説明

シャワーヘッド

【課題】止水後の水滴の滴下を簡便に抑制し、水切れを良好とすることのできるシャワーヘッドを提供すること。
【解決手段】散水板17の本体部3側に位置する裏面側に、吐水部6の吐水路における流水方向に関し上流側へ突出するリブが配設され、吐水部の吐水路において、流水方向に関し散水板の上流側でかつ散水板の近くにストレーナー25a、25bが配設されるとともに、流水方向に関しストレーナーの上流側にストレーナー押さえ27が配設され、ストレーナーは、リブとストレーナー押さえの間に挟持され、ストレーナーと散水板の間に水溜り用の隙間が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャワーヘッドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、止水後にシャワーヘッド内に残留した水が、水滴となって滴下するという問題があった。特に、吐水部に配設される散水板や吐水管路などの途中に配設されるストレーナーなどについて、それらに形成された孔の直径が小さい場合に発生しやすく、残留水が通過し、水切れをよくする工夫が検討されている。
【0003】
たとえば、下記特許文献1には、散水板の孔内部に酸化チタンなどを含有する光触媒性材料をコーティングし、シャワーヘッドの中に紫外線を照射する手段を配設することや、光触媒性材料を表面に形成した金属製の針金を編んでストレーナーを作製し、外部に紫外線照射手段を設置することが記載されている。紫外線の照射によって、散水板では孔内面が、また、ストレーナーでは線条が親水化し、水の接触角が非常に小さくなり、止水後、直ちに水は広がり、孔や網目から水が流出し、水切れが良好となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−76185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記散水板およびストレーナーでは、親水処理のために紫外線の照射が必要不可欠であり、紫外線の照射手段をシャワーヘッドの内部に組み込むか、外部に設置する必要がある。その結果、シャワーヘッドおよびその周辺の構造が複雑化したり、新たに設計しなおしたりする必要があるなど、水切れ向上が簡便に実現されるとはいいがたい。
【0006】
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、止水後の水滴の滴下を簡便に抑制し、水切れを良好とすることのできるシャワーヘッドを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の特徴を有している。
【0008】
第1の発明は、内部に流水路が形成された本体部と、本体部において流水方向に関し下流側に位置する下流端部に配設された、前記流水路と連通する吐水路を有する吐水部とを備え、吐水部における吐水路の出口に、複数の散水孔が表裏を貫通して形成された散水板が配設されたシャワーヘッドにおいて、散水板の本体部側に位置する裏面側に、吐水部の吐水路における流水方向に関し上流側へ突出するリブが配設され、吐水部の吐水路において、流水方向に関し散水板の上流側でかつ散水板の近くにストレーナーが配設されるとともに、流水方向に関しストレーナーの上流側にストレーナー押さえが配設され、ストレーナーは、前記リブとストレーナー押さえの間に挟持され、ストレーナーと散水板の間に水溜り用の隙間が形成されていることを特徴としている。
【0009】
第2の発明は、上記第1の発明の特徴において、散水板が疎水性材料から形成されているとともに、散水板の裏面が親水性を有していることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
上記第1の発明によれば、ストレーナーがストレーナー押さえによってリブとの間に挟持され、ストレーナーと散水板の間に水溜り用の隙間が形成されているので、散水板の裏面側に水溜り用の空間を確実に形成することができる。このため、止水後に吐水部の吐水路に残る水を水溜り用の隙間に十分に溜めて保持することができ、散水孔から水滴として滴下するのを抑制することができる。止水後の水滴の滴下の抑制は、簡便に実現され、水切れは良好となる。
【0011】
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、散水板が疎水性材料から形成されているとともに、散水板の裏面が親水性を有しているので、止水後に吐水部の吐水路に残る水を散水板の裏面全体に広げて保持することができる。散水板の裏面における表面張力が低減されており、吐水部の吐水路に残る水は、止水後、散水板の裏面全体に薄く層状または膜状に広がり、散水板の裏面側に保持される。また、広がった水は、散水孔から水滴として滴下するのがより抑制される。このため、止水後に吐水部の吐水路に残る水を水溜り用の隙間に確実に溜めて保持することができ、散水孔からの水滴の滴下がより十分に抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明のシャワーヘッドの第1実施形態を示した分解斜視図である。
