説明

ディスプレイ装置及びそのディスプレイ方法

【課題】本発明は、上述の問題を解決するために案出されたものであり、ディスプレイ装置とディスプレイ装置に接続されることのできる外部機器との接続関係をディスプレイできるディスプレイ装置及びそのディスプレイ方法を提供する。
【解決手段】ディスプレイ装置が開示される。ディスプレイ装置は、ディスプレイ装置を示す第1グラフィック、外部機器を示す第2グラフィック及びディスプレイ装置と外部機器との間の接続状態を示す第3グラフィックをディスプレイするディスプレイ部と、ディスプレイ装置に少なくとも1つ以上の外部機器が装着されると、第3グラフィックを変化させるようにディスプレイ部を制御する制御部とを含む。これにより、ディスプレイ装置に接続されることのできる外部機器とディスプレイ装置との接続状態をディスプレイ部で明確に確認することができ、ユーザの便宜を図ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はディスプレイ装置及びそのディスプレイ方法に関し、より詳細にはディスプレイ装置に装着される外部機器の接続状態をディスプレイできるディスプレイ装置及びディスプレイ方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電子技術の発展により、現在多くの機器をTVのようなディスプレイ装置に接続して使うことができるようになった。
【0003】
特に、VCR(Video Cassette Recorder)、BDP(Blue ray Disk Player)及びDVDプレイヤー等のようなAV機器は、イーサネット(登録商標)、MoCA(multimedia over Coax Alliance)、HDMI等のような多様なインターフェースを持つことができる。これにより、ユーザが新たに購入したAV機器をディスプレイ装置と接続するのが困難だった。
【0004】
なお、ユーザが新たに購入したAV機器のインターフェースを既に知っているか、1つの統合インターフェースが存在し、ディスプレイ装置とAV機器を接続したとしても、このような接続が正常にできているか否かを直観的に知る方法がなく、不便だった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】日本特開平9−154077号公報
【特許文献2】韓国特開10−0765789号公報
【特許文献3】韓国特開10−0331832号公報
【特許文献4】日本特開平5−161084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述の問題を解決するために案出されたものであり、ディスプレイ装置とディスプレイ装置に接続されることのできる外部機器との接続関係をディスプレイできるディスプレイ装置及びそのディスプレイ方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施例に係るディスプレイ装置は、ディスプレイ装置を示す第1グラフィック、外部機器を示す第2グラフィック及び前記ディスプレイ装置と外部機器との間の接続状態を示す第3グラフィックをディスプレイするディスプレイ部及び前記ディスプレイ装置に少なくとも1つ以上の外部機器が装着されると、前記第3グラフィックを変化させるように前記ディスプレイ部を制御する制御部を含む。
【0008】
この場合、前記ディスプレイ部は、前記ディスプレイ装置と前記外部機器とが接続されているか否かの状態を示すメッセージをディスプレイすることができる。
【0009】
なお、前記ディスプレイ部は、前記外部機器の名称及びモデル名を示すメッセージをディスプレイすることができる。
【0010】
更に、前記ディスプレイ部は、前記ディスプレイ装置の名称及びモデル名を示すメッセージをディスプレイすることができる。
【0011】
ここで、前記制御部は、前記ディスプレイ装置に前記外部機器が装着されると、前記第3グラフィックが前記第1グラフィックと前記第2グラフィックとを連結する波線でディスプレイされ、接続中の状態を示すメッセージが前記第3グラフィックの一側にディスプレイされるように前記ディスプレイ部を制御することができる。
【0012】
なお、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできるか否かを判断する判断部を更に含むことができる。
【0013】
ここで、前記制御部は、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできると判断されると、前記第3グラフィックが前記第1グラフィックと前記第2グラフィックとを連結する実線でディスプレイされ、接続済みの状態を示すメッセージが前記第3グラフィックの一側にディスプレイされるように、前記ディスプレイ部を制御することができる。
【0014】
なお、前記制御部は、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできないと判断されると、前記第1グラフィック及び前記第2グラフィックを接続する第3グラフィックに予め設定された形のイメージがオーバーラップされてディスプレイされたり、前記第3グラフィックがディスプレイされずに前記第2グラフィックに前記予め設定された形のイメージがディスプレイされるように前記ディスプレイ部を制御することができる。
