説明

サテライト型知的個別学習システム

【課題】 従来のカリキュラム利用の学習は、ひとつの完成された教材として、作成者が意図したシナリオの範囲内の効果しか期待できなく、複数受講すると重複する教育内容の存在ケースが多く、時間のムダや受講料の二重払いとなり受講者にとって負担は大きい。
【解決手段】 教素材データを提供するセンター側システムと、前記センター側システムからネットワークを介して接続され、且つ、前記教素材データの提供を受ける複数のクライアント側システムとから成り、学習者個々のオリジナルカリキュラム学習が容易に行なえることを特徴とするサテライト型知的個別学習システム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、学習履歴及び学習目標を分析し、学習者の目標の提示し、個別の電子教材コンテンツを提供する教育支援システム及び方法、並びにコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
コンピュータを利用した教育支援システム(CAI:Computer Aided Instruction System)として、教材に関する情報を記憶したデータベースへアクセスし、構内LAN(ローカルエリアネットワーク:Local Area Network)及びインターネット等のコンピュータネットワークを介し該当の情報を所定の順序に従い学習者側端末に出力し、効率良い学習を行うシステムは公知であり、義務教育を含む教育機関、教育団体、資格試験主催団体、企業の教育部門などの様々な教育機関でも電子化された教材を提供する教育支援システムを介した教育が普及している。
【0003】
これらの教育支援システムの教材は、教育効率の良い優れた教材でも、教育の目的に応じて企画・作成されたものである。また、教育者側の一方的な論理で、教材が提供され、必要な教育を予め決められた時間内で消化していき、学習者の学習ペースや理解度は、当然無視されてしまっている。それだけに、画一的であり、学習者の学習意欲が削がれてしまい、長続きしないケースが多い。
【0004】
その対策としては、学習者毎の個別対応があるが、個別対応については、教育指導者が相談し決定していくなど手間のかかる問題がある。更に、運用している教育支援システム内の教材だけの利用にとどまる為、現実には、学習者の進度、理解度に応じ学習者毎に様々な教材の部分部分を自由に組み合わせていくこともなかなか難しい。
【0005】
現在、コンピュータを利用した業務のスキルアップは、個人及び企業にとって急務である。その業務で必要に迫られた学習においては、予め決められたコース全てを学習するには現実的でなく、最低限必要な知識だけを短期間に習得し、業務に生かせていく必要性が生じている。与えられていく教材ではなく、自己責任で選んだ教材を利用し、学習することも必要であると考えられ、教育者の視点ではなく、学習者側の視点での仕組みが当然必要である。その部分では、学習内容の深度を考慮した教材も、学習者の選択肢の中にあると考えられる。
【0006】
電子教材を利用していく学習には、様々な形態があり、講義内容を録画したものを観ながら学習していくものや、ホームページを利用した学習がある。ホームページ利用の学習では、ツリー構造に記述された電子項目から様々なページへ自由に移動し、目的の学習を行なっていく。これは、従来の市販本や教科書を電子画像化したテキスト情報で学習していく手法と同等であるが、この学習手法を更に進化させ、理解し易いように部分部分をアニメーション画像として組み込んでいるものもある。
【0007】
そして、紙芝居のように電子教材を順次提示しつつ、時々習熟度をチェックする為の演習問題等を挟み込み、その習熟度を判断した結果に該当する電子項目の教材を決定し、経路を変更し提示していく手法もある。これらの全ては、教育目的であるシナリオ通りに提示されていく。その為、あらゆるケースに対応した論理の組み込みをシナリオの中に取り入れるのは、多大な労力を要するとともに、ほぼ固定的であるだけに非現実的であり、柔軟性に欠けると言える。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来の教育は、教師と生徒という関係を尊重し、教育の根底に流れているのは、全て指導という考え方で形成していると言っても過言ではない。その為、やる気の無い学習者を活性化できるような仕組みだけに着目しているように考えられる。その為、誰でも理解できる仕組みということを基準にすることで、非常に理解しやすい教材だけを、時間をかけて教えていく。
【0009】
これが現状であり、低レベルに照準を合わせた教育手法でもあり、真に学習したいと望む者にとっては、苦痛を感じてしまう。確かに、誰にでも経験はあり得る理解しにくい部分は存在する。しかし、その部分は決して共通ではないのである。
【0010】
当然、分かりにくいところは、丁寧に分かりやすく説明し時間をかけていく必要がある。しかし、容易に理解できるものにとっては、ムダな時間を消費しなけれはならなく、全てを分かり易い構成で学習していくことも耐えられない問題が生じる。