【図2】図1に示したシャワーヘッドの斜視図である。
【図3】図1に示したシャワーヘッドの断面図および拡大断面図である。
【図4】本発明のシャワーヘッドの第2実施形態を示した分解斜視図である。
【図5】本発明のシャワーヘッドの第3実施形態を示した分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
上記のとおり、図1は、本発明のシャワーヘッドの第1実施形態を示した分解斜視図であり、図2は、図1に示したシャワーヘッドの斜視図である。また、図3は、図1に示したシャワーヘッドの断面図および拡大断面図である。
【0014】
第1実施形態において、シャワーヘッド1は、内部に流水路2が形成された中空な本体部3と、本体部3において図3図中に矢印で示した流水方向に関し、下流側に位置する下流端部4に配設された、流水路2と連通する吐水路5a、5bを有する吐水部6とを備えている。
【0015】
本体部3において流水方向に関し、上流側に位置する上流端部7は、給水管Aの端部と接続可能とされ、水道管を流れる水を、給水管Aを通じて流水路2に供給することができるようにしている。
【0016】
本体部3の下流端部4は、流水方向を水平方向から斜め下方に変えるように、斜め下方に延びている。このように斜め下方に延びる下流端部4は、吐水部6から噴出するシャワーを洗面化粧台などの前方に向かわせ、手洗いなどを容易に行うことができるように、また、ボウル面などにおける水の飛散を抑制することができるようにしている。
【0017】
また、本体部3の下流端部4には、吐水部6を本体部3に接続するための受け部8が配設されている。受け部8は略円筒状の形状を有し、下流端部4の内側にパッキンなどを介在させて嵌め込まれている。受け部8の外周部は、下流端部4の内周部から少し離間して配置され、受け部8の外周部と下流端部4の内周部の間に環状溝9が形成されている。
【0018】
受け部8において流水方向に関し、下流側に位置する下流端部には、流水方向に延びる略円筒状の吐水ソケット10が取り付けられ、吐水ソケット10は、本体部3の下流端部4から流水方向に突出している。吐水ソケット10の内側および外側に吐水部6が接続され、本体部3の下流端部4に吐水部6が配設されている。
【0019】
吐水部6は、吐水ソケット10の外周外側に配置される散水キャップ11と、吐水ソケット10の内側に取り付けられる吐水プラグ12とを有している。散水キャップ11は、ブッシュ13を介して本体部3の下流端部4に接続されている。
【0020】
ブッシュ13は、略円筒状の形状を有し、本体部3側の端部に肉薄状の脚部14を備えている。このようなブッシュ13は、脚部14が環状溝9に差し込まれて本体部3の下流端部4に取り付けられ、吐水ソケット10の外側に配置されている。また、ブッシュ13の外周部には、流水方向に関し、下流側に位置する下流端部において、外側から内側に向かって凹んだ環状溝15が形成されている。
【0021】
散水キャップ11は、キャップ状の形状を有し、円筒状の筒部16の一端部に円環状の散水板17が一体に配設されている。散水板17には、複数の散水孔18が表裏を貫通して形成されている。散水孔18は、円環状の散水板17と同心円状に3列として配列されている。散水キャップ11は、パッキン19をブッシュ13の環状溝15に嵌挿して、ブッシュ13の周りに回動自在に取り付けられ、吐水ソケット10の外周外側に配置されている。こうして、散水板17は、散水キャップ11の内部に位置する吐水路5aの出口に配設されている。
【0022】
なお、吐水路5aは、吐水ソケット10の内部を通じて本体部3の流水路2に連通している。
【0023】
また、散水板17には、本体部3の近い方に位置する裏面20側に、吐水路5aにおける流水方向に関し上流側へ突出するリブ23が複数配設されてもいる。リブ23は、円環状の散水板17の幅方向の略中央部に散水板17と同心円状に配置され、また、隣り合うリブ23間の間隔を一定としている。
【0024】
吐水プラグ12は、略円筒状の形状を有し、吐水ソケット10の内部に嵌入されて取り付けられている。吐水プラグ12の内部に位置する吐水路5bも、吐水ソケット10を通じて本体部3の流水路2に連通している。
【0025】
また、吐水プラグ12では、吐水路5bの出口側の端部に、外側に延在するフランジ部24が配設されている。吐水プラグ12を吐水ソケット10の内部へ嵌入することによって、フランジ部24は、散水板17において本体部3から遠い方に位置する表面21の内周縁部に当接し、散水キャップ11の抜け止めとして機能し、散水キャップ11は吐水ソケット10と接続される。
【0026】
