説明

コンテンツ配信システム、コンテンツ配置選定方法、配信センタ装置

【課題】拠点ごとのシステム条件にあわせた効率的なコンテンツ配置選定を行うこと。
【解決手段】 配信センタ101は、各拠点1 108〜拠点N 112にストリーミングコンテンツを配置する際に、拠点1 108〜拠点N 112毎にコンテンツのアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長の各要素から重み付けした条件を元に選択し、各拠点1 108〜拠点N 112のストレージ容量および配信サーバ数を含むシステム条件とあらかじめ設定した閾値により決定した配置レベルに従い、配置するコンテンツ量を決定することで、拠点ごとに効率的にコンテンツを配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツ配信システム、コンテンツ配置選定方法、配信センタ装置に係る。本発明は、特に、ネットワークを介して接続されたテレビやPCなどのクライアントに対してストリーミングコンテンツを配信する場合に、複数の拠点に効率よくコンテンツを配置するためのコンテンツ配信システム、コンテンツ配置選定方法、配信センタ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークを介したストリーミングコンテンツの配信サービスでは、1箇所のセンタシステムからすべてのクライアントに対してコンテンツを配信することは、ネットワーク帯域に多大な負荷がかかるため、配信サービスの継続が困難な状況に陥る場合が考えられる。このような状況に対応するために、複数の拠点にコンテンツ配信サーバを分散することで、ネットワーク帯域への負荷を軽減する方法が考えられている。配信サーバを複数拠点に分散した場合には、システム全体のネットワーク帯域負荷を軽減し、各拠点のシステム条件にあわせて効率よくコンテンツを配置する必要がある。
【0003】
従来の配置方法としては、クライアントのアクセス頻度の高低を判断して、より頻度の高いコンテンツのみを配置する方法がある(特許文献1)。また、アクセス頻度とコンテンツサイズから配置効果を計算してコンテンツを選定する方法がある(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−263359号公報
【特許文献2】特開2008−205781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示される技術では、コンテンツのアクセス頻度のみを条件としてコンテンツを配置するために、拠点に準備したストレージ容量に収まらない状況が発生する場合があり、ストレージに対するコストが増加するという課題があった。
また、特許文献2に開示される技術では、アクセス頻度が高く、コンテンツサイズの小さいコンテンツを優先的に配置することでストレージに対するコストを抑える方法であるが、ストレージ容量などのシステム構成をクライアントのアクセス頻度にあわせて変更する必要があるという課題があった。
【0006】
上述のような課題を解決するために、本発明では、拠点ごとのシステム条件や重み付け条件、及び/又は、使用状況等にあわせた効率的なコンテンツ配置選定を行うコンテンツ配信システム、コンテンツ配置選定方法、配信センタ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、各拠点にストリーミングコンテンツを配置する際に、拠点毎にコンテンツのアクセス頻度(又は、アクセス数)、配信レート、コンテンツ長の各要素から重み付けした条件を元に選択し、拠点のストレージ容量および配信サーバ数からなるシステム条件とあらかじめ設定した閾値により決定した配置レベルに従い、配置するコンテンツ量を決定することで、拠点ごとに効率的にコンテンツを配置することを、ひとつの特徴とする。
【0008】
また、本発明は、各拠点の配信サーバが出力する配信履歴を定期的に収集してアクセス頻度(又は、アクセス数)を管理するアクセス頻度管理部と、拠点毎の重み付け、配置レベルを管理する拠点情報管理部と、アクセス頻度管理部と拠点情報管理部から取得した情報を元にコンテンツ配置選定を行うコンテンツ配置選定管理部と、コンテンツ配置選定管理部で選定したコンテンツを各拠点のストレージに配置するコンテンツ管理部とから構成されることを、他の特徴とする。
【0009】
本発明の第1の解決手段によると、
ひとつ又は複数のコンテンツを格納し、格納されたいずれかのコンテンツをクライアントに配信する複数の拠点装置と、
複数のコンテンツを格納し、格納された複数のコンテンツの中から前記複数の拠点装置のそれぞれに配置するひとつ又は複数のコンテンツを前記拠点装置毎に選定して配信する配信センタ装置と、
を備えたコンテンツ配信システムにおいて、
前記配信センタ装置は、
前記拠点装置毎に、アクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長のいずれかひとつ又は複数に重みをおくかを予め設定した重み付け条件に従い、コンテンツ毎のアクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長を含むアクセス情報に基づき、各拠点装置に配置するひとつ又は複数のコンテンツの配置コンテンツ優先順位を求め、
前記拠点装置毎の配置コンテンツ優先順位に従い、コンテンツを順次指定し、
前記拠点装置毎のストレージ容量に対する、前記拠点装置毎のストレージ使用量と、指定されたコンテンツの配信レート及びコンテンツ長に基づくコンテンツ量との割合が、前記拠点装置毎にストレージ容量及び/又は配信処理量に応じて予め定められた配置レベルに対応して予め定められたストレージ使用量閾値を超えているか否かにより、指定されたコンテンツの配置の可否を判定し、
配置が可能であれば、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に、指定されたコンテンツを追加し、追加したコンテンツのコンテンツ量を前記拠点装置毎のストレージ使用量に加えて更新し、
