ディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造
【課題】ディスクを搬入搬出する搬送用ローラに付着する塵や埃を取り除くことができて、塵や埃がディスクのデータ面に付着することを防ぐことができる搬送用ローラのクリーニング構造を提供する。
【解決手段】 ディスク装置１内にディスクＤを搬入搬出する搬送用ローラ５をクリーニングして、搬送用ローラ５からディスクＤのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造において、搬送用ローラ５の下側外周面と左右両側外周面に接触する断面略コ字形の繊維布６を搬送用ローラ５に近接して設置し、繊維布６によって搬送用ローラ５に付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃がディスクＤのデータ面に付着しないようした。
【解決手段】 ディスク装置１内にディスクＤを搬入搬出する搬送用ローラ５をクリーニングして、搬送用ローラ５からディスクＤのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造において、搬送用ローラ５の下側外周面と左右両側外周面に接触する断面略コ字形の繊維布６を搬送用ローラ５に近接して設置し、繊維布６によって搬送用ローラ５に付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃がディスクＤのデータ面に付着しないようした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ディスク装置内にディスクを搬入搬出する搬送用ローラをクリーニングして、この搬送用ローラから前記ディスクのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
第１の従来技術を図３（ａ）（ｂ）に示す。この従来の画像形成装置は、図３（ａ）（ｂ）に示すように、帯電ローラ１０２の表面の凹凸を１０〜５０μｍにすると共に、その表面をクリーニングするクリーニングパッド１２５を不織布で形成し、クリーニングパッド１２５の摺擦による帯電ローラ１０２のクリーニング動作中に、その帯電ローラ１０２を逆回転させてクリーニングするようにしている。（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
ところが、これにおいては、帯電ローラ１０２の上側からのみ不織布からなるクリーニングパッド１２５を摺擦するものであるので、帯電ローラ１０２に堆積したトナーを十分に除去することができないという問題があった。また、これは帯電ローラ１０２に付着する塵や埃を除去するものではなかった。
【０００４】
第２の従来技術を図４に示す。この従来のディスク再生／記録装置は、図４に示すように、装置に対するディスク２２８の引き込み及び排出をピンチローラ２１２のローラ部２１３と押え部材２２５によりディスク２２８を挟み込みピンチローラ２１２のローラ部２１３を回転させることにより行うようにしたディスク再生／記録装置であって、装置内で発生したピンチローラ２１２のローラ部２１３に付着する粉塵を排除する刷毛２２２を有する排除手段２１５を設けている。（例えば、特許文献２参照）。
【０００５】
ところが、これにおいては、排除手段２１５の刷毛をローラ部２１３に当てて粉塵を排除するものであるために、ローラ部２１３に傷がついてしまうという問題があった。
【０００６】
第３の従来技術を図５に示す。この従来のクリーニング機構付きディスク装置は、図５に示すように、ディスク挿入口３１２の近傍に設けられたディスク３０５を搬送するための搬送ローラ３１７の表面をクリーニングするブラシからなるクリーニング部材３２２を装着している。（例えば、特許文献３参照）。
【０００７】
ところが、これにおいては、ブラシからなるクリーニング部材３２２を搬送ローラ３１７に当てるので、搬送ローラ３１７に傷がついてしまうという問題があった。
【特許文献１】特開平９−２２２７７６号公報
【特許文献２】特開平１０−２２２９０７号公報
【特許文献３】特開平８−６９６５５号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、ディスクを搬入搬出する搬送用ローラに付着する塵や埃を取り除くことができて、この塵や埃がディスクのデータ面に付着することを防ぐことができてディスクの読み込み性能の悪化を防ぐことができ、しかも搬送用ローラに傷を付けることなく塵や埃を取り除くことができるディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項１に記載の発明は、ディスク装置内にディスクを搬入搬出する搬送用ローラをクリーニングして、この搬送用ローラから前記ディスクのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造において、前記搬送用ローラの下側外周面と左右両側外周面に接触する断面略コ字形の繊維布を前記搬送用ローラに近接して設置し、この繊維布によって前記搬送用ローラに付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃が前記ディスクのデータ面に付着しないようしたことを特徴としている。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、ディスク装置内にディスクを搬入搬出する搬送用ローラをクリーニングして、この搬送用ローラから前記ディスクのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造において、前記搬送用ローラの少なくとも下側外周面と左右両側外周面に接触する布を前記搬送用ローラに近接して配置し、この布によって前記搬送用ローラに付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃が前記ディスクのデータ面に付着しないようにしたことを特徴としている。
