説明

ストリーミング受信装置及びストリーミング受信方法

【課題】無線LANを利用した場合でも予約時間に確実に映像ストリーミングを受信できるストリーミング受信装置及びストリーミング受信方法を提供する。
【解決手段】無線アクセスポイントを介してストリーミング配信サーバからストリーミングコンテンツを受信するストリーミング受信装置であって、ストリーミングコンテンツの録画予約を実行し、かつ装置の起動時間を算出する予約制御部と、算出された起動時間に、無線アクセスポイントとの接続を確立する接続確立部と、無線アクセスポイントに所定タイミングで接続確認コマンドを送信する通信維持部と、を備え、通信維持部は、接続確立部での接続確立完了時間から予約制御部での録画予約実行時間までの間、接続確認コマンドを送信する、ことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ストリーミング受信装置及びストリーミング受信方法に関し、更に詳しくは、無線LAN経由で映像や音声などのストリーミング配信サービスを受信することが可能なストリーミング受信装置及びストリーミング受信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、テレビや携帯情報端末などのコンシューマエレクトロニクス製品では、インターネットに接続する機能を標準的に装備し、映像配信サービスのYouTube(登録商標)や写真共有サービスのPicasa(登録商標)などのインターネットサービスを利用することが可能となってきている。また、従来は高画質の映像ストリーミングはDLNA(Digial Living Network Alliance)を利用して宅内IPネットワーク内でのみ利用されていたが、近年ではアクトビラビデオ(登録商標)やひかりTV(登録商標)など、インターネット経由での高画質の映像配信サービスが提供され始めている。
【0003】
また、無線LANの普及に伴い宅内IPネットワークを無線LANで構築することが容易となってきており、IEEE802.11nなどの無線LAN機能を搭載したインターネット接続できるテレビや携帯情報端末なども製品化されてきている。
【0004】
ひかりTV(登録商標)のような同報配信の高画質映像配信サービスが普及するに従い、ユーザは放送波によるテレビ視聴とインターネット経由でのテレビ視聴を区別なく利用するようになる。例えば、特許文献1では、映像配信サービスに対する予約視聴時の仕組みが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−295375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1記載の情報受信装置では、インターネット経由の映像ストリーミング配信を録画予約する場合、予約時間になると無線LANルータに接続し受信/録画を開始する。しかしながら、無線LANは電波状況に応じて接続に時間がかかるなど不安定な通信手段であるため、上記特許文献1記載の情報受信装置では想定した予約時間内に接続できない可能性があるという問題があった。
【0007】
また、上記問題を解決するために十分余裕をもって情報受信装置と無線LANルータとを接続したとしても、テレビが無線LANルータを経由して一定期間通信を行わなかった場合は無線LANルータ側からテレビとの接続を切断するような機能を持つ無線LANルータも存在するため、この機能によって切断される時間が予約視聴/録画開始直前であれば予約した時間に視聴/録画が開始できないという問題があった。
【0008】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、無線LANを利用した場合でも予約時間に確実に映像ストリーミングを受信できるストリーミング受信装置及びストリーミング受信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の無線アクセスポイントを介してストリーミング配信サーバからストリーミングコンテンツを受信するストリーミング受信装置は、ストリーミングコンテンツの録画予約を実行し、かつストリーミング受信装置の起動時間を算出する予約制御部と、算出された起動時間に、無線アクセスポイントとの接続を確立する接続確立部と、無線アクセスポイントに所定タイミングで接続確認コマンドを送信する通信維持部と、を備え、通信維持部は、接続確立部での接続確立完了時間から予約制御部での録画予約実行時間までの間、接続確認コマンドを送信する、ことを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、無線LAN経由でストリーミング配信サービスの視聴/録画予約を行った場合でも、予約時間に確実に視聴/録画を開始するための通信環境を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施の形態1に係るストリーミング配信システムの概略を示す図
【図2】同実施の形態に係るストリーミング受信装置の構成を示すブロック図
【図3】同実施の形態に係る視聴予約、録画予約で利用する電子番組表の一例を示す図
【図4】同実施の形態に係る通信路の確立処理を示すフローチャート
【図5】同実施の形態に係る無線LAN経由での通信路の確立処理を示すフローチャート
【図6】同実施の形態に係る起動時刻の設定処理を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
