説明

ディスクアレイ装置及びそのバッテリ冷却方法

【課題】本発明は、信頼性を向上させ得るディスクアレイ装置を提案する。
【解決手段】第1の制御部は、バッテリの温度を監視しており、前記バッテリの温度が予め設定されている温度以上となる場合には、第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を第2の制御部に送信する一方、前記バッテリの温度が予め設定されている温度を越えない場合には、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信し、前記第2の制御部は、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を高速回転させる一方、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を通常回転させることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャッシュメモリの電源を保持するバッテリを冷却するディスクアレイ装置及びそのバッテリ冷却方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ディスクアレイ装置のRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)コントローラボードが使用するキャッシュデータ保持用のバッテリは、当該RAIDコントローラボード上に実装する方式が主流である。しかしながら、近年では、リチウムイオンバッテリが主流になることでバッテリの動作保障温度の条件が厳しくなり、従来の方式では十分に温度条件を満たすことができないというおそれがある。このため、現在では、バッテリをRAIDコントローラボードから離れた場所に設置する方式が主流になっている。
【0003】
また、コントローラの温度条件を満たすように制御する装置として、例えば、特許文献1のストレージシステムが開示されている。特許文献1のストレージシステムでは、資源管理プロセッサが、コントローラの温度監視を行い、温度異常を検出して、ファンユニットの回転数を制御することにより、システム温度を調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−012000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、バッテリをRAIDコントローラボードから離れた場所に設置する方式では、筐体構造によってはバッテリの実装数が制限されたり、バッテリの実装領域を考慮した筐体設計によりディスクアレイ装置がコストアップすることが想定される。
【0006】
一方、単に、バッテリを冷却するためのファンを常に高速回転させる方法では、ディスクアレイ装置の騒音レベル及び消費電力を上昇させることになるという問題がある。
【0007】
また、特許文献1に開示されている装置では、コントローラの温度条件を満たすようにファンユニットの回転数を制御するものであって、バッテリの温度制御を実施する枠組みを提供するものではない。
【0008】
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、信頼性を向上させ得るディスクアレイ装置及びそのバッテリ冷却方法を提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる課題を解決するために本発明は、ホスト計算機から送信されるデータを、物理ディスクに対して読書きする第1の制御部と、前記データを一時的に格納するメモリと、前記メモリの電源に電力を供給するバッテリと、前記バッテリを冷却する第1のファン装置と、前記第1のファン装置を制御する第2の制御部とを備え、前記第1の制御部は、前記バッテリの温度を監視しており、前記バッテリの温度が予め設定されている温度以上となる場合には、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信する一方、前記バッテリの温度が予め設定されている温度を越えない場合には、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信し、前記第2の制御部は、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を高速回転させる一方、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を通常回転させることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、ホスト計算機から送信されるデータを、物理ディスクに対して読書きする第1の制御部と、前記データを一時的に格納するメモリと、前記メモリの電源に電力を供給するバッテリと、前記バッテリを冷却する第1のファン装置と、前記第1のファン装置を制御する第2の制御部とを備えるディスクアレイ装置のバッテリ冷却方法であって、前記第1の制御部が、前記バッテリの温度を監視しており、前記バッテリの温度が予め設定されている温度以上となる場合には、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信する一方、前記バッテリの温度が予め設定されている温度を越えない場合には、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信する第1のステップと、前記第2の制御部が、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を高速回転させる一方、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を通常回転させる第2のステップとを備えることを特徴とする。