【００１１】
請求項３に記載の発明は、請求項２に記載の発明において、前記布は、下側が略円弧状である断面略Ｕ字形に形成され、前記搬送用ローラの下側外周面全域と左右両側外周面に接触するようにした
【発明の効果】
【００１２】
請求項１に記載の発明によれば、断面コ字形の繊維布を搬送用ローラの下側外周面と左右両側外周面に接触させているから、搬送用ローラの外周面に付着している塵や埃をこの繊維布で取り除くことができ、搬送用ローラで搬送されるディスクのデータ面に搬送用ローラの塵や誇りが付着することを防ぐことができる。従って、ディスクの読み込み性能の悪化を防ぐことができる。また、搬送用ローラの外周面に繊維布が接触するから、搬送用ローラに傷が付くことを防ぐことができる。
【００１３】
請求項２に記載の発明によれば、搬送用ローラの少なくとも下側外周面と左右両側外周面に布が接触して搬送用ローラの外周面に付着した塵や埃を取り除くことができ、搬送用ローラで搬送されるディスクのデータ面に搬送用ローラの塵や埃が付着することを防ぐことができる。従って、ディスクの読み込み性能の悪化を防ぐことができる。また、搬送用ローラの外周面に布が接触するから、搬送用ローラに傷が付くことを防ぐことができる。尚、布としては、繊維布、不織布等を使用することができる。
【００１４】
請求項３に記載の発明によれば、布の下側が略円弧状である断面略Ｕ字形に形成されているから、搬送用ローラの下側外周面全域と左右両側外周面に布が接触することになり、搬送用ローラと布の接触面積が大きく、より一層搬送用ローラの外周面の塵や埃を効果的に取り除くことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１５】
以下、本発明に係るディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。
【００１６】
図１は本発明の第１実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造を示し、（ａ）はそのディスク装置の全体構造を示す概略平面図、（ｂ）はその要部の拡大斜視図である。
【００１７】
この第１実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造は、図１（ａ）に示すように、ディスク装置１のシャーシ２の中央部にディスクＤを回転させるためのターンテーブル３が配置され、その奥側に光ピックアップ４が設けられている。更に、シャーシ２におけるディスクＤの出し入れ口側にディスクＤを搬入搬出するための搬送用ローラ５が配置されている。図１（ｂ）に示すように、搬送用ローラ５に近接して断面略コ字形の繊維布６が配置され、この繊維布６の下面と左右両側面が搬送用ローラ５の下側外周面と左右両側外周面に接触している。そして、この繊維布６によって搬送用ローラ５に付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃がディスクＤのデータ面に付着しないようした
この第１実施形態によれば、断面コ字形の繊維布６を搬送用ローラ５の下側外周面と左右両側外周面に接触させているから、搬送用ローラ５の外周面に付着している塵や埃をこの繊維布６で取り除くことができ、搬送用ローラ５で搬送されるディスクＤのデータ面に搬送用ローラ５の塵や誇りが付着することを防ぐことができる。従って、ディスクＤの読み込み性能の悪化を防ぐことができる。また、搬送用ローラ５の外周面に繊維布６が接触するから、搬送用ローラ５に傷が付くことを防ぐことができる。
【００１８】
図２は第２実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造の要部を示す側面図である。
【００１９】
この第２実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造は、図２に示すように、下側が略円弧状である断面略Ｕ字形に形成された繊維布６Ａを搬送用ローラ５の下側外周面全域と左右両側外周面に接触するようにした
従って、この第２実施形態によれば、繊維布６Ａの下側が略円弧状である断面略Ｕ字形に形成されているから、搬送用ローラ５の下側外周面全域と左右両側外周面に繊維布６Ａが接触することになり、搬送用ローラ５と繊維布６Ａの接触面積が大きく、より一層搬送用ローラ５の外周面の塵や埃を効果的に取り除くことができる。
【００２０】
尚、上記実施形態では、繊維布について説明したが、繊維布の他に不織布等も適用することができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【００２１】
