説明

コンバイン

【課題】排藁切断装置の横側のスペースを有効利用することで穀粒袋の載置面積を拡大し、刈取作業の中断を少なくして刈取作業の能率を高める。
【解決手段】走行装置(2)を備えた走行車体(1)の前側に刈取装置(3)を設け、走行車体(1)の上側に穀稈を脱穀して選別する脱穀装置(4)を設け、脱穀装置(4)の後側に脱穀後の排藁を切断処理する排藁切断装置(7)を設け、脱穀装置(4)の横側には選別された穀粒を穀粒袋に袋詰めするホッパー(9)を設けたコンバインにおいて、走行車体(1)におけるホッパー(9)の下方の部位に、ホッパー(9)から排出される穀粒を穀粒袋に充填する際にこの穀粒袋を載置する荷台(13)を設け、走行車体(1)の外側部には、荷台(13)の外側位置から排藁切断装置(7)の外側位置にわたる折畳み収納可能な補助荷台(14)を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はコンバインに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、脱穀装置の横側部に配備されたホッパーの下方には、穀粒袋を積載する荷台が設けられ、この荷台の外側に折畳み収納可能な補助荷台が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−154795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1に示すように、脱穀装置の後側に設けた排藁切断装置の側方の部位まで荷台が設けられていないため、満杯になった穀粒袋の置き場所が狭く、刈取作業中に多数の穀粒袋または大容量の穀粒袋を積載することができず、刈取作業を中断して穀粒袋を回収場所まで運搬したり、刈取作業中に積載できなくなった穀粒袋を、圃場に降ろしながら走行せねばならず、作業能率が低下する問題があった。
【0005】
本発明の課題は、排藁切断装置の横側部のスペースを有効利用することで、受け台の袋積載面積を拡大し、上記問題点を解消することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、走行装置(2)を備えた走行車体(1)の前側に刈取装置(3)を設け、走行車体(1)の上側に穀稈を脱穀して選別する脱穀装置(4)を設け、該脱穀装置(4)の後側に脱穀後の排藁を切断処理する排藁切断装置(7)を設け、脱穀装置(4)の横側には選別された穀粒を穀粒袋に袋詰めするホッパー(9)を設けたコンバインにおいて、前記走行車体(1)におけるホッパー(9)の下方の部位に、該ホッパー(9)から排出される穀粒を穀粒袋に充填する際にこの穀粒袋を載置する荷台(13)を設け、走行車体(1)の外側部には、前記荷台(13)の外側位置から排藁切断装置(7)の外側位置にわたる折畳み収納可能な補助荷台(14)を設けたことを特徴とするコンバインとした。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記荷台(13)及び補助荷台(14)を、走行車体(1)における走行装置(2)の接地中心(C)よりも後方の部位に配置したことを特徴とする請求項1記載のコンバインとした。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記排藁切断装置(7)と補助荷台(14)の後端部との間の部位に、該排藁切断装置(7)の後端部を回動自在に支持する上下方向の回動支点軸(17)を配置したことを特長とする請求項1又は請求項2記載のコンバインとした。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記ホッパー(9)の下部に穀粒排出用の排出筒(10)を設け、該排出筒(10)の前後両側に走行車体(1)の内側から外側へ延出する袋支持杆(12)を配置し、該袋支持杆(12)における排出筒(10)に近接する部位よりも先端側の部位を走行車体(1)の外側後方へ向けて屈曲させたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のコンバインとした。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記ホッパー(9)の前側にエンジン(E)を備えたエンジンルーム(22a)を設け、該エンジンルーム(22a)の外側部に、エンジン(E)側に吸入される外気を濾過する濾過体(25a)を備えた濾過枠25を設け、該濾過枠(25)の後部をエンジンルーム(22a)よりも後方へ張り出させたことを特徴とする請求項4記載のコンバインとした。
【発明の効果】
【0011】
