説明

コネクタアセンブリ

【課題】衛生的なコネクタの提供
【解決手段】流体システムに取り付けるための無菌のコネクタアセンブリは、第1のコネクタおよび第2のコネクタを含む。第1のコネクタが、通して流体通路を画定するステム、ステムを囲み、第1の開口部を画定する第1のハウジングおよび第1の開口部を覆って配置された第1のバルブを含む。第2のコネクタが、第1のハウジングと嵌り合って係合するように構成された第2のハウジングを含む。第2のハウジングが第2の開口部を画定し、シール構造を画定する。シール構造がステムと係合するように構成される。また、第2のコネクタが、第2の開口部を覆って配置された第2のバルブを含む。第1のハウジングが第2のハウジングと係合する場合に、第2のバルブが第1のバルブと係合するように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この開示は、全体としてコネクタアセンブリに関する。とくに、その開示は、無菌コネクタアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
薬品の大規模な製造、医療用途の使用のための流動体および食品等級の生産物は、衛生的な環境の管理に依存している。そのような生産物が細菌または汚染物質にさらされると、品質が低下し、場合によっては有毒な副生成物が生じる。したがって、食品および医療の生産物の製造業者は、汚染の点を減少させることを試みており、衛生的な環境を維持する努力の1つとして衛生的なホースおよびコネクタに変更してきている。
【0003】
一部では、製造業者はシールを有するコネクタに変更してきている。しかし、そのようなコネクタ上の一般的なシールは、使用の直前に除去され、結果として、流動体が周囲の環境にさらされる可能性を生ずる。また、製造業者は、穴を開けられるので使用前の除去を必要としないシールを使用することを試みてきた。しかし、そのようなシールの設計によって、シールが流路の中に入ってしまうことになる。したがって、改良されたコネクタが望まれているであろう。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
特定の態様では、コネクタは、通して流体通路を画定するステム、前記ステムを囲み、開口部を画定するハウジング、および前記開口部を覆って配置されたバルブを含む。前記ステムが、相補的なコネクタに設置された相補的な構造と嵌り合って係合するように構成される。前記ハウジングが、前記相補的なコネクタの相補的なハウジングと係合するように構成される。前記ハウジングが前記相補的なハウジングと係合する場合、前記バルブが、相補的なバルブと合うように構成される。
【0005】
別の例示的な態様では、コネクタは、相補的なコネクタにおける相補的な第2のハウジングと係合するように構成された開口部を画定する第1のハウジング、前記開口部を覆って配置された第1のバルブ、および前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとが係合した後、前記相補的なコネクタのステムと係合するように構成されたシール構造を含む。前記第1のハウジングが前記第2のハウジングと係合する場合に、前記第1のバルブが相補的な第2のバルブと合うように構成される。
【0006】
追加の例示的な態様では、流体システムに取り付けるための無菌のコネクタアセンブリは、第1のコネクタおよび第2のコネクタを含む。前記第1のコネクタが、通して流体通路を画定するステム、前記ステムを囲み、第1の開口部を画定する第1のハウジング、および前記第1の開口部を覆って配置された第1のバルブを含む。前記第2のコネクタが、前記第1のハウジングと嵌り合って係合するように構成された第2のハウジングを含む。前記第2のハウジングが、第2の開口部を画定し、シール構造を画定する。前記シール構造が、前記ステムと係合するように構成される。また、前記第2のコネクタが、前記第2の開口部を覆って配置された第2のバルブを含む。前記第1のハウジングが前記第2のハウジングと係合する場合に、前記第2のバルブが前記第1のバルブと係合するように構成される。
【0007】
追加の例では、流体システムは、第1のコネクタの第1のハウジングにおける先端部と連結された第1の流体容器を含む。前記第1のハウジングの基端部が、第1の開口部を画
定する。第1のバルブは、前記第1の開口部を覆って配置される。前記基端部が、シール構造をさらに画定する。また、前記流体システムが、第2のコネクタにおけるステムと連結された第2の流体容器を含む。前記第2のコネクタが、前記ステムおよび第2のハウジングを含む。前記第2のハウジングの基端部が、前記第1のハウジングと嵌り合って係合するように構成される。前記ステムが、通して流体通路を画定する。前記第2のハウジングが、前記ステムを囲み、第2の開口部を画定する。第2のバルブは、前記第2の開口部を覆って配置される。前記第1のハウジングが前記第2のハウジングと係合する場合に、前記第2のバルブが前記第1のバルブと合うように構成される。前記ステムが、前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとが係合した後に、前記第1のハウジングの前記シール構造と係合するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