【0011】
その為、学習者自らが最適と感じつつ学習できる様に、説明レベルを自由に変更できる教材が最適だと感じる瞬間だと思える。対面授業である場合は、教師に対しもっと噛み砕いた説明をと要求する。その要求のタイミングを、個別学習の途中で自由に変更できる必要を感じ、ここに本発明の原点があり、学習者の立場になった学習者主体であり、より個別教育に近づけなければならないと感じる。
【0012】
コース学習においては、以下の問題点が存在する。
▲1▼コース学習では、作成者が意図した目的範囲内の効果しか期待できない。
▲2▼コース学習は、複数受講すると重複する教育内容の存在するケースがある。
また、重複受講は、時間のムダや受講料の二重払いとなり負担が大きい。
▲3▼従来のコース学習では、あらすじに該当する概要学習には不向きである。
▲4▼固定の教材では、限られた時間内で目的の学習を達成させるには難しい。
時間短縮を考慮したスピード学習可能な教材を望まれるが、学習者による制限された時間内の学習コースは、存在しない。また、時間制限による学習習得の深度を調節する手段は個人の力量による。
▲5▼固定的な教材は、すべての学習者を満足させられることはない。
▲6▼学習者による自由な選択ができる学習コースは無い。
▲7▼受講する学習者側の視点ではなく、教育提供者側の視点での学習が主である。
【0013】
更に、サテライトとして考えているのは、街の教室や企業を想定している為であるが、学習は必要な時必要な学習ができる環境でなくてはならない。その例えのひとつとして、企業内において業務を遂行しながら必要とする情報を学習しつつ目的へ邁進して行くケースは少なくない。
【0014】
業務の設計という工程の中で、熟練技術者が目的の作成物を作り上げていく過程のプロセス及びその行動パターンを例に考えていくと、技術者は全て新しいものにチャレンジしていくのではなく、まず普遍的モデルという形の設計技術を参考にしていく傾向にある。これは長年の設計経験から普遍的モデルを常に蓄えていき、それらを常に手元に置いておき参考にしていくことである。
【0015】
そして、設計対象を参考モデルの特性に合わせながら調整作業を繰り返していき、実行型モデルへと精度を上げるように練り上げていくのがおおまかな流れである。この作業が実際の設計作業であると言っても決して過言ではない。
【0016】
熟練技術者だけではなく人がものを作り上げていくひとつの工程・過程での行動パターンと同じであると考えられ、人の行動においては、この様に参考になるサンプルをたくさん欲しがる傾向がある。
【0017】
そして、人はそれらをひとつひとつ吟味しながら想像し創造していく。技術者においての「モデル的設計技術」である様々なモデルパターンである参考例に該当するものを、データベース化して持つことに意味があるとも考える。
【課題を解決するための手段】
【0018】
参考例である普遍的モデルは、企業の生命線となり得るものであり、これらを外部へオープンにしていく企業は皆無と考えられる。
【0019】
しかし、この普遍的モデルとを融合した教育や学習は、企業として当然必要であり、普遍的モデルを再利用していくことが企業の活性化に繋がる。また、この融合化を実行する為には、クローズ化されたサテライト型で無ければならない。
【0020】
サテライト型とすることで、ネットを中心としたオープンな傾向に逆行しているように感じられるが、クローズ化することで、これまでシステム化できなかった部分を本発明によって、新たなシステムの構築も容易に成り、企業の普遍的モデルを外部に流れないようにするクローズ化にも対応が取れるようになる。
【0021】
全てをクローズした環境を設定しているのではなく、クライアント側サーバーをインターネットに接続したまま、遠隔地のパソコンで利用することは、クライアント側サーバを管理する側の自己責任である。この様に本発明は、企業内で業務を行ないながら受講することで大きな課題をクリアしている。
【0022】
また、受講者にとってサンプル課題を利用していく場合は、様々な例題となるサンプル教材を用意しておかなければならないのは当然だと考える。簡単な課題を行ない習熟の練習を促し修練の場とするケースを、全ての学習者が望むものではない。その為には、学習がいつでも自由に設定を変更し学習できることが望ましい。
【0023】
繰り返し学習で受講内容を習得させていく方法がよいと考えるのは、教える立場であり、限られた時間での学習は、学習者にとって負担に感じるだけである。すなわち、受講者個々の考えはサンプル課題の必要・不必要を選択できるようにすることも当然な要求であり、習熟の訓練は学習者個々の自己管理にて行なうべきである。
【0024】
この様に、個々の受講要望は、教育内容も個人の目的よって千差万別であり、そのひとつに、受講内容に対し習熟や確認を必要としないケースもある。
【0025】
ただ概要だけをサラリと知りたい・理解したいということも学習者の選択による。すなわち、その学習内容の知りたい・理解したいレベルの深さや浅さに対しても同様に選択できなければならない。この様に個人の考え方を尊重する手段が必要と考える。
【0026】