【図１】本発明の第１実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造を示し、（ａ）はそのディスク装置の全体構造を示す概略平面図、（ｂ）はその要部の拡大斜視図である。
【図２】第２実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造の要部を示す側面図である。
【図３】従来の画像形成装置を示し、（ａ）はその作像部付近を制御系と共に示す概略構成図、（ｂ）はその帯電ローラとクリーニングパッドとが接触している状態を示す概略断面図である。
【図４】従来のディスク再生／記録装置の部分背面図である。
【図５】従来のクリーニング機構付きディスク装置の内部構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
【００２２】
Ｄ ディスク
１ ディスク装置
２ シャーシ
３ ターンテーブル
４ 光ピックアップ
５ 搬送用ローラ
６ 繊維布
６Ａ 繊維布
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ディスク装置内にディスクを搬入搬出する搬送用ローラをクリーニングして、この搬送用ローラから前記ディスクのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
第１の従来技術を図３（ａ）（ｂ）に示す。この従来の画像形成装置は、図３（ａ）（ｂ）に示すように、帯電ローラ１０２の表面の凹凸を１０〜５０μｍにすると共に、その表面をクリーニングするクリーニングパッド１２５を不織布で形成し、クリーニングパッド１２５の摺擦による帯電ローラ１０２のクリーニング動作中に、その帯電ローラ１０２を逆回転させてクリーニングするようにしている。（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
ところが、これにおいては、帯電ローラ１０２の上側からのみ不織布からなるクリーニングパッド１２５を摺擦するものであるので、帯電ローラ１０２に堆積したトナーを十分に除去することができないという問題があった。また、これは帯電ローラ１０２に付着する塵や埃を除去するものではなかった。
【０００４】
第２の従来技術を図４に示す。この従来のディスク再生／記録装置は、図４に示すように、装置に対するディスク２２８の引き込み及び排出をピンチローラ２１２のローラ部２１３と押え部材２２５によりディスク２２８を挟み込みピンチローラ２１２のローラ部２１３を回転させることにより行うようにしたディスク再生／記録装置であって、装置内で発生したピンチローラ２１２のローラ部２１３に付着する粉塵を排除する刷毛２２２を有する排除手段２１５を設けている。（例えば、特許文献２参照）。
【０００５】
ところが、これにおいては、排除手段２１５の刷毛をローラ部２１３に当てて粉塵を排除するものであるために、ローラ部２１３に傷がついてしまうという問題があった。
【０００６】
第３の従来技術を図５に示す。この従来のクリーニング機構付きディスク装置は、図５に示すように、ディスク挿入口３１２の近傍に設けられたディスク３０５を搬送するための搬送ローラ３１７の表面をクリーニングするブラシからなるクリーニング部材３２２を装着している。（例えば、特許文献３参照）。
【０００７】
ところが、これにおいては、ブラシからなるクリーニング部材３２２を搬送ローラ３１７に当てるので、搬送ローラ３１７に傷がついてしまうという問題があった。
【特許文献１】特開平９−２２２７７６号公報
【特許文献２】特開平１０−２２２９０７号公報
【特許文献３】特開平８−６９６５５号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、ディスクを搬入搬出する搬送用ローラに付着する塵や埃を取り除くことができて、この塵や埃がディスクのデータ面に付着することを防ぐことができてディスクの読み込み性能の悪化を防ぐことができ、しかも搬送用ローラに傷を付けることなく塵や埃を取り除くことができるディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項１に記載の発明は、ディスク装置内にディスクを搬入搬出する搬送用ローラをクリーニングして、この搬送用ローラから前記ディスクのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造において、前記搬送用ローラの下側外周面と左右両側外周面に接触する断面略コ字形の繊維布を前記搬送用ローラに近接して設置し、この繊維布によって前記搬送用ローラに付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃が前記ディスクのデータ面に付着しないようしたことを特徴としている。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、ディスク装置内にディスクを搬入搬出する搬送用ローラをクリーニングして、この搬送用ローラから前記ディスクのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造において、前記搬送用ローラの少なくとも下側外周面と左右両側外周面に接触する布を前記搬送用ローラに近接して配置し、この布によって前記搬送用ローラに付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃が前記ディスクのデータ面に付着しないようにしたことを特徴としている。
