説明

セルフカウンタ端末

【課題】顧客自身が、振込み票等をスキャナに読み込ませ、現金の取扱いも含めて処理完了まで行うことが可能で、必要なとき行員がサポートを行うことも可能とする。
【解決手段】上面の顧客側に顧客用タッチパネル付表示機2、紙幣投入口9及び硬貨投入口10を有する現金取扱い機4、伝票等を読み込むスキャナ5、カードリーダ11が配置され、顧客側と行員側との中間に顧客及びサポートした行員の本人確認用の生体認証装置3が配置され、行員側に、行員用タッチパネル付表示機6が配置されている。行員用タッチパネル付表示機6は、上端に回転軸を有し、その表示面を顧客側に向けることができ、回転軸により表示面の角度を変えた場合、その角度を検知する機構が、表示面の角度が所定値に達したことを検知すると、その表示が、上下が反転されて顧客が読むことができるようにされると共に、顧客に見せてはいけない内容の部分を非表示とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、セルフカウンタ端末に係り、特に、銀行等の金融機関において、顧客が持ち込む伝票に基づいた取引を行う際に、顧客に使用させることを可能としたセルフカウンタ端末に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、銀行等の金融機関において、顧客が持ちこんだ伝票を用いる取引、例えば、顧客が伝票を用いて振込みを行おうとする場合、その取引は、行員が使用するカウンタ端末を使用して行員により行われている。そして、行員が顧客から振込み票を受け取り、行員が行員用のカウンタ端末から取引の入力を行うと共に、振込み票をカウンタ端末に備えられているOCRに読み込ませている間に、顧客がATMから現金を入金し、行員が入金を確認することにより振込みの処理を完了させていた。
【0003】
なお、行員が使用するカウンタ端末に関する従来技術として、例えば、特許文献1、2等に記載された技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−188254号公報
【特許文献2】特開平4−284277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述で説明したように、従来、銀行等で顧客が伝票を用いた取引を行おうとする場合、その取引は、行員が使用するカウンタ端末を使用して行員により行われており、伝票のOCRでの読み取り結果の確認等も行員が実施していた。
【0006】
このため、伝票を用いる取引には、行員の操作が必須であり、かつ、行員が顧客に1対1で対応する必要があり、行員の作業負担が大きく、金融機関での業務効率を低下させていた。
【0007】
本発明の目的は、前述したような点に鑑み、銀行等の金融機関において、伝票を用いる取引を行う際に、顧客自身が伝票、例えば、振込み票等をOCR機能を有するスキャナに読み込ませ、現金の取扱いも含め顧客自身で処理完了まで行うことが可能で、必要なときには行員がサポートを行うことも可能な顧客操作型のセルフカウンタ端末を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば前記目的は、金融機関に顧客が持ち込む伝票に基づいた取引を顧客に行わせることを可能としたセルフカウンタ端末において、顧客操作用のタッチパネル付き表示装置、現金取り扱い装置、生体認証機構及び伝票を読み取るためのOCR機能を有するスキャナを顧客操作用の機器として有し、行員操作用のタッチパネル付き表示装置を行員操作用に有し、前記行員操作用タッチパネル付き表示装置は、回転軸を有して表示面を回転させることにより表示面を顧客側に向けることが可能であり、表示面が顧客から見ることができる状態になったことを検出する機構を有し、表示面が顧客から見ることができる状態になったとき、表示を上下を反転させて顧客が読むことができるようにすると共に、顧客に見せてはいけない内容の部分を非表示とするように表示の内容を切り替えて表示することにより達成される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、伝票のスキャナを用いた読み取りを含めて取引の入力を顧客が実施することができるので、1人の行員が複数の顧客に対して同時に対応することが可能となり、銀行業務の効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態によるセルフカウンタ端末の装置構成を示す上面図である。
【図2】図1に示すセルフカウンタ端末の側面図である。
【図3】本発明の実施形態によるセルフカウンタ端末での取引の処理動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明によるセルフカウンタ端末の実施形態を図面により詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明の一実施形態によるセルフカウンタ端末の装置構成を示す上面図、図2は図1に示すセルフカウンタ端末の側面図である。