【0011】
従って、第2の制御部がバッテリの温度を監視することができ、バッテリが充電や放電等により一時的に温度が上昇した場合においても、短時間でバッテリを冷却することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、信頼性を向上させ得るディスクアレイ装置及びそのバッテリ冷却方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】ストレージシステムのハードウェア構成を示すブロック図の一例である。
【図2】HDD状態情報の説明に供する概念図の一例である。
【図3】バッテリ冷却処理手順を示すフローチャートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0015】
図1は、本実施の形態によるストレージシステム1のハードウェア構成の一例を示している。ストレージシステム1は、複数のホスト計算機2がネックワーク3を介してディスクアレイ装置4に接続されることにより構成されている。
【0016】
ホスト計算機2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等の情報処理資源、情報入力装置、情報出力装置を備えたコンピュータ装置である。ホスト計算機2は、例えば、書き込み要求をディスクアレイ装置4に送信して、対応するデータをディスクアレイ装置4に書き込む。また、ホスト計算機2は、例えば、読み出し要求をディスクアレイ装置4に送信して、対応するデータをディスクアレイ装置4から読み出す。
【0017】
ネットワーク3は、例えば、LAN(Local Area Network)、SAN(Storage Area Network)、インターネット、専用回線、公衆回線等を場合に応じて適宜用いることができる。
【0018】
ディスクアレイ装置4は、RAID(Redundant Arrays of Independent Disks)コントローラボード11、バッテリ12、HDDバックプレーン13(バックプレーン装置)、サーバマネジメントコントローラ14(第2の制御部)、複数の物理ディスク装置(HDD(Hard Disk Drive))15及び複数のファン装置16を備えて構成されている。
【0019】
ディスクアレイ装置4は、RAIDコントローラボード11を少なくとも1つ備えている。RAIDコントローラボード11は、ディスクアレイ装置4全体を制御する。RAIDコントローラボード11は、ホストインタフェース21、メモリ22、CPU23(第1の制御部)及びディスクインタフェース24が所定のバス25を介して接続されることにより構成されている。
【0020】
ホストインタフェース21は、ネットワーク3を介してホスト計算機2と接続されている。ホストインタフェース21は、ホスト計算機2から受信した各種要求やデータの送受信を制御する。また、ホストインタフェース21は、ネットワーク3の種類に応じた種々のインタフェースを用いることができる。
【0021】
メモリ22は、キャッシュメモリ等により構成される。メモリ22には、ホストインタフェース21を介して受信したデータが一時的に格納される。また、メモリ22には、ディスクアレイ装置4内部で使用する各種プログラムや、各種テーブルが格納される。
【0022】
CPU23は、RAIDコントローラボード11ごとに1つ備えられる。CPU23は、RAIDコントローラボード11全体を制御し、ホストインタフェース21を介して受信した各種要求を解釈して、各構成要素に指示を送信する。
【0023】
また、CPU23は、物理ディスク装置15に対してRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)制御を行うことにより、ディスクアレイ装置4の信頼性、可用性及び性能を向上させる。この場合、CPU23は、1又は複数の物理ディスク装置15により提供される物理的な記憶領域(RAIDグループ)上に、1又は複数の論理ボリュームを設定する。そして、データは、この論理ボリューム内に所定の大きさのブロック単位で記憶される。
【0024】
さらに、CPU23は、例えば、SGPIO(Serial General Purpose Input/Output)バス17を介してHDDバックプレーン13のHDDバックプレーン制御コントローラ26(後述)と接続されている。CPU23は、各物理ディスク装置15の状態を監視していると共に、温度検出デバイス(図示せず)等によってバッテリ12の温度状態を監視している。そして、CPU23は、物理ディスク装置15の状態及びバッテリ12の温度状態を状態情報31(後述)として、所定のタイミングで、SGPIOバス17を介してHDDバックプレーン13のHDDバックプレーン制御コントローラ26に送信する。
【0025】
ディスクインタフェース24は、例えば、SAS(Serial Attached SCSI)インタフェースバス18を介し、HDDバックプレーン13を経由して複数の物理ディスク装置15と接続されている。ディスクインタフェース24は、ホスト計算機2から受信したデータのディスク装置15に対する送受信を制御する。また、ディスクインタフェース18は、ファイバチャネル、SAS(Serial Attached SCSI)、SATA(Serial ATA)等の種類に応じた種々のインタフェースを用いることができる。
【0026】
バッテリ12は、メモリ22の電源に電力を供給するバッテリであり、例えば、リチウムイオンバッテリにより構成されている。また、バッテリ12は、RAIDコントローラボード11から離れた位置に設置されている。
【0027】