項目として列挙すると以下の項目課題となる。
▲1▼教材を細かく分解する事で教材の再利用を含め最大限に生かせていく。
▲2▼学習者のスキルや知識を学習者個人の学習履歴情報として登録し、学習者の希望である学習目標や学習要望を管理する。
▲3▼学習者毎にオリジナル学習プランを作成することで細かな対応を取る。
学習者の知りたい部分だけを的確に素早く習得できる学習プランの提案をし、学習者を最低限必要とする部分に特化し、最低限必要となる不足教素材を補い、最適な経路を考慮した学習プランを作成する。
▲4▼学習の様々な要望に対し明確な誘導をする。
▲5▼学習者自らが意図する学習カリキュラムを流動的に設定できる。
▲6▼興味の深さによって学習内容の深度を自由に選択できる。
▲7▼学習プラン内に学習ステータスを持つことで学習状況を逐一管理する。
▲8▼統一した機能コードを持つことで、比較学習を容易にする。
▲9▼容易に教素材データのひとつひとつを進化させることを可能にする。
【発明の効果】
【0027】
教材を細かく分解する事で教材の再利用を含め最大限に生かせられ、学習者の意図する目的に応じた学習方法が容易に可能と成り、更に以下の効果がある。
【0028】
▲1▼学習者の目標設定をもとに適切且つ最短な学習プランを作成することで、学習者の様々な要求に対し容易に対応でき、学習の目的遂行をスピードアップできる。
▲2▼細分化された教素材は、再利用の自由度が大幅にアップでき、学習者の意図する目的に応じた学習方法が容易に可能となる。
▲3▼学習にとって不要とする教素材を明確にし、必要と考えられる教素材の追加ができることで、従来の学習より発展的に逸脱した自由な学習が可能となる。
▲4▼学習者の様々な要求に容易に応え、状況に応じ、あらすじに該当する概要学習も、機能コードに対応した情報比較による比較学習なども可能である。
【0029】
▲5▼学習目標や学習要望から最適で且つ最短な学習プランの提案ができ、学習内容の深度を自由に選択できることや、基礎が無く初めて学習する高度な学習も可能と成り、学習目標である知識情報をピンポイントで選択学習できる。
▲6▼各項目を細分化する為、様々なデータベースとの融合による再利用が可能。
▲7▼教育提供者側の視点ではなく、受講する学習者側の視点での学習ができる。
【実施例】
【0030】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、教育支援システムの環境を表すシステム構成図であり、図1において、10はシステムの運用者が管理するセンター側システムのハード構成であり、11システムサーバと12システム制御端末の構成からなる。図1の13は、インターネットを含む専用回線などを含むネットワークであり、10センター側システムと20・14・15・16の各クライアント側システムとを接続する手段である。
【0031】
図1の20・14・15は、学習者が学習を行なう各々のクライアント側システムを表す。図1の20は、教室内のクライアント側システムのハード構成であり、26の構内LANで接続された21教室内構内サーバ、22構内管理端末、23・24・25の各学習端末より構成する。
【0032】
図2は、教素材データの登録・更新の流れを表している図であり、30教素材データは、10センター側システム内における12システム制御端末から入力を行なうことで、データの妥当性や項目前提情報と教素材項目との関係である過不足状況の検査を行なう。検査に合格すると、11システムサーバの32教素材データベースに登録する。30教素材データの変更データも同様な流れで32教素材データベースを更新する。
【0033】
32教素材データベースに登録及び更新された情報は、通信手段である27の流れで各クライアント側へ通知伝達する。27で通知された情報をもとに、クライアント側の判断にて必要な情報の送信要求を、通信手段である28にてシステム側へ送信する。
【0034】
28の送信要求を受けて10システム側システムは、27の通信手段で送信要求のあった該当の30教素材データを20クライアント側システムへ送信する。27の通信手段で受け取った30教素材データは、21教室内構内サーバに接続された33教素材データベースへ登録及び更新を行ない記憶管理する。
【0035】
クライアント側にある33教素材データベースの教素材データは、システム側から送信された30教素材データだけでなく、クライアント側で独自に作成した31教素材データも登録・更新及び削除ができる。
【0036】
クライアント側の独自教材である31教素材データの登録及び更新は、22構内管理端末から入力され、システム側と同様にデータの妥当性や項目前提情報と教素材項目との関係である過不足状況の検査を行なう。検査に合格すると、21教室内構内サーバの33教素材データベースに登録及び更新し記憶管理する。22構内管理端末は、教素材データの追加・変更・削除の管理制御を行なう。
【0037】
教室内独自の教素材データを自由に追加することで、システムサーバより受信した教素材データと融合し更にオリジナルな学習プランを提案し提供できる機能を有することに成り、想像し創造していく為の普遍的モデルとの融合が可能となることは技術進歩におおいに貢献できる。