前記順次指定された各コンテンツに対して、前記判定及び前記更新を繰り返し、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報を求め、
前記拠点装置に対して、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に含まれるひとつ又は複数のコンテンツを配置する
コンテンツ配信システムが提供される。
【0010】
本発明の第2の解決手段によると、
ひとつ又は複数のコンテンツを格納し、格納されたいずれかのコンテンツをクライアントに配信する複数の拠点装置と、
複数のコンテンツを格納し、格納された複数のコンテンツの中から前記複数の拠点装置のそれぞれに配置するひとつ又は複数のコンテンツを前記拠点装置毎に選定して配信する配信センタ装置と、
を備えたコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配置選定方法であって、
前記配信センタ装置は、
前記拠点装置毎に、アクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長のいずれかひとつ又は複数に重みをおくかを予め設定した重み付け条件に従い、コンテンツ毎のアクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長を含むアクセス情報に基づき、各拠点装置に配置するひとつ又は複数のコンテンツの配置コンテンツ優先順位を求め、
前記拠点装置毎の配置コンテンツ優先順位に従い、コンテンツを順次指定し、
前記拠点装置毎のストレージ容量に対する、前記拠点装置毎のストレージ使用量と、指定されたコンテンツの配信レート及びコンテンツ長に基づくコンテンツ量との割合が、前記拠点装置毎にストレージ容量及び/又は配信処理量に応じて予め定められた配置レベルに対応して予め定められたストレージ使用量閾値を超えているか否かにより、指定されたコンテンツの配置の可否を判定し、
配置が可能であれば、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に、指定されたコンテンツを追加し、追加したコンテンツのコンテンツ量を前記拠点装置毎のストレージ使用量に加えて更新し、
前記順次指定された各コンテンツに対して、前記判定及び前記更新を繰り返し、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報を求め、
前記拠点装置に対して、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に含まれるひとつ又は複数のコンテンツを配置する
コンテンツ配置選定方法が提供される。
【0011】
本発明の第3の解決手段によると、
ひとつ又は複数のコンテンツを格納し、格納されたいずれかのコンテンツをクライアントに配信する複数の拠点装置と、
複数のコンテンツを格納し、格納された複数のコンテンツの中から前記複数の拠点装置のそれぞれに配置するひとつ又は複数のコンテンツを前記拠点装置毎に選定して配信する配信センタ装置と、
を備えたコンテンツ配信システムにおける、前記配信センタ装置であって、
前記拠点装置毎に、アクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長のいずれかひとつ又は複数に重みをおくかを予め設定した重み付け条件に従い、コンテンツ毎のアクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長を含むアクセス情報に基づき、各拠点装置に配置するひとつ又は複数のコンテンツの配置コンテンツ優先順位を求め、
前記拠点装置毎の配置コンテンツ優先順位に従い、コンテンツを順次指定し、
前記拠点装置毎のストレージ容量に対する、前記拠点装置毎のストレージ使用量と、指定されたコンテンツの配信レート及びコンテンツ長に基づくコンテンツ量との割合が、前記拠点装置毎にストレージ容量及び/又は配信処理量に応じて予め定められた配置レベルに対応して予め定められたストレージ使用量閾値を超えているか否かにより、指定されたコンテンツの配置の可否を判定し、
配置が可能であれば、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に、指定されたコンテンツを追加し、追加したコンテンツのコンテンツ量を前記拠点装置毎のストレージ使用量に加えて更新し、
前記順次指定された各コンテンツに対して、前記判定及び前記更新を繰り返し、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報を求め、
前記拠点装置に対して、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に含まれるひとつ又は複数のコンテンツを配置する
配信センタ装置が提供される。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、拠点毎に異なるシステム条件や重み付け条件、及び/又は、使用状況等にあわせて、効率的なコンテンツ配置を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】コンテンツ配信システムの概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態を示すシーケンス図である。
【図4】アクセス情報テーブルの構成例である。
【図5】拠点情報テーブルの構成例である。
【図6】配置レベル情報テーブルの構成例である。
【図7】コンテンツ配置選定情報テーブルの構成例である。
【図8】重み付け条件によるコンテンツ配置選定処理フローチャートである。
【図9】配置レベルによるコンテンツ配置選定処理フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。

