説明

ダウンリンクMIMOシステムにおけるパイロット信号伝送方法

M個の送信アンテナのうちN個の送信アンテナをサポートする第1のUEと、M(M>N)個の送信アンテナをサポートする第2のUEをサポートするダウンリンクMIMOシステムにおいてパイロット信号を伝送する方法に関する。基地局で第2のUEのみが認識可能なユーザー専用パイロットシンボルを伝送できるサブフレーム上の資源ブロック領域にパイロットシンボルを写像し、パイロットシンボルが写像されたサブフレームを伝送することを含み、資源ブロック領域は、第1の領域及び第2の領域を含み、第1の領域と第2の領域はそれぞれ時間軸上で連続した所定個数のOFDMシンボルを含み、第1の領域には、第1のUEと第2のUEが全て認識可能な送信アンテナポート0からN−1に対するセル専用パイロットシンボルが写像され、第2の領域には、第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポート0からMに対するユーザー専用パイロットシンボルが写像される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、多重アンテナ(MIMO)通信システムにおいて、既存のシステムにアンテナが追加される環境で効率的にパイロット信号を提供するための方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
(LTE物理構造)
3GPP(3rd Generation Project Partnership)LTE(Long Term Evolution)は、FDD(Frequency Division Duplex)に適用可能なタイプ1の無線フレーム構造とTDD(Time Division Duplex)に適用可能なタイプ2の無線フレーム構造をサポートする。
【0003】
図1は、タイプ1の無線フレームの構造を示す。タイプ1の無線フレームは、10個のサブフレームで構成され、1個のサブフレームは2個のスロットで構成される。
【0004】
図2は、タイプ2の無線フレームの構造を示す。タイプ2の無線フレームは2個のハーフフレームで構成され、各ハーフフレームは、5個のサブフレーム、DwPTS(Downlink Pilot Time Slot)、保護区間(Guard Period;GP)、UpPTS(Uplink Pilot Time Slot)で構成され、このうち1個のサブフレームは2個のスロットで構成される。DwPTSは、端末での初期セル探索、同期化又はチャンネル推定に使用され、UpPTSは、基地局でのチャンネル推定と端末のアップリンク伝送同期を合わせるのに使用される。保護区間は、アップリンクとダウンリンクとの間において、ダウンリンク信号の多重経路遅延によってアップリンクで生ずる干渉を除去するための区間である。すなわち、無線フレームのタイプとは関係なく、1個のサブフレームは2個のスロットで構成される。
【0005】
図3は、LTEダウンリンクのスロット構造を示す。図3に示すように、各スロットで伝送される信号は、
【0006】
【化1】

個の副搬送波及び
【0007】
【化2】

個のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルで構成される資源格子(Resource Grid)によって描写される。ここで、
【0008】
【化3】

は、ダウンリンクでの資源ブロック(Resource Block;RB)の個数を示し、
【0009】
【化4】

は、一つのRBを構成する副搬送波の個数を示し、
【0010】
【化5】

は、一つのダウンリンクスロットでのOFDMシンボルの個数を示す。
【0011】
図4は、LTEアップリンクスロット構造を示す。図4に示すように、各スロットで伝送される信号は、
【0012】
【化6】

個の副搬送波及び
【0013】
【化7】

個のOFDMシンボルで構成される資源格子によって描写される。ここで、
【0014】
【化8】

は、アップリンクでのRBの個数を示し、
【0015】
【化9】

は、一つのRBを構成する副搬送波の個数を示し、
【0016】
【化10】

は、一つのアップリンクスロットでのOFDMシンボルの個数を示す。
【0017】
資源要素は、前記アップリンクスロットとダウンリンクスロット内でインデックス(a,b)と定義される資源単位であって、1個の副搬送波と1個のOFDMシンボルを示す。ここで、aは周波数軸上のインデックスで、bは時間軸上のインデックスである。
【0018】
図5は、ダウンリンクサブフレームの構造を示す図である。図5において、一つのサブフレーム内で1番目のスロットの前部分に位置した最大3個のOFDMシンボルは、制御チャンネルに割り当てられた制御領域に対応し、残りのOFDMシンボルは、物理ダウンリンク共有チャンネル(Physical Downlink Shared Channel;PDSCH)に割り当てられたデータ領域に対応する。3GPP LTEで使用されるダウンリンク制御チャンネルの例としては、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)及びPHICH(Physical Hybrid ARQ Indicator Channel)などがある。
【0019】
(多重アンテナ(MIMO)技術の定義)
MIMOは、Multiple―Input Multiple―Outputの略語で、今まで一つの送信アンテナと一つの受信アンテナを使用していたことから脱皮し、多重送信アンテナと多重受信アンテナを採択して送受信データ効率を向上できる方法を意味する。すなわち、無線通信システムの送信端又は受信端で多重アンテナを使用して容量を増大させたり、性能を改善する技術である。ここでは、MIMOを多重アンテナと称することにする。
【0020】
多重アンテナ技術とは、メッセージを受信するために単一アンテナ経路に依存せず、多数のアンテナで受信された断片的なデータを一ヶ所に集めて完成する技術を応用したものである。前記多重アンテナ技術は、特定範囲でデータ伝送速度を向上させたり、特定データ伝送速度に対してシステム範囲を増加させることができるので、移動通信端末と中継器などに幅広く使用可能な次世代の移動通信技術である。前記技術は、データ通信の拡大などにより、限界状況に至った移動通信の伝送量限界を克服できる次世代の技術として関心を集めている。
【0021】
図6は、一般的な多重アンテナ(MIMO)通信システムの構成図である。図6に示すように、送信アンテナの数をN個に、受信アンテナの数をN個に同時に増加させると、送信機や受信機のみで多数のアンテナを使用する場合とは異なって、アンテナの数に比例して理論的にチャンネル伝送容量が増加する。したがって、伝送率を向上させ、周波数効率を画期的に向上させることが可能である。チャンネル伝送容量の増加による伝送率は、理論的に一つのアンテナを用いる場合の最大伝送率(R)に下記の数学式1の増加率(R)が掛け算された分だけ増加するようになる。
【0022】
【数1】