【0013】
本発明の一実施形態によるセルフカウンタ端末1は、図1に示すように、その上面の顧客側に顧客が操作する顧客用タッチパネル付表示機2、紙幣投入口9及び硬貨投入口10を有して現金の投入等を取り扱う現金取扱い機4、伝票等を読み込んで認識するOCR機能を有するスキャナ5、カードリーダ11が配置され、顧客側と行員側との中間に顧客及びサポートした行員の本人確認用の指静脈パターン等を用いる生体認証装置3が配置され、また、行員側に、行員が操作する行員用タッチパネル付表示機6が配置されて構成されている。
【0014】
行員側に配置される行員用タッチパネル付表示機6は、図2に示すように、上端に回転軸を有し、この回転軸により、その表示面を顧客側に向けることができ、顧客に行員が操作した内容等を見せることができる。そして、回転軸により表示面の角度を変えた場合、その角度を検知する図示しない機構が、表示面の角度が所定値に達し表示面が顧客から見ることができる状態になったことを検出すると、表示機6の表示は、上下が反転されて顧客が読むことができるように制御されると共に、顧客に見せてはいけない内容の部分を非表示とするように表示の内容が切り替えられる。
【0015】
また、スキャナ5は、用紙の挿入・排出方向を顧客側、行員側のどちらにするかを切り替えることが可能に構成されており、そのため、顧客側用紙挿入・排出口7、行員側用紙挿入・排出口8の2つの用紙挿入・排出口を有している。排出方向の切替タイミングについては、基本は顧客操作端末であるため、顧客側に排出する。行員がサポートに入った場合も、顧客主体で取引が可能な場合、顧客側へ同様に排出する。但し、行員のサポートが多く必要な場合は、行員側へ排出を切り替えるようにする。この切り替えは、取引での伝票の読み取り起動を行員側から実施した場合、連続した取引で前の取引の修正を全て行員が実施した場合、行員が排出方向の切替えを必要と判断し意図的に実施した場合、顧客が行員の呼出しを行って行員がサポートに入り取引を開始した場合等に行うようにすればよい。
【0016】
また、カードリーダ11は、本発明の実施形態によるセルフカウンタ端末が設置されている金融機関と、それまで取引のなかった顧客の個人認証等のために利用され、例えば、IC化された運転免許証等の読み取りに利用される。
【0017】
また、本発明の実施形態によるセルフカウンタ端末は、本発明の実施形態によるセルフカウンタ端末が設置されている金融機関と、それまで取引のなかった顧客が新規に口座を開設する場合にも使用することができ、前述のカードリーダ11は、その際の本人確認のためにも利用することが可能である。
【0018】
図1に示す本発明の実施形態によるセルフカウンタ端末1は、その内部にCPU、メモリ、不揮発性メモリ、HDD等による記憶装置を含む情報処理装置が備えられて構成されており、記憶装置に格納された本発明での処理を行うためのプログラムをメモリにロードしてCPUに実行させることにより、後述する本発明での各種の機能を構築している。
【0019】
図3は本発明の実施形態によるセルフカウンタ端末での取引の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、取引の処理が現金による振込み処理であるとして、ここでの処理を説明する。
【0020】
(1)顧客は、来店時に持ち込んだ伝票をスキャナ5の顧客側用紙挿入・排出口7に一括してセットする。スキャナ5は、セットされた伝票の全てをその枚数分読み込んで、読み込んだ枚数を顧客が操作する顧客用タッチパネル付表示機2に表示するので、顧客は、表示された枚数が正しいか否かを確認する(ステップ101〜103)。
【0021】
(2)ステップ103の確認で、顧客が枚数が正しかったことを確認した操作を行うと、1枚目に読み込んだ伝票のイメージデータを行員が操作する行員用タッチパネル付表示機6に表示し(パネルの向きは顧客側を向いているものとする)、同時に、顧客が操作するタッチパネル付表示機2には伝票の認識結果(伝票のフォーマット及びそこに記載された文字、数字等の認識結果)を表示する(ステップ104)。
【0022】
ここで、伝票の認識結果を表示するためには、取引毎の伝票の種類を判別する必要がある。この伝票の種類の判別は、以下に説明する5つの方法のいずれか1つの観点を用いて分類・判別を行うことができる。1つ目は、伝票のフォーマットを罫線の特徴・色により自動判別し、伝票の特定を行い、似ている伝票があり判別できない部分は、伝票の候補、例えば、候補となる伝票のフォーマットを画面に表示し、顧客に選択を促すことにより特定する。2つ目は、顧客に予め業務の種類を選択させることにより伝票の判別を行う。3つ目は、バーコード付き振込み用紙等のバーコードつき伝票の場合、伝票イメージデータをディスプレイ2に表示し、顧客にバーコード部分をタッチしてもらうことによりそのバーコードを認識して特定を行う。この方法を用いることにより、バーコードの位置に左右されずに伝票の認識が可能となる。4つ目は、定形外の伝票の場合であり、振込み用紙として扱うことにより例外の場合にも対応を可能とする。5つ目は、前述以外の伝票の場合であり、新たな伝票には識別項目を追加し、例えば、4角を順番に認識して判別を行う等により認識する。