【0038】
図3は、学習者が学習する環境及び設定を表し、学習者は、学習を行なう前提として自らの学習目標や学習要望を設定する必要があり、学習者は、23学習端末にて34学習目標や学習要望の入力及び選択を行い、更に35学習者の属性情報や学習に伴い、表示等の制御を行なう学習設定を対話式に入力及び選択設定を行なう。34学習目標や学習要望及び35属性情報や学習設定を含め40学習者情報とし、21教室内構内サーバにある37学習者情報のデータベースに記憶保管する。また、35属性情報や学習設定から、学習履歴と考えられる部分を21教室内構内サーバにある39学習履歴に記憶保管する。
【0039】
23学習端末では、学習者の学習者情報を表示し、学習者情報の追加・変更・削除及び確認ができ、教素材データを表示及び制御を行なう処理手段を23学習者端末に実現させる。
【0040】
21教室内構内サーバは、学習者の学習目標や学習要望に基づいた学習プランを作成し、23学習端末へ36学習プランとして送信する。
21教室内構内サーバで作られた学習プランは、38学習プランのデータベースに記憶保管する。
【0041】
学習者は、23学習端末にて学習者個々の開始の操作によって、既に作成済みの36学習プランを21教室内構内サーバより受信し、36学習プランの中に含まれる33クライアント側の教素材データベースから図4の58教素材データを受け取り、図4の58教素材データを順次表示することによって学習を進めていく。
【0042】
学習者は、36学習プランを利用し学習効果をあげ、23学習端末で学習結果である学習履歴を、21教室内構内サーバへ送信し39学習履歴を更新し記憶保管する。学習履歴について最初の学習は、学習者自ら自己申告した39学習履歴を基準とするが、日々の学習後は、過去の39学習履歴に、学習結果の学習履歴を追加更新し記憶する。
【0043】
34学習目標や学習要望の入力解析手段は、予め保持した複数の質問構文パターンである60目標構成情報とリンクしている情報を、学習者に提示し選択させるが、それらに一致しない34学習目標や学習要望の場合は、文字入力で34学習目標や学習要望を指定する。更に、入力されたものをキーワードとして、図5の64各項目構成情報の中にある備考のテキスト情報を検査することで一致情報を検出し、学習プランとする。テキスト情報は、連想発想による情報を各々に対応づけした目的情報と該当するキーワードとを比較する。また、どうしても一致しない入力に対しては、エラーとするが、それらの情報も何れはシステムへフィードバックするために、要望情報として37学習者情報に記憶保管する。
【0044】
36学習プランは、学習者の34学習目標がもとに成り、学習者個々のオリジナル学習となる36学習プランの提示を行ない、学習の目的遂行をスピードアップする手段とし、最適な経路を考慮したものである。基礎となる図4の56教素材項目を受講していない場合は、学習基礎となる図4の56教素材項目の最低限必要となる図4の56教素材項目を補うとともに適切且つ最短に特化する。36学習プランは、複数作成でき、複数の36学習プランを同時進行での学習も可能であり、学習者の好み・性格・探求心などによって、学習深度を自由に制御できる。
【0045】
図4は、教素材データを表し、50コースは、ひとつの教材をひとくくりしたもの、又はひとつの教育コースを表現し、その50コースの詳細は、51複数章から構成している。51複数章の中のひとつである52章は、53複数節から構成する。53複数節の中のひとつである54節は、55複数項目から構成する。55複数項目の中のひとつである56教素材項目を、更に細分化すると、57教素材データの集合体となる。57教素材データの集合体のひとつが、58教素材データである。
【0046】
56教素材項目は、学習教材を再利用可能な部品にする為に、機能別に分類した58教素材データを持つ。機能は、▲1▼概要説明・▲2▼詳細説明・▲3▼用語・▲4▼使用・応用例・▲5▼参考・関連情報・▲6▼操作関連・▲7▼言語・▲8▼用途・▲9▼備考・▲10▼その他の情報に分割したコンテンツ項目となる。
【0047】
58教素材データの機能項目に対し、更に内容を噛み砕くような表現に該当する深度を考慮したものにし、更に、同様な内容の58教素材データの類似部分を持つことで、表現タイプである音声・テキスト・アニメーション・録画画像などの類似コンテンツで分類作成したものから構成する。
【0048】
図5は、教素材データベースの中の制御関係情報を表している。
60目標構成情報は、学習者の学習目標や学習要望の選択対象となる情報であり、これらの情報が、対話となる基礎情報となる。
【0049】
60目標構成情報は、61コース構成情報・62章構成情報・63節構成情報及び64項目構成情報の何れかひとつにリンクされている。それらの情報をたどりながら関係基礎情報を収集し、該当情報を学習プランへ追加する。
【0050】
