説明

テレビジョン受像機

【課題】TV受像機において、時刻設定チャンネルを再設定する際の操作負担を低減する。
【解決手段】TV受像機は、内部時計と、内部時計を設定するためのオートクロックチャンネルとを有する。ユーザによってチャンネルが指定されると、TV受像機は、指定されたチャンネルのデジタル放送信号を受信し(S1)、オートクロックチャンネルが設定されている場合(S3でYES)、受信したデジタル放送信号から時刻情報を抽出する(S4)。そして、TV受像機は、抽出した時刻情報と、内部時計による内部時刻情報とが一致するか否かを判断し(S5)、時間情報が一致しない場合(S6でNO)、オートクロックチャンネル設定画面をディスプレイに自動的に表示する(S9)。そして、ユーザがオートクロックチャンネルを再設定した後(S10)、TV受像機は、TV番組を表示する(S11)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタル放送信号内の時刻情報に基づいて内部時計の設定が可能なテレビジョン受像機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、内部時計を有するテレビジョン(以下、TVという)受像機が知られている。この種のTV受像機では、放送局から配信されたトランスポートストリーム(以下、TSという)内のシステムタイムテーブル(以下、STTという)データを用いて内部時計の時刻を設定する方法が採られている。この方法は、ユーザによって予め設定された時刻設定チャンネル(以下、オートクロックチャンネルという)のTSを受信し、このTS内のSTTデータを用いて内部時計を正確な時刻に設定するものである。
【0003】
ところで、ユーザが、例えば米国内等で引越しによってTV受像機を移動させることにより視聴地域が変わった場合に、上記TV受像機がオートクロックチャンネルを受信できなくなることがある。その場合、上記TV受像機では、ユーザが手動でオートクロックチャンネルの再設定を行う必要があるために、ユーザが、オートクロックチャンネル設定画面を表示させた後に、オートクロックチャンネルを再設定しなければならず、ユーザにとって操作の手間が掛かり、使い勝手が悪いという問題がある。また、上記TV受像機では、オートクロックチャンネルを受信できないことにユーザが気付かない場合があるため、内部時計が不正確な状態のままユーザが使用を続けてしまい、ユーザにとって使い勝手が悪いという問題もある。
【0004】
これに対して、特許文献1には、電源が遮断されてから投入されるまでの時間が所定以上の場合に、ユーザに時刻の設定を行うように促す設定画面を自動的に表示するTV受像機が開示されている。また、特許文献2には、アナログ放送信号の時刻情報とデジタル放送信号の時刻情報が異なっている場合、テレテキスト信号の時刻情報をデジタル放送信号の時刻情報に差し替えるTV受像機が開示されている。しかしながら、これらのTV受像機は、オートクロックチャンネルを再設定するものではないため、上記問題を解決できない。
【0005】
また、特許文献3には、時間情報等の付加情報が含まれている放送信号チャンネルを自動的に検出し、検出した放送信号チャンネルから時刻データを抽出してマイコンの内部時計の設定を行うTV受像機が開示されている。しかしながら、このTV受像機は、オートクロックチャンネルの設定を行うものではないため、上記問題を解決できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007−49400号公報
【特許文献2】特開2007−158788号公報
【特許文献3】特開平7−67047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、時刻設定チャンネルを再設定する際の操作負担を低減でき、ユーザにとって使い勝手が良いテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、放送局から配信されたデジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたデジタル放送信号のトランスポートストリームから時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、前記時刻情報抽出手段によって抽出された時刻情報に基づいて時刻を設定され、設定された時刻に基づく内部時刻情報を提供する内部時計と、前記内部時計の時刻を設定するために使用するチャンネルを記憶する時刻設定チャンネル記憶手段と、装置各部を制御する制御手段とを備えるテレビジョン受像機において、前記時刻情報抽出手段によって抽出された前記時刻情報と、前記内部時計によって提供される前記内部時刻情報とが一致するか否かを判断する時刻判断手段と、前記時刻設定チャンネル記憶手段に記憶されるチャンネルの設定を行うための時刻設定チャンネル設定画面を表示する時刻設定チャンネル設定画面表示手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記受信手段を用いてユーザによって視聴されるチャンネルのデジタル放送信号を受信し、前記時刻情報抽出手段を用いて、受信したデジタル放送信号のトランスポートストリームから時刻情報を抽出した後、前記時刻判断手段を用いて、抽出した時刻情報と、前記内部時刻情報とが一致するか否かを判断し、これらが一致しない場合、前記時刻設定チャンネル設定画面表示手段を用いて前記時刻設定チャンネル設定画面を自動的に表示するものである。