【0013】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるストリーミング配信システムの概略を示す図である。ストリーミング配信システムは、ストリーミング配信サーバ100、無線LANルータ101、ストリーミング受信装置102、ストリーミング受信装置103から構成される。なお、図1では2台のストリーミング受信装置を想定しているが、何台であってもよい。
【0014】
ストリーミング配信サーバ100は、例えばインターネット上のサーバとして稼動しており、ストリーミング受信装置102、ストリーミング受信装置103からの要求に応じ、映像や音声などをストリーミング配信する機能を提供する。無線LANルータ101は、例えばIEEE802.11規格で定められた無線規格に準拠した無線アクセスポイントとして稼動し、かつDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバやNAT(Network Address Translation)などの所謂ルータ機能を提供するものである。ストリーミング受信装置102、ストリーミング受信装置103は、無線LANルータ101経由でストリーミング配信サーバ100へ接続し、映像や音声などのストリーミングデータを受信し、画面表示や録画などを行う装置である。
【0015】
図2は、ストリーミング受信装置102の構成を示すブロック図である。ストリーミング受信装置102は、有線LAN接続部200、無線LAN接続部201、通信処理部202、ストリーミング受信処理部203、予約制御部204、起動制御部205、録画部206、ストリーミング転送処理部207、表示部208、ユーザ操作入力部209、通信維持部210、接続時間管理部211から構成される。
【0016】
有線LAN接続部200は、Ethernet(登録商標)などの物理的に接続されたケーブルを介して他機器とデータ通信する機能を提供する。無線LAN接続部201は、例えばIEEE802.11規格に準拠した無線通信を行う機能を提供する。
【0017】
通信処理部202は、有線LAN接続部200や無線LAN接続部201を利用して有線、無線での通信路の確立を制御する。具体的には、無線LANルータ101のDHCPサーバからIPアドレスを取得し、有線LAN接続部200や無線LAN接続部201へ設定する機能を提供する。また、無線LANルータ101へ接続する際に必要となる無線LANルータ101のネットワーク識別情報であるSSID(Service Set Identifier)や、認証方式、パスワードなどの情報も管理する。これらの情報はユーザ操作入力部209などにより、ストリーミング受信装置102へ予め設定されていることとし、設定方法については特に限定しない。
【0018】
ストリーミング受信処理部203は、通信処理部202が確立したネットワーク通信路を利用してストリーミング配信サーバ100へ接続し、ストリーミングデータを受信する。また、MPEG−2(Moving Picture Experts Group)やH.264の圧縮形式で伝送されたストリーミングデータのデコードを行い表示部208に出力する。また、録画を行う場合には受信したストリーミングデータを録画部206へ出力し、HDD(Hard Disk Drive)(図示せず)などに記録させる。なお、ストリーミングデータの取得には、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol)によってデータを分割して取得する方法などが考えられるが本実施の形態では特に限定しない。
【0019】
予約制御部204は、例えば図3に示す電子番組表300からユーザが予約視聴や録画を選択したストリーミングコンテンツ(例えば、番組B2)の開始時間を取得し、ストリーミング受信装置102を起動させる時間を計算し、起動制御部205へ設定する。起動制御部205は、予約制御部204から指定された時刻にストリーミング受信装置102を起動させる機能を提供する。
【0020】
録画部206は、ストリーミング受信処理部203から取得したストリーミングデータをHDDなどに記録する機能を提供する。ストリーミング受信装置102が記憶領域を持たず、ネットワーク上のNAS(Network Attached Storage)などに記録する場合には、録画部206はストリーミング転送処理部207へストリーミングデータを録画データとして出力し、NASなどに記録させる。
【0021】
ストリーミング転送処理部207は、録画部206がHDDなどの録画機能を持たない場合に、録画部206から録画データを取得し、通信処理部202、有線LAN接続部200、無線LAN接続部201を介してNASなどへ転送する機能を提供する。
【0022】
表示部208は、ディスプレイ等の表示装置であって、ストリーミング受信処理部203から入力された映像データを表示する。また、ユーザ操作入力部209から入力された指示に基づきメニュー等の画面表示を行う。ユーザ操作入力部209は、リモコン(図示せず)等から入力されるユーザの指示を、表示部208や予約制御部204へ通知する。
【0023】
通信維持部210は、無線LANルータ101などに対して定期的に通信を行う機能を提供する。接続時間管理部211は、通信処理部202が有線LAN接続部200や無線LAN接続部201を制御して通信路を確保するまでにかかった時間を計測し管理する。
【0024】