請求項1記載の発明によれば、走行車体(1)の外側部に、前記荷台(13)の外側位置から排藁切断装置(7)の外側位置にわたる折畳み収納可能な補助荷台(14)を設けたので、補助荷台(14)を張り出すことによって、穀粒袋を載置できる面積が排藁切断装置(7)の外側位置まで拡大し、積載できる穀粒袋の数または容量を大きくできるので、刈取作業を中断する頻度を低下させて、刈取作業の能率を高めることができる。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明による効果に加え、荷台(13)及び補助荷台(14)を走行装置(2)の接地中心(C)よりも後方の部位に配置することで、荷台(13)や補助荷台(14)に積載する穀粒袋および補助荷台(14)上に搭乗する補助作業者の重量と、走行車体(1)の前側に設けた刈取装置(3)の重量によって、機体前後方向での重量バランスが改善され、機体の前後傾斜姿勢が安定し円滑に走行できるので、刈取作業の能率が更に向上する。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、上記請求項1又は請求項2記載の発明による効果に加え、排藁切断装置(7)と補助荷台(14)の後端部との間の部位に、この排藁切断装置(7)の後端部を回動自在に支持する上下方向の回動支点軸(17)を配置したので、補助荷台(14)の後端部まで穀粒袋を積載していても排藁切断装置(7)の後方回動を支障なく行える。これによって、刈取作業中に脱穀装置(4)や排藁切断装置(7)のメンテナンスが必要になった場合でも、排藁切断装置(7)を後方回動させてメンテナンス作業を容易に行うことができ、刈取作業を速やかに再開することで刈取作業の能率を更に向上させることができる。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、上記請求項1又は請求項2又は請求項3記載の発明による効果に加えて、袋支持杆(12)における排出筒(10)に近接する部位よりも先端側の部位を走行車体(1)の外側後方へ向けて屈曲させたので、穀粒充填後の穀粒袋を袋支持杆(12)から取り外しながら補助荷台(14)上へ引き出す際に、この穀粒袋を袋支持杆(12)に沿って外側後方に向けて引き出すことで、この穀粒袋を補助荷台(14)の後部へ容易に引き出すことができ、刈取作業の能率が更に向上する。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、上記請求項4記載の発明による効果に加え、外気濾過用の濾過体(25a)を備えた濾過枠25の後部を、エンジンルーム(22a)よりも後方へ張り出させることで、この濾過体(25a)の濾過面積が拡大してエンジン(E)の冷却効率が向上し、エンジン(E)のオーバーヒートを防止することができる。また、このように濾過面積を拡大するべく濾過枠(25)の後部をエンジンルーム(22a)よりも後方へ張り出させたものでありながら、袋支持杆(12)における排出筒(10)に近接する部位よりも先端側の部位が走行車体(1)の外側後方へ向けて屈曲しているので、穀粒充填後の穀粒袋を外側後方へ引き出す際に、この濾過枠(25)の後部が邪魔になりにくく、穀粒袋を補助荷台(14)上へ円滑に引き出すことができ、刈取作業の能率を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】コンバインの側面図
【図2】コンバインの平面図
【図3】コンバインの背面図
【図4】コンバインの要部の側面図
【図5】コンバインの要部の平面図
【図6】コンバインの要部の背面図
【図7】コンバインの側面図
【図8】同上平面図
【図9】同上正面図
【図10】プレクリーナの側面図
【図11】同上要部の側断面図
【図12】同上平面図
【図13】コンバインの正面図
【図14】コンバインの側面図
【図15】コンバインの平面図
【図16】コンバインの正面図
【図17】別実施例を示すコンバインの平面図
【図18】同上側面図
【図19】同上背面図
【発明を実施するための形態】
【0017】
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1、図2に示すように、走行車体1の下部に左右一対のクローラ式の走行装置2,2を設け、走行車体1の前側には刈取装置3を設け、走行車体1の後部に脱穀装置4を搭載し、脱穀装置4の後部には脱穀後の排藁を切断処理する排藁切断装置7を装備し、走行車体1における脱穀装置4の横側の部位には、脱穀装置4の一番揚穀装置8から供給される穀粒を受け入れて一時的に貯留するホッパー9を設けている。また、刈取装置3とホッパー9の間には、運転席5や操作ボックス6等からなる運転操作部を備え、運転席5の下方にはエンジンEを搭載している。
【0018】
ホッパー9の下部は漏斗部に形成し、下端部には排出口を開口した排出筒10を設け、この排出筒10にシャッター11を設けている。このシャッター11を開けると、ホッパー9内の穀粒が排出筒10から流下し、袋支持杆12に吊持された穀粒袋に充填される。
【0019】