【００１１】
請求項３に記載の発明は、請求項２に記載の発明において、前記布は、下側が略円弧状である断面略Ｕ字形に形成され、前記搬送用ローラの下側外周面全域と左右両側外周面に接触するようにした
【発明の効果】
【００１２】
請求項１に記載の発明によれば、断面コ字形の繊維布を搬送用ローラの下側外周面と左右両側外周面に接触させているから、搬送用ローラの外周面に付着している塵や埃をこの繊維布で取り除くことができ、搬送用ローラで搬送されるディスクのデータ面に搬送用ローラの塵や誇りが付着することを防ぐことができる。従って、ディスクの読み込み性能の悪化を防ぐことができる。また、搬送用ローラの外周面に繊維布が接触するから、搬送用ローラに傷が付くことを防ぐことができる。
【００１３】
請求項２に記載の発明によれば、搬送用ローラの少なくとも下側外周面と左右両側外周面に布が接触して搬送用ローラの外周面に付着した塵や埃を取り除くことができ、搬送用ローラで搬送されるディスクのデータ面に搬送用ローラの塵や埃が付着することを防ぐことができる。従って、ディスクの読み込み性能の悪化を防ぐことができる。また、搬送用ローラの外周面に布が接触するから、搬送用ローラに傷が付くことを防ぐことができる。尚、布としては、繊維布、不織布等を使用することができる。
【００１４】
請求項３に記載の発明によれば、布の下側が略円弧状である断面略Ｕ字形に形成されているから、搬送用ローラの下側外周面全域と左右両側外周面に布が接触することになり、搬送用ローラと布の接触面積が大きく、より一層搬送用ローラの外周面の塵や埃を効果的に取り除くことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１５】
以下、本発明に係るディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。
【００１６】
図１は本発明の第１実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造を示し、（ａ）はそのディスク装置の全体構造を示す概略平面図、（ｂ）はその要部の拡大斜視図である。
【００１７】
この第１実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造は、図１（ａ）に示すように、ディスク装置１のシャーシ２の中央部にディスクＤを回転させるためのターンテーブル３が配置され、その奥側に光ピックアップ４が設けられている。更に、シャーシ２におけるディスクＤの出し入れ口側にディスクＤを搬入搬出するための搬送用ローラ５が配置されている。図１（ｂ）に示すように、搬送用ローラ５に近接して断面略コ字形の繊維布６が配置され、この繊維布６の下面と左右両側面が搬送用ローラ５の下側外周面と左右両側外周面に接触している。そして、この繊維布６によって搬送用ローラ５に付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃がディスクＤのデータ面に付着しないようした
この第１実施形態によれば、断面コ字形の繊維布６を搬送用ローラ５の下側外周面と左右両側外周面に接触させているから、搬送用ローラ５の外周面に付着している塵や埃をこの繊維布６で取り除くことができ、搬送用ローラ５で搬送されるディスクＤのデータ面に搬送用ローラ５の塵や誇りが付着することを防ぐことができる。従って、ディスクＤの読み込み性能の悪化を防ぐことができる。また、搬送用ローラ５の外周面に繊維布６が接触するから、搬送用ローラ５に傷が付くことを防ぐことができる。
【００１８】
図２は第２実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造の要部を示す側面図である。
【００１９】
この第２実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造は、図２に示すように、下側が略円弧状である断面略Ｕ字形に形成された繊維布６Ａを搬送用ローラ５の下側外周面全域と左右両側外周面に接触するようにした
従って、この第２実施形態によれば、繊維布６Ａの下側が略円弧状である断面略Ｕ字形に形成されているから、搬送用ローラ５の下側外周面全域と左右両側外周面に繊維布６Ａが接触することになり、搬送用ローラ５と繊維布６Ａの接触面積が大きく、より一層搬送用ローラ５の外周面の塵や埃を効果的に取り除くことができる。
【００２０】
尚、上記実施形態では、繊維布について説明したが、繊維布の他に不織布等も適用することができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【００２１】
【図１】本発明の第１実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造を示し、（ａ）はそのディスク装置の全体構造を示す概略平面図、（ｂ）はその要部の拡大斜視図である。
【図２】第２実施形態のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造の要部を示す側面図である。