60目標構成情報が、61コース構成情報へリンクされている場合は、コース情報として準備されている教材の集合体であり、コースとして学習者へ提示する。60目標構成情報が、62章構成情報や63節構成情報へリンクされている場合は、章や節として教素材項目の集合体として、部分だけの教材情報として学習者へ提示する。
【0051】
60目標構成情報が、64項目構成情報へリンクされている場合は、ひとつの教素材項目の教材であり、部分だけを教材として対象となる。61コース構成情報は、複数の62章構成情報をリンクすることで、その下にリンクした教素材項目全てが教材として対象となる。
【0052】
62章構成情報は、複数の63節構成情報をリンクし、独自でもひとつの教材情報の集合体と成り、その下にリンクした教素材項目全てが教材として対象となる。
63節構成情報は、複数の64項目構成情報をリンクし、独自でもひとつの教材情報の集合体と成り、その下にリンクした教素材項目全てが教材として対象となる。
【0053】
64項目構成情報は、ひとつの対象教材であり、この教素材項目が最下位の管理情報として管理され、また、図4の56ひとつの教素材項目に該当する。
64項目構成情報の詳細は、ひとつの教素材項目に含まれる教素材の構成を情報として持つものである。
【0054】
65教素材項目の前提情報は、該当教素材項目を学習するに当たり必要と考えられる情報を管理している。最低限必要となる情報はこの情報を逆にたどりながら関連する項目情報を逐次収集する。収集された項目情報は、学習者個々で持つ図3の36学習プランの項目情報に付与する。
【0055】
学習毎に学習者の後学の為に、図3の36学習プランにある教素材項目中の学習ステータスを履歴とし更新し、それぞれに共通の教素材項目を管理する学習ステータスについても一元管理するが、学習履歴を参照しながら、各々の教素材項目毎に学習ステータスを付与する。自己申告による学習ステータスは、教素材項目単位に設定するが、学習結果による更新は、教素材データの機能単位になる。
【0056】
図6は、学習計画テーブルと教素材データとの関係を表している。
70学習計画テーブルは、学習プランを記憶し、71学習目標・学習要望情報から77項目情報までの構成から成り、この情報を制御情報として、学習を進めていく為に、学習プランを、70学習計画テーブルに取り込み操作及び表示の制御を行なう。学習プランを記憶した70学習計画テーブルは、学習者端末に作成され、学習の教素材データを表示する。
【0057】
71学習目標・学習要望情報は、入力選択された情報と、検索した結果に関する情報を持つ。72フレーム情報は、71学習目標・学習要望情報の情報で選択された情報を管理する。72フレーム情報は、学習目的などから絞り込まれた中から個々の学習者が選択し、該当の表示フレームを複数保持することで、学習中に自由に変更できる為に、70学習計画テーブル内に持つ。
【0058】
表示フレームには、3種類の表示方法があり、通常表示フレーム・自動表示フレーム及び比較表示フレームがある。この表示フレームは、学習要望別に該当の表示スタイルを持ち、▲1▼概要説明・▲2▼用語・▲3▼使用・応用例・▲4▼参考・関連情報・▲5▼操作関連・▲6▼言語・▲7▼用途などを表示フレームで定義された表示位置に表示し、表示する教素材データ・表示位置や表示タイミングなどの規定を持つ。
【0059】
通常表示フレームでは、教素材項目単位の学習ステータスに関わらず学習者の意図した選択にて、再学習が可能である。
【0060】
自動表示は、選択された教素材データをファイルの終了の検出したタイミングで次の教素材データの表示を行なう機能であり、自動表示フレームを選択した場合に、有効となる。自動表示フレームでは、学習ステータスを判断情報として自動制御表示を行なう。
【0061】
判断となる学習ステータスの情報は、学習者が学習要望として選択するものであり、比較表示フレームは、比較情報を持ち、プログラム言語などの学習を容易にする。
【0062】
比較表示フレームは、習得済み知識と目的とする学習知識の比較学習を容易にする手段を持ち、比較情報は、比較学習が可能な統一した機能コードとの比較である。対象となる機能コード及び識別する76比較機能情報を70学習計画テーブル内に持ち、テキスト情報の違いを反転表示などすることで強調を行ない、更に連想されるものを表示させていく。プログラム学習では、リファレンス毎の確認比較が容易になる。
【0063】
73学習深度・レベル情報は、学習者選択した学習深度であり、教素材データのレベル情報を管理する。学習に対する深度に対応し学習目標や学習要望の入力時に選択するが、レベル情報は、学習中にも自由に変更ができ、学習後は最終的な情報として、次回の学習の開始レベル情報となる。
【0064】
74類似制御情報は、同一の教素材データを管理するものであり、この類似の教素材データも学習中に自由に変更ができ、学習後は最終的な情報として、次回の学習の開始類似情報となる。
【0065】
75表示制御情報は、自動表示フレームでの教素材データの表示を制御する情報を管理する。76の比較機能情報は、比較表示フレームでの教素材データの表示を制御する情報を管理する。
【0066】