1.システム及びシーケンス

図1は、本発明のコンテンツ配信システムの一実施の形態を示す概略構成図である。コンテンツ配信システムは、配信センタ装置(以下、配信センタと呼ぶ。)101と、拠点装置1 108から拠点装置N 112までの各拠点装置(以下、拠点と呼ぶ。)と、通信ネットワーク107、116、119を備える。
配信センタ101は、コンテンツを管理するコンテンツ管理サーバ102と、コンテンツを配信する配信サーバ103、104と、コンテンツを格納するセンタストレージ105と、拠点に配置するコンテンツを選定管理する配置選定管理サーバ106を有する。拠点1 108から拠点N 112までの各拠点は、配信サーバ110、111(もしくは114、115)と拠点ストレージ109(もしくは113)を有する。通信ネットワーク107、116、119は、コンテンツを視聴するテレビ、PC、携帯電話などのクライアント117、118、120、121と、これら配信センタ101及び拠点1 108から拠点N 112までの各拠点とを接続する。配信センタ101のセンタストレージ105にはすべてのコンテンツを格納しており、拠点ストレージ109(もしくは113)には、配置選定により決定した一部のコンテンツを格納する。
【0015】
図2は、本発明の一実施の形態を示すブロック図である。配信センタ101に配置された配置選定管理サーバ106内に、コンテンツ毎のアクセス頻度(又は、アクセス数)を管理するアクセス頻度管理部201と、拠点毎のシステム条件、およびその条件にあわせて設定された配置レベル、重み付け条件を管理する拠点情報管理部202と、アクセス頻度管理部201から出力されるアクセス情報と拠点情報管理部202から出力される拠点情報から拠点毎のコンテンツ配置選定を行うコンテンツ配置選定管理部203の各機能をもつ。配置選定管理サーバ106は、アクセス情報報テーブル211、拠点情報テーブ212、配置レベル情報テーブル213、コンテンツ配置選定情報テーブル214を備える。
また、コンテンツ管理サーバ102内に、コンテンツ配置選定管理部203から出力されるコンテンツ配置選定情報を受けて、各拠点にコンテンツを配置するコンテンツ管理部の機能をもつ。
【0016】
図3は、本発明の一実施の形態を示すシーケンス図である。配信センタの配置選定管理サーバ(アクセス頻度管理部201)が各拠点に配置された配信サーバから定期的に配信履歴を取得301、302、303し、コンテンツ毎のアクセス頻度(又は、アクセス数)を集計304し、コンテンツ毎のアクセス頻度(又は、アクセス数)などをアクセス情報テーブルに記憶する。また、配置選定管理サーバ(拠点情報管理部202)は、自身で管理する拠点情報および定期的に各拠点のストレージから取得305、306、307するストレージ使用量などを、拠点毎に拠点情報テーブルに記憶する。配置選定管理サーバ(コンテンツ配置選定管理部203)は、アクセス情報テーブル、拠点情報テーブル及び配置レベル情報テーブルに記憶された各情報などを元に、拠点毎のコンテンツ配信選定308を行い、結果として得たコンテンツ配置選定情報をコンテンツ管理サーバに出力309する。コンテンツ管理サーバは、コンテンツ配置選定情報を元に、センタストレージに格納されているコンテンツから拠点ストレージにコンテンツを配置310、311する。
【0017】
2.各テーブル

