインを受けるコインメック等を備えている。
【0016】
次に精米作業について説明する。
まず、投入された玄米の量が所定以上(例えば10kg以上)投入した場合の精米設備の課金制御(センサによる課金制御)について説明する。
【0017】
操作室2に入った利用者は持参した玄米を投入ホッパ4に投入する。そして、料金を料金投入口22に投入すると共に、選択ボタン23のうち例えば上白を選択するとロータリバルブ9をはじめ機械室3の装置各部が駆動を開始する。また、機械室3の装置各部の駆動開始時に投入ホッパセンサ8が穀粒有りを検出すると制御部は課金制御を開始し、設定時間毎に単価分の料金を課金する。本実施の形態では課金開始時に100円、そしてそれ以降は3分間で100円ずつ投入料金から引き落としていく。
【0018】
投入ホッパ4内の玄米はロータリバルブ9で第一昇降機10に繰り出され、第一昇降機10で石抜装置11に供給される。石抜装置11で石抜き処理され、次いで異物除去装置14でわら屑等の長尺物が選別された玄米は第二昇降機12で玄米タンク13に搬送される。玄米下限センサ17が玄米を検出すると始めて精米装置5が駆動を開始し、玄米タンク13内に貯留された玄米は順次精米装置5に供給され精白処理がなされる。精米装置5から排出された精白米のうち精白開始直後の精白米は白米ホッパ18にチャージし、それ以降の精白米を白米タンク18に排出する。投入ホッパ4内の玄米が無くなったことを投入ホッパセンサ8が検出すると装置各部が終了動作に入り白米ホッパ18に貯留した白米を再度第二昇降機12を経由して玄米タンク13に供給し再度精米装置5で精白処理がなされて白米タンク6に排出される。なお、玄米タンク上限センサ16が玄米有りを検出するとロータリバルブ9の駆動は玄米タンク上限センサ16が玄米無しを検出するまで一端停止する。
【0019】
投入ホッパ4内の玄米が精米作業に伴って順次減少し投入ホッパセンサ8の設置位置よりも低い位置まで玄米が減少すると投入ホッパセンサ8は玄米無しを検出する。すると、制御部は課金をすることを停止し、その後設定時間後に機械室3内の装置各部は停止する。具体的には投入ホッパセンサ8が玄米無しを検出してから設定時間後にまずロータリバルブ9が停止し、次いで第一昇降機10、石抜装置11、第二昇降機12と前工程の装置から順次停止し、玄米タンク13内の玄米が順次減少し、玄米タンク下限センサ17が玄米無しを検出すると設定時間後(例えば10秒後)に精米装置5が停止して全ての装置各部が停止する。そして投入料金については精米作業終了後、課金されなかった料金については釣銭として利用者に返却される。
【0020】
なお、選択ボタン23のうち無洗米を選択すると精米装置5で精米された精白米全てを白米ホッパ18に貯留し、投入ホッパ4内の玄米全ての精白処理が行なわれた後、再度白米ホッパ18から第二昇降機12を経由して玄米タンク13に供給され、再度精米装置で2回目の精白処理をして白米タンク6に排出される構成である。
【0021】
次に投入ホッパ4に投入された玄米が少量の場合について課金制御(時間による課金制御)について説明する。
利用者が投入した玄米の量が少なく(例えば5kg以下)て投入ホッパセンサ8を設けている高さ位置まで達しないまま料金を投入して選択ボタン23を押して精白度を設定して機械室3の装置各部が駆動を開始したとき、投入ホッパセンサ8が玄米有りを検出しない状態になる。そのときには制御部は一単価分の料金を引き落とし、一単価分の時間のみ機械室3内の装置各部を駆動して精米作業を行った後装置各部を停止する。具体的な停止の順序については前述と同じ前工程の装置から順次停止する。
【0022】
この時間による課金制御により、少量の玄米量の処理の場合に精米処理に必要な一単価分の時間を駆動させてから自動的に課金手段による課金を停止することができるため、精米設備の利用者に不要な課金をすることがなく、またロータリバルブ9や精米装置5等の機械室内の装置各部の不要な空運転を防止することができる。
【0023】
次に機械室3内の装置各部が駆動を開始してから利用者が遅れて玄米を供給した場合の課金制御(移行制御)について説明する。
利用者が投入ホッパ4に玄米を投入する前に料金を投入して選択ボタン23を選択すると機械室3の装置各部は玄米が投入ホッパ4に投入されていない状態で駆動を開始する。そのとき、投入ホッパセンサ8は玄米有りを検出しないため前述の一単価分だけ駆動する時間による課金制御を行なうが、装置各部が駆動中に利用者が玄米を投入ホッパ4に投入して玄米ホッパセンサ8が玄米有りを検出すると時間による課金制御からセンサによる課金制御に移行する。すなわち、投入ホッパセンサ8が玄米無しを検出するまで継続して機械室3内の装置各部は駆動して精米作業がなされる。そして、投入ホッパセンサ8が玄米無しを検出すると課金を停止し、その設定時間後に装置各部が前工程から順次停止していく。
【0024】
この移行制御によりロータリバルブ9の駆動開始後に利用者が投入ホッパ8に玄米を遅れて投入した場合においても、課金及び装置各部の駆動の制御を切り換えることで円滑に精米作業を継続して行なうことができる。
【0025】
次に料金不足で装置各部が途中で停止した場合について説明する。
料金に対応する運転時間を経過すると装置各部は停止する。そのとき、投入ホッパ4には玄米が残留すると共に玄米タンク13及び精米装置5内にも精白処理中の精白米が残留している状態である。このとき、装置各部が停止してから設定時間(例えば5分間)は持ち帰りボタン24を押してもロータリバルブ9と第一昇降機10と切替弁21は作動しない構成とし、その間、料金不足であり料金を追加する旨を音声出力口25から伝えるようにする。