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のテレビジョン受像機において、前記制御手段は、前記時刻設定チャンネル記憶手段にチャンネルが記憶されていないとき、前記時刻設定チャンネル設定画面表示手段を用いて前記時刻設定チャンネル設定画面を自動的に表示するものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、ユーザによって視聴されるチャンネルのデジタル放送信号のトランスポートストリームから時刻情報を抽出した後、抽出した時刻情報と、内部時刻情報とが一致するか否かを判断する。そして、これらが一致しない場合、時刻設定チャンネル設定画面を自動的に表示する。そのため、ユーザは、内部時刻情報が不正確である際に、時刻設定チャンネルを再設定するために、時刻設定チャンネル設定画面を表示させる操作を行う必要がなくなるので、操作の手間を軽減でき、使い勝手が良くなる。
【0011】
また、抽出した時刻情報と内部時刻情報とが一致しない場合に、自動的に時刻設定チャンネル設定画面を表示するため、ユーザが、内部時刻情報が不正確であると気付きやすく、内部時計が不正確な状態のまま使用することを防ぐことができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、時刻設定チャンネル記憶手段にチャンネルが記憶されていないときに、時刻設定チャンネル設定画面を自動的に表示するので、ユーザに時刻設定チャンネルの設定を促すことができ、ユーザが時刻設定チャンネルが未設定であると気付きやすくなるので、内部時計が不正確なまま使用することを防ぐことができ、ユーザにとって使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施形態に係るTV受像機と、このTV受像機を操作するためのリモコンとを示す斜視図。
【図2】上記TV受像機の内部構成を示すブロック図。
【図3】上記TV受像機を操作するためのリモコンを示す上面図。
【図4】上記TV受像機におけるオートクロックチャンネルの設定処理の手順を示すフローチャート。
【図5】上記TV受像機のディスプレイに表示されるオートクロックチャンネル設定画面の一例を示す説明図。
【図6】上記TV受像機のディスプレイに表示されるオートクロックチャンネルが未設定である旨のメッセージの一例を示す説明図。
【図7】上記オートクロックチャンネルの設定処理の変形例の手順を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機について、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、テレビジョン(以下、TVという)受像機1と、このTV受像機1を操作するリモコン5との外観を示し、図2は、TV受像機1の内部構成を示す。図3は、TV受像機1に対して各種動作指示を行うためのリモコン5の上面を示す。
【0015】
TV受像機1は、放送局から放送されるデジタル放送信号を受信するチューナ部(受信手段)11と、チューナ部11によって受信されたデジタル放送信号に基づくTV番組の映像を表示するディスプレイ12と、TV番組の音声を出力するスピーカ13と、リモコン5から送信される操作信号を受信するリモコン信号受信部14とを備える。また、TV受像機1は、筐体外部に露出するように設けられたHDMI端子部15と、各種情報を記憶したメモリ(時刻設定チャンネル記憶手段)16と、設定された時刻に基づく内部時刻情報を提供する内部時計17と、各部を制御するための制御用マイコン(制御手段)18とをさらに備える。
【0016】
メモリ16は、制御用マイコン18を動作させるためのプログラム16aと、内部時計17の時刻を設定するために使用するオートクロックチャンネル(時刻設定チャンネル)16bとを記憶している。オートクロックチャンネル16bがユーザによって設定されていない場合、オートクロックチャンネル16bに該当する記憶領域には未設定である旨が記憶される。
【0017】
制御用マイコン18は、映像出力部18aと、音声出力部18bと、時刻情報抽出部(時刻情報抽出手段)18cと、内部時計設定部18dと、時刻判断部(時刻判断手段)18eと、オートクロックチャンネル設定画面表示部(時刻設定チャンネル設定画面表示手段)18fとを有し、ユーザによるリモコン5の操作等に基づいて自装置を動作させる。具体的には例えば、制御用マイコン18は、ユーザによるリモコン5の操作によって指定されたチャンネルを受信して表示する処理や、オートクロックチャンネルの設定処理等を行う。
【0018】
映像出力部18aは、チューナ部11によって受信されたTV番組の映像をディスプレイ12に出力する。音声出力部18bは、チューナ部11によって受信されたTV番組の音声をスピーカ13に出力する。
【0019】
時刻情報抽出部18cは、チューナ部11によって受信されたデジタル放送信号のトランスポートストリーム(以下、TSという)内のシステムタイムテーブル(以下、STTという)データから時刻情報を抽出する。具体的には例えば、TSから188バイトごとのシンクバイト(sync byte)を探し出し、STTのPID(packet ID)が「0x1FFB」であるTS packetを参照してGPS時刻情報等の時刻情報を抽出する。時刻情報抽出部18cが時刻情報を抽出するために使用するTSは、チューナ部11によって、ユーザによる指定のチャンネルや、メモリ16に記憶されたオートクロックチャンネル16bの放送局から受信したものである。