【0015】
更に、前記制御部は、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできると判断されると、前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つがディスプレイされるようにディスプレイ部を制御することができる。
【0016】
ここで、前記第3グラフィックは、前記ディスプレイ装置の接続ポートを示す第1ポートグラフィック及び前記外部機器の接続ポートを示す第2ポートグラフィックを含み、前記制御部は、前記外部機器が前記ディスプレイ装置に正常に装着されなかった場合、前記第2ポートグラフィックを拡大させたり点滅させるように前記ディスプレイ部を制御することができる。
【0017】
なお、前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つが入力される入力部を更に含み、前記制御部は、前記ディスプレイ装置が外部接続素子を介して前記外部機器と接続される場合、前記外部接続素子と接続された外部機器を示す第3グラフィックがディスプレイされ、前記入力部で入力された前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つがディスプレイされるように前記ディスプレイ部を制御することができる。
【0018】
ここで、前記制御部は、前記少なくとも1つ以上の外部機器が前記ディスプレイ装置に接続され、前記外部機器のうち少なくとも1つが実行されると、前記第1グラフィック及び前記実行された外部機器に対応される前記第2グラフィックがハイライトされるように前記ディスプレイ部を制御することができる。
【0019】
一方、本発明の一実施例に係るディスプレイ装置のディスプレイ方法は、ディスプレイ装置に少なくとも1つ以上の外部機器が装着されると、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできるか否かを判断するステップ及び前記判断に応じて、前記ディスプレイ装置、前記外部機器及び前記ディスプレイ装置と前記外部機器との間の接続状態をディスプレイするステップを含む。
【0020】
ここで、前記ディスプレイするステップは、前記ディスプレイ装置を示す第1グラフィック、前記外部機器を示す第2グラフィック及び前記ディスプレイ装置と前記外部機器との間の接続状態を示す第3グラフィックのうち、少なくとも1つをディスプレイすることができる。
【0021】
なお、前記ディスプレイ装置に前記外部機器が装着されると、前記第3グラフィックを前記第1グラフィックと前記第2グラフィックとを連結する波線でディスプレイし、接続中の状態を示すメッセージを前記第3グラフィックの一側にディスプレイするステップを更に含むことができる。
【0022】
ここで、前記ディスプレイするステップは、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできると判断されると、前記第3グラフィックを前記第1グラフィックと前記第2グラフィックとを連結する実線でディスプレイし、接続済みの状態を示すメッセージを前記第3グラフィックの一側にディスプレイすることができる。
【0023】
なお、前記ディスプレイするステップは、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできないと判断されると、前記第1グラフィック及び前記第2グラフィックを接続する第3グラフィックに予め設定された形のイメージをオーバーラップさせてディスプレイしたり、前記第3グラフィックをディスプレイせずに前記第2グラフィックに前記予め設定された形のイメージをディスプレイすることができる。
【0024】
更に、前記ディスプレイするステップは、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできると判断されると、前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つをディスプレイすることができる。
【0025】
ここで、前記第3グラフィックは、前記ディスプレイ装置の接続ポートを示す第1ポートグラフィック及び前記外部機器の接続ポートを示す第2ポートグラフィックを含み、前記ディスプレイするステップは、前記外部機器が前記ディスプレイ装置に正常に接続されなかったため、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできないと判断されると、前記第2ポートグラフィックを拡大させたり点滅させることができる。
【0026】
なお、外部機器の種類及びモデル名が入力されるステップを更に含み、前記ディスプレイするステップは、前記ディスプレイ装置が外部接続素子を介して前記外部機器と接続される場合、前記外部接続素子と接続された外部機器を示す第3グラフィックをディスプレイし、前記入力された前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つをディスプレイすることができる。
【0027】
更に、前記少なくとも1つ以上の外部機器が前記ディスプレイ装置に接続されて前記外部機器のうち、少なくとも1つが実行されると、前記第1グラフィック及び前記実行された外部機器に対応される前記第2グラフィックをハイライトさせてディスプレイするステップを更に含むことができる。
