説明

スラブをフライス削りするフライス盤

【課題】フライス処理の改良が可能である前記種類のフライス盤を前進させること
【解決手段】この発明は、フライス盤(1)が連続鋳造によって金属ストリップを製造する装置の構成部材であり、フライス盤(1)が機械基礎部材(4)を有し、その機械基礎部材上にスピンドル保持体(5)が配置されるか、或いは機械基礎部材からスピンドル保持体が形成され、このスピンドル保持体に少なくとも一つのフライス(6)を保持する少なくとも一つの軸受(7)が配置されていて、スラブ(3)の少なくとも一つの表面(2)をフライス削りするフライス盤(1)に関する。熱いスラブのフライスの際に改良された振動減衰を達成するために、機械基礎部材(4)が少なくとも部分的に或いは完全に若干の金属壁(8)から形成され、その金属壁がコンクリート(9)で充填されている容積を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、スラブの少なくとも一つの表面をフライス削りするフライス盤に関し、フライス盤が連続鋳造によって金属ストリップを製造する装置の構成部材であり、フライス盤が機械基礎部材を有し、その基礎部材上にスピンドル保持体が配置されるか、或いは基礎部材からスピンドル保持体が形成され、このスピンドル保持体に少なくとも一つのフライスを保持する少なくとも一つの軸受が配置されている。
【背景技術】
【0002】
スラブの連続鋳造では、この際に薄スラブ並びに厚スラブが扱われ、連続鋳造装置では、例えば、振動マーク付け、鋳造粉末欠陥或いは縦と横に延びている表面亀裂のような表面欠陥が生じる。さらに、鋳造に続く酸化被膜付けがスラブ表面に損傷を与える。これは、従来の薄スラブ鋳造機において生じる。
【0003】
高い表面品質を備える製品が製造される、即ち圧延されるか、或いは亀裂やこぶのない表面品質が必要とされるならば、スラブが少なくとも焼き切られ、即ちスラブの表面がガス酸素火炎によって熱処理されるか、或いは特殊な研削盤によって研削される。
【0004】
NE−金属製造(例えば銅合金)から、フライス盤が知られていて、ロールフライスによりプラチナ或いはコイルの酸化膜を除去する。
【0005】
この方法の火炎と研削は各使用のために適切な利点と権限を有する。無論、それらは方法欠点を有する。
【0006】
火炎の際には、スラブの表面が熱処理される。この過程中に著しい量の放出(特に燃焼ガスと塵)が解放される。燃焼製品が難なく再び資源塵回路に嵌め込みできない。
【0007】
スラブの研削の際にも、環境汚染である放出が自由になる。しばしばこの放出が特殊吸込み装置とフィルタシステムによって案内されなければなく、環境を汚染から保護する。
【0008】
スラブ温度は、このスラブが研削され得る限度に移される。
【0009】
これに対して、フライス盤がスラブを非常に高温で加工できる。フライス盤が放出なしと同じく良い放出を有し、生じる屑が難なく資源塵回路に再び嵌め込みされる。
【0010】
スラブのフライスがそのような先行技術として、例えばドイツ特許出願公開第2704814号明細書(特許文献1)、ドイツ特許出願広告第1286379号明細書(特許文献2)、ドイツ特許第838105号明細書(特許文献3)、ドイツ特許出願公開第69634103号明細書(特許文献4)、ドイツ特許出願公開第1627072号明細書(特許文献5)、欧州特許第0705653号明細書(特許文献6)、ドイツ特許第335136号明細書(特許文献7)、ドイツ特許第674787号明細書(特許文献8)とドイツ特許出願公開第19717200号明細書(特許文献9)に示唆されている。
【0011】
スラブのフライスでは、作業成果は、フライス加工の際に振動が生じるか否かやどの周辺に振動が生じることに依存して決定することが明らかになる。特にNE−金属のフライスが生じる振動に関して非常に敏感である。
【0012】
振動の励起は比較的に高い数のフライス切断によって生じ、切断形状が著しくない影響を有する。それ故に、まさにスラブのフライスの際にもフライス処理中に振動の僅かな展開を注意することが特に重要として明らかになった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】ドイツ特許出願公開第2704814号明細書
【特許文献2】ドイツ特許出願広告第1286379号明細書
【特許文献3】ドイツ特許第838105号明細書
【特許文献4】ドイツ特許出願公開第69634103号明細書
【特許文献5】ドイツ特許出願公開第1627072号明細書
【特許文献6】欧州特許第0705653号明細書
【特許文献7】ドイツ特許第335136号明細書
【特許文献8】ドイツ特許第674787号明細書
【特許文献9】ドイツ特許出願公開第19717200号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
それ故に、この発明の課題は、フライス処理の改良が可能である前記種類のフライス盤を前進させることを基礎としている。この際にフライス盤における振動の形成が反対に作用されるので、全体により高いスラブ品質が達成できることを考慮すべきである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
この発明による課題の解決は、機械基礎部材が少なくとも部分的に、特に完全に、コンクリートで満たされる容積を形成する多数の金属壁から形成されることを特徴とする。