【0020】
内部時計設定部18dは、時刻情報抽出部18cによって抽出された時刻情報を用いて、内部時計17の時刻を設定する。内部時計17の時刻の設定に用いられる時刻情報は、チューナ部11を用いてオートクロックチャンネル16bとして指定された(記憶された)チャンネルから受信したものである。時刻判断部18eは、時刻情報抽出部18cによって抽出された時刻情報と、内部時計17によって提供される内部時刻情報とが一致するか否かを判断する。
【0021】
オートクロックチャンネル設定画面表示部18fは、メモリ16に記憶されるオートクロックチャンネル16bを設定するためのオートクロックチャンネル設定画面(時刻設定チャンネル設定画面)をディスプレイ12に表示する。
【0022】
リモコン5は、図3に示すように、「0」乃至「9」の10個の数字に対応する「0」〜「9」の数字ボタン51a〜51jと、入力した文字や数字を消去するクリアボタン52と、上下左右の各方向に操作可能な十字ボタン53(53a〜53dの総称)とを有する。また、リモコン5は、各種入力を確定するための決定ボタン54と、設定ボタン55と、メニューボタン56と、TV電源ボタン57と、TV受像機1に対してユーザによる操作に応じた操作信号を送信するための信号送信部50とをさらに有する。
【0023】
設定ボタン55は、メモリ16に記憶された各種の項目の設定内容を、ユーザによって入力された内容に変更するためのものである。メニューボタン56は、各種動作の選択画面であるメニュー画面をディスプレイ12に表示させるためのものである。ユーザはメニュー画面上で各種選択を行うことにより、例えば、オートクロックチャンネル設定画面の表示等を指示することができる。TV電源ボタン57は、TV受像機1に対して電源のオン/オフを指示するためのボタンである。ユーザは、数字ボタン51a〜51jを操作することにより、所望のチャンネルの視聴を指示することができる。
【0024】
次に、上記TV受像機1におけるオートクロックチャンネルの設定処理について、図4乃至図6を参照して説明する。図4は、オートクロックチャンネルの設定処理の手順を示すフローチャートである。図5は、ディスプレイ12に表示されるオートクロックチャンネル16bの設定画面の一例を示し、図6は、ディスプレイ12に表示されるメッセージの一例を示す。
【0025】
まず、ユーザがリモコン5を操作することによって視聴したいチャンネルが指定されると、制御用マイコン18は、チューナ部11を用いて、ユーザによって指定されたチャンネルのデジタル放送信号を受信する(S1)。そして、制御用マイコン18は、オートクロックチャンネル16bが設定されているか否かを判断し(S2)、オートクロックチャンネル16bが設定されている場合(S3でYES)、時刻情報抽出部18cを用いて、受信したデジタル放送信号のTS内のSTTデータから時刻情報を抽出する(S4)。
【0026】
そして、制御用マイコン18は、時刻判断部18e手段を用いて、上記S4によって抽出した時刻情報と、内部時計17によって提供される内部時刻情報とが一致するか否かを判断する(S5)。
【0027】
上記S5の判断の結果、時間情報が一致しない場合(S6でNO)、制御用マイコン18は、オートクロックチャンネル設定画面表示部18fを用いて、オートクロックチャンネル設定画面をディスプレイ12に自動的に表示する(S9)。具体的には例えば、オートクロックチャンネル設定画面は、図5に示すものであり、ユーザがリモコン5を操作することによってオートクロックチャンネル入力欄C1にチャンネルを入力し、設定ボタン55を操作することにより、オートクロックチャンネル16bを再設定する。図5の場合では、「ABCチャンネル」をオートクロックチャンネル16bとして設定している。
【0028】
そして、ユーザがリモコン5を操作することによりオートクロックチャンネル16bを再設定した後(S10)、制御用マイコン18は、ディスプレイ12にTV番組を表示する(S11)。一方、時間情報が一致する場合(S6でYES)、制御用マイコン18は、上記S9及びS10の処理を行わないで上記S11の処理を行う。
【0029】
上記S2の判断の結果、オートクロックチャンネル16bが設定されていない場合(S3でNO)、制御用マイコン18は、ディスプレイ12にオートクロックチャンネルの設定を促すメッセージを表示する(S7)。具体的には例えば、図6に示すように、「オートクロックチャンネルが設定されていません。」の注意メッセージをディスプレイ12に表示する。
【0030】
そして、ユーザがリモコン5を操作することによって、メニュー画面等からオートクロックチャンネルの設定画面の表示操作が行われると(S8でYES)、制御用マイコン18は、上記S9以降の処理を行う。一方、ユーザによってオートクロックチャンネル設定画面の表示操作が行われない場合(S8でNO)、上記S11の処理を行う。
【0031】