【0023】
(3)顧客は、表示されたイメージデータ及び認識結果を見て、顧客が操作するタッチパネル付表示機2を操作することにより認識結果の内容の修正及び確認を行う(ステップ105)。
【0024】
(4)同様に、顧客は、表示された2枚目以降についてもイメージデータ及び認識結果より、内容の修正及び確認を行う作業を、スキャナに読み込ませた伝票の全枚数分を完了させるまで繰り返す(ステップ106〜109)。
【0025】
前述の内容の修正及び確認を行う作業の中で、スキャナ5に読み取らせ認識された結果が間違っていて、伝票を修正し、修正した伝票を再度読み直しさせるような場合が生じる。このようの場合、間違って記入された伝票と書き直した伝票との2枚の伝票を、後述の処理で金融処理システムを構成している上位のサーバに2重送信しないような対策が必要となる。そのため、スキャナ5に一括投入した伝票の認識結果をキャンセルせずに、追加の伝票をスキャナ5に読み取らせた場合、表示中のデータと書き直して読み取らせた伝票とを比較し、同一の伝票(記述された内容についての比較は行わない)の場合に、本発明の実施形態によるセルフカウンタ端末1は、画面上に警告を表示し、一方をキャンセルしないと処理を継続することができないようにしている。
【0026】
また、追加で読み取った伝票が処理済みの伝票である可能性も排除する必要がある。このため、本発明の実施形態によるセルフカウンタ端末1は、伝票の文字認識を実施する際に利用する認識レベルを2パターン用意している。1つ目は、行員等による設定が可能なレベルで曖昧な認識結果を採用するレベルを決める。もう1つは、曖昧な認識結果は採用しないレベルとする。本発明の実施形態によるセルフカウンタ端末1は、追加で伝票を読み取った場合に、この2つの認識レベルにおいて判断をし、その判断結果を端末で保持し、もし、追加で読み取った伝票について、曖昧な認識結果は採用しないレベルでの結果と、既に読み込み処理を実施している伝票の中に一致するものがあれば、同一の伝票を間違って2回読み取ったと判断し、画面上に警告を表示して追加で読み取った伝票の情報を受け付けないようにしている。
【0027】
(5)前述したような2重読み取り等を排除して、顧客が、全枚数分の伝票の読み取り結果の確認を完了させると、その後、端末1は、読み取った伝票内容から必要な金額を計算し、結果を顧客操作側タッチパネル付表示機2に表示する(ステップ110、111)。
【0028】
(6)もし、この時点で高額な振込等があり行員の操作が必要となると端末が判断した場合、端末1は、自動で行員をコールし行員が顧客の本人確認を行い、高額な振込みに問題がないな否かの確認を行う(ステップ112〜114)。
【0029】
(7)行員による本人確認の結果及び高額な振込みにも問題がないと判断された場合、顧客は、行員に促されて現金投入口の紙幣投入口9及び硬貨投入口10より現金を投入し、顧客が操作するタッチパネル表示機2に表示される結果により投入金額の確認を行う(ステップ115、116)
(8)ステップ116での顧客による確認の結果、必要金額に足りる投入金額があった場合、伝票毎の各取引の情報を金融処理システムを構成している上位装置であるサーバへ送信する処理を開始する(ステップ117)。
【0030】
(9)そして、伝票毎の各取引の情報が1件毎に全件が送信される。送信される各取引の情報としては、スキャナ5により読み取ったイメージデータと、認識された伝票内の記載情報とであり、イメージデータは、紙の伝票に代るものとして保存され、また、伝票内の記載情報は、金融処理のために使用される(ステップ118〜120)。
【0031】
(10)全件の送信が終了すると、前述の上位装置であるサーバから処理結果が戻されて表示機2、6に表示されるので、顧客は、顧客が操作するタッチパネル付表示機2に表示された処理結果の確認を行う(ステップ121)。
【0032】
(11)一方、セルフカウンタ端末は、上位装置であるサーバから戻された処理結果の中に、行員による処理が必要なものがあれば、行員のコールを行う。行員による処理が必要なものとは、例えば、振込先口座のない取引の情報がサーバに送信されていた場合、伝票に印鑑の押印が必要であるにもかかわらず押印のない伝票、間違った印鑑が押印されている伝票、他の店舗に問い合わせないと印鑑の確認ができない伝票のイメージが送信されていた場合等である(ステップ122)。
【0033】