例えば、4個の送信アンテナと4個の受信アンテナを用いるMIMO通信システムでは、単一アンテナシステムに対して理論上4倍の伝送率を獲得することができる。このような多重アンテナシステムの理論的容量増加が90年代中盤に証明されて以来、実質的なデータ伝送率向上に導くために現在まで多様な技術が活発に研究されており、これらのうちいくつかの技術は既に3世代移動通信と次世代無線ランなどの多様な無線通信の標準に反映されている。
【0023】
現在までの多重アンテナと関連した研究動向を見ると、多様なチャンネル環境及び多重接続環境での多重アンテナ通信容量計算などと関連した情報理論側面研究、多重アンテナシステムの無線チャンネル測定及び模型導出研究、そして、伝送信頼度向上及び伝送率向上のための時空間信号処理技術研究などの多様な観点で活発な研究が進行されている。
【0024】
(3GPP LTEダウンリンクシステムでの参照信号割り当て方式)
前記で説明した3GPP LTEがサポートする無線フレーム構造のうちFDDに適用可能な無線フレームの構造を詳細に見ると、10msec間の時間に一つのフレームが伝送されるが、このフレームは、1msecの区間にわたって10個のサブフレームで構成される。一つのサブフレームは、14個又は12個のOFDMシンボルで構成され、一つのOFDMシンボルでは、副搬送波の個数を128、256、512、1024、1536、2048のうち一つに選定して使用するようになる。
【0025】
図7は、1TTI(Transmission Time Interval)が14個のOFDMシンボルを有する標準循環前置(normal Cyclic Prefix;normal CP)を使用するサブフレームにおけるダウンリンク参照信号構造を示した図である。図7において、R5は端末機専用の参照信号を示し、lは、サブフレーム上のOFDMシンボルの位置を示す。
【0026】
図8は、1TTIが12個のOFDMシンボルを有する拡張循環前置(extended Cyclic Prefix;extended CP)を使用するサブフレームにおける端末機専用のダウンリンク参照信号の構造を示した図である。
【0027】
図9〜図11は、1TTIが14個のOFDMシンボルを有する場合、それぞれ1、2、4個の送信アンテナを有するシステムのための端末機共通のダウンリンク参照信号の構造を示した図である。図9〜図11において、R0は送信アンテナ0に対するパイロットシンボルを示し、R1は送信アンテナ1に対するパイロットシンボルを示し、R2は送信アンテナ2に対するパイロットシンボルを示し、R3は送信アンテナ3に対するパイロットシンボルを示す。各送信アンテナのパイロットシンボルが使用された副搬送波には、パイロットシンボルを伝送する送信アンテナを除いた他の全ての送信アンテナとの干渉をなくすために信号を伝送しない。
【0028】
図7と図8は、ダウンリンク参照信号の構造であって、図9〜図11の端末機共通のダウンリンク参照信号と同時に使用される。例えば、制御情報が伝送される1番目のスロットのOFDMシンボル0、1、2番では図9〜図11の端末機共通のダウンリンク参照信号を使用し、残りのOFDMシンボルでは端末機専用のダウンリンク参照信号を使用することができる。また、予め定義されたシーケンス(例えば、Pseudo―random(PN)、m―sequenceなど)をセル別のダウンリンク参照信号に掛け算して伝送することによって、受信機で隣接セルから受信されるパイロットシンボルの信号の干渉を減少させ、チャンネル推定性能を向上させることができる。PNシーケンスは、一つのサブフレーム内のOFDMシンボル単位で適用され、セルID、サブフレーム番号、OFDMシンボルの位置及び端末機のIDによって異なるPNシーケンスが適用される。
【0029】
一例として、図9の1Txパイロットシンボルの構造の場合、パイロットシンボルを含む特定OFDMシンボルに一つの送信アンテナのパイロットシンボルが2個使用されていることが分かる。3GPP LTEシステムの場合、多くの種類の帯域幅で構成されたシステムがあるが、その種類は6RB(Resource Block)〜110RBである。したがって、パイロットシンボルを含む一つのOFDMシンボルに使用される1個の送信アンテナのパイロットシンボルの個数は2×NRBであって、各セル別のダウンリンク参照信号に掛け算して使用されるシーケンスは、2×NRBの長さを有さなければならない。このとき、NRBは、帯域幅によるRBの個数を示し、シーケンスとしては、2進シーケンス又は複素シーケンスなどを使用することができる。下記の数学式2の
【0030】
【化10−1】

は、複素シーケンスの一例を示している。
【0031】
【数2】


前記数学式2において、
【0032】
【化11】

は、最大帯域幅に該当するRBの個数であるので、前記説明によると、110に決定することができ、cは、PNシーケンスであって、長さ−31のゴールド(Gold)シーケンスと定義される。端末機専用ダウンリンク参照信号の場合、前記数学式2は、下記の数学式3のように表現することができる。
【0033】
【数3】