なお、散水キャップ11には、筒部16の外周部に外側に突出するレバー22が配設されている。レバー22は、散水キャップ11の回動操作を容易とするものであり、吐水部6では、レバー22を操作しての散水キャップ11の回動によって吐水路5a、5bからの吐水の選択が可能とされている。すなわち、散水キャップ11の回動操作により、散水キャップ11に接続した吐水ソケット10が回動して流路が切り替えられると、水は、吐水プラグ12の内部に位置する吐水路5bから噴出し、シャワーヘッド1は、カランとしての吐水を実現する。一方、吐水ソケット10の回動にともない、吐水路5bと流水路2の連通が遮断されると、水は、吐水路5aを通って散水孔18から噴出し、シャワーが実現される。
【0027】
また、散水板17は、水をはじく疎水性材料から形成されている。本願で言及する疎水性材料には、材料それ自体が本来的に水に対する濡れ性の低い疎水性を有する場合と、疎水化のために添加剤などが配合され、材料全体において疎水性が発現される場合が含まれる。単にコーティングなどによって部分的に疎水性を付加した材料は、本願において疎水性材料には含まれない。このような疎水性材料については、金属、樹脂などの成形容易な材料から疎水性を考慮して適宜に選択することができる。疎水性材料では、水が付着すると、水滴が球状に形成される。
【0028】
一方、散水板17の裏面20は、親水性を有している。このため、散水板17の裏面20に接触する水は、水滴になりにくく、裏面20において層状または膜状に広がろうとする。散水板17の裏面20の親水性は、金属、樹脂などの本来的に疎水性を有する材料から形成されている散水板17の裏面20に対し親水処理を施すことによって実現することができる。親水処理には、たとえば、水との接触角が50°以下になる塗膜を形成することのできる塗料の塗布が簡便なものとして例示される。塗料については、アルカリシリケート類を含有する無機塗料、金属アルコキシド類を含有する無機塗料、有機無機複合化塗料、表面親水化塗料などを例示することができるが、特にこれらの塗料に限定されることはない。従来公知の各種の親水性塗料が適宜に選択可能である。
【0029】
このようなシャワーヘッド1では、散水キャップ11の内部に位置する吐水路5aにおいて、流水方向に関し散水板17の上流側でかつ散水板17の近くに2つのストレーナー25a、25bが、重ね合わせて配設されている。ストレーナー25a、25bは、円環状の形状を有する網状の部材であり、たとえば、径の細い線材を縦横に編んで形成した網目状の細孔26を有するものや、パンチングメタルなどのように表裏を貫通する細孔26が多数形成されたものなどが例示される。ストレーナー25aは、散水板17のより直近に配置され、ストレーナー25bは、ストレーナー25aの流水方向に関し上流側に重ね合わせて配置されている。
【0030】
なお、吐水路5aに配設することのできるストレーナーの枚数は2枚に限定されず、1枚または3枚以上の複数枚とすることもできる。
【0031】
また、シャワーヘッド1では、吐水路5aにおいて、流水方向に関しストレーナー25bの上流側にストレーナー押さえ27が配設されている。ストレーナー押さえ27も円環状の部材であり、ストレーナー25bの流水方向に関し上流側の面に接触可能とされ、ストレーナー25bに対向する側の面には円形状の溝28が形成されている。ストレーナー押さえ27は、吐水プラグ12の取付けにともなって、吐水路5aにおける流水方向の上流側の面がブッシュ13に接触し、下流側の面がストレーナー25bに接触する。このとき、ストレーナー25a、25bは相互に密着し、ストレーナー25aの流水方向に関し下流側の面がリブ23に接触する。したがって、ストレーナー25a、25bは、ストレーナー押さえ27によって、散水板17の裏面20側に形成されたリブ23とストレーナー押さえ27の間に挟持される。その結果、散水板17とストレーナー25aの間に、リブ23の高さに対応する水溜り用の隙間29が形成される。ストレーナー押さえ27には、吐水路5aにおける流水方向の下流側の面に溝28が形成されているため、ストレーナー25a、25bをリブ23側に押さえ付ける圧力が高くなっており、ストレーナー25a、25bをより効果的にリブ23に向けて押圧し、水溜り用の隙間29の形成を確実としている。
【0032】
リブ23が配設されない場合、ストレーナー25aは、吐水プラグ12の取付けにともなって、流水方向の下流側の面が散水板17の裏面20に接触し、ストレーナー25aと散水板17の間にはわずかに隙間が形成される。このわずかな隙間によって、止水後に吐水路5aに残る水を散水板17の裏面20側に保持することができる。そこで、シャワーヘッド1では、リブ23の配設によって、そのように水を保持することのできる隙間を大きくし、水を保持することのできる空間を水溜り用の隙間29によって拡大し、水滴の滴下の抑制に有効となる水溜りを水溜り用の隙間29に形成させることができる。
【0033】
このように、シャワーヘッド1では、ストレーナー25a、25bがストレーナー押さえ27によってリブ23との間に挟持され、ストレーナー25aと散水板17の間に水溜り用の隙間29が形成されているので、散水板17の裏面20側に水溜り用の空間を確実に形成することができる。このため、止水後に吐水部6の吐水路5aに残る水を水溜り用の隙間29に十分に溜めて保持することができ、散水孔18から水滴として滴下するのを抑制することができる。止水後の水滴の滴下の抑制は、簡便に実現され、水切れは良好となる。