図2、図3に示すように、ホッパー9の下方には、袋支持杆12に吊持された穀粒袋を受ける荷台13が走行車体1上に一体で設置され、この荷台13の外側部(走行車体1の外側部)には、前後方向の軸芯P回りに折畳み収納可能な補助荷台14が設けられている。
【0020】
図2に示すように、荷台13及び補助荷台14は、排藁切断装置7の外側位置まで後方に長く延設されている。側面視において、補助荷台14の後端は、排藁切断装置7の後側面の近傍の位置まで延出させている。
【0021】
また、図1に示すように、荷台13および補助荷台14は、走行装置2,2の接地中心Cよりも後方の部位に配置することによって、荷台13や補助荷台14に積載する穀粒袋および補助荷台14上に搭乗する補助作業者の重量と、走行車体1の前側に設けた刈取装置3の重量によって、機体前後方向での重量バランスを改善する構成としている。
【0022】
図4、図5に示すように、前記袋支持杆12は、排出筒10の前後両側に、走行車体1の内側から外側へ延出させて配置し、この袋支持杆12における排出筒10に近接する部位よりも先端側の部位を走行車体1の外側後方へ向けて屈曲させて、傾斜部12aを形成している。これによって、穀粒袋を傾斜部12aに沿って引き出す際に、この穀粒袋を斜め後方に寄せながら引き出すことができる。
【0023】
図4〜図6に示すように、前記排藁切断装置7は、上下方向の回動支点軸17を回動中心として揺動開閉するように構成されている。即ち、走行車体1における排藁切断装置7と補助荷台14の後端部の間の部位に、上下方向の支持フレーム18を立ち上げ、この支持フレーム18に回動支点軸17を設けている。この支持フレーム18の上端部は、前方及び左方向に屈曲させ、走行車体1における荷台13後部の部位から立ち上げたアタッチメントフレーム19の上端側に連結している。排藁切断装置7には、この排藁切断装置7の右側面を覆う切断部カバー20を設け、この切断部カバー20によってアタッチメントフレーム19と支持フレーム18を接続することにより、各フレームの剛性の向上を図っている。また、この構成によると、切断刃の交換等による排藁切断装置7のメンテを行う際は、該排藁切断装置7をオープンすることで、この排藁切断装置7および脱穀装置4の内部のメンテナンスが可能となる。このため、排藁切断装置7のメンテナンスに際し、切断部カバー20の取り外しが不要となる。
【0024】
また、ホッパー9を支持するホッパフレーム21と、支持フレーム18と、エンジンルーム22aを覆うエンジンカバー22とを接続することで、各フレームの剛性を高めている。
【0025】
補助荷台14上に立って袋交換作業を行なう補助作業者の背凭れ部23を有した回動アーム24は、排藁切断装置7の側方位置にあって支持フレーム18の前方向きフレーム部18aに対し回動自在に軸支されている。
【0026】
前記エンジンルーム22a内におけるエンジンEの外側の部位には、エンジンEの駆動力によって回転駆動される冷却ファン42を設けている。エンジンルーム22aの外側部には、冷却ファン42によって吸入される外気を濾過して塵埃を除去する濾過体25aを設けており、この濾過体25aは濾過枠25の外側面に設けている。
【0027】
また、図4、図5に示すように、濾過枠25は、エンジンルーム22aの後部のエンジンリヤカバー26よりも後方に張り出させることによって、濾過体25aによる吸気面積を拡大し、冷却効率を向上させている。なお、上述のように、袋支持杆12を途中部から屈曲させて傾斜部12aを形成することによって、この傾斜部12aに沿って穀粒袋を引き出す際に、この穀粒袋と濾過枠25との干渉を防止することができる。
【0028】
また、排藁切断装置7の前側下部で機体の右側寄りの部位に、燃料タンク28を配置し、セジメンタ(燃料中の水を分離するフィルタ)29や燃料フィルタ30を燃料タンク28の上方近傍に設置している。この構成によると、排藁切断装置7の前側下部のスペース(穀粒袋の邪魔にならない空間)を有効利用することができ、穀粒袋がエンジンルーム22aの熱の影響を受けることがなく、また、セジメンタ29や燃料フィルタ30のメンテナンス性が向上する。
【0029】
図7〜図9に示すように、ホッパー9より上方に配備した第1エアクリーナ32を、エンジンEの近傍に配備した第2エアクリーナ31に、配管33を介して連通させている。この配管33は、ホッパー9の前側面に設けた透明板からなる点検窓34を迂回した位置を通るように、ホッパー9に近接させて配策している。
【0030】
この構成によると、ホッパー9内の穀粒貯留状態を点検窓34から容易に視認することができる。
ここで、上記第1エアクリーナ32の構造について説明すると、図10、図11、図12に示すように、第1エアクリーナ32の外気導入口35には傾斜板36が複数設けてあり、導入した空気が第1エアクリーナ32内部で渦流となり、この渦流によって空気中の塵埃が遠心分離され、清浄化された空気を吸込口37よりエンジンE側へ吸入する構成としている。また、分離された塵埃は、第1エアクリーナ32の内周面に付着するが、渦流の作用によって回転される回転羽根38によって、排出口39から外部へ掻き出される。