前記数学式3において、
【0034】
【化12】

は、特定端末機に割り当てられたダウンリンクデータに該当するRBの個数を示す。したがって、端末機に割り当てられた量によってシーケンスの長さが変わり得る。
【0035】
前記説明した端末機専用のダウンリンク参照信号の構造は、1個のデータストリームのみを伝送することができ、単純拡張が不可能であるので、多数のストリームを伝送することができない。したがって、端末機専用のダウンリンク参照信号の構造は、多数のデータストリームを伝送できるように拡張する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0036】
本発明が解決しようとする課題は、多数のデータストリームの伝送を可能にする端末機専用のダウンリンク参照信号の構造を提供することにある。
【0037】
本発明で達成しようとする技術的課題は、上述した各技術的課題に制限されるものでなく、言及していない他の技術的課題は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解されるだろう。
【課題を解決するための手段】
【0038】
本発明の一様相に係る合計M個の送信アンテナのうちN個の送信アンテナをサポートする第1のUE(User Equipment)と、前記M(M>N)個の送信アンテナをサポートする第2のUEをサポートするダウンリンクMIMO(Multi Input Multi Output)システムにおいて、パイロット信号を伝送する方法は、基地局で、前記第2のUEのみが認識可能なユーザー専用パイロットシンボルを伝送できるサブフレーム上の資源ブロック(Resource Block;RB)領域にパイロットシンボルを写像(mapping)し、前記パイロットシンボルが写像されたサブフレームを伝送することを含み、前記割り当てられた資源ブロック領域には、前記第1のUEと前記第2のUEが全て認識可能な送信アンテナポート0からN−1までのセル特定パイロットシンボルと、前記第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポートNからM−1に対するユーザー専用パイロットシンボルが写像される。このとき、前記第2のUEのみが認識可能なユーザー専用パイロットシンボルは、基地局とユーザー機器との間のチャンネル測定のためのユーザー専用パイロットシンボルである。
【0039】
このとき、前記第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポートNからM−1に対するユーザー専用パイロットシンボルが写像される位置は、時間軸及び周波数軸のうち少なくとも一つを基準にして循環シフトが可能である。
【0040】
このとき、前記方法は、前記第2のUEのみが認識可能なユーザー専用パイロットシンボルを伝送できるサブフレーム上の資源ブロック(Resource Block;RB)領域を示す情報を伝送することをさらに含み、前記情報は、前記第2のUEが認識可能なPDCCHを介して前記第2のUEに放送される。
【0041】
このとき、標準循環前置(normal Cyclic Prefix)が適用された場合、前記サブフレーム上のOFDMシンボルに0から順次インデックスを与えるとき、前記第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポートNからM−1に対するユーザー専用パイロットシンボルは、OFDMシンボルインデックス0、3、6、9番のOFDMシンボルに写像される。
【0042】
前記Nは4で、前記Mは8である。
【0043】
本発明の他の様相に係る合計M個の送信アンテナのうちN個の送信アンテナをサポートする第1のUE(User Equipment)と、前記M(M>N)個の送信アンテナをサポートする第2のUEをサポートするダウンリンクMIMO(Multi Input Multi Output)システムにおいて、チャンネル情報をフィードバックする方法は、前記第2のUEのみが認識可能なユーザー専用パイロットシンボルが写像されるサブフレーム上の資源ブロック(Resource Block;RB)領域を示す情報を受信し、前記情報が示すサブフレームを受信し、前記資源ブロック領域に含まれたセル専用パイロットシンボルと前記ユーザー専用パイロットシンボルを用いて前記基地局と前記第2のUEとの間のチャンネル情報をフィードバックすることを含み、前記資源ブロック領域には、前記第1のUEと前記第2のUEが全て認識可能な送信アンテナポート0からN−1までのセル特定パイロットシンボルと、前記第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポートNからM−1に対するユーザー専用パイロットシンボルが写像される。
【0044】
このとき、前記第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポートNからM−1に対するユーザー専用パイロットシンボルが写像される位置は、時間軸及び周波数軸のうち少なくとも一つを基準にして循環シフトが可能である。
【0045】
このとき、前記情報は、前記第2のUEが認識可能なPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を介して前記第2のUEに放送される。
【0046】
このとき、前記Nは4で、前記Mは8である。
【0047】
このとき、標準循環前置(normal Cyclic Prefix)が適用された場合、前記サブフレーム上のOFDMシンボルに0から順次インデックスを与えるとき、前記第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポートNからM−1に対するユーザー専用パイロットシンボルは、OFDMシンボルインデックス0、3、6、9番のOFDMシンボルに写像される。
【発明の効果】
【0048】
本発明の実施例によると、既存のシステムのユーザー機器と新たにシステムに追加されたユーザー機器の全てに効率的にパイロットシンボルを伝送することができる。
【0049】
本発明で得られる効果は、以上言及した各効果に制限されるものでなく、言及していない他の効果は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解されるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】タイプ1の無線フレームの構造を示す図である。
【図2】タイプ2の無線フレームの構造を示す図である。
【図3】LTEダウンリンクのスロット構造を示す図である。
【図4】LTEアップリンクのスロット構造を示す図である。
【図5】ダウンリンクサブフレームの構造を示す図である。
【図6】一般的な多重アンテナ(MIMO)通信システムの構成図である。
【図7】1TTI(Transmission Time Interval)が14個のOFDMシンボルを有する標準循環前置(normal Cyclic Prefix;normal CP)を使用するサブフレームにおける端末機専用のダウンリンク参照信号構造を示した図である。
【図8】1TTIが12個のOFDMシンボルを有する拡張循環前置を使用するサブフレームにおける端末機専用のダウンリンク参照信号の構造を示した図である。
【図9】1TTIが14個のOFDMシンボルを有する場合、それぞれ1、2、4個の送信アンテナを有するシステムのための端末機共通のダウンリンク参照信号の構造を示した図である。
【図10】1TTIが14個のOFDMシンボルを有する場合、それぞれ1、2、4個の送信アンテナを有するシステムのための端末機共通のダウンリンク参照信号の構造を示した図である。
【図11】1TTIが14個のOFDMシンボルを有する場合、それぞれ1、2、4個の送信アンテナを有するシステムのための端末機共通のダウンリンク参照信号の構造を示した図である。
【図12】端末機専用パイロットシンボルがデータ復調のために使用されるときの構造を示した図である。
【図13】端末機専用のパイロットシンボルが測定のために使用されるときの構造を示した図である。
【図14】データ復調のために端末機専用パイロットシンボルを使用する方式と、測定のために端末機専用パイロットシンボルを使用する方式とを結合した場合の構造を示した図である。
【図15】4個の送信アンテナのセル専用パイロットシンボルと端末機専用パイロットシンボルが共に伝送されるパイロットシンボルのパターンを示した図である。
【図16】PDSCH領域の全てのパイロットシンボルを端末機専用パイロットシンボルで構成したパイロットシンボルのパターンを示した図である。
【図17】図16のパイロットパターンにパイロットシンボルを追加し、チャンネル推定性能を増加させたパイロットシンボルのパターンを示した図である。
【図18】図17のパイロットパタンでR4〜R7の位置が変更されたパイロットシンボルのパターンを示した図である。