図4は、配置選定管理サーバで管理するアクセス情報テーブルの構成例である。アクセス情報テーブル211は、コンテンツ401毎のアクセス頻度(又は、アクセス数)404およびコンテンツの配信レート402、コンテンツ長403を含む。図4では例えばコンテンツAからDまでの4個の情報を管理している。配信レート402、コンテンツ長403は、予め設定することができる。
【0018】
また、図5は、拠点情報テーブルの構成例である。拠点情報テーブル212は、拠点405毎に、重み付け条件410および、ストレージ容量406、ストレージ使用量407、配信サーバ台数408、配置レベル409を含む。図5では例えば拠点1から6までの6個の情報を管理している。
ここで、重み付け条件410は、アクセス情報テーブルのアクセス数404、配信レート402、コンテンツ長403のいずれに重みをおくかを示す情報であり、この例では、<1>アクセス数のみ、<2>アクセス数+配信レート、<3>アクセス数+コンテンツ長の3種類の組み合わせから拠点ごとに予め設定する。例えば、一時的なネットワーク帯域の負荷は差支えないと考える拠点については、<2>アクセス数+配信レートの組み合わせを設定することで、アクセス数が多いコンテンツの中から、配信レートが高くコンテンツ長の短い順にコンテンツを配置することができる。また、例えば、継続的にネットワークが使用されても帯域負荷量は抑えたい拠点については、<3>アクセス数+コンテンツ長の組み合わせを設定することで、同様にアクセス数が多いコンテンツの中から、コンテンツ長が長く配信レートの低い順にコンテンツを配置することができる。これにより拠点毎の利用条件にあわせたコンテンツ配置が可能になる。
なお、重み付け条件は、これら<1>〜<3>以外にも適宜の組み合わせ又は他の条件等により、定めることができる。
【0019】
また、配置レベル409は、拠点毎のストレージ容量406および/または配信サーバ台数408等の配信処理量を元にコンテンツの配置する量を決めるための情報であり、使用する者が任意に設定することができる。例えば、ストレージ容量が大きく、配信サーバ台数も多い拠点については、コンテンツを多く配置することができるため、配置選定したコンテンツをすべて又は数多く配置することで効率化をはかることができる。しかし、全て又は数多くの拠点に対して同様のストレージ容量および配信サーバ台数を配置することは多大な投資コストもかかり、通常は困難であることが想定される。したがって拠点ごとに異なるストレージ容量、配信サーバ台数にあわせて配置するコンテンツの量を調整できるようにするのが配置レベルの目的である。
なお、ストレージ容量406、配信サーバ台数408は、予め設定することができる。
【0020】
図6は、配置レベル情報テーブルの構成例である。配置レベル情報テーブル213は、配置レベル411と配置レベルに対してコンテンツ量を調整するためのストレージ使用量閾値412を含む。図6では例えば配置レベルAからEに対するストレージの使用量の閾値を管理している。配置レベルAは80%、配置レベルEは40%としている。設定された閾値によりコンテンツの配置可否を判断することができる。配置レベルは、ユーザ、クライアント、運用する者等により、予め設定することができる。
【0021】
図7は、コンテンツ配置選定情報テーブルの構成例である。コンテンツ配置選定情報テーブル214は、拠点413毎に、配置コンテンツ優先順位414および、配置選定コンテンツ415を含む。配置コンテンツ優先順位414は後述の図8のフローチャートで選定される拠点毎の配置コンテンツの優先順位を管理し、また配置選定コンテンツ415は後述の図9で選定される拠点毎に最終的に配置するコンテンツを管理している。図7では例えば拠点1はコンテンツC⇒D⇒A⇒Bの優先順位となり、そのうちのコンテンツC、D、Aが実際に配置されるコンテンツとなる。