付随している図面を参照することによって、本開示をよりよく理解することができ、そして、その数多くの特徴および有利な点が当業者に明らかになった。
【図1】図1は、例示的なコネクタの図示を含む。
【図2】図2は、例示的なコネクタの図示を含む。
【図3】図3は、例示的なコネクタの図示を含む。
【図4】図4は、例示的なコネクタの図示を含む。
【図5】図5は、例示的なコネクタの図示を含む。
【図6】図6は、例示的なコネクタの図示を含む。
【図7】図7は、例示的なコネクタの図示を含む。
【図8】図8は、例示的なインターロック機構の図示を含む。
【図9】図9は、例示的なインターロック機構の図示を含む。
【図10】図10は、例示的なインターロック機構の図示を含む。
【図11】図11は、例示的なコネクタを含む例示的なアセンブリの図示を含む。
【図12】図12は、例示的なコネクタの図示を含む。 異なる図面での同一の参照符号の使用は、同様のもしくは同一の項目を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
例示的な一態様では、コネクタは、共に連結して、流体システム間の流路を提供するための様々な流体導管システムと連結することができる組合せコネクタを含む。このコネクタアセンブリは、容器間もしくは導管間を流れる流体に対して無菌環境を提供し、汚染菌が流路に入るのを防止する。
【0010】
図1、2、3、4および5に図示した一態様では、コネクタアセンブリは、2つのコネクタ10,20を含む。第1のコネクタが、シール構造130を画定するハウジング100および継手420を含む。第2のコネクタ20が、ステム230を囲むハウジング200を含む。一例では、ステム230が、ハウジング200に対して軸方向に動くように構成される。ステム230が継手320を含むことができる。第1のコネクタ10と第2のコネクタ20とが連結された場合、第1のハウジング100と第2のハウジング200とが固定し合うように構成され、そしてステム230が、シール構造130と係合するように構成され、結合したアセンブリを通る流体通路を画定する。方向づけた配置の場合、それぞれのコネクタ(10,20)およびそれらに関連するハウジング(100,200)は、対向するコネクタのもっとも近くに示される基端部、および対向するコネクタからもっとも離れて示される先端部を有する。第1のハウジング100の基端部および第2のハウジング200の基端部は、嵌り合って係合する寸法にされる。一態様では、第1のハウジング100の内径が第2のハウジング200の外径よりも大きく、これにより摩擦嵌合するところの、第1のハウジング100は内径を有し、第2のハウジング200は外径を有する。代わりの態様では、第2のハウジング200の内径が第1のハウジング100の外径よりも大きく、これにより摩擦嵌合するところの、第1のハウジング100は外径を有し、第2のハウジング200は内径を有する。
【0011】
一態様では、第1のハウジング100および第2のハウジング200は、第2のハウジング200と予め決められた関係にある第1のハウジング100をかみ合わせるのに適合したインターロック機構を含むことができる。一例では、インターロック機構は、第1のハウジング100と第2のハウジング200とが嵌り合って係合されている場合、それらの軸方向の動きを防止するのに好適な構成のいずれかを有することができる。また、第1のハウジング100と第2のハウジング200とが嵌り合って係合されている場合、それらの回転運動を防止するように、インターロック機構を構成することができる。例示的なインターロック機構には、ねじ結合または、タブおよび溝結合がある。一例では、図1に具体的に示したように、第1のハウジング100は、側壁の円周の少なくとも一部に沿った溝110を有する内側の側壁を含む。1つまたは2つ以上の溝110を内側の側壁に沿って延びることができる。対向する第2のハウジング200は外径を有する。第2のハウジング200の外径が、外径の外面を越えて延びている、1つまたは2つ以上のタブ210を含む。したがって、第2のハウジング200および第1のハウジング100が嵌り合って係合している場合、第2のハウジング200のタブ210は、ハウジング100,200をかみ合わせるために、第1のハウジング100の溝110と係合する。たとえば、タブ210は、第1のハウジング100の側壁および溝110の摩擦力で曲がるように構成される。例示的な一態様では、溝110は、第1のハウジング100および第2のハウジング200が回転してタブ210を溝110と係合させるように、構成され、そしてハウジング100,200を固定する。たとえば、溝110を「L」字型に構成することができ、第1のハウジング100を使用して、最初に近接方向および軸方向にタブ210を案内し、次に回転方向にタブを案内する。一態様では、係合した場合、逆転できないように固定するためにインターロック装置を配置する。すなわち、固定解除になると、ハウジング(100または200)は損傷するであろう。
【0012】