【図19】図17のパイロットパタンでR4〜R7の位置が変更されたパイロットシンボルのパターンを示した図である。
【図20】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図21】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図22】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図23】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図24】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図25】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図26】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図27】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図28】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図29】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図30】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図31】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図32】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図33】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図34】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図35】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図36】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図37】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図38】図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図39】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図40】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図41】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図42】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図43】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図44】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図45】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図46】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図47】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図48】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図49】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図50】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図51】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図52】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図53】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図54】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図55】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図56】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図57】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図58】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図59】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図60】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図61】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図62】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図63】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図64】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図65】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図66】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図67】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図68】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図69】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図70】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図71】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図72】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図73】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図74】図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図75】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図76】図75のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図77】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図78】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図79】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図80】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図81】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図82】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図83】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図84】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図85】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図86】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図87】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図88】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図89】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図90】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図91】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図92】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図93】図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図94】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図95】図94のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図96】図94のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【図97】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図98】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図99】本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。
【図100】図99のパイロット構造でR4〜R7を所定規則にしたがって循環シフトさせたパイロット構造を示した図である。
【図101】図99のパイロット構造でR4〜R7を所定規則にしたがって循環シフトさせたパイロット構造を示した図である。
【図102】図99のパイロット構造でR4〜R7を所定規則にしたがって循環シフトさせたパイロット構造を示した図である。
【図103】図99のパイロット構造でR4〜R7を所定規則にしたがって循環シフトさせたパイロット構造を示した図である。
【図104】図99のパイロット構造でR4〜R7を所定規則にしたがって循環シフトさせたパイロット構造を示した図である。
【図105】図99のパイロット構造でR4〜R7を所定規則にしたがって循環シフトさせたパイロット構造を示した図である。
【図106】図99のパイロット構造でR4〜R7を所定規則にしたがって循環シフトさせたパイロット構造を示した図である。
【図107】基地局とユーザー機器に適用可能で、前記説明した方法を行うことができるデバイスの構成を示したブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0051】
以下、本発明に係る好適な各実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。添付の図面と共に以下で開示する詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのもので、本発明が実施され得る唯一の実施形態を示すためのものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を促進するために具体的な詳細事項を含む。しかし、当業者であれば、本発明がこのような具体的な詳細事項なしにも実施され得ることを理解するだろう。例えば、以下の説明では一定の用語を中心に説明するが、これら用語に限定される必要はなく、任意の用語として称される場合にも同一の意味を表すことができる。また、本明細書全体にわたって同一又は類似する構成要素については、同一の図面符号を使用して説明する。
【0052】
明細書全体において、一つの部分が一つの構成要素を「含む」とするとき、これは、特別に反対の記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…機」、「モジュール」などの用語は、少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これは、ハードウェアやソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの結合で具現される。
【0053】
まず、パイロットシンボルの構造について説明する前に、パイロットシンボルの類型について説明することにする。
【0054】
端末機専用のパイロットシンボルは、大きく二つの類型に分けることができる。一つは、測定のためのパイロットシンボルとして物理的又は仮想アンテナのチャンネルを推定できるパイロットシンボルであって、他の一つは、データ復調のためのパイロットシンボルである。特に、データ復調のためのパイロットシンボルは、データ伝送のために使用されたプリコーディング又は他の形態の伝送技法をパイロットシンボルに同一の形態で適用し、データ復調時にチャンネル推定値をそのまま適用して使用できるようにするパイロットシンボルである。状況によって、チャンネル推定のためのパイロットシンボルを用いる方式と、データ復調のためのパイロットシンボルを用いる方式とを結合して使用することができる。
【0055】
図12は、端末機専用パイロットシンボルがデータ復調のために使用されるときの構造を示した図である。図12において、ストリームの個数はK個で、送信アンテナの個数はNt個であると仮定する。このとき、図12において、復調を目的にして使用されたパイロットシンボルの場合、ストリームの個数又は空間多重化率(例えば、ランク)だけのパイロットシンボルシーケンスが適用されることが分かる。このとき、ストリームの個数は常に送信アンテナの個数より小さくなければならないので、Kは常にNtより小さい値を有する。したがって、K<Ntを満足する場合、常にパイロットシンボルのオーバーヘッドが各送信アンテナごとにパイロットシンボルを伝送するのに比べて小さくなることが分かる。
【0056】
図13は、端末機専用のパイロットシンボルが測定のために使用されるときの構造を示した図である。このとき、測定は、チャンネル状態情報フィードバック、同期などを含む全ての端末機の行動を含む。図13の方式を用いて各物理的アンテナのチャンネルを推定することができ、各チャンネル状況に合う多重アンテナ技法が適用されるように構成することができる。
【0057】
前記説明した二つの方式を結合し、復調及び測定を同時に行うように構成することもでき、互いに同一又は異なる周期を有して前記二つの方式を独立的に行うように構成することもできる。また、基本的にデータ伝送のために復調用端末機専用パイロットシンボルを伝送し、これに加えて、測定用端末機専用パイロットシンボルを伝送するように構成することもできる。このとき、測定用パイロットシンボルは端末機専用であるが、他の端末機が追加的に使用できるように、これに対する情報を放送チャンネルを介して追加情報として伝送したり、特定時間/周波数資源を予め定めておき、他の端末も使用できるように構成することができる。また、セル専用パイロットシンボルも、図13の方式を用いて伝送される。
【0058】
図14は、データ復調のために端末機専用パイロットシンボルを使用する方式と、測定のために端末機専用パイロットシンボルを使用する方式とを結合した場合の構造を示した図である。図14のように二つの方式を結合する場合は、パイロットシンボルのオーバーヘッドを最小化し、性能を極大化することができる。
【0059】
復調のための端末機専用パイロットシンボルが伝送される場合、ストリームの個数(又は空間多重化率、ランク)によって端末機専用パイロットシンボル区間のパイロットシンボルの個数が変わり得る。すなわち、セル専用のパイロットシンボルR0’〜R3’は、PBCH(Physical Broadcasting Channel)に伝送される送信アンテナの個数によってR0’(1Tx)、R0’〜R1’(2Tx)、R0’〜R3’(4Tx)のパイロットシンボルが伝送されるように構成され、復調のための端末機専用パイロットシンボルが伝送される場合は、空間多重化率と同一の個数のパイロットシンボルのみが伝送されるように構成される。
【0060】
このとき、端末機専用パイロットシンボルには、データ伝送のために使用された各端末機の多重アンテナ技法が適用される。また、測定のための端末機専用パイロットシンボルが伝送される場合は、全ての端末機専用パイロットシンボルが伝送され、データ伝送に使用された多重アンテナ技法はパイロットシンボルに適用されない。
【0061】
図15は、4個の送信アンテナのセル専用シンボルと、端末機専用パイロットシンボルが共に伝送されるパイロットシンボルのパターンを示した図である。図15に示すように、既存の端末機専用パイロットシンボルR5は、データ伝送のためのPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)領域でセル専用パイロットシンボルR0〜R3と共に伝送されていることが分かる。セル専用パイロットシンボルは、端末機の空間多重化率とは関係なく常に伝送され、データ伝送に使用された多重アンテナ技法を適用することができない。したがって、前記パイロットシンボル構造を用いてより多くの個数の送信アンテナのパイロットシンボルを伝送するために、PDSCH領域に端末機専用パイロットシンボルのみを伝送するように構成することができる。このように構成すると、パイロットオーバーヘッドを減少させることができる。