次に、図4乃至図6を参照して本実施の形態におけるストリーミング受信装置102の動作について説明する。
【0025】
まず図4を参照して、ストリーミング受信装置102がストリーミング配信サーバ100からストリーミングデータを受信するための通信路を確立する処理について説明する。
【0026】
通信処理部202は、ステップS401で通信に利用できる接続部(有線LAN接続部200か無線LAN接続部201のいずれか1つ)を判定する。もっとも一般的な例としては、ユーザがストリーミング受信装置102を初期設定した際に、通信に利用する接続部を予め登録しているためこれを元に判定する。判定の結果、通信に利用する接続部が無線LAN接続部201である場合にはステップS402へ進む。ステップS402の処理内容については後ほど図5を用いて詳述する。無線LAN接続部201が無線LANルータ101と接続完了したのちステップS403へ進む。ステップS403では、通信処理部202が無線LAN接続部201を介して無線LANルータ101と通信し、例えばDHCPにより無線LANルータ101からIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスを無線LAN接続部201へ設定する。この処理によりストリーミング受信装置102は、無線LANルータ101の先に接続されているストリーミング配信サーバ100と通信することが可能となる。
【0027】
通信維持部210は通信処理部202の状態を監視し、無線LAN接続部201を利用して通信可能な状態になったことを検出すると接続の維持処理を開始する。具体的には、ステップS404で予約時間になっているか否かを判定し、予約時間が経過していない場合にはステップS405にて無線LANルータ101へ接続確認コマンド(例えばpingコマンド)を定期的に送信する。これにより、ストリーミング受信装置102が通信していない期間に無線LANルータ101から切断されることを防止する。次にステップS406にて一定時間(例えば、10秒程度)、待ち時間を入れることで、連続して無線LANルータ101へ接続確認コマンドを送信することを防止する。待ち時間が経過したのち、再度ステップS404で予約時間が経過しているか否かを判定する。予約時間が経過していないと再度判定された場合の処理は上記の通りである。なおステップS406での待ち処理は、頻繁な通信による電力消費を低減するために実施するものであり、必ずしも必須の処理ではない。
【0028】
次に、ステップS401で利用する接続部が有線LAN接続部200であると判定された場合の処理について説明する。ステップS407にて、通信処理部202はステップS403の処理と同様に例えばDHCPにより無線LANルータ101からIPアドレスを取得し、有線LAN接続部200へ設定する。有線LAN接続では通信がない期間に無線LANルータ101側から切断されることはないため、予約時間まで待機状態に入る。
【0029】
最後に、ステップS409にて予約時間が経過した場合には有線LAN/無線LANでの接続形態に係らず、視聴もしくは録画を開始する。
【0030】
図5は、無線LANで通信を確立するための処理を示すフローチャートである。まず、接続時間管理部211は、ステップS501で接続開始の時刻を記憶し接続にかかる時間の計測を開始する。ステップS502で通信処理部202は、無線LAN接続部201で周囲の無線LANルータの検索を開始する。ステップS503にて、周囲の無線LANルータを検索した結果、通信処理部202が管理している無線LANルータ101のSSIDと一致する無線LANルータ101が発見できた場合は、ステップS506で無線LANルータ101への接続を試みる。発見できなかった場合には、ステップS504で予約開始時間が経過したか否か判定し、経過している場合にはステップS505でエラーログを記録後にステップS502から再度無線LANルータの検索を行う。
【0031】
一方、予約時間が経過していない場合にはエラーログは記録せず、ステップS502の無線LANルータの検索処理に進む。なお、ステップS505で記録するエラーログは録画結果としてユーザへ提示するために利用する。また、録画するストリーミングデータが終了するまで無線LANルータ101を発見できなかった場合、無線LANルータ101の電源が起動していない、若しくは故障している等が考えられるためその旨を記録し、エラー情報としてユーザへ提示し解析をユーザへ促すようにしてもよい。
【0032】
ステップS506では通信処理部202が管理しているSSIDと一致する無線LANルータ101に対して接続を試みる。無線LANルータ101への接続する際のプロトコル等の説明は本実施の形態では省略する。次にステップS507で接続が完了したか否かを判定し、タイムアウトなどが発生して接続に失敗した場合にはステップS504へ進み、再度、無線LANルータの検索処理から実施する。接続時間管理部211は接続が完了したことを検出した場合、ステップS508にてステップS501で開始した接続時間の計測を停止し、ステップS509で接続にかかった時間を記録する。ここで、無線LANルータ101の電源入れ忘れ等、明らかに接続するまでの時間が異常に長い値となっている場合などは、異常状態として計測時間を記録しない等してもよい。また、本実施の形態では計測終了をステップS508としているが、ステップS403のIPアドレスの取得までの時間を接続時間として計測してもよい。
【0033】