【0026】
そして設定時間が経過すると持ち帰りボタン24が使用できる旨を音声で知らせ、利用者が持ち帰りボタン24を押すとロータリバルブ9と第一昇降機10が駆動を開始すると共に、切替弁21が切り替えられ投入ホッパ4内に残留した玄米はロータリバルブ9から第一昇降機10を経由して還元通路20を通過し、還元口20aから再度投入ホッパ4に供給される。このとき、利用者は投入ホッパ4上に袋等の容器を載置して還元口20aから排出される残留玄米を受けるようにする。一方、石抜装置11、異物除去装置14、第二昇降機12、精米装置5も設定時間駆動し、装置各部に残留している玄米を精白処理して白米タンク6に排出するものである。そのため、コイン精米装置内には残留玄米が無くなり、次にコイン精米装置を利用する利用者が持参した玄米と混じるトラブルを防止することができるものである。
【0027】
また、装置各部が料金不足で装置各部が途中で停止した場合に、その原因がコインメックの故障の時には装置各部を所定時間駆動して装置各部内の残留穀粒を白米タンク6に排出する構成にしても良い。
【0028】
次に、投入ホッパ4に残留した玄米を持ち帰りボタン24を押して持ち帰るときの制御について説明する。
本実施の形態の持ち帰りボタン24はONしたらロータリバルブ9や第一昇降機10が駆動し、OFFするとロータリバルブ9や第一昇降機10の駆動が停止する構成である。この構成の場合において、投入ホッパセンサ8が玄米有りから玄米無しになってから持ち帰りボタン24をONしている時間によって第一昇降機10の運転時間を可変する構成としたものである。具体的には投入ホッパセンサ8が玄米有りから玄米無しに切り替わってから持ち帰りボタン24を設定時間以上(例えば8秒以上)ONすると、設定時間未満(例えば8秒未満)ONしたときよりも第一昇降機10の駆動時間を長くしたものである。具体的には、投入ホッパセンサ8が玄米有りから玄米無しに切り替わってから設定時間未満の場合にはロータリバルブ9及び第一昇降機10をすぐに停止する。これは投入ホッパ4内に玄米が残っているため利用者が目視できるため、利用者が何らかの事情で持ち帰りボタン24のON操作を停止したいと考えていると制御部は判定するためである。
【0029】
それに対して投入ホッパセンサ8が玄米有りから玄米無しに切り替わってから設定時間以上ONした場合には投入ホッパ4内の玄米が無くなり利用者が残留玄米を目視できない状態で、かつ第一昇降機10に玄米が残留している状態なので第一昇降機10内の残留穀粒が無くなるように持ち帰りボタン24がOFFにしても設定時間は継続して駆動する。
【0030】
なお、投入ホッパセンサ8が玄米有りを検出している状態で持ち帰りボタン24をONからOFF操作したときはすぐにロータリバルブ9及び第一昇降機10が停止する。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】コイン精米装置の平面図
【図2】操作室側から見た正面図
【図3】側面から見た機械室内部を説明する図
【図4】正面から見た機械室内部を説明する図
【図5】コイン精米装置の工程図
【図6】フローチャート
【符号の説明】
【0032】
4 投入ホッパ
5 精米装置
6 白米タンク
7 操作盤
9 ロータリバルブ
10 第一昇降機
11 石抜装置
12 第二昇降機
20 還元通路
21 切替装置
22 料金投入口
23 選択ボタン
24 持ち帰りボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
穀粒を投入する投入ホッパ(4)と、投入ホッパ(4)に投入した穀粒を所定量ずつ搬送する搬送手段(9)と、該搬送手段(9)で搬送された穀粒を精米する精米装置(5)と、前記投入ホッパ(4)に穀粒が投入されているか否かを検出する穀粒有無検出センサ(8)と、前記搬送手段(9)や精米装置(5)の駆動開始を操作する操作手段(23)と、料金を投入する料金投入口(22)と、設定時間毎に料金を課金する課金手段とを備えた精米設備において、
前記操作手段(23)を操作して前記搬送手段(9)や前記精米装置(9)が駆動を開始したときに前記穀粒有無検出センサ(8)が穀粒を検出した場合には、前記穀粒有無検出センサ(8)が前記投入ホッパ(4)内の穀粒を検出しなくなった後に前記課金手段による料金の課金を停止すると共に、前記搬送手段(9)と前記精米装置(5)とを停止するよう制御する構成とし、
前記操作手段(23)を操作して前記搬送手段(9)や前記精米装置(5)が駆動を開始したときに前記穀粒有無検出センサ(8)が穀粒を検出しなかった場合には、前記課金手段は一単価分の料金を課金して課金を停止すると共に前記搬送手段(9)と前記精米装置(5)は一単価分の時間を駆動してから停止するよう制御する構成としたことを特徴とする精米設備。
【請求項2】
操作手段(23)を操作して搬送手段(9)や精米装置(5)が駆動を開始したときに穀粒有無検出センサ(8)が穀粒を検出しなかった場合において、前記搬送手段(9)や前記精米装置(5)の駆動開始後に穀粒有無検出センサ(8)が穀粒無しから穀粒有りを検出すると、前記課金手段は一単価分の料金を課金して課金を停止する制御から前記投入ホッパ(4)内の穀粒を検出しなくなってから料金の課金を停止する制御に切り換えることを特徴とする請求項1記載の精米設備。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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