HDDバックプレーン13は、HDDバックプレーン制御コントローラ26を備えて構成されている。HDDバックプレーン制御コントローラ26は、HDD監視バス19を介してサーバマネジメントコントローラ14と接続されている。HDDバックプレーン制御コントローラ26は、HDDバックプレーン13全体を制御する。HDDバックプレーン制御コントローラ26は、CPU23から受信した状態情報31をサーバマネジメントコントローラ14に送信する。
【0028】
サーバマネジメントコントローラ14は、複数のファン装置16と接続されている。サーバマネジメントコントローラ14は、HDDバックプレーン制御コントローラ26から受信した状態情報31に基づいて、複数のファン装置16を制御する。
【0029】
複数の物理ディスク装置15は、ホスト計算機2から受信したデータを格納する。複数のファン装置16は、複数の物理ディスク装置15及びバッテリ12の近傍の冷却可能位置にそれぞれ設置されており、ファンを回転させることにより、複数の物理ディスク装置15及びバッテリ12を冷却する。
【0030】
図2は、状態情報31の一例を示した図である。状態情報31は、物理ディスク装置15の状態の情報であるHDD状態情報32及びバッテリ12の温度状態の情報であるバッテリ温度情報33により構成されている。HDD状態情報32は、例えば、物理ディスク装置15ごとの稼働情報や温度情報により構成されている。バッテリ温度情報33は、所定のフラグにより構成されており、温度検出デバイスがバッテリ12の温度が予め設定されている温度以上となる場合には、フラグがオンに変更される一方、温度検出デバイスが予め設定されている温度を越えない場合には、フラグがオフに変更される。
【0031】
次に、本実施形態のストレージシステム1の動作について詳細に説明する。図3は、本実施形態のストレージシステム1のバッテリ冷却処理を示すフローチャートである。
【0032】
サーバマネジメントコントローラ14は、ディスクアレイ装置4の電源がオンになると、バッテリ冷却処理手順RT1を開始して、ファン装置16を通常回転させる(ステップSP1)。続いて、CPU23は、所定の時間が経過するのを待機モードで待ち受ける(ステップSP2)。
【0033】
やがて、CPU23は、所定の時間が経過すると(ステップSP2:YES)、温度検出デバイスによってバッテリ12の温度が予め設定されている温度以上となったか否かをチェックする(ステップSP3)。
【0034】
そして、CPU23は、バッテリ12の温度が予め設定されている温度以上となった場合(ステップSP3:YES)には、状態情報31の温度情報33のフラグをオンに変更し、HDDバックプレーン制御コントローラ26を経由してサーバマネジメントコントローラ14に送信する(ステップSP4)。これに対して、CPU23は、バッテリ12の温度が予め設定されている温度を越えなかった場合(ステップSP3:NO)には、状態情報31の温度情報33のフラグをオフに変更し、HDDバックプレーン制御コントローラ26を経由してサーバマネジメントコントローラ14に送信する(ステップSP5)。
【0035】
続いて、サーバマネジメントコントローラ14は、HDDバックプレーン制御コントローラ26から受信した状態情報31の温度情報33のフラグがオンであるか否かをチェックする(ステップSP6)。
【0036】
そして、サーバマネジメントコントローラ14は、状態情報31の温度情報33のフラグがオンである場合(ステップSP6:YES)には、バッテリ12の近傍に設置されているファン装置16のファンを高速回転させて、バッテリ12を一段と冷却させる(ステップSP7)。これに対して、サーバマネジメントコントローラ14は、状態情報31の温度情報33のフラグがオンでない、すなわち、フラグがオフである場合(ステップSP6:NO)には、バッテリ12の近傍に設置されているファン装置16のファンを通常回転させる(ステップSP8)。
【0037】
このようにして、ストレージシステム1では、RAIDコントローラボード11から離れた位置に設置すると共に、ファン装置16をバッテリ12の近傍の冷却可能位置に設置し、CPU23が、バッテリ12の温度が予め設定されている温度以上となった場合には、状態情報31の温度情報33のフラグをオンに変更し、サーバマネジメントコントローラ14が、状態情報31の温度情報33のフラグがオンである場合には、バッテリ12の近傍に設置されているファン装置16のファンを高速回転させる。
【0038】
従って、サーバマネジメントコントローラがバッテリ12の温度を監視することができ、バッテリ12が充電や放電等により一時的に温度が上昇した場合においても、短時間でバッテリ12を冷却することができる。
【0039】
また、ストレージシステム1では、CPU23が、HDD状態情報32に加えてバッテリ温度情報33を状態情報31として、SGPIOバス17を介し、HDDバックプレーン13のHDDバックプレーン制御コントローラ26を経由して、サーバマネジメントコントローラ14に送信することにより、サーバマネジメントコントローラ14が、物理ディスク装置15ごとの稼働情報や温度情報、バッテリ12の温度情報を認識して、ファン装置16のファンを制御することができる。
【0040】
なお、本実施形態においては、バッテリ12をRAIDコントローラボード11から離れた位置に設置した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、バッテリ12をRAIDコントローラボード11の近傍に設置するようにしても良く、その他種々の位置に設置することができる。
【0041】
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
【0042】