77項目情報は、学習プランにおける対象の教素材項目全てを管理し、70学習計画テーブルに対する教素材項目は、教素材項目単位の80教素材テーブルとリンクする。
【0067】
78項目情報と79項目情報は、77項目情報と同様なデータの動きをする。
78項目情報と81教素材テーブルが対応し、79項目情報と80教素材テーブルが対応する。
【0068】
80教素材テーブルは、表示フレームで制限される全ての表示対象となる教素材データを管理し、77の項目情報単位に教素材データを制御する情報を記憶する教素材テーブルとをリンクし、教素材テーブルをもとに教素材データを表示していく。
81教素材テーブルと82教素材テーブルは、80教素材テーブルと同様な動きをする。
【産業上の利用可能性】
【0069】
コンピュータを利用した業務のスキルアップは、個人及び企業にとって急務であり、本発明によれば業務を行いながら最低限必要な知識だけを短期間に習得し、速やかに業務に生かせていける。
【0070】
学習することも教育者の視点ではなく、学習者側の視点での仕組みが当然必要であり、その部分においては、学習内容の深度を考慮した学習も必要である。本発明によれば技術に関する知的教育学習には最適なである。
【0071】
また、ソフトウエアのプログラミングの学習は、業務の短い工程の中では短期間で技術習得する必要があり、比較学習が容易に可能となる為、プログラム言語学習には、最適である。
様々な教育の中で、ひとつの項目から波及的に且つ自由に学習ができることができ、資格習得の為の複合的な教育学習にも最適である。
【0072】
企業内での運用であれば普遍的モデルという形の技術を参考に、総合教育の複合的な視点での企業内教育が可能に成り、且つ業務での参考例となるなど、様々な波及頻度の高い発明と言える。
【図面の簡単な説明】
【0073】
【図1】 教育支援システムの環境を表すシステム構成図
【図2】 教素材データの登録・更新の流れを表している図
【図3】 学習者が学習する環境及び設定を表している図
【図4】 教素材データの構成を表している図
【図5】 教素材データベースの中の制御関係情報を表している図
【図6】 学習計画テーブルと教素材データとの関係を表している図
【符号の説明】
【0074】
10 センタ側システム
11 システムサーバ
12 システム制御端末
13 ネットワーク(インターネットを含む)
14 クライアント側システム
15 クライアント側システム
16 クライアント側システム
20 クライアント側システム
21 教室内構内サーバ
22 構内管理端末
23 学習端末
24 学習端末
25 学習端末
26 構内LAN
27 システム側からの通信情報
28 クライアント側からの通信情報
30 システム側で管理する教素材データ
31 クライアント側独自の教素材データ
32 システム側の教素材データベース
33 クライアント側の教素材データベース
34 学習者の学習目標や学習要望
35 学習者の学習設定や属性情報
36 学習プラン
37 学習者情報の記憶(学習目標・学習要望・学習設定・属性情報)
38 学習プランの記憶
39 学習履歴の記憶
40 学習者情報
50 コース
51 複数章
52 章
53 複数節
54 節
55 複数項目
56 教素材項目
57 教素材データの集合体
58 教素材データ
60 目標構成情報
61 コース構成情報
62 章構成情報
63 節構成情報
64 項目構成情報
65 項目前提情報
70 学習計画テーブル
71 学習目標・学習要望情報
72 フレーム情報
73 学習深度・レベル情報
74 類似制御情報
75 表示制御情報
76 比較機能情報
77 項目情報
78 項目情報
79 項目情報
80 教素材テーブル
81 教素材テーブル
82 教素材テーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
教素材データを提供するセンター側システムと、前記センター側システムからネットワークを介して接続され、且つ、前記教素材データの提供を受ける複数のクライアント側システムとから成り、前記センター側システムは、前記教素材データを記憶管理及び提供するシステムサーバとシステムを管理するシステム制御端末とから成り、前記クライアント側システムは、構内LANで接続され、前記システムサーバから前記教素材データの提供を受けて記憶する教室内構内サーバと、この教室内構内サーバから最適な前記教素材データの提供を受ける学習者端末と、教室内構内サーバを制御する構内管理端末とからなる知的個別学習であって、学習者個々のオリジナルカリキュラム学習が容易に行なえることを特徴とするサテライト型知的個別学習システム。
【請求項2】
請求項1に記載の前記システムサーバは、前記の教素材データを教素材データベースとして格納する記憶手段と、前記教室内構内サーバへ前記教素材データの登録・更新状況を通知情報として送信する送信手段と、前記クライアント側システムからの要求に該当する前記教素材データを前記のクライアント側システムへネットワークを介し送信する送信手段とから成り、前記のシステム制御端末は、前記システムサーバで記憶管理する前記教素材データの追加・変更・削除の管理制御を行なうことと、入力された前記教素材データに関する情報の整合性を検査する手段と、データの妥当性や項目前提情報と前記教素材項目との関係である過不足状況の検査を行なうことと、検査手段である教素材登録支援プログラムを備えることならびに、検査に合格した前記教素材データを前記システムサーバへ送信する送信手段とからなる請求項1記載のサテライト型知的個別学習システム。