一態様では、第1のハウジング100は、第1の開口部120、すなわち開放基端部を有する内部室を画定するバルブサポートシステム140を含む。さらに、第2のハウジング200は、第2の開口部220、すなわち開放基端部を有する内部室を画定するバルブサポートシステム240を含む。概して、第1開口部120および第2の開口部220は、第1のハウジング100が第2のハウジング200と連結された場合に合うように、たとえば、軸に沿って同心にする方法で合うように構成される。図示したように、バルブサポートシステム140,240は、ハウジング100,200の内部で一体的にそれぞれ形成される。また、バルブサポートシステム140,240を分離した部品として形成することができ、ハウジング100,200の内部にそれぞれ取り付けることができる。
【0013】
一態様では、ステム230およびシール構造130は、摩擦嵌合で嵌り合って係合する。また、コネクタ10は、軸方向に可動なステムを含むことができ、コネクタ20は、シール構造を含むことができる。追加例では、コネクタ10,20は、両方とも軸方向に可動なステムを含むことができる。特定の態様では、ステム230およびシール構造130は、係合している場合に、内面を有し、通して流体流動のための流束(lumen)を画定し、コネクタ10,20の先端部を接続するための継手420,320の間の流体通路などの空洞本体を一般に画定する。
【0014】
例示的な一態様では、バルブ150は、第1のハウジング100によって画定される第1の開口部120の開放基端部を密閉する。不注意によりバルブ150をずらし、第1の開口部120が周囲の環境にさらされるのを防止するために、バルブ150を貼り付ける。たとえば、物理的にもしくは化学的にバルブ150を貼着するための好適な技法のいずれかによって、第1の開口部120を画定するバルブサポートシステム140にバルブ150を貼り付けることができる。例示的な一態様では、バルブサポートシステム140にバルブ150を永久に貼り付ける。一態様では、バルブ保持部102を使用してバルブ150を永久に貼り付ける。バルブサポートシステム140にバルブ150を永久に貼り付けるのに好適な構成のいずれかで、バルブ保持部102をバルブ150とハウジング100の内径との間の寸法に合わせることができる。たとえば、バルブ保持部102を、バルブ150がバルブサポートシステム140と摩擦嵌合するような寸法にすることができる。
【0015】
さらに、バルブ250は、第2のハウジング200における第2の開口部220の開放基端部を密閉することができる。不注意によりバルブ250をずらし、第2の開口部220が周囲の環境にさらされることを防止するために、バルブ250を貼り付けることができる。バルブ250を物理的にもしくは化学的に貼着するための好適な技法のいずれかによって、第2の開口部220を画定するバルブサポートシステム240にバルブ250を貼り付けることができる。バルブサポートシステム240にバルブ250を永久に貼り付けることができる。一態様では、バルブ保持部202を使用してバルブ250を永久に貼り付ける。バルブサポートシステム240にバルブ250を永久に貼り付けるのに好適な構成のいずれかで、バルブ保持部202をバルブ250とハウジング200の内径との間の寸法に合わせることができる。たとえば、バルブ保持部202を、バルブ250がバルブサポートシステム240と摩擦嵌合するような寸法にすることができる。
【0016】
一態様では、バルブ250と合うようにバルブ150を構成する。たとえば、第1のハウジング100および第2のハウジング200が嵌り合って係合する場合に、ハウジング100,200を、図2に図示したようにバルブ150がバルブ250と心が合って、接触するような寸法にすることができる。例示的な一態様では、バルブ150は、バルブ250と係合するか、または接着できる。バルブ150およびバルブ250は、ドーム型構成を有することができ、そこでは、凸部が、それぞれ第2の開口部220および第1の開口部120の基端部に向けて突出しており、バルブ150,250の面同士の係合を容易にする。
【0017】
一態様では、ステム230は、第2のハウジング200の中に可動に収容される。たとえば、ステム230が、第2のハウジング200の内部で軸方向に動くような寸法を有し、第1のハウジング100のシール構造130と近接方向で係合する。一例では、ステム230の先端部が、ステム230の外径上にフランジ270を含む。一般に、一度、バルブ150とバルブ250とが合わせられると、ステム230は、係合されて、軸方向および近接方向に動き、そして、バルブ250およびバルブ150を通って、ステム230がシール構造130に係合するまでに、ステム230が動く方向に、ステム230の外径に両方のバルブを折りたたむ。例示的な一態様では、ステム230は、シール構造130の基端部上のシール160と係合し、これによりしっかりと摩擦嵌合する。
【0018】