【0022】
3.フローチャート

図8は、本発明の一実施の形態の形態を示す重み付け条件によるコンテンツ配置選定処理フローチャートである。なお、以下では、主にアクセス数を用いた場合について説明するが、アクセス頻度を用いた場合も同様である。
前述の図5等で説明した通り、重み付け条件502は、アクセス数、配信レート、コンテンツ長のいずれに重みをおくかによるものであり、配置選定管理サーバのコンテンツ配置選定管理部203は、これにより配置するコンテンツを選定する。例えば、アクセス数のみに重みをおいた場合は、コンテンツ配置選定管理部203は、従来方式と同様に配置選定管理サーバ106のアクセス頻度管理部201で定期的に収集したコンテンツ毎のアクセス数(又は、アクセス頻度)により、アクセス数の多いコンテンツから降順503に並べ、アクセス数の多い順にコンテンツを配置し、拠点毎に配置コンテンツ優先順位414をコンテンツ配置選定情報テーブル214に記憶する。図4のアクセス情報テーブルの構成で考えた場合、アクセス数404に従い、<1>コンテンツC(1000回)、<2>コンテンツA(200回)、<3>コンテンツB(100回)、<4>コンテンツD(50回)の順番となり、コンテンツCを最優先に配置することになる。
【0023】
また、アクセス数+配信レートに重みをおいた場合は、コンテンツ配置選定管理部203は、前述のアクセス頻度管理部201で定期的に収集したコンテンツ毎のアクセス数に対して、配信レートとコンテンツ長の情報を用いて、以下の式で計算を行う。
アクセス数×(配信レート/コンテンツ長)・・・・・(1)
コンテンツ配置選定管理部203は、前記(1)式より求めた結果の降順504(値の大きい順)にコンテンツをソートし、上位から順にコンテンツを配置し、拠点毎に配置コンテンツ優先順位414をコンテンツ配置選定情報テーブル214に記憶する。図4のアクセス情報テーブルの構成で考えた場合、アクセス数404、配信レート402、コンテンツ長403に従い、<1>コンテンツC(約1,111,111.11)、<2>コンテンツD(約555,555.556)、<3>コンテンツA(約277,777.778)、<4>コンテンツB(約55,555.556)の順番となり、コンテンツCを最優先に配置することになる。この場合、前述のアクセス数のみの場合とは異なり、コンテンツDが2番目に優先配置されることになる。
【0024】
また、アクセス数+コンテンツ長に重みをおいた場合は、コンテンツ配置選定管理部203は、前述のようにアクセス頻度管理部201で定期的に収集したコンテンツ毎のアクセス数に対して、配信レートとコンテンツ長の情報を用いて、以下の式で計算を行う。
アクセス数×(コンテンツ長/配信レート)・・・・・(2)
コンテンツ配置選定管理部203は、前記(2)式より求めた結果の降順505(値の大きい順)にコンテンツをソートし、上位から順にコンテンツを配置し、拠点毎に配置コンテンツ優先順位414をコンテンツ配置選定情報テーブル214に記憶する。図4のアクセス情報テーブルの構成で考えた場合、アクセス数404、配信レート402、コンテンツ長403に従い、<1>コンテンツC(約0.90)、<2>コンテンツB(約0.18)、<3>コンテンツA(約0.144)、<4>コンテンツD(約0.0045)の順番となり、コンテンツCを最優先に配置することになる。この場合、前述のアクセス数のみの場合とは異なり、コンテンツBが2番目に優先配置されることになる。
【0025】
前述のように、例えば3種類の重み条件を拠点毎に設定することで、拠点毎の条件に合わせたコンテンツ配置を行うことができる。図8のフローチャートでは、コンテンツ配置選定管理部203は、はじめに拠点1を指定501し、重み条件によるソートを行い、最後の拠点かどうか判定506し、他の拠点が存在する場合には次の拠点(ここでは拠点2)を指定507して同様の処理を行う。コンテンツ配置選定管理部203は、すべての拠点(又は、予め定められた拠点)についてソート処理が行われるまで、上述の処理を繰り返すことになる。
【0026】
図9は、本発明の一実施の形態の形態を示す配置レベルによるコンテンツ配置選定処理フローチャートである。つぎに、コンテンツ配置選定管理部203は、前述の図8にて得られた拠点毎の配置コンテンツ優先順位414を元に実際に配置するコンテンツを選定する。配置レベルは、この例では、各拠点のストレージ容量と配信サーバ台数の情報をもとにAからEまでの5段階に拠点を予めグループ分けする。グループの分け方としては、配信センタのストレージ容量に対する拠点のストレージ容量の割合と、同様に配信センタの配信サーバ台数に対する拠点の配信サーバ台数の割合を元に例えば以下の式から、その比率によって、ユーザ、クライアント、運用する者等が振り分けて予め設定することができる。

(拠点のストレージ容量/配信センタのストレージ容量)
+(拠点の配信サーバ台数/配信センタのサーバ台数)・・・(3)
または、
(拠点のストレージ容量/配信センタのストレージ容量)
×(拠点の配信サーバ台数/配信センタのサーバ台数)・・・(4)

【0027】
例えば、図5の拠点情報テーブル212の構成では、拠点1から拠点6までの6箇所について、それぞれのストレージ容量と配信サーバ台数から、拠点3をレベルA、拠点1をレベルB、拠点2および拠点5をレベルC、拠点6をレベルD、拠点4をレベルEに割り当てて、予め記憶しておく。
【0028】
さらにグループ分けした配置レベルごとに配置するコンテンツの量を決めるための閾値を設定する。例えばストレージ容量に対するストレージ使用量の割合について配置レベルごとに閾値(ストレージ使用量閾値)を設定する。配置レベル上位Aについてはストレージ容量の80%程度を閾値とし、配置レベルEについてはストレージ容量の40%程度を閾値とする。図9では、設定した閾値を用いて、以下の式から配置レベル毎にコンテンツの配置を決定している。