【0028】
なお、前記第2グラフィックを選択するための信号が入力されるステップ及び前記第2グラフィックが選択されると、前記選択された第2グラフィックに対応される外部機器を実行するための制御信号を前記外部機器に転送するステップを更に含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るディスプレイ装置を示す図である。
【図2】図2は、図1のディスプレイ装置をより具体的に示すための図である。
【図3】図3は、ディスプレイ部の多様な例を示す図である。
【図4】図4は、ディスプレイ部の多様な例を示す図である。
【図5】図5は、ディスプレイ部の多様な例を示す図である。
【図6】図6は、ディスプレイ部の多様な例を示す図である。
【図7】図7は、ディスプレイ部の多様な例を示す図である。
【図8】図8は、ディスプレイ部の多様な例を示す図である。
【図9】図9は、本発明の一実施例に係るディスプレイ装置のディスプレイ方法を示すフローチャートである。
【図10】図10は、図9のディスプレイ装置のディスプレイ方法をより具体的に示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、図面を参照して本発明の多様な実施例についてより具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るディスプレイ装置を示す図である。図1を参照すれば、ディスプレイ装置はディスプレイ部110及び制御部120を含む。
【0031】
ディスプレイ部110はディスプレイ装置100を示す第1グラフィック、外部機器を示す第2グラフィック及びディスプレイ装置100と外部機器200との間の接続状態を示す第3グラフィックをディスプレイすることができる。ここで、接続状態は、接続中の状態、接続済みの状態、接続不可の状態、不完全接続の状態等多様な状態になることができる。
【0032】
なお、ディスプレイ部110は、ディスプレイ装置100と外部機器とが接続されているか否かの状態を示すメッセージをディスプレイすることができる。なお、ディスプレイ部110は、外部機器の名称及びモデル名をディスプレイすることができる。更に、ディスプレイ部110はディスプレイ装置100の名称及びモデル名を示すメッセージを追加ディスプレイすることもできる。又は、ディスプレイ装置と外部機器のうち何れか1つの名称とモデル名のみがディスプレイされることができ、名称とモデル名のうち何れか1つのみがディスプレイされることもできる。
【0033】
ディスプレイ部110は、外部機器がディスプレイ装置に装着されると、自動的にポップアップウィンドウ又はOSD(On Screen Display)ウィンドウで活性化されることができ、ユーザの選択によって活性化されることもできる。
【0034】
制御部120は、ディスプレイ装置100に少なくとも1つ以上の外部機器が装着されると、第3グラフィックを変化させるようにディスプレイ部110を制御することができる。
【0035】
これにより、ディスプレイ装置100に接続されることのできる外部機器とディスプレイ装置100との接続状態をディスプレイ部110で明確に確認することができ、その結果ユーザの便宜を図ることができる。
【0036】
ここで、ディスプレイ装置100はTVであることが望ましいが、コンピュータのモニター等でも良い。なお、外部機器はAV機器であることが望ましいが、ディスプレイ装置100に接続して使える多様な形の機器でも良い。なお、第1グラフィック乃至第3グラフィックは絵又は図形で表示されることのできるイメージでも良いし、メッセージは文字で表示されることのできるイメージでも良い。更に、グラフィック又はメッセージは動画像(DI:Dynamic Image)でも良い。
【0037】
図2は、図1のディスプレイ装置をより具体的に示すための図である。図2を参照すれば、ディスプレイ装置100は外部機器200と接続されることができる。ディスプレイ装置100は、ディスプレイ部110及び制御部120の以外に、判断部130、入力部140、ネットワークインターフェース部150及び出力部160を更に含むことができる。
【0038】
判断部130は、外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできるか否かを判断することができる。一般的に、判断部130はディスプレイ装置100に少なくとも1つ以上の外部機器200が装着されるとディスプレイ装置100と外部機器200との間に予め設定された認証プロトコルに従って認証キーの値を交換することで、外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできるか否かを判断することができる。なお、ディスプレイ装置100に少なくとも1つ以上の外部機器200が装着されると、判断部130は自動的に行われ、外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできると判断されると、装着された外部機器200の種類及びモデル名等の外部機器200の情報がディスプレイ装置100に伝達されることができる。この場合、制御部120は外部機器200の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つが自動的にディスプレイされるようにディスプレイ部110を制御することができる。