【0016】
金属壁は機械基礎部材・溶接構造或いは鋳造構造の好ましい構成部材である。これら金属壁は通常の構造鋼或いは錆びない或いは耐酸性鋼から成る。
【0017】
少なくとも一つのフライスは、回転軸線がスラブの運動方向を横切って延びているロールフライスである。無論、ナイフヘッドフライスの使用も、可能であり、そのフライスの回転軸線がスラブの表面に垂直に存在する。
【0018】
スピンドル保持体の傍或いは内には、フライス用の軸受に隣接して並んで、少なくとも一つのローラテーブルロールが配置されている。さらに、スピンドル保持体の傍には、フライス用の軸受に隣接して並んで、スラブ用の少なくとも一つのガイドレールが配置されている。さらに、スピンドル保持体の傍には、フライス用の軸受に隣接して並んで、逆保持ロール用の少なくとも一つの軸受が配置されている。
【0019】
スピンドル保持体が機械基礎部材に分解可能に配置されている(例えばねじ結合部によってこれと連結されている)。この場合には、スピンドル保持体と機械基礎部材は水平平面に互いに位置でき、互いに連結されている。
【0020】
機械基礎部材は少なくとも一つのフライスの下部の領域に斜面を形成する。この斜面がスラブの搬送方向において上昇できるか、或いは下降できる。
【0021】
コンクリートには、少なくとも一つの管が鋳造され得る。この際にこの管は冷却剤を通過させるように形成されている。
【0022】
機械基礎部材の下部或いは横の少なくとも一方には、少なくとも一つの振動減衰要素が配置されている。振動減衰要素がレールとして形成されていて、そのレールがスラブの搬送方向を横切って機械基礎部材に渡って延びている。
【0023】
この際には、振動減衰要素が好ましくは機械基礎部材と床或いは横停止面の間の間隔を調整する調整機能を有する。
【0024】
再現態様は最終的にスラブの搬送方向においてフライスの前或いは後の少なくとも一方にはスラブ輸送装置が配置されていることを企図する。この場合には、スラブ輸送装置が少なくとも一つの駆動されるロール対を有し、そのロール対がスラブ上面と下面に作用し、搬送力をスラブに及ぼすことが企図されている。しかし、スラブ輸送装置が少なくとも一つの駆動されるロール対を有し、そのロール対がスラブの横辺に作用し、それで搬送力をスラブに及ぼすことが可能である。
【0025】
提案された解決手段により、予め知られた装置より明確に僅かな振動が生じるという旨にフライス処理を安定化させることが可能である。それによりフライス作用の成果が明確に改良されて、スラブの表面加工に品質が向上される。
【0026】
これは、スラブ、特に薄スラブを品質的に改良された製造を生じる。
【0027】
振動を減衰させるすべての上記措置はフライスのより高い耐用年数とスラブ表面のより良い品質とを奏する。一本石の構造態様に現れる予備仕上げ或いは機械の台座の組込みが広範囲な台座作業並びに組立て指向性作業を回避する。それ故に、追加取付けが非常に簡単に可能である。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】薄スラブの表面をフライス削りするフライス盤を斜視表示で示す。
【発明を実施するための形態】
【0029】
図面には、この発明の実施例が図示されている。この発明は、図面に基づいて詳細に説明される。
【実施例】
【0030】
図には、フライス盤1が見られ、フライス盤により薄スラブ3の表面2がフライス削りされる。主としてスラブ3の下面がフライス削りされる。
【0031】
図には、機械の前部部材が機械の後部部材に組立てられ、見通しのために、図示されていない。フライス、ローラテーブルロールや逆保持ロールのような種々の成分が浮遊して支承されておらず、むしろ、前部には図示されていない機械部材である。
【0032】
フライス盤1がスピンドル保持体5を支持する機械基礎部材4を有する。この場合には、スピンドル保持体5が機械基礎部材4と一部材で形成され得るか、或いは別の機械要素も機械基礎部材4と連結されている。この場合には、スピンドル保持体5が別部材として形成されていて、スピンドル保持体5と機械基礎部材4とが水平平面13に互いに位置する。部材は図示されていないボルトにより固定的に連結されている。
【0033】
スピンドル保持体5には、実施例ではロールフライスとして形成されているフライス6用の軸受が存在し、そのロールフライスの回転軸線がスラブ3の搬送方向Fを横切って整合されている。さらに、スピンドル保持体5が逆保持ロール12用の軸受11を有し、逆保持ロールがスラブ3のフライス削りする際にこのスラブをフライス6に対向的に位置する側面に支持する。さらに、スピンドル保持体5によってローラテーブルロール10が保持され、このローラテーブルロールはスラブ3を保持搬送するために必要とされる。
【0034】
振動発生がフライス過程中に出来るだけ僅かなままであるので、機械基礎部材4が少なくとも部分的に、けれども、実施例では完全に、若干の金属壁8から形成されることが企図されている。実施例では、機械基礎部材4の所望外形が生じるように、切断されて一緒に溶接されている薄板が扱われている。壁8がコンクリート9を注入されている中空区間を形成する。
【0035】
全く同じように、壁8が当然に鋳造過程によって製造される。
【0036】