(ストレージ使用量+コンテンツサイズ)/ストレージ容量
< 配置レベル毎のストレージ使用量閾値・・・(5)
コンテンツサイズ=配信レート×コンテンツ長

前記(5)式の条件を満たすコンテンツを配置することで、拠点ごとにコンテンツの量を調整しながら配置することができる。
【0029】
図9のフローチャートでは、コンテンツ配置選定管理部203は、はじめに拠点1を指定601し、配置コンテンツ優先順位の最上位を指定602し、アクセス情報テーブル211の配信レート402及びコンテンツ長403、拠点情報テーブル212のストレージ容量406及びストレージ使用料407、配置レベルテーブル213のストレージ使用料閾値412に従い、前記(5)式により配置可否を判定603する。コンテンツ配置選定管理部203は、配置可能であればコンテンツ配置選定情報テーブル214の配置選定コンテンツ415にコンテンツ情報を追加604する。コンテンツ配置選定管理部203は、追加した場合には追加したコンテンツのコンテンツサイズ(コンテンツ量)をストレージ使用量に加え、拠点情報テーブル212のストレージ使用量407を更新する605。コンテンツ配置選定管理部203は、配置コンテンツ優先順位の最後のコンテンツか否かを判定606し、コンテンツが存在する場合には次のコンテンツを指定607して同様の処理を行う。すべてのコンテンツ(又は予め定められたコンテンツ)について配置選定処理が行われた場合には、コンテンツ配置選定管理部203は、最後の拠点かどうか判定608し、拠点が存在する場合には次の拠点(ここでは拠点2)を指定609して同様の処理を行う。コンテンツ配置選定管理部203は、すべての拠点(又は予め定められた拠点)について配置選定処理が行われるまで、上述の処理を繰り返すことになる。

【0030】
4.効果
このように、前述の図8で説明した重み付け条件によるコンテンツ配置選定と、図9で説明した配置レベルによるコンテンツ配置選定を組み合わせることで、さらに拠点ごとのシステム条件、利用条件にあわせたコンテンツ配置が可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、拠点ごとに異なるシステム条件、利用条件においても、各拠点のシステム条件、利用条件にあわせたコンテンツ選択を行うことにより、効率的なコンテンツ配置を行うことができる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明では、コンテンツの数、拠点の数、配信サーバの数等は適宜定めることができる。また、配信センタ、拠点1〜N、クライアントを接続するネットワークの構成も、同一のものとしたり、無線又は有線、又はその組み合わせ等適宜の構成を用いることができる。また、アクセス数としては、所定時間・所定日数、所定期間、所定曜日等の適宜のアクセス数(又は、アクセス頻度)を用いることができる。
【符号の説明】
【0032】
102:コンテンツ管理サーバ、106:配置選定管理サーバ、201:アクセス頻度管理部、202:拠点情報管理部、203:コンテンツ配置選定管理部、204:コンテンツ管理部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ひとつ又は複数のコンテンツを格納し、格納されたいずれかのコンテンツをクライアントに配信する複数の拠点装置と、
複数のコンテンツを格納し、格納された複数のコンテンツの中から前記複数の拠点装置のそれぞれに配置するひとつ又は複数のコンテンツを前記拠点装置毎に選定して配信する配信センタ装置と、
を備えたコンテンツ配信システムにおいて、
前記配信センタ装置は、
前記拠点装置毎に、アクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長のいずれかひとつ又は複数に重みをおくかを予め設定した重み付け条件に従い、コンテンツ毎のアクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長を含むアクセス情報に基づき、各拠点装置に配置するひとつ又は複数のコンテンツの配置コンテンツ優先順位を求め、
前記拠点装置毎の配置コンテンツ優先順位に従い、コンテンツを順次指定し、
前記拠点装置毎のストレージ容量に対する、前記拠点装置毎のストレージ使用量と、指定されたコンテンツの配信レート及びコンテンツ長に基づくコンテンツ量との割合が、前記拠点装置毎にストレージ容量及び/又は配信処理量に応じて予め定められた配置レベルに対応して予め定められたストレージ使用量閾値を超えているか否かにより、指定されたコンテンツの配置の可否を判定し、
配置が可能であれば、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に、指定されたコンテンツを追加し、追加したコンテンツのコンテンツ量を前記拠点装置毎のストレージ使用量に加えて更新し、
前記順次指定された各コンテンツに対して、前記判定及び前記更新を繰り返し、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報を求め、
前記拠点装置に対して、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に含まれるひとつ又は複数のコンテンツを配置する
コンテンツ配信システム。