追加の一態様では、ステム230は、ロック機構を含むことができる。ロック機構が、第2のハウジング200内で、ステム230が軸方向に後退するのを制限する構造のものとなり得る。第2のハウジング200が、一般的に、ステム230の軸方向の進行を可能にし、かつシール構造130とのしっかりとした摩擦嵌合を維持する寸法にされる。例示的な態様では、一度、シール160がステム230と係合されると、ロック機構は、第2のハウジング200に対して離隔方向にステム230が軸方向に動くのを防止することができる。たとえば、ハウジング200の先端部の内径にロックタブ290を設置することができる。一例では、ロックタブ290は、放射状に突出しているフィンになり得る。さらに、ステム230の外径上に1つまたは2つ以上の溝280,300を設置することができ、ロックタブ290と係合するようにその溝を構成することができる。ステム230の中心軸に沿って第1の溝280を構成することができ、ステム230がハウジング200に対して離隔方向に動いて第1のハウジング100と係合する前に開口部220が予期せずに環境にさらされるのを防止する。一度、第1のハウジング100と第2のハウジング200とが係合されると、第2の溝300がロックタブ290と係合するまでフランジ270は近接方向に動かされる。ステム230の先端の軸に沿って第2の溝300を構成することができ、一度、ステム230がシール160と係合されると、さらに軸方向に動くのを防止、たとえば、ステム230がシール160からはずれるのを防止する。一態様では、ロック機構は、係合されると、はずれないように固定する。
【0019】
ステム230は、ハウジング200を通ってステム230と係合するように構成されたインターロック機構を含むことができる。図6、7、8、9、および10の態様で図示したように、インターロック機構はクリップ700を含む。クリップ700を、フォーク端810およびクローズ端820をともなった馬てい構成に形作ることができる。クローズ端820が、ユーザがインターロック機構と係合させるために一般に構成され、クローズ端820を、平面を備えた寸法にすることができる。一態様では、フォーク端810の内側には、細長タブ830がある。フォーク端810には、さらにフック840があり得る。細長タブ830は、ステム230の外径上に設置された第1の溝280と係合することができる。一度、第1のハウジング100と第2のハウジング200とが係合されると、クローズ端820はハウジング200に向けて押され、細長タブ830は第1の溝280からはずれる。フック840を、ハウジング200の外径と係合するような寸法にすることができ、クリップ700は開放の位置で固定される。クリップ700は、一度、フック840がハウジング200の外径と係合した場合に、ステム230の近接方向の動きを可能にする寸法を有する。一態様では、ロック機構は、係合されると、はずれないように固定する。
【0020】
追加の一例では、ステム230は、図12に図示したように、一組の隣接隆起部1202を含むことができる。たとえば、隣接隆起部1202は、ハウジング200もしくはクリップ700と係合するための同心の隆起部となり得る。特に、隣接隆起部1202とハウジング200もしくはクリップ700とが係合して、ステム230を徐々に前進するようにし、ステム230が後ろ方向もしくは反対方向に動くのを防止する。
【0021】
追加の一態様では、フランジ270の外径に沿って、1つまたは2つ以上のロックタブ720を構成することができる。フランジ270およびロックタブ720と係合するようにハウジング200の先端部を構成することができる。たとえば、フランジ270がハウジング200の先端部と嵌り合って係合することを可能にするために、ハウジング200の先端部の内径をフランジ270の外径よりも大きくすることができる。さらに、ハウジング200の先端部は、フランジ270のタブ720と嵌り合って係合してフランジ270およびハウジング200とかみ合わさる相補的な溝710を含むことができる。たとえば、第2のハウジング200の側壁および溝710の摩擦力を利用して曲がるようにタブ720を構成する。例示的な一態様では、フランジ270および第2のハウジング200が回転してタブ720を溝710と係合させるように溝710を構成し、フランジ270およびハウジング200を固定する。たとえば、溝710を「L」字型に構成することができ、第2のハウジング200を使用して、近接方向および軸方向にタブ710を最初に案内し、次に回転方向にタブを案内する。一度、ステム230がシール160と係合されると、さらなる軸方向の動きを防止、たとえば、ステム230がシール160からはずれるのを防止するように溝710およびタブ720を構成することができる。一態様では、ロック機構は、係合されると、はずれないように固定する。
【0022】
導管に流体流動を供給するために、ステム230とシール構造130とは、バルブ150,250を押し開けた後、滑り動いて係合することができる。一態様では、第1のハウジング100の先端部に向け、第2のステム230の外径に沿って、たとえば、ステム230の動く方向に、折りたたむように、係合されたバルブ150,250は構成される。バルブ150,250および開口部120,220は、流体流動がバルブ150,250に接触するのを防止して、無菌の環境が維持されるような寸法にされる。
【0023】
密閉された開口部120,220の向こうの環境にさらされないのと同時に、シール構造130と接触しているステム230によって、無菌の環境の完全性を維持することができる。特に、ステム230は、バルブ150,250の外側の表面に接触することなく、バルブ150,250を通って動くように構成される。一態様では、コネクタ10は、シール構造130およびシール構造130の基端部の周りのシール160を含む。シール構造130は、第1のハウジング100と第2のハウジング200とが係合した後に、ステム230の基端部と係合するように構成される。たとえば、ステム230の基端部は、ステム230がシール構造130と嵌り合って係合され、シール160と係合する場合に、シール構造130とステム230との間のしっかりした摩擦嵌合を形成する寸法にされている。一例では、ステム230の基端部とシール160を連続的にかつ完全に係合することができる。たとえば、シール160は、Oリングになり得る。