(12)その後、行員による処理が行われ、セルフカウンタ端末は、処理後の情報を上位装置であるサーバに送信する。送信した情報の処理結果がサーバから戻されて表示機2、6に表示されるので、全件の送信処理が終了したことを、顧客、行員が確認する(ステップ123〜125)。
【0034】
(13)最後に、ステップ115、116の処理で投入させ確認した現金に対して釣銭が生じているか否かを確認し、釣銭がある場合、紙幣投入口9、硬貨投入口10に必要な額の釣銭を排出して、顧客に釣銭を受け取らせて処理を終了する(ステップ126)。
【0035】
前述した処理の説明では、ステップ113、122の処理で行員のサポートが必要であるとして行員をコールしているが、本発明は、前述以外にも、行員によるサポートのために行員をコールする場合がある。例えば、顧客が自ら行員を呼び出す場合、端末が顧客を自動認識して行員によるサポートが必要と判断した場合等である。端末が顧客を自動認識して行員によるサポートが必要と判断して行員の呼出しを行う場合の自動呼出しの判断基準としては、例えば、顧客の顔を撮影し年配者と判断できた場合、端末の前まで来た顧客の目線がキョロキョロしている場合、端末の前まで来てから操作開始までの時間が長い場合、操作を開始するがキャンセルを繰り返すような場合、顧客の業務選択時点で行員サポート要と分かっている場合、操作開始前から行員が対応を始めた場合等である。
【0036】
前述した本発明の実施形態によれば、振込み票等の伝票をスキャナにより顧客の操作で読み取らせ、その結果を顧客用の表示機と合わせて行員用の表示機に表示して顧客自身に伝票の読み取り結果を確認させることができるので、伝票を用いる取引を顧客自身に行わせることができるため行員の介入が不要となる。また、本発明の実施形態によれば、取引内で行員操作が必要となる場合、自動呼出し機能により、行員を呼び出すことができ、行員は最小限の時間で顧客に対するサポートを行うことができる。これにより、1人の行員が複数の顧客に同時対応することが可能となり、銀行業務の効率を向上させることができる。
【符号の説明】
【0037】
1 セルフカウンタ端末
2 顧客用タッチパネル付表示機
3 生体認証装置
4 現金取扱い機
5 スキャナ
6 行員用タッチパネル付表示機
7 顧客側用紙挿入・排出口
8 行員側用紙挿入・排出口
9 紙幣投入口
10 硬貨投入口
11 カードリーダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金融機関に顧客が持ち込む伝票に基づいた取引を顧客に行わせることを可能としたセルフカウンタ端末において、
顧客操作用のタッチパネル付き表示装置、現金取り扱い装置、生体認証機構及び伝票を読み取るためのOCR機能を有するスキャナを顧客操作用の機器として有し、行員操作用のタッチパネル付き表示装置を行員操作用に有し、
前記行員操作用タッチパネル付き表示装置は、回転軸を有して表示面を回転させることにより表示面を顧客側に向けることが可能であり、表示面が顧客から見ることができる状態になったことを検出する機構を有し、表示面が顧客から見ることができる状態になったとき、表示を上下を反転させて顧客が読むことができるようにすると共に、顧客に見せてはいけない内容の部分を非表示とするように表示の内容を切り替えて表示することを特徴とするセルフカウンタ端末。
【請求項2】
顧客の操作中に行員の対応が必要と判断した場合に行員をコールする手段を有し、行員の対応が必要と判断する場合は、行員の対応が必要な業務の場合、端末の操作に時間が掛かっている顧客の場合、操作開始前から行員が対応を始めた顧客の場合、顧客の顔を撮影し年配者と判断できた場合、操作を開始するがキャンセルを繰り返すような顧客の場合のいずれか1つの場合であることを特徴とする請求項1記載のセルフカウンタ端末。
【請求項3】
前記スキャナは、伝票の挿入、排出のための用紙挿入・排出口を顧客側、行員側の両側に有し、読み取り後の伝票の排出を顧客側と行員側とに切り替え可能であることを特徴とする請求項1または2記載のセルフカウンタ端末。
【請求項4】
前記スキャナからの伝票排出時の顧客側と行員側との切り替えは、顧客が操作を行っている状態では伝票の排出方向を顧客側とし、行員が操作を行っている状態では伝票の排出方向を行員側とするように設定されていることを特徴とする請求項3記載のセルフカウンタ端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−93998(P2012−93998A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−241287(P2010−241287)
【出願日】平成22年10月27日(2010.10.27)
【出願人】(504373093)日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 (1,225)
【Fターム(参考)】