【請求項3】
請求項1に記載の前記教室内構内サーバは、前記構内管理端末からの要求を受信する受信手段と、前記構内管理端末からの要求に基づく情報を送信する送信手段と、前記構内管理端末から受信した前記教素材データを格納する記憶手段と、前記システムサーバにある前記教素材データの情報を受信する受信手段と、前記システムサーバにある前記教素材データを要求する送信手段と、前記システムサーバから該当する前記教素材データを受信する受信手段と、前記システムサーバから受信した前記教素材データを格納する記憶手段と、教室内独自の前記教素材データを追加記憶する装置と、前記学習者端末から送信された学習者の学習目標や学習要望を受信する受信手段と、前記学習者端末からの学習目標や学習要望を格納する記憶手段と、学習者の前記学習目標や学習要望に基づいた学習プランを前記教素材データから作成する手段と、前記学習プランを格納する記憶手段と、前記学習プランを前記学習者端末に送信する送信手段と、前記学習者端末から要求のあった前記教素材データを送信する送信手段と、前記学習者端末へ前回までの学習履歴を送信する送信手段と、前記学習者端末から学習結果である前記学習履歴を受信する受信手段と、前記学習履歴を格納する記憶手段とからなる請求項1記載のサテライト型知的個別学習システム。
【請求項4】
請求項1に記載の前記構内管理端末は、前記クライアント側システムの構内LANに接続された前記教室内構内サーバと前記学習者端末を制御し、サテライト教室内で利用する前記教素材データの追加・変更・削除の管理制御を行ない、入力された前記教素材データに関する情報の整合性を検査するチェック手段と、検査に合格した前記教素材データを前記教室内構内サーバへ送信する送信手段と、前記学習目標や学習要望を含む学習者情報を管理入力する手段と、前記教室内構内サーバへ前記学習者情報の追加・変更・削除・確認の要求を送信する送信手段と、入力された前記教素材データに関する情報の整合性を検査する手段と、データの妥当性や項目前提情報と前記教素材項目との関係である過不足状況の検査を行ない、検査手段である教素材登録支援プログラムを備え、検査に合格した前記教素材データを前記教室内構内サーバへ送信する送信手段と、前記教室内構内サーバへ要求した結果である前記学習者情報を表示する手段とからなる請求項1記載のサテライト型知的個別学習システム。
【請求項5】
請求項1に記載の前記学習者端末は、学習者の前記学習目標や学習要望を入力する手段と、学習者の前記学習目標や学習要望を教室内構内サーバに送信する送信手段と、前記学習目標や学習要望の入力解析手段を保持し、入力を促す為に予め保持した複数の質問構文パターンを保持することと、前記質問構文パターンによる連想発想の情報を各々に対応づけした目的情報を保持し、前記目的情報を学習者個々の前記学習プランの基本情報とすることと、更に入力文字列よりキーワードを抽出し各項目構成情報の中にある備考のテキスト情報を検査することで一致情報を検出することと、前記学習履歴を参照しながら各々の前記教素材項目毎に学習ステータスを付与することと、前記教室内構内サーバから受信した前記学習プランを学習計画テーブルに記憶する手段と、受信した前記学習プランの提示を行なう処理手段と、前記学習計画テーブルを学習結果として前記教室内構内サーバへ送信する送信手段と、前記学習計画テーブルの教素材項目毎に学習結果となる前記学習ステータスを更新する手段と、前記学習計画テーブルから該当する前記教素材データの要求を送信する送信手段と、前記学習計画テーブルの中に含まれる項目情報から前記教素材データを決定する手段と、前記教室内構内サーバから前記教素材データを受信する受信手段と、受信した前記教素材データを教素材テーブルに記憶する手段と、前記学習計画テーブル及び前記教素材テーブルをもとに前記教素材データを表示する手段と、学習者自らが学習済みの知識を履歴として入力したものを前記学習履歴とすることと、前記学習履歴を前記教室内構内サーバへ送信する送信手段と、学習する為に前回までの前記学習履歴を受信する手段と、学習結果である前記学習履歴を前記教室内構内サーバへ送信する送信手段と、これらの手段を実現させるための学習端末支援プログラムを備えることからなる請求項1記載のサテライト型知的個別学習システム。
【請求項6】
教素材データは、学習教材を再利用可能な部品になるようにひとつの章や節の中の項目を細分化する為に、▲1▼概要説明・▲2▼詳細説明・▲3▼用語・▲4▼使用・応用例・▲5▼参考・関連情報・▲6▼操作関連・▲7▼言語・▲8▼用途・▲9▼備考・▲10▼その他の情報に分割した機能コード毎のコンテンツを持つことと、前記教素材データを更に音声・テキスト・アニメーション・録画画像などの類似コンテンツで作成したものを持つことと、更にそれらのコンテンツの内容を簡潔にする場合や冗長的に表現したコンテンツに分類作成したものを持つことと、前記教素材テーブルにて全ての表示対象となるもの管理することと、前記教室内独自の前記教素材データを自由に追加することで、前記システムサーバより受信した前記教素材データと融合し更にオリジナルな学習を提案し提供できる機能を有することを特徴とするサテライト型知的個別学習システム。