【0024】
一態様では、ステム230は、ハウジング200によって囲まれる。ステム230は、ステム230の外径および先端部とハウジング200の先端部との間にしっかりした摩擦嵌合を形成するような寸法にされる。さらに、シール260がハウジング200とステム230との間に設置される。たとえば、シール260はステム230の周囲を連続的に囲むことができる。一例では、ステム230の外径の溝にシール260を配置することができる。また、ハウジング200の先端部の内面に沿って溝の中にシール260を配置することができる。一例では、シール260はOリングになり得る。特定の態様では、シール260は、ステム230およびハウジング200の先端部内側でシールを形成し、第2の開口部220を周囲の環境から密閉し、かつステム230が軸方向に動くのを可能にする。
【0025】
一般に、汚染菌の移動を排除するのに好適な材料のいずれかでバルブ150,250およびシール160,260を形成することができる。一態様では、米国食品医薬品局で認可された流体輸送用の材料でバルブ150,250およびシール160,260を作製することができる。例示的な一態様では、重合体材料でバルブ150,250およびシール160,260を生成することができる。重合体材料例には、シリコーンエラストマーなどのエラストマー、熱可塑性エラストマー、熱可塑性加硫ゴム、または、エチレンプロピレンジエンモノマー含有重合体がある。また、バルブ150,250およびシール160,260を抗菌性化合物で処理することができ、または抗菌性層を含むこともできる。
【0026】
一態様では、図5に図示したように、ハウジング100,200の基端部は、ハウジング内の無菌の環境を維持するために、ならびにバルブ150,250を周囲の汚染菌から保護するためにキャップ(それぞれ105または205)を含むことができる。一般に、ハウジング100とハウジング200とをつなぐ前にキャップ105,205を容易に取り除くことができる。図5に図示したように、キャップ105,205は、カバー115,215および複数のリブ135,235を含むことができる。一般に、ハウジング100,200の基端部は、ハウジング100,200の外径上に環状の溝145,245を有する側壁を含む。キャップ105,205がハウジング100,200の基端部に搭載された場合、リブ135,235は、キャップ105,205をしっかりと保持するために環状の溝145,245と係合する。一態様では、キャップ105,205は、ハウジング100,200の内側を全て含むような寸法を有する。ハウジング100,200の側壁は、キャップ105,205がバルブ150,250と係合しないような寸法を有する。キャップ105,205は、カバー115,215に付けられたタブ125,225をさらに含むことができ、その結果、キャップ105,205を容易に取り外すことができる。
【0027】
一態様では、ユーザがハウジングを容易にしっかりつかめるようにハウジング100またはハウジング200を構成することができる。特に、ユーザがハウジング100またはハウジング200を容易に係合することができるようにハウジング100またはハウジング200を構成することができる。たとえば、ハウジング100またはハウジング200の外側の表面が、粗くされた、特定の手触りにされた、または隆起された特徴を有することができる。図6に図示したように、ハウジング100は、ハウジング100の外側の表面の少なくとも一部に沿っている複数の隆起部610を含むことができる。また、ハウジング100はフランジ630を含むことができる。別の例示的な態様では、ハウジング200は、ハウジング200の柄の部分の外側の表面に沿っている複数の翼部620を含む。
【0028】
特定の流体もしくは利用される殺菌技法の性質に適合する材料のいずれかでコネクタアセンブリを作製することができる。一態様では、ハウジング100,200およびキャップ105,205などのコネクタアセンブリの少なくとも一部分が、USP ADCF(animal derived component free/動物由来成分なし)材料およびUSP Class VI/ADCF材料などの米国食品医薬品局で認可された流体輸送用の材料のいずれかで作製される。例示的な一態様では、材料は、ポリフッ化ビニリデンおよびポリプロピレンであり得る。さらに、ハウジングは、独立している多数の構成要素または連続的に一体化した構成要素を含むことができる。
【0029】