鋳鉄製機械架台或いは機械ベットは本本的に比較良好な減衰行動を有する。ねずみ鋳鉄は通常の鋼に比べて二倍から三倍までのより良い減衰行動を有する。コンクリートにとって、ねずみ鋳鉄に対する減衰行動が特に適切な空調では、少なくとも要因4を上まわれ得る。
【0037】
提案された概念により機械基礎部材4用の一本石構造形状が生じる。これは、使用すべきコンクリートが適切に空調されるときに、良好な減衰特性を有し、Eモデルと振動行動が調整できる。補強は特に期待すべき負荷に予定されている。
【0038】
コンクリートがより高い熱容量とより高い耐熱性を有するので、コンクリートが特に熱いスラブをフライス削りするのに用いられる。コンクリートの鋳造の際に回路、つまり壁8が通常の鋼或いは耐錆耐酸性材料から成る。
【0039】
壁8は、既に述べたように、切削且つ溶接技術的に加工され得る。この構成は、追加的機械要素が容易に取付けられ且つ予定され得る好ましい可能性をもたらす。
【0040】
これは、例えば屑滑り台として利用され得る斜面14に適している。斜面14を落下する屑は水噴射によって容易に離れ輸送される。
【0041】
熱いスラブ3によってコンクリート9に受けなければならない放射熱がコンクリート9内に設置された管15によって誘導され得て、管が冷却流体により貫流されるときに、冷却管として用いられ得る。管15はその他に流動材、水、潤滑剤供給用の空管として用いている。
【0042】
一本石構造並びにフライス盤1を載置する絶縁体或いは指向性要素としての振動減衰要素16と17の使用によって、振動が外部から、例えば熱ストリップ路の仕上げ段によって且つ鋳造機の振動によってフライス盤1に無効に或いは少なくとも強力に減衰される。
【0043】
この場合に、振動減衰要素16、17は、実施例では、それら要素が縦(要素16)と水平(要素17)力を受け得るように、配置されている。
【0044】
フライス過程は特にスラブ3の熱い状態で行われる。フライス過程は搬送或いは送り方向Fに或いは横切って行われ;特にローラフライスが使用され、しかし、ナイフヘッドも可能である。この場合に、フライス(カッタ)がスラブ3の全フライスすべき幅に渡って延びている。
【0045】
この発明の提案は、フライス盤1が一部に或いは完全に機械架台から成り、この機械架台が鋼構造(溶接或いは鋳造構造)とコンクリートとから成る結合材料から製造されていることを考慮している。
【0046】
機械構造は、鋼構造或いは鋳造構造とコンクリートとの組合せによって一本石を生じるので、固有の機械基礎をそのようなものとして放棄され得るように、構成されている。それ故に、フライス盤或いは機械基礎部材が直接にホールの床に載置され、その限りで、この床は生じる面圧を受け得る。
【0047】
単数或いは複数のフライス、ローラテーブルロール、スラブ輸送装置とコンクリートを充填された機械基礎部材を備える案内ユニットが一ユニットを形成する。無論、一個或いは複数個の、しかし上記要素の全てではない要素がコンクリートを充填された機械基礎部材と連結されている。それで、鋼とコンクリートから成る結合材料を備える案内軌道(案内ベット)が一体形状結合を有する(水平分離平面13)。
【0048】
上記スラブ輸送装置に対して次のように見做される;スラブ輸送装置(図に示されていない)は、スラブをフライス力と反対に駆動するか、或いは保持する任務を有するので、同期作動フライス或いは逆回転フライスが可能である。
【0049】
スラブ輸送装置は、スラブ上下面にスラブを駆動するロール対が作用するように構成され得る。しかし、スラブ推進がスラブの横辺によって行われることが可能である。そのようなスラブ輸送装置或いはスラブ把握装置がフライスの前或いは後の少なくとも一方に配置されていて、それによりスラブを移動させるか、或いは引き出すかの少なくとも一方を行うので、少なくともフライス力とスラブの重力条件付き摩擦力が克服される。
【0050】
フライス盤が走行軌道に渡って移動されるときに、分離平面13がそのために用いているので、基礎と機械ベットが通常の機械から分離できるか、或いは分離されている。
【符号の説明】
【0051】
1.....フライス盤
2.....スラブの表面
3.....スラブ
4.....機械基礎部材
5.....スピンドル保持体
6.....フライス(カッタ)
7.....軸受
8.....金属壁
9.....コンクリート
10.....ローラテーブルロール
11.....軸受
12.....逆保持ロール
13.....水平平面
14.....斜面
15.....管
16.....振動減衰要素
17.....振動減衰要素
F.....スラブの搬送方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フライス盤(1)が連続鋳造によって金属ストリップを製造する装置の構成部材であり、フライス盤(1)が機械基礎部材(4)を有し、その機械基礎部材上にスピンドル保持体(5)が配置されるか、或いは機械基礎部材からスピンドル保持体が形成され、このスピンドル保持体(5)には少なくとも一つのフライス(6)を保持する少なくとも一つの軸受(7)が配置されていて、スラブ(3)の少なくとも一つの表面(2)をフライス削りするフライス盤(1)において、機械基礎部材(4)が少なくとも部分的に或いは完全に若干の金属壁(8)から形成され、その金属壁がコンクリート(9)で充填されている容積を形成することを特徴とするフライス盤。
【請求項2】
金属壁(8)は機械基礎部材溶接構造の構成部材であることを特徴とする請求項1に記載のフライス盤。