(付記1)ホスト計算機から送信されるデータを、物理ディスクに対して読書きする第1の制御部と、前記データを一時的に格納するメモリと、前記メモリの電源に電力を供給するバッテリと、前記バッテリを冷却する第1のファン装置と、前記第1のファン装置を制御する第2の制御部とを備え、前記第1の制御部は、前記バッテリの温度を監視しており、前記バッテリの温度が予め設定されている温度以上となる場合には、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信する一方、前記バッテリの温度が予め設定されている温度を越えない場合には、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信し、前記第2の制御部は、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を高速回転させる一方、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を通常回転させることを特徴とするディスクアレイ装置である。
【0043】
(付記2)ホスト計算機から送信されるデータを、物理ディスクに対して読書きする第1の制御部と、前記データを一時的に格納するメモリと、前記メモリの電源に電力を供給するバッテリと、前記バッテリを冷却する第1のファン装置と、前記第1のファン装置を制御する第2の制御部とを備えるディスクアレイ装置のバッテリ冷却方法であって、前記第1の制御部が、前記バッテリの温度を監視しており、前記バッテリの温度が予め設定されている温度以上となる場合には、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信する一方、前記バッテリの温度が予め設定されている温度を越えない場合には、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信する第1のステップと、前記第2の制御部が、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を高速回転させる一方、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を通常回転させる第2のステップとを備えることを特徴とするディスクアレイ装置のバッテリ冷却方法である。
【符号の説明】
【0044】
1……ストレージシステム、2……ホスト計算機、3……ネットワーク、4……ディスクアレイ装置、11……RAIDコントローラボード、12……バッテリ、13……HDDバックプレーン、14……サーバマネジメントコントローラ、15……物理ディスク装置、16……ファン装置、17……SGPIOバス、18……SASインタフェースバス、19……HDD監視バス、21……ホストインタフェース、22……メモリ、23……CPU、24……ディスクインタフェース、25……バス、26……HDDバックプレーン制御コントローラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホスト計算機から送信されるデータを、物理ディスクに対して読書きする第1の制御部と、
前記データを一時的に格納するメモリと、
前記メモリの電源に電力を供給するバッテリと、
前記バッテリを冷却する第1のファン装置と、
前記第1のファン装置を制御する第2の制御部と
を備え、
前記第1の制御部は、
前記バッテリの温度を監視しており、前記バッテリの温度が予め設定されている温度以上となる場合には、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信する一方、前記バッテリの温度が予め設定されている温度を越えない場合には、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信し、
前記第2の制御部は、
前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を高速回転させる一方、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を通常回転させる
ことを特徴とするディスクアレイ装置。
【請求項2】
ホスト計算機から送信されるデータを、物理ディスクに対して読書きする第1の制御部と、前記データを一時的に格納するメモリと、前記メモリの電源に電力を供給するバッテリと、前記バッテリを冷却する第1のファン装置と、前記第1のファン装置を制御する第2の制御部とを備えるディスクアレイ装置のバッテリ冷却方法であって、
前記第1の制御部が、前記バッテリの温度を監視しており、前記バッテリの温度が予め設定されている温度以上となる場合には、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信する一方、前記バッテリの温度が予め設定されている温度を越えない場合には、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を前記第2の制御部に送信する第1のステップと、
前記第2の制御部が、前記第1のファン装置を高速回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を高速回転させる一方、前記第1のファン装置を通常回転させる旨の通知を受信すると、前記第1のファン装置を通常回転させる第2のステップと
を備えることを特徴とするディスクアレイ装置のバッテリ冷却方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−33099(P2012−33099A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−173737(P2010−173737)
【出願日】平成22年8月2日(2010.8.2)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】