例示的な一態様では、ステム230は、内面および外面を有する。さらに、シール構造130を画定するハウジング100もまた内面および外面を有することができる。たとえば、内面は、それを通して流体流動に対する流束を画定する。一般に、内面は、50ミクロン以下の、たとえば約10ミクロン以下の、または、さらに約1ミクロン以下の初期粗さ(Ra)を有する。ステム、シール、および他の構成要素で使用するための例示的な重合体には、ポリオレフィンがある。一例では、ポリオレフィンには、ポリエチレンまたはポリプロピレンがある。特に、ポリオレフィンには、ハロゲン化ポリオレフィンがあり得る。たとえば、ハロゲン化ポリオレフィンには、ポリ塩化ビニール(PVC)、ポリフッ化ビニール(PVF)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリ四フッ化エチレン(PTFE)、またはそれらの混合物もしくはそれらの共重合体があり得る。特定の一態様では、内張り104,204をPTFEなどのパーフルオロ化重合体で形成する。特定の一態様では、「Chemfluor」の商標の元で販売され、Saint Gobain Performance Plastics Corporationから入手可能なフルオロ重合体からフルオロ重合体を選択することができる。別の例では材料にはシリコーンがあり得る。追加の一例では、材料はエラストマーであり得る。
【0030】
配管の部分などの流体システムと係合するようにそれぞれのハウジング100,200の先端部を構成することができる。たとえば、ステム230の先端部およびシール構造130とは反対側のハウジング100における外径には、配管部分と係合するために、少なくとも1つの環状のリブ310,410があり得る。ステム230およびハウジング100の先端部は、継手320,420を画定するためのテーパー付きの外径をさらに含むことができ、これにより、配管が軸方向に案内され、そしてしっかりと摩擦嵌合して配管の内径とステム230およびハウジング100の先端部の外径との間が密閉される。また、工業界で知られている継手構成などの他のタイプの継手でステム230およびハウジング100を構成することができる。一態様では、第1のハウジング100およびステム230の先端部は、約1/4インチ、約3/8インチ、および約1/2インチの外径を有して構成される。
【0031】
任意の好適な流体容器もしくは導管、たとえば、配管の部分、フィルタハウジングもしくは滴下室ハウジングなどのハウジングの入り口もしくは出口、または血液バッグなどのたわみ袋に、それぞれのコネクタを、取り付けたりまたはその一部として形成したりすることができる。図11は、例示的な流体システムの図示を含み、その中では、容器500が、配管510を通って容器650と流体連通され、配管510は第1のコネクタ520と連結し、第1のコネクタ520は第2のコネクタ530と連結し、第2のコネクタ530は配管540と連結し、配管540は容器650と連結する。特に、コネクタは、圧力の定格が約50psi以上、すなわち3.5bar以上である流体連通に好適となることができる。
【0032】
例示的な一態様では、コネクタアセンブリは、滅菌に好適である。一態様では、放射線殺菌もしくは乾熱滅菌でコネクタを滅菌することができる。特に、予想される滅菌方法に基づいてコネクタの材料を選択することができる。特に、オートクレーブ内での約134℃の温度、17psiの圧力で約1時間の滅菌用にコネクタアセンブリを構成することができる。また、2線量で25kGyのガンマー線を利用した放射線による滅菌用にコネクタアセンブリを構成することができる。さらに、コネクタアセンブリを、滅菌を維持するために包装することができる。
【0033】
例示的な一態様では、コネクタの操作には、第1のハウジング100および第2のハウジング200からキャップ105,205をそれぞれ取り除くことがある。その後、操作者は、図2に図示したように、第1のハウジング100と第2のハウジング200とを嵌り合わせて係合する。第2のハウジング200のインターロックタブ210は第1のハウジング100の溝110と軸方向および近接方向に係合し、ハウジング100,200が回転され、永久に固定される。ハウジング100,200を共に押した場合、バルブ150,250は係合し、お互いに密閉する。操作者は、ステム230を軸方向および近接方向に動かすために、フランジ270を押すことができる。図3に図示したように、ステム230は、ステム230が動く方向に、ステム230の外径までバルブ150,250を押し開けることによって、流体が通って流れるための経路を開放することができる。図4に図示したように、ステム230がシール構造130のシール160と係合するまでフランジ270を押すと、タブ290および第2の溝300によってステム230は所定の位置に固定され、そして、ステム230はシール260で密閉される。衛生的で無菌の接続が完了する。
【0034】
別の例示的な態様では、コネクタの操作には、第1のハウジング100および第2のハウジング200からキャップ105,205をそれぞれ取り除くことがある。その後、操作者は、第1のハウジング100および第2のハウジング200を嵌り合わせて係合させる。第2のハウジング200のインターロックタブ210は、第1のハウジング100の溝110と軸方向および近接方向に係合し、ハウジング100,200は、回転され、永久に固定される。ハウジング100、200を共に押した場合、バルブ150,250は係合し、互いに密閉する。図9および図10に図示したように、操作者は、クリップ700を押して溝280からステム230を釈放することができる。操作者は、軸方向および近接方向にステム230を動かすために、フランジ270を押すことができる。ステム230が動く方向に、ステム230の外径までバルブ150,250を押し開けることによって、ステム230は、流体が通って流れるための経路を開放することができる。ステム230がシール構造130のシール160と係合するまで、フランジ270は押される。ステム230は、回転することによって所定の位置に固定され、タブ720および溝710を永遠に固定し、ステム230はシール260で密閉される。衛生的で無菌の接続が完了する。