【0062】
図16は、PDSCH領域の全てのパイロットシンボルを端末機専用パイロットシンボルで構成したパイロットシンボルのパターンを示した図である。図16において、R0’〜R3’はセル専用パイロットシンボルで、R0〜R7は端末機専用パイロットシンボルである。ここで、R0〜R7が測定用として使用される場合、R0〜R3は、R0’〜R3’と同一の形態で伝送される。すなわち、R0’〜R3’は、サブフレームの構造とは関係なく常に同一の形態で伝送され、R0〜R7は、復調の用途であるか、それとも測定の用途であるかによって多重アンテナ技法が適用されたり、又は多重アンテナ技法が適用されずに伝送される。前記R0〜R7が復調用であるか、それとも測定用であるかは、サブフレーム又は周波数時間領域によって変わり、測定用途のための時間又は周波数領域に対する情報は、予め知らせたり、サブフレームごとに又は特定時区間の間に周期的に伝送可能である。すなわち、測定用パイロットシンボルはサブフレームごとに伝送される必要がないので、特定時間周期に又は特定周波数領域のみに伝送するように構成することができる。このとき、前記時間周期は、サブフレーム又は無線フレーム単位で構成することができ、前記周波数領域は、RB単位又はサブバンドなどで構成して使用することができる。このとき、全ての端末機は、特定RB又はサブバンドに測定用パイロットが位置することを知ることができ、これに対する情報は、ブロードキャスティング又は上位レイヤー信号で予め知らせることができる。
【0063】
図17は、図16のパイロットパターンにパイロットシンボルを追加し、チャンネル推定性能を増加させたパイロットシンボルのパターンを示した図である。図17において、R4〜R7の位置は変わり得る。ただし、端末機専用のパイロットシンボルの位置は、固定されて使用されることが望ましい。
【0064】
図18と図19は、図17のパイロットパターンでR4〜R7の位置が変更されたパイロットシンボルのパターンを示した図である。図18と図19に示すように、R4〜R7のパイロットシンボルの位置は変更可能である。
【0065】
(端末機特定パイロットシンボルのパターン通知方法)
前記のように、測定のためのパイロットシンボルと復調のためのシンボルは互いに異なる周期を有して伝送される。このとき、前記端末に端末機専用パイロットシンボルがどの類型に該当するかを通知しなければならなく、以下では、効率的な通知方法について説明することにする。
【0066】
復調のための端末機専用パイロットシンボルが伝送される場合、ストリームの個数(又は空間多重化率、ランク)によって端末機専用パイロットシンボル区間のパイロットシンボルの個数が変わり得る。すなわち、セル専用のパイロットシンボルR0’〜R3’は、BCHに伝送される送信アンテナの個数によってR0’(1Tx)、R0’〜R1’(2Tx)、R0’〜R3’(4Tx)のパイロットシンボルが伝送されるように構成され、復調のための端末機専用パイロットシンボルが伝送される場合は、空間多重化率と同一の個数のパイロットシンボルのみが伝送されるように構成される。また、測定のための端末機専用パイロットシンボルとしては、空間多重化率とは関係なく常に全てのパイロットシンボルが伝送され、このときに伝送されたパイロットシンボルは、他の全ての端末機におけるチャンネル推定性能を向上させるために使用することができる。したがって、本発明で使用された二つの端末機専用パイロットシンボルを使用する場合、サブフレーム単位又は特定時間/周波数単位での測定用パイロットシンボルの伝送に関する情報を知らせると、システムの性能を改善することができる。
【0067】
例えば、サブフレームレベルの通知方法、RBレベルの通知方法又は前記サブフレームレベルの通知とRBレベルの通知とが結合された通知方法を考慮することができる。
【0068】
以下、前記通知方法を詳細に説明する。
【0069】
サブフレームレベルのパイロットシンボルのパターン通知方法は、測定用パイロットシンボルを伝送するサブフレームを知らせる方式である。一般に、測定用パイロットシンボルの伝送周期は、特定グループの端末機において全て同一であって、該当の測定用パイロットシンボルが伝送されるサブフレームでは全てのRBにR0〜R7のパイロットシンボルが伝送されるように構成することができる。このとき、R0〜R3は、R0’〜R3’と同一の形態で伝送されるように構成可能である。
【0070】
RBレベルの通知方法は、毎サブフレームの特定RBに測定用パイロットシンボルが伝送されていることを通知する方法である。したがって、該当のグループの端末機は、これに対する情報を受信し、R0〜R7のパイロットシンボルを用いて測定することができる。
【0071】
ハイブリッド通知方法は、10個のサブフレームで構成されている無線フレームごとに測定用パイロットシンボルを伝送するサブフレームを知らせ、該当のサブフレームのみでRBレベルの通知方法で使用した方法を適用し、不要な制御情報を減少させることができる。一例として、端末機に測定用パイロットが伝送されるサブフレームの周期を知らせ、該当のサブフレームの特定RBが測定用パイロットを含んでいることを知らせる方法である。本方法によって、測定用パイロットのオーバーヘッドを減少させ、該当の測定用パイロットを用いる端末機グループは、定められた時間/周波数領域で測定用パイロット情報を得ることができる。
【0072】
(パイロット構造の例)
前記説明した方式は、多様なパイロットシンボルの構造に適用可能である。例えば、一つのサブフレームで、3個のOFDMシンボル(例えば、OFDMシンボルインデックス0、1、2)内のパイロットシンボルはセル専用パイロットシンボルとして使用し、残りのOFDMシンボルのパイロットシンボルは端末機専用パイロットシンボルとして使用することができる。このとき、パイロットシンボルが復調用であるか、それとも測定用であるかによって多重アンテナ技法の適用可否が決定されるとともに、空間多重化率だけのパイロットシンボルを伝送するか、それとも全てのパイロットシンボルを伝送するかが決定される。以下では、本発明の一実施例に係るパイロット構造を説明することにする。以下で説明する全てのパイロットシンボルの構造は、前記説明した方法によって構成される。
【0073】
図20は、本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。図20の4〜7番の送信アンテナのパイロットシンボルがm(mは整数)副搬送波だけ循環シフトされ、n(nは整数)OFDMシンボルだけ循環シフトされる。この場合、循環シフトによるチャンネル推定性能の低下はないと見られる。例えば、m=1は、全てのパイロットシンボルR4〜R7が右側(副搬送波インデックスが増加する方向)に一つの副搬送波インデックスだけ循環シフトされることを示し、m=−1は、全てのパイロットシンボルR4〜R7が左側(副搬送波インデックスが減少する方向)に一つの副搬送波インデックスだけ循環シフトされることを示す。また、n=1は、パイロットシンボルR4〜R7が下側(OFDMシンボルインデックスが増加する方向)に一つのOFDMシンボルインデックスだけ循環シフトされることを示し、n=−1は、パイロットシンボルR4〜R7が上側(OFDMシンボルインデックスが減少する方向)に一つのOFDMシンボルインデックスだけ循環シフトされることを示す。ただし、R4〜R7は、R0〜R3が存在する位置への循環シフトが不可能である。
【0074】
以下、本発明の一実施例に係る多様なパイロット構造の例を説明することにする。
【0075】
図21〜図22は、本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。図21〜図22のようなパイロット構造が可能である。
【0076】
図23は、本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。図24〜図38は、図23のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【0077】
詳細に説明すると、図24は、図23のパイロット構造において、R4〜R7をm=1だけシフトさせた構造で、図25は、図23のパイロット構造において、R4〜R7をm=2だけシフトさせた構造で、図26は、図23のパイロット構造において、R4〜R7をn=1だけシフトさせた構造で、図27は、図23のパイロット構造において、R4〜R7をm=1、n=1だけシフトさせた構造である。残りの図28〜図38は、図20で説明した方法に基づいて図23のパイロット構造でR4〜R7を循環副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせたパイロット構造である。