【0031】
そして、その第1エアクリーナ32の塵埃排出口39は、図7〜図9に示すように、脱穀装置4側に向けて開口するように配置している。これによると、運転席5の作業者の方向に塵埃が出ないため、快適な作業が行える。
【0032】
また、第1エアクリーナ32の吸込口37の下部に円盤状のフランジ40を設けると、機体の下側から上がってくる熱気を遮断することができ、吸気効率がアップし、作業能率が向上する。また、下から上がってくる塵埃も遮断することができる。
【0033】
図13に示す実施例では、配管33を途中部から上下方向に伸縮可能な構成とし、第1エアクリーナ32を上下昇降可能とすることによって、下から上がってくる熱気や塵埃からなるべく離れた位置で吸気でき、吸気効率が向上し、作業能率が向上する。
【0034】
また、図14〜図16に示す実施例では、第1エアクリーナ32をホッパー9の後部側に配置して設けた構成としている。このように、第1エアクリーナ32を運転席5から離して配置することで、運転操作部への塵埃や騒音の影響を軽減でき、快適に作業を行うことができる。
【0035】
図17〜図19に示す実施例は、排藁切断装置7の後側下部に穀粒袋を積載するリヤキャリア41を設けた構成としている。このリヤキャリア41は、左右方向の横軸芯X回りに回動可能で、不要時には上方へ折畳み収納できるように構成している。また、このリヤキャリア41を下方へ回動させて張り出させた状態において、排藁切断装置7の後方回動が容易に行なえる構成としている。補助荷台14だけでは、この補助荷台14に穀粒袋を搭載した場合、重量バランスが右側に偏倚するが、リヤキャリア41に穀粒袋を積載することで、機体の左右方向の重量バランスの改善が可能となる。
【符号の説明】
【0036】
4 脱穀装置
7 排藁切断装置
9 ホッパー
12 袋支持杆
13 荷台
14 補助荷台
17 回動支点軸
18 支持フレーム
C クローラ接地中心

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行装置(2)を備えた走行車体(1)の前側に刈取装置(3)を設け、走行車体(1)の上側に穀稈を脱穀して選別する脱穀装置(4)を設け、該脱穀装置(4)の後側に脱穀後の排藁を切断処理する排藁切断装置(7)を設け、脱穀装置(4)の横側には選別された穀粒を穀粒袋に袋詰めするホッパー(9)を設けたコンバインにおいて、前記走行車体(1)におけるホッパー(9)の下方の部位に、該ホッパー(9)から排出される穀粒を穀粒袋に充填する際にこの穀粒袋を載置する荷台(13)を設け、走行車体(1)の外側部には、前記荷台(13)の外側位置から排藁切断装置(7)の外側位置にわたる折畳み収納可能な補助荷台(14)を設けたことを特徴とするコンバイン。
【請求項2】
前記荷台(13)及び補助荷台(14)を、走行車体(1)における走行装置(2)の接地中心(C)よりも後方の部位に配置したことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記排藁切断装置(7)と補助荷台(14)の後端部との間の部位に、該排藁切断装置(7)の後端部を回動自在に支持する上下方向の回動支点軸(17)を配置したことを特長とする請求項1又は請求項2記載のコンバイン。
【請求項4】
前記ホッパー(9)の下部に穀粒排出用の排出筒(10)を設け、該排出筒(10)の前後両側に走行車体(1)の内側から外側へ延出する袋支持杆(12)を配置し、該袋支持杆(12)における排出筒(10)に近接する部位よりも先端側の部位を走行車体(1)の外側後方へ向けて屈曲させたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のコンバイン。
【請求項5】
前記ホッパー(9)の前側にエンジン(E)を備えたエンジンルーム(22a)を設け、該エンジンルーム(22a)の外側部に、エンジン(E)側に吸入される外気を濾過する濾過体(25a)を備えた濾過枠25を設け、該濾過枠(25)の後部をエンジンルーム(22a)よりも後方へ張り出させたことを特徴とする請求項4記載のコンバイン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公開番号】特開2012−95540(P2012−95540A)
【公開日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−243248(P2010−243248)
【出願日】平成22年10月29日(2010.10.29)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】