【図３】従来の画像形成装置を示し、（ａ）はその作像部付近を制御系と共に示す概略構成図、（ｂ）はその帯電ローラとクリーニングパッドとが接触している状態を示す概略断面図である。
【図４】従来のディスク再生／記録装置の部分背面図である。
【図５】従来のクリーニング機構付きディスク装置の内部構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
【００２２】
Ｄ ディスク
１ ディスク装置
２ シャーシ
３ ターンテーブル
４ 光ピックアップ
５ 搬送用ローラ
６ 繊維布
６Ａ 繊維布
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ディスク装置内にディスクを搬入搬出する搬送用ローラをクリーニングして、この搬送用ローラから前記ディスクのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造において、前記搬送用ローラの下側外周面と左右両側外周面に接触する断面略コ字形の繊維布を前記搬送用ローラに近接して設置し、この繊維布によって前記搬送用ローラに付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃が前記ディスクのデータ面に付着しないようしたことを特徴とするディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造。
【請求項２】
ディスク装置内にディスクを搬入搬出する搬送用ローラをクリーニングして、この搬送用ローラから前記ディスクのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造において、前記搬送用ローラの少なくとも下側外周面と左右両側外周面に接触する布を前記搬送用ローラに近接して配置し、この布によって前記搬送用ローラに付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃が前記ディスクのデータ面に付着しないようにしたことを特徴とするディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造。
【請求項３】
前記布は、下側が略円弧状である断面略Ｕ字形に形成され、前記搬送用ローラの下側外周面全域と左右両側外周面に接触するようにした請求項２に記載のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造。
【請求項１】
ディスク装置内にディスクを搬入搬出する搬送用ローラをクリーニングして、この搬送用ローラから前記ディスクのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造において、前記搬送用ローラの下側外周面と左右両側外周面に接触する断面略コ字形の繊維布を前記搬送用ローラに近接して設置し、この繊維布によって前記搬送用ローラに付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃が前記ディスクのデータ面に付着しないようしたことを特徴とするディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造。
【請求項２】
ディスク装置内にディスクを搬入搬出する搬送用ローラをクリーニングして、この搬送用ローラから前記ディスクのデータ面に塵や埃が付着しないようにしたディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造において、前記搬送用ローラの少なくとも下側外周面と左右両側外周面に接触する布を前記搬送用ローラに近接して配置し、この布によって前記搬送用ローラに付着している塵や埃を取り除いてこれらの塵や埃が前記ディスクのデータ面に付着しないようにしたことを特徴とするディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造。
【請求項３】
前記布は、下側が略円弧状である断面略Ｕ字形に形成され、前記搬送用ローラの下側外周面全域と左右両側外周面に接触するようにした請求項２に記載のディスク装置における搬送用ローラのクリーニング構造。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開２００７−２４２０７３（Ｐ２００７−２４２０７３Ａ）
【公開日】平成１９年９月２０日（２００７．９．２０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−５８８８８（Ｐ２００６−５８８８８）
【出願日】平成１８年３月６日（２００６．３．６）
【出願人】（０００２０１１１３）船井電機株式会社 (7,855)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年９月２０日（２００７．９．２０）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年３月６日（２００６．３．６）
【出願人】（０００２０１１１３）船井電機株式会社 (7,855)
【Ｆターム（参考）】
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