【0078】
図39は、本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。図40〜図74は、図39のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。
【0079】
詳細に説明すると、図40は、図39のパイロット構造において、R4〜R7をm=1だけシフトさせた構造で、図41は、図39のパイロット構造において、R4〜R7をm=1、n=1だけシフトさせた構造で、図42は、図39のパイロット構造において、R4〜R7をm=1、n=2だけシフトさせた構造で、図43は、図39のパイロット構造において、R4〜R7をm=1、n=3だけシフトさせた構造である。残りの図44〜図74は、図20で説明した方法に基づいて図23のパイロット構造でR4〜R7を循環副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせたパイロット構造である。
【0080】
図75は、本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。図76は、図75のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。詳細に説明すると、図76は、図75のパイロット構造でR4〜R7をm=1だけ循環シフトさせたパイロット構造である。
【0081】
図77は、本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。図78〜図93は、図77のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。詳細に説明すると、図78は、図77のパイロット構造でR4〜R7をn=2だけ循環シフトさせた構造を示した図で、図79は、図77のパイロット構造でR4〜R7をn=3だけ循環シフトさせた構造を示した図で、図80は、図77のパイロット構造でR4〜R7をm=1だけ循環シフトさせた構造を示した図である。残りの図81〜図93は、図20で説明した方法に基づいて図77のパイロット構造でR4〜R7を循環副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせたパイロット構造である。
【0082】
図94は、本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。図95及び図96は、図94のパイロット構造でR4〜R7を副搬送波方向又はOFDMシンボル方向に循環シフトさせた構造を示した図である。詳細に説明すると、図95は、図94のパイロット構造でR4〜R7をm=1だけ循環シフトさせた構造を示した図で、図96は、図94のパイロット構造でR4〜R7をm=2だけ循環シフトさせた構造を示した図である。
【0083】
図97と図98は、本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。図97及び図98に示したパイロット構造のようにパイロットパターンを構成することが可能である。
【0084】
パイロット構造は多様に設計することができ、以下のような方法を用いてパイロット構造の設計が可能である。
【0085】
図99は、本発明の一実施例に係るパイロット構造を示した図である。図100〜図106は、図99のパイロット構造でR4〜R7を所定規則にしたがって循環シフトさせたパイロット構造を示した図である。詳細に説明すると、図100のパイロット構造は、図99のパイロット構造で、R4とR5の位置を互いにシフトし、R6とR7を互いにシフトしたパイロット構造である。図101は、図99のパイロット構造で、R4とR6の位置を互いにシフトし、R5とR7の位置を互いにシフトしたパイロット構造である。また、図102は、図99のパイロット構造で、R4とR7の位置を互いにシフトし、R5とR6を互いにシフトしたパイロット構造である。
【0086】
一方、図103は、図99のパイロット構造で、R4〜R7をm=1だけ循環シフトさせたパイロット構造である。図104のパイロット構造は、図103のパイロット構造で、R4とR5の位置を互いにシフトし、R6とR7を互いにシフトしたパイロット構造である。図105は、図103のパイロット構造で、R4とR6の位置を互いにシフトし、R5とR7の位置を互いにシフトしたパイロット構造である。また、図106は、図103のパイロット構造で、R4とR7の位置を互いにシフトし、R5とR6を互いにシフトしたパイロット構造である。
【0087】
以上説明した方法によって設計されたパイロットシンボルを受けたユーザー機器は、伝送されたパイロットシンボルを用いて基地局とユーザー機器との間のチャンネル情報を求め、前記チャンネル情報を基地局にフィードバックすることができる。
【0088】
図107は、基地局とユーザー機器に適用可能で、前記で説明した方法を行うことができるデバイスの構成を示したブロック図である。図107に示すように、デバイス100は、処理ユニット101、メモリユニット102、RF(Radio Frequency)ユニット103、ディスプレイユニット104及びユーザーインターフェースユニット105を含む。物理インターフェースプロトコルの階層の機能は、前記処理ユニット101で行われる。前記処理ユニット101は、制御プレーンとユーザープレーンを提供する。各階層の機能は処理ユニット101で行われる。メモリユニット102は、処理ユニット011と電気的に連結されており、オペレーティングシステム、応用プログラム及び一般ファイルを格納している。前記デバイス100がユーザー機器であると、ディスプレイユニット104は多様な情報を表示することができ、公知のLCD(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic Light Emitting Diode)などを用いて具現される。ユーザーインターフェースユニット105は、キーパッド、タッチスクリーンなどのような公知のユーザーインターフェースと結合して構成される。RFユニット103は、処理ユニット101と電気的に連結されており、無線信号を伝送又は受信する。
【0089】
以上説明した各実施例は、本発明の各構成要素と各特徴が所定形態で結合されたものである。各構成要素又は特徴は、別途の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮されなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合されない形態で実施され得る。また、一部の構成要素及び/又は各特徴を結合して本発明の実施例を構成することも可能である。本発明の各実施例で説明する各動作の順序は変更可能である。一つの実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含まれたり、又は他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替えられる。特許請求の範囲で明示的な引用関係のない各請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項を含ませることが可能であることは自明である。
【0090】
本発明で、ユーザー機器(User Equipment;UE)は、移動端末(MS:Mobile Station)、SS(Subscriber Station)、MSS(Mobile Subscriber Station)又は端末(Mobile Terminal)などの用語に取り替えられる。
【0091】
一方、本発明のUEとしては、PDA(Personal Digital Assistant)、セルラーフォン、PCS(Personal Communication Service)フォン、GSM(Global System for Mobile)フォン、WCDMA(Wideband CDMA)フォン、MBS(Mobile Broadband System)フォンなどが用いられる。
【0092】
本発明の各実施例は多様な手段を通して具現される。例えば、本発明の各実施例は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現される。
【0093】
ハードウェアによる具現の場合、本発明の各実施例に係る方法は、一つ又はそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現される。
【0094】
ファームウエアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の各実施例に係る方法は、以上説明した機能又は動作を行うモジュール、手順又は関数などの形態で具現される。ソフトウェアコードは、メモリユニットに格納されてプロセッサによって駆動される。前記メモリユニットは、前記プロセッサの内部又は外部に位置し、既に公知となった多様な手段によって前記プロセッサとデータを取り交わすことができる。