【0039】
入力部140には、外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つが入力されることができる。具体的に、入力部140はTVのリモートコントローラ又はPCのマウス等で実現されることができる。
【0040】
ネットワークインターフェース部150は、ポート、端子、コネクタ等でも良いし、複数個のインターフェースで実現されたり、1つの統合インターフェースで実現されることができる。
【0041】
出力部160はスピーカ等で実現されることができ、ディスプレイ部110のグラフィック又はメッセージを音声で出力することができる。
【0042】
なお、ディスプレイ装置100は保存部(図示せず)を更に含むことができ、保存部(図示せず)はディスプレイ装置で実行されることのできる外部機器の種類及びモデル名、認証プロトコル等が予め保存されることができる。
【0043】
一方、外部機器200は第1乃至第n外部機器のように、少なくとも1つ以上の外部機器でも良いし、ディスプレイ装置100のネットワークインターフェース部150を介してディスプレイ装置100に装着されることができる。無論、外部機器200もネットワークインターフェース部(図示せず)を備えることができる。
【0044】
図3乃至図8は、ディスプレイ部の多様な例を示す図である。
図3を参照すれば、ディスプレイ部110は、接続中の状態をディスプレイすることができ、ディスプレイ装置100を示す第1グラフィック310、外部機器200を示す第2グラフィック320及び第1グラフィックと第2グラフィックとの接続状態を示す第3グラフィック330を含む。外部機器200がディスプレイ装置100に装着されると、制御部120は第3グラフィック330が第1グラフィック310と第2グラフィック320とを連結する波線でディスプレイされ、接続中の状態を示すメッセージ340(Connecting)が第3グラフィック330の一側にディスプレイされるようにディスプレイ部110を制御することができる。無論、制御部120は接続中の状態を示すメッセージなしに接続中の状態を示すグラフィックのみがディスプレイされるように、ディスプレイ部110を制御することもできる。なお、判断部130は、ディスプレイ部110のディスプレイ動作と共に、外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできるか否かを判断することができる。
【0045】
図4を参照すれば、ディスプレイ部110は接続済みの状態をディスプレイすることができる。制御部120は、判断部130の認証過程を通じて外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできると判断されると、第3グラフィック430が第1グラフィック410と第2グラフィック420とを連結する実線でディスプレイされ、接続済みの状態を示すメッセージ440(Connected)が第3グラフィック430の一側にディスプレイされるようにディスプレイ部110を制御することができる。無論、制御部120は接続済みの状態を示すメッセージなしに接続中の状態を示すグラフィックのみがディスプレイされるように、ディスプレイ部110を制御することもできる。なお、判断部130でディスプレイ装置100及び外部機器200間の情報交換が成されるため、制御部120は外部機器200の種類460及びディスプレイ装置100のモデル名450及び外部機器のモデル名455がディスプレイされるように、ディスプレイ部110を制御することができる。
【0046】
図5を参照すれば、ディスプレイ部110は接続不可の状態をディスプレイすることができる。制御部120は判断部130の認証過程を通じて外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできないと判断されると、第3グラフィック530がディスプレイされず、第2グラフィック520に予め設定された形のイメージ540がディスプレイされるように、ディスプレイ部110を制御することができる。無論、制御部120は予め設定された形のイメージ540なしに第3グラフィック530がディスプレイされないように、制御することもできる。又は、制御部120は、第3グラフィック530が波線又は実線でディスプレイされ、予め設定された形のイメージ540、一例としては「Xマーク」が第3グラフィック530にオーバーラップされてディスプレイされるようにディスプレイ部110を制御することもできる。
【0047】
図6を参照すれば、ディスプレイ部110は、不完全接続の状態をディスプレイすることができる。ここで、不完全接続の状態とは、ディスプレイ装置100のネットワークインターフェース部150と外部機器200のネットワークインターフェース部(図示せず)が相互に完全に接続されず、ディスプレイ装置100及び外部機器200の各々のネットワークインターフェースの特定のピンでは信号が伝達されることのできない状態を指すことができる。図6を参照すれば、第3グラフィック630は第1グラフィック610に接続されてディスプレイ装置100のネットワークインターフェース部150を示す第1ポートグラフィック633、接続ライングラフィック635、外部機器のネットワークインターフェース部(図示せず)を示す第2ポートグラフィック637を含むことができる。この場合、制御部120は、外部機器200がディスプレイ装置100に正常に装着されなかった場合、第2ポートグラフィック637を拡大させたり点滅させるように、ディスプレイ部110を制御することができる。