【請求項3】
金属壁(8)は機械基礎部材鋳造構造の構成部材であることを特徴とする請求項1に記載のフライス盤。
【請求項4】
金属壁(8)は構造鋼から成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項5】
金属壁(8)は錆びない鋼から成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項6】
金属壁(8)は耐熱性鋼から成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項7】
少なくとも一つのフライス(6)は、フライスの回転軸線がスラブ(3)の運動方向を横切って延びているローラフライスであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項8】
少なくとも一つのフライス(6)は、フライスの回転軸線がスラブ(3)の表面を垂直に存在するナイフヘッドフライスであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項9】
スピンドル保持体(5)の傍或いは内には、少なくとも一つのローラテーブルロール(10)の軸受がフライス(6)用軸受(7)に隣接して並んで配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項10】
スピンドル保持体(5)の傍には、スラブ(3)用の少なくとも一つの案内レールがフライス(6)用軸受(7)に隣接して並んで配置されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項11】
スピンドル保持体(5)の傍には、逆保持ロール(12)用の少なくとも一つの軸受がフライス(6)用軸受(7)に隣接して並んで配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項12】
スピンドル保持体(5)が分解可能に機械基礎部材(4)に配置されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項13】
スピンドル保持体(5)と機械基礎部材(4)が水平平面(13)に互いに並んで配置され且つ互いに連結されていることを特徴とする請求項12に記載のフライス盤。
【請求項14】
機械基礎部材(4)が少なくとも一つのフライス(6)の下部の領域に斜面(14)を形成することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項15】
斜面(14)がスラブ(3)の搬送方向(F)に上昇するか、或いは下降することを特徴とする請求項14に記載のフライス盤。
【請求項16】
コンクリート(9)内には少なくとも一つの管(15)が鋳込まれていることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項17】
管(15)は冷媒を流通させるように形成されていることを特徴とする請求項16に記載のフライス盤。
【請求項18】
機械基礎部材(4)の下部或いは横の少なくとも一方に、少なくとも一つの振動減衰要素(16、17)が配置されていることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項19】
振動減衰要素(16、17)がレールとして形成されていて、このレールはスラブ(3)の搬送方向を横切って機械基礎部材(4)に渡って延びていることを特徴とする請求項18に記載のフライス盤。
【請求項20】
振動減衰要素(16、17)は機械基礎部材(4)と床或いは横停止面との間の間隔を調整する調整機能を有することを特徴とする請求項18或いは19に記載のフライス盤。
【請求項21】
スラブ(3)の搬送方向(F)においてフライス(6)の前或いは後の少なくとも一方にはスラブ輸送装置が配置されていることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載のフライス盤。
【請求項22】
スラブ輸送装置が少なくとも一つの駆動されたロール対を有し、このロール対がスラブ上下面(2)に作用し、搬送力をスラブ(3)に及ぼすことを特徴とする請求項21に記載のフライス盤。
【請求項23】
スラブ輸送装置が少なくとも一つの駆動されたロール対を有し、このロール対がスラブ(3)の横辺に作用し、搬送力をスラブ(3)に及ぼすことを特徴とする請求項21に記載のフライス盤。

【図1】
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【公表番号】特表2011−504815(P2011−504815A)
【公表日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−535275(P2010−535275)
【出願日】平成20年11月24日(2008.11.24)
【国際出願番号】PCT/EP2008/009937
【国際公開番号】WO2009/068231
【国際公開日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【出願人】(390035426)エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト (320)
【Fターム(参考)】