【請求項2】
請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
コンテンツ毎に、アクセス数若しくはアクセス頻度、コンテンツの配信レート、コンテンツ長を記憶するアクセス情報テーブルと、
拠点装置毎に、重み付け条件、ストレージ容量、ストレージ使用量、配信サーバ台数、配置レベルを記憶する拠点情報テーブルと、
配置レベルに対してコンテンツ量を調整するためのストレージ使用量閾値を記憶した配置レベル情報テーブルと、
拠点装置毎に、配置コンテンツ優先順位、配置選定コンテンツを記憶するコンテンツ配置選定情報テーブルと、
各前記拠点装置の配信サーバが出力する配信履歴を定期的に収集してアクセス数若しくはアクセス頻度を前記アクセス情報テーブルにより管理し、前記拠点装置毎の重み付け条件、ストレージ容量及びストレージ使用量を前記拠点情報テーブルにより管理し、配置レベルに対するストレージ使用量閾値を前記配置レベル情報テーブルにより管理し、前記アクセス情報テーブル及び前記拠点情報テーブル及び前記配置レベル情報テーブルから取得した情報を元にコンテンツ配置選定を行い、前記コンテンツ配置選定情報テーブルに拠点装置毎の配置選定コンテンツを記憶する、配置選定管理部と、
前記コンテンツ配置選定情報テーブルに基づき、前記配置選定管理サーバで選定したひとつ又は複数のコンテンツを各前記拠点装置のストレージに配置するコンテンツ管理部と
を備えことを特徴とするコンテンツ配信システム。

【請求項3】
請求項1又は2に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記アクセス数若しくはアクセス頻度は、前記配信センタ装置が、前記拠点装置が出力する配信履歴を定期的に収集して求めることを特徴とするコンテンツ配信システム。

【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記重み付け条件は、コンテンツのアクセス数若しくはアクセス頻度のみ、又は、アクセス数若しくはアクセス頻度と配信レートとの組み合わせ、又は、アクセス数若しくはアクセス頻度とコンテンツ長との組み合わせのいずれかであり、前記拠点装置毎に予め設定可能とすることを特徴とするコンテンツ配信システム。

【請求項5】
請求項4に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
(i) 前記重み付け条件によりアクセス数若しくはアクセス頻度のみに重みをおいた場合は、前記配信センタ装置は、定期的に収集したコンテンツ毎のアクセス数若しくはアクセス頻度により、アクセス数若しくはアクセス頻度の多いコンテンツから降順に並べ、アクセス数若しくはアクセス頻度の多い順にコンテンツを配置すること、
又は、
(ii) 前記重み付け条件によりアクセス数若しくはアクセス頻度及び配信レートに重みをおいた場合は、前記配信センタ装置は、定期的に収集したコンテンツ毎のアクセス数若しくはアクセス頻度に対して、配信レートとコンテンツ長の情報を用いて、以下の(1)式で計算を行い、(1)式より求めた結果の降順又は値の大きい順にコンテンツをソートし、上位から順にコンテンツを配置すること、
アクセス数若しくはアクセス頻度×(配信レート/コンテンツ長)・・・・・(1)
又は、
(iii) 前記重み付け条件によりアクセス数若しくはアクセス頻度及びコンテンツ長に重みをおいた場合は、前記配信センタ装置は、定期的に収集したコンテンツ毎のアクセス数若しくはアクセス頻度に対して、配信レートとコンテンツ長の情報を用いて、以下の(2)式で計算を行い、(2)式より求めた結果の降順又は値の大きい順にコンテンツをソートし、上位から順にコンテンツを配置すること
アクセス数若しくはアクセス頻度×(コンテンツ長/配信レート)・・・・・(2)

を特徴とするコンテンツ配信システム。

【請求項6】
請求項1乃至5のいずれかに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記配置レベルは、各前記拠点装置のストレージ容量及び配信サーバ台数の情報をもとに複数段階に前記拠点装置をグループ分けしたことを特徴とするコンテンツ配信システム。

【請求項7】
請求項6に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記配置レベルは、前記配信センタ装置のストレージ容量に対する拠点装置のストレージ容量の割合と、前記配信センタ装置の配信サーバ台数に対する前記拠点装置の配信サーバ台数の割合を元に、以下の(3)式又は(4)式から、その比率によって予め設定して振り分けることを特徴とするコンテンツ配信システム。