【0034】
また、ストレーナー25a、25bの配設によって、水中に含まれるゴミなどを除去することができるとともに、散水板17と併せ、水流の調整がより良好となり、シャワーにより適した水流が得られる。
【0035】
さらに、散水板17が疎水性材料から形成されているとともに、散水板17の裏面20が親水性を有しているので、止水後に散水キャップ11の内部の吐水路5aに残る水を散水板17の裏面20に広げて保持することができる。散水板17の裏面20における表面張力が減少し、吐水路5aに残る水は、止水後、散水板17の裏面20全体に薄く層状または膜状に広がる。また、散水板17は疎水性材料から形成されているため、散水板17の裏面20に広がった水は、散水孔18側には広がりにくくなっており、散水板17の裏面20に薄い層状または膜状などに保持される。その結果、散水孔18から水滴として滴下するのがより十分に抑制され、水切れが良好となる。
【0036】
図4は、本発明のシャワーヘッドの第2実施形態を示した分解斜視図である。
【0037】
第2実施形態において、上記第1実施形態と共通する部分には同じ符号を付し、以下においてその説明を省略する。
【0038】
第2の実施形態では、図1に示した円環状の形状を有するストレーナー押さえ27が、ブッシュ13と一体に配設され、ブッシュ13の流水方向に関する下流側に配置されている。このように、ストレーナー押さえ27をブッシュ13と一体化することによって、ストレーナー25a、25bの挟持をより高めることができ、しかも、シャワーヘッド1の部品点数を少なくすることができ、また、部品の製造が容易となり、さらに、シャワーヘッド1の組立作業も容易となる。
【0039】
図5は、本発明のシャワーヘッドの第3実施形態を示した分解斜視図である。
【0040】
第3実施形態において、上記第1実施形態と共通する部分には同じ符号を付し、以下においてその説明を省略する。
【0041】
第3の実施形態では、ストレーナー押さえ27が、第2実施形態と同様にブッシュ13と一体に配設されている。また、ストレーナー押さえ27は、ストレーナー25a、25bをより局所的にリブ23に押圧してストレーナー25a、25bの挟持力を高めている。すなわち、ストレーナー押さえ27は、小割状に形成され、各部位27aが、相互に一定の間隔で配置され、ブッシュ13の流水方向に関し下流側に突出し、吐水ソケット10の外周外側に配置されている。このようなストレーナー押さえ27によって、シャワーヘッド1では、水溜り用の隙間29の形成をより確実にしている。
【0042】
なお、本発明のシャワーヘッドは、以上の実施形態に限定されることはない。本体部および吐水部の構成および構造をはじめ、本体部および吐水部を形成する各種の部材の形状、構造などについては各種の態様が可能である。また、上記説明では水の吐出のみについて記載したが、本発明のシャワーヘッドは、湯やその他の液体の吐出も可能であることはいうまでもない。
【符号の説明】
【0043】
1 シャワーヘッド
2 流水路
3 本体部
4 下流端部
5a、5b 吐水路
6 吐水部
17 散水板
18 散水孔
20 散水板の裏面
23 リブ
25a、25b ストレーナー
27 ストレーナー押さえ
29 水溜り用の隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に流水路が形成された本体部と、本体部において流水方向に関し下流側に位置する下流端部に配設された、前記流水路と連通する吐水路を有する吐水部とを備え、吐水部における吐水路の出口に、複数の散水孔が表裏を貫通して形成された散水板が配設されたシャワーヘッドにおいて、散水板の本体部側に位置する裏面側に、吐水部の吐水路における流水方向に関し上流側へ突出するリブが配設され、吐水部の吐水路において、流水方向に関し散水板の上流側でかつ散水板の近くにストレーナーが配設されるとともに、流水方向に関しストレーナーの上流側にストレーナー押さえが配設され、ストレーナーは、前記リブとストレーナー押さえの間に挟持され、ストレーナーと散水板の間に水溜り用の隙間が形成されていることを特徴とするシャワーヘッド。
【請求項2】
散水板が疎水性材料から形成されているとともに、散水板の裏面が親水性を有していることを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−67749(P2011−67749A)
【公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−220685(P2009−220685)
【出願日】平成21年9月25日(2009.9.25)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】