【0035】
特に、本コネクタアセンブリおよび本アセンブリの接続方法は、他の無菌のコネクタを越える有利な点を提供することができる。たとえば、密閉された開口部120,220を越えた環境にさらされないのと同時に、シール構造130と接触するステム230を通して無菌環境の完全性を維持することができる。特に、ステム230は、バルブ150,250の外側の表面に接触することなく、バルブ150,250を通って動くように構成される。
【0036】
一般的な説明もしくは例において上述の活動の全てが必要であるとは限らないこと、特定の活動の一部を必要としなくてもよいこと、および説明したものに加えて、1つまたは2つ以上の追加の活動を行ってもよいことに留意されたい。さらに、活動が列挙されたところの順序が、必ずしもそれらを行う順序である必要はない。
【0037】
上記の明細書では、特定の態様に関して概念を説明してきた。しかし、以下の特許請求の範囲で述べられている本発明の範囲を逸脱することなく様々な修正および変更を行えることを当業者の一人は理解する。したがって、本明細書および図面は限定的な意味よりむしろ説明的なものとみなされるべきであり、そのような修正の全てが発明の範囲内に含まれることが意図される。
【0038】
本明細書で使用されているように、用語「包含する」、「包含している」、「含む」、「含んでいる」、「有する」、「有している」もしくは、それらの様々な変形のいずれかは、非排他的包含を含むことが意図される。たとえば、特徴の列挙を構成する処理、方法、物品、もしくは装置が、必ずしもそれらの特徴のみに限定するものではなく、明示的に列挙されていない、または上記の処理、方法、物品、もしくは装置の本来備わっている他の特徴も含むことができる。さらに、明示的に反することを述べた場合を除いて、「または」は、包含的な「または」を示し、排他的な「または」を示さない。たとえば、状態AまたはBは、以下のいずれか1つを満たす。Aは正(またはアリ)およびBは誤(またはナシ)、Aは誤(またはナシ)およびBは正(またはBはアリ)ならびにAおよびBは両方とも正(またはアリ)。
【0039】
また、「1つの」の使用は、本明細書に記載されている成分および構成要素を説明するために使用される。これは、単に便宜上および本発明の範囲の一般的な意味を与えるために使用される。1つ、もしくは、少なくとも1つ、を含むようにこの記載を読むべきであり、また、それが別のことを意味していることが明白でない限りは、単数形は複数形も含む。
【0040】
特定の態様に関して、利益、他の有利な点、および問題の解決策を上で説明してきた。しかし、その利益、有利な点、問題の解決策、ならびに、いかなる利益、有利な点、もしくは解決策が生まれるもしくはより顕著になることを引き起こせるいかなる特徴(複数可)も、特許請求の範囲のいずれかもしくは全てにおける重大な、必要な、もしくは本質的な特徴として解釈されるべきでない。
【0041】
ある特徴を、明確にするために別個の態様に関連して本明細書で説明し、また、単一の態様において組み合わせて提供できることを、本明細書を読んだ後、当業者は理解するであろう。反対に、簡潔にするために単一の態様に関連して説明された様々な特徴もまた、別個にもしくはサブコンビネーションのいずれかで提供することができる。さらに、範囲内で述べられている値に対する言及は、その範囲内のあらゆる値を含む。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
相補的なコネクタに設置された相補的なシール構造と嵌り合って係合するように構成され、対向するコネクタのもっとも近くに示される基端部を有し、通して流体通路を画定するステムであって、前記シール構造は前記ステムの基端部と係合するよう構成されており、
前記相補的なコネクタにおける相補的なハウジングと係合するように構成され、前記ステムを囲み、開口部を画定するハウジング、
および、
前記ハウジングが前記相補的なハウジングと係合する場合に相補的なバルブと合うように構成され、前記開口部を覆って配置されたバルブを含み、
前記ステムが、前記ハウジングに対して動いて、前記バルブおよび相補的なバルブを通って、前記ハウジングが前記相補的なハウジングと係合した後に前記相補的なシール構造と係合するように構成され、
前記ステムが前記バルブおよび前記相補的なバルブを通って動く場合に、前記バルブが、前記ステムが動く方向に前記相補的なバルブとともに折りたたんで開口するように構成されたコネクタ。
【請求項2】