次に、上記TV受像機1におけるオートクロックチャンネルの設定処理の変形例について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。本処理のS11〜S16が、前出の図4に示すS1〜S6に相当し、本処理のS19〜S21が前出の図4に示すS9〜S11に相当する。すなわち、制御用マイコン18は、本処理においてオートクロックチャンネル16bが設定されていない場合(S13でNO)、前出の図4に示すS7及びS8を行わないで、オートクロックチャンネル設定画面表示部18fを用いてオートクロックチャンネル設定画面をディスプレイ12に自動的に表示する(S19)。これ以外は、前出の図4に示す処理と同様である。
【0032】
上述したように、本実施形態に係るTV受像機1においては、制御用マイコン18が、ユーザによって視聴されるチャンネルのデジタル放送信号のTS内のSTTデータから時刻情報を抽出した後、抽出した時刻情報と、内部時計17によって提供される内部時刻情報とが一致するか否かを判断する。そして、これらが一致しない場合、オートクロックチャンネル設定画面をディスプレイ12に自動的に表示する。そのため、ユーザは、内部時刻情報が不正確である際に、オートクロックチャンネル16bを再設定するために、オートクロックチャンネル設定画面を表示させる操作を行う必要がなくなるので、手間を軽減でき、使い勝手が良くなる。
【0033】
また、受信したデジタル放送信号から抽出した時刻情報と、内部時計17によって提供される内部時刻情報とが一致しない場合に、制御用マイコン18は、自動的にオートクロックチャンネル設定画面をディスプレイ12に表示するため、ユーザが、内部時刻情報が不正確であると気付きやすく、内部時計17が不正確な状態のまま使用することを防ぐことができ、ユーザにとって使い勝手が良くなる。
【0034】
また、前出の図7に示すオートクロックチャンネルの設定処理においては、オートクロックチャンネル16bが設定されていないときに、オートクロックチャンネル設定画面をディスプレイ12に自動的に表示するので、ユーザにオートクロックチャンネル16bの再設定を促すことができ、ユーザは時刻設定チャンネルが未設定であると気付きやすくなるので、内部時計17が不正確な状態のまま使用することを防ぐことができ、ユーザにとって使い勝手が良くなる。
【0035】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態において、オートクロックチャンネルが設定されていない場合、オートクロックチャンネルの設定を促すメッセージをディスプレイに表示する例を示したが、これに限られず、オートクロックチャンネルの設定を促す音声メッセージをスピーカから出力するものであってもよい。
【符号の説明】
【0036】
1 TV受像機
11 チューナ部(受信手段)
16 メモリ(時刻設定チャンネル記憶手段)
17 内部時計
16b オートクロックチャンネル(時刻設定チャンネル)
18 制御用マイコン(制御手段)
18c 時刻情報抽出部(時刻情報抽出手段)
18e 時刻判断部(時刻判断手段)
18f オートクロックチャンネル設定画面表示部(時刻設定チャンネル設定画面表示手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送局から配信されたデジタル放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたデジタル放送信号のトランスポートストリームから時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、
前記時刻情報抽出手段によって抽出された時刻情報に基づいて時刻を設定され、設定された時刻に基づく内部時刻情報を提供する内部時計と、
前記内部時計の時刻を設定するために使用するチャンネルを記憶する時刻設定チャンネル記憶手段と、
装置各部を制御する制御手段とを備えるテレビジョン受像機において、
前記時刻情報抽出手段によって抽出された前記時刻情報と、前記内部時計によって提供される前記内部時刻情報とが一致するか否かを判断する時刻判断手段と、
前記時刻設定チャンネル記憶手段に記憶されるチャンネルの設定を行うための時刻設定チャンネル設定画面を表示する時刻設定チャンネル設定画面表示手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記受信手段を用いてユーザによって視聴されるチャンネルのデジタル放送信号を受信し、前記時刻情報抽出手段を用いて、受信したデジタル放送信号のトランスポートストリームから時刻情報を抽出した後、前記時刻判断手段を用いて、抽出した時刻情報と、前記内部時刻情報とが一致するか否かを判断し、これらが一致しない場合、前記時刻設定チャンネル設定画面表示手段を用いて前記時刻設定チャンネル設定画面を自動的に表示することを特徴とするテレビジョン受像機。
【請求項2】
前記制御手段は、前記時刻設定チャンネル記憶手段にチャンネルが記憶されていないとき、前記時刻設定チャンネル設定画面表示手段を用いて前記時刻設定チャンネル設定画面を自動的に表示することを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−4744(P2012−4744A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−136517(P2010−136517)
【出願日】平成22年6月15日(2010.6.15)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】