【0048】
図7を参照すれば、ディスプレイ部110はディスプレイ装置100に少なくとも1つ以上の外部機器200が接続され、接続素子(図示せず)を介して外部機器200がディスプレイ装置100に接続される一例がディスプレイされることができる。第2グラフィック720に対応される外部機器200は、ディスプレイ装置100で実行されることができるが、第2グラフィック750、755に対応される外部機器200はディスプレイ装置100で実行されることはできない。これにより、第2グラフィック750、755に対応される外部機器200は接続素子(図示せず)を介してディスプレイ装置100と接続されることができる。接続素子(図示せず)はジェンダー(gender)等で実現されることができる。
【0049】
制御部120は、ディスプレイ装置100が外部接続素子(図示せず)を介して外部機器200と接続される場合、外部接続素子(図示せず)と接続された外部機器200を示す第2グラフィック750、755がディスプレイされ、入力部140で入力された外部機器200の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つがディスプレイされるようにディスプレイ部110を制御することができる。この場合、外部接続素子(図示せず)とディスプレイ装置100間の第3グラフィック760が接続中の状態、接続済みの状態等のような多様な接続状態でディスプレイされることができる。
【0050】
図8を参照すれば、ディスプレイ部110は上述の多様な接続状態がディスプレイされた後に、外部機器200の動作状態をディスプレイすることもできる。無論、外部機器200がディスプレイ装置100に正常に接続された場合が前提になり得る。具体的に、制御部120は少なくとも1つ以上の外部機器200がディスプレイ装置100に接続され、外部機器200のうち少なくとも1つが実行されると、実行された外部機器200に対応される第2グラフィック825、827がハイライトされるようにディスプレイ部110を制御することができる。又は、制御部120は、少なくとも1つ以上の外部機器200がディスプレイ装置100に接続され、外部機器200のうち少なくとも1つが実行されると、第1グラフィック及び第2グラフィックのみハイライトされたり、第2グラフィック及び第3グラフィックがハイライトされたり、第1乃至第3グラフィックがハイライトされるようにディスプレイ部110を制御することもできる。
【0051】
なお、図3乃至図8のように、ディスプレイ部110で多様なディスプレイ動作と共に、外部機器200の接続状態又は動作状態を出力部160から音声で知らせることもできる。一方、上述のように、本発明の一実施例に係るディスプレイ装置100は、外部機器とディスプレイ装置を接続し、ディスプレイ画面を備えた別途のインターフェース装置で行うこともできる。
【0052】
図9は、本発明の一実施例に係るディスプレイ装置のディスプレイ方法を示すフローチャートである。図9を参照すれば、ディスプレイ装置のディスプレイ方法はディスプレイ装置100に少なくとも1つ以上の外部機器200が装着されると、外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできるか否かを判断できる(S910)。なお、このような判断に応じて、ディスプレイ装置100、外部機器200及びディスプレイ装置100と外部機器200との間の接続状態をディスプレイすることができる(S920)。
【0053】
ここで、ディスプレイするステップ(S920)は、ディスプレイ装置100を示す第1グラフィック、外部機器200を示す第2グラフィック及びディスプレイ装置100と外部機器200との間の接続状態を示す第3グラフィックのうち、少なくとも1つをディスプレイすることができる。なお、ディスプレイ装置100と外部機器200とが接続されているか否かの状態を示したり、ディスプレイ装置100及び外部機器の名称及びモデル名を示すメッセージをディスプレイすることもできる。
【0054】
ディスプレイ装置のディスプレイ方法は、ディスプレイ装置100に外部機器200が装着されると、第3グラフィックを第1グラフィックと第2グラフィックとを連結する波線でディスプレイし、接続中の状態を示すメッセージを第3グラフィックの一側にディスプレイするステップ(図示せず)を更に含むことができる。このようなディスプレイするステップ(図示せず)は、ステップS910で上述の判断動作と共に行われることもでき、ステップS910の以後に行われることもできる。
【0055】