前記バルブが前記相補的なバルブと接着する請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ステムが、前記流体通路を画定する内面をさらに含む請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記ハウジングが、前記相補的なハウジングと嵌り合って係合するように構成されたインターロック機構を含む請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記ハウジングが少なくとも1つのタブを含み、前記ステムが少なくとも1つの溝を含み、該少なくとも1つのタブと該少なくとも1つの溝とが嵌り合って係合するように構成される請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記シールがOリングを含む請求項1に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記ステムがフランジをさらに含む請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記ステムが前記相補的な構造と係合する場合に、前記フランジが前記ハウジングと接するように構成された請求項7に記載のコネクタ。
【請求項9】
相補的なコネクタの相補的な第2のハウジングと係合するように構成された開口部を画定する第1のハウジング、
前記第1のハウジングが前記第2のハウジングと係合する場合に相補的な第2のバルブと合うように構成され、前記開口部を覆って配置された第1のバルブ、および、
前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとが係合した後、前記相補的なコネクタのステムの基端部と係合するように構成されたシール構造を含み、
前記相補的なコネクタの前記ステムが、前記第1のバルブおよび第2のバルブを通って動き、前記シール構造と係合するように構成され、
前記ステムが第1のバルブおよび前記第2のバルブを通って動く場合に、前記第1のバルブが、前記ステムが動く方向に前記第2のバルブとともに折りたたんで開口するように構成されたコネクタ。
【請求項10】
前記シール構造がOリングを含む請求項9に記載のコネクタ。
【請求項11】
通して流体通路を画定するステム、前記ステムを囲み、第1の開口部を画定する第1のハウジング、および前記第1の開口部を覆って配置された第1のバルブを含む第1のコネクタと、
前記ステムと係合するように構成されたシール構造を画定し、第2の開口部を画定し、前記第1のハウジングと嵌り合って係合するように構成された第2のハウジングを含む第2のコネクタと、
前記第1のハウジングが前記第2のハウジングと係合する場合に前記第1のバルブと係合するように構成され、前記第2の開口部を覆って配置された第2のバルブとを含み、
前記ステムが、前記第1のバルブおよび第2のバルブを通って動き、前記ステムの基端部が前記シール構造と係合するように構成され、
前記ステムが第1のバルブおよび前記第2のバルブを通って動く場合に、前記第1のバルブが、前記ステムが動く方向に前記第2のバルブとともに折りたたんで開口するように構成された、流体システムに取り付けるための無菌のコネクタアセンブリ。
【請求項12】
少なくとも50psiの圧力の定格を有する請求項11に記載の無菌のコネクタアセンブリ。
【請求項13】
第1のコネクタの第1のハウジングの先端部に連結された第1の流体容器および第2のコネクタのステムに連結された第2の流体容器を含み、
前記第1のハウジングの基端部が第1の開口部を画定し、第1のバルブが前記第1の開口部を覆って配置され、前記基端部がシール構造をさらに画定し、
前記第2のコネクタが前記ステムおよび第2のハウジングを含み、前記第2のハウジングの基端部が、前記第1のハウジングと嵌り合って係合するように構成され、前記ステムが、通して流体通路を画定し、前記第2のハウジングが、前記ステムを囲み、第2の開口部を画定し、第2のバルブが前記第2の開口部を覆って配置され、
前記第1のハウジングが前記第2のハウジングと係合する場合に、前記第2のバルブが前記第1のバルブと合うように構成され、
前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとが係合した後に、前記ステムが、前記第1のバルブおよび第2のバルブを通って動き、前記ステムの基端部が前記第1のハウジングの前記シール構造と係合するように構成され、
前記ステムが第1のバルブおよび前記第2のバルブを通って動く場合に、前記第1のバルブが、前記ステムが動く方向に前記第2のバルブとともに折りたたんで開口するように構成された流体システム。
【請求項14】
前記第1のハウジングの前記先端部および前記第2のハウジングの先端部が、1/4インチ、3/8インチ、または1/2インチの外径を有する請求項13に記載の流体システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2013−50212(P2013−50212A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−219905(P2012−219905)
【出願日】平成24年10月1日(2012.10.1)
【分割の表示】特願2009−548326(P2009−548326)の分割
【原出願日】平成20年2月1日(2008.2.1)
【出願人】(500149223)サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション (64)
【Fターム(参考)】