【請求項7】
学習者の前記学習目標や学習要望をもとに学習の目的遂行をスピードアップする手段となる適切且つ最短で最低限必要な部分の教素材項目を収集し、学習者個々の学習開始の操作によって前記教室内構内サーバより受信し、学習者が前記学習目標や学習要望による不足知識を検査し、不足知識を補完する為に最低限必要となる前記教素材項目を補い、最適な経路を考慮した前記教素材項目の順序を決定し、学習者個々のオリジナルカリキュラムとして利用し、一人の学習者において前記学習プランを複数作成でき、且つ複数の前記学習プランを同時進行で学習ができることを備える学習プランを有することを特徴とするサテライト型知的個別学習システム。
【請求項8】
請求項2記載の教素材データベースは、前記システムサーバ及び前記教室内構内サーバのそれぞれに存在し、前記システムサーバ側の前記教素材データベースは、前記教素材データを記憶管理することから成り、前記教室内構内サーバの前記教素材データベースは、前記教素材データを記憶管理することと、前記システムサーバ側の前記教素材データベースから必要と思われる教素材データを記憶保管することと、各教室でのオリジナルの前記教素材データを新たなものとして新規に追加できることと、各教室でのオリジナルの前記教素材データを変更及び削除できることを特徴とする請求項1記載のサテライト型知的個別学習システム。
【請求項9】
請求項1記載の前記教素材データの表示は、前記の学習プランに格納されている複数のフォーマットを規定した表示フレームを個々の学習者が選択することで特定することと、前記表示フレームで定義された表示位置に▲1▼概要説明・▲2▼用語・▲3▼使用・応用例・▲4▼参考・関連情報・▲5▼操作関連・▲6▼言語・▲7▼用途など前記機能コードに対応した該当する教素材データを表示することと、既に学習済みの前記教素材データの前記学習ステータスに関わらず学習者の意図した選択にて表示が可能なことと、学習者の好み・性格・探求心などによって前記教素材データの学習レベルを自由に選択できることと、前記教素材項目毎の教素材テーブルから前記教素材データを絞り込むことと、前記機能コードを識別し対象を絞り込むことと、前記教素材データの表示及び制御を行なう処理手段を前記学習者端末に実現させるための前記学習端末支援プログラムを備えることを特徴とする請求項1記載のサテライト型知的個別学習システム。
【請求項10】
請求項9記載の前記表示フレームは、目的別に該当の表示スタイルを持つことと、前記学習目標や学習要望により決定することと、表示する前記教素材データ及び表示位置や表示タイミングなどの規定を持つことと、表示フレームは、自動表示学習及び比較学習ができることと、前記比較学習が可能な統一した機能コードを持つことと、前記自動表示学習が可能な前記レベル情報にて前記教素材データを決定することと、比較情報を持つことでプログラム言語などの学習を容易にする為に習得済み知識と目的とする学習知識の比較学習を容易にする手段を持つことを特徴とする請求項1記載のサテライト型知的個別学習システム。
【請求項11】
請求項3記載の前記学習履歴は、学習者自らによる自己申告した前記学習履歴を最初の前記学習履歴とすることと、前記学習プランの教素材項目毎に更新することと、日々の学習後自己申告した前記学習履歴に前記教素材データを利用した学習結果を前記学習履歴に追加更新していくことを特徴とする請求項1記載のサテライト型知的個別学習システム。
【請求項12】
請求項5記載の前記学習ステータスは、前記学習計画テーブルの前記項目情報の中に持つことと、前記教素材データの表示制御を行なうことと、自己申告や学習結果で更新することと、同一学習者が複数の前記学習プランで学習した場合でも共通の前記教素材データに対する前記学習ステータスの更新を行なうことと、前記教素材項目単位にて更新記憶することを特徴とする請求項1記載のサテライト型知的個別学習システム。
【請求項13】
請求項10記載の前記レベル情報は、学習に対する深度に対応し前記の学習目標や学習要望の入力時に選択されることと、複数のレベルにて作成している前記教素材データを明確に決定することと、学習中にも自由に変更ができることを特徴とする請求項1記載のサテライト型知的個別学習システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−11335(P2006−11335A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−210835(P2004−210835)
【出願日】平成16年6月22日(2004.6.22)
【出願人】(504273977)
【Fターム(参考)】