最後に図6を参照して、ユーザ操作入力部209から入力された指示に基づき予約制御する処理フローについて説明する。ユーザは視聴や録画予約をする場合、ストリーミング受信装置102の画面に電子番組表300を表示しリモコン等により予約したいストリーミングコンテンツ(ストリーミング番組)を選択する。ユーザ操作入力部209は、入力されたユーザが選択したストリーミング番組を予約制御部204へ通知する。予約制御部204は、ステップS601にて予約ストリーミング番組の開始日時を電子番組表から取得し、次に通信処理部202から現在の通信で利用している接続形態を取得する。ステップS602で接続形態が有線LANと判定された場合、ステップS603にてストリーミング番組の開始時間を起動時間として採用し、起動制御部205へ設定する。一方、接続形態が無線LANである場合には、ステップS604にて予約制御部204は接続時間管理部211から無線LANルータ101との接続時間のワースト値を取得し、ステップS605にて「予約ストリーミング番組の開始日時−ワースト値」で算出される時間を起動時間として採用し、起動制御部205へ設定する。これにより、ストリーミング受信装置102は、無線LAN経由で通信する場合には接続までの時間を十分確保した状態で起動することが可能となり、予約開始時間からストリーミングデータを確実に受信することが可能となる。
【0034】
なお、本実施例ではステップS405でpingを送信する相手を無線LANルータ101としたが、例えば録画データを転送する先のNASなどに送信してもよい。また、ステップS508で接続完了した時点で接続時間の計測を停止しているが、NASなどで録画する場合には、NASなどが起動して録画準備できる状態になるまでの時間を含めてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0035】
以上のように、本発明は、例えば電波状況に依存して接続しにくくなる無線LANを利用しストリーミング配信を予約受信する場合においても、ユーザの利用環境に応じた接続時間を計測することで十分な時間をもってストリーミング受信装置を予約起動することが可能となる。また、無通信の期間が長く続いた際に無線LANルータ側から切断されることを防止することで予約時間には確実に通信できる環境を準備することが可能となる。これらにより、予約視聴や予約録画においてストリーミングコンテンツの開始時間から確実に視聴もしくは録画することが可能となるためストリーミング受信装置等に有用である。
【符号の説明】
【0036】
100 ストリーミング配信サーバ
101 無線LANルータ
102、103 ストリーミング受信装置
200 有線LAN接続部
201 無線LAN接続部
202 通信処理部
203 ストリーミング受信処理部
204 予約制御部
205 起動制御部
206 録画部
207 ストリーミング転送処理部
208 表示部
209 ユーザ操作入力部
210 通信維持部
211 接続時間管理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線アクセスポイントを介してストリーミング配信サーバからストリーミングコンテンツを受信するストリーミング受信装置であって、
前記ストリーミングコンテンツの録画予約を実行し、かつ前記ストリーミング受信装置の起動時間を算出する予約制御部と、
算出された前記起動時間に、前記無線アクセスポイントとの接続を確立する接続確立部と、
前記無線アクセスポイントに所定タイミングで接続確認コマンドを送信する通信維持部と、を備え、
前記通信維持部は、前記接続確立部での接続確立完了時間から前記予約制御部での録画予約実行時間までの間、前記接続確認コマンドを送信する、ことを特徴とするストリーミング受信装置。
【請求項2】
接続確立時間のワースト値を設定する設定部と、を更に備え、
前記予約制御部は、前記ワースト値に基づいて前記起動時間を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載のストリーミング受信装置。
【請求項3】
無線アクセスポイントを介してストリーミング配信サーバからストリーミングコンテンツを受信するストリーミング受信装置におけるストリーミング受信方法であって、
前記ストリーミングコンテンツを録画予約するステップと、
前記ストリーミング受信装置に起動時間を算出するステップと、
算出した前記起動時間に、前記無線アクセスポイントとの接続を確立するステップと、
前記無線アクセスポイントに、接続確立完了時間から録画予約実行時間までの間、所定タイミングで接続確認コマンドを送信するステップと、
前記録画予約実行時間に前記ストリーミングコンテンツの録画を実行するステップと、
を有することを特徴とするストリーミング受信方法。
【請求項4】
接続確立時間のワースト値を設定するステップと、を更に有し、
前記起動時間を算出するステップは、前記ワースト値に基づいて前記起動時間を算出する、ことを特徴とする請求項3に記載のストリーミング受信方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−21585(P2013−21585A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−154543(P2011−154543)
【出願日】平成23年7月13日(2011.7.13)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】