(拠点装置のストレージ容量/配信センタ装置のストレージ容量)
+(拠点装置の配信サーバ台数/配信センタ装置のサーバ台数)・・・(3)
又は、
(拠点装置のストレージ容量/配信センタ装置のストレージ容量)
×(拠点装置の配信サーバ台数/配信センタ装置のサーバ台数)・・・(4)

【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記配置レベル毎に予め設定されたストレージ使用量閾値を用いて、以下の(5)式の条件を満たすコンテンツを配置することで、前記拠点装置毎に配置レベルに応じて配置することを特徴とするコンテンツ配信システム。

(ストレージ使用量+コンテンツサイズ)/ストレージ容量
< 配置レベル毎のストレージ使用量閾値・・・(5)

コンテンツサイズ=配信レート×コンテンツ長

【請求項9】
ひとつ又は複数のコンテンツを格納し、格納されたいずれかのコンテンツをクライアントに配信する複数の拠点装置と、
複数のコンテンツを格納し、格納された複数のコンテンツの中から前記複数の拠点装置のそれぞれに配置するひとつ又は複数のコンテンツを前記拠点装置毎に選定して配信する配信センタ装置と、
を備えたコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配置選定方法であって、
前記配信センタ装置は、
前記拠点装置毎に、アクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長のいずれかひとつ又は複数に重みをおくかを予め設定した重み付け条件に従い、コンテンツ毎のアクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長を含むアクセス情報に基づき、各拠点装置に配置するひとつ又は複数のコンテンツの配置コンテンツ優先順位を求め、
前記拠点装置毎の配置コンテンツ優先順位に従い、コンテンツを順次指定し、
前記拠点装置毎のストレージ容量に対する、前記拠点装置毎のストレージ使用量と、指定されたコンテンツの配信レート及びコンテンツ長に基づくコンテンツ量との割合が、前記拠点装置毎にストレージ容量及び/又は配信処理量に応じて予め定められた配置レベルに対応して予め定められたストレージ使用量閾値を超えているか否かにより、指定されたコンテンツの配置の可否を判定し、
配置が可能であれば、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に、指定されたコンテンツを追加し、追加したコンテンツのコンテンツ量を前記拠点装置毎のストレージ使用量に加えて更新し、
前記順次指定された各コンテンツに対して、前記判定及び前記更新を繰り返し、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報を求め、
前記拠点装置に対して、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に含まれるひとつ又は複数のコンテンツを配置する
コンテンツ配置選定方法。

【請求項10】
ひとつ又は複数のコンテンツを格納し、格納されたいずれかのコンテンツをクライアントに配信する複数の拠点装置と、
複数のコンテンツを格納し、格納された複数のコンテンツの中から前記複数の拠点装置のそれぞれに配置するひとつ又は複数のコンテンツを前記拠点装置毎に選定して配信する配信センタ装置と、
を備えたコンテンツ配信システムにおける、前記配信センタ装置であって、
前記拠点装置毎に、アクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長のいずれかひとつ又は複数に重みをおくかを予め設定した重み付け条件に従い、コンテンツ毎のアクセス数若しくはアクセス頻度、配信レート、コンテンツ長を含むアクセス情報に基づき、各拠点装置に配置するひとつ又は複数のコンテンツの配置コンテンツ優先順位を求め、
前記拠点装置毎の配置コンテンツ優先順位に従い、コンテンツを順次指定し、
前記拠点装置毎のストレージ容量に対する、前記拠点装置毎のストレージ使用量と、指定されたコンテンツの配信レート及びコンテンツ長に基づくコンテンツ量との割合が、前記拠点装置毎にストレージ容量及び/又は配信処理量に応じて予め定められた配置レベルに対応して予め定められたストレージ使用量閾値を超えているか否かにより、指定されたコンテンツの配置の可否を判定し、
配置が可能であれば、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に、指定されたコンテンツを追加し、追加したコンテンツのコンテンツ量を前記拠点装置毎のストレージ使用量に加えて更新し、
前記順次指定された各コンテンツに対して、前記判定及び前記更新を繰り返し、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報を求め、
前記拠点装置に対して、前記拠点装置毎の配置選定コンテンツ情報に含まれるひとつ又は複数のコンテンツを配置する
配信センタ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−247877(P2012−247877A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−117527(P2011−117527)
【出願日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】