【0095】
本発明はその精神及び必須特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態で具体化され得る。したがって、前記詳細な説明は、全ての面で制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付された請求項の合理的な解釈によって決定しなければならなく、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係のない各請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項を含ませることができる。
【産業上の利用可能性】
【0096】
本発明は、無線移動通信システムの端末機、基地局、又はその他装備に使用可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
合計M個の送信アンテナのうちN個の送信アンテナをサポートする第1のUE(User Equipment)と、前記M(M>N)個の送信アンテナをサポートする第2のUEをサポートするダウンリンクMIMO(Multi Input Multi Output)システムにおいて、パイロット信号を伝送する方法であって、
基地局で、前記第2のUEのみが認識可能なユーザー専用パイロットシンボルを伝送できるサブフレームにパイロットシンボルを写像し、
前記パイロットシンボルが写像されたサブフレームを伝送することを含み、
前記サブフレームは、第1の領域及び第2の領域を含み、前記第1の領域と第2の領域は、それぞれ時間軸上で連続した所定個数のOFDMシンボルを含み、前記第1の領域には、前記第1のUEと前記第2のUEが全て認識可能な送信アンテナポート0からN−1に対するセル専用パイロットシンボルが写像され、前記第2の領域には、前記第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポート0からMに対するユーザー専用パイロットシンボルが写像されるパイロット信号伝送方法。
【請求項2】
前記第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポート0からMに対するユーザー専用パイロットシンボルは、基地局とユーザー機器との間のチャンネル測定のためのユーザー専用パイロットシンボルである、請求項1に記載のパイロット信号伝送方法。
【請求項3】
前記第2のUEのみが認識可能なチャンネル測定のためのユーザー専用パイロットシンボルを伝送できるサブフレーム上の特定資源ブロック(Resource Block;RB)領域のみに前記チャンネル測定のためのユーザー専用パイロットシンボルが写像される、請求項2に記載のパイロット信号伝送方法。
【請求項4】
前記Nは、1、2、4のうち一つの値を有し、前記Mは、2、4、8のうち一つの値を有し、前記MとNはN<Mを満足する、請求項1に記載のパイロット信号伝送方法。
【請求項5】
合計M個の送信アンテナのうちN個の送信アンテナをサポートする第1のUE(User Equipment)と、前記M(M>N)個の送信アンテナをサポートする第2のUEをサポートするダウンリンクMIMO(Multi Input Multi Output)システムにおいて、チャンネル情報をフィードバックする方法であって、
前記第2のUEのみが認識可能なユーザー専用パイロットシンボルが写像されるサブフレーム上の領域に関する情報を受信し、
前記情報が示すサブフレームを伝送し、
前記資源ブロック領域に含まれたセル専用パイロットシンボルと前記ユーザー専用パイロットシンボルを用いて前記基地局と前記第2のUEとの間のチャンネル情報をフィードバックすることを含み、
前記サブフレーム上の領域は、第1の領域及び第2の領域を含み、前記第1の領域と第2の領域は、それぞれ時間軸上で連続した所定個数のOFDMシンボルを含み、前記第1の領域には、前記第1のUEと前記第2のUEが全て認識可能な送信アンテナポート0からN−1に対するセル専用パイロットシンボルが写像され、前記第2の領域には、前記第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポート0からMに対するユーザー専用パイロットシンボルが写像されるチャンネル情報フィードバック方法。
【請求項6】
前記第2のUEのみが認識可能な送信アンテナポート0からMに対するユーザー専用パイロットシンボルは、基地局とユーザー機器との間のチャンネル測定のためのユーザー専用パイロットシンボルである、請求項5に記載のチャンネル情報フィードバック方法。
【請求項7】
前記第2のUEのみが認識可能なチャンネル測定のためのユーザー専用パイロットシンボルを伝送できるサブフレーム上の特定資源ブロック(Resource Block;RB)領域のみに前記チャンネル測定用ユーザー専用パイロットシンボルが写像される、請求項6に記載のチャンネル情報フィードバック方法。
【請求項8】
前記Nは、1、2、4のうち一つの値を有し、前記Mは、2、4、8のうち一つの値を有し、前記MとNはN<Mを満足する、請求項5に記載のチャンネル情報フィードバック方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【図87】
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【図88】
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【図89】
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【図90】
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【図91】
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【図92】
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【図93】
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【図94】
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【図95】
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【図96】
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【図97】
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【図98】
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【図99】
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【図100】
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【図101】
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【図102】
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【図103】
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【図104】
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【図105】
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【図106】
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【図107】
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【公表番号】特表2012−504894(P2012−504894A)
【公表日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−530000(P2011−530000)
【出願日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際出願番号】PCT/KR2009/005646
【国際公開番号】WO2010/038999
【国際公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
【出願人】(502032105)エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド (2,269)
【Fターム(参考)】