図10は、図9のディスプレイ装置のディスプレイ方法をより具体的に示すフローチャートである。図10を参照すれば、ディスプレイ装置のディスプレイ方法は、ディスプレイ装置100に少なくとも1つ以上の外部機器200が装着されると、外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできるか否かを判断することができる(S1010)。その後、外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできると判断されると(S1010−Y)、第3グラフィックを第1グラフィックと第2グラフィックとを連結する実線でディスプレイし、接続済みの状態を示すメッセージを第3グラフィックの一側にディスプレイすることができる(S1020)。
【0056】
これに対し、外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできないと判断されると(S1010−N)、第1グラフィック及び第2グラフィックとを接続する第3グラフィックに予め設定された形のイメージがオーバーラップされてディスプレイされたり、第3グラフィックをディスプレイせずに第2グラフィックに予め設定された形のイメージをディスプレイすることができる(S1030)。なお、外部機器200がディスプレイ装置100に正常に接続されなかったため、外部機器200から入力されるデータをディスプレイ装置100がディスプレイできないと判断されると(S1010−N)、第2ポートグラフィックを拡大させたり点滅させて、ディスプレイすることができる。
【0057】
なお、ディスプレイ装置のディスプレイ方法は、外部機器200の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つが入力されるステップ(図示せず)を更に含むことができる。この場合、ディスプレイ装置100が外部接続素子(図示せず)を介して外部機器200と接続される場合、外部接続素子(図示せず)と接続された外部機器200を示す第3グラフィックをディスプレイし、入力された外部機器200の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つをディスプレイすることもできる。
【0058】
更に、ディスプレイ装置のディスプレイ方法は、少なくとも1つ以上の外部機器200がディスプレイ装置100に接続され、外部機器200のうち少なくとも1つが実行されると、実行された外部機器200に対応される第2グラフィックをハイライトさせてディスプレイすることができる。なお、第1グラフィック及び第2グラフィックのみハイライトさせたり、第2グラフィック及び第3グラフィックをハイライトさせたり、第1グラフィック乃至第3グラフィックをハイライトさせてディスプレイすることもできる。ひいて、ディスプレイ装置のディスプレイ方法は、第2グラフィックを選択するための信号が入力されて、更に第2グラフィックが選択されると、選択された第2グラフィックに対応される外部機器を実行するための制御信号を外部機器に転送することができる。
【0059】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0060】
110 ディスプレイ部
120 制御部
130 判断部
140 入力部
150 ネットワークインターフェース部
160 出力部
200 第1外部機器、第2外部機器、第n外部機器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイ装置を示す第1グラフィック、外部機器を示す第2グラフィック及び前記ディスプレイ装置と外部機器との間の接続状態を示す第3グラフィックをディスプレイするディスプレイ部と、
前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできるか否かを判断する判断部と、
前記ディスプレイ装置に少なくとも1つ以上の外部機器が装着されると、前記第3グラフィックを変化させるように前記ディスプレイ部を制御する制御部と、
を含むディスプレイ装置。
【請求項2】
前記ディスプレイ部は、前記ディスプレイ装置と前記外部機器とが接続されているか否かの状態を示すメッセージ、前記外部機器の名称及びモデル名を示すメッセージ及び前記ディスプレイ装置の名称及びモデル名を示すメッセージのうち、少なくとも1つをディスプレイすることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記ディスプレイ装置に前記外部機器が装着されると、前記第3グラフィックが前記第1グラフィックと前記第2グラフィックとを連結する波線でディスプレイされ、接続中の状態を示すメッセージが前記第3グラフィックの一側にディスプレイされるように、前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできると判断されると、前記第3グラフィックが前記第1グラフィックと前記第2グラフィックとを連結する実線でディスプレイされ、接続済みの状態を示すメッセージが前記第3グラフィックの一側にディスプレイされるように、前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできると判断されると、前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つがディスプレイされるように、前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
前記第3グラフィックは、前記ディスプレイ装置の接続ポートを示す第1ポートグラフィック及び前記外部機器の接続ポートを示す第2ポートグラフィックを含み、
前記制御部は、前記外部機器が前記ディスプレイ装置に正常に装着されなかった場合、前記第2ポートグラフィックを拡大させたり点滅させるように、前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つが入力される入力部を更に含み、
前記制御部は、前記ディスプレイ装置が外部接続素子を介して前記外部機器と接続される場合、前記入力部で入力された前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つがディスプレイされるように前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
ディスプレイ装置に少なくとも1つ以上の外部機器が装着されると、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできるか否かを判断するステップと、
前記判断に応じて、前記ディスプレイ装置、前記外部機器及び前記ディスプレイ装置と前記外部機器との間の接続状態をディスプレイするステップと、
を含むディスプレイ装置のディスプレイ方法。
【請求項9】
前記ディスプレイするステップは、前記ディスプレイ装置を示す第1グラフィック、前記外部機器を示す第2グラフィック及び前記ディスプレイ装置と前記外部機器との間の接続状態を示す第3グラフィックのうち、少なくとも1つをディスプレイすることを特徴とする請求項8に記載のディスプレイ装置のディスプレイ方法。
【請求項10】
前記ディスプレイ装置に前記外部機器が装着されると、前記第3グラフィックを前記第1グラフィックと前記第2グラフィックとを連結する波線でディスプレイし、接続中の状態を示すメッセージを前記第3グラフィックの一側にディスプレイするステップを更に含むことを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ装置のディスプレイ方法。
【請求項11】
前記ディスプレイするステップは、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできると判断されると、前記第3グラフィックを前記第1グラフィックと前記第2グラフィックとを連結する実線でディスプレイし、接続済みの状態を示すメッセージを前記第3グラフィックの一側にディスプレイすることを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ装置のディスプレイ方法。
【請求項12】
前記ディスプレイするステップは、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできないと判断されると、前記第1グラフィック及び前記第2グラフィックを接続する第3グラフィックに予め設定された形のイメージをオーバーラップさせてディスプレイしたり、前記第3グラフィックをディスプレイせずに前記第2グラフィックに前記予め設定された形のイメージをディスプレイすることを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ装置のディスプレイ方法。
【請求項13】
前記ディスプレイするステップは、前記外部機器から入力されるデータを前記ディスプレイ装置がディスプレイできると判断されると、前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つをディスプレイすることを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ装置のディスプレイ方法。
【請求項14】
前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つが入力されるステップを更に含み、
前記ディスプレイするステップは、前記ディスプレイ装置が外部接続素子を介して前記外部機器と接続される場合、前記入力された前記外部機器の種類及びモデル名のうち、少なくとも1つをディスプレイすることを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ装置のディスプレイ方法。
【請求項15】
前記少なくとも1つ以上の外部機器が前記ディスプレイ装置に接続され、前記外部機器のうち少なくとも1つが実行されると、前記実行された外部機器に対応される前記第2グラフィックをハイライトさせてディスプレイするステップを更に含むことを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ装置のディスプレイ方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−2836(P2011−2836A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−137414(P2010−137414)
【出願日】平成22年6月16日(2010.6.16)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】SAMSUNG ELECTRONICS CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do 442−742(